208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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吸血鬼って… 嫌だね
[ぽつり]*
(*72) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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[彼から離れても相も変わらず無愛想な顔を。 戸の奥から聞こえたクアトロの声が話の終了を告げる]
ボク、昼ご飯いらない。考えたい事あるから
[折角だし外に。 日が出ていて気持ちいいだろうから]**
(169) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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ー回想・ジリヤとー
若い頃の記憶?そんなものは不要だ。
[吸血鬼はばさりと切り捨てた。 有るか否かではなく、不要。]
幸せでいる為には今だけがあればいいんだよ。
[ずっと、ずっと。永遠の今が在ればいい。]
……君もずっとここにいればその内笑えるようになる。 だから私の傍にずっといてくれ。
[吸血鬼はジリヤから手を離すと、昼食の準備をしに部屋を後にした。 ──彼の呟きから逃げるように。*]
(170) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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―談話室奥の部屋―
[徐々に指の絡まりが解れていくのがわかれば、 タイトルの、思い出すことない曲を弾く。
黒髪の若者との悪ふざけで、 蓋されていた疑念は狭い部屋満たす音律の如く、 拡がり根を伸ばしていく。 喉元の噛み痕は既に傷とさえ呼べぬ、戯れの跡のよう]
(171) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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さて。
[そろそろ昼を告げる鈴音が鳴る頃だろうか。 防音の施されたこの部屋でも聞こえるのか。 思い出したのは先程交わした、あまり定刻に顔出ししないとの話]
……そうだな。 尋ねてみたいこともある。
[呟き、指の鍛え止めることにする。 一体誰に聞かせようとこんなことをしているのか。 脳裏に、暗赤色を思い浮かべど呼ぶ名は知らず。 静かに楽器の蓋を閉める*]
(172) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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[自分を嫌う人間の声なんて聞こえない振り、見ない振り。 それが若い頃の記憶の全てだ。]
(*73) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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ー今・食堂ー
[リンリンリン。
今日の鈴の音はなんとなく精彩を欠いている。]
(173) 2014/12/28(Sun) 14時頃
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―食堂―
[向かう途中に鈴の鳴る]
シュロ、俺はいつから此処にいる?
[席に着くより早く問う。 集合の撮画は鮮やかなものだった。 記憶にはないが然程昔のものではないのだろう。 が、最初期の頃からの失われた記憶が、深く考えまいとしていた時間が、 想像以上に膨大なものに思えてきて]
(174) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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いつまで此処にいる?
[己の場所が外に無いであろうことは承知の上で問いを重ねる。 吸血鬼の返事はどうあっただろう。 今、その眸にどのような光を孕んでいるか]
(175) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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[部屋を出る前、最後の声に返す言葉]
シュロさんが、ボクを笑わせてよ
[居場所は此処以外に知らない。 出て行くつもりも今は、ない]**
(176) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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/*えーと、ピアノの原型が出来たのが1709年だから……
(-56) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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[めくり上げた写真はやはり、集合写真。 自分は今のまま。違うといえば服装だけ。
上位の三休に、写真をと示されば 彼にそれを渡し。
その後ニコラスの手元へ。]
どう? 感慨はある?
[二人に問う]
(177) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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[>>173どうやら、話し込んで昼になってしまった様だ。テーブルがハワードの手により片付けられ、次に昼の用意を始める。それを眺めて。]
(178) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 14時半頃
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どうしてそんな事を聞くんだ?
[>>174ライジが食堂に来るなり問うので、答えを考える時間稼ぎとしてまずは問い返す。 まだ紅くない吸血鬼の焦げ茶の瞳は、冷静なようでいてその中に揺れが存在する。]
君がここにいるのは千年よりは短い…… いや、十年も経っていないさ。 忘れてしまうような些細なことはどうでもいいだろう。
出て行く時だって、ずっとここにいればそのうち。 そのうち大丈夫になってここを出れる。
[そう答える吸血鬼の口許は滑らかとは言えない。 強張っている。]
外に出てみたくなったのか?
(179) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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/* 今現在飽和したってわけじゃないなら、毎日毎日、しゅろさんは、各子供らをなだめすかしているのかねwww
(-57) 2014/12/28(Sun) 14時半頃
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− 自室 −
[昼餉のベルが鳴る。 薄く開いた瞼に、高い陽射しが触れる。 すっかり温くなったタオルがずり落ち、首筋に触れるのが不快だった。 傍らの洗面器にタオルを放り込み、身体を起こす。]
……ん、……
[何故、午前から眠っていたのだったか。 思い出すのに時間がかかるも、かろうじて、断片を思い出すに至るか。 昼食後にはシーツを洗わないと、と思いながら、寝台から抜け出して。]
……、
[お願い、と書き添えられた一文に気付けば、ふと頬を緩ませた。 名の代わりに残された数字に、その瞼の数字を思い出す。 その紙面を指先で撫で、小さく折りたたんで机の中へとしまいこんだ。
なくしてしまわないように。]
(180) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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……まー、シーツは洗わねぇとなー……
[そう、寝台を見下ろし呟けば、部屋を出る。
夜、昼と抜いていては流石に空腹だ。 飢える感覚はあまり、好かない。
食堂への集まりはどの程度だっただろう。 定位置に座れば腰を下ろし、ミルクのグラスに手を伸ばす。
一口二口と飲み込んで、グラスを置けば匙を取る。 ミルクリゾットを匙で軽く混ぜ、ほんの数粒を掬い上げれば啄むように口にした。]
(181) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 15時頃
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[>>179 問い返しには答えず、主の顔を窺う]
十年と千年ではまるで違うだろ。 ずっと、とは?
[揺れる眸を眺めながら、 曖昧な返答にどう対応するか暫し逡巡。 主の強張った頬に、 もう少しうまく騙せばよいものをと苦々しい思いが沸く
知りたいだけだ。 知った上で考えよう。
[それ以上、口にせず見守る]
(182) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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[>>178 食堂にはどうやら先客がいたらしい。 長い金髪の男を目で追う]
……ああ。
[風呂場で少しばかり話した男だと思い当たる。 会話の内容は朧だったが、醸す雰囲気は印象に残っている。 シュロとの遣り取りは聞こえただろうか]
(183) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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すまぬ。また後で。
[>>181 食堂に赤毛の男が入ってきたのが分かれば、 主との会話を切り上げる] 具合が悪いのか?
[どこか精彩を欠くように思えて訊ねる。 よく見れば瞼も腫れている]
(184) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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― 図書室 ―
[木の葉の話には聞き覚えがなく、緩く首を傾げて聴いている。面白いと思わない>>165のであればその場にあったものを手に取ったのだろうかと本の話題を流し]
……紅葉、か
[紅に色付いた木々。その多くは文字として浮かぶばかりだが、一片だけ意識を掠めていくものがある]
(185) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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……障子紙がほんのりと朱に色づくものだから
[片割れが外の景色を乞い]
主が障子を開けた先に、燃えるような色彩が――
[そこではたと口を噤んだ。今の言葉は一体何処から出て来たのか。クランにあのような障子はないし、格子の向こうに覗いた庭園の姿も随分と異なっていた。 では相対していた“主”は、隣で一言乞うていたのは……]
(186) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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知った上で考えよう……か。
[その言葉にすいと吸血鬼の瞳が細められる。]
知った上で、考えて、ずっとこのままでいようと。 何度もそう結論を出してきたじゃないか。
[吸血鬼の唇は弧を描き、その表情は優しげな母のようになる。]
真実を霧の中に追いやって見ようともしなかったのは、 何も私だけではない。
[食事を告げる音を鳴らす鈴をとつ、とテーブルの上に置く。]
もう一度言うが、君がここにいるのは千年よりは短い。 そして今までずっとここにいる。これからも。
それが全てだ。
(187) 2014/12/28(Sun) 15時頃
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……そんな事が、あったように思う。
[結局深く追うのは止めてしまった。丁助の語る古い記憶へと意識を引き戻す]
純朴だったのだな。 それに、良い義母だ。
[絶えた鳴き声に想いを寄せて涙を流すのも、不可逆の流れを優しく諭すのも。そう口にしてふと気付く]
……ならば、もしかして ここで泣いたことはないか。
[改めて考えてみれば、クランで誰かが何かを飼っている様子も、クランから出て行った人の事もとんと覚えになかった]
(188) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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/* あ。 主ごめん。
でもきのうダシに使われた気したから、 いっかなって。
(-58) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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[ほんの少しずつ口にしていたのは、重ねられた命令へのほんの反抗心。 そういえば、同じ声で何かを、告げられていたような。 咀嚼にあわせた、緩慢な仕草の、瞬き。
その問いかけ>>184があったのは、二口目をと口を開いた時だったか。 そのまま、匙ごとを皿へと戻し、苦笑する。]
……薬を飲み忘れて、 少し、色々あっただけ、……です
今はもう、大丈夫。
[何か仕事でも、と言いたげに、まだ赤みの残る瞼を細めて首を傾げる。 匙の代わりに、グラスに手を伸ばせばまた一口を飲み込んだ。]
(189) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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嗚呼、昼餉の刻限か。
[>>173参休と会話していればもうそんな時間。 食堂を飛び出して行ったのがついさっきのことのように感じられる。 目の前の参休との会話に戻る。]
じゅ、純朴というか、子供の頃は皆そうでしょう。 義母は……そうですね。確か良い母だったと思います。
[もう朧げな記憶だが、彼女の事を思い出すと穏やかな気持ちが心に満ちる。こんな珍妙な髪色をしている自分を育ててくれたのだから、きっと良い人だったのだろう。]
此処で泣いた事、ですか……? そりゃあ人との気持ちのすれ違いや嫉妬で泣いた夜もあるでしょう。
[記憶には無いがそういうこともあったろうと。 クラン内で「別れ」に関する涙を流した事が無いとは気付かず。]
(190) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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さてと、あっしはそろそろ食堂に向かいますよ。 参休さんは如何します?
[彼も食事をする気なら、食堂に向かいながら話そうかと。]
(191) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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[>>187 吸血鬼の声音が滑らかなものとなる。 そのことに安堵を覚える自分に苛立ち、押し黙る 内容は子守唄のよう何度も聞いた憶えがあった。
千年よりは短い、蓋し永遠。 誤魔化しだ。感情は訴えるものの、問いを重ねる言葉は出ず目を逸らした]
(192) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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[>>189 緩い動作。茫とした表情。 つい昨日のことなのに、もう遠い彼方の出来事を語る遠い声。 気のせいだろうか? 真意を質そうと探ろように]
仕事ではない。 時間は取れるか?
[此処での時間は有り余る。 問いは、暇があるかではなく己の為に時間を作れるかということ]
(193) 2014/12/28(Sun) 15時半頃
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