182 【身内】白粉花の村
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……ッ、もう一度、言ってみろよ。
[その後に続けられた言葉に、冷静ぶっていた頭にかっと血が上る。 耳が熱くなるのも自覚はしたけれど、そんなことに裂けるような思考の余裕なんて、一気に吹き飛ばされた。
もう一度なんて聞きたくない。よりにもよってその対象から、事実を突きつけられたくなんてない。]
立ってられない?…僕が? ひとりで居られないのはおまえだろ…!?
[伏せていた目を見開いて、目線より下にある弟の胸倉を掴み上げる。 まともに取り合ってはいけないと、理解っている。理解っていても、そうせずにはいられない。
掴んだ手に力を込めて、未だ健康とは言い難い身体を、衝動のままに押し遣って。 大した抵抗がなければ、自分よりも小さい子供の身体をシンクへと叩きつけるのは容易だっただろう。]
(46) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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ッ……、
[ぎりぎりと容赦なく締め上げてくる手>>50に、忌々しげに顔を顰めた。 ぐっと口端を歪めながら、緩く首を振る。そんなことでこの手が離れる訳がないとは、理解っていたけれど。
睨め上げてくる目線をそのまま受け止めて、睨み返す。ここで逸らしたら負けのような気がして。 ――弟相手にいったい何を張り合っているのか。そんな理性的な声は、とうに何処かへ行ってしまった。]
…っンの、…、 調子に乗るなよ…っ、
[胸倉を掴んだ手を力任せに押し付けながら、尚も緩まない手の力>>51に、自然と掠れた声で毒吐く。 気道とともに言葉まで圧迫してくるその手首を、空いた左手で掴んで爪を立てた。あわよくば今度こそは引き剥がそうと思うけれど、無意識で加減される手の力は、それには至らなかったかもしれない。]
(57) 2014/07/03(Thu) 02時頃
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ッぐ、!、――……っは、くそ、 おまえだって一緒じゃないか、!
[腹に叩き込まれた膝に、口内に留まった空気を一気に吐き出して。抑制された呼吸の中、幾度か噎せ込む。
――図星をつかれてキレている、と。 ――それならおまえは何だ。
言葉で敵わない時はいつだって暴力に逃げるんだろ、と。吐き捨てた言葉は、あまりに説得力に欠けた。 柄にもなく荒げた声のせいか、喉を詰める手のひらのせいか。思うようにならない現状に舌を打つ。 その手を引き剥がそうとするのは諦めて、離した手を一度握りかけて。結局それは弟に向けられることなく、代わりに同じく、その喉を掴んだ。]
(58) 2014/07/03(Thu) 02時頃
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――そうだよ、 おまえは昔からずっと、僕よりずっと!…可哀想だった。
可哀想なものを可哀想だって言って、何が悪い…!
[包帯の上から爪を立てながら、その動作が弟の反復だと思い至ることはない。 そこまで吐き出してしまえば、ぐ、と表情を歪めて目を伏せた。ぎりりと奥歯を噛みながら、震えた息を吐き出す。]
………、僕より哀れで。 僕より劣っていて、僕より愛されない、 そんなおまえを、愛してるんだから。
[ひゅ、と音を鳴らした喉から吐き捨てるその感情は、正しい意味のそれでもなければ、きっと肉親に向ける親愛のそれでもない。 呼吸を制限する手のひらに甘えて、途切れがちの声で呟いて。 胸倉を掴み上げていた手は自然と緩んで、代わりに乱れた襟口を、ぐしゃりと握った。]
(59) 2014/07/03(Thu) 02時頃
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/* 三喉なるのものすごく恥ずかしいからなんかもう、もう、もうやだはずかしいつらい。。くずい。。。くずいよお。。。
(-87) 2014/07/03(Thu) 02時頃
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/* クシャレディに割り込むのもいたたまれねーよお!!!!!!
(-88) 2014/07/03(Thu) 02時頃
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カルテ? …なんですかそれ。
もういいですそんなの。 それどころじゃあないんです、僕は。
(-89) 2014/07/03(Thu) 02時頃
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/* クシャレティちゃんかわいいしマリーちゃんもかわいいしネルくんもかわいいから地上がかわいいの宝庫でどうしよう
(-92) 2014/07/03(Thu) 02時半頃
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