181 巫蠱ノ匣
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― 2階 ―
[女の返答>>1:149から、タバコを持っていないことが伺えて肩をすくめる。]
あー、持ってないか。 ったく……このゲームの主催者とやらは嫌煙家か?
やれやれ、死刑囚だって 死刑執行の直前に煙草を吸わせてもらえるのに、ここではそれも叶わないんかね?
[思い出すのは兄のこと。]
(8) 2014/06/22(Sun) 01時頃
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[ほどなく、二人から協定の了承を得て、男はにやりと嗤う。 どっちも警戒心は解いてない。それくらいのがきっとバランスは取れる。緊張感。]
ま、そのへんはお互い様? つっても、こん中で潰し合うくらいなら、あんたらが他の連中とやり合ってくれる方に期待したいとこだがね。
[やがて、女が立ち去り、続いて男も立ち去ってく。]
……気をつけて、な。
[二人の背中にそう投げつけて。 一度部屋の扉を閉めた。]
(9) 2014/06/22(Sun) 01時頃
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[一度鍵を掛けて、部屋の中へ。 やけに乾いてしまった喉を潤そうと、ペットボトルの水を一口飲んだ。]
はっ……二度と顔を合わせないって、そりゃどっちかが、もしくはどちらも死ななきゃ無理な話だと思うがね。
しっかし、なぁ……。
あの姉ちゃん、人を殺す度胸はあるのかね? 兄ちゃんのは殺れそうだが。
[言って、殺し合うのが当然の思考になっている自分を嗤う。]
……どうせなら、あの姉ちゃんがその時どんな風になるのか、みてみたい気はするがね。 しっかし、変な因果だなー。 こんな異常事態になって初めてまともに話すなんてな。
(11) 2014/06/22(Sun) 01時半頃
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さて、と。 刃物持ってる奴がいるなら、盾になりそうなもの……。
[なお、銃に関しては、当たらなければどうってことは、と割り切った。 普段から銃を扱っているような人種がいればアウトだが。 素人なら。動く的相手に命中など恐らくは難しいだろうと。]
ま、バックパック持ってきゃいいか。 いざとなりゃぁこれでぶん殴れるし。 ダーツボードも入れときゃ、ちょっとは盾性能あがるだろ。
[言いながら、バックパックにダーツボードを突っ込んだその時、放送が聞こえた。 協定を申し出たものの、正確な時間把握のことなど、この男は一切考えてなかった。]
(12) 2014/06/22(Sun) 01時半頃
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6時間を正確に確認したけりゃ広間、か……。 ……ま、大体でいいかねー? また会った時にお互い利があるって思うなら、延長すりゃいいし。 ないと思ったら、殺し合うだけか。
[ダーツはダーツケースから取り出して、右手に握り締めた。 殺傷能力はないとは言え、投げるなり、直接針を突き刺すなりすれば、相手をひるませる効果は十分だろう。 なら、いつでもすぐに使えるようにした方がよさそうだ。]
……よし、行くか。鬼が出るか、蛇が出るか。
[左手でバックパックを背負って、部屋を出た。]
(14) 2014/06/22(Sun) 01時半頃
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― 2階・廊下 ―
[人の気配を気にしながら、まずは、この階の、ネームプレートのかかってない扉二つのうち、自室に近い扉に近寄り、聞き耳を立てる。 人の気配。人数こそわからねど、確実に複数いるような話し声>>0>>4。]
……。
[万が一結託しているようであれば分が悪い、と。 男は扉を開くことなくその場を離れて、対面の扉へと。]
→ 納戸 ―
(18) 2014/06/22(Sun) 02時頃
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― 納戸 ―
[扉を開ければ、作り付けの棚と、そこに並べられた様々な物が目に入った。]
ふーん、ここは物置、かね……?
[あいにく男は納戸という言葉を知らなかった。]
武器になりそうな物でもありゃぁいいんだが……。
[ざっと見て回る。 入口近く、リネン類やアメニティ、掃除道具などが置かれていた。]
……モップ、ねぇ……ダーツよりはマシか?
[言ったあとで、おかしな比較だと嗤いながら、更に奥へと。]
(34) 2014/06/22(Sun) 10時半頃
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[包帯や薬の置かれた一角が見つかる。 もしや、と男は漁っていく。]
あった……。
[僅かに顔が緩む。 未使用の、金属素材の注射器。 シアン化カリウムの瓶にくくりつけられてた説明書を見るに、水溶液を注射できれば、相手は死を免れない様だ。 男は早速、注射器を5本手に取り、掃除用具の置かれた一角に戻り、ゴム手袋をはめ、バケツの中に水溶液を作り、注射器にシアン化カリウムの水溶液を注入した。]
これで、切り札は手に入れたが……問題はいかに相手にぶっさすか、だよなぁ。 刃物相手に、切りつけられるより先に、ってのは難しいぞ……。 カッターナイフとかだったらどうにかなるかも、だが……。
[うーむ、と悩みつつ。 腰に下げたままのダーツケースがちょうどいい大きさだったので、そこに4本しまい込み、1本は手に持ったまま。]
(35) 2014/06/22(Sun) 10時半頃
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/* うーむ、3階行きたいけど、行っても誰もおらんのよなぁ。 かと言って、1階に行く、ってのはPC視点で選択肢にないし。
(-18) 2014/06/22(Sun) 21時頃
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― 納戸 ―
しっかし、なぁ…… これだと、面白くなさそうなんだよなぁ……。
すぐ死んじまいそうだし。
―――どうせ殺るなら、楽しい方がいい。
[あの手紙の文面を思い返しながら、金属の注射器をシャーペンのようにくるりと回せば乾いた音。 しばらく後、別の場所からもう1発。]
……さっきの姉ちゃんかね? あとは……もう一人は確実に銃を持ってる、か。
そういや、あいつらに話しかける前に聞いた銃声は、あの姉ちゃんのじゃないわな。 もうちょい遠かったし。
ったく、血の気の多い連中が多い、って事かね? ま、勝手に潰し合いは大歓迎だが。
(52) 2014/06/22(Sun) 21時頃
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さて、と……あとは……。
[ざっくりと見て回るも、大型の刃物や銃など、武器そのものを男は見つけられはしなかったが。 奥の方、上へと上がる階段が見つかった。 男は上がる前に。 先に見つけたモップの、布の部分は外して柄だけに。 柄の片方、ハードダーツ全部を医療用のテープで貼り付ける。 簡易の槍のような棒となった。]
おっし、これで殴ってもよし、突いてもよし、かな。
[満足そうに言って立ち上がると。 左の肩にバックパック、右手に棒、そして左手の中に注射器を隠し持って上の階段を目指そうと歩き出す。]
(54) 2014/06/22(Sun) 21時頃
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[階段を上りかけた時、扉の方で僅かに物音>>76。 息が止まりそうになる。]
……。
[扉の方からこちらは見えないが、それはこちらも一緒。 男は物陰でじっと耳を澄ます。]
(79) 2014/06/22(Sun) 23時頃
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[声>>81。にやりと男は嗤う。 あの絶叫の主だ、と。
あの怯えっぷりを考えれば、殺し合いという状況に順応してるとは到底思えない。 きっと容易い獲物。 とは言え、何があるかわからない。]
誰、だ……?
[少し迷いつつも、男は棒を握り締め、素知らぬ振りで声をかけた。]
(87) 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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/* さて、PCとしてはアイリを殺りたいんだけど。 PLとしてはもっと覚醒アイリが暴れるとこをみてみたい気もするんだよなぁw
(-31) 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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――……!!!
[思いがけない発砲音。 こいつも銃なんて持っているのかと舌打ちする。]
……おいまて、嬢ちゃんよ。 ちょーっと落ち着いて話そうか? 俺は攫われてきただけでなんもしてねーしさぁ。
[まともに銃を扱えるとは思えなくても。 それでも狭い場所では狙われやすくもある。 最悪、駆け上がって逃げるべきか、階段をちらと横目で見やる。]
(90) 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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/* しかし。 こういう村でヴェスパタインをみると、ふらう氏かなー、と思ってしまうなぁ。
さて、誰が落ちるか? 負傷したマドカ? なら、アイリはやっぱ殺したくないなぁ、とPL視点では思うのだが。
(-34) 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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[明後日の方向に弾丸二発飛んでいく。 どうやら話してどうにかなる相手ではなさそうだ。
ならば。
身を翻し、階段を駆け上がる。 足音が聞かれるのは問題ない。 むしろ追いかけてくれる方が好都合。
待ち伏せることができるのだから。]
(95) 2014/06/23(Mon) 00時頃
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― 3階・廊下 ―
[駆け寄ってくる足音に口元が緩むのを感じながら、階段を一気に駆け上がれば。 目の前には書斎の扉。 だん、と開け放って。 男自身は部屋には入らず。階段を上りきったすぐのところで身を潜める。 棒を短く構えて、姿が見えた瞬間頭部めがけてふり下ろそうと、足音で距離を測る。]
(100) 2014/06/23(Mon) 00時頃
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[狙い通り。 開け放たれた扉に、女は引っかかった。]
うらぁーーーっ!!!
[女が発泡すると同時。 男は構えていた棒を、思いっきり女の後頭部めがけて振り下ろした。]
(105) 2014/06/23(Mon) 00時半頃
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/* うむ、このところ脳筋でバトってたんで、こういうのはそれはそれで楽しいなw
(-40) 2014/06/23(Mon) 00時半頃
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[確かな手応え。 女がどっと倒れ込んだ。]
は、はは……。
[手が震えてるのは、恐怖ではなく、歓喜から。 そのまま部屋に連れ込んでしまおうかと近寄ろうとして。]
――――!!
[立て続けの発砲。 倒れた状態で、狙いなどろくにつけれなかっただろうけど、それでも一発は太ももを掠め、ジーンズを裂いていく。 怪我自体はかすり傷だが、焼けるように痛み、後ろによろめいた。]
っ……ぁ……。
(110) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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くっそアマがっーーーー!
[常なら上げるようなことのない怒声とともに、今度は銃を持つ手をめがけて棒を振り下ろした。]
(111) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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/* ふーむ、"戦闘時の大怪我の確定"なんて、NGで書かなきゃならんのな。 ってので書き加える。
それをやらないのは常識だと思ってたんだがなー。
(-43) 2014/06/23(Mon) 01時頃
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[命中はしたものの、女は銃を放すことはなく。 もう一度と棒を振り下ろした時、踏み込んだ左足、太ももの痛みによろけて空ぶった。]
は、は……。 どっちが悪党だ? ……先に仕掛けたのは、てめぇだろがよっ!
[睨む視線を受け止めながら、棒を構え、顔めがけて*突き出した。*]
(117) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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/* うーむ、可能であれば陵辱しつつ殺したいんだが。 こういう村に入ったのが初めてなんで加減のわからん俺である。
や、多分、大丈夫とは思うんだけどね。 そういうのも込みのエログロだろうしさ。
(-51) 2014/06/23(Mon) 01時半頃
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[突き刺さる手ごたえと、呻き声。 一瞬だけ男は哂うも。 目の前の女は怯えることなく、神の名とともに狂った目を向けてきた。]
(気に入らない、俺が欲しいのはこんなんじゃない。)
[3発目の銃声が響くと同時、左肩に下げていたバックパックを女めがけてぶん投げる。 弾丸は、今度は3発ともかすりもせず、男の右側を*通り過ぎていく。*]
(137) 2014/06/23(Mon) 10時半頃
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/* チアキが殺られる気満々? 後はこっちの戦闘でどっちかになるかなー? お互い逃げるという選択肢はなさそうだし。
しかし、銃相手で、しかも治療が見込めない状態ってさ。 食らうの迷うよねっ。 普段なら景気よく食らうんだけどっ><
アイリやるとマドカがいい感じにイカレてくれそうだなー、と思いつつ。 さてはて。
(-70) 2014/06/23(Mon) 11時半頃
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[バックパックは避けられるも。 女の体がぐらついた気がした。 それが出血のせいとまで気付けなかったけども。]
は……っ!!
[男は、追撃とばかり、女の左肩めがけて棒を袈裟懸けに振り下ろす。 左腕も使えなくなれば、もう為す術もないだろうと。]
(156) 2014/06/23(Mon) 20時半頃
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(そうだ……左腕も使えなくすれば。
あのビデオの様に……。)
(162) 2014/06/23(Mon) 21時頃
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― 回想 ―
[それは、まだ男が中学1年生の少年だった頃のお話。]
[ある暑い夏の昼下がり。 少年は、10歳上の兄の部屋に忍び込んだ。 目当ては、その当時人気だった格闘ゲーム。 たまに兄とゲームで遊んでもらってはいたが、いつもボロ負け。 悔しくて、兄のいない間に練習してやろうと。 少年はゲーム機の電源に手を伸ばして、そのそばに置かれたビデオテープの背表紙に目を奪われた。
"199X.X.XX ミサキ 15" ]
(163) 2014/06/23(Mon) 21時頃
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