8 DOREI品評会
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人
狼
墓
少
霊
全
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今は、買う気分ではないから、いいわ。
帰ってしまうのは、もう少し後にするわ。
[ネイサンにそれだけ告げる]
(*55) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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[買って欲しいと懇願する女の声が響く。
――― 取り残された者の末路が死ならば…]
…っ
[何も出来ずの 自分が不甲斐なく思う。 表情は険しい。]
(+116) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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嗚呼、可哀想。 あんなに泣いちゃって、ねぇ?
[金眼の青年の言葉に、くすくす笑い 言葉をかける――きゃくせきだけに届くそれ。]
(*56) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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『貴方の なまえ…。 なぜ 急に…?』
[名前を教えてくれた事は、素直に嬉しかった。 もっと言えば、話しかけてくれた事すら嬉しかった。 心のどこかで、もう話しかけて貰えないような気がしていたから。
だから、視線が外され、向けられた背中にはまた壁が出来た気がして。 少しばかり不安は募る。 急に名を教えてくれた事。
何か、意味があるのだろうか。]
(+117) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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お愉しみいただけているでしょうかね。 残りの奴隷は一名となってしまいそうですが。
(*57) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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/* あれぇ?グロリア様が議事録読めてないから判断待ち?
(-37) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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定刻ですネ! 本日はNo.5が落札されます!
後ほど……ご存知のあちらの小部屋にいらしてくださいねぇ。
(51) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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[陰鬱な男の笑い声に、ぎり、と奥歯を噛んで 両手を力いっぱい握りしめた。]
…ッ、痛
[びり、と力めば身体に残る痛みに響いた。]
(+118) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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ついに残り一名となってしまいました。 果たして哀れな美少女の運命は?
ふふ、本命なのにいつまでも落札しないでいるような ご主人様でもいるんでしょうかね。
ああ、その貌です。このショウに色彩りを添える、華々しい絶望!
(52) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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……
[呟かれた異国の言葉は解らない。 ただ、解らないけれど予想はついた。]
――― … 、…
[唯、この場で理由を言う素振りは見せずのまま 背だけを彼女に向け続ける。]
(+119) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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彼女の名を知ってしまった今
―――― 俺の名を知って欲しかったから
―――― 俺の名を … 呼んで欲しかったから
…酷い我侭だ
知らずのうちに 芽生えた感情は ―――― 殺しきれず 逆に残酷な形になりそうで それでも ――――
(-38) 2010/04/12(Mon) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/04/12(Mon) 23時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 00時頃
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[舞台上の少女の悲痛な願いは客席に、私の耳にも届いて。 じくりと胸は痛む。
客席の男と主人が入札する様子も無く。 恐らくこのままでは、あの子は―――。
自然と眉が下がる。
無情にも時は過ぎ。 道化師のアナウンスが響き渡った。 落札されたNo.は…5。]
(+120) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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落札……ねぇ。
[身体を拘束されたまま、鋭い視線で道化を見つめる。]
私を「飼い馴らせる」か。 ……はたまた「引き裂く」のか。
いずれにせよ、ロクな道のりじゃあなさそうね。
(53) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 00時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 00時頃
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/* テッドが英語も不自由把握。
(-39) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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[道化の声が絶望のように木霊する。 くしくも道化が言った様に、顔は一気に冷たくなって ただ、その場にふるふると震えていた]
(…誰か、ここから助けて…)
[内心で思うのはただ生きたいという願い―――…]
(54) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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―――…。
[問いかけても、返らない答え。 その理由を知る由は無い。
ただ、向けられ続ける背中に漆黒は徐々に翳って。
俯き、りん――…と鈴が啼いた時。]
『ごめん、 な さ、…。』
[唇から零れ落ちるように紡がれたのは。 彼の背だけに向けられた、謝罪の言葉。
小さく、震えたその声は彼の耳に届いたか。]
(+121) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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[痛い。 ―― 痛い。
―――― いたい。]
……
[だから 尚、痛みを与えてはいけないのだと 振り返らない。
振りかえれない。
耳に小さく届くのは鈴の音と、 謝罪の言葉。]
ッ…
[唇を 静かに引いて 堪える。]
(+122) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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─ オークション後 用意される花束の話>>+57 ─
[ジェレミーの元へ送られる花束。何十本もの薔薇で埋められた柩のようなもの。装飾的な箱の中に、かぐわしい薔薇とジョーゼットのドレスで飾られたカルヴィナが横たえられている。]
清らかなまま死んだ乙女か、 女装の少年のようにみたいだね。 後、スカートをめくらなければさ。
[梱包は奴隷品評会の主催者ヨアヒムに完全に委任する事も出来た。グロリアは最初そのつもりだったかもしれない。けれども、今、イアンが梱包の最後を仕上げようとしている。]
ねえ、カルヴィナ。 手枷と足枷は、会場に運ばれた時も付いてたっけ。 意識があるまま、箱詰めされて運ばれるのは怖いかな。
(+123) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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/* どっかにあったなと思って見返してたらプロメモにあったな。 リアル1日=村内1〜2時間くらいですが、幽界はもっと早く時間を流して結構です。
本日は、じゃないよね。今回は、じゃないかな。うん。
(-40) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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/* なんという……、…!!!
(-41) 2010/04/13(Tue) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 00時頃
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―― 梱包作業 ――
[薔薇の香は、ブルネットの女を思い出させる。その肌にドラキュラのように突き立てられる犬歯、爪、紅は瀝り薔薇の花弁を血の色に染め上げて。これから送り先の主の友人が垣間見せた狂気は、これからの前途が決して明るくないことを証明していた。]
勝手に殺すな。 まぁ、自分の手元で死なれるのは 寝覚めが悪いのだろうけれど。
僕は連れて来られた時は目隠し以外は自由だったよ。 控え室では、足枷ついでに椅子に縛られていたけどね。 暴れても大した力がないと、分かっていたんだろう。
[薔薇の芳香に包まれて窒息死してしまいそう。 閉所恐怖症ではなかったが、目隠しのトラウマはそれに近い状態に少女を追いやっていた。]
……服を着ていられるだけマシだ。
[頼りなくひらひらと身を飾るドレスが似合っているのか、自分には分からない。 イアンの言からすると、最早男装も女装も似合うとは言い難くなっているのだろう。 中途半端な自身に何を望んだのか、買い取った恩人の手を振り払って、少女は今ここにいる。]
(+124) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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/* どーしよっかな どーしよっかな
(-42) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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[ヴェスパタインが去って後、舞台の上では装置の移動が行われていた。それを見ることはない。 しばらくすればどこかに行っていたヴェスパタインが戻ってくる。
装置に括り付けられ、炙られ始める二人を、何も言わず見ていた。
感慨も嫌悪もなく、ただ見るだけの舞台。 反応の違う二人の奴隷。 パトリシアの様子はやはりどこまでも変わらない。 客へと意見をする様子も媚を見せないことも。それは既に壊れてしまった後なのか、それとも屈強なだけなのか、そのどちらでも、興味を持ったのは確か。
奴隷として欲しいかと問われるなら、少なくともグロリアには必要なかった。 もしカルヴィナを手放さなければ、入札を考えていたかもしれないし、奴隷以外でなら、欲しかったかもしれない。 それも、彼女の強さがあってこそで、けれどその強さがあるからこそ買うことは戸惑われて]
(55) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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[マーゴの嬌声とも悲鳴とも言える声が響く。消える蝋燭の火。 説明を請う男の声にも、ただ舞台を見ているだけ。 何も、しようとはせず。
時を止めたように微笑んだまま座っていた。
やがてネイサンの声が響く。 No.5への入札の声。
マーゴの懇願の声が聞こえて、漸く。 添えられた男の腕に、顔を傾けた]
(56) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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高見、そうかしら?
[カルヴィナの言葉にはそれだけ返し。 ヴェスパタインと話しこむ様子は耳だけ傾ける。
男が二人を伴って席を立つのを、座ったまま見送った。
後ろに立つイアンの]カルヴィナに掛けられた声と笑い。 変わってしまったという言葉。握る手を強く。
見上げた彼の顔は近くに、自然と唇が触れて。 囁きには肯定も否定もしなかった。
重ねられた手を見る。暖かな手は、奴隷であっても、貴族であっても同じ。
首筋に唇が触れると、力が抜けたように息をついた]
(*58) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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/* やっぱりたきさんは 一途な人だなぁ
(-43) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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