人狼議事


309 【誰歓】【飛び入り歓迎】学園の七不思議3

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【人】 受付 アイリス

— 廊下 —

[そうして、部屋に行く道筋で。]

 そういえば、オスカー先輩に
 お部屋までエスコートしてもらう、
 なんて話もしてたっけ。>>0:226
 先輩、今ごろ何してるかなー?

[と、オスカー先輩の姿を頭に思い描いて。
四人部屋になると、先輩の腕が足りなくなっちゃうから、一度に全員エスコートは無理だな。ここはやっぱり、抜け駆けしちゃおっかな〜?
なんて、ふざけ半分で考えた。]**

(91) choco 2021/01/05(Tue) 22時頃

【人】 受付 アイリス

— グラウンドに出る前:一階廊下 —

 ケーキは大事ですよ!
 大事でしょ!?
 めちゃくちゃ大事っ!!!

[大事だもーーん!!!!と、ロビン先輩のツッコミに対して大事四段活用で主張すれば、なぜか先輩は表情を和らげて。
あたしのリアクション、そんな傑作だったかな?と一瞬考えたものの、いやいや、それはないな…と思い直し]

 そうですよっ。あたしはちゃんと待ってたのに、
 ヨアヒム先生ときたら…!
 そんなだからあんなお腹になっちゃうんですよっ…!
 あ、今の先生には内緒で。

[先輩が聞いてくれるものだから、ついそのまま、ぐちぐちと続けてしまって。
困った様子の先輩の思考は覗けないから、さすがに言いすぎて呆れらたかな?と思ったけれど]

(106) choco 2021/01/06(Wed) 00時頃

【人】 受付 アイリス

 え、作り直し?豪華に??
 トライフル……!?

[続いた言葉に目をきらきらさせて]

 トライフル!! が! いいっ!!!

[全力で食いついた。

はい、許した。ヨアヒム先生完全に許しましたーー。
むしろありがとう?いやいや、そこまでは…。]

(107) choco 2021/01/06(Wed) 00時頃

【人】 受付 アイリス

[すっかり笑顔になったアイリスは、そのまま上機嫌で先輩と別れ…るかと思いきや――]

 あ、そういえば先輩。
 あのケーキ、本当はロビン先輩が作ったとか?

[違う?と、さも確信したかのような顔で、カマをかけてみた。
実際は、確信というほどでもなかったけれど。

先輩がダッシュで誤魔化して逃げないのなら、こう続けてみようか。
探偵気分でフフフ…と胡散臭く笑いつつ]

 本当は色々、おかしいなーと思ってたんだよね〜。
 ロビン先輩、『お手伝いに慣れてる』の範疇、
 超えてないかな?って。
 先輩はさ、ちょ〜っと色々、出来すぎるんだよねぇ…

[なーんて。
逃げられちゃうなら、仕方ないけれど。
アイリスが疑問を持ったことだけ、今は気付いてもらいましょう。]*

(108) choco 2021/01/06(Wed) 00時頃

【人】 受付 アイリス

— 廊下 —

[オスカー先輩のことを考えていたら、まさかのご本人登場>>100で。アイリスはぱっと顔を輝かせ]

 オスカー先輩!ただいまーーーっ!!

[と、こちらも走って近付いて。
その時、手にはオーレリアちゃんの荷物を持っていた>>104ので、一度止まって丁寧に荷物を置き。]

 先輩もお疲れ様っ。イエ〜イ!

[と言って、両手でハイタッチを向け。さらに許されるのなら、ぎゅっと抱き着いてしまおう。]

 ああ、スキーは、最短コース突っ走っちゃってぇ…。
 転んだりもしたから、競技とかだったら多分、全然です。
 でも、そう言ってもらえるとやっぱ、嬉しいですねっ!

[えへへ、と照れつつも喜んで。
部屋に?と聞かれれば、そう!と返事をし、またオーレリアちゃんの荷物を持ち上げる]

(114) choco 2021/01/06(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

 先にみんなの布団敷いちゃおうかなと思って。
 …あ、エスコート。
 先輩覚えててくれたんだ!へへっ。

 じゃあ、お願いしちゃおうかな?
 頑張ったご褒美ってことで、みんなに抜け駆けっ。

[と言って、差し出された手に飛びつこうとしたものの。
一度止まって、空いている手で自分の服の端をつまみ、下手くそなカーテシーをして見せ。
…世界一のお姫様らしくしてみようと思ったのだけれど、やっぱり立派なレディのようにはいかなくて、もう一度照れ笑いを浮かべながら、先輩の手ををきゅっと握りしめた。]

(115) choco 2021/01/06(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

 そういえば先輩、あたし、
 先輩に話したいことあって!

 あのね、雪合戦の時のことなんだけど。
 あたし、チームがどうとか言ったわりに、
 先輩の役に立ちそうなことできなかったなーって。

 オスカー先輩すごい狙われてたでしょ?
 あの時フォローに入れてたら、先輩だってもっと
 攻撃に集中できたのにな〜、とか考えちゃって。
 せっかく同じチームになれたのに、
 役に立たなくてごめんね〜っ。

[と、歩きながら話しかける。
気になっていたことだったので、ぺらぺらと良く口が回った。]

(116) choco 2021/01/06(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

 向こうももっと、あたしのこと
 狙ってくれたらよかったのに。
 相手にされてないみたいで、
 今考えるとちょっとむかつくかも〜。
 まあ、集中砲火されたらそれはそれで、
 文句言いそうですけどね。あはは。

 …オスカー先輩は昔から、
 手加減されたりはしなかったの?
 最初はやっぱり、男子に遠慮されたりしてた?

[ふと思ったことを尋ねてみたけれど。
そういえばオスカー先輩は、いつから今のオスカー先輩だったのだろう。]**

(117) choco 2021/01/06(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

 あ、荷物!ありがとうございます。
 先輩にはいつも甘えちゃうな〜っ。

[とびきりのエスコートを受けたら、とびきりの笑顔で返したいから、アイリスは込められるだけ、精一杯の気持ちを込めて、オスカー先輩にありがとうの笑顔を贈ったつもり。

しかし、その後の行動は予測できなくて]

(126) choco 2021/01/06(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 え、え!?
 せせ先輩、あたし重いから!!
 重い…からっ…ひえっ……

[アイリスは拒まなかった。けれど大混乱に陥った。
添えられた手の感触は細い。
まずい!ととっさに思って、少しでも負担が軽くなるよう、先輩の肩に手を置いてバランスを取れば、こちらも細くて。

筋肉はあるのかもしれないけれど、でも、細くって。

(※ここから読まなくてOK)
アイリスは、アイリスは、アイリスのふわふわボディはそりゃ自慢のあれですけど、今冬に向かってふわみを増してきたわけで、でも冬に蓄えるのは生物の基本的な生存戦略であるからして、アイリスは後悔しないし正しいし夏までに痩せるつもりだし、だからつまり、
(※ここまで)

――先輩はもっともっと食べるべき!!(結論)]

 先輩、今日のカレーはおかわりしてくださいね…

[作った人間でもないのにそう言った。]

(127) choco 2021/01/06(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 …ほんと、先輩には甘えちゃうんだから。
 もう、甘やかしすぎですよ〜っ。

[その後続けられた誉め言葉に、ほんのり頬を染め。
雪原より輝いていただなんて、自分には大げさなのはわかっているけれど、先輩が心から言ってくれてることもわかるので、素直に受け取ってしまう。

…のだけれど、やっぱりこの体勢は恥ずかしいので、そう、自分の重みが心にくるので…
先輩の肩にぎゅっと抱き着いて、堪能させてもらってから]

 もうそろそろ自分で歩きます。
 満喫させてもらったので…!

[そう言って、降ろしてくださいと頼めば、聞いてもらえただろうか。]

(128) choco 2021/01/06(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 えーと、あたしが言いたかったのはですね、
 オスカー先輩とも共闘したかった、ってことですっ。
 あと、どう考えても先輩の方が輝いてるから…!

[と続けながら、平常心を取り戻し]

 そっかー、覚えてないくらい小さい頃からなんですね。
 ならちょっと、納得かも…

[先輩の周囲の男子、その距離感について、アイリスの違和感が若干解消された気がした。
ほんの小さい頃からそういう関係を築いてきたなら、同室で寝泊まりするくらい今更何だ、ということになるのかもしれない。

それでもやっぱり、オスカー先輩の、女の子としての魅力に気付いている男子もいるわけで。
ちらりと後輩の顔を思い浮かべた。秘密は守ると言ったから、たとえ当事者のオスカー先輩相手でも、彼の話題を出すことはしなかったけれど]

(129) choco 2021/01/06(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 でも、先輩もたまには、女の子っぽいこと
 したくなったりしないんですか?

 ほら、対等に扱われたい時もあれば、
 べたべたに甘やかして欲しい時もありません?
 そういう矛盾した気持ちって、男女関係なく、
 みんな普通にあるんじゃないかって思うんですけど…

[つい先ほど、雪合戦の狙い方について、矛盾したことを言ったばかりのアイリスは、「あたしだけですかね?そんな我儘言うの」と首を傾げて]

 なら王子様にも、お姫様気分な時が、
 あってもいいんじゃないかなーって思ったんですよね。

[人が持っているのって、一つの顔だけじゃないから。
素朴な疑問です!とそれをぶつければ、オスカー先輩は何と返してくれるのだろう。]**

(130) choco 2021/01/06(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

― グラウンドに出る前:一階廊下 ―

 イエ〜イ!トライフルーーーっ!!

[捨てる神あれば拾う神ありと言うが、この場合、食べる神あれば作る神ありというところだろうか。全然違う気もするけれど、とりあえずアイリスは喜びを表現してぴょんと跳ねていた。
しかし、わかったわかったと宥められれば>>123、一応、高校生らしく落ち着きを取り戻す。アイリスもそろそろ大人ですからね、はい、ええ。

さて、沈黙は肯定の証である。
その辺り、アイリスよりロビン先輩の方が理解していたのだろう。続いた言葉には、言外の意味が込められているようで。
彼の視線や声の調子から、アイリスもなんとなく感じ取って、ふうん、と曖昧な返事をしたものの、しばし考え]

 わかった〜。そういうことにしとくね。

 そのかわり、って言うのも何だけどさ。
 『いつもお菓子を作ってくれる人』に、
 伝言お願いしていいかな?

(180) choco 2021/01/06(Wed) 22時頃

【人】 受付 アイリス

 今度直接お礼を言わせてください、って。
 そう言っといて!

[にっ、と笑いながら。
どーしても無理なら、コレでもいいから!と、スマホを振って見せる。]

 会ったこともない『先輩のお姉さん』より、
 顔を見てお礼を言える人に作ってもらえる方が、
 あたし的には嬉しいんだよねっ。

 ついでに、リクエストも聞いてもらえたら、
 も〜っといいんだけど!

[ちゃっかりした一言も付け加え。
じゃ、よろしく〜っ!と手を振りながら、ロビン先輩に背を向ける。

色よい返事が貰えても、そうでなくても、どちらでもよかった。
夕食の後、トライフルを食べたアイリスが言う『ごちそうさま』は、昨日までよりもっと、先輩に届くはずだから。]*

(182) choco 2021/01/06(Wed) 22時頃

【人】 受付 アイリス

― →部屋 ―

 ふーん、そっか〜。
 あ、全然、無理に女の子っぽくしてほしいとか、
 そういうことじゃないんですよっ。

[オスカー先輩の返答>>144を咀嚼しつつ。アイリスは自分の言葉を思い返し、少々押し付けのように聞こえたかも?と慌てて、まずその辺りを否定した。]

 でも、もしちょっとでも興味あるなら、
 色々試してみてもいいんじゃないかな〜と思っただけで。

 別に、いつか誰かのために着る洋服が、
 パンツスタイルでも全然いいと思うし。
 何なら先輩が相手の服選んじゃってもいいと思うし!

(183) choco 2021/01/06(Wed) 22時頃

【人】 受付 アイリス

 うん、そうですね。どっちでもいいんです!
 どっちを選ぶのがいいとかじゃなくて。
 今日は王子様、明日はお姫様、
 明後日は全然別の先輩でも、先輩は先輩だし。

[アイリスは我儘だから、男子へ対等に扱ってほしい対抗心も、女子として扱ってほしい乙女心も、都合よく使い分ける。
王子様にお姫様扱いされて夢心地になるのも、先輩と肩を並べて雪合戦に参戦するのも、どちらも捨て難い。
それってずるいかな?と少しの間考えてはみたけれど、別にいいじゃん、と開き直るのがアイリスだった。

だから先輩だって、両方取っちゃえばいいのに。
そう思ったのだ。]

(184) choco 2021/01/06(Wed) 22時頃

【人】 受付 アイリス

 あ、部屋着きましたね。
 荷物ありがとうございました!

[話しながら部屋に到着すれば、先輩の降ろした荷物を見てお礼を言い。]

 エスコート、嬉しかったです。
 オスカー先輩、お姫様にしてくれて、ありがとうね。

[ちょっとしんみりしてしまったのは、先輩が『未来の王子様』なんて言うから。
いつかの未来、アイリスのそばに寄り添ってくれる人のことなんて、今は想像できなくて。
それよりも今、身近な未来として考えてしまうのは、先輩たちが卒業してしまう春のこと。
けれどやっぱりアイリスは、それを言葉にすることができなかったから]

(185) choco 2021/01/06(Wed) 22時頃

【人】 受付 アイリス

 …もし何か、女の子っぽいこと
 チャレンジしてみたくなったら、
 あたしにも言ってくださいねーっ!

 とりあえず今夜、パジャマパーティーしてみるとかっ。

[そんな風に笑いながら、先輩の背を見送った。]**

(186) choco 2021/01/06(Wed) 22時頃

【人】 受付 アイリス

— →グラウンド —

[部屋でみんなの布団を敷いて、女子会の準備を万端に整えた後。
そろそろ誰か、いい感じの雪像作ってないかなー?と窓から見下ろせば、部員たちが雪像作りに精を出している姿が見えて。

フェルゼ先輩とは、校舎へ戻る時すれ違って>>132。慌ててはいたものの、手くらいは振って挨拶をしたのだが。
彼の雪像に注目すれば、あれから作り始めてもうあんなに進んでいるのか、と驚いてしまう。スマホを覗けば、どうやらアイリスの素材を使ってくれたようで、書き込まれたお礼の言葉に、イイネを付けておいた。

アイリスも再びグラウンドに足を向ける。
作業の邪魔をしないよう、そろっとみんなの雪像を見てまわり、ほうと漏れる溜息と共に、呟いた感想は]

 うわあ、すっごい…

 で、できる気がしない…

[なんか、めっちゃ、本格的だった。
まだ作業中だったかもしれないけれど、繊細な花の彫刻(花びら細か〜いっ)>>118>>119や、今にも羽ばたきそうな鳥の彫刻(バランス絶妙〜っ)>>133
雪だるまでもいっか〜!なーんて考えてた自分、どうする。マジどうする。と冷や汗が流れる。]

(197) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[ここに来てもアイリスは、自分の作りたいものがわからなかった。

だって、正直に言って。
五百年も続く縁など、信じられない。
人間だったら、百年、いや十年だって繋ぐのは難しいのに。

あまりにも特別で、眩しくて、
アイリスにはなんというか、
まさに『世界の違う』お話であった。

そんな相手に自分から、何を贈れるというのだろう。]

(198) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[わからない自分が上辺だけ取り繕っても、何も響かない気がして、手が止まってしまうのだ。
任せてなんて安請け合いをしておきながら。笑ってしまうではないか。
苦笑を浮かべたアイリスは、形にならなかった、自分の雪像の残骸たちを見て。

それでも作ろうとした。そのことに、きっと意味があるんじゃないかな。そう自分に言い聞かせながら、途中で放り出した雪玉を再び、転がし始めた。

結局、完成したのは雪だるまである。
アイリスに作れる限界の大きさまで頑張った。
フェルゼ先輩のパク…真似ではないけれど、少し大きさを変えた雪だるまを二つ並べて、夫婦にして。鬼のツノを付けた、にっこり笑顔のめおとだるま。]

 末永く、お幸せにね。

[もう一度述べた言葉は本心から。
羨んでも、憧れても、手が届く気はしないけれど。
どこかに存在していると知れるだけでも、自分の中の、何かが救われるような気がして。]

(199) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[しかし、やっぱり。ただの雪だるまである。

アイリスは、フフっ…と達観したような笑みを浮かべて、誰かに感想を言われる前に、そそくさとその場を逃げ出した。]

 あ〜、雪玉、余っちゃってるよね〜。

[途中で自作の素材置き場から小さな雪玉を拾い上げて、戯れにくっつけてみる。
今日四つ目の雪だるま。こんなに作ったのは、小さい頃以来だった。]

 おまえも、あやかっておいで。

[なんてね。と笑いながら。
みんなの気持ちが込められた雪像の並ぶグラウンドの中、ひっそりと雪に埋もれるように、子供のような雪だるまを残して、アイリスはその場を離れた。]*

(201) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[届いた評価はきっとこんな感じ]

 ウエダ評価
 ・全体のバランス 9
 ・デザイン 1
 ・精密さ 16
 ・独自性 19
 ・ウエダの好み 15

 奥様評価
 末小吉[[omikuji]]

(202) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

— 元音楽室 —

[アイリスは隙間時間に、元音楽室を訪ねていた。出し物のための楽器を探そうと思っていたのだ。>>0:207
しかし、やはり以前の音楽室そのままとはいかないようで、『あちら側』で探した時のように、17もの楽器を見付けることはできず。

でも、どうにかこうにか、部屋の隅にぽつんと取り残されているギターを発見して。]

 そう、これこれ!これが欲しかったんだよーっ。

[と喜んで手に取った。
アイリスが唯一、まともに弾ける楽器だった。趣味程度のレベルではあるけれど。

誰かが、宿でのレクリエーションにでも使えるように、と残しておいてくれたのかもしれない。
けれど、ここで探し物を見付けるのは二度目なので]

 …もしかして、チトフくん?
 なんて、そんなわけないかな。
 でも、もしそうだったら、ありがとうねっ。

[と、笑いながら手を振って部屋を後にしたのだった。]

(203) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

— 懇親会:出し物 —

[夕食を終えてしばらく後。
懇親会が始まれば、他のみんなの出し物は盛況だっただろうか。
ヨアヒム先生の歌と踊りはばっちり撮影して。
アイリスも周りが落ち着いたのを見計らい、舞台となっている場所に椅子を運び]

 じゃ、次あたしーっ。一曲歌います!
 お喋りしてても全然いいので、
 ゆったり聴いてくださ〜い。

[と軽く挨拶してから、ギターを抱えて椅子に座る。
リラックスした姿勢で一音二音、調子を確かめてから、アイリスはゆるゆるとギターを爪弾き始めた。]

(204) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[奏でる曲は、有名な青春映画、少年たちが死体を探しに行く物語の主題歌である。
アイリスのパパはこの映画が大好きで、ギターを教わった時、一緒にこの歌も仕込まれたのだ。
映画の方も見せられたけれど、アイリスはまだ幼くて、途中で眠ってしまい、結末は知らなかった。

曲自体は、なかなかロマンチックな歌詞で、

――恐れはしない。泣きはしない。君がいてくれるなら。
           だからダーリン、そばにいて――

そんな感じの歌だ。

昔の歌だから、みんなが知らない可能性もあるけれど。
アイリスは即興で何でも弾けるほどの実力はないので、仕方ない、もし場が白けたら、笑ってごまかせばいいや。と気楽に構えていた。]

(205) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[アイリスの歌は、華やかに歌い上げるような歌唱ではなく、聞き手に話しかけるような、時に囁きかけるような歌声で。
所々かすれたり、鼻にかかったりする声は、失敗ではなく味というものなのです。

最後の音のあと、しばらく余韻を残して。
アイリスは伏せた目を上げると、ゆるく微笑み]

 終わりっ。ありがとうございましたぁ〜

[と、談笑の邪魔をしない程度に軽く挨拶をして、席を立った。
もし熱心に聴いてくれた観客がいて、その人と目が合うなら]

 せんきゅー!愛してるっ!

[なんて、百万人のファンを前にしたアーティストのように、堂々とした態度で投げキッスを贈り、舞台を下りただろう。]**

(206) choco 2021/01/06(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[映画の結末は知らない。

大人になって、それぞれ別の道を行き、
今は遠く振り返るだけの、少年時代の友情について。

アイリスは知る気になれなかった。
離れてしまったものに、何を思うかなんて。

だけどなんとなく、今なら。
あの主人公がどんなことを考えていたのか、
考えながら見てみるのも、いいかもしれないな。
そんな風に思った。]

(224) choco 2021/01/07(Thu) 00時半頃

【人】 受付 アイリス

[アイリスも、高校を卒業したら、
みんなとは別の道を歩むのだろう。

だけど冬になって、ふと振り返り、
心の中に、今日の日の雪花が咲いたなら。

風の噂の届く距離まで。また、帰ってこようかな。]**

(225) choco 2021/01/07(Thu) 01時頃

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