148 バケモノ共の酒池肉林 -HappyHalloween!!-
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─ 洗い場 ─
[ぴきんぱりんと、鏡の砕ける音が聞こえた気がした。 そうか、彼は騒霊《ポルターガイスト》だったかと、微かに喉を鳴らして笑った。
ちいちに頭を洗われている最中、とても上機嫌なのは、ミーナの相変わらずな反応が面白かったというのもあるが、なによりちいちの膝に抱かれているというのが、おそらく大きかったろう。 ころんと無抵抗のまま、頭皮への心地良い刺激と香りに目を細める。>>113]
……ミーナ君がどうかしたかな?
[喉を鳴らして笑うちいちに、身体を洗い流していた胴体は動きを止め、首はきょとんとした視線を向ける。]
ははは! 喧嘩など、私は争いごとは好まないよ。
[ミーナからすればどうなのか分からないが、少なくとも自分は、喧嘩を売っているつもりではないのだ。あれで。]
(125) nordwolf 2013/10/19(Sat) 18時頃
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─ なんかきつねがのびてた ─
おや、よく見たらドナルド君じゃないか。
[声に気付いて視線を向ければ>>117>>118、狐がでろりーんと伸びていた。]
どうしたんだい、そんなところで敷物のようになってしまって。
[胴体が、ドナルドの側に屈み、しっとりぺちゃーんになってしまっている毛皮を撫でる。]
……なにかな?
そうかい、美味しかったのなら何より。 けれど舐められるのなら、できればこちらが良いのだけれど。
[ドナルドの舌が肌に触れてくれば、胴体の指は、己の唇を指し示す。 何を凄いと言われたのかは、分かっていないけれど。]
(150) nordwolf 2013/10/19(Sat) 20時半頃
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[やはり、身体は誰かに洗わせる方が楽で良い。 それがちいちの手となれば、断る理由などどこにもなく、途中からはすっかり身を委せてしまった。>>147]
若い、か……はははっ、たしかに。
[何せかれこれ500年近い付き合いだ。 死神と、傍らにいた亡霊との関係は、それなりに察しが付くというもの。 しかし、その上での、敢えてのあの言動ではなく、これが通常営業なのだ。]
……っふー、さっぱりした。 チー君アリガトウ。
[ちいちに身体の泡を流してもらうと、さっぱりした心地で、腕や脚を伸ばしてみた。]
なに、彼とはあと40年も待てば、また愉しませてもらえるようだからね。 それより私は、キミのお薦めの旨い酒を、ゆっくりと味わいたいのだけれど。
それとも───
[顔を、耳元へ寄せろと示し]
(154) nordwolf 2013/10/19(Sat) 21時頃
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[泡の流された裸の胴体を、鱗に包まれた体温低い身体に寄せて]
酒よりも好いものを、味わわせてくれるのかな……?
[熱い息とともに、耳の輪郭を淡く舐めなぞった。]
(*66) nordwolf 2013/10/19(Sat) 21時頃
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いや、ただそんな気がしただけなのだけれどね?
[さらりと。>>159 実際、とりたてて観察しているわけでもないのだが、なにせミーナは、こちらへのリアクションがやたら大きい。 だからそのぶん、分かり易い。 それに、おそらく祖国が近いというのもあるかもしれない。]
ははは! あれでいて、彼は案外優しいからね。 普段のあの態度だって、少し不器用が故だと思っているよ。
それに、よき伴侶を得たならば、少しは柔和になるのではないかな?
[ミーナが聞いたら、さてどういう反応を示すだろう。 今のところ、言うつもりはないのだが。]
(160) nordwolf 2013/10/20(Sun) 00時半頃
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[耳に届いた震えるような呻きに、フフッと微かな笑みを零す。>>*69 眉根が寄るのに気付いたならば、そこに指を触れさせようか。]
いっとう旨い酒か……
……それは、とても楽しみだ。
[返事に少しばかり間があったのは、変えられた呼び方が、少しばかりおかしかったから。]
それから…… 此方も、酒のあとに……
[喉が小さく鳴ったのは、持たれてきた身体の心地良い重みと温度故か。 その、滑らかな鱗に包まれた腰に腕を回すと、ともに、露天へと足を向けた。]
(*70) nordwolf 2013/10/20(Sun) 00時半頃
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─ 去年の宴 ─
ははっ………
[背後から荒々しく犯されながら、パルックがたった4発でダウンしてしまったという彼の話>>*6に、なんて勿体ないと苦笑する。 この超絶倫狼男に抱かれるのは、これが初めてではないが、独占できる機会というのはそうそう無い。 パルックには悪いが、まさに好機といったところか。]
けれど、その、お陰……、ッ で…… 今宵……は…… ァッ
……存分、に……、アナタ、に 可愛、がって……、 もら、え………ッくァ、ァッ……!
[奥底へ放たれた迸りに、ビクビクと腰が震えた。 当然のごとく抜かれぬまま、また腰を打ち付けられれば、くぷくぷと泡立つ精が、結合部から零れ出す。 自らも、もう何度達したろう。 けれど、絶え間なく与えられる悦楽に、雄は萎えるどころか張り詰めて、カウパーをとろとろと流し続ける。]
(*71) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃
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[筋肉質な尻を鷲掴みにされ、四つん這いに組み敷かれるなど、騎士からすれば屈辱でしかないはずなのだが、この狼男にされるのは、不思議といやな気がしない。 寧ろすすんで膝を折り、手を付いて尻を突き出す。 これが貫禄か、これが魔力か。]
ルシフェ、ル、ッ、……ぅアッ、ァ…… ……クは、ァ……ッ!
[吐息とともに、口端から唾液が零れ、差し込む月明かりにきらりと光る。 拭うこともせぬまま、できぬまま、甘く啼いては腰を揺らし、腹の中で暴れる巨根をギチギチと締め付けていたが>>*7]
(*72) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃
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[ アオォォォォオオ―――――ン!!!! ]
───!?
[獣の咆哮が閨に響いた>>*8、その刹那、腰を強く押さえ付けていたルシフェルの腕が、更に力を増した気がした。 そしてそれ以上に……]
ァ……、ッア”?!
[深く呑み込んでいたルシフェルの雄が、孔の中で、みちみちと音を立てて成長する。]
ひ、ァ……ッ……
[此程までの大きさ、形状は、今まで味わったことがない。 開かれた口は、息の仕方を忘れたかのように、ヒッ……と引きつったような呼吸音を繰り返す。]
ル、シ……ッ、ァ ひ、ィッ…… くァ……、ア……ッ!
(*73) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃
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[今までより更に激しく、壊れるのではというほど荒々しく揺さぶられ、悲鳴にも似た声が漏れる。 けれど身体を引き裂かれるような痛みは、徐々に、痺れるほどの快感へと変わる。 何せただ乱暴なだけではなく、好いところ、弱いところを確実に捉えてくるのだから。]
ァ、ハ……ァ、 ッ、ぅン……! ルシフェ……ッ ひァ、……ッ、アッ……ひゥッ………!!
[獣の爪が、白い肌に鮮血の筋を描いても。 鋭い牙が、肉に深く食い込んでも。 すべてが快感へと繋がって、零れる声は、いつしか嬌声ばかりとなっていた。]
……ッ、ルシ、……ィ! は ァ、……ッ、ンッ!!
[白い背中が大きく仰け反る。 常人ではありえない角度に首が回り、芯まで蕩けた深紅の瞳は、獰猛且つ精悍な獣の姿をそこに映した。 口吻が欲しくて、噛み千切られ、血を啜られても構わないというかのように伸ばした舌は、彼の元へ届いたろうか。]
(*74) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃
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[───夜明けまでに注がれた獣の精は、どれ程のものだったか。
気付いた時には、首は胴体から離れ、枕元に転がっていた。 自らが放ったモノと、孔から溢れ出したモノ、それと血液とでベタベタになったシーツの上に、 ぐったり横たわったままの胴体は、指先を動かすのもやっとの体で、ルシフェルのされるがままとなっていた。
それでも、転がる首は恍惚の笑みを湛えたまま、深い紅の瞳を揺らす。 猛る獣を口元に宛われたなら、悦んで残滓を吸い上げ、丁寧に舐め浄めることだろう。
これで、むこう1年間ほどは、他者の精気を奪わずとも、十分に事足りそうだ───**]
(*75) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃
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─ 遡ること24年 ─
[デュラハンは、ひどく不機嫌だった。
宴に初めて参加したという夢魔が、自分に憧れているというので、それならと部屋に誘ったまでは良かったが……]
まったく! 馬なのは脚だけ! アレではフクロネズミではないか!
しかも何だあの無様は……!
[夢魔のくせに粗品なうえにテクニックもない。 そのうえ、たった3発で音を上げた。 こちらはまだ一度も達せていないというのに、まったくもって腹立たしい。 あまりに腹立たしかったので、使い物にならない夢魔は、窓から放り捨てておいた。]
(179) nordwolf 2013/10/20(Sun) 14時半頃
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[苛立ち紛れに、ホールに戻って飲み直そうと、バスローブだけを羽織って足音高く長い廊下を歩いていたが]
……? ここは確か……。
[閉まりきっていなかった、客室の扉の前で足を止める。 確かここは、あの死神の部屋ではなかったかと、中を覗き見てみれば、案の定、ベッドには死神が横たわっていた。 興味そそられ、部屋の中に足を踏み入れてみたのだが、意外にも死神の反応はない。]
おっと、お休み中だったかな?
[見れば死神は、とても幸せそうな表情を浮かべ眠っていた。 ベッド脇のテーブルには、食べかけの料理と飲みかけの酒が放置してある。 おそらくは、旨い料理と酒で満腹になり、そのまま眠ってしまったのだろう。
無反応の相手など、見ていても大して面白いものではない。 早々に立ち去り、当初の目的を果たそうと踵を返そうとしたのだが]
…………。
(180) nordwolf 2013/10/20(Sun) 14時半頃
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[ちらりと視線を向けたのは、死神の股間。 そういえば、かれこれ4世紀以上の付き合いになるが、まともに味わったことはまだ一度もない。]
……ふ、ふっ……
[これは好都合。 濃緑の瞳が、艶めかしく揺れる。]
[ベッドの端に腰掛けると、唇を舐め湿らせながら、死神の下衣に手をかけた。 気付かれぬようにくつろげて、そこから男性器を引っ張り出すと、鼻先を寄せて、スンッと匂いを嗅いでみた。]
ふむ……流石は、良く使い込まれているだけのことはある。 芳醇で濃密な、じつに欲をそそる好い香りだ。
さて、味の方は……
[こちらも期待できそうだと、最上級の茸を長い指で指で軽く押さえ、笠をぱくりと咥え込み、先端の溝を舌先でなぞった。
その頃には、瞳にはもう紅が差し掛けていたろうか。]
(*98) nordwolf 2013/10/20(Sun) 14時半頃
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─ 誰かの初めましてな頃の話 ─
[宴の開始が告げられて程なく。 咆哮をあげ、相棒であるピクシーをガンガン犯しまくっている狼男に、臆することなくごく自然に歩み寄ってゆくタキシードの男がひとり。]
コンバンハ。 今宵もまた、ハロウィンの饗宴にお招きいただき、このルーカス、感嘆の極み。
───えぇ勿論、存分に愉しませていただきます。
[シルクハットを胸元に当て、優美に一礼。 立ち振る舞いこそ一分の隙もない紳士なのだが、未熟者が下手に手を出せば、一夜と保たず喰らい潰されてしまうと、常連達の間では、それなりに名が知れていたかもしれない。]
(197) nordwolf 2013/10/20(Sun) 17時半頃
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[それを知った上で声をかけてくる者もあれば、知らずにちょっかいをかけてくる無謀者もいる。 勿論、気に入った相手がいれば、こちらからも誘いをかけるのはいつものことであるのだが、今年は少々、気になっている存在があった。
宴が始まってすぐに、あのルシフェルの元へ挨拶に向かい───硬直していた、見慣れぬ二尾の狐。 ホールを見回せば、隅の方にちょこんとひとりで座っていた。>>193]
……ふむ。
[不慣れな席に緊張しているのだろうかと、シャンパンと、オレンジジュースのグラスをひとつずつ持ち、歩み寄る。]
コンバンハ。 随分緊張しているようだけれど、キミは、こういう宴は初めてかな?
あぁ、私の名はルーカス。 お近付きの印に……これを。
[エレガントな笑みを浮かべ、初心そうな狐に、オレンジの皮細工の花が飾られた、オレンジジュースのグラスを差し出す。 受け取ってもらえたならば、その指先に、身を屈めて唇を触れさせようか。]
(202) nordwolf 2013/10/20(Sun) 17時半頃
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ン、ぷ……。
[唾液を棹全体に塗り付けるように、ゆっくりと舌を動かし、輪を作った指で根元からゆるゆると扱き上げる。 はじめのうちは、まだ柔らかさを残していた其れは、いつしか艶やかに張り詰めていた。]
フ、 は……、 これは…… 想像、以上………、 ……
[先端から滲み出した体液は、舌先が痺れるような、濃密で深い死の味わい。 やはり経験積んだ死神のものは、短小包茎夢魔のそれとは比ぶべくもなく。]
ッふ…… ん、っ
[微かに零れはじめた死神の声>>*99に気をよくし、すっかり深紅に染まった瞳を細め、脈打つ猛りを指と舌で丹念に愛撫する。 空いた片手は、テーブルの上に放置されていた料理に伸びて、合鴨ローストに使われていたであろう血とバターのソースを拭う。 そしてそれを、満足しきれず疼きばかりを残す己の孔へ塗り付けた。
しかし、スペシャルゲストと余程深く愉しんだのか、死神は、未だ目覚める気配がない。]
(*118) nordwolf 2013/10/20(Sun) 19時頃
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[バスローブの前身をはだけ、死神の腰を跨ぐと、弧を描く唇を彼の貌に近付けた。]
フ…… じつに、可愛らしい寝顔だ……。
[クスクス小さく喉を鳴らし、瞼や鼻先、唇へと、舌先を淡く滑らせ]
ミーナ君……目を覚まさなくて、いいのかな………?
[耳元で、擽るように囁けば、何かしらの反応はあったろうか。 暫し様子を窺うように、じっと、欲を湛えた深紅の瞳で、眠れる死神を見つめ……]
………ァ フ…… うン、っ……!
[緩やかに腰を下ろし、死神の雄を呑み込んでいった。*]
(*119) nordwolf 2013/10/20(Sun) 19時頃
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─ はじめましての(ry ─
シーシャ君、愛くるしい子の前で、ついはしゃいでしまいたくなる気持ちは、分からなくはないけれど、其れは少し悪戯が過ぎるんじゃないかな?
[若狐の背に氷を入れて驚かすシーシャを見て、優雅な笑みのままで小言をひとつ。 勿論、ドナルドの手は取ったまま。]
すまないね……あぁ、キミはドナルド君というのかい?
ドナルド君、彼はあれでも、キミの緊張を解きほぐし、この宴に馴染ませようとしてくれてくれているのだよ。 けして、悪気があるわけではなく、私と同じく、キミとお近付きになりたいのではないかな。
だから、彼に代わって私が詫びよう。
(218) nordwolf 2013/10/20(Sun) 19時半頃
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……ん?
[何かな、と顔を上げ、ドナルドの瞳を見つめる。 どうもシーシャが、セクハラ大王などというありがたくない呼称>>213を教え込んだらしい。]
はは、これのことかな?
[取ったままの手を、軽く掲げるようにして示し]
セクハラだなんてとんでもない、私はただ、挨拶をしたにすぎないよ。 けれどシーシャ君は案外ウブなところがあるから、もしかしたら、私の行動をそう捉えてしまったのかもしれないね。
[シーシャにも、にっこりと微笑みを向けた。]
(221) nordwolf 2013/10/20(Sun) 20時頃
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─ なんでもたべるよいこです ─
悪食とは失礼だねシーシャ君。 このような社交の場で、多くの種と関わりを持つことは、己の魔力、能力を高めることにも繋がる。
特に普段、他種族と出会うことのない者にとっては、ここは貴重な交流の場でもあるのだよ。
[さらさらと(デュラハン基準の)正論を口にしながら、時折、片手に持っていたシャンパングラスを傾けて喉を潤す。]
いやいや、シーシャ君もとても可愛らしいと、私は思っているけどね? ほらそのようなヤンチャぶり、とても微笑ましい。
[狐に抱きつく吸血鬼という構図に、濃緑の目を細め、にこにこと笑う。]
(231) nordwolf 2013/10/20(Sun) 21時半頃
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作法……かい?
[ドナルドに、パーティーの作法について訊ねられれば、ぎゃんぎゃん騒ぐシーシャを片手で窘めつつ、少しだけ考えるような仕草を見せて]
そうだね。 このパーティーは、そう堅苦しい作法のようなものはないよ。 ルシフェルさんの人柄もあるのかな、皆、のびのびとやっているよ。
けれど……
[空になったシャンパングラスを、給仕ゴーストに片付けさせると、シーシャをひっつけたままのドナルドの手を、両手で優しく包み込み]
キミがもし、望んでくれるのであれば。 私が、手解きをしてあげよう。
きっとシーシャ君も、快く協力してくれるのではと思うよ。
(234) nordwolf 2013/10/20(Sun) 21時半頃
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そうだね、多分一番付き合いが長い……
[仲良し>>229だとは、少なくとも自分からは思っている。 ただミーナ側からはどうだろう。 ふと、ちらりとちいちに視線を向けて]
……もしかして、嫉妬かな?
[クスクスと、ちいちの腕の中で小さく笑う。]
まぁあれでいて、ミーナ君は恋愛にはひどく奥手だからね。 はたしてどうなるのやら……
[一応、祝福する心積もりではいるのだが、はたしてそれは、きちんとミーナに伝わるか。 ……残念ながら、当事者達は、もう浴場を去ってしまったようだけれど。]
(237) nordwolf 2013/10/20(Sun) 22時半頃
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………それは。
キミが呑ませてくれるという意味にとって、いいのかな……?
[瞳から一度は引いた紅が、またじわりと深まってくる。>>*136 肢体を滑らせる指は、時折、わざと鱗を逆立てて刺激して。]
(*143) nordwolf 2013/10/20(Sun) 22時半頃
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[浴場に着けば、胴体の方は早々に湯に浸かった。]
ふふっ、彼は彼で、きっと忙しいのだろう。
[広い湯船に手足を伸ばし、ゆったりとくつろぎながら、ちいちが酒の準備をしてくれるのを待つ。 おそらく、ここで味わうのは少しだけになるのだろうけれど。*]
(238) nordwolf 2013/10/20(Sun) 22時半頃
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先に?
[チェシャ猫の笑顔で交渉を仕掛けてくるシーシャ>>239に、ぱちりと瞬くが、口元はすぐに弧を描き]
キミが、彼を気に入ったというのなら、私はそれでも構わないよ。 ドナルド君も、キミにはだいぶ打ち解けているようだし、だとしたら適任かもしれないね。
[ドナルドの手を握ったままで、快諾。 と、そこに……>>233]
おやチー君。
もしかして、この子はチー君の顔なじみだったのかな?
(243) nordwolf 2013/10/20(Sun) 22時半頃
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─ 98年前の出逢い ─
───ちょっとキミ。
あれは誰かな?
[酒を運んできた給仕ゴーストに訊ねたのは、壁際で、連れらしき男に腕を掴まれ、挨拶にきた面々に囲まれている、今にも泣きそうな顔をした青年>>246のこと。]
……成程、トレイル君。
[名前と、簡単な説明を聞けば、興味が沸き、そちらへとゆっくり歩み寄ってゆく。]
失礼。
私も、彼に挨拶をしたいのだけれど……構わないかな?
[先客達に願い出れば、大半の者が快く場所を譲ってくれた。]
アリガトウ。
(255) nordwolf 2013/10/21(Mon) 00時頃
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さて……
[両眼に涙を溢れさせ、「ごめんなさい」を繰り返すミイラ男>>247の前に立つと、その目元にスッと指を伸ばし、涙を軽く拭い取った。]
トレイル君、というそうだね。 はじめまして、私の名はルーカス。
[シルクハットを脱ぎ、流れるような仕草で彼の前に緩く膝をつけば、軽く見上げるような姿勢となったろうか。]
初めての宴に、大層緊張しているようだね。 けれど大丈夫、そんなに怯えることはない。 ここにいる者達は皆、ルシフェ───
(256) nordwolf 2013/10/21(Mon) 00時頃
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[ すっぱーーーん ]
……あ。
[話の途中だったというのに、どこからか飛んできた林檎が、側頭部を直撃した。 どうも、若干止め方が甘かったらしい首は、林檎とともに、ごろんと床に転げ落ちた。]
おっ、と……、これは。
[小さな照れ笑いを浮かべ、首を拾い上げ]
失礼、少々恥ずかしいところを……と、おや?
[固定し直し、謝罪しようとした時には、ミイラ男は既に気を失っていた。*]
(257) nordwolf 2013/10/21(Mon) 00時頃
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ン……っ。
[露天でも、首はちいちの腕に抱かれたまま。 口腔内に流し込まれた、彼の体温と等しい温度の酒に、こくりと喉を鳴らして目を細める。
口の中の酒がなくなっても、暫くは唇を離すことなく、最後の一滴まで味わおうとするかのように、舌を絡め、交わらせる。]
……っ、ふ。 流石……チー君の見立てた酒だ。
[漸く唇を離した頃には、紅は更に濃くなり、ゆるりとくつろいでいた胴体は、いつのまにか、腕をちいちの腰へ回していた。]
チー君………
[するりと滑った掌は、鱗に包まれた臀部と太腿を撫で]
この後の時間は、私が、キミを独占してしまっても構わないかな……?
[艶やかに笑みながら、誘いをかける。 そろそろ、湯から上がってもよい頃合いだろう。*]
(*172) nordwolf 2013/10/21(Mon) 00時半頃
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