105 Ww―Chu・Ni/Subjection―wW
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[扉の向こうにまで気を回している余裕はない。携帯がなければ自分はただの人間だ。
階段を転げ落ちるようにして降りる。天井の上で――バリバリという音が響いた]
わかってるじゃねえか……
[扉を閉める前に聞こえた高崎>>114の言葉。 そう呟く間に、頭上に凄まじい轟音と閃光が響き渡った。
それは、ホリー・クレイドルの神鳴にも遜色ない規模で。]
(117) 2012/11/11(Sun) 00時半頃
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ぐっ!!
[物凄い音と振動に、身を伏せ、階段の手すりを掴んでじっと耐える。
やがて――それが収まった頃、手をついて、再び階段を上がり、屋上に顔を出した。妙に消耗している気がする]
さっきの風のせいか…?
[外に出れば、ホリーの姿が見えた]
(122) 2012/11/11(Sun) 01時頃
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《当該区域内、該当脅威を排除に成功》
[通話の向こうから、いつもと変わらぬ声が響く]
…わかってる。一旦接続を切る。
[今は、その声が何となく疎ましかった]
《承諾しました、今後とも世界により良い選択を――》
[その言葉と共に、通話は途切れる]
(126) 2012/11/11(Sun) 01時頃
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……天国とか。 まるで死ぬみたいな事、言うなよな……
[ぼそりと呟いた。まさか、と思いつつもホリーに向けて]
(127) 2012/11/11(Sun) 01時頃
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