224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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[足早にヨアヒム >>167 のテーブルに近づき、低い声で謝罪する 側には、仲の良かったイヴァンの母 >>168 ドロテアがいた]
ヨアヒム様、場を離れており申し訳ありませんでした。 只今お食事の手配を致します。
[アランはそう声をかけたが、ヨアヒムは既に酒を頼んでいたかもしれない]
(173) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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え、マジで。いいの?
[思ってもない申し出>>170に目を瞬かせる。 普段であれば、何かと理由をつけて尤もらしく断っていただろう。 だが、祭りのせいか、吹雪のせいか。リーは首を縦に振った]
そりゃあもう、アランがいいってんなら是非お願いしたいね。 案内までしてもらえるとかありがたいって…
[アランが自分の肩を叩いたのと同じくらいだったろうか。 ヒステリックな叫び声が聞こえて来たのは。>>167]
…あれが雇い主って奴か…?大変だな、あんたも。
[そう言った声はその場を後にする彼に聞こえたかどうか]
(174) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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─パルックの宿屋へ─
[ごうごうと吹き付ける風と、吹雪。 ただでさえあまり速くない歩みが風に煽られて余計に覚束ない。 バタバタと長いスカートの裾が音を立て、纏わり付くもんだから余計に始末に負えない。うぅ、と小さく唸ってようやく目の前に現れた宿屋のドアノブにしがみ付いた。]
もう、なんなの…!
[風圧に押さえ付けられたドアがなかなか開いてくれない。 ギ、と軋んだ音でようやく開いた隙間に、細い体を捻じ込んだ。もしもジリヤが一緒に居たのなら、体でドアを押さえている間に彼女を中へ押し込んだだろう。
厨房側の勝手口だから、お客に見られる事は無い。 それこそ勝手知ったる叔父の家だ。びしょ濡れで歩き回る訳にも行かず、ケープを脱いで奥に引っ込むと厨房の叔父に一声かけてタオルを拝借した。]
(175) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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……ごはん、つくらなきゃ……
[疲労感からか、どことなく朦朧と呟く。突然の猛吹雪に、宿へと避難してきた人も多い。叔母や他の従業員は未だ帰っていないようで、忙しそうに動き回る叔父の姿が目に入る。 ジリヤがその場に居たなら、タオルを貸すのは勿論、客席のペチカに一番近い温かな場所を勧めて。]
私、叔父さんを手伝わなきゃ。 飲み物持ってくるから、温まってて。 [昨日足を痛めた彼女を気遣いながら、その場を離れた。]*
(176) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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[ドロテアに大きな声で話しかけられて >>172]
ド…ドロテアさん、ご無沙汰しております。
[仕事中だとアピールするように、他人行儀な挨拶をしたが この女性には、その意図はおそらく伝わらないだろう…]
(177) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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[ なら、“どんなんだよ”
下卑た質問を投げかけようとも思ったけれど、続いた言葉には真剣味を帯びた眼差しを向けただろう。]
ふぅん…? ま。嵐が過ぎ去るのを待つのが無難か。 最悪、今日はみんな此処で泊まりかもしれないし。
[窓を叩く雪の音が強まっているような気がする。 暫くはここで峠を越すのもありだろう。
ああ、でも席を立つ間際に聞こえた二人の名前に指が、小さく引き攣る。
それを誤魔化すように一際明るい声で答えた選択肢は]
敢えて大切な先生を護りにいくよ。
[答えにない答えを口にしては笑った。 そして聞こえたヒステリックな声>>167に眉尻を下げただろう。]*
(178) 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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(大物ッつってもああはなりたくねぇな)
[そう、考えながらぼやりとそちらを見ていると、"雇い主"に盛大にぶちまけられる水>>171]
…っひゅう。
[見ればそこには長髪のランタン職人の姿があった。流石に寝起きの機嫌の悪さの事など知らぬから]
…あの先生もキレるってすっげえな…
[そう、呟いた]
(179) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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アランは、ずぶ濡れの雇主を見て青ざめていた。
2015/05/27(Wed) 00時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/27(Wed) 00時頃
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/* ヴェスパwwwwwwやりおったwwwwww
(-68) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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何処へ行っておった!!!夕食は酒と肉を用意しろと言っただろう!!! 全くお前はここに来て気が緩んで――――ぶゎっ!!!!
[唐突に長髪の男から水を顔面にぶちまけられて、のけぞった勢いでそのまま椅子から転がり落ちる。
しばらく何事かとぽかんとしていたが、そのうちみるみると顔が茹蛸のように真っ赤になった。]
貴様ぁ……わしが連邦議員のヨアヒム・グリズロフとわかってそんなことをやっているか!?!?! 貴様のような庶民ごとき、わしの一存でどうとでもできるんだぞ!!!! だいたいなんだ、女みたいな髪型をしおって!!!
[濡れた顔から唾を飛ばしながら激昂し口汚く水をかけた相手を罵る。 誰かが止めなければ、もしくは誰かに殴られでもしなければその言葉は止まらないだろう。]
(180) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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大切な先生……?
[シメオンが二人の名前に反応した事も。 護る相手の名前があれだった事も。 どちらも理由も分からなければ察する事も出来なかった。 それだけ子供という証でもあった。]
わ、うわぁ……。
[ヒステリックな太った男の声に眉を顰めていたら。 それに水をぶっ掛けるヴィスパタイン。 確かにあの男は不愉快ではあったがそこまでやるとは。 すごい、とぱちぱちと控えめな拍手を送るのだった**]
(181) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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/* ヨアヒムさすがきたない いいよなぁ、こういうRPすき
(-69) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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/* ヴェスパタインだよね、なんで誤字ってるんだごめんなさい
(-70) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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やだもう、そんな堅苦しい言い回ししなくていいのよ? 懐かしいわねえ、もう、そんな言葉遣いもできるようになったのね。 イヴァンなんて出て行く前にクソババアなんて言ったのよ。 こんなに差ができちゃったのねえ……
[あっなみだが。気持ちだけ。 目元を押さえる仕草しつつ、アランに笑顔を見せる。]
そうそう、そちらのヨアヒムさんの部下としてお仕事────
[などと、最近の話を聞こうとした横で。]
[ばっしゃーん]
[なんということでしょう。]
(182) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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…おぅ。 うるせぇ、つってんだこの肉包子。 こちとら祭りの準備で疲れてんだよ。
[ひっくり返した水差し持ったまま、完全に座った目で転がり落ちたゴムまりを見下ろす。 周りの事情とか色々は、知ったこっちゃない。]
(183) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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― 回想/ドロテアの店 ―
[あの人と一緒になってから、と聞けば好奇心が頭をもたげる。>>151 ドロテアの口から夫について詳しく聞いたことがなかったから。]
あの人と、一緒…、それって、もしかして……。 …旦那さんと、一緒にお祭りに行ったんですか……?
[そう言って、話しを促す。 ドロテアの話しに興味深そうに耳を傾けていた。聞いてるこちらも胸の辺りが暖かくなりそうな、幸せそうな記憶。ふふって、思わず笑みが零れる。 かつて、ドロテアもひとりの男性と約束をしたこと。また、その人と会う為に着飾ったという話しに、いまの自分と重ね合わせた。]
ドロテアさんも、そんな気持ちになったんですね…。 お洒落、したいって…。
[ワンピースを来たドロテアは綺麗だったのだろう。 彼女がまだ少女だった頃を想像してみる。]
(184) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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…え。良いんですか? でも、ドロテアさんの大事なワンピースなんでしょう…?
[突然の申し出には吃驚してしまった。>>152 着ていくお洋服がない、と思っていたから。ドロテアの提案はとても魅力的だった。けれども、話しを聞いていて、そのワンピースはドロテアの思い出のワンピースに思えて。 夕方頃であれば預けた様服は乾く。ただ、時間も場所も決めていない約束に間に合うかどうか分からなくて。こころは、ゆれていた。*]
(185) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[「女みたいな」
その言葉は完全に地雷だった模様。 雪道仕様のブーツの踵は、誰か止めないと豚肉をミンチ肉にしちまいかねない勢いで、肉包子の鼻先へ]
(186) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[とんでもないことになった わかっていた。この村で問題を起こさないでほしい、という願い自体が無茶だったのだ]
ヨ…ヨアヒム様ッ! どうか、お気を沈めてくださいッ!
[ヨアヒムとヴェスパタインを交互に見ながら、どうやって場を収めるか考えていた]
(187) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/27(Wed) 00時頃
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/* ケイトが好き過ぎるよね。 シメオンも大好きなのだけど、
ケイトがかわいすぎてさごろごろごろろろろろろろん
(-71) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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/* 赤陣営って難しいね。 メモでのやり取りダメだと本当に。 相方さんに負担ばかりかけて本当に申し訳ない。
(-72) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[やりおった。
というのが先に来る。 咄嗟にポケットから大きめのタオルハンカチを取り出し、 激高した肉まんの視界を塞ぐように拭いにかかる。]
ヨアヒムさん、ほら、ほら早く拭きましょうね、ほら! 服がシミになりますからね、早く着替えましょうね、ほら!
[横目で確認すると、ヴェスパタインの様子がやばい。]
アランくん、リーくん! ヴェスパタインを!
[視線を走らせた近くにいた成人男性にあわてて声をかける。]
(188) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[ 「護りたい人」 ついぞ先ぞやの言葉を頭の中で逡巡させる。
浮かぶ二つの顔。 ケイトのことを思い出しては口元の笑みが消えた。
別に、“いつも通り”に振舞っただけなのに、どうしてこんなに居心地が悪いのか。
涙で濡れる目尻を見たから? 声を大にして叫ばれたから?
分からない。
分から、ない。 ]
(189) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[ 浮かぶ顔を別の人物にする。
幼馴染。昔から、よく遊んだ、子。 一つしか変わらないけれど、ほぼ同じ歳のようによく集まっては────]
(190) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[ 雪の少ない日だった。
ランタンの柔らかな光が、まるで朝陽のように白い雪を彩っていた。
周囲を見渡せば誰もが皆幸せそうに笑っているような気がして自然と、目元は緩んでしまった。
傍がそっと囁く。ないしょ話をする時と同じ声色だ。]
………。
[耳元がこそばゆい。 触れられて、握られて、引っ張られて。 当然のように引きかれながら歩いていく。
色づいた夜道。 まるでその一面だけ切り離されたような感覚。 指の中にある温度だけが全てのよう───]
(191) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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「あの子もつれて来れたらよかった。」]
(192) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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………そうだね。
[あの時、一瞬だけ親指に筋が張ったことを気付かれていないといい。 子供ながらに綻んだ唇は上手く笑えていればいい。
ランタンに照らされる、ふたりの顔。 くすり、くすり、───無音。]*
(193) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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………。
[ 視線を逸らす。
遠巻きに流れるような喧騒を淡々とした瞳で眺める。
唇は弧を描いている。]
相変わらず、寝起きの機嫌は悪いな。先生。
[ まるで他人事。
こうなったら手はつけられない。 間に割って入ろうとする兄貴分の動向に口角を上げながらも、足は自然と店の奥側へ。]*
(194) 2015/05/27(Wed) 00時頃
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/* 一人シリアスやっててなんか、はぁあん。(慟哭) PL目線狼透け透け過ぎて申し訳ないし、 なんかもうァアアア。
(-73) 2015/05/27(Wed) 00時半頃
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[ドロテア >>188 の声で我に帰り ヴェスパタインの前に立ち、両腕を抑える]
ヴェスパタインさんっ!落ち着いてくださいっ!
[そう声をかけるが、ヴェスパタインのこの目にアランは映っているのだろうか]
[これは…最悪、職を失いかねない…っ!]
(195) 2015/05/27(Wed) 00時半頃
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─???─
『 料理は得意? 』
(ああ、そうだ、ごはんを作らなきゃ。……どうして、だっけ)
『 「キミ」の作った料理が食べたいな。 』
(そうだ。そう。あのひとが望んだから。私の作った、料理…私の…わたし、の。)
[知っている誰かの知らない声が、麻薬のように脳の芯を犯している。 甘ったるい倒錯感が少女の意識を曖昧にする。頭の中の誰かと自分が、じわり、と、混じり合う感覚。 彼の問いに、答えなくちゃ、ならない。]
(*20) 2015/05/27(Wed) 00時半頃
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