60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
……せん……ぱい……
[分かっている。 きっと彼が求めていたのは同性などでなく。 だから卒業してしまえば。 二度と、戻ってこなかった*]
(121) 2011/08/03(Wed) 10時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/03(Wed) 10時半頃
|
―翌朝・自室―
[昨夜とは真逆、静けさの中。 目を覚ます。 知らぬ間に戻ってきていた同室者は。 まだ眠っていたろうか、あるいは。 兎角、少年は身を起こす。 音が示す通り、窓の外。 嵐はとうに過ぎ去っていた]
[あの嵐なら。 それが帰らない理由になった。 けれど、止んだ今も。 帰省という道を選ばずに此処に留まる事は変わらない]
(173) 2011/08/03(Wed) 20時頃
|
|
[人に語る理由は。 家に居にくいという物。 父はヴァイオリニスト。母はピアニスト。 兄も、弟も。既に優秀の音楽家。 それに比べ。何故か、どの楽器も扱えず。 体裁が悪いのだと人には語る]
[それは事実であり、虚構でもある。 実際に、演奏家としての才能は皆無と言っていい。 けれど。そんな少年を、家族は疎んでなどいない。 演奏は出来ずとも、歌唱の才能を評価してさえいる。 だから、帰らない理由は本当は別。 本当の理由は、ただ一つ]
(174) 2011/08/03(Wed) 20時頃
|
|
――――先輩……
[冷たい窓に頬を押し寄せる。 二年と数ヶ月。 一切の音沙汰が無くなった、唯一人。 きっと、大学か就職か。 それらが忙しいだけで。 長い休みになれば、もしかしたら]
(175) 2011/08/03(Wed) 20時頃
|
|
あ……
[ふとその背後。 同室者である後輩が、目を覚ます気配。 振り返れば、まだ起きたとも言いがたい夢現。 近付く。静かな足取りで]
おはよう、ございます。
[覗き込み、微笑みかける。 この様子なら、きっとすぐには起きないだろうけれど]
(177) 2011/08/03(Wed) 20時頃
|
|
―自室―
朝、ですよ。 とはいえ、授業も無いですし。 眠ければ、そのまま寝てても構いませんよ。
[張り付いた髪に、一度だけ指先を伸ばす。 ほんの刹那、触れるだけ。 すぐに身を翻す]
俺は、朝食。 とってきます。
[そうして向かうは食堂。 もし目覚めてついてくるのならば、共に]
(195) 2011/08/03(Wed) 21時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/03(Wed) 21時半頃
|
―食堂―
[ばたばたと起きだした後輩と共に。 普段であれば、賑やかしいこの場所へ。 けれど今は。 殆どの生徒は帰省し、残るは僅か。 それでもなお、この時間。 やはり人は此処に居る]
……ディーン君。 おはようございます。
[視界に入った相手。 ひらり、手を振る]
(201) 2011/08/03(Wed) 22時半頃
|
|
……セシルで、いいですよ。
[微笑みながら、告げる。 名字を呼ばれるのは。 あの人以外に呼ばれるのは。 得意では、ない]
[あの人は、決して、名前で呼びはしなかった]
朝食。 適当に、作ってみましょうか。
[凝った料理は作れない。 けれど、パンを焼くくらいなら。 5 1・2綺麗にトースト 3・4少し焦げた 5・6もはや黒炭]
(209) 2011/08/03(Wed) 23時頃
|
セシルは、黒い塊を見つめて困っている。
2011/08/03(Wed) 23時頃
|
いえ、その、これは…… 今日はたまたま、手が滑っただけなので。
[5枚のパン(だったもの)を。 何事も無かったかのよう、自然に廃棄し。 結局同室者から受け取り、朝食を取る。 そう、あれは事故だ。 決して不器用なわけではない。 僅か46(0..100)x1%程の確率。事故だ]
(219) 2011/08/03(Wed) 23時頃
|
セシルは、鼻歌を歌って誤魔化した(つもり)
2011/08/03(Wed) 23時半頃
|
たまには、失敗することもあります。 人間ですから。 でもほら、こっちなら……
[言い訳しながら汚名返上。 トーストにあわせたレシピ。 簡単な、スクランブルエッグ。 2 1・2上手に焼けました 3・4少し殻が入ってる 5・6ヘドロ]
(229) 2011/08/03(Wed) 23時半頃
|
セシルは、ちょっと得意げな顔で二人にもスクランブルエッグの皿を渡す。
2011/08/03(Wed) 23時半頃
|
……もしかして。 外まで、焦げ臭い?
[5枚も炭化させたのだから。 当然といえば、当然で。 増えた人影と、開け放たれた窓。 交互に見つめてぽつりと漏らす]
[幸い、犯人とは思われていないようだけれど]
(254) 2011/08/04(Thu) 00時頃
|
|
[ぱたぱたと近寄る姿。 それを認め、自然頬が緩む]
おはよう、ジョージ君。 嵐も収まったし、昨夜はよく寝れましたか?
[その髪に手を伸ばす。 ふわり。 咽返るほどの薔薇香]
……? あ。 お腹、空いてるなら。 食べますか?
[香りの原因は分からずとも。 相手の空腹は察した。 運よく上手に焼けたそれを、差し出して]
(262) 2011/08/04(Thu) 00時半頃
|
セシルは、ディーンの視線を受け流した。
2011/08/04(Thu) 00時半頃
|
[くらり。 眩暈のする、香り。 これは一体何だと言うのか。 あの人が消えて以来。 他の温もりに触れていない体が、疼く]
そういえば…… きちんと名乗っていなかったかもしれませんね。 俺はセシル。セシル・リリーです。 っと……慌てて食べなくても、大丈夫ですよ。
[ぽろぽろ零すその少年の口元を。 純白のハンカチで拭う]
(287) 2011/08/04(Thu) 01時頃
|
|
……どうか、しました?
[添えられた手。 慌てて引っ込められた、その手。 疑問に思い、顔を覗き込む。 ――香りが、近い]
[ぐら り]
[視界が]
[*歪んだ*]
(301) 2011/08/04(Thu) 01時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 01時半頃
|
―食堂―
[傾ぐ体。 寄せた顔は一層近くなり]
――……あ、っ……?
[触れる唇。 ぬらつく舌の感触。 肌が粟立つ]
あ……わ、私……
[無意識に漏れる声は普段と違うそれ。 娼婦の様に色めいた音。 薔薇の毒が脳髄を溶かす。 黒曜の瞳は光を失い。 ただ求める]
(356) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
|
|
[欲しい]
[欲しい]
[抱いて]
[壊れる程に]
(357) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
|
|
[一瞬。 此処が何処かも忘れる程。 自分を見失い。 弾かれるように身を起こす]
…………あ…… は、は。ジョージ君は、おませさんですね。
[乾いた、乾ききった笑いを漏らし。 微かに震える手で癖の強い髪を撫でる]
(358) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
|
|
あ、えと、俺…… ご、ごちそうさまでした。
[せわしなく動く視線。 落ち着き無く片付けをして、食堂を立ち去る。 熱い。 体が異常に火照っていた]
(359) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
|
|
―シャワールーム―
[足早に駆け込むシャワールーム。 何もせずともぷくり、膨らんだ胸の蕾。 震える指を伸ばす。 男としての欲の証には触れず。 ただ其処だけを摘み、指先で転がす。 シャワーの音に混じる嬌声も。男のものには聞こえぬソプラノ*]
せ ん ぱ い …
(360) 2011/08/04(Thu) 10時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 10時半頃
|
――――……っ。
[水音に紛れ、聞こえた音。 誰かいるのか。いたのか。 誰か……誰が?]
先輩…… せん、ぱい……っ! 行かないで……一人に、しないで…… 私を…… 抱いて……ください……ッ……!!
[水音に混ざる女の声色。 ざあざあと流れる湯に混ざる涙の雫。 求めるのは愛か肉欲か。 虚空に放つ声と共に、欲の証はタイルを穢す]
(364) 2011/08/04(Thu) 12時半頃
|
|
[熱い]
[欲しい]
[欲を放っても、熱は収まる気配を見せない。 足りない。全然足りない。 快楽を叩き込まれた体は、けれど最早二年以上。 他者の温もりに触れていない。 求めるのは、唯一人だけだったから]
[だというのに。 我慢が。出来ない。 何でもいい。誰でもいい。満たして欲しい。 そして、壊して欲しい――]
(371) 2011/08/04(Thu) 15時半頃
|
|
[シャワーコックを捻る。 水音は止み、けれど体を拭うことなく。 全身を濡らしたまま。一糸纏わぬままに]
もう……耐えられ、ないんです…… わたし、を。 狂わせて……――
[艶やかな笑みを貼り付けて。 隣のブース、同室者のいるその場所に。 身を、滑り込ませた]
(372) 2011/08/04(Thu) 15時半頃
|
|
……テッド君は。 私の事、嫌い……?
[相手の頬に添える両手。 息が届くほどの距離。 覗き込むようにあわせる瞳。 囁く声色は澄んだソプラノ]
さみしい…… さみしいよ……
ねえ わたしを なぐさめて?
(374) 2011/08/04(Thu) 16時頃
|
|
――……ない…… もう、待て、ないよ……
[髪に触れる感触。 温かさ。 涙が溢れる]
だから……忘れさせて…… おねがい…… おねがい、だから……
[触れる吐息。 視線を外さぬまま、なお近づける。 拒絶されなければ。 そのまま、口付けて。 頬に添えていた手は、体を捕らえるだろう*]
(376) 2011/08/04(Thu) 16時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 16時頃
|
―回想・シャワールーム―
ん……
[後輩のそれと共に握りこまれた自身。 あの人は決して触れなかったその場所。 自分で弄る事も殆ど無く、それでも男であるが故に。 指が、相手の雄が、擦れあう度に痺れが走る。 先ほど達したにも関わらず、再度欲を放つのは直ぐで]
っは、あ、ァ……
[漏れる声は女のもの。 あの人は、この声以外を聞くのを嫌ったから。 もはや無意識。自然と出るようになっていた]
(416) 2011/08/04(Thu) 22時半頃
|
|
[ぱたぱたと欲の証が床に散っても。 足りない。満たされない。埋まらない。 欲しい。抱いて欲しいと。 けれどそれは、受け入れて貰えぬ願い。 そして、自分が本当に望んでいる相手も、違って]
…………。 ごめん、なさい。
[それは何に対する。 誰に対する謝罪だったのか。 弱弱しく微笑んで、後輩の頬を撫ぜる。 別れたあとは、一人。向かう当ても無く]
(417) 2011/08/04(Thu) 22時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/04(Thu) 23時頃
|
―廊下―
『抱いたり抱かれたりするのは』 『お互いが好きじゃないと』
[別れる間際。 聞かされた言葉、頭の中で繰り返す。 好き。 自分が、好きなのは、あの人で。 だから抱かれた。 ずっと、3年間、抱かれ続けていた]
(446) 2011/08/05(Fri) 00時頃
|
|
[あの人は? 好き、だった? 自分の事を? だから、抱いてくれていた? 愛の言葉を囁いて?]
…………名前。 1度も、呼んで……くれませんでしたね……
[壁に凭れ掛かるようにして。 ずるずると。崩れ落ちる。 あの人は、唯ひたすらに名字で呼び続けた。 女の名でもありえる名字で、呼び続けた]
(447) 2011/08/05(Fri) 00時頃
|
|
[でも。 それでも。 優しかった。 温かかった。 愛おしかった。 例えそれが偽りだと分かっていても。 構わなかった]
[でも。 認めたくなかった。 認めて欲しかった。 自分を見て欲しかった。 愛されたい。 愛してください]
俺を……――
(448) 2011/08/05(Fri) 00時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 00時頃
|
――……ヴェス君……?
[名を呼ばれ、見上げる。 普段ですら目線をあげねばならぬ後輩。 立ち上がれぬ今は尚の事。 薄れてきていた薔薇の香。 体を蝕んで行く]
(453) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る