47 Gambit on board
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[別に隠してもいないのだが、 おおっぴらにもしていないので 普段大して動かさないそれは、上着に隠れて。
……特に今回の祭事では……周囲の空気、 スティーブン副師団長が口にしていた噂から、 なお気が滅入り、静かに下がりっぱなしだった。]
……………
[皇子は二人。一人は縁があるが……もう一人は遠い。 後のことを考えれば、第一皇子と話しておくべきか? イアンは馬を撫で、愛でて揺れていた尾が そう考えると下がるのを感じていた。]
(207) 2011/03/20(Sun) 20時半頃
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ローレンス=ノルディック皇子が 居られる場所……わかりますか?
[縁のない皇子の名を口にする。 寡黙な馬屋の主人に声をかける。 撫でていた馬が、声に不思議そうに首をかしげた。
寡黙な馬屋の主人は、 言葉で短く宮廷メインを指し示す。 ……唯でさえ気乗りがしないイアンは さらに、帝都の人々で賑わう 宮廷メインへ行かなければいけない事に嘆息一つ 撫でていた馬がさらに首をかしげた]
(208) 2011/03/20(Sun) 20時半頃
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― 広場 ―
あー、あいつらなかなかやるね。
[広場では11師団の飛行ショーに人々が歓声をあげてくれていた。 噴煙による文字描きはもちろん、7機がかっきり並んで飛行するだけでも、見れば綺麗なもんだった。]
祭っぽい祭っぽい
[そして、広場から観客と一緒に見上げてみれば、気づいた何人かからは声をかけられたりもしただろう。 >>206 その際、師団長の軍服を見つけたりもする。さて、向こうはこっちに気がつくだろうか。]
(209) 2011/03/20(Sun) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 20時半頃
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―回想 廊下―
……久しくお目に掛かります、グレイシア師団長。
[ベネットと行き会えば、立ち止まり礼をした。>>190
過去に、死者を葬る己に向けられた無関心を思い出す。 それは階級に釣り合わない歳故に時折経験する、 "墓掘風情"の扱いに似ていた。 それでも、死者の霊を兵として呼び起こした時に受ける、 "化け物遣い"への視線よりは余程ましで。
戦場で死者の声が聞こえる、と言う事の意味は、 そうでない者には理解し難かろうと思うが。 彼が味方の死にすら動じないのは師団長と言う立場の為か、 本当に心が動かないのか、判じかねる所があった]
(210) 2011/03/20(Sun) 20時半頃
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イアンは、軍服についた藁を払いながら柵から立ち上がる
2011/03/20(Sun) 21時頃
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/* ……呼び出した死霊はガチ異形として現れます。 と言う、何とも表舞台に向かない設定だった。 他の部隊と墓掘るの以外で絡むと割と士気的に大丈夫か……! とか思ったりする今日この頃。 */
(-50) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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[飛行ショーに沸く観衆の声を耳に入れつつ宮廷へと向かいながら、向こうに覚えのある姿を見る>>202。 これはいよいよ遅刻かと向かう足を早めていたところでふと視線を上げ、見つけた人物に立ち止まった>>209]
おやマイコフ殿。 あちらは盛況のようですなあ。
[軽く挨拶代わりの敬礼をしてから指先で軽く飛行ショーの方を示しながら話しかける]
(211) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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― 宮廷 馬屋 → 回廊 ― [馬屋の主人バーナバスに短く礼を告げ イアンは槍を携えながら場を辞す。 馬に気力はもらったものの、 帝都の人がいきかう場に戻るのは気が滅入る。]
…………
[ローレンス皇子を探しながらも、 足は自然、人のいないほうへと進む。 ……理想主義者といわれるかの皇子。 そんな人物がいそうな場所は、 イアンには想像つかなかった。]
(212) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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此方こそ。 海上の潮風読みは中々射手とて得手ではないものですから、其方の力なくしてはあれだけの成果はなし得なかったでしょう。
また、共に高めあえることを願います。
[グレイシア師団長の言葉(>>181)に先の海戦のことを思い返し、満足気に頷く。結髪の端からひと房ずつ流した長髪がさらり揺れた。]
(213) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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>>211
や、グレイブ君。 いや、部下たちがなんか、地上いるのが嫌っぽくてね。 模擬戦っつっても、こんな街中にパラシュートでおっこってきたらそれこそ大迷惑だからな。 ちょっと遊ばせているのさ。
[軽い敬礼にこちらも軽い敬礼。 そして、近寄れば、おやおやと声をあげた。]
――…昼からだいぶ入ってるようだな。 まだ匂うぞ?
[水一杯ぐらいでは消えてないアルコール臭を指摘する。]
(214) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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[自分には互いによく見知りの師団長だが、彼ら同士の面識はそれほど深くはないらしい。泥団子について辛辣な言葉を聞けば面白げにそれを聞く。]
――そういえば、先ほどの衝突事故はまた派手でしたね。 お二方は巻き込まれることもなかったようで、何よりです。
[自己の行く先の目的を思い出したかのように、城壁を見やる。 彼らから見解が聞け、問題なさそうだとの声には行く先を改めるか思案したが、しかし城内の影響は外からではわからなかろうと思い直す。
先にグレイシア師団長より敬礼を受けたなら、同じく敬礼を返し、そして、言葉を継いだ。]
私も参ります。 城内に一切の影響がないとも限りませんので。
[そうして、ユ・シハ師団長にも敬礼を落とし、グレイシア師団長の少し後を追うだろう。]
(215) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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イアンは、回廊の柱にもたれてぼんやりとたたずむ。
2011/03/20(Sun) 21時頃
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―現在 茶話室―
[通り掛かった給仕に第一皇子の居所を尋ね、 運良く聞けた話に従って茶話室に入る。 その姿が見えればやはり深く礼を取り、挨拶を述べた。
帝都に立ち寄った際、稀に会うかどうかの相手だが、 穏やかな物腰は常と変わらない様子だろうか]
(216) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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/* ……何か今日すれ違いっぷり酷くありませんかテオドールさん。 ヨーランダがイアンと一緒に来てくれないかな……! */
(-51) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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[広場は、活気にあふれ。空中では11師団が飛び回る。 彼らは事故を起こさなければよいが、などと考えつつ城内へ足を踏み入れる。 途中、視線を受けたこと(>>211)には気づかなかった。
向かう先は、まずは衝突事故のあった城壁の裏側。]
(217) 2011/03/20(Sun) 21時頃
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模擬戦に出るより能がないうちの部隊と比べたらうらやましい限りですよ。 パラシュート部隊が落下してくる様子も、拝見してみたいものですがなあ。 祭りの為に呼び戻されるのとどちらが迷惑か…おっと。
[イワノフ>>214に思わず本音が出てしまったのを誤魔化さずにやりと笑う。 迷惑ではあるが仕方のないことであるのはわかっているのだから]
ははは。帰還後の休憩をしていただけなんですがね。 匂うようでは報告に向かうのは後回しにしたほうがいいかな。
[匂うぞといわれて自分の匂いを嗅ぐ。 嗅覚がすっかり酒場に狂わされているのかわからないぞと首を傾げた。 もっとも、男のこんな行動はいつものことなのだが]
そういえば、皇帝陛下のお加減がいよいよ良くないと聞いてますが…?
[問いかけは宮廷を見上げながら]
(218) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 21時半頃
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/* 剣術だけでも演習サービスしたいが間に合わない気しかしない。 */
(-52) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 21時半頃
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―城内―
[向かう場所は違うようで、グレイシア師団長とは別れ目的地に一人向かった。
衝突点の裏側は埃が多少舞った程度で、特段大きく変わったところは見受けられず。この城の強度を実感すると同時、何故こんなことで実感しなければならないのか、とも過ぎる。]
いい加減、慣れないものなのですかね。 距離感、配置、航路。
[ぽつりと独りごち、嘆息する。
ともあれ、城内の無事は確認された。 念のため殿下の様子も伺っておくべきか、と踵を返し、城内を歩き出す。]
(219) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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>>218 [思わず本音が漏れる男には苦笑い。 やはり拠点を持ち、そこが重要地であれば、離れることに危惧は持たざるえないだろう。]
まぁ、形式ばった挨拶を無理にしにいく必要がないと思えば、それはそれでいいんじゃないかな。 まだ自分も弟殿下には会っていないし。
[首を傾げる男にはそう告げて…だが、次の問いかけには、眉を微かに寄せた。]
この緊急召集は、祭だけが理由ではないだろうしな。
[肯定を伝える意を漏らす。]
(220) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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>>190 [テオドールとすれ違いに来た己より一回り年上の青年に姿勢を正す。]
長旅御苦労、第5師団長、ベネット・グレイシア。 麗しのマリアンヌ嬢とはこの前の海戦以来か。 水から離れられぬ貴殿の女神にお会いできなくて残念だ。
貴殿も変わりないようで何よりだ。
[形式ばった挨拶に、同じように返し、少しおどけたように言葉をつづけた]
(@34) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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/* イワノフのメモににやけるの巻。 嫌われたくて飛行能力つけた甲斐がありました!![どーん]
(-53) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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―少し前 広場―
……害悪。
[聞こえたベネット>>176の言葉に蒼灰の眼の細める。 元々表情には乏しく、半分隠れた顔に気を悪くした色は浮かばず。]
その通りですね。 帝国に害なるものなど存在する価値がない。 制御ができても与える"効果"は変わらなくても、制御できるにこした事はない。 よく、わかっている。
――…だから"向かない"と。
[最後は、第一皇子達の前で零した愚痴の続きでもある独り言。 制御の利かぬ能力者故に顔も覚えておらぬ親に捨てられた。 引き取られ育った能力者養成施設でも第一に言い聞かされてきたのは、自らの能力の危険性と立ち居振る舞い。 故に他に影響を与えぬ為に単機で敵陣突入、通信網等の破壊及び無力化という戦法を取ってきたが、師団長ともなればそれももう難しい。]
(221) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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―広間― [表通りへと出れば、空挺団の発する騒音に空を仰いだ。 派手に色づいたガスが空に紋様を描いている、さぞ観客は喜んでいることだろう。]
……そろそろ開始か。
[第2師団の演習は儀礼式典の色合いが濃い。 かりに帝都防衛戦が発生した場合、市街戦になることは帝都が落ちたと道義であり、兵が騎乗し戦うことは想定されていない。しかし民衆に披露されるのは騎兵同士の模擬戦であった。
祝砲は皇帝陛下に捧げるものであるから、21発。 発射角度から間隔まで細やかに定められている。 それらすべてが師団独自のの規範に基づき、実行される]
[さすがに甲冑を纏う、とまではいかないが、 馬上の兵達は昔日の騎士を真似、銀の胸甲を纏う。 並ぶ輝きは陽光に反射して、まこときらびやかな光景ではあった]
(222) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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訓練は望むところ、だけど。 此処では迷惑の方が大きいでしょうね。
[影響を与えかねない金属製の武器類、帝都に張り巡らされた通信網。 それらを眺め、淡々と述べ。]
お手合わせの機会がありましたら。
[言い捨てるだけ言い捨て、背を向けるベネット頭を下げ。 イワノフ達について、自らも場内へと向かう。]
(223) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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…………ハッセ12師団長、息災なく
[回廊に佇んでいれば、人の姿は時折見かける。 知らない姿も。知っている姿も。
……淡いモノクロームの姿。 それを目に留め、挨拶と敬礼を一つ
前線において、時に敵の勢力が強く 進撃を阻害するために、来てもらうこともある 狙撃手が集まった師団…の長の姿はよく知っていた。
特にハッセは銃器を使わない。 他の弓兵もよく鍛え上げられており こちらの作戦上ありがたくもあった。]
(224) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 21時半頃
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そんなものでしょうかね。
[形式ばったものが必要ないならという言葉に>>220に、まだ自分の酒臭さを気にするように鼻をひくつかせ肩をすくめた。 しかしそんな仕草も次の言葉を聞いて腕で組みへと変わる]
ははあ、なるほど。 そーゆーことですか。
[模擬戦だけなら部下でも十分だったろう。 しかし師団長が参加するようにと通達されていたその理由を察して頭をかく。 一瞬伏せた視線には、残念と思う気持ちがありありと表れていた]
己は面倒事は御免蒙りたいんですがね。 これもお勤めなら致し方なしってことでしょうか。
(225) 2011/03/20(Sun) 21時半頃
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― 広場 ―
[いつの間にか露天で押し付けられた飴を片手に、飛行ショーに歓声を上げる民衆の間をすり抜けていく。]
おや。あれは…グレイヴさんにマイコフ艦長。 お二人ともこれから宮廷へ?
[前方に見慣れた人影を見つけ、声をかけた。 二人が気づけば笑顔で会釈する。]
(226) 2011/03/20(Sun) 22時頃
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―茶話室―
[まずは、と兄皇子の居場所を通りすがりの給仕に聞いた。給仕のくすくすと忍び笑いを堪えられない様子に首を傾げれば、失礼いたしました、と改められる。 構わない、とゆるくかぶりを振ってこちらも笑めば、すぐに茶話室のことを教えてくれた。]
ローレンス・ノルディック皇子。 ヨーランダ・ハッセがお目通りを願いたく。
先ほど少々騒音がいたしましたが、お障りございませんか?
[最高位の敬意を持って、敬礼を見せる。 茶話室の中、皇子のほかに先客がいるのを見れば、其方にも敬礼した。]
ブランフェルシー師団長。 お先にいらしておりましたか、申し訳ございません。
(227) 2011/03/20(Sun) 22時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/20(Sun) 22時頃
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/* しま……場内にいたから声かけちゃった。よ……orz すいませ……o...rz */
(-54) 2011/03/20(Sun) 22時頃
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[その、"先にいらしていた"師団長が、自らとまるきり同じ手段でここにたどり着いたとは、まるで知る由もない。]
(228) 2011/03/20(Sun) 22時頃
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―回想:廊下―
ええ、お久しぶりです、ブランフェルシー師団長。
[返す礼は、他の者にするのと変わらず、正しく。 「師団長」に向けてのもの。こちらから振れるような世間話も無ければ、自然言葉は挨拶だけになってしまう。
死者の声が聞こえる事に関してなど、話をする事自体が乏しければ理解も薄く。 己が死者を悼む様子を見せない、その理由も真に思う所も。 ほんの僅かにしか知っている者がいなければ、目の前の縁薄い少年が判じかねるのも道理だろう。
言う必要が無いので言っておらず、知る者が少ない。 ただ、それだけの事ではあるが。]
第二皇子には、お会いになられましたか?
[尋ねれば、先ほどまで彼が会っていた事は聞けるだろうか。 再度礼を落として、廊下の先へと進みゆく。 それは、ハッセの言葉>>213に頷き、共にその場を離れ。 そうして別れた後>>219の事。]
(229) 2011/03/20(Sun) 22時頃
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―広間― [信頼、知恵、騎士道、 それをあらわす師団紋章。
その形を模した儀礼剣を宮廷に捧げ、かざす。 刀身に乱反射する白い輝きを合図に祝砲は発射される。
演習において師団長の為す役割はそれだけ。 あとは師団演習が終了するまで見ているだけだ、変わらず眉間に皺を寄せながら*]
(230) 2011/03/20(Sun) 22時頃
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