208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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ー夜、独り、食堂にてー
[今日は皆やけに食堂に来るのが遅いなと思いながら吸血鬼は食事を独りで摂っていた。 参休やチョウスケの祖国で最近流行っているという聖夜の過ごし方を皆で楽しんでいるのかもしれない。 この分ではプレゼントではなく薬を届けて回るサンタクロースの役目をする事になりそうだと吸血鬼は思った。]
(24) 2014/12/27(Sat) 14時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 14時半頃
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そうだな、珍しい事だ。
[ライジが来たのを確認した吸血鬼の口端は、真近で見ないと分からないほどごく僅かに上げられた。>>26]
薬はちゃんと摂れとあれ程言っているのに。
[吸血鬼は丹精込めて作った食事を残されるのは慣れっこのようで、その事に関しては何も言わない。 それよりも支配の解けることの方が殊更に恐ろしいのだろう。]
(29) 2014/12/27(Sat) 15時頃
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ー真夜中ー
[吸血鬼は薬を摂っていないと思われる者の部屋のノブに薬の入った袋を掛けて回った。「朝に飲みなさい」という書き置きも中に添えて。 ちなみに流石に文字に吸血鬼の命令を強制させる力は無い。
それから吸血鬼は部屋に戻る。 ジリヤは既にそこを去っていたか。 何かアルバムを弄られたと吸血鬼の判別出来るような痕跡は残されていたろうか。]
(31) 2014/12/27(Sat) 15時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 15時半頃
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ー翌朝ー
[吸血鬼が用意するのは……と言っても用意と言うほど大したものではないが、いつも通りのカフェオレとクロワッサン。
今日は遅れる事も無くリンリンリンと定刻通りに鈴音を響かせる。]
(33) 2014/12/27(Sat) 15時半頃
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ー昨晩・ライジに強請られー
自分で飲めるだろう。
[怪我してるわけでも無いのに何を不思議な事をと、吸血鬼は不可解だというような顔をした。>>30]
(34) 2014/12/27(Sat) 15時半頃
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ー朝・食堂ー
[いつもなら吸血鬼はこの後自室に戻って寝直すところだが、昨晩の何人かの薬を摂ったか不明の者の様子を見るために食堂に留まっているようだ。
>>37>>38チョウスケやニコラスが食堂に姿を現したなら朝の挨拶を投げ掛けた。]
おはよう。
(39) 2014/12/27(Sat) 16時頃
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/*秘話有りの利点:時間さえあるなら分身してエロるだけゆっくり進める、がやり易い。
(-9) 2014/12/27(Sat) 16時頃
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/*でも欠点でもあるなそれって。
(-10) 2014/12/27(Sat) 16時半頃
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そうだよ、朝だよ。随分長く寝ていたんだね。
[吸血鬼は金髪の我が子>>41に穏やかに声を掛けた。]
具合は大丈夫かい?薬ならここにあるよ。 すぐ飲めば遅過ぎるということはないからね。
[ノブに掛けた薬に気がつかなかった子の為にここにも薬を持ってきていた。 ニコラスに紅い錠剤を差し出す。
それから、>>42チョウスケにケーキが美味しかったと報告されると吸血鬼は明らかに嬉しそうな笑顔を浮かべた。]
ありがとう。
(44) 2014/12/27(Sat) 17時頃
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/*あ、シュロの口調が優しくなりすぎた!
(-15) 2014/12/27(Sat) 17時頃
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/*ひいい。(´・ω・`)
(-16) 2014/12/27(Sat) 17時頃
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/*グダグダで済みません!
(-17) 2014/12/27(Sat) 17時頃
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/*帰ってきたシュロ「あるぇ、写真なくなっちゃってる……(´・ω・`)」
(-20) 2014/12/27(Sat) 18時頃
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ー昨夜・自室に帰ってー
[自室に戻ってきた吸血鬼は閉じていた筈のアルバムが開いているのに気付いた。更に数枚の写真が抜き取られているのにも。
吸血鬼は焦った。 持ち出した者が数々の写真の中に吸血鬼が写ってる物が一枚もないのに気付かなければいいが。 もしくは、気付いたとしても写真を撮ってるからだと思ってくれればいい。
何故なら、吸血鬼は鏡の中に写る事が出来ないのと同様、写真にも写り込むことは出来ないのだから。*]
(54) 2014/12/27(Sat) 18時半頃
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ー回想・ライジと共にー
つれない…?
[吸血鬼はライジの言葉に首を傾げた。 一体自分の何が「つれない」と評されるような行動だったのか理解していないのだ。
写真の事を追求されれば吸血鬼は暫く固まった。]
それは…………
[ちょっとしてから口を開く。]
(57) 2014/12/27(Sat) 18時半頃
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写真は写真だよ。 ずっと前に皆で撮っただろう。
[にこりと柔らかい笑みを浮かべて。 ピアノを調律して欲しいという要請には快くうなづいて、後でハワードに頼んでおく事を約束した。
ライジが食事を終えて食堂を去って。 暫くしてから、吸血鬼はやっと「彼はもしかして自分に触れてもらいたかったのだろうか?」と思い至った。*]
(58) 2014/12/27(Sat) 18時半頃
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ー朝・食堂ー
[クラン内には、個人の浴室には鏡は設置されているものの、手鏡などの類は決して与えないようにしている。 うっかりシュロが写っていないのが確認されてしまってはいけないからだ。 吸血鬼は我が子たちには「吸血鬼が鏡に写らないなんて迷信だ」と言い含めてあった。
だから、自分だけが鏡にも写真にも写っていないのがバレてしまえば、皆は本当は吸血鬼ではないのだということが明らかになってしまう。
神経質に朝食の様子を見回していた吸血鬼は、ヒューが大層具合悪そうな様子で入って来たのを見れば慌てて彼の席に寄って行った。]
薬飲んだのか?飲んでないなら今すぐ飲みなさい。
(62) 2014/12/27(Sat) 19時頃
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はい。
[吸血鬼は薬を差し出すだけでなく、水差しからコップに水を注いでやった。 そのまま薬を飲む彼を見守ろうとして、彼の視線がこちらに向いたので「おや」と。]
血の味を? 時には、そういうこともあるかもしれないな。 どうしたんだ?
[彼が一体何を思ってそんな問いを投げかけたのか、探るように吸血鬼は彼の瞳を見つめ返す。]
(65) 2014/12/27(Sat) 19時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 19時半頃
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/*贋作師!!!かっけえ!!!!
(-22) 2014/12/27(Sat) 19時半頃
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……、へえ人の血を。
[吸血鬼の口角が僅かに歪む。]
それは、衝動を抑えられてない吸血だったのだろう。 恐ろしくもなる。
[推量の言葉を吸血鬼は口にすると、ヒューが薬をきちんと飲み込んだのを見て頬を緩める。]
気分が?それはいけないな。 私の看病は必要か?
(69) 2014/12/27(Sat) 20時頃
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[なんだかんだあって、ヒューの看病を担当するのはクアトロに決まったらしいと理解した吸血鬼は安堵の息を漏らす。]
ん?なんだジリヤ?
[>>87自分の服の裾を掴む可愛らしい妖精に、少し身を屈めて顔を近づけ尋ねる。 黒髪が彼に向かって垂れそうになったので、耳にかける。]
(93) 2014/12/27(Sat) 21時頃
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黍炉は、ニコラスの金の髪が光を受けて輝くのに一瞬目を移した。
2014/12/27(Sat) 21時半頃
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/* 1.誤魔化す 2.部屋へ連れて行く 3.黙らせる
2
(-35) 2014/12/27(Sat) 22時頃
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ジリヤ。 私の部屋に来なさい。
[>>99ジリヤの囁きを聞くなりきっぱりとした口調で吸血鬼は言った。それはまだ命令ではない。]
そこで話しをしよう。
[妖精の色の薄い髪の一糸にそっと触れながら誘う。]
(101) 2014/12/27(Sat) 22時頃
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ああ。君と二人きりで話したい。 いいかな?
[彼が部屋へついてくるなら吸血鬼はこう笑った。]
いい子だ。
[その吸血鬼の細められた瞳の様子には、ジリヤを害そうだとか不穏な気配はまったく感じられない。]
(105) 2014/12/27(Sat) 22時半頃
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ーヴラド・ツェペシュの末裔の部屋ー
[吸血鬼の部屋の机の上には、アルバムの写真の欠けたページが開かれたままになっている。奪っていったものを返せと無言で訴えているかのように。]
さて、良かったら私に写真を返してくれないか? 大事なものなんだ。
[彼が吸血鬼の事実に気づかない内に取り返したくて、先ずはそう切り出した。]
それから、薬の所為で記憶が 曖昧になってるんじゃないかと聞いたね。
[愛らしい妖精の形のいい頬を撫でながら、先ほどの彼の問いにその低い優しい声で答える。]
(107) 2014/12/27(Sat) 22時半頃
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その通りだ。それは私の与える薬の所為だ。
[吸血鬼はそこで言葉を切り、妖精の反応を待つ。]
(108) 2014/12/27(Sat) 22時半頃
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黍炉は、道中ジリヤの手をしっかりと握っていた。
2014/12/27(Sat) 22時半頃
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/* 彼が本当にツェペシュの末裔であるかどうかは神のみぞ知る。 というか、末裔じゃないです。
(-39) 2014/12/27(Sat) 23時頃
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/*然程上手くないwwwwwwwww
(-40) 2014/12/27(Sat) 23時頃
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ありがとう。
[写真を一枚受け取れば礼を。 無くなった写真は一枚ではないはずだが、その事に触れない代わりに彼の「僕らが持ってても」の問いにも答えない。]
そう、その通り吸血衝動を抑える為の物だ。 でもどうしても副作用が出てしまう。
[嘘だ。 吸血鬼が望めば、記憶はそのままに不老の効果だけ与える薬も作れた。 だが何百年も一つのところに閉じ込められてると知ればクランから出たいと考える者もいるだろう。それは避けたかった。 ……逆に、外の世界で何百年も経ってしまっているからクラン内に留まりたがる者もいるが。 ケースバイケースだ。]
忘却を恩恵と受け取る者もいるのだ。 そう悪い副作用ではない。 以前だってそう説明したんだよ、ジリヤ。
[「ね」、と吸血鬼は妖精の顔を綻ばせたくて微笑みを向ける。 吸血鬼は愛らしいこの妖精に笑っていて貰いたかった。]
(118) 2014/12/27(Sat) 23時頃
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えっ、私の話?
[>>122ジリヤの尋ねることは吸血鬼にはあまりに意外だった。]
私は血は飲んでいるよ。 一月に一回外に出て。
薬を飲んだこと?ま、まあ、若い頃には。
[そう答えたところで、吸血鬼はジリヤの表情が気にかかる。]
……どうしたんだ?何が悲しいんだい?
[悲しそうな表情をしている妖精を見て、どうにかしてやりたくなる。 ライジとの昨日のやり取りを思い出し、触れてやれば喜ぶだろうかと、ジリヤの背中に手を回して抱擁しようとした。**]
(130) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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