114 bloody's evil Kingdom
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―shadow・客間>>172―
[――女がいいよな、食うなら。 若い女がいいな、うん。] [ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ]
(この部屋から女の匂いがする。)
[『影』――『天狗』は、客間へ影の状態で入り込む。 ソフィアが食事をしている背後へ周り――]
赤ずきんちゃん、 こんな所に一人で居たら、危ないぜ。
[『ミナカタ』が寝ているので、 影は黒衣の男の姿を、現実世界で手に入れる。
彼女の振り返る先。 背後には、真っ黒な片翼を生やした男が立っている。]
(175) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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ミナカタは、ではなく、『天狗』は、扉を立ち塞ぐように立つ。通せんぼ。*
2013/02/24(Sun) 23時半頃
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そうか…ピッパ、君は此処と其処を繋ぐ少女となったか。 胎内に還り、世界を視、産まれに戻るか。
[彼。自身の永きに渡った独白。果てなく届かぬ声が届いている様子>>171に、少し口元を緩めた。楽しかったのかも知れず、嬉しかったのかも知れない。あれが一部の者が知る、国を騒がせた錬金術師の遺作となったか。子として母を頼る姿>>174もなお可笑しい]
(嘗ての三十路の処女が――か)
[そう思うととても可笑しい。あの彼女が、と嘗ての頃を思い出せば身を捩って身体が震える。嬉しさとおかしさに暫し、視る事を忘れて肩を震わせ、声を殺して笑い続ける]
(+27) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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[その呼称には色々言いたいことはあったが、 とりあえずぐっと飲み込んだ。]
……だめだ。 そのお兄さんはお前をさらって食べてしまうんだ。
[だからついていくなよ、と。]
(+28) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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なんか、幼児退行してません?
[大丈夫かなと思いながら、ピッパさんの頭を撫でようと手を伸ばした]
聲?
[首を傾げる。 自分のような鳥と話せる聲ではないようで……]
そうだね、お兄ちゃんは大人だから悪いこともいっぱいしてる。 ピッパ……ちゃんは誰と話しているんだい?
[同じように首を傾げて尋ねた]
(176) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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――兵舎・団長室付近――
[>>158 ドナルドの、核、という言葉に]
貴方の核ってそもそも何処にあるのよ。 心臓?脳?それともその―――
[左目?と悪戯に微笑んで。 レイピアを向けられれば、軽く両手を上げる仕草をしつつ]
貴方が裏切るわけないわ。 まぁ仮に裏切るとしたら、 私よりも愛する女が出来た時、かしらね。
[ぴん、と片手でレイピアの切っ先を弾き]
そうだったわね、ご苦労様。
(@10) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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[仲魔を悼むという感情は存在しない。しかし道具、という言葉も否定する]
愛してるわよ。 ヨーランダも、ドナルドも、皆愛してるわ。
[この女の愛の定義とは何なのか。 言ってしまえば全てが愛しいのだ。 生きるもの、死すもの、 みんな、みんな―――
それが上辺だけの愛だと取られるなら仕方ない。 この魔物にとっての愛しいという感情というもの自体が 歪んでいるのだから*]
(@11) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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―客間―
?
[パンを少しずつかじっていると、不意に背後から声をかけられた>>175。 特に誰かが入室してきた気配はなかったはずだが…。 それでもその男はそこに立っていた]
むぐ…ごくん…。
[彼を見つめたまま、妙に冷静にパンを飲み込む。 …コレはニンゲンじゃない…。 ここ数日の異様な生活のせいか、それを直感的に悟った。そして、彼の背中に生えた片翼が、その直感は正しいことを教えてくれた。 しかし、最初に王女に襲われたせいだろうか…それとも、自身の『セカイ』がガラリと変わり、どこかまだ心が正常に機能していないせいだろうか…不思議とそれに対して恐怖は感じなかった。 もしかしたら、次の瞬間には死んでしまっているかもしれないというのに…。 ただ微かに思ったことは、もし死んでしまうなら、痛くないほうがいいな…なんてかすかに脳裏をよぎっただけ]
(177) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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…頭巾はかぶってませんよ? それに、一人が危ないというのなら、貴方が来た時点で私は一人ではなくなっていますし…。
[当然、真にそのままの意味で彼がこんなことを言っているわけではないということくらいはわかる。 だが、他に掛ける言葉も思いつかなくて、そんなとりとめないことを口にして首を傾げた]
…別に、そうやって立っていなくても大丈夫ですよ。 逃げたりしませんから。
[やはり、心がどこか麻痺しているのだろう。 恐怖心はあいかわらずなく、ふと手近にあったりんごをひとつ掴むと、いかがです?と黒に差し出した]
(178) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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/* あ。 俺が処刑で死んだらフィリップがキリングしてね!
医務室で寝てるミナカタをマミるんだ!
(*87) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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[ぅ?と首を傾げた後、話している相手を聞かれると]
んとね よく知らないおじさんのこえと お話してるのは、おかあさん!
[嬉しそうに告げるが、聞こえた聲に、 びくり、と怯えた顔をして]
おにいちゃんについていっちゃだめだっておかあさんが言ってる。さらって食べられちゃうって。
こわい。
[とてて、と少し距離を置いて 悪いお兄ちゃんに向けていつの間にか――意識が女である時から――持っていた盾を掲げて]
わるいおにいちゃんは わるいおじさん―――ドナルドのなかまなのかな?
[ドナルドのことを意識すると、幼い意識はぷうっと頬をふくらませた]
(179) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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頭から齧って血まみれにするから、『赤ずきん』ちゃんさ。
[>>178 林檎を差し出す女から、 危機感というものは感じられない。 受け取って、がり、と林檎を齧る。]
ハンバーグにしようか、 それともミートパイか。
[彼女に手を伸ばし――、顔が歪む。]
くっせェこの女。 犬くせえ。
[不快感を表情で露にする『天狗』。 凡そ、可憐な少女に向ける台詞では無かった。]
(180) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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一部の魔物達、 かの誰かしも、どこか人である事に拘る素振りがあるようだ。 まるで人として、人を誑し込む事を好む癖があるように見えた。 化け物として、己を晒す事をもったいぶる気配がある――ようにも見える。
人が、人であった者が、呆気なく晒してしまうのとは対極に。
[そこで壊れる者。流される者。揺らがない者。薙ぎ倒されても立ち上がり続ける者。それぞれにいたが]
破れた国で、 魔物が、人を模する理由。
[そんな彼らを率いる、橋渡しを努めた女王は遊戯と称した。愛を謳った。だがそれは女王だけの拘り。人としてでも化け物としてでもない、彼女自身の拘り]
其れは、誇りかね。弱みかね。驕りかね。 それとも―――
[彼は高等な魔物など、手に掛けた事はない。ならば、対処法など知る由もない。だから戯言。言わずでも良い、ただの意味のない言葉**]
(+29) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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――食欲が失せた。
[犬は嫌いだ。
食べかけの林檎を彼女に返し、男は影となって失せる。 ――別の獲物を探し、また他の部屋へと**]
(181) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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そういえば。
[思いだす。あの時、ふと部屋の隅に映った影を]
――――黒い翼が見えた、ような・・・・
(182) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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