283 突然キャラソンを歌い出す村2
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/* 今思ったけど I'll Seek youなんじゃないか(英語力)
(-259) 2018/09/11(Tue) 16時頃
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――裏山――
[花咲の声がして、最初に思ったのは、ああこれで大丈夫だという安心感。 情けないだろうか。けれど、付き合いの長い相手というのは、それだけで大きな存在だと思う。 ちなみに、山というのは下から上に登っていくもので、たどり着いた時に花咲の声がしたということは、花咲が先にいて、俺達が後から来て、花咲のほうが若干上で、風は乱暴に吹いていて。
有り体に言うと見えた。正直見えた。 安心してくれ墓場まで持っていく。]
(545) 2018/09/11(Tue) 22時半頃
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で、えーと。 …………………… 何してんの。
[たっぷりと間を作ったのは、言いたいことがありすぎたせいだ。感情がごちゃまぜで言葉が出てこなかったせいだ。 楽しそうに歌い踊り笑い飛ぶ馬鹿野郎ども(何故か社長先輩もいたが、十把一絡げにさせてもらう)は、セイカの言う通り危険そうには見えない。 危険そうには見えないが、ただひたすらに異常だった。 エニシの悲痛な呼び声が聞こえる。花咲が歩み出る。]
(546) 2018/09/11(Tue) 22時半頃
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[ぱあん、と、シンイチの頬が平手で打たれた。]
(547) 2018/09/11(Tue) 22時半頃
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ようやくか。
[名前を呼ぶ声を聞く。 片方>>529は、とりあえず大丈夫そうだ。 気にかかるのはもう片方、とエニシとの距離を詰めるヨスガの方を向けば、もう一人>>504、二人>>514、追いつく姿。 ああ、そうだ今、ナツミって言っていた気が、]
……許鼓、きみ――――
[俺の目の錯覚とかじゃなければ。 その瞳は、やっぱり青く見えた*]
(548) 2018/09/11(Tue) 22時半頃
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アーサー……?
[って、ええと。許鼓が構っているっていう、あの猫か>>551。 霧の中から、声がする。叱咤の声だ。どこかで聞いた気がするのは、あの校舎裏の>>1:919。 猫だろ? 人じゃないだろ? いや、アーサーって名前は人の名前だけど、この場合は猫なんだろ? じゃあ、聞こえてくる声は誰の声で、許鼓は誰と話して――]
……何だ、その光。
[霧の奥。猫の姿は見えないが、ぼうっと青白い明かりが下の方でゆらゆら揺れていた。]
(556) 2018/09/11(Tue) 22時半頃
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/* ナツミの中の人へっていうか俺も断然ナツミの中の人なんですけどおおお!!!! 仕事爆発して 設定を活かしきれない仕事爆発して
(-319) 2018/09/11(Tue) 22時半頃
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/* しかしラッキーな感じで(半分呼んだしキャラ的に参加するやつだけど)ナツミとの邂逅をしているせいで風太との接触点ができてないよ……!!!
まあ俺はいなくなるところに最終的にいられればそれでいいのだけど
(-321) 2018/09/11(Tue) 23時頃
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/* ここからどーーーーしよ どーする
>>556 何、その光。だったなといまさら思うこの口調のむずかしさ
(-322) 2018/09/11(Tue) 23時頃
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[>>556聞けば、アーサーだよ、なんて、あっけらかんと返されたか。 いやそうじゃない。そんなことじゃない。 それは確か猫のはずで、猫は尻尾が光ったりはしなくて、夕方会った時もそんな風じゃなかった。 ただ、昼間は。昼間は光っていた。あの時は見間違いかと思ったけれども、今光っているその様子を見れば、気のせいなんかじゃなかったとわかる。]
な、んなんだ、何なんだよ君らは。
[祭囃子に巻き起こる風が、胸の奥までざわざわと揺らす気がした。 直後嬉しそうな歓声が聞こえて>>564、バラバラと何かが上から降ってきた。 どこか甘い香りがするその風がら花を運んできたとわかると同時、隣の許鼓の足元を吹き抜け――]
(568) 2018/09/11(Tue) 23時頃
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大丈夫。 墓まで持ってく。
[花咲とは違う、太くて短い悲鳴>>575。 色も柄も言わないが、いろいろと伝わる発言をした。
花吹雪と風に誘われたのか、シンイチもこちら>>561を見る。 楽しい? この状況が? どうして? いや、確かに俺は言ったんだ、事件とかトラブルとか、楽しいって。 けど、それはこんなことじゃない。こんな、わけのわからない怪異に取り込まれて、笑うなんてこと。]
(629) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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……なあ、これって、雷がやってるのか。 霧も、笛も、太鼓も、風も。さっきの花も。
楽しいのか、これが。
どうして。
[楽しげに笑うそれに、乗っかってしまえと誘う声が聞こえる。 みんなで踊ろうと。楽しく飛ぼうと。 足が疼く気がしたのは、雷の力なんだろうか。 なんとか踏ん張って、渦の中心を見た。]
(630) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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♪ Blowin' wind 嵐のような 旋風が心惑わせる 嘘だったのか? 心通じたこと こんな未来は望んじゃなかった
知ってるさ 悪気がないってことくらい だけど壊れたガラスは戻らない こんなことはしてほしくなかった
[悲しげなボーカルは、祭囃子には到底似合わない。 雷はきっと楽しいんだろう。シンイチも、たぶんヨスガも、社長先輩も。 だけどこんなこと。こんな遊び方は、楽しくない。]
(631) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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♪ Ah 現実はいつも非情でさ いいニュースなんてどこにもないけど 君とはうまくやれると思ってた
本当は話を聞きたかった 本当は分かり合いたかった
でもそのための時間は あんまり短すぎたよね
こんなカタチしかなかったのか? もっとコトバ交わせなかった?
Bye Bye Friends 方舟は乗れない
(633) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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って、おい! 行くのかよ!!
[シンイチが変だと聞いてきたと思っていた許鼓が、ノータイムで風に突っ込んでいく>>641。 いやそれもっと見えるだろ、じゃなくて。 人に見えないものが見えて? 殴れる? ならあの風太を一発殴ってほしいものだというのに!]
ああ、もう!
[ミイラ取りがミイラになってるなよ、という勢いで、俺も風に突っ込んでいくことにした。 あわよくばこの祭囃子を止めるつもりで飛び込んだが、まだバランスを取るのに慣れない身体は、風に遊ばれる一方。]
(656) 2018/09/12(Wed) 00時半頃
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[空を飛んでから向こう、真堂先輩の身体が青く光って見える>>645。 きらきらと、きらきらと、光の粒を舞い降らせている。 猫の尻尾も先輩も、それから許鼓の目もみんな、何が起きてんだ?
それに、なんで今になって――]
もしかして、
[その光が見えた時、必ず近くに許鼓ナツミがいる。 彼女の目は、見えないものを見るらしいけど、まさか。 ちらり、許鼓の方を見やるが、当然答えは見えない。]
(657) 2018/09/12(Wed) 01時頃
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そりゃ、来るよ。 あんな、何見てんのかわかんない顔で、突然走り出して、訳わかんない。
大丈夫は、こっちのセリフ。
[そう言いながら、風に巻かれてバランスを崩す。 今ここにいる間だけは、俺のほうが大丈夫じゃない。]
するに決まってんだろ。 なあ、もうやめよう、こんなの。
[説得は効くんだろうか。縋るようにシンイチの腕に掴まりながら、ばつが悪そうな表情>>664を見た。 そうやって悪気があるなら、まだ遅くないと思えた。のに。 どこか楽しそうな顔が、ぐさりと胸の奥に刺さって、俺の眉が八の字に下がる。]
(676) 2018/09/12(Wed) 01時半頃
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そりゃ大丈夫そうだし、五体満足に見えるけど、どこもおかしくなくない時点でおかしいんだよ。
[>>682腕につかまってる時点で何の威力もない説教だけど、言わずにはいられない。 なんで、どうしてなんだ。雷は悪いやつじゃないと思う。 人間じゃないんなら、人間のやり方を教えてやれば、普通に共存だって出来ると思う。 だけど、俺には、雷はそのレールを外れてしまったように見えた。]
楽しく、ないだろ、こんなの。
[笛の音、太鼓、音だけ聞けば陽気な祭囃子。 だけど、その音につられて夜通し踊りたがるほど、心を解き放つことはできない。 目を覚まさなければと、思っているから。]
(693) 2018/09/12(Wed) 02時頃
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っ……
[>>701並べられる言葉の数々は、だめ、と否定できる要素が見つからなかった。 友達がいて、歌って、踊って、にぎやかで(後方2つは俺的にはそれほど重要じゃないけど)嫌なことを忘れられる。 それがだめ、なんて、そんなはずはない。 だけどだめなんだ。]
そんなの……偽物だろ。 今楽しいだけで、いいのかよ。 君が楽しければ、他がどうでも、いいのかよ。
[ああ、責め立てたいわけじゃない。 雷だって別に悪者にしたいわけじゃない。 だけどこんなの、こんなの、認めたくなんてない。]
(713) 2018/09/12(Wed) 02時半頃
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