182 【身内】白粉花の村
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[小さな声で喋り続けると、彼女を微睡みが包む。 恐らく、先程の薬の効果だろう。 そのままうとうとと意識の底に沈み行く彼女の指は医師の上着を離れ、支えを失いだらりと下がった]
(209) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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/* 病院の枕って四角くなかったでしたっけ()
(-178) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[ぴょこぴょこと跳ねるように歩く。 しっかりと繋いだ手は、跳ねるたびにぷらぷらと揺れ、それが面白くて声をあげて笑ってしまう。
朝顔に合わせ、腰を屈めて歩いてくれているオスカー>>194は大変そうだが。]
あれからね、いっぱいれんしゅうしたから。 いろんなのおれるようになったよー。
[風船、箱、飛行機、お花。 折れるようになったものを指折り数えてみる。
『いっぱい』と言っても、折紙の包みに載っていた物しか、わからないから、実際はたいした種類ではないのだけれど。]
もっといっぱいつくれるようになりたいなー。
[図書室などに行くことができれば、もっとちゃんとした折紙の本が、置いてあるかもしれないが、いまの朝顔には部屋から出ることすら難しい。 今度、先生に頼んでみよう。なんて考えて。]
(210) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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とーちゃくー。
[扉の向こう。病室の床には、一面に色とりどりの折り紙や風船が散らばっていて、おもちゃ箱をひっくり返したみたいになっている。
朝顔の目には、人よりも大きいものから、米粒くらいの小ささのものまで、バラバラのサイズに見えるそれらの間を、縫うように気をつけながら歩いて行く。 もっとも、オスカーの目にはただ、折り紙が散らばっているようにみえるだろうから、踏んづけて歩くのもよけて歩くのも、どちらも大した手間ではないだろうけれど。
やがてベッドの近くまで来て来れば、相変わらず平たく見えるその傍らにストンと腰を下ろした。]
ふたごのおにーちゃんは、おいすにすわる?ベッドでもいーよー。
[どっちでもいいよ。と声をかけ、新しい風船を膨らませ始めた。]
(211) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 00時半頃
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/* セシルさん、ロルおねだりの上、長々とおつきあいさせてしまって大変失礼しました…
(-179) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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/* びみょうなとこで放置しちゃってるからうごかしたいけどちょっとねてから。。。ら。。。ろぐもよめてにあ。。。 なんかつりのセットとかないんだけどだれもしなないの。。?
(-180) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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/* ところでがーでぃって一度もわらってなくね。。。
(-181) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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/* デメテルちゃん天使(ロリコンじゃないです)
(-182) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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――いいえ。貴女を死なせはしません。 貴女は僕の患者だ。絶対に死なせたりはしない。
[震える声に、力強く返す]
だから、貴女の命が尽きるのは、病気の為なんかじゃあないんです。 レティーシャさん、貴女の命は、もっと大切な何かの為にあるはずだ。 だから……だからもう、死ぬなんて考えないで下さい。
[病のせいで悲観的になってしまうのはよく分かる。けれどだからといって、自らが死ぬものとして生きていこうとする彼女を、許せるはずかない。 ……馬鹿にしているのか、と。小さな憤りさえ覚える。 自分はこんなにも彼女を救おうとしているのに、何故彼女自身が、その生を諦めてしまっているのか。救うという言葉が、どうして届いてくれないのか]
……誰にも、見つからないようにしてくださいね。 僕が怒られてしまいます。
["無情"、"冷酷"。それはもしかしたら、自分にこそ相応しい言葉なのかもしれないと、小さく苦笑した。
中庭への扉を開けて、彼女が紫陽花を採ろうとするなら、それを見守って。そのまま彼女が去るとしても、その後を追ったりはしないだろう。 まだもう少し此処に居て、咲き誇る紫陽花を見ていたいから**]
(212) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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/* 紫陽花ね、てきとーに選んだの。梅雨の植物調べてメジャーなのがそれしかみつかんなかったの。ごめんね、もっと花言葉とか考えるべきだとはおもっていたんだ……
(-183) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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―自室―
[パサリ。紙の落ちる音と共に、深く息を吐く。それは落胆からではなく、ようやくこの作業から解放される安堵の溜息。 両手を頭上へと伸ばし、伸びをひとつ。見上げた天井は何処までも白く、染みの一つもありはしない]
…ふう、ようやくですか。 少し息抜きでもしたいですね。
[傍らのカップはもう空になっているし、新しい飲み物を取りに行くのも億劫だ。喉を潤す事は早々に諦め、ポケットから煙草を出して口に咥えると、マッチで火を付けて煙を吸う。手元の灰皿には何本かの吸い殻――どれも長い長い灰の棒になっている吸い殻がいくつか。集中している時は、ついつい一口吸ったまま放置してしまう]
……そうだ、鶴でも折りますか。
[煙を吐きながら思い立ったようにそう呟くと、引き出しを引いて中を漁る――が、折り紙などあるはずもなく。 何故だか今は無性に鶴が折りたいのに。そう言えばメモ用紙も切らしていた、と小さく肩を竦め、そして机の上のカルテが目に止まった]
(213) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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…………。 また書き直せばいい、か。
[煙草を口に咥え、一番上にあったオスカー[[who]]のカルテを手に取り、三角に折る。そしてそれを一度開き、余った部分を内側へと折り込んで正方形の形へ。続いて先程折った折り目とは逆に三角に折り――幼い頃に異人に教えて貰ったその紙遊びを思い出しながら、何処か辿々しい手つきでカルテを折っていく]
……あれ、ここからどうするんでしたっけ。 確かこれを開いて…いや違うな、こっちでしたか?
[それでも割と順調に折り進めていたが、羽を作る所で手が止まる。ああだったか、こうだったかと手を動かしかけるも、やはり違う気がすると結局折り進める事は出来ず。数分程唸った後に、先程とは種類の違う、今度は紛れもない落胆の溜息を吐く]
(214) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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………ここまで折って折りきれないのは、どうも気持ちが悪いんですけど。
[声に不服の色を滲ませ、諸悪の根源であるカルテだったもの(今となっては鶴の成り損ないだが)を睨み付ける。気晴らしをするつもりが、残ったものは胸に渦巻く気持ちの悪さ。折角カルテの一枚を無駄にしたと言うのに…嗚呼、そうだ。院長やらあの同僚やらに見つかる前に、書き直さなければならないというのに!]
……もういいです、出掛けましょう。
[忌々しそうに折りかけの鶴に一瞥をくれ、咥えた煙草を灰皿へと押し付け席を立つ。書き直さなければならないが、今はそんな気分ではない。見つかる前にやれば良いと言うことは、即ち明日でもいいということだと胸中で言い訳しながら、適当に散歩でもしようと部屋の出口へと向かった]
(215) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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/* ごめんなさいどうしても鶴を折らずにはいられなかった後悔はしていない
(-184) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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いえ、その、特には…。
[白衣を引く手>>206に、伏せかけていた視線を上げる。特に何かを考えていた訳でもない、もっと漠然としたものだと、どう答えたものか悩んで。 それより先に続けられた独白>>207に、結局その唇は閉じられた。]
…ええ、………、
[ぽつぽつと語られたそれに、相槌を打つでもなく、首肯で続きを促すでもなく、ただ静かに聞き入る。 あまりに難儀な彼女の状態と、身に余るように思えるその言葉は、すぐに思考に吸収されることはなかったけれど。]
……ようやく、白黒ですか。
[ゆらりと力を失って落ちた腕>>209を持ち上げて、そっとベッドの上へと乗せる。 告げられた言葉を、ゆっくりと反芻して。小さくそれだけ呟いた。 枕に埋められたその表情は伺えなかったけれど、見られたとしても直視できる気もしない。
彼女の目が覚めて回復していたのなら、すぐに歩き回ることもできるだろうと、揺れる点滴台を見遣りながら考える。 そのまま静かに椅子を立つと、窓に寄ってカーテンを閉めて、一度だけ振り返ってから処置室を後にした。]
(216) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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/* くっそカルテで鶴折るのやめろよ!!!!wwwwww
(-185) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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/* こいつ医者やったらあかんとおもう(真顔)
(-186) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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これガチでめんどくさがられてる奴ですか…?(ふるえ
(-187) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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わたしだって、死にたくないです。 生きれるのなら、生きていたい。
ーーだから、もう少しだけ先生を信用することにします。
[紫陽花を採り、真っ直ぐと彼を見据えると答える。生きる希望を持つことは不安であったが、力強く話す彼に賭けてみたい気持ちもあって。もちろん、死を無駄にしたくない、どうせ死ぬのなら人の役に立ちたい、という気持ちが完全に消えたかといえば嘘にはなるが。]
先生は、悪い人ですね。 でも、嫌いじゃないですよ、そういう人。
[少しばかり苦手で他の医者よりも余所余所しく接してはいたが、それも和らいで。綺麗に咲く紫陽花を見つめる彼に深く頭を下げると中庭を後にした。]
(217) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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/* アッ、ら抜き言葉使っちゃった…(ふるえ
(-188) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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/* 弟くんいっていいかなあ……あとヤニク先生とレティちゃんか。うおおレティちゃんも行きたいけどうーん、弟くん回収したいいいかなあ
(-189) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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[廊下に出て扉を閉めれば、はああとひとつ、深く息を吐く。 ずっと感じていた居心地の悪さは、医者としては失格だと思うけれど。少し皺になりかけた白衣の裾を眺めて、無言で手で伸ばした。
運び込まれた少女からの一連の騒ぎで、なにひとつ仕事が進んでいないことには、気付きたくはなかったけれど。 持ち出そうとして結局、診察室に置き去りにしてきてしまったカルテを、まずは回収しなければ、と。 固まり始めた首を回して解しながら、1階への階段を降りる。]
コープラさんのあれは、回診に……いや、ならないか…。 シャルルさんはひとまず良し、それから…、
[こめかみに手を当てて、ひとりひとりのスケジュールを思い出しながら、ぶつぶつと小さく呟いて。 多少ならば横着してしまっても良いかもしれない、同僚ならばそんな事を言うのだろうか、なんて、大概失礼なことを考えながら、目的の場所へと向かう。]
(218) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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/* セシル君真面目に医者してるのにこいつカルテで鶴折っててごめんこんな奴が先輩とかセシル君マジ不幸だね
(-190) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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/* 僕真面目に医者してるのにヴァレリー先生は何してるんですかね? 何で鶴とか折ってるんですか?馬鹿ですか?死ぬんですか?あとそれコープラさんのカルテですやめてくださいそもそも鶴ってとこからやめてください折るなら薔薇折ってよ薔薇 ホモ
(-191) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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でもどうしても鶴を折りたかったんですよ。 人間、そういう時もあります。 カルテなんてまた書き直せばいいんですから。燃えたわけでもあるまいし。
(-192) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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…ん。
[ぼんやりとした意識が戻る。世界はぐるぐると廻るのを追え、彼女は天井に腕を伸ばしその姿を確認する。果たしてどれくらい眠っていたのであろうか。 ふと椅子に視線をやるとそこにあったはずの姿は無い。「眠るまでは居る」と言っていたのだから当然と思うも、何処か寂しく感じる。
―いや、それよりも、だ]
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!
[彼女は顔を真っ赤にして、枕にその顔を繰り返し繰り返し打ち付けた。 自分としたことが、なんて事をしてしまったのだろう。意識が朦朧としていたとは言え 具合が悪くて滅入っていたとは言え 自分のしでかしたことの恥ずかしさに打ち振るえ、枕に顔を埋め足をばたばた と泳がせた]
(はぁ…涙まで見せちゃって…)
[いつもいつも彼をからかってその顔面を真っ赤にさせていたその身としては、してやられた気分である]
(忘れよう…。 いや、でも忘れたくない出来事だったわね…)
[ひりひりと痛む額を手で摩り、処置室を後にした。]
(219) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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[セシルへのお礼の話に反応し、眉を下げて反省するデメテルに、軽く目を見開く。常なら彼の名を聞いただけで不機嫌になるくらいだというのに。しかしこれはとてもいい変化だろう。素直なことは、いいことだ。]
よしよし、今度会ったらちゃんとありがとうって言うんだよ?
[そのあとも、自分が去った後の話を必死に語ってくれるデメテルを微笑ましく思いながら、楽しげに歩みを進める。ローズマリーにはあとでもう一度しっかりお礼を言わなければ、と心に決めて。]
…?デメテル?
[ここでいい、と立ち止まったところは、階段の前で。部屋まで送りたいのにどうして、とはてなを浮かべる。殊更真剣な表情で言うものだから少し反応が遅れてしまったけれど、やはりひとりにさせるのは、と考えて小さな背を追おうと足を踏み出したら。]
(220) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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わ!
[くるりと向きを変え、突如自分に駆け寄ってきた小さな身体を、間抜けな声を出しながら抱きとめる。一体どうしたというのだ。
そのままの体制で、どこか訴えるようにぽつぽつと紡がれる言葉がするすると頭に流れる。こんな風に真っ直ぐと主張されたのは、初めてかもしれない。]
デメ、テル
[最後に据えられた、いつもとは違うどこか大人びた口調の懇願に目を丸くさせて、息を吐く。 抱きついてくる彼女の身体はとても小さくて、か弱いけれど。それでもこの言葉は自分にとって酷く頼もしいもので、泣きたくなるくらいだった。]
敵わないなあ……
[走り去る少女の背中を困ったように笑みながら見つめて、ひとり呟く。 自分を想ってくれる小さなレディに感謝して、次に会ったらうんと甘やかしてやろうと心に決めた。子ども扱いするなと怒られるかもしれないけれど。]
(221) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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いっぱいか、凄いな 今日はそれを教えてくれ
[跳ねる様に歩く少女と手を繋いで歩くのは、ちょっとだけ恥ずかしくもあって、それを隠すために澄まし顔を決め込んで。 口元はつい緩やかに釣り上がっていたかも知れないけれど。
折紙も以前に朝顔から東洋の遊びだと教えてもらったものだ。よくあんな紙一枚で幾千の表現が出来るものだ。そうオスカーはよく感心していた]
(222) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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うわ…
[扉を開いて入り込めば、広がる多彩色。 均一の紙と丸いゴムが散りばめられていて少しは芸術的だとか美しくは感じたけれど、零れた声は"散らかっている"。そういう呆れが聞き取れる]
僕はここでいいよ。
[幾つかの折紙と風船を纏め始め、その空いた隙間に足を踏み置く様に部屋へ。 朝顔の座るベッドから1mの距離も無い床へ、そのままゆっくりと腰を下ろし。 集めた風船と別個に折紙の山も自分の手元に積み置き、一番上の茶色の折紙で唯一折ることが出来る鶴を作り始め]
…今日また喧嘩したんだよ そんなつもりじゃ無いんだけどな。
[ポツリと幼い彼女へ告げ、はぁ、と小さくだけ溜息を漏らし。本当なら小さい子へこんな話はするべきではないだろう、けれどオスカーには彼女がその少ない話し相手であって。
三角四角にクルクルと紙を折り続けて、胴体を作り上げていきながら、朝顔を見て、照らし合わせた恋しさに目を細めて。あの人は元気だろうか]
ホリーに会いてぇな。
(223) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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