26 Fairy Tales Ep.4
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…妹…リア嬢ちゃんかい? 帰ってるのか。 そりゃぁ、偶然にも偶然が重なって居るね…
[手を広げたまま。 ウェーズリーの事については、冗談だよ、と、 小さく肩を竦めた。]
(225) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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ああ、どうも。 それじゃあお大事に、なの。
[首元のチョーカーを垣間見て、くすりと笑った。 何も言及せず、ただ見送る。]
(226) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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は?見たって…
[広げた足の間に両手を伸ばして椅子の淵を掴んだまま 身を乗り出せば、ガタっ、と椅子から音がした。]
でけェ人狼だな。 確かにそンなんとやりあったら俺だって、……
……なぁ、ロミ爺… その人狼の色 ―――覚えてるか?
(227) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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ま、テッドと入れ替わるのはやめとこうか、なの。 下手に入れ替わってぎゃあぎゃあ騒がれるのは面倒だわ、なの。
(!5) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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[差し出された手に自分の手を重ね握る。]
うん、そうだね、行こう!
お兄ちゃんとお姉ちゃんに、会えるかな。
(228) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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……まるで。 あなたも魔法使いみたいな言い方ですね。
[表に出る機会を失い。 チョーカーを見られたことには気付かぬまま。 露骨に不機嫌な声をアイリスにかける。]
(229) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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[自分の目に絶対の自信があった訳ではないけれど。 ただグロリアから名前を聴いて逢いたくて―――…] [ 心配で ] [オスカーはルーカスともグロリアとも仲良しだった。 でもふとした瞬間に兄弟ではない事を感じてそうだった]
オス カー…
[呻くように名前を繰り返し上半身を起こすと、 其処にはグロリアとポーチュラカと一緒のオスカー。
一人ではないオスカーを遠目に安堵すれば、 遅れて打ち付けた膝の痛みに気づき地に座り込むかたち]
あ… テッド ええと、あ うん
嘘をつくと味が変わるお茶はね 知っている人達にとっては沈黙の赦されるお茶なの 今日はさ、来て呉れて嬉しかった ありがと
(230) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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えーーーーっ?!おうち行けないのーっ! そっかぁー、残念だなぁー…。
[残念そうにしていたら、何か盛大に何かが倒れるようなこけるような。 そんな音がしたけど。 自分が進んでいた方向とは逆方向なのか。 こちらからは何も見えなかった。]
何か、大きい音したけど…? なんだろ?
[オスカー兄さんの方を向いて首を傾げました。]
(231) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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…そうかもしれないし、そうではないかもしれないね、なの。
[どこかはぐらかすような言い方。]
(232) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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『また、きてね』
[危険が迫っているなら逃げる事を勧めなければ。 また一緒にお茶をのんで笑顔が見たいのに]
(-27) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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店番 ソフィアは、若者 テッドを見上げるまま、物言いたげに口唇が震えた。
2010/08/07(Sat) 00時頃
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そうそう、兄さま
―― ルーカス兄さまもこの村に来ているのよ。
〔そんな話をしている間に、ソフィアの姿が見えて。〕
あら、お姉ちゃん。
オスカーくん、ソフィアお姉ちゃんよ。
〔オスカーに名前を教え、ソフィアがオスカーに駆け寄るのを見ていたか〕
(233) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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ただの狼とは、目が違ったね。
[ガタン、椅子の音。] [老医師は、広げた手を胸元に持ってきて 大げさに白衣を合わせ、くわばらくわばら、と 身をちぢこめてみせ]
アレは――うん、覚えて居るよ。 真っ黒だ。 くさむらにいたし、影で暗かったし、なんだか濡れて毛にてかりがあったけれど。 忘れもしないよ、真ぁっ黒。
(234) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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/* 現在地がカオスなんですが、今、みんなどこにいるんだ!!
(-28) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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〔お家にいけないと残念がる妹に。〕
お家、片づけないと住めないかもしれないわね。
私、宿に泊まっているのだけど、ポーチュも一緒に泊まる? 初対面のお姉ちゃんとじゃ、 イヤかな……?
〔遠慮がちに問う。イヤだというなら、無理には留めないのだろうけど。〕
(235) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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偶然か、…偶然ねェ。
[手を広げたまま肩を落とすロミ爺を見て 倒れていた人狼の特徴に、 どくん、と胸が鳴った。
真っ黒で大きくて、手負いの 人狼。 ―――― そんなの 他にいて、たまるか。]
っ、…
[ズリエルだ。 彼はオルグイユへ向かうと言っていた。 だからどこかに居るだろうとは思っていた。]
無事で何よりだったな、ロミ爺。
(236) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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良家の息子 ルーカスは、椅子の端を握る手に力が籠っているとは気付かないまま
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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え!お姉ちゃん!? どこ…? ソフィアお姉ちゃん!!
[辺りを見回すが焦っているためかソフィアの姿を見つけることはできず、精一杯の声を上げて姉と慕う相手を呼ぶ。]
(237) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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なるほど、『嘘』ではないですね。
[アイリスのはぐらかすような言葉には冷ややかに言って。 内側からはならない扉を開けて今度こそ表に。]
……大丈夫ですか?
[目はやはり合わさぬように。 こけたソフィアの傍まで行くが、手は差し出さない。]
また、次があれば気をつけます。 お茶自体は、嫌いではないので―――。
(238) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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/* オスカーかわいすぎるよ。
(-29) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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若者 テッドは、緩めた襟元に気がついて、ぎゅっと握り隠す。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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ボクは悪運強いからねェ。 知っての通り、10年前だって たまたま居なかったくらいだからね?
[軽い口調 軽い声音は [態と]。]
――――ルゥ坊の知り合いかい?
[随分と間のあいた問いは 投げるを迷ったから。]
(239) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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ベテラン医師 ロミオは、良家の息子 ルーカスの握られた手を 眼鏡の奥から見据えて居て。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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う、うん 大丈夫 次は気をつけなくても甘くなるお茶でも出そうかな
あのs…ふぇ…?!
[ポーチュラカやグロリアの声までは聴こえずも、 テッドに何か口を開き掛けたところでオスカーの声]
あ、あ またさ 近いうちに遊びにきてね お茶だけじゃなくてお茶菓子も準備しとくから こなかったら僕からいっちゃうからね!
[言う間にも立ち上がり何時もの見送りも忘れて、 テッドに手を振りオスカーのいた方へと駆け出した]
(240) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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店番 ソフィアは、立ち上がった折にテッドの襟の中が見えれば、瞳を揺らしただろう。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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オスカー! 僕は此処だよ!
[三度、名前を呼びながら今度こそ駆け寄って、 転んで砂に塗れた服のまま抱き締めようと]
(241) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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―― それもまた、偶然かァ?
[いつもと変わらぬ口調。 いつの間にか彼ひとりしかいない診療所。
間のあいた問い。 唇を緩く噛んで、そのまま
こくりと、一度頷いて]
(242) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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尊敬してた人だった。 目標にしてた …人、だったんだ。
[頷いたまま、下を向いて そのまま顔を上げられない。]
(243) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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さて、と。 もうちょっとしたらお暇したいんだけどな、なの。 店主さんのお戻りはまだかしらー、なの。
[時々フランシスカの様子を見ながら、待っている。 ソフィアの様子も気になるものの、フランシスカを置いていくのもまずかろう。]
(244) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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やじゃないよ!! 一緒に泊まれるなら一緒がいいわたし!
[こうやって妹だって言ってくれるのが。 すごく、すごく嬉しくって。 だから、わたし、一緒にいられるならもっと一緒に居たかったんです。]
お兄ちゃんも…いるんだ…どんな人なんだろっ!!
[さっき挨拶してただなんて。 そこにはまだ気付けないのでした。]
なんだか…いっぱい人がいるねぇー…。
[首を傾げて、またもオスカー兄さんの様子を見てました。]
(245) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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…そりゃあ… ――ボクは、治療するべきだったかな?
[少々の傷なら 例え骨と皮しかなくとも 眼の前に現れた「餌」を喰らえば 回復の手助けにでもなっただろう。 それに気づかぬ彼でもなかろうし、 また、――それを気づかせぬ術も持って居なかったから]
…代りにボクが尊敬されて目標にされてあげるよ。
[俯いた彼の頭を背の低い自身の胸元に寄せ 抱きしめようと おどけた軽い口調で声をかけつつ 枯枝の腕を伸ばす事しか出来なくて。]
(246) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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! お姉ちゃん…!!
[ソフィアの姿を見つけると瞳からほろりと涙が落ち、なりふりかまわずソフィアに抱きついた。]
(247) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[きゅうと抱き締めて前髪のかかる額をすり合わせ、 人心地つけばオスカーを抱き揺らす態で腕を緩める]
嗚呼、オスカーだ 大きくなったね でもグロリアと違って未だ僕の方が大きいかな
―――おかえり…
[近い顔を覗きながら砂に塗れた手を服の裾で拭い、 濡れる頬を包めば砂の匂いと微かにしろい花の香り。
はたと周囲の人に気づいて見回せばグロリアと、 何処か幼ない頃のグロリアにも似るポーチュラカ]
はっ…! 若しかして君はポーチュラカ? わあ わあ 大きくなった ポーチュは本当に大きくなったね
(248) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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ばァか。 逃げンのが正解だろ。
つーか、相手は人狼だっつーの。 もうちっと驚くとかねェのかよ…、爺。
[彼を切ったのは自分で、殺意さえ抱いていたのは真実。 そうするのが正しいとその選択を悔いてはいないけれど 心がそれで痛まないわけではなくて]
―――…ハ、
[細くて華奢で薬臭い匂いが近づいてきて 衣擦れの音と共に細い腕に頭ごと包まれた。]
目標とかってェのは与えられるより自分で探すもんだろうが。
――― ま、その腕は信用してらァ。
(249) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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ええ、また。 此処のお茶はおいしいですし。 こんなに良くしてくれる人はソフィアさんしか居ませんし。
また、来ますよ。
[視線は何処かを泳いだまま。 口の端を上げ笑うような表情。]
……でも。 俺なんかの所に来ても、面白いものは何もないですよ。
[僅かに家に来るのは迷惑だという感情が透けさせ。 オスカーと呼びながらソフィアが走っていく先を赤茶の目は見詰める。]
(250) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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