226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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/* あっあかん村建ての〆の文考えてない! ま、ま、まって
(-122) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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……そうだね、ここにあるだけで十分だろう。 彼の代わりに、この子が種を飛ばすだろう。
スタッフ達だって、ただ咲いている花を無碍に引き抜いたりはしないだろうしね。
[灰色の青年の視線>>90につられるように、そよそよと揺れる花を見つめて答える。
もう決して外に出ることの叶わぬだろう彼の代わりに、どこかへ種を飛ばせばいいと、そんなことを思っている。]
(140) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[灰色の青年と話している間に、キルロイも中庭に出てきていたようだ。 驚いたような声>>84が聞こえて振り返る。]
……やぁ、おはよう。 キルロイは一団と背が高くなったね。
[正反対のことを言って笑う。]
あぁ、トレイルに頼まれてね。 忘れないうちに、移植しておこうと思って。 強い植物だからね、きっと殖えるよ。
[兄ちゃんの>>85、という呼び方にきっと彼らは親しかったのだろうと思う。 彼はトレイルが運ばれたことを知っているだろうか。]
(141) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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―トレイルの部屋―
[寝起きはやはり最悪だった。真冬の夜に置き去りにしてきたままだから、凍えるような体温も戻らない。 ふるり。体を震わせれば頭を振った。
おのれ自身の心ほど、儘ならないものはない。殺そうとして、でも死にたくない。剥離しかけているのか背反している。]
タルト…の、様子を見に行かなきゃ。
[節々が痛い。寒気というには生易しい凍えそうな冷気を感じる。ろくに治療を受けていない背と、擦りむけた手。 メルヤはおのれの怪我を確かめながらも、脳裏の奥に追いやった。
トレイルの部屋で、手品に使えそうなものを物色する。花を毟るわけにはさすがにいかないだろう。ティッシュで小さな花を作るのせいぜいだった。 ノートの切れ端を使っての紙吹雪も白一色ではやや味気ないが材料不足だ]
(+148) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[──そして少女は舞台を降りる>>102。
彼女は手に持っていた絵本を閉じて、持っていた便箋を手放す。 ちぎれた羽のように舞ったそれを見送って、キルロイがそれを拾い上げる姿を見る。
建物の中からばたばたと音がする。
灰色の青年がふらり少女に歩み寄る>>106。
──迎えが来たなと思いながら、この少女を が見たら悲しむだろうか、とちらり思う。 あの子を示す名前は忘れてしまったけれど、別れが嫌だと泣いていたあの子。 それとも、再会を喜ぶのだろうか。]
(142) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[青年と少女がどんな言葉を交わしたかは知れない。 ただ、少しだけ距離の近い動作に、仲はよかったのだろうか、と思うだけ。
狭い小さな世界の中、僅かでも心通わせられる相手がいたならそれは喜ぶべきことだろう──その分、別れは辛いけれど。
青年と離れ、踊るように彼女は中庭を抜けようとする。 その姿は蒼い翅をした蝶そのもので。
──だから、彼女を連れに来たスタッフ>>116達が、どこか蟻のように見えたのも仕方のないことだろう。
連れられていく少女の歌が、耳の底にしばらく残った*]
(143) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[手にしていたノートの、使われていないページで封筒を作る。その中にメルヤとナナオの部屋の場所を記した1階の見取り図を入れる。
ふと。裏表紙を捲る。
『誰が忘れてしまっても 私だけは忘れない。』
これは自分が持つべきものではなかった、気がする。あの日、シーシャはゴミと言っていたから処分するつもりだったのだろう。
今頃、彼はどうしているのか。思いも寄らない。
ただ。溢れるような繊細な想いが、胸を打つ。寒々しさが増したのは、何故だったのかはわからないままだった*]
(+149) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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── それから ──
[いくつもの鉢を運び出して、植え替え作業が終わったのは午後も遅くなってから。
何度かスタッフ達に見とがめられはしたが、逆に朽ち八丁で丸め込んで花を植える許可を事後承諾でとりつけた。
これでとある男の思い入れは、この病院の庭で長くあり続けてくれるだろう。
作業が終わればさすがに暑い。 ふうと額の汗を拭って、その辺の水道で顔を洗う。
こぼれ落ちる水はキラキラと透明で、何だかまるで始めて触れるもののようだった。
……それは、感覚の記憶のいくつかが消えていたと言うことを示している。]
……せめて、皆を見送れるといいが。
[それに気付いて、ぽつりと零した。]
(144) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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『誰が忘れてしまっても 私だけは忘れない。』
――それは 僕がトレイルに伝えられたら良かったけれど
意地っ張りな僕”たち”では伝えられる筈もなく。
(-123) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[『部屋から出れば、きっと会えるよ』――そうしたメッセージと共に、仕掛けの封筒を作った。
もうひとつ思い至って、仕掛けの入った封筒を作る。使うかどうかは、後で判断すればいい。 メッセージカードにはたった一言だけ添えて。
二通の封筒を持ち歩く。
起き上がろうとし、金属質な鎖の音がして――手錠と足枷の存在を想いだした。
タルトに見せるものでもない。そう思い、トレイルの部屋に投げ捨てた
節々の痛みに顔を歪める。シーシャに貰った鎮痛剤を無造作に3錠ほど取り出し早朝と同じように水も無く飲み干す。
がリッ。間違えて錠剤を噛んだ時、苦味が口の中に広がった*]
(+150) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/14(Sun) 23時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/14(Sun) 23時頃
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[誰かを後に残して消えるのは辛いだろうと思う。 思うけれど、自分は一度もその立場になったことはなくて、常に残される方の哀惜を担う方だった。
誰かがいなくなった後にぽっかりと空く穴を埋めなくてもいいと、気がついたのはいつのことだっただろうか。 時折素の穴が開いていたことを見つけて、かつてそこにいた人を懐かしむのが、老人の見送り方だった。
忘れてしまえばそこで終わりになるけれど。 それはそれで仕方のないことだと思うのは、責められることではないはずだ。
……そうやって見送ってきた相手はもう、何人になっただろうか。 ふっとそんなことを思った。]
(145) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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― 現在:屋上 ―
[背にした扉の向こうからバタバタと忙しい足音が聞こえる。 シーシャはちら、とそちらを見はしても身を翻しはしない。 ただ、柵の向こう側、手にした絵本と絵日記をそっと押し出すと]
やっぱり、俺は。 誰のことも忘れたくないし、置いて行きたくねーんだよ。
――――… だから、お前に"シーシャ"はくれてやれねぇ。
[最後にさようなら、とシーシャが告げるのは"私"。
謝まる声も、別れの言葉も、 シーシャの裡に眠る"私"には届かない。届かなかった。
――…昔も、今も、これからも。]
(146) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[ごめんな、と紡ぐ声は風に乗って消える。 角を携えた青年は、遠く遠くを見つめて足を踏み出し――、]
――――――……。
[ 一陣の風が屋上を吹き抜け――その後には誰も*いない* ]
(147) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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― 走り書き ―
[絵日記の最後に挟まれた走り書きには乱雑な文字が残る。 宛先の書かれていない紙切れは、 絵日記に紛れてぱら、ぱらと音を立てていた。]
忘れてしまった"俺"を記録していてくれてありがとう よかったら、この絵本を受け取ってくれないか
[絵本も絵日記も、紙切れの行方も、 かつてその存在を望んだ主が知ることは二度とない。*]
(148) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[びしょびしょの頭で中庭に戻ったときには、誰かがそこにいただろうか。
いてもいなくても、中庭の大木によじ登ってしばらくぼんやりとして、それからこてんとスイッチが切れるように。
木の幹にもたれて、眠りに落ちた*]
(149) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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[時間がたつのは早い
私の一歩は、皆の数歩分 歩く、あるく、あるく――曲がる事を忘れたかのような関節 きしりきしりと音をたてる其れは、軋みを訴える
転倒しても、私は立ち上がる 涙を零すのは、次は彼と″隔離施設の外″で出会ってからと決めた 泣いている暇があれば1歩、1歩前に進め
私は諦めない 二度と、彼の手を離しはしない また、彼と共に空を見たいから]
あき、らめてたまるか……! 私は、会いたい。あなたにあいたい
[もう一度、貴方の瞳に花が咲く姿を、みたいから]
(+151) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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キルロイ――キルロイ……ッ
[貴方を呼ぶ声、届くかしら*]
(+152) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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/* ああああああああ爺ちゃああああごめん…!挟んで…!
(-124) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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/* とりあえずは、 村建てが率先して全年齢村を破っていって本当に、本当に申し訳ございませんでした。とここでお詫びを。
エピでこだわり等変えるつもりではありますが、参加者様で不快な思いをされている方がいらっしゃったら大変申し訳なく…。
あと、灰汚れ過ぎてスミマセンデシタ。ハイ。
(-125) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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―トレイルの部屋→タルトの部屋―
タルト、起きてるかい?
[数度のノックをする。 その後すぐに、タルトの部屋に仕掛けのしてある手紙を持ってきた。
開くと紙が膨らんで。ぽんっと警戒な音とともに紙吹雪とティッシュで作った白く小さな花が舞う。 (>>+150)メッセージ付きの見取り図を入れたものだ。
彼女はまだ眠っていただろうか?
起きていたなら、言葉を交わしただろう*]
(+153) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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/* あらっもうコミットになってる! えっとみなさんおつかれさまでした!です 後15分…
(-126) 2015/06/14(Sun) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/14(Sun) 23時半頃
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/* とりあえず挨拶考えながら 一先ずお疲れ様でした。と。詳しくはエピで。
(-127) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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明日にはエピローグか。 明日休みだから、今日はゆっくりできるけど。
(-128) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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/* 反省としてはメルやんが動き過ぎたなあというかお前病人じゃねえよとかピエロの存在感とか諸々っすかね…
(-129) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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―どこかの空室―
[タルトはどうやらまだ眠っているようだった。 痛みも寒さも臨界点をとうに超えている。
病の症状すらも利用し、おのれの心を殺そうとして。でも殺しきれない。 結果自らを痛めつけている状態になっている。]
……しぶといな。
[低く呟く声音は、冷酷さを帯びていた。
早朝から怪我をしてから動きすぎた。 部屋に戻る気力が、残っていない。
どことも知れぬ空室に背を凭れる。ずるり。這うように、尻餅をついた。
次に目を閉じれば、どうなっているのだろうか。幻に取り込まれて凍死という場合もあったが、強烈な眠気には抗えなかった。]
(+154) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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(――…せめて(>>3:299) 君が零した最後の望みを叶えるよ。
初めまして は 口にしない。
落としたところ。上手に立ち回れなくて、ほとんどのもの”落とした”ところを見らない。 最後まで、見届けるよ。
心を、殺してでも。君の望みに添いたかった。)
[届けなかった二通目の封筒>>+150。中には素っ気無いメッセージ。]
(+155) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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[君の手はいつだって――暖かいよ]
(+156) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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[救いのない、救われようがない、この箱庭で。 何の衒いもなく慕って懐いたのはピエロの彼だったけれど。
あの真冬の空の下。風花が舞い、白に埋もれて消えてしまいたかった僕を
救ったのは、君だった。
気紛れでも、繕いでも、身勝手でも、どうとでも良かった。 どうでも良かった。 どんな風に思われていようが、どうでも良かった。
だって。 君は、知らない。]
(+157) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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[――…報われない幸せを、知らない。]
(+158) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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[そっと、目蓋を閉じる。 微睡みはここ数日にはない、温もりに浸されるような心地よさがあった。
その顔は静かな笑みを口元に浮かべていた。手には終ぞ届けなかった手紙。
――返事などいらない、手紙だけ。
言いたいことは山のようにあるけど、意識が薄く朧気で。 次に目蓋がひらくかどうかも、希薄で。
もしも。次に目が醒めることが出来たなら。
こんな想いも消えてしまうのだろうか――?*]
(+159) 2015/06/14(Sun) 23時半頃
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