309 【誰歓】【飛び入り歓迎】学園の七不思議3
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[軽快なメロディが鳴り>>#0、局所的な吹雪が舞うと、2人の姿は消えていた。]
[オスカー先輩とは言葉を交わせなかったけれど。 頭を打っていたと言っていたし、そうでなくても、不調の様に思っていたから、彼女が選ばれた事には安堵していた。]
(10) 2021/01/02(Sat) 14時頃
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[続いて、ジジっと、校内放送のノイズ音>>#1がする。 続く説明を、聞いて。]
[ソリのコース。 スキーの成績で選ばれた人とソリのコースを踏破できた人、両方を返してくれるのなら、2人『も』と返すと言うだろうから。 前回よりも多くを返せるチャンスなのではなく、今回も戻してくれる人数は2人かもしれない。]
[残る妖は、『ウエダ』と『稲荷』。 部員は6名の内2名が戻り、4名になるとして。 『遊び』があと2回あり、毎回同じ様に2名づつ戻れるならば、計算は合うけれど。]
[コースだけで選ぶなら、スキーは初心者だし、険しい道だとしてもソリを選びたい。 一人ではないし。 『願いが叶う』というのも、楽しそうで心惹かれるけれど。]
(11) 2021/01/02(Sat) 14時頃
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……迷子は、迷子らしく、ね。
[小さく呟いて笑み、瞼を伏せる。]
[元の世界に全員が戻れるという事、この後の『遊び』の内容。 不透明なそれらに、胸の内の不安が消えないのなら、自分以外のみんなが先に帰って欲しいと願う。]
[寂しくても、心細くても、怖くても。一人ぼっちの『迷子』には慣れている。 元の世界に戻れない、異世界での『迷子』は、私が最後を勤めたいと願う。]
……神様。 みんなをお導き下さい。
……どうか私を、見捨てて下さい。
[祈る様に手を組み合わせ、呟く。 それは元の世界で吹雪の中、呟いた言葉>>0:229とは逆を意味する言葉。 『戻れる人』の選ばれる条件が明確ではないから、どう頑張ったら選ばれないかも分からないので。**]
(12) 2021/01/02(Sat) 14時半頃
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[私と同じく、フェルゼ先輩と言葉を交わしていたロビン先輩との距離は近かったのだろう。 ロビン先輩の姿を見つけて近寄ると、呟く声>>22が聞こえた。
スポーツが得意か>>2:171という問いにも、あんまり>>2:206とも言っていたな、と思い。]
ロビン先輩。 先輩は、どのコースにするんですか?
[ソリか初心者コースを選ぶのかな、と予想したので。 初心者コースを選ぶならば、同行させてほしいなと思って。*]
(25) 2021/01/02(Sat) 17時半頃
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あ、すみません。
[急に話しかけて驚かせてしまったかな、と思い>>32。]
私も初心者コースなので、 一緒に行かせてもらってもいいですか?
[同意してもらえたなら、ありがとうございますと言って、お互いスキーの準備もあるだろうからと一度校舎の方へ歩を進めつつ。]
……先輩は、特別コースには興味ないんですか? お願い事も、叶っちゃうかもしれませんよ?
[なんて問いかけてみて、笑い。]
(35) 2021/01/02(Sat) 18時半頃
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[グスタフ先輩が片手を上げる>>33のが見えたなら、ぺこりとお辞儀。 グスタフ先輩がロビン先輩の肩をたたき、かけた言葉に。]
……私には、任せてくれないんですか?
[などと、頬を膨らませて、冗談めかして言って笑い。 肩ポンを待つ様に、少し肩を差し出して、様子を伺う様に見つつ。]
先輩は、上級者コースですか? それとも、ソリ?
[任せた、というのであれば、私達とは違うコースなのだろうと思って。問う。*]
(36) 2021/01/02(Sat) 18時半頃
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そうなんだ……。 それは、努力では変えられないですもんね。
でも、背は私より大きいですし、 運動神経の代わりに頭良いですし、 先輩は先輩の良さがあると思ってますけど。
……お姉さん、お姉さんらしくないんですか?
[最後の1つは、少し苦労の様なもの?が垣間見えて。 どんな人なんだろう、と想像して、笑い>>42。]
(43) 2021/01/02(Sat) 20時半頃
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[グスタフ先輩へ差し出してみた肩。 ロビン先輩へかけた言葉の意味を聞いて。>>37]
あっ。そうだったんですか。すみません。
[差し出した肩をしまおうと思ったのだけれど。 笑いながらぽん、ってしてくれたから、嬉しくてふにゃっと頬が緩む。]
ありがとうございます。頑張りますね!
[ロビン先輩にも笑われてしまえば、恥ずかしくなり、ちょっと頬が赤くなってしまったけれど。 そう言って、笑い。コースの話には。]
(44) 2021/01/02(Sat) 20時半頃
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……そうなんですか。
私、本当は、少し興味ありますよ。 危ない時は助けてくれるって言ってましたし。 本当なら危険でも、二人でなら、 安全が保証されてるジェットコースターみたいで、 楽しいかもしれない。 普段なら絶対、経験できませんし。 お願い事は思いつかないけど、そういうのも好きですよ。 ……でも、元の世界に戻れるなら、要りません。 みんなが無事に戻れる事が、私の一番の願いです。
[少し視線を下にさげ、ぽつりと。*]
(45) 2021/01/02(Sat) 20時半頃
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オーレリアは、この後、初心者コースを【5+8分23秒】で滑る事になる。
2021/01/02(Sat) 21時半頃
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ふふ。なぜか、よく外見詐欺って言われます。 嘘吐いてるつもり、無いんですけど。
[勝負、の言葉には。]
私、初心者なのに、先輩に勝てるわけないじゃないですか。 ……なんて。それでも私、絶対負けません。 はい。みんなで帰りましょう。
[そう、笑って言ったけれど。 続く言葉には、少し目を丸くして、ぱちりと瞬き。]
……はい。ありがとうございます。
[って言ったけど。私、助けを求めるのは、苦手なんだ。]
[玄関へ着くと、グスタフ先輩には小さく手を振って、別れた。*]
(57) 2021/01/02(Sat) 22時頃
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― 里山(初心者コース)―
[準備が整うと、里山の麓へ。 そこには子狼が待機しており、スタート地点まで引率してくれる様だ。]
――……これは、辛いですね。
[マジか、と呟くロビン先輩>>46の隣で、トオイメをしながらスタート地点を見上げる。]
っはぁ。 はぁ。
[雪に足を取られながらも、頑張って雪山を登るけれど、荒い息がもれてしまい。声をかけてくれた時は、
大丈夫です。 先輩もファイト!
なんて、言い合いながら登っていたけれど。 その内に、横を歩いていた子狼が見かねて、荷物を持ってくれたとか。]
(58) 2021/01/02(Sat) 22時頃
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……ありがと。
[子狼から荷物を受け取ると、頭を撫でて。 準備をしながら。]
先輩、スキーも運動も苦手って聞きましたけど、 なんでスキー部を選んだんですか?
[って、問いかけてみたりして。]
(59) 2021/01/02(Sat) 22時頃
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……よろしくね。
[足元の子狼に手を差し出したら、ぽふっと前脚を乗せてくれて。にこりと笑み。]
――……。
[スタート地点に立つと、息を飲む。 正直に言えば怖いけれど。
転ばない様に、慎重に滑ったら、グスタフ先輩に勝てるわけがない。 ――……グスタフ先輩にタイムで勝てたとしても、戻れる条件は分からないけれど。
『事故っても、助ける』>>#4と言ってた。 それに、怪我位では、死なないし。 この願いのためには、手段なんて選べないのである。]
女は度胸だ! オーレリア、行きます!!!
[ポールで、全力で雪をかく。]
(61) 2021/01/02(Sat) 22時半頃
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[※大変お見苦しい映像が流れますので、暫くは音声のみでお楽しみ下さい。]
っきゃぁぁあぁ!!
ふわぁっ!
いったぁ……。
[並走してくれたズリエルさんや子狼は、呆れたか心配してくれたかもしれない。 とにかく、何度転んでも終始力は緩めずに全力で滑った(滑り落ちた)結果、タイムは13分23秒。 ゴール地点には、満身創痍のオーレリアだるまが転がっていた事でしょう。]
『つ ら』
[ダイイングメッセージを雪にしたため、ぱたり。]
(66) 2021/01/02(Sat) 22時半頃
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[それは滑る前。スタート地点での事。]
ふふ。いいお姉さんですね。仲良し。
[先程の口ぶり>>42からすると、ロビン先輩としては、困っているのかもしれないけれど。 先輩の事を考えて言ったのだろうとか、そんな風に言える関係性とかが、素敵だと思う。]
……青春は、できましたか?
[運動の事は聞かなくても分かるから、3年間どうだったのかを、聞いてみたけれど。 否定的な言葉が返ってくるとは思ってない。
そんな話をしながら、隣で景色を眺める。 それは滑る前の、小休止。*]
(67) 2021/01/02(Sat) 23時頃
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だ、だいじょうぶ……です。
[駆け寄ってきてくれたロビン先輩>>78。 少々?だいじょばなかったかもしれないけれど、オーレリアだるまは、頑張って起き上がり。 滑っている最中、上からかけてくれていた言葉>>78に、今返事を。 隣では子狼が、くぅん、と心配そうに耳を垂らして座っていた。]
……先輩、上手いじゃないですか。 だるまになってないですもん。
[必死で滑り(降りて)、雪だるま化した私と違い、普通に降りてきた先輩。 楽し気に、笑いながら。]
お疲れ様です。
(84) 2021/01/03(Sun) 00時頃
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かなり生えてましたよ!
[初心者に毛が生えた程度>>85というなら、オーレリア比、その毛は結構ふさふさに見えました。]
ありがとうございます。
[私を助けてくれた子狼。 撫でてくれたのが何だか嬉しくて、笑み。]
ありがとう。
[私自身もまだお礼を言えてなかったから、子狼に改めて言って、頭を撫でた。]
(88) 2021/01/03(Sun) 01時頃
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― ゴール付近 ―
フローラ先輩ー!
[雪だるま2号>>82が、転がってきたのが見えて。 大笑いしている先輩の方へ行き。]
大丈夫ですか?
[フローラ先輩に手を差し出すロビン先輩。 私は、雪まみれになったフローラ先輩の雪を払う。]
(89) 2021/01/03(Sun) 01時頃
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[その後。ジジっといつもの音が鳴る>>#8。]
[今回戻してもらえるのは、アイリス先輩とグスタフ先輩の様だ。 グスタフ先輩が一番遅かったというのには、何かあったのかなと思ったけれど。]
……?
[早かったなという言葉と共に、全員の帰還>>#10>>#11が告げられる。 続く、お願い事>>#12を聞いて。]
ロビン先輩、フローラ先輩。 全員、戻れるみたいですね。 良かったです。
[雪合戦の時の様に、ハイタッチという風に、少し腕を持ち上げて。]
(90) 2021/01/03(Sun) 01時頃
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グスタフ先輩。
お願い事、叶いましたね。 ……でも、私の勝ちです。
[なんて。 今はそこに居ないグスタフ先輩を思い描き、小さく呟いて。 くすりと笑った。**]
(91) 2021/01/03(Sun) 01時頃
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