171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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……見える……想いが、見える……
[曲がる筈のない光が、オスカー…いや、蒼舟。蒼舟-アオブネ-・藍-ラン-=オスカーを避けた。 統の体は、皇統の名の通り、決して地にその身を伏せはさせなかった。
剣を渡したのも。受け取ったのも。それは全て人の意思なのだ。]
分かる。希望にすぎないかもしれないが…分かる。 私達は……
(448) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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────おや、随分とまばゆい光ですねぇ。
[保健室の窓から光が射し込むのが見えて。]
まぁ、随分と派手にやってくれているようですが、
(449) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 01時頃
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その時は、ラブ先輩も魅せてくれるのでしょう?
[そう言って微笑む。]
聞きましたよ、機関で。 先輩の本当の実力は、半端じゃないって。
(*36) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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私達の異能は、力に溺れるためにあるのではない、と……
この學園の校章にも使われたあのオッカムの剃刀は、決してその人の人たる想いの部分を削ぎ落とすことはできないのだと…私は。信じたい。 だから、今は休め、統。あとは……私が、受け継ごう。
[天の罅に喰らいつく獣が見える。状況は芳しくはない。けれど、責務は果たさねばならない。 光流を止める。《新生派》を止める。それが…]
(450) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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それが、『機関』の異能を手にした私の責務… Ark因子を保有する、私の責務に違いない。
[けれど、それもこれもエフェドラに尋ねられた、あの獣を穿つ術>>403を考えてからの話だ**]
(451) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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神《零艇紫亜》の書いた脚本《シナリオ》どおりには、進むとは限りませんからねぇ。
[日向は保健室を出て、屋上へと*向かっていく*]
(452) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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あ、は♪ 大したことないわよ、七枷の前では霞むもの♪
[笑いかけて来た七枷に返すのはいつもの呑気なままの笑み。 屋上で1つの決着が着いた事はまだ知らぬまま]
(*37) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[流星《光》が去った後も屋上は、仄かな燐光に包まれていた。]
………く……ははははっ。
[力を使い果たした一ノ門光流は屋上に座り込んで。 込み上げる笑いに口元を抑えていた。]
お前。 最後まで、倒れないって。 まるで俺の方が負けたみたいじゃないか。
[結局最後まで――否、終わっても倒れる事なかった男《親友》の姿に、肩を震わせる。]
(453) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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今回は"引き分け"って事にしとこう。
[答えの返ってくることのない親友へ言って。 屋上に残る面子を順番に見て、最後に神宮院で視線を止める。]
…………。
お前以外には。 俺は負ける気も引き分ける気はないけどな。
[そうして今度は、天の罅に喰らい付く獣を見上げ。]
(454) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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……"アレ"を使わないのもお前にだけだ。
[胸元を掴み、大きく深呼吸をした。 次の瞬間――。]
(455) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[光流の姿は"完全に"その場から消えていた。**]
(456) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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いやいや、何言ってるんですかもうー。
[屋上の事は知らぬままに。 一見すれば穏やかな先輩と後輩の会話を繰り広げていた。]
(*38) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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話してるとこ悪いけど、終わった。 色々あって皇統が脱落した。
俺は……少し休む。
[学園の何処かから和やかな会話に声を投げた。]
(*39) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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一ノ門。私も、たとえこの力を紐解こうとも、貴方以外には負ける事があろうとは思わない。 会長の不在を預かる私は…会長以外に後れは取らない。
壮健であれ。
[その姿の消滅を待たず、自分もまた制服を翻し、松葉杖を響かせてその場を去っていった**]
―――カツン。カツン....
(457) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[強烈な流星《光》の燐光が煌く屋上の中で…
屋上の壁へと、スバル先輩の身体は叩き付けられた。 今すぐに崩れ落ちてもぜんぜん不思議じゃないのに。
まるで、最期まで諦めないその意志を体言してる様に。 膝をつく事無く]
(458) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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……レイル……君は…お前は……
["引き分け"。そう結論をつけて、辺りの面々を順繰りに見据える彼。 俺にもその視線を向けられた時。
始めて、強い意志で、人を睨む事を覚えた。 俺も、負ける気も引き分ける気も無い。 そんな意志を、青くも緋くも燃える焔の様に滾らせて]
(459) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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俺はもう、誰にも統べられ-まけ-ない。
俺の意志を、スバル先輩の想いを、絶対に信じて…**
(460) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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皇が……。
[空々しいほどの和やかな会話の途中で聞こえた光流の声に 一瞬黙りこむ]
光流がやったの?
[彼は答えてくれただろうか。そしてどんな答えが返って来たか]
(*40) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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………………後悔している? 神を《新生》ウむ側に来た事を。
[答えも予想出来ている筈なのに。 酷い問いだと自分でも判っていた。 ただ、彼の言葉で聞きたかっただけかもしれない**]
(*41) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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そう、皇がね。
……お疲れ様。
[それ以上は言わず。 休むと言う彼を見送って。]
(*42) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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[先輩にだけ聞こえる程度の声で囁いた。]
無理しなくても、いずれあたしが皇は倒してあげる心算だったのに……ね。
(*43) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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馬鹿でなければ止まっている。
[手を何度か、握る、開く。 赤に汚れるのを、自嘲するように息を吐いた。 日傘に一部翳るフェンスに背を預け、くだらないと言い捨てて。]
――本当に、馬鹿ばかりだ。
[壁に留まった身体。視線をやれば、こちらを見渡す視線>>454とかち合った。 潰し合いは、個人的には有り難く。しかし彼らを割いたものは、まだロビン=バスキンスには理解できない。 消えた一ノ門>>456を追おうとすることもなく、空を見上げる。]
(461) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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[ハバネロを飲み干して消えた遙夏の姿を息を飲みながら 見送るとゆっくりと七枷に近付いて]
能力を持つ者が捨てる決断をするのは難しいのかな。
[自分の持つ能力の意味を考えながらも、神を斃す決意は 揺るがない]
光……?
[不意に屋上が強い光では無く 淡い燐光に包まれているのが見えた>>453 太陽の様に熱く燃やし尽くすものでは無く、 優しく眠りを見守る様な月光の様な柔らかな光。
それが意志と絆と友情と誓いから生まれた光だとは 知る由も無いが、穢れ無き優しい光に苦笑する]
(462) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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あの光すら…私には眩し過ぎる…。
[あれはこの身体に宿した負とは相容れないもの。 飲み込み続けた負の闇は深すぎて、光等届かない]
でも、綺麗だなって言うのは判るわ。
[ねえ? と七枷に問うのではなく、ミラジェンに声を 掛けると静かに舌が頬を舐めた**]
(463) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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……でしょうね。
それぞれに、理由はありそうだけど。
[ベッキーと遙夏と。 それぞれとの会話を思い出しながら、そう答えていた。
そして、彼女の言葉につられる様に屋上を見上げ。]
綺麗なものね。 誰の為の光なのか、知りたいぐらいだわ。
(464) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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眩しい……そうかもね。
[緋奈もまた、機関の工作員《エイジェント》として闇を見すぎた人間なのかもしれない。 綺麗だとは思うけれど、あちら側へは行けない。
だからこそ、そんな能力者《ニンゲン》ばかりのセカイなど冗談では無いと。心の中で再度誓いを交わす。]
(465) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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――――次は、"あれ"か。
[黒天の罅に噛み付くけもの。 深く嘆息し、視線を下ろした。 天空の代わりに、未だ地に膝つかぬ皇の、その姿が見える。]
ショウ。 ――いいところに来たな。あいつを頼む。
[屋上へと登り来る包帯姿>>452を見とめれば、彼に任せるべきだと迷いなく判断して。 燐光舞う屋上に、今暫く留まることを選んだ**]
(466) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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やったっていうか"引き分け"だったけどな。
[返す声は意外にも晴れ晴れしく。]
流れで《新生派》だって宣言したんだよ。 それで全力の"喧嘩"だな。
[あの混沌とした状況の説明は難しいが、聞かれれば覚えている限りの事は話し。]
(*44) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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――いいや。後悔なんてないな。
思いっきり"喧嘩"したんだ 清々しいくらいさ。
[後悔を問うラブへと返すのは紛れもない本音だった。]
(*45) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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……まあ、気に入らない事があるとすれば。
お互い万全じゃなかった事くらいかな。
[片や負傷し。片や呪いに掛けられたという。 親友の残した忠告>>374はまだ"呪い"へと関連付けられることない。**]
(*46) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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