207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[シャルルを囲む人数が増えてくる。 彼らもやはり、今までのネイサンと、シャルルの違いを感じているのだろうかと。 会話を聞きながら解析するも、だからと特別な情が生まれることもない。]
……?
[>>73いや自分は、何も教えた覚えもなければ、教えられた覚えもないのだが。 そも何故に理を説く必要があるのか。
そんな見当違いな事を考えた矢先───>>72]
──────!!!
[獣の毛が、ぞわりと大きく逆立った。
己の知る畏れとは違う。 肌触りの悪い、不快な恐怖。]
(+76) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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ぐるるるるる……
[己の眼を潰した鼠の笑い声>>90に唸る。 と、自分が振り回すのに合わせて金髪を靡かせていた男から違った感触が返ってくるのを感じた。>>91]
ギィ…ッ!
[鋭い蹴りを鼻に入れられる。 白狼は思わず残っていた片目を閉じ、ジェレミーの剣は放さなかったものの、大きな隙が出来る。
そう、銃弾を避けることも叶わない。]
(96) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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>>93
俺はッ!お前をッ!殺さない!!
[引かないギリーに、仕方なく、ダガーを下ろす。 その唸り声は、泣いてるようにも聞こえたのだから。 あとは体当たりしてくるギリーに為す術もなく、押し倒された。]
――…かは…ッ
[ヘクターの時以上にに全身に衝撃が走り、 口の中に血の味が沸く。
丈夫な身体ではない。 三肢とはいえど、ギリーに敵うわけはない。]
くっ…ギリー……。
[押しつぶされたまま、その名前を呼ぶが。]
(97) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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[もんどり打ったまま、ギリーの首に手を伸ばし、 その頭を抱え込んだ。
頭が既におかしいと、自分で思う。 でも、ギリーは、殺したくないと。
ただ、それだけを思って、ギリーが制止してくれるよう、抱きしめるけれど、 もちろん、力でも体格でも敵わない。 ギリーの力に翻弄されるだけ……。]
(98) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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セシルは、ジェレミーの様子はわからない。
2014/12/17(Wed) 00時半頃
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[銃弾はギリアンの前に立ちはだかるセシルを越え、
彼に突進していくギリアンを掠め、
白狼に剣を捕られたジェレミーに当たる事も無く、
――――白狼の腹を抉った。]
(99) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 00時半頃
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セシルッ……!
[今この場で己の出来ることは、何が起きても右手を離さないことだけだったが。 宙に吊られた身体の下、セシルの苦しげな呻きが聞こえた。 再び振られる前にもう一発、と蹴りを画策するも、一度逸れた意識が右手の力を緩めそうだった。]
(100) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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[セシルの肩を左腕で床に縫い止め、 伸し掛かった格好で彼の顔をジィと見下ろす。
腹からは絶えずボタボタと血が失われていく。 そこを蹴り上げられでもすれば、 たちまち崩れる事になるだろうが 構ってはいられない。]
殺すナイ ……おれ、セシル、
[殺す、と、云ったつもりの声は掠れる。 セシルの腕の中で声は潰える。]
(101) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 00時半頃
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"これくらいで…… これくらいで私が倒れると思うのかァアッ!!"
[獣が咆哮する。 鉛玉の一撃は確かに致命傷に近かった。
だがそれだけで終わらせてなるものかと牙を剥き出し道連れを選ぶ。
撃たれた衝撃でジェレミーの剣を取り落としていた白狼は、顎門を開け彼に襲いかかった。]
(102) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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ギリーッ
[ギリーの腹からぽたぽた落ちる温かいものが血だと認識するのに時間はかからなかった。]
お前……
[蹴り上げることはしない。 左肩は押さえつけられ、骨が軋んで、うめき声があがるけれど、 額に流れる汗と、開いた瞳の色は涙目で潤んだが。]
殺さない殺さない殺さない ギリーを殺さない!
[喚き散らす言葉はそれ、 そして、腕には力を込める。]
(103) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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― 第三甲板 ―
[ニコの隣>>+74に腰を下ろして。足をぶらぶら。 ホレーショーと副船長の並んだ背を後ろから見ていると。 なんだか兄弟みたいだな、と。 やっぱり副船長は兄貴の兄貴なんだろう。 生者たちの戦いを見つめる傍観者は、そんな緊張感の欠片もない事を考えていて]
……ニコ。酒はだめッス。
[隣の昔馴染みのつぶやきには、ぴしゃりとそう言い放つ。 もう飲めないのは分かっていたが。 あんなニコラスを、もうグレッグは見たくはなくって。 後は黙って。戦いの行方を見守っていた*]
(+77) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/* 鼻を蹴られたときの鳴き声を危うく「ぎゃんっ」にしかけました。
(-82) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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ヴヴ……ル……!
[牙を剥き、低く唸る。 ”おまえは誰だ!”と訴えるように。
最早これは、己の知る、絶望の象徴ではない。 まったく異質な、見知らぬ恐怖。]
(+78) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/*船長かっこいいなあ ラスボスの貫禄やでえ
(-83) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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怖い……
怖い怖い怖いこわい、
何が怖い?
死ぬ事か?殺される事か?踏みつけにされる事か?
(*6) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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いや、お前を遺して逝く事だ。
(*7) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/* メモの死体の場所のやりとり。 客観的にみるとかなりシュールだな……。
(-84) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/* そして赤がどうなってるのか気になる
(-85) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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[銃撃の反動で、腕が跳ねる。
指先に、銃を握りしめていた力が抜け 床に滑り落ちるのを、視線だけで見ていた。 白狼の腕と爪が触れた胸は、もう、真っ赤に染まってやがる。]
かか、俺様に…… 命令すんなッてえの。
[ジェレミーに、脂汗の浮かんだ面が、笑う。 当たったら構うわ、クソが、と、俺様の悪態の代わりに。]
(104) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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[右手が滑りかけ、落ちる、と思った瞬間、それこそ己の身は取り落とされた。 咆哮。それと共に、床に落とされる。 体勢を立て直す間もなく、大口が獲物を見定め喰らいつこうと開かれた。]
倒れるまで、抗うっ……!
[ずらりと並んだ牙、ぬらぬらと濡れた口内へと、脱力し震える右腕でサーベルを投げ込む。 それによって腕が喰らわれようと頭が捥げようと、構うものかと。]
(105) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/* 割と本気で。ホレーショーもグレッグも死んで。今後、キティはどうなるんだろう。ぼくは心配です。 グレッグにも言わせたけど。
っていうか、キティという愛され猫を生み出したホレーショーすごい。めっちゃキティ便利。ひとりRP捗った。
(-86) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/* 地上どうなるんだろう……眠いけど頑張ろう。どきどき。
(-87) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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/* おっとあめちゃん いただきますぺろぺろ コミットぐだぐだ言ってるのは今日みんな時間厳しそうだからっていうあれなんですごめんなさい あとコミットアンカー何回やっても不安でいっぱい
(-88) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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― 第三甲板、階段上方から見下ろして ―
[この船は随分と軽くなったと思ったが、 こうして見下ろすと、死者も留まっていたらしい。
自分もそうか、と存在の希薄な手のひらを見下ろす。 船長――だったもの。 綺麗な、真白い狼。
最期を齎すのは、やはり彼ではなかった。 彼に最期を齎すのは――?]
(+79) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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[涙で濡れて光る瞳を見下ろし、 何か言おうと開きかけた唇は 獣の咆哮を聞いて、すぐに引き結ばれる。
両眼を目蓋で覆い、視界を閉ざして。
セシルの首筋に顔を埋め、噛み付こうとして。]
ゥ゛ゥ゛ア゛……――
[セシルの上からソロリと退いた。
白い獣、おれの大切なものの傍へ行くために。]
(106) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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[揉み合うギリーと、セシルの悲痛な声が耳に届く。
獣の腸を突き刺す銃弾――― 血>>99 そして、それに覆い被さる、白狼の怒号>>102]
ッくしょ、人間なら一発で死ぬッての………
[船長は強いな、と、当たり前のことに、安堵した。
これぐらいで、倒れるとは思っちゃいねえよ。
ジェレミーに襲い掛かる狼の姿に 小さく、息を吐き。]
ちゅうちゅう、とな……
[視界の端で、医務室を、猫が覗き込んでいた。 暫く見ない間に、悲しい目をするようになった、キティだ。]
(107) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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カシラ、生きル 一緒 生きル カシラ、逝く 一緒、逝く
遺されない 遺さない
(*8) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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/*>>104 これすき…… フランクのこういうとこ好き
(-89) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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/* 噂をすれば…… キティキタ―――(゚∀゚)―――― !!
(-90) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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>>106
[ギリーが顔をあげて、それを潤んだ視界で認めれば、 はっきりと表情はわからない。
けれど、次には唸り声をあげて、
瞬間、もう、駄目だと、思った。 白い首筋、人間の牙であっても、ギリーの力をもってすれば、食いちぎれるだろう。 だから、ぎゅっと目を閉じた。
が、]
ギリー?
[次に目を開けた時、ギリーの姿はなく、 のけられた左肩、ひどく痛んだけれど、起き上がって…。]
(108) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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が…ッ、
[サーベルが白狼の咥内を貫いた。 白狼の瞳がふっと光を失う。
いや、実際には逆だった。 そこには濁った光が灯されたのだった。 サーベルは白狼の口蓋から脳まで達していた。 だが白狼は動きを止めない。
最後の力を振り絞って目の前のジェレミーを前足で跳ね飛ばし――白狼は我が子を迎えに行く。]
(109) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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