237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が4人、占い師が1人、守護者が1人、人狼が2人、決定者が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2015/08/24(Mon) 02時頃
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サイモンという男が現れ、全員揃ったようだ。がちゃりと扉が開けば黒髪を一つに縛り上げたメガネの女性が入ってくる。
「皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。今回、臨床試験を行います「G-b0141」の開発チームの主任を務めております青山と申します。
食事等も用意してありますし、今日1日はこちらでゆっくりなさってくださいね。
…この新薬は皆さんの食欲を刺激するものになります。風邪を引いた時や疲れた時など、食欲がなくなることはありませんか?拒食症などで食事が取れない方などもいます。そんな時に、この錠剤を1粒飲めば満腹中枢の働きを抑え、空腹感を刺激します。つまり、人間の三大欲求の一つ食欲を増進するのです。
それでは、事前にご記入いただきました身長体重に合わせて錠剤を用意しましたので、お配りいたしますね。
この薬は大体20分もあれば効果が出始めます。30分後に一度採血を行いますので、その後は自由に過ごしてくださって構いません。
効果持続時間なども調べたいので、決まった時間にこちらに料理を運ばせていただきます。大体8時間程という理論値が出ていますが、副作用や薬の効きによっては変わる可能性がございます
(#0) 2015/08/24(Mon) 02時頃
ので。
臨床試験中は機密情報保護のため妨害電波を流させていただきます。電波によって故障する恐れのあるものはこちらでお預かり致します。……ああ、それと。何かございましたら、そちら入り口のインターホンにて呼んでくだされば、隣の部屋に常駐するスタッフが伺いますので どうぞ遠慮なくお呼びください。」
その台詞と共にそれぞれへ偽名が書かれた袋が配られる。その袋には3粒の赤い錠剤が入っており、それが新薬と呼ばれるものだとすぐにわかるだろう。
全員がそれを嚥下したのを確認すると、担当チーフは満足そうに頷く。30分後採決が行われれば、チーフは一礼をして扉の向こうへと消えていっただろう。
(#1) 2015/08/24(Mon) 02時頃
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─窓際から離れて─ [窓際を離れれば再び冷蔵庫に向かう 本当は一服したかったが いつ呼び戻されるかわからないと諦めた
その道中に見かけたのは"出来た若者" 懐に手を伸ばすのが見え>>0:157 緩く目を細めた
喫煙所は無いのだろうか 個室で吸えるが少々残念だと思わなくない
冷蔵庫を開けば無糖コーヒーを取り出す 苦味は好きでは無いが
現実を実感させてくれる気がして 飽くまで気だけ
それから空いている椅子に座り 呆としていれば時>>#0は来た*]
(1) 2015/08/24(Mon) 02時半頃
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ー回想、広場ー >>150レティーシャ
[レイは、矢張り金が目当てなのだろうかと思う。自分もそうだからそれを忌避する気持ちは無いが、それを恥じる気持ちもあるかもしれないと男はそれ以上を問うことはなかった。 おめでとうございますの言葉には照れ臭そうに笑いはしたが]
あっ、ありがとうございます。 妻に良く似た出来た娘でしてね…。 あの子には幸せになって欲しい。 そのっ、はっは、……いや、失礼。
[思わず娘の事を語りかけてやめる。 その後は、他愛ない話に流してしまったのだろう。 娘は外で自分の話を長々されるのを好まないから。 今日の天気はどうだとか立派な建物だとか当たり障り無い事を言って場を繋いでは離席した相手を見送ったのだろう]*
(2) 2015/08/24(Mon) 08時頃
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―広場にて―
[グレッグと会話をする少し前。 巡らせていた視線は、窓際から離れて広場の中へと向かう男>>1へも、きっと向いたはず。 細まる瞳を見て、悟ったような顔をして薄く頷いてみせただろう。]
――お互い大変ですね、なんて。
[我慢の利かない依存者だと思われるのは御免だけれど、と。彼の内心はいざ知らず。 例えば喫煙所の有無について、後から訪れることになる職員に訪ねたとしたら、善い返答は返ったのだろうか。*]
(3) 2015/08/24(Mon) 09時半頃
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―グレッグと―
――え? ああ…癖なんだ。 気に入らなかったならごめん。
[彼の分もあると聞けば>>0:166、負い目にも似た気負いは幾らか楽にはなった。 擽ったいなんて言葉を聞く限り、気に障ったようではないはずとは思えるけれど、一応はフォローめいた言葉と。 それから言い淀んだ何かの理由は、同じく未だに偽名の馴染まぬ身ならば、察することもできたか。]
グレッグ、…わかってる、グレッグ。
[認めてしまうならば彼との会話は気易くて、決して悪くはないものだと思えてはいる。 そう、なのだろうけれど。 所詮は長くもない関係だと、呼び直した名前で実感を、して、]
(4) 2015/08/24(Mon) 09時半頃
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――――…、 …はは、なんだよソレ。 そんな音頭ないだろ。
[けれど当てられたチョコレートに、霧散からの笑い。 倣って緩んだ唇へと放り込めば、ほろりと広がる甘みに目を細めた。
――友人と菓子を分け合って食べる、"学生ならではの行為"は。 それなりに"洗練された"友を持つ自分も同じく。経験などなかったのだけれど。
成る程彼なら、たとえ学校へ通わずとも、心を許す友人も多かろう、なんて。 内心で壁を感じては、口に出さないまま。*]
(5) 2015/08/24(Mon) 09時半頃
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ー広場ー
[この実験の担当者であろう者たちの説明を聞く。食欲を増すものと聞いてでっぷりとした腹を撫でた。 娘の式には礼装をレンタルする予定だがこれで更に太りレンタルできなければ困る。だが、和装ならば良いかとも安易に考えていた。 モーニングなんて柄ではない。 とは言え、一度見せてもらった娘の花嫁姿は涙が出るほど綺麗だった。 是非彼奴にも見せてやりたかった。 そんな事をぼんやり考えていたが薬を渡され仕方無しにそれを飲み込んだ。 この実験がどうであれ、式までまだあるのだからダイエットすれば良い。明日から。 立ち去っていく係を視線で追っては皆の姿を見る。若者ばかりで矢張り落ち着か無いのだった]
(6) 2015/08/24(Mon) 11時頃
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[隣の空席に男>>0が座った 胸に下げた名札には"サイモン"と]
どォも、俺はリー
[愛想も込めずに言い放てば ギョロリとした目が印象に残る
最後に来たからか何処か落ち着かない様子 男の暗い瞳にはそう映った]
(7) 2015/08/24(Mon) 11時半頃
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[青山の説明>>#0を聞いている振り 要所のみ拾い上げては頭に入れ]
(拒食症……ククッ)
[つい声に漏れていたかも知れない
食欲の問題では無いがしかし この錠剤で解決出来るのならば確かに 破格の臨床試験も頷けるか
手のひらの上で赤き3つを転がし 口に放り込んだ]
(8) 2015/08/24(Mon) 11時半頃
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[世辞にもスリムと言えぬ腹を撫でる男>>6 自身もまた痩せ型とは言え無い]
私達は食欲を抑える方の薬を 貰いたいもんですよねェ
[ヨアヒムに向けて軽口を叩く 私達、とは若くない者同士という意味で 歳をとると痩せるのも一苦労だ
彼がどう感じていようと30越えの自身は 若者気分では当然の様になかった]
(9) 2015/08/24(Mon) 11時半頃
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[やがて担当者と、それともう一人ギョロリとした目を持つ落ち着かない様子の男が入ってくれば>>0 リー>>7に続いて挨拶を。 この試験は100万という破格の報酬金が出るのだから、いろんな人がいるのだろう。その程度に考えて。
担当者の説明を聞く限りでは、その薬は錠剤らしく…赤いそれはビタミン剤のようにも見えて、この粒にそんな効果があるのかなんて疑問にも思いながら。
(食欲、ね…。確かに今までそんな薬を聞いたことなかったかも)
それならば拒食症の人間に絞って募集をしては?という疑問も野暮というもの。へえ、と関心したように微笑んで見せて 手の中の錠剤3粒を見つめ、それを飲み下す。]
……と、あとは採血でしたっけ。
[30分後と言っていたか。それまではここにいた方が良いのだろう。ヨアヒムとリーが話しているのをちらりと眺めながら、その時間が経つのを待つとしようか]
(10) 2015/08/24(Mon) 12時半頃
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[>>9言葉を掛けられれば矢張りギクリと体が強張る。 しかし私たち、と括られれば苦笑いのような、少し強張った笑みになったか。ハゲ頭に手をやって]
い、いやぁははは……、貴方はそんなに太ってもいない、でしょう? 私はそそその、この通りですからねえ。 む、娘に言われましてねえ、いくら主役じゃないからって気をぬくな、花嫁として恥ずかしい、なんて……はは。
[それでも、先ほど会った時よりは腹を括りほんの僅かだが饒舌になる。 他の何人かよりは年が近いだろうと思えたからかもしれない]
まあ、食欲を抑えなくても太らない薬が理想ですなあ。 食べるのは楽しいですよ…まあだからこんな体型なんですが。
[べち。腹を一度叩いて見せた]
(11) 2015/08/24(Mon) 12時半頃
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―回想― >>0:155グレッグ
ほんとだよなー。 [至れり尽くせり、というグレッグの言葉に頷く。何やらいい間違えているところは笑って流した。言いたいことは伝わっているし、あえて間違いをしてきすることもない、と。 だが、会ったことがあると言われればぎくりと一瞬表情を硬直させた。 今までの取材した者の中に相手はいただろうかと。職業を知られるのはあまりよくない気がしていた。 だが、まじまじとグレッグを見ると確かに見た顔のような気がする。 仕事ではなくて、プライベートで会ったような。]
ん、んーー? ええーと、どこだっけ。たしかに会ったような………
[しかし、残念ながらどこで会ったかまでは思い出せなかった。 とにかく、そんな他愛ない話を暫く続けていた。 そしてグレッグがフィリップを探して立ち去ると言うのなら、笑って見送ったことだろう。]*
(12) 2015/08/24(Mon) 13時頃
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─服薬後の広間/ヨアヒム>>11─ [遜った態度は誰に対してもなのだろう 強張る体、表情に何も感じる事はなく
此方から特別繕うこともない ──つもりが、他に対してよりは舌が回ったか
知らずに敬意を払っていたのだろう 数年前まで縦社会に居た習慣か]
見えないトコに付いてるんですよォ そんなこと言い合える娘さん 良いじゃないですかァ
[娘の幸福を願い被験者となった父親 何ともおキレイな話で
彼の娘が明るい結婚生活を迎えられるといいが 現実はそう良い事ばかりでないと薄暗く考え しかし顔には出さなかった]
(13) 2015/08/24(Mon) 14時頃
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食べる事は楽しい……ねィ はは、良い音だ
[否定も肯定もせず 腹を叩いて見せてくれた自虐には自然に笑う
男は区切りが良いとそれ以上は続けなかった 話を振られたならば応じただろう*]
(14) 2015/08/24(Mon) 14時頃
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[食べる事は必要だからするのみで ハゲ頭の様に楽しみを感じた事はなかった
あったとすれば新婚から数日の手料理か
それも長続きはせず 自らも無理に求めず
いつも通り家に帰ったあの日 いつも居る筈の妻がおらず
薄っぺらい縁切りの紙一枚のみ残して
食べ物という食べ物が受け付けなくなった しかしそれも三年ほどで元通りに
何事もやがて飽き、慣れゆくものと*]
(15) 2015/08/24(Mon) 14時頃
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ー服薬後、広場ー >>13>>14リー
そ、そそそうですかね。 確かに良い娘です、亡き妻に似て。 ……はあ。
[相手の言葉の調子に此方も語りかけ、しかし溜息でそれを途切らせた。嫁に行く娘に喜びと寂しさは対になって訪れる。 本当に独りきりになってしまったら、自分は。 取り繕っていた笑顔が曇ったのはそんな孤独の所為だ。だが、直ぐに笑顔を貼り付けて]
出してくれる食べ物も、美味いといいんですけどね… 鰻とか、…最近食べてませんなあ
[食欲を増す薬だから何かコッテリしたものが出そうだ。食べやすそうなものならあまり実験にならないだろ、なんて考えて。 思いついたのはふっくらした身の甘辛いタレのそれ。薬なんて関係なく、空腹を感じていた]
まあ、流石に…軽食ですかねえ
[今にも腹が鳴りそうだが腹を摩りつつ、特に相手の返事を期待するでなくあたりを見渡したのだった]*
(16) 2015/08/24(Mon) 15時頃
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―約束の時刻―
[現れた最後の一人>>0と、訪れた職員>>#0。 双方への挨拶は軽い会釈で済ませて。 グレッグとまだ会話をしていたならば、席に向かって彼を促しつつ、自分も着こうと。
説明は静かに聞き入って、必要事項はすんなりと頭に通したつもり。 途中聞こえた小さな笑いめいた声>>8は、内容までは聞き取れずとも。 のらりくらりと躱すような物とは違って思えた――何に依る物かまでは、悟れはしないけれど。 ちらりと視線を向けて、それからまたつい とと。職員へと向き直った。]
(17) 2015/08/24(Mon) 15時頃
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[受け取った薬の小袋と。 そうして出た指示には、携帯していたスマートフォンも差し出すことになっただろう。 これだけの有名企業で、ともなれば、そう違和もなく従うこともできる。]
へえ――面白い色ですね。
[なんて、軽い会話も交えつつ。 含んだ三錠はぬるま湯で、喉を通って胃の奥へ。 直ぐには出もしないだろう効果は、実感することもなく。 テーブルによって初めて全員近くなった距離に、同じく手持ち無沙汰に見える、女性めいた彼>>10の姿を目に入れれば。]
先ほどは失礼しました。 ご趣味ですか?それともお仕事? ああ、差し支えなければ。
[時間潰しの雑談とばかりに、興味めいた眼差しを作って。 片手でスケッチブックの形を辿るように角を作りながら、首を傾げてみた。 手の内でくるりくるり、名前の書かれた空の袋を、弄ぶ。]**
(18) 2015/08/24(Mon) 15時頃
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─服薬後の広場/ヨアヒム>>16─ [亡き妻と聞けば禿げ散らかされた頭に 計り知れぬ苦労と哀愁を覚えたか
彼の笑顔が曇ると同時に男の内面にも薄く 極薄く雲が掛かるがそれを表に出しはしない]
鰻ですかァ、俺も暫く食ってねェや
[今年も丑の日は別のものを食べたか 食えない程手持ちが無いわけではないが 健康の為というのが馬鹿らしくて
野たれ死のうとも悲しむ者おらぬ故]
此処まで良い待遇で食事が軽食なんて そんな味気ないことはねェでしょうよ
[辺りを見渡すのに合わせて視線を外し 採血迄どの位かと、口寂しさを耐えつつ*]
(19) 2015/08/24(Mon) 16時頃
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[手持ち無沙汰に会話を聞き流していれば、ふと掛けられた声にそちらの方を向く>>18。緑髪の…確かフィリップと名乗ったか。その彼が話し掛けていて、そういえば先ほど描いていた時に見られたか。片手で作られる角は何を示しているのかはわからずに、それでも話の脈絡からそのことと思えば いつものように柔らかい笑みを見せて。]
いえ、お気になさらないでください。暇潰しのようなものですし。
[くるりくるりと空袋を弄ぶ仕草には器用だな なんて思いながらそれをちらりと見やってから、興味のあるように見える眼差しで問われた問いには少し照れ笑いを。]
仕事…なんですが、仕事が趣味みたいなものですね。……フィリップさんは何をなさってるんですか?
[差し支えなければ、なんて付け足して問う。答えが返ってきても、はぐらかされたとしても特に気に留めやしないだろうが、それでもこの空いた時間を潰すには良いだろう。]
(20) 2015/08/24(Mon) 16時頃
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[さらりと返される笑み>>20には、ある種の安心感を覚える。 本心と本心との間にそっと掲げられた、角のない丸い壁。 踏み込める程に柔くはなく、ゆえに同じく踏み込まれることもない。 適度に近付いては、適度に留める、壁。]
へえ、やっぱりお仕事。 こんな所に来てまでのお仕事なら、お忙しいのかと、思っていたのですけれど? なるほどご趣味、――ですか。社会人の鑑ですね。
[細かい職までは判別できずとも、芸術分野の職なのだとは目星はつく。 僅かに雰囲気の変わった、どこか照れを含んだ笑みに、――嗚呼そういえば、自分に趣味なんてものはあっただろうか、と。 退屈で退屈な毎日へ、想いを馳せかけは、した。]
構いませんよ。学生です。 きっとこの中では、年少なんじゃあないでしょうか。
[それでも問いが続けば、すんなりと答える。 胸を張れる事ではありませんが、なんて補足の内では、それでも確かな学歴への自意識を。 テーブルに頬杖を着きながら、適度な雑談はゆるゆると。]
(21) 2015/08/24(Mon) 17時頃
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―広場にてフィリップと―
なくったって、いいんスよぅ
[フィリップの緩んだ唇から漏れる笑み(>>5)に、突発的にしてしまった行為が、とても子どもっぽかったと自覚され。恥ずかしくって、むっと口を尖らせる。しかし、同時に視線が泳いでいれば、照れ隠しの上塗りであることも見透かされてしまっただろうか。]
…それにしても、 チョコレートなんて 久しぶりに食ったけど、 こんな美味しかったんスね。
[特段、甘いものが好きというわけではない。それどころか、食べること自体が、少なくとも“楽しみだ”“楽しいことだ”と思えた事などなかったのに。 数年ぶりのチョコレートは柔らかく、仄かな甘みを僅かに残し。 舌の上でするりと溶けて、消えた。]*
(22) 2015/08/24(Mon) 17時半頃
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[適度な距離を保つような笑みを、彼>>がまさか安堵を覚えているなぞ思うわけもない。しっかりしているこの顔と、先程の何処と無く一線引いた顔の二面性があることくらいは気付いていたが、そんな些末なことを今気にする必要もないだろう。]
僕なんてまだまだですよ。…世の中にはもっと真面目に寝る間も惜しんで働いている人がたくさんいますから
[社会人の鑑、という言葉に少し驚いたが 謙遜めいた笑いと共にやんわりと否定する。仕事が趣味、と言えば聞こえはいいがそれならば彼の言うようにここに来ている時間があればもっと真面目に働くべきだろう。 暇さえあればデザインのことばかり考えているのはもはや趣味ではなく職業病。それを趣味と称したのは何故か、気付きながらも蓋をして。]
へえ、学生さんでしたか。…お若いのにしっかりなさってるんですね。
[この中で恐らく一番年少だと聞けば、また驚きを一つ。自分よりもしっかりしていそうだ、なんて感想は喉元で留め置いたまま。
自分が彼ぐらいの頃は何をしていたか、なんて過去に想いを馳せかけてはまた蓋を。浮かべた笑顔は崩さずに、頬杖を着く彼と暫しの雑談に興じるだろう。]
(23) 2015/08/24(Mon) 18時頃
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―広場にて―
[最後の1人(>>0)と職員らしき女性(>>#0)が現れた時は、それからどれくらい経ってからだったか。まだ、咥内の甘い余韻を楽しみながら、フィリップと他愛もない会話を続けていた時だったかもしれない。 フィリップに促されて席に着くと、何やら説明が始まった。 青山と名乗る主任の説明に、うんうんと頷きながら話を聞く。
――『拒食症』。
良く透き通る声で、その単語が紡がれた時。 グレッグの体と瞳が瞬間揺れて。それから奇妙に強張ったことに、気が付いた者はいただろうか。 先程までの溌剌はどこへやら。それから新薬を持つ青山に声を掛けられるまで。能面様に一点を見つめて。 青山の声掛けに、ハッと我に返るとぎこちなく笑う。電波障害対策として携帯電話等の回収を改めて告げられると、頭を掻いて。]
あ、ああ…携帯、ね。 俺、そういうの持ってないんスよ。 連絡とかは、自宅に母と姉が居るんで。 そっちに、お願い してて…
(24) 2015/08/24(Mon) 18時頃
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[渡された3粒の赤い錠剤。周囲の被験者たちが次々に嚥下していくのを見届ければ。気だるげを帯びた溜息を落とし。]
はぁ、どうして… 姉さん。
[聞こえるか聞こえないか、漏れた言葉は3つの赤とのみ込んで。 それからは、呆けたように一人、その場に座っていただろう。]
(25) 2015/08/24(Mon) 18時頃
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「薬を摂取してから30分経過しましたので、採血を行いますね。…そろそろ薬の効果も出始めて空腹感を感じてくる頃合いでしょうから。
軽食などは全てこちらの冷蔵庫と、あとはそちら奥の扉の方にもございます。
……温かい食事はそちらの扉の方で希望を伝えてくだされば、出来る限りこちらでご用意いたします。
……またこの室内はシャワールームを除いて全てカメラでモニタリングしておりますのでご了承ください。
では、まずはご挨拶とばかりにこちらで一皿料理を用意しましたので、お食べください。」
全員の採血が終わりその血液が入った試験管を手にすると青山は礼をして下がる。と同時に運ばれてくる台から漂うのは香ばしい肉の香り。どうやらステーキのようだ。程よい厚みを持つそれはまさに今さっき焼かれたばかりのように、熱気を持っている。……空腹の腹を刺激するような香りが広がるだろう。
(#2) 2015/08/24(Mon) 18時半頃
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[腹を摩りつつぼんやりと、リーと世間話は続いていただろうか。 採血の瞬間は思わず目を閉じる小心者。しかし、其れが終わり漂ってきた香りにぐうギュルルルと腹が盛大に響いた。 説明を一応は聞き届け胸に留め、しかし食欲を唆る香りに気もそぞろだ。 久しく分厚い肉など食べてはいない。脂の滴る程よく焼けたステーキにゴクリと喉を鳴らす。何時もなら、此処まで脂っこいものには食指は動かない。矢張り薬は効いているのか。 運ばれてきたそれを慣れぬ手付きで切り分け口に運ぶ。脂と肉の甘さに感動すら覚えた]
こ、これは……
[そのまま、男は食べ進める。一口、また一口と。夢中になる脳裏の片隅で、娘に対する罪悪感だけがチラと覗いた]
(26) 2015/08/24(Mon) 18時半頃
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ああ、そうですね。 まったく頭が上がりません。
それでも、少なくとも僕よりはずっと、 …ティーシャさんの、方が。
[謙遜が返る>>23のは半ば予想通り。 期待を裏切られない会話というのは、何を乱される事もないのだから好ましい。 ――比例して退屈に通じるというジレンマを、孕んでもいるけれど。
模範会話のようなやり取りの中で、名前を呼ぼうとして僅かに淀んだ。 名を知った時の反応が余り良いものには思えなかったのを、思い出したものだから。]
(27) 2015/08/24(Mon) 19時頃
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[淀んだ言葉の、継ぎ目には。]
――そのお名前、気に入られませんでした?
[なんて、控えめな笑顔で。 くるくる続く穏やかな会話を断ち切ったのは、他ならぬ自分だったかも知れないけれど。 嫌な所で頑固と言うべきか。――気に掛かった事は、晴らしておきたいのが癖。]
嫌だな、決して褒め返して欲しかった訳じゃあないんです。 でも、ありがとうございます。
[彼から応えは返ったか、どうか。 どのみちとりあえずは、会話の流れを続けようとはしたけれど。 再度広場の扉の開く時間が迫ったならば、その限りではなかったもしれない。*]
(28) 2015/08/24(Mon) 19時半頃
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―採血、それから―
[滞りなく進むスケジュールと、それもモニターの一環ではあっても、褒美めいて漂う香ばしい香り。]
あ、良ければ手伝いますよ。
[スタッフの数は多かったかどうか。 それなりに重い皿をテーブルへ広げるのを手伝おうと、自ら立ち上がる。 鼻を擽良い香りに、美味しそうですね、なんて微笑みながら。]
……グレッグ?
[皆と同じく席に着いているグレッグ>>25に、ふと首を傾げた。 先程会話を交わした時>>22の楽しげな表情と声からは一転して思える様子は、今まで抱いていたイメージとは、些か何処か違うように思えて。 ――其処へ至る些細な変化>>24を見ていなかったのだから、尚更。
違和感を抱えつつ、それでも配膳を済ませれば、自分も再び席へと戻って。 合わせてフォークを取ることになっただろう。]
(29) 2015/08/24(Mon) 19時半頃
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フィリップは、前菜も欲しかったなあと小声で不満を。**
2015/08/24(Mon) 19時半頃
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―採血後・広場にて―
[それから気が付けば、採血の時間になっていただろうか。 決められた採血が淡々と終わり、室内に広がるのは肉と油の焼けた匂い。 その脂ぎった塊に思わず目を背けると。視線の先には、目の前のそれと似て脂ぎった中年男性(>>26)が肉にかぶりついていて。名札には、ヨアヒムとあったか。]
ヨアヒムさん、美味しそうに 食べるッスねー はぁー、なんだか、 一日だけで劇太りしそうな実験ッスよね。 女性だったらキッツかったンだろーな。
[ヘヘッと浮かべた笑みは、それまでよりも弱々しく。 それでも、青山の告げた通りに。身体の奥からじわり空腹感が湧き出していた。胃は収縮を繰り返し、食物が降りてくるのを待ち侘びているよう。 目の前の肉を不器用にフォークで切り取り、口に運んでは咀嚼して。]
(30) 2015/08/24(Mon) 20時頃
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[当たり障りのない会話>>27は居心地が良く、言葉選びも簡単だ。与えられる問いに最も適しているであろう答えを選ぶのは昔からの癖。それは確かに"模範会話"と呼ぶに相応しいだろう。
それでも名前を呼ぶときに言い淀まれれば、頭に疑問符を浮かべて。控えめな笑顔で向けられた問いには 一瞬ぴたりと黙る。その後苦笑を浮かべて続ける]
………。…ほら、Letitiaって女性名でしょう。…この名前を名乗るっていうのは少々違和感と、あとは気恥ずかしさがありまして。
[もしも彼が自分を女性だと思っていたのなら、男ですよと苦笑を浮かべながら訂正するつもりだが 果たしてどうだろうか。 自分の好きな作家の名前を貰った彼を少し羨ましく思いながらも、それ以上その話を続けるつもりはなく 彼が続けるつもりならやんわりと逸らしていきたいところ。]
……そろそろ時間みたいですね。
[彼とはその後どんな話をしただろうか。会話の流れは絶たずに続けていれば、採血の時間だと言われその話を中断したか。 これから10時間、いくらでも話す機会なぞあるだろう。それでも、きっと。深入りのしない話しか口にしないままなのかもしれないが。]
(31) 2015/08/24(Mon) 20時頃
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>>30グレッグ
[唐突に名を呼ばれては食事へと気持ちが傾き過ぎていた為にびくんと派手に肩が揺れた。 咀嚼していた肉をゴクリと飲み込んで、ドンドンと胸を叩いて落ち着かせる。ふう、と漸く息をついてはハゲ頭をかいた]
す、すす、すいません…… でも美味しいですなあ、確かに美味しい。 まさかこんなに美味しい物まで頂けるなんて……それであの報酬。 本当に良いのか、少し強くなりますなあ。
[水をゴクリと飲んで、まだ食欲は収まる様子はない。 新たな肉を切り分け口に運ぼうとした。その直前、名札をちらと見て]
グレッグ……さん、ですな。 その、……若いならこう言う、胃もたれしそうなものも幾らでも食べれそうですなあ。 お互い、男性でよかった
[食べてもさほど気にならない。いや、自分は気にした方が良いかもしれない体型と年齢だが、そう言っては新たな肉を美味そうに口にした]
(32) 2015/08/24(Mon) 20時頃
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―採血後・広場にてヨアヒムと―
だ、大丈夫ッスか?
[急に呼びかけたからか、ドンドンと胸を叩いて苦しそうなヨアヒム(>>32)。辺りを見渡し水差しを見つけたら、彼のコップに水を注ごうとするだろう。 偽名を呼ばれれば、「はい、俺グレッグ、ッス!ヨアヒムさんよろしくッス!」とそろそろ慣れ始めた名を告げて。]
いやあ、俺。 そんな食べないッスよー? どっかの上司にも、デブエット?しろ! 細過ぎだー!なんて言われたことあるし。
でも、これで拒食症… っていうか、摂食障害が治るなら。 きっとすごい実験ッスよね。 だってあれは…
[ 「『死に至る病』じゃないッスか…」 と、聞こえるか聞こえないかの最後の言葉は彼の咀嚼音に紛れてしまっただろうか。 相変わらず美味しそうに肉を頬ばるヨアヒムは、そのオドオドした様子と相まってか、昔飼っていたハムスターを想起させる。流石に遥か年上相手に、そんな失礼なこと言えないけれど、思わずふふりと微笑んで。 彼に倣って口に入れた肉を、頬で軽く転がして。]
(33) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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― 回想>>0:161:窓際にて、リーと ―
[信用という単語が発されれば、ゆるりゆるりと瞳が、唇が弧を描く。言われるまでもなくそんなもの、どこかへと置いてきてしまったのだけれど。まぁありがたい忠告だと思っておこうか。]
ふふ、でも本当に平気です。。 だってボク、結構強いんですよ?
[危惧するようなことはありません、と軽く付け加えて。自分を女性だと思っている彼のこと、強がりか冗談に聞こえたかもしれないが、そんなことどうでもいい。どう思われようと、事実は変わりやしないのだから。
しばらく話は続いたか。手の中の缶が軽くなる頃、彼の背中を見送った。]*
(34) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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― 窓際→テーブル ―
[そのまま窓の外へと視線を向けていれば、がちゃりと開く扉の音>>#0に意識を持っていかれる。見ると黒髪の女性が入ってきたよう。腰を下ろしていたそこから立ち上がり、テーブルへと。
青山、と名乗るその女性は淀みなく、今回の実験概要を説明していく。それを頭へと入れながら、渡された新薬を手の内で転がしてみた。
赤いそれはなんとも。もっと別の色にすることはできなかったものか。今まで見てきた『薬』の中でもトップレベルに入るくらい、これの見た目は劇薬のそれだ。]
うへぇ、美味しくなさそぉ…
[小さく呟いた言葉は霧散して消えたか、消える前に誰ぞやの鼓膜を揺らしてしまったか。
次々に嚥下していく面々と、手の中の薬。飲むふりをすることもできたけれど、お金をもらえる久しぶりの『真当な仕事』だ。真面目に取り組まないと罰でも当たりそう。いやいやながらもそれを水で流し込んだ。]
(35) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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―回想・服薬前の広場、イアンと―
そっか、俺、バイト掛け持ちしてるんで、 もしかしたらどっかで会った人と 似てただけかもッス! イアンさん、イケメンッスもんね!
[瞬間、硬直したイアンの表情(>>12)に、危なげな場で出会った人だったか、と仮説が脳裏に浮かぶ。イアンも曖昧に答えるのみで、それ以上その話は続かなかったか。それならば、その話は深追いしない方が良いだろうと考えて。 頭が弱くたって、それくらいは経験で覚えさせられてきたのだから。
それから、いくつか話をしただろうか。これから始まる実験のことなど、少し話したかもしれない。 ともかく、物腰柔らかく、優しそうなイアンさんにも、もしかしたら裏の顔があるのだろうかと、漠然と考えながら。 少しすれば、「そういや、フィリップどこ行ったッスかねー」と切り出し、断りを入れてフィリップを探しにその場を立ち去っただろう。 (そして、>>0:156へと繋がる。)]*
(36) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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[会社の人間らしき女性『青山』と共に最後の人物が現れ、その男が席につくのを見ながら自分も空いた席へと向かった。 開発の主任であるらしいその女性から説明がなされれば、表情を強張らせる。タブレットが壊れるのはかなりイタイ。 妨害電波が流されるのはいつからだろうか。 薬を配布される間もそわそわと落ち着かない様子で周囲をみわたし、赤色の錠剤を3つ渡されたのなら全てを口にして水で流し込んだ。
採血の時間まで各々談笑するのを横目に、急いで自室に戻る。タブレットの電源を落とし、急いで広間に行きスタッフに手渡した。]
妨害電波とか。 やっぱセキュリティ半端ないな……。
[タブレットは無事。だと思いたい。 深くため息をついては新たに現れた男をさりげなく観察しながら元いた席に戻った。 テーブルに邪魔されて、名札は見えない。 (あー、鞄からメモ持ってくればよかった。) 手書きのメモなら妨害電波も関係ない。慌てていたせいでボールペンもメモ帳も置いてきてしまった。 今から戻るのもなんとなく気が引けて、ぼんやりと採血までの時間を過ごした。]
(37) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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[青山といったか、その女性の説明は続く。20分、なかなかに即効性のある薬ではなかろうか。
『満腹中枢の働きを抑える薬』
『満腹中枢を刺激し、食欲を抑える薬』ならそこかしこにありそうだが、こういった薬はありそうでなかった気がする。 流石大企業、目の付け所が違う。]
(38) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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[それから、目前で繰り広げられる会話>>9>>11に心の中で相槌を。特にお世辞にもやせ型とは言えない男>>11の発言には大いに頷きたくなる。
食べることは大好きだ。しかし仕事で老若男女全てに化けなければならない身、肥満は大敵だ。無いものを増やすことは容易でも、有るものを無いようにみせることは骨が折れる。
ゆえに食べても太らない薬が欲しい。それはもう、切実に。何年経ったら開発されるか、もう結構待っているのだけれど今だに吉報はこない。]
(39) 2015/08/24(Mon) 21時頃
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>>33グレッグ
[心配されれば申し訳ないし照れ臭い。大丈夫、と、水を有り難く受け取りつつ答えて見せた。ゴクリ。喉を鳴らして水を飲み]
で、デブエット……何だか心が痛くなる単語ですなあ……。 でも、今時の若者はその、き、きみらみたいな細い子が、多いからねえ。 我々昭和世代より、骨格がその、うん。華奢ですなあ。 …ああでも、君の上司さんならそちらも平成生まれですかなあ。
[自分の娘よりも若いだろう相手にそんな事をぼやいてみせる。 合間に肉を口にしては飲み込み、また新たに肉を切り分ける。 あっという間に男の皿の上は空になろうとしていた]
でも、ううん……。 こんな事を言うとその、あ、うん。 摂食障害?食べても吐いてしまう、人もその、い、いるってテレビで、その。 食欲が増しても、……なんて野暮な事は……言わないでおきましょうかな。
[未知の世界との接触は基本的にテレビを介してだ。テレビで見たときの内容を思い出して口にしてみたものの、所詮は他人事の世界。ふと疑問を何の悲壮も含まぬままで口にしては、それでも頭を振ってそれを打ち消してしまうのだ。 しかしちらと相手の皿を確認する。こんなに食べているのは自分だけかと]
(40) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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―採血前/レティーシャと―
――…ああ、…なるほど? それは――…、 お気持ちは多少、分かります。
[途切れた声に続いた苦笑>>31に同じく間を置いて。それから曖昧に返した。
間に入った思考は。 確認する機会を逃した中性的な"彼"の性別への納得――流石に大仰に驚くのは失礼だろうと、逡巡は僅かに止めたけれど――と。 それから女性的な名前、なんて言葉に、心当たりがあったから、と。]
…なんて、すみません。
[それでも今の自分からの言葉では、全て伝わる事はないかもしれないと。 彼がこの話題を好んでいないように見えたなら尚更、それ以上言及することはなく、再び差し当たりない話へと戻っただろうか。 そうして時間が来れば、話は自然と切り上げられたはず。
これから、10時間。 たったそれだけの間の名前ならば良いじゃあないか――なんて子供じみた不満は、心の内。*]
(41) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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[採血が行われるまでのその間約30分。所々会話が繰り広げられるそのテーブルに肘を付いて、それらを眺めている。
ナニカを見るのは好きだ。景色でも、人でも。流石に都会の人ごみは気持ち悪くなるが、これくらいの人数ならそれなりに楽しい。]
おかえりなさい。 どうされました?浮かない顔ですね。
[眺めていたから、イアン>>37が席を立ったことにも気がついていた。スタッフとなにやらやりとりをした後、戻ってきた彼の顔は朗らかとは言い難く。
採血まで時間はあるのだし、一応『常識的』には聞いておいてみよう。『心配そうな顔』をして話しかける。]
(42) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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[やがてなんとなしに空腹を感じ始めた。たしか冷蔵庫に食べ物もあったはず。 それとも採血までは食べないほうがいいのか。逡巡とともに視線を冷蔵庫へと向ける。 そんなことをしている間に採血の時間が来たようだった。 自分もまた二の腕を縛られ、一部を消毒されて血をとられていく。 血も注射もあまり好きではないのに刺される瞬間をじっと見てしまうのは何故だろう。
無事採血が終われば運ばれてくる前から漂う香ばしい香り。 そして目の前に置かれた肉厚のステーキに、口の中で唾液が一気に分泌する。 一度それを飲み込んでから、フォークとナイフで一口サイズと言うにはかなり大きめに切った。]
……あっつ……!
[軽く吹いただけで口に入れたせいでかなり熱い思いをするはめになった。口にした肉をなんとか飲み込むと、慌てて水を探す。]
(43) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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―それから―
[慣れた所作で口へと切り運んだ肉を咀嚼して、溢れる肉汁に舌鼓を。 成る程悪くない味だ、と納得するのは、余るほどの持て成しへと、それから更に味覚を鋭くしているのだろう、薬の効能へと。]
都心の36階で、初対面の会食会。 こんな経験、そうそうできないですね。
[誰にともなく呟きながら、ゆっくりとナイフを進める。
元々大して量を食べる訳でもない。成長期を終えてしまえば、だんだんと食欲も落ち着いてくる。 それでも全てを完食してしまえば、ミネラルウォーターで口の中の脂まで綺麗に呑み下した。
ゆっくりと食べ終えた時、周囲はどうだったか。 任された仕事は、それなりに果たすつもり。親より何より、自らの顔に泥を塗ることだってしたくはない。
思った事なりをメモに記そうとして――常に利用している電子メモは端末だったことに思い至れば。 空っぽのポケットに伸ばしかけた手は、行き場を無くしてテーブルの上へ戻った。]
(44) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/08/24(Mon) 21時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/24(Mon) 21時半頃
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ー採血後ー
[採血が終われば代わって入って来たのは 香ばしい肉の焼けた匂い。鼻腔を掠めるその匂いは一人暮らしを始めてから食べたことがない。何年ぶりになるだろう。 確かに薬の効果なのか、それとも時間の経過のせいなのか 何処と無く空腹を感じていた。その匂いを目の前にすれば、ますます空腹感を刺激され ごくりと唾を飲む。
フィリップが手伝おうとする>>29なら同じく席を立ち配膳を手伝うだろう。
カチャリ、と慣れた手つきでナイフで切り分けフォークで口に運ぶ。唇に柔らかな肉の感触が触れ、咀嚼し………飲み込む。]
……。……うん、おいしい。
[満足そうににこりと微笑んでは、慣れた手つきでまた切り分けては咀嚼し、飲み込む。手が止まらないのは薬効で増す空腹感からか、それとも食欲を掻き立てる肉の香りからか。]
(45) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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[確かな違和感。薬の効き目がまだ甘いのか。胃液がせり上がり嘔吐感に苛まれる。思わず口を押さえてしまったのはきっと誰にも見られてなければいい。
噛むたびに溢れる肉汁は廃油をそのまま飲み下しているようにしつこく喉にまとわりつき、舌に触れる柔らかな感触とざらりとした舌触りはまるで魚の目玉を舐めているようなそんな感覚。 全員が美味しそうに食べているのが目に入ればここで吐き出すというのもはしたない。ああ飲み下さなければ、なんて無理やり喉の奥へ押し込めば喉を通る感触は異物を無理やり嚥下するかのように気分が悪い。
(……っ、なに、これ……)
その後口内にば胃液の酸味が広がるが、生唾と共にそれをまた無理やり飲み込む。…顔は、そう、笑顔で。何故だかこの感覚は他の人に気づかれてしまってはいけない気がして。
……嗚呼気付かれないようにするにはこの気分の悪い物体を食べきらなければならないのだろうか。
食べる前までは美味しそうに見えていたそれは最早美味しそうには見えない。あんな気分の悪いものを食べたばかりだというのに、薬の影響か空腹感はさらに増していく。]
(*0) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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― 採血→その後 ―
[採血までの軽い『談笑』。イアンからの返答はどうだったか。それでも時間になれば再び青山>>#2は現れて。
痛いのは嫌いではないけれど、昔から注射は苦手だった。何が苦手と言われても、なんとも言葉にし難いのだ。強いて言葉にするならば、シリンジに自分の血液が満たされていくのを見るのが、としか言えない。この歳にもなって何を言っているんだと、自分でも笑ってしまう。
それでもやはり、採血の最中は苦い顔をしていたことだろう。採血された腕を自身の手でさすりながら、テーブルに戻れば、いい香りが鼻をつく。]
(46) 2015/08/24(Mon) 21時半頃
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―回想、採血前―
>>42ネル [無意識に沈んだ顔をしてしまっていたようだ。 心配そうに声をかけてくるネルに気付き、苦笑とともにゆるく首を左右に振っていた。]
ただいま……。 いや、電子機器が壊れるかもって聞いて慌てて預かってもらったけど、無事かなって…思って……
[ネルの年齢がはかれず、丁寧語にしようか迷ったために語尾が間延びした。 メモのことも沈んだ顔の理由のひとつではあるものの、それより気がかりなのはタブレット。 自分のタブレットを運ぶスタッフの後ろ姿をじっと見送った。]
(47) 2015/08/24(Mon) 22時頃
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―食事中―
[近場から悲鳴めいたイアンの声>>43が聞こえれば、顔を上げて苦笑を。]
食欲増幅の効果、てきめんといったところでしょうか?
[ナフキンで口元を拭いながら、冗談めかして首を傾げた。 彼が水に手を伸ばすのが遅れたなら、くすくすと笑いながら近場の水を示すこともしただろう。
そうして、食事があらかた、ひと段落した頃。]
少し失礼。
[癖めいて挨拶を掛ければ、席を立つ。 先ほど職員へ問い掛けた時だったか。 空き部屋を使用する許可を得たことを思い出して、ひとまず食後の一服を、と。 年齢も明かしていない此処では、何を憚ることもない。
配膳を共に手伝ってくれたレティーシャ>>45には、食事前の話題の件も含めて、軽く会釈をした。]
(48) 2015/08/24(Mon) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/08/24(Mon) 22時頃
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―採血後・広場にてヨアヒムと―
[ヨアヒムのぼやき(>>40)に「ヘヘッ、そうっすかねー」と相槌を打っては肉を口に運ぶ。 物心つく前に母と別れた父とは会ったことすらないが、まだ健在であればその年齢は、ヨアヒムと同じか少し若いくらいだろうか。 少しシチュエーションが特殊すぎるけれども、もしも共に会食が出来たのならば、こんな雰囲気なのだろうか、と思いを馳せながら、ゆったりと食事を進めていっただろう。]
うん、最近テレビでいろいろやってるッスよねー
[摂食障害の話は、少し言葉を濁したかもしれない。液晶越しの一方的な狭い世界だけを知って、いろいろと語る人は多いけれど。そんな中で野暮な話、と締めくくったヨアヒムには小さな好感を抱いて。]
そうッスね。 …だけど、この実験がちょっとでも そういう人たちの治療に役立つなら、 まあ、ちょっとくらい太っても、 太りがいがあるっていうか… …うん、ちょっと食べる気出てきたッス!
[油っぽい肉の咀嚼はそろそろ飽きてきてしまった。少し気合いをいれたところで、ヨアヒムと比べれば亀の歩みの食事スピードだ。それでも、ナイフとフォークを持つ手に力を込めて。]
(49) 2015/08/24(Mon) 22時頃
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― 回想:イアンと ―
[彼から反応>>47が貰えれば、成程と納得し。その口調と変に間延びした語尾は何も突っ込まない。彼から年下に見られたとしても一向に構わないのだから。
妨害電波、確かにそんな単語を聞いた気がする。自分には全く関係のない話だから聞き流してしまっていたらしい。]
それは不安ですね。 でも大きな会社ですし、管理も保証も ちゃんとしてくれると思いますよ。
[気休めにしかならないだろうが、気休めだから仕方ない。まぁ、事実それらを悪用するようなメリットはないだろうし、大丈夫だろうと彼に告げた。]
…あ、よろしければ使いますか? メモ帳とペン、持ち歩いてるんで
[背負っていたワンショルダー。そこから簡易ではあるがメモ帳とペンを取り出して。 はて、気まぐれな気遣いは受け取ってもらえたか。]
(50) 2015/08/24(Mon) 22時頃
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[電気機器は持っていない、これは本当。現代において自分が珍しい部類に入るだろうことは自覚しているし、不便だと感じる場面も少なくはないが、万一のことを考えると、どうしても。そこから足がついたら堪ったもんじゃない。
だから、電気機器は『拝借したもの』のみを使うようにしている。本日『貸手』はいないから、必然的に。
それも今はどうでもいい話だったか。]
(51) 2015/08/24(Mon) 22時頃
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>>49グレッグ
[相手の皿は中々進まないようだ。肉が苦手か、薬の効きが悪いのか自分が効きすぎているのか。 それでも相手の穏やかな態度や零れ落ちた言葉に男は笑みを浮かべる。 報酬が目的だった、それを娘に渡す為に。相手もまた何かしらの理由で報酬が必要だったのかもしれない。 だが誰かの為にと思える相手に此方もまた好感を抱いて最後の一切れを頬張る]
確かに、その、ぐ、グレッグさんは太っても平気そう、ですからなあ。 私はあまり太るとそれこそ、これ以上とは、その。私の分も確りその、食べて欲しいですなあ。
[食べ終えては失礼、と立ち上がる。 そのまま冷蔵庫に行き飲み物のボトルを持ち出し序でに軽食で置いてあったサンドイッチの皿なども持ってきてまだ食べるのだった。 食欲は、止まらない]**
(52) 2015/08/24(Mon) 22時半頃
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― >>46→ ―
[いい香りの出処を辿れば、なんとも美味しそうなステーキ肉。漂う湯気ですら美味な気がして、こくりと唾液を嚥下した。確かに薬は効いているよう。
しかし、モニタリングされていると聞けば食欲も減るようなそんな心地。たかが10時間程度、されど10時間。息が詰まってしまったらどうしてくれよう。]
―――――、
[何人かのスタッフによって配膳される料理。そのスタッフに話しかけるは『優等生』の彼>>29か。素晴らしい素晴らしい、実に『優等生』。心の中で拍手を贈る傍ら、それでは本当『配膳係』ではないか>>0:81なんて。
そんな『配膳係』に習ったのか、それとも自身の性か。さらに立ち上がるレティーシャ>>45を横目で眺める、だけ。
もし配膳途中近くまで来たのなら、にっこりと笑顔で『ありがとう』と告げてみようか。]
(53) 2015/08/24(Mon) 22時半頃
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─採血─ [服薬から暫くしてやっと採血の時間 口寂しさは限界を迎えていた]
(こんなに依存していたとはねィ)
[嘗ては嫌悪していたというに怖いものだ
モニタリングされている>>#2と聞けば]
(……部屋、灰皿無かったよな……?)
[三本の無礼を思い出しガシガシと頭を掻く
注意されないという事は黙認か それでも喫煙所を見つけ次第其方を使うだろう]
(54) 2015/08/24(Mon) 22時半頃
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[健康診断が義務だったのも過去の話 採血、どころか注射器を見るのも久しい
生憎ヤクには世話になっていない 其処までは堕ちてない 堕ちれてない
細い針が刺されるのに少々の感動なぞ]
血ィ抜かれるって変な感じだねィ
[担当に不毛な雑談を投げ 赤黒いもので満たされるシリンジ 無感動な目で見つめていた]
(55) 2015/08/24(Mon) 22時半頃
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[隣の席の男、サイモンと言ったか 採血の順は彼と同時でちらと覗き見
同じ色で満たされていくシリンジ 針の刺さった部分から滲む玉の赤
自分のとは全くの別物の様に見える
叶う事なら奪い取ってその匂いを、味を、]
……あーー…… 美味そうだ……
[思わず漏れた声 聞こえた者が居たとすれば
──お仲間か*]
(*1) 2015/08/24(Mon) 22時半頃
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[ぱくりぱくりと一口ずつ味わうようにゆっくりと食べていれば、皿に残る肉もあと少し。普段からあまり食べるほうではなく、この量を食べるのは少々辛いはず。…それでも手を止めることなく食べられるというのは薬の効果がよく出ている証拠なのだろう。
完食すれば、ご馳走様でしたとばかりに手を合わせ口元に着いたソースをナプキンで拭う。その頃ちょうど立ち上がったフィリップ>>48が会釈をし離れるのを見れば、にこりと微笑み同様に会釈を。先程冷蔵庫から取り出して手に持っていたペットボトルの水を手に。]
……それじゃあ、僕も失礼。
[誰に言うでもなく呟き席を立つと、引き留められることがなければそのまま割り当てられた個室へと歩みを進めるだろう。]
(56) 2015/08/24(Mon) 22時半頃
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―採血後―
>>48フィリップ [あまりの熱さに悲鳴に似た声をあげながら手をさ迷わせる。 フィリップに苦笑とともに声をかけられ、口許を押さえながら肩を竦ませる。]
みたいだな。 この年でこれはちょっと…かなり恥ずかしいけど。
[薬の効果が強いから、と薬を言い訳に使わせてもらおう。 実際、効果は十二分に出ているようだった。普段からあまり薬を飲まない分効きやすいのかもしれない。 近くの水を示されたなら、礼がわりに頭を少し下げたあと早々にその水に口をつけるだろう。 まるで口許の熱を洗い流すようにごくごくと喉をならして水を流し込む。 一言断って席をたつフィリップを見上げ]
あ、さっきはサンキューな。
[水の位置を教えてくれたことを思い出してつげる。 そうして彼が立ち去ったのなら、さらにステーキを食べ進めていくことだろう。]*
(57) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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[配膳は終わったか。スタッフは退席したのかその確認もそこそこに、両の手を合わせてから並べられる銀を手にする。
思っているよりずっと、薬は効いている。]
いただきます、
[悲鳴で教えてくれた彼>>43に心配そうな顔と苦笑いを向けて。そして自分は気をつけてそれを口に運ぶ。じゅ、と広がる肉汁。厚みを感じさせないその柔らかな肉は、溶けるよう。飲み下すその前に、新しい肉を切り分けて。永遠運動。ここに白米でもあれば良かったのに。]
えぇ、美味しいですね。 結構食べれそうです。
[聞こえた感想>>45に是を返す。本当に美味しい。ここ数日の中で一番美味しい食事だと自信を持って言えた。]
(58) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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[品のない音を立てぬように銀を操って。それを短時間で胃袋へと収めれきった後、行儀よく並べる。
いつもなら、食後に紅茶など欲しくなるものだが。]
…ふぅん。割と強力な薬なんですかねぇ?
[空腹を訴えるのは、胃か、脳か。いつもどおり膨らんだ腹部、しかし頭は何か食べ物を寄越せと訴える。
早々に食べ終わったのか。席を立った彼>>52が冷蔵庫から軽食らしきものを持ち出しているのを見て、自分だけではないらしいと。
じ、と眺めていればその視線に気がついたか。気がつかずとも構わない。食事に夢中なのだろうから。]
(59) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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[今すぐにでも吐き出さなければ。ああ、喉を通ったあの気分の悪い塊が気持ちが悪い。気持ちが悪い。
(……おぇ……っ……ああ、だめだ……部屋までは……)
足が鉛のように重く、部屋がやけに遠く感じる。広間から離れれば、その歩みはさらに速さを増していく。 一体どういうことなのだろうか。自分の体の変化にも未だ気づけずに。ただ、あの肉だけではなく付け合わせの野菜までもがビニール部でも咀嚼しているような異物感を放っていた。
(……っ、気分悪い……)
自らの個室に辿り着けばその扉を開け、中へ。
シャワー室へと入り込めばその中には便器もあるだろうか。なければ咄嗟には思いつかず、洗面器の中へと吐き出すしかないのだが。]
(*2) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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……っ、おぇ……ぅ……ぁ……っ!!!
[耐え切れず咀嚼し無理に飲み込んだソレを吐き出す。気持ちが悪い。何が起きているのかさえ分からずに、気分の悪い塊が喉を通る感覚に生理的な涙が目の端に浮かぶ。
……恐らく全ては吐き出していないだろう。…無理に作り笑いを浮かべる余裕もなく、只々違和感と途方のない気分の悪さに包まれ、口からは荒い息が漏れる。]
……っ、なん、なんだよ……これ……っ
[思いつくのは薬の影響しかない。肩で息をしながら、あの赤い錠剤を恨めしく思い……暫く落ち着くまではここにいようとするだろう。]
(*3) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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―採血後・広場にてヨアヒムと―
[早くも大きなステーキを食べ終えたヨアヒムに、小さく感嘆の声を上げて。元々の胃の大きさの違いだろうか。これでもだいぶ食欲にエンジンがかかってきたのだが、ヨアヒムの食べっぷりには到底届かないよう。]
いやあ、俺だって、 太っても平気じゃないッスよー いやあ、もうステーキは当分いいッス。 なんかあっさりしたもん食いたいッスね。
[思うままに談笑を続け、更なる食事を取りに行くヨアヒムを見送りながら、独り言ちる。]
いや、すげぇや、本当。 結構腹一杯なはずなのに、 全然お腹いっぱいにならないんスもん。
(60) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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―少し前のこと―
[配膳中に伝えられた礼>>53は、自分への物だったか。それともレティーシャへの物だったか。 どのみち向けられる視線の言わんとするところは、――僅かなりとも察する事だってできた。 内心で毒吐く程、余裕も親切心も足りなくは無かったけれど。]
――…、
[そう崩れることもなく向けられる綺麗な――ある種 造り物めいて"綺麗すぎる"表情は、だんだんと居心地の悪さを覚えさせる。
視線が合ったならば、無意識に一度逸らして。 それからはっとしては向き直って、取り繕った笑みを向けた。*]
(61) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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フィリップは、ネルに話の続きを促した。
2015/08/24(Mon) 23時頃
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―回想、採血前―
>>50ネル そうだといいけど…… データがとんだらもうどうしようもないからな……
[しかし、今気にしていてもどうなったかわかるわけでなし。 気を取り直して意識をネルへと戻す。 それと同時に差し出されたペンとメモ。申し出はとても嬉しいのだけれど。 『借りる』ではなく『貰う』ことになるだろうと思うと、それは気が引けた。部屋に戻りさえすれ手持ちがあると思えば尚更。 だからその気持ちだけ受け取ろうと首を左右に振りながらも笑みを浮かべて礼。]
いや、部屋に行けばあるから。 サンキュ。
[そんな話をしている間に採血の時間がやって来てしまった。 血を抜かれるという行為に少しだけ気持ちを沈めながら自分の番を待つ。ネルが先か自分が先か。 採血を始められれば、何となく会話は途切れてしまったのだった。]**
(62) 2015/08/24(Mon) 23時頃
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[ちらほらとその場を去る者(>>56)が出始めるのを眺めながら、肉を頬張る。 その中に、フィリップが居たことも確認し(>>48)、個室に戻るのだろうかと思考を巡らせながら、その背を見送る。先程呆けていた時に、彼がこちらを気にしていた(>>29)とは露知らず。 3つの赤い小粒をのみ込む前に食べた、小さな甘露を思い出しながら。
ステーキを食べ終えると、お茶を飲んで小休止を。 そして暫くしたら、奇妙な空腹に突き動かされて、手直な軽食を口に運んで過ごそうか。]*
(63) 2015/08/24(Mon) 23時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/08/24(Mon) 23時半頃
グレッグは、フィリップに話の続きを促した。
2015/08/24(Mon) 23時半頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/08/24(Mon) 23時半頃
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― 回想:イアンと>>62 ―
[自分ならきっと貰ってしまうのに。当たり障りなく、助かる、でもいいんですか?そんな触りのいい言葉を選んで、きっと。
そこから感じたのは、彼の生真面目な性格。その真面目さゆえに仕事で困っていそうだなんて、余計なお世話だろう。そもそも生真面目という考察すら見当違いなのかもしれないけれど。]
そうなんですね、ならよかった。 でも必要になった、ら遠慮なく 言ってくださいね。
[締めくくるかのように笑顔で受け応えて。しばらく会話は続いたか、採血が始まればそれも次第にフェードアウト。]*
(64) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
|
|
―広場→―
ふふ、存外そそっかしいんでしょうか。 僕は好ましいです。親近感が湧いて。
[広場の離れ際、イアンから掛けられた声>>57には、笑いながらそんな返答を。 それは先のやり取りの最中の、気恥ずかしげな弁護に対する応えも混ざっていたはず。
そういえば初めて顔を合わせた時も驚かせてしまったのだっけ、などと。 ゆっくり椅子を戻して、まだ程近い回想に耽りながら。
喜怒哀楽の大きく見える彼に、礼と共に向けるのは。 失礼ながら微笑ましげな、好意じみた笑み。 こればかりは、決して嘘ではない。
――自身は決してミスなどしないけれど、…なんて自負は、あるにはあるけれど。 薄っぺらなそれが存外脆いことは、自覚する心算も、意識もない。*]
(65) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
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[提供された料理を食べ終えても、新たに食べ物を探し始める数人>>52>>59を見ながら、ひとまずは広場を後にした。 グレッグが談笑しているのを確かめれば>>60それなりに満足して、特に確認もしないまま。
個室へ置いてきてしまった煙草を取りに戻って、それから提供された即興の"喫煙所"へ。 面倒ではあったけれど、監視付きと聞けば文句は言えまい。 部屋での喫煙については――特に咎められもしなければ、わざわざ非を認めて謝りもしないけれど。]
――――…ふう、
[膨らんだ胃袋が重くて、椅子ではなくベッドへ腰掛けながら、灰皿を引き寄せて紙巻に火を点けた。 ふわりと浮かんで天井を覆う紫煙を、ぼうっと眺めて。
常より多くの量を食べた筈の胃袋は。 さらにそこに煙を送り込む小休止によって、未だに空間を作り続ける感覚。]
僕も何か見繕ってくれば良かったか。 これは健常な人間が飲むものじゃあないな。
[目的がそうでないことは知っているけれど。 これでは帰る頃には体重も増えてしまっているのではないかと、呆れじみて独りごちた。]
(66) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
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─採血後の食事─ [血液を見た後にステーキと思うと 気味の悪いものがなくもない しかし気にしたら負けだと謎の対抗心]
こんな立派な肉久しぶりだなァ
[恥ずかしげもなく実情を漏らす 服に寄った皺やボサボサ頭でお察しか 懐の寒さを隠す気はない
カトラリーの扱いはそう悪くないだろう 食事の早さを重視して切り分けは大きいが
貪れば肉汁が口の中で溢れた 分厚い割に硬くなく質の高さが伺える]
お高い味がするねィ
[感情の篭らない瞳をわずかに細めたり]
(67) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
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……──クソ不味い
[顔は作った笑みの形のまま小さく呟いた
何故周りは美味そうに食べているのか 己の味覚がおかしいのか
こんな砂の塊みたいなもの 汚い定食屋でも食べたことない
──否、 ひとり見つけた 自身と同じ例外か
口元を抑える手のひら>>*0を見流し 再び食事に目を落とした]
(*4) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
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― 戴く少し前>>61 ―
[ありがとう、と告げた自分の声も笑顔も完璧だった『つもり』なのだけれど、彼には何か察せられてしまったよう。]
―――――――――
[『優等生』然としないその態度に、ゆるりと瞳を細めてみる。それはここに来て自分が初めて見ることのできたものだと思うと、楽しくて。自分が彼に居心地の悪さを覚えさせているなどと少しも思わずに、その表情を眺めている。
しかしそれはすぐに取り繕われて。それらは中々に人間めいていて楽しかったというのに。はっとした表情なんか、特に。
取り繕った笑顔になど用はなく。それには何の魅力も感じない、なんて。自分のことは高い高い棚に上げ。 仕方ない、癖なのだ。そもそも、人の感情を見ることが好きなのだから。人の感情を測ることが好きなのだから。―――それが上手いか下手かは別にして。
彼はそれから配膳へと戻ったか。さすがの自分も、二度もその手を止めさせることはない。]*
(68) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
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― 食後 ―
[ぽつりぽつりとテーブルを離れる人>>48>>56が出てきたよう。自分も食事は済ませてしまったし、ここにいては何かものを食べてしまいそうだ。 サンプリングとしては、どれほど我慢できるかといったデータだって必要だろう。なんて、食べてしまった後の後悔をしたくないだけなのだが。]
ボクはちょっと休憩しようかな。
[テーブルから離れて、先ほどの窓際へと足を進める。その際、冷蔵庫を漁って飴の袋をお供にして。]
ん、あまい…
[行儀が悪いと思いつつ、歩きながら封を開け。それから飴を口に含めば、広がるストロベリーの独特の味。からからと音を立てて口内を転がして。そうして数時間前と同じように窓際に腰を落ち着けた。]**
(69) 2015/08/24(Mon) 23時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 00時頃
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[灰と紫煙を作り出しながらぼんやりと浮かんだのは、同じく喫煙者だろう男の姿。 食事中、何とは無しに見渡した視界に映った彼の姿>>67は。 カトラリーの扱いに慣れぬ様子も見えた数名に比べて、随分と洗練されて見えた、と。]
――…気のせいかな。
[それが余りに彼の印象と噛み合わないものだから、安直な判断は口をついて出たけれど。 ひとつだけひっくり返って嵌らぬパズルのピースのような、小さな――けれど決定的な違和感は拭えないまま。
そういえば彼は、この部屋の存在を知らされはしただろうかと。 上がるライターの火を見ながらぼんやり。*]
(70) 2015/08/25(Tue) 00時半頃
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─広場→喫煙所─ [腹はそこそこ膨れた 薬の効果かまだ入りそうではあるが 今は食べ物より欲しいものが]
ごっそさん。喫煙所ってあります?
[皿を片付け食後の一服を ゆるり社員に教えられた場所へと向かう
とその前に冷蔵庫を漁り 缶コーヒーとプリンを攫った 熱い肉を食べて上がった体温を冷ましたく
喫煙所代わりの個室に入れば ベッドに座る若者が居たか>>66]
(71) 2015/08/25(Tue) 01時頃
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あー……これで良ければ食うか?
[ごちた内容を聞き取れたなら 小さな容器とプラスチックのスプーン 返事も聞かずにベッドの隣に置き
懐から煙草とライターを取り出し窓を向くか]
(72) 2015/08/25(Tue) 01時頃
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あ、 ………どうも。
[食後の倦怠感に合わせて、自分にしては随分と気を抜いてしまっていたから。 開いた扉の音>>71に慌てて立ち上がって、遅れて緩まった挨拶と。 勢い余って袖に溢れた灰に、しまったと視線を落として、 すぐに上げた。]
――え、いや、でも。 貴方が持って来たものなんじゃ…、
[不意に差し出されたデザート>>72への困惑と。 意地汚い独り言を聞かれていたことへの狼狽と。 一つしかないそれに戸惑いめいて視線を彷徨わせるも、男はもう窓の外へ視線を飛ばしてしまっていただろうか。]
(73) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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…すみません。
[たっぷりの逡巡の後、置かれた容器にゆっくりと手を伸ばして、蓋を剥がす。 滑らかな表面に差し入れたスプーンは、実に容易く黄色を裂いた。]
……お好きなんですか、甘いもの。 少し――意外です。
[それは食事中の違和感も含めて。 顔を上げるのはどこか後ろめたくて伏せたまま、漂う煙の臭いに、ぽつりと落とした。
舌の上で蕩けたカスタードの甘さは、どうしても――似合わないと。 奥に潜むカラメルには、スプーンは届かないまま。]
(74) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[部屋に入れば手に持ったペッドボトルの水を口に含み、一呼吸。空腹感が未だ消えないのは薬の影響なのだろう。
(一体どんな成分なんだろう……)
あの赤い3粒の効果は絶大のようで、確かにこれだけの力があるなら食事を食べれずに衰弱死は減りそうだ、なんて。それでもこれだけの飢餓に襲われるなら依存性などもありそうなものだが。
さてはて、そこではどのくらい過ごしたか。部屋に戻ったのはそこならば落ち着くからと考えてだったが……ああ、それでもカメラがあるなら落ち着くどころではないのかもしれない。
苦笑を漏らせば、ベッドにぼふん、と倒れこむ。]
……お腹、空いたなあ。
[もう少し部屋にいて、それから広間に戻ろうか。あそこならばたくさんの食物がある。空腹感を満たすことも可能だろう。]
(75) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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─喫煙所/フィリップ>>73>>74─ [何やら戸惑いを見せていたか しかし彼の狼狽は男の気にする所ではなく
すみません>>74を聞きながら紙巻を咥え貰ったライターで火を点けた]
これの御礼ってことで
[無料で得た物が礼になるとも思わないが それで食べる気が少しでも楽になるなら 無礼な奴と思われる位は構わない]
(76) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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[腹が減ってるなら食うべきだ 男は別にそれほどでもなかった 彼の居ない方向に紫煙を吐き出し]
ん……意外かィ? なんでも食うさ、生きる為なら
[伏せられた顔の色は読み取れず]
お前さんみたいなのが食ってる方が らしくて可愛いがねェ
[しかし黄色しか削られていないのを確認]
あー……嫌いなら無理すんな?
(77) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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