189 とある結社の手記:8
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/15(Fri) 02時頃
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/15(Fri) 02時頃
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[…ヴェスパタインが、名を告げる事はあっただろうか。
無くても、やがて青年は諦めたように 長い息を吐いて告げるだろう。「これから、見る」と。
あればその名を聞いて。短く「どうも」とだけ 礼を言っただろう。それ以上、かける言葉が見つからなかった。]
(200) 2014/08/15(Fri) 02時頃
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[広間をちらりと伺って。 そこにワンダの姿はまだ残っていただろうか。]
………ワンダさん。
…あなたを見ようと……思って。 協力をお願い、したいんですけど。
[ワンダへ向けて歩み寄る。 脚は枷でもつけられたかのように重く感じた]
(201) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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[…「気をつけて」見れば、分かる。
見えたものが綺麗な色の人の方を信用すれば、 酷い目には会わずに済んだ。 人に比べれば苦しい生活だったけど、それでも暮せて行けた]
…昔は、生きるための術だったのに。 「あれ」を見た日から、視線を合わせるのが怖くなってしまった]
(202) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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[そう。 ああ、でも、少し違う。
目を合わせるのが嫌なのは、 目が気に入らないと、殴られたから。 愛想の欠片も無い。と。
世にも醜い、吐き気がする程汚い顔で殴ってくるから。
人に集って、猫なで声で身体を売って。 自分の周りはそんなやつばかりの、汚いものまみれだから。
それを見たくなくて、目を逸らしている。それだけだ。]
(-108) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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[深く、長く。 一つ、二つ。 息を吸い込んで吐いた。] [ぼそりと声を上げた。あげた声は掠れていた。]
…………目をあわせて、ください。
[伏し目がちな目が、ゆっくりと視線を上げる]
[ワンダの返答はどうだっただろうか。 拒否されたとしても、青年は顔を顰めて。 無理矢理にでも視線を合わせようとしただろう]
(203) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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[言葉は何でも良かった。集中するための切欠だ。 リーの言う通り。 名乗り出てくれればという、薄い希望をそこに乗せた。]
………「あなたは人狼ですか?」
[暗い茶の両の目が初めて、揃ってワンダを映した]
……………………………………………………
[暗く黒い瞳孔の奥が小さな鏡となって。ワンダを映している]
(204) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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[瞳に姿を映した間。青年は黙ったまま。 ただ、袖口ごと握った拳が、色を失うまで強く握られていた]
………………………………
[やがて、視線はゆるゆると床へと戻り、 袖口で口を覆った。長く、浅い息が布越しに漏れた]
(205) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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/*
先生、これで黒だされないですかね。
(-109) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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……………………、化け物じゃない。
…大丈夫。
[その場へ居た者へ、そう告げて。 すぐに息は軽度の過呼吸のように、短く浅いものになった]
…………………………… ごめん。
…………………すごい、疲れる から。 今日は、もうこれが、限界。
[掠れる声でぼそりと告げる。 そこから視線がワンダへと戻ることは無かった**]
(206) 2014/08/15(Fri) 02時半頃
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[荒い息を整えるように、深呼吸を繰り返す]
…………… 、 は、 っ はは。
久しぶりに。 まともに人の顔 みた。
[あれる呼吸とばくばくとなる心臓だけは嘘でも無く]
(-110) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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………、あなたは、猫なで声の汚い真似はしなかったし。
ずっと 僕に よくしてくれたけど。
でも、どうせあなたも僕を 裏切るんでしょう。 あなたには旦那がいる。
あなたの身は、もう汚れてるもんね。
(-111) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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──集会場、広間──
[──女が再度、広間に姿を見せたときだ。 先ほどまでヴェスパタインに話しかけていたラルフが 魚屋の女の名前を呼ぶのに、足を止める。]
… わかった。 かまわないよ。
[呼び止められて、どうすればいいのかと首を傾げる。 ──その間も、じ、とラルフを見る目は逸れなかった。]
(207) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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…、………きもちわるい
[過呼吸の末の吐き気を、必死にこらえながら。 ざらつく喉の奥へと、言葉を飲み込んだ]
(-112) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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[その場で判断することに、特に拒否はない。 目を合わせて欲しい。といわれれば、 表情を変えることもなく、ラルフの顔へとごく素直に合わせた。]
…… ……
[──「あなたは人狼ですか?」と、 そう尋ねる言葉に、返答はしなかった。]
(208) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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[茶色の目に、見つめている顔が映りこむ。 それに、微かに目を眇めた。
いつも、視線をそらしている青年と、 こうまで真っ直ぐに、 顔をつきあわせた記憶はない。
思い出せるのは、どれも。 俯いている横顔ばかりだ。]
………
[ここに来た頃は、それこそ、オスカーと同じような幼げな顔だった気がする。思う視界の端で、きつく、拳を握っているのが見えた。]
(209) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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[やがて、化け物じゃない。と、短い言葉が漏れる。 浅い呼吸に、軽く──少し、詰めていた息を吐いた。]
……そうかい。
["結果"に、目を眇める。 繰り返される呼吸に、女の厚めの掌が、 とん とラルフの背を叩いた。]
(210) 2014/08/15(Fri) 03時頃
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… 人狼とやらがみつからずに、 残念といや、残念だね。
[とん、とん。と、背を叩く。 声は淡々としたまま、 座れるなら、ラルフを席につかそうとするだろう。]
……、 ……悪かったね。
[ぽつ、とどこか淡々とした声が 小さく謝罪の言葉を紡いだ。]
(211) 2014/08/15(Fri) 03時半頃
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[瞼をおろして、息を吐いた。]
…こんなことになるんなら。
[向ける声は、大きなものではない。 近くにいるラルフにしか、 ほとんど聞こえない程度のものだ。]
…… 変に、待てだの、言わない方が よかったかもしれないよ。
[昨日、判断を待とう。と言ったこと。 いくらか、後悔でもしているように ──とん。と、女の手は、青年の背中を叩いていった*。]
(212) 2014/08/15(Fri) 03時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/15(Fri) 03時半頃
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[軽く背が叩かれる。 ふと世話をされていた昔の記憶が頭に過った。]
…………………、 …………、………、ごめん
[気遣うようなそれへの謝礼か。 それとも、「結果」を出した故に、 彼女の身とてより危険になった事への謝罪か。
敬語を使う余裕も無かった。ワンダへと短く、雑な言葉を返す]
(213) 2014/08/15(Fri) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/15(Fri) 03時半頃
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[ワンダへ促されるままに、席に着いた。 静かに、引きつったような深呼吸を繰り返す]
……………………―――
[小さく届いた言葉に、青年はゆっくりと伏せた目を瞬かせた] [ヴェスパタインの声に飲み込んだあの時の言葉>>113と同じような事だったから]
……………………、 …、。 …………………………そうかも 、しれない。
………僕も、同じだ。
[…あの時。サイモンへ「見る」と、「手伝う」と言っていれば。何か変わっていたのだろうか。今となっては何も分からなかった。]
[伏せた目はワンダを見る事も無く。ただ自分の足元を見つめるだけだった**]
(214) 2014/08/15(Fri) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/15(Fri) 03時半頃
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/* ラルフはそれを、昔あやしかったひとにやったのか…… 目の前で占う形は初めてみたかもしんない。なるほどなー
(-113) 2014/08/15(Fri) 07時頃
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―1階 台所― [紅茶を飲み干してカップを片付けに戻ってきた。]
……………
[眉尻は下がったままの表情でしばらくぼんやりする。]
……………
[しばらくはその場で佇む。**]
(215) 2014/08/15(Fri) 07時頃
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……そうだな。馬鹿ってのは、おれも、そう思う。 っ、来んな、おれに触んな!
[>>175イアンに同意しながらも、 伸びてくる手に後退ろうとして壁に阻まれ、腕を振る。]
やっぱり、わからんよ。 おれが、守護者とやら、なら。 結果を言わない占い師なんか、いても意味なんかない……
死んだって、構わないと思うだろうよ。
[口にされない結果なら、ないものと同じだ。 だから、守られるだなんて思えなかった。]
(216) 2014/08/15(Fri) 07時頃
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けど……ああ。 投票されたらっていうのは、…… わかる。 だから……
おまえら2人が居ないところなら、言うさ。
[ラルフと、イアンと。 ケモノの仲間がそれで終わりではないから、躊躇いはあるが。
これ以上の情報を2人に与えないようにと、顔を伏せる。]
(217) 2014/08/15(Fri) 07時頃
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[>>188>>189ラルフの話を聞いていると、めまいがしそうだ。
本当に能力を持っているのかと、そう聞きたくなる。 自分の能力とやらが妄想で、勘違いだったのではないかと思いそうになる。
親から占いの力について教わってからこれまで、 『コワイモノ』とやらを1度も見つけたことがないのだから、なおさら。
疑っていた話の一つ、能力の反発を体験していなければ、 今頃は目が増えたことを喜べたのだろうか。]
(218) 2014/08/15(Fri) 07時頃
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[自分でさえ疑わしいという思いが抜け切れないそれを、 信じろなどと言えるはずがない。 けれど、信じられなければ殺されるのだと、 薄っぺらい紙が告げている。
壁伝いに>>179ハナが持ってきたお茶のところへ行き、 一瞬の躊躇いの後、カップの一つに口をつけた。]
…… がと、な
[引き攣れた喉でなんとか言って、やっと少しだけ大きく息を吸い込めた。]
(219) 2014/08/15(Fri) 07時半頃
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[ リーだけは、 人間だ。……軽いけど、人間なんだ。
イアンやラルフの耳に届かないだろうところで聞かれたなら、 結果をそうやって口にしよう。]
……どう すれば……いいんだった、か……
[昔に聞かされた親の話を必死で思い返しながら、 スージーの叫びを思い、両目を覆って壁にもたれている。**]
(220) 2014/08/15(Fri) 07時半頃
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― 広間 ―
[問答を見ながら、ふむ…と呟く。]
いいんじゃない〜?ヴェスパタイン 結果言ってもさぁ
その二人がいないところ、だとしてぇ もしかしたらそこに人狼がいる可能性だってあるんだしさ〜
誰が襲われるかも〜、見物じゃん?
[やはり軽い口調で言って。]
――… まぁ、それでもお前がいいたくないってんなら それはそれでしかたはねぇけどな…
[と**]
(221) 2014/08/15(Fri) 07時半頃
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リー、おまえ……
[>>221見もの、など。 ふざけんなてめえ、と山脈がおろし金になる。
けれど、何かを知っているふうな彼に言われるなら、 悩みはするが、黙り続ける意味もないか。]
……。 見てなきゃ、お前の名前を書きたくなったかも、な。
──おれはお前を見たんだよ、 リー。 お前がどんなに胡散臭いことを言おうが、軽いこと言おうが、 唯の性格ってことが、よくわかった。
……人間だからって、何言ってもいいわけじゃないだろ、馬鹿野郎。
[ため息をつけば、緊張こそ緩められないが、 抱え込んでいた重圧は僅かばかりマシになった、気がした。**]
(222) 2014/08/15(Fri) 08時頃
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/* イアンの前で言いたくないとか思ってたけど リーがあんまりにも軽いので、早くしないとって焦ったところがありました
(-114) 2014/08/15(Fri) 08時頃
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