240 なんかさ、全員が左を目指す村
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[親の顔は今見させられないが、遠戚ならば可能だ。>>3:*62 尤も、吾郎が孕むまでお預けになるし、紹介するかは別として、 異性愛者である筈の遠戚も励んでいる事にも目を逸らそう。 かの上院議員と同じ少子化対策に属するなら、 普段の仕事ぶりやら何やらと話を聞く必要はあるのだが。]
ああ、それもそうだな。飲ませるには勿体ないし、 赤子に淫乱なママの味を教えるなんて、早すぎる性教育だ。
[突っ掛かる売り言葉には高値の購入意思を添えて返却し、 徐に見せつける舌は噛んで欲しいのか。>>3:*63 それとも、早く喉を犯されたがって挑発しているのか。
直接塗布すればいいものの、自らの口に含んでの奉仕は 照れ隠しと彼自身への言い訳に過ぎないと、笑みを深めた。]
(*20) 鯖 2015/11/14(Sat) 17時頃
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[口を雄で塞がれても彼の双眸は雄弁で、>>3:*64 髪を梳いただけで喉を鳴らすネコの表情を浮かべている。 乱暴に喉を突いても、吐き出しも、間違えて噛みもせず、 奉仕という行為に拘っている彼を牝と呼ばずに、何と呼ぶのか。
後頭部を固定しながら口蓋に切っ先を擦り付けて、 精力剤で熱くなった粘膜を堪能し、味蕾に己の味を教え。 咥内に、そして胎内にも染み込ませ、脳に植え付けてやろう。 いずれは腹を空かせ、俺が欲しいと自ら股を開くように。
男でありながら雄に屈服する者を何人も見て来たが、 その中の誰よりも、吾郎は雄々しく啼いてくれるだろうと。]
…………ッ、 吾郎、
[想像したひくつく彼の肉壁と現実の吸い付きがシンクロし、 上半身を折り曲げ、癖っ毛の頭頂部に唇が吸い寄せられた。 咽喉奥に叩き付ける精の奔流は無駄撃ちも甚だしいが、 粘り気にも怯まず、喉を鳴らして味わう姿を見られたのは僥倖。]
(*21) 鯖 2015/11/14(Sat) 17時半頃
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そっちこそ、我を忘れるくらいに むしゃぶりつきたくなる味だったんだろう。
[舐めた唇を親指でなぞり、残滓をなすりつける。>>3:*65 一度達したにも関わらず硬度を保った剛直で頬を突き、 口だけでなく後ろを犯させろと悪戯っ子に訴えた。]
断る。犯されたがっている顔では説得力に欠けるぞ、吾郎。
[無邪気な笑みに目を細め、伸びた手に頬を押し付けながら 腰を掴むと胡座を掻いた上に吾郎を乗らせて。 汗で張り付く互いのシャツを破かん勢いで剥ぎ取り、 双丘を左右に引っ張って割れ目の奥を外気に曝す。]
(*22) 鯖 2015/11/14(Sat) 17時半頃
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───…あまり駄々を捏ねるな。 ろくに慣らしもせず、貫きたくなる。
[添えた脈打つ雄からは涙が流れ、不十分な潤いを襞に与え。 興奮で昂った吐息を捺した唇で、直接肌に擦り込む。 未だ、他人を許したことのない場所を指で、雄で拓き、 快楽に蕩け、だらしなく絶頂を味わう彼が見たい。
自分に犯されなければ達することが出来ぬよう、 身体だけでなく精神から全てを塗り替えてしまいたい。 生唾を飲み込んで欲求を抑えていられるのも、 バライラ因子という幸運で彼と引き合わされたからこそ。]
俺に吾郎を愛させてくれ。 そして、可愛い子を、孕んで欲しい。
[ぐっ、と熱に紛れて押し込めたのは、赤裸々な想い。 吾郎への冀求は留まることを知らず、語尾が震えた。*]
(*23) 鯖 2015/11/14(Sat) 17時半頃
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[愛でれば口は反発し、しかし体の反応はどこまでも素直で。 抱かれる側ではない、と何度吾郎が否定しようと、 この通り噛み付いてこようと、ほら。甘いのだ。>>*33
その優しさに付け入る様は悪魔の名に相応しく、 淫蕩の宴に誘わんと太股を撫でる掌は、笑える程に熱い。]
抱きたいと、何度も言っている。 俺は、子供が欲しくてここに来た。
吾郎に会った今、吾郎の子が欲しくて堪らない。
[警鐘を鳴らす脇で切なる響きを落とし、逃亡を許さない。>>*34 一度二度では終わらないし、終わらせたくないと食い下がり、 肩を震わせ、瞳をちらつかせて戸惑う吾郎に下肢を揺らし。]
(*41) 鯖 2015/11/14(Sat) 21時半頃
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[肩に頭を乗せ、肌に落ちるのは小さな溜め息。>>*35 ぐるぐると頭を悩ませているのが自分であることに、 罪悪感よりも嬉しさを感じているのだから、我ながら酷い。
喜怒哀楽の根源が自分であれ、だなんて。 あまりの強欲さに悪魔すら、逃げ出すんじゃなかろうか。]
子が産まれても、一番に愛すのは吾郎だ。 お前と俺との間で、子供を成せる体で良かった。
[見られたくないと陰った顔が語るから、 側頭部と外耳に唇を何度も寄せ、好きだ、と囁こう。
抱きたいと強請った相手に屈服し、悔しがる顔も愛しいが、 ───真っ赤になった顔は、もっと愛しい。]
(*42) 鯖 2015/11/14(Sat) 21時半頃
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[力ない罵倒も、最初からただの睦言だ。>>*36 罵倒と同時に聞こえていた、愛して欲しいに塗り替えられて。]
それだけ必死なんだ。 愚か者だと、吾郎だけが嗤ってくれていい。
[首筋に腕が回ると腰を引き寄せ、密着を深めて口付けを受け。 恥ずかしがり屋の声なき声に、合わせた唇の端が持ち上がる。 唇が離れても鼻先を擦り付け、犬のように甘えながら。]
吾郎……ディーと、呼んでくれ。
[乞うのは、一族の名。 生涯を共にしたいと願った相手にだけ、許す呼称。
至近距離で見つめ合い、唇を甘く啄み、唆して。 その音が紡がれた瞬間の顔は吾郎だけに見せる表情だ。*]
(*43) 鯖 2015/11/14(Sat) 22時頃
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[─── が、悪魔の名を持つ男は、やはり悪魔。]
吾郎、……吾郎。俺の可愛い、吾郎。
[硬く閉ざされた門が開いても尚、執拗なまでに愛撫を重ね、 早くしろ、と吾郎が泣き喚くまでそれは続き。
部屋の外まで響きそうな野太い嬌声で声帯に激務を課し、 関節に悲鳴を上げさせ、羞恥で精神までを侵していく。
重ねた掌は離れず、指をしっかりと組んだまま。 蟀谷から垂れた汗ですら、その敏感な体を苛んでやまず。
可愛いとだらしなく頬を緩ませて弾けさせた熱の数は、 これから産まれてくる子が物語っている。**]
(*44) 鯖 2015/11/14(Sat) 22時頃
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─ 欲望の果てに ─
[我ながら、がっつき過ぎた。
吾郎に対する溢れる情が故にと後悔はなくとも、 こうして寝台に沈み、虚ろな彼を見ていると、見ていると。]
…………やばいな。
[また勃起した、と。 汗で張り付いた髪を指先で払い、低く独り言ちる。
若かりし過去ですら、打ち止めになる回数をこなした直後に 元気を取り戻すのだから、つくづく愛情とは怖いものだ。
双子や三つ子、四つ子五つ子だって嬉しいし望むところだが、 初産で体に負担を掛けすぎるのも如何なものか。 煩悩の炎をすぐひしゃげると評判の鋼の精神で押し込め、 頬に一度二度、キスを贈ってから体を離し。]
(1) 鯖 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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[スラックスだけを履き、向かった先はオープンリビング。 酷使した喉に飲み物をと冷蔵庫を探す前に、 優秀なサーヴァントは冷えた桃色果汁を手渡してくれた。
催淫効果付きとは知らずにつるりと丸みを帯びた頭部を撫で、]
ありがとう、きっと吾郎も喜ぶ。
[笑みを浮かべ、冷たいコップ片手に部屋へと踵を返し、 ふんふんと奏でる鼻唄は魔王の歌曲。
ぐったりと未だにベッドと親交を深める吾郎に、 夫らしく甲斐甲斐しい世話をしてやろうとノブを回して。]
(2) 鯖 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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[開いたのは情人眠るダルヴァザではなく、 黄泉比良坂だったらしく。 咄嗟に逸らした視線の先の肌色は、ひとつは遠戚の物で。]
…………よぅ、励んでるか。
すまんな、部屋を間違えた。
[再び繰り返される、天丼行為。>>0:47 親子丼を食わされないだけマシだと解釈してくれればいいが。*]
(*60) 鯖 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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[バレリーナも裸足で逃げる華麗なバックステップをかまし、 閉めた扉に書かれている名前を凝視して。 何故、名前が書かれているのに間違えたのかと自問自答。
気が緩み過ぎだと眉間の皺を親指と人差し指で伸ばし、 溜め息を吐き、ぺたぺたとリビングを闊歩。改めて扉を開き。]
………………………。
[無言で閉じた。そう、また間違えたのである。 Danrick Duncan Dantalian. 悪魔の名を持つ男は齢34にして、方向音痴を自覚した。*]
(*61) 鯖 2015/11/15(Sun) 00時頃
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[最終的に、自室であることを38回確認し、 吾郎の名前を同じ回数指でなぞってから部屋へと入った。
苦労の甲斐あって、ようやく戻れた楽園。]
吾郎、飲み物を貰ってきた。 存外旨いぞ、お前も呑むと良い。
[渇いた喉を潤そうとコップのドリンクを一口飲み、>>0:1 口に含んだネクターXを甲斐甲斐しく吾郎に運ぶ。
結果、潤した筈の喉の渇きを更に加速させ、 引っ掻き傷やらを増やし、ベッドに沈む屍が一体追加。 ――― 風呂場で体を清めてやるのはもう少し、先らしい。*]
(*62) 鯖 2015/11/15(Sun) 00時半頃
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[うっかりと黄泉の門を開いた結果、 聞こえてくるのは亡者染みた低音の呪詛。>>*66 どちらが抱かれた側かは見なくとも分かるというか、 想像と逆だったら当惑の末、現実を受け入れられなさそうで。
視線を外したまま、空を切る鮮やかさで掌を見せ、 悪意も害意も敵意もないことを示してやろう。 一方で雄の余裕を見せる遠戚は、 いつの間にこちらの名を知ったのだろう。>>*70]
……クリストファー・クリステル・クリストフ。
[口にした名は、約束された血族に羨望の色を滲ませる。 兄に勝てる弟はいないという格言が蔓延る通り、 Cに連なるDは別たれた今も、社会的にも圧倒的な差を生んだ。]
(*94) 鯖 2015/11/15(Sun) 17時頃
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[隙間から滑り込んで来た寛容的な声に、 再び扉を数センチだけ開いて言い残すのは贅沢な欲求。]
育児休暇と育児手当金も割増しで頼む。 上司部下の好で弾んでくれるなら、 うちのカフェを託児所風に改装してやっても良い。
[お高く留まりやがって、と恨み節を口にした父も、 無理に子孫繁栄をして何になる、と嘆いた祖父も。 いつだって、液晶画面や情報誌に載るCの遠戚に向ける目は 手から離れてしまった眩い物を見る色をしていた。
あの男が吾郎の上司だったというのは、因果律の捩じれに リビングを歩きながら苦笑が零れてやまない。*]
(*95) 鯖 2015/11/15(Sun) 17時頃
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[抱かせてやらねぇよ、と恥じらうように許諾した彼を、 散々抱き潰してしまったことに後悔がない訳ではない。>>*78
ディー、と紡がれた名は極上の甘さを鼓膜に届け。>>*79 ブラックコーヒー色の彼は、チャイよりも甘く舌に落ちる。 自分だけに用意された一杯にお代わりを何度も強請りながら、 注いだミルクで波紋を作り、加えた甘言で甘さを満たし。 毒されて赤く染まる器から雫が零れぬよう、丹念に愛撫して。
焦らすなんて、出来るはずもなかった。 壊さない様に性急に這い回る掌も、最後は彼の掌に落ち着く。 名を呼び過ぎて掠れそうな喉は、己の唾液で潤そう。>>*81 ずるいとむずがるなら、喉仏に口付けてあやそう。
抱き壊されたら、と瞳を明滅させて怖がる節が見えれば、 頬を掌で包み、優しく額を擦り合わせてやろう。 大丈夫。優秀なサーヴァントが、身を張ってくれるはずだ。*]*
(*98) 鯖 2015/11/15(Sun) 19時半頃
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[此方を見上げる瞳に、重なるのは情交の最中。>>3 盛るなという方が無理だろう。
肩甲骨を伝う汗や、隆起した筋肉に懐く視線を剥ぎ取り、 詰る言葉すら、もう一度と懇願して聞こえるのだから重症だ。
キスひとつですら甘ったるい空間から抜け出た後。 寂しげな溜め息を吐き、艶かしく蠢く肢体も、 団地妻めいた思考に囚われているとも知らぬまま。>>4]
悪い、早く戻ろうと思ったんだが……。 自分のことは、分からないものだな。
[返答に浮かんだ疑問は、口付けで有耶無耶にしてしまおう。>>5 この歳で方向音痴を自覚しただなんて、羞恥で死ねる。
二人して寝台に沈む結果となり、体力の衰えに辟易したが、 頬に当たる柔らかな感触に、それすら吹き飛んでしまった。*]
(15) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時頃
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[─── どうにも、ネクターXを飲んだ後、疼きが治まらない。 寝台に突っ伏して体力を回復させようとする間も、 じりじりと燻る熱が項を焼くようで。
そう、双丘の奥が、妙に熱い。 他人に触れられたことのない場が熱いなど有り得ないことだが 時間が経つに連れ、焦燥は消えるどころか増す一方。
噛み散らした溜め息は歳の数を通り越し、 何でもない、と隣の癖っ毛を撫でて苦笑して。]
そろそろ、風呂に行くか。 バライラ因子があるから、腹を下すのはなさそうだが。
[ギシ、とベッドを軋ませて上体を起こし、 腰の鈍痛で動けない愛しい人を腕を伸ばして抱き上げる。
みしり。そんな乾いた音が腰骨から聞こえたのは、 気のせいであれば良いのだが。]
(20) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃
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[凌辱後と言わんばかりの格好を見せるのは、と せめてタオルで包むようにして、体を隠してやる。
共同のバスルームでは見られてしまうが、 そこに至るまでに裸体を見せるのも気が進まなかろうと。 途中、近寄って来たモナリザに向ける視線は複雑で、 エスプレッソマシンはあるか、と問うだけに留めた。]
……先客は、いるみたいだな。
[着いたバスルームからは、水音と話し声が聞こえるが ここでUターンする羞恥心はどこかに捨て置いている。
汚れた衣服はこちらにと書かれた籠に服を投げ入れ、 吾郎を横抱きにしたまま、ガラリと扉を開いた。*]
(21) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃
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俺らのことはお構いなく!
[開口一番そう言い切り、いそいそと洗い場に吾郎を運ぶ。 湯加減を掌で確かめた後、膝の間に彼の体を挟む形で 背後から髪を洗い、続けて体に手を伸ばす。]
声、潜めないと。聞かせたいなら構わないが。
[にゅるりと泡立てた掌を執拗に胸板に懐かせ、耳元に囁く。 背中も一緒に洗おうと、隙間から泡を流し込みぬるついた胸を 押し付け、硬くなってる、と突起を引っ張って意地悪く笑い。
鼠径部をゆる、ゆると撫でるのは、勿論わざと。 肝心な所に触らぬまま、はしたなくねだる声を期待して。
ずく、と後孔付近に心臓が跳ねる感覚に眉根を寄せていた。*]
(22) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃
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[だっぱぁぁぁん!と何かが落ちて盛大に立った水音は、 深く考えたら負けだろうと考えないようにして。>>26 一瞬聞こえた悲鳴はキルロイのだったとか、聞かない振りだ。
どこでもマットプレイしてくださいと言わんばかりに 敷き詰められたマットは足裏と体に優しい。 すぐ脇にあったシャワーで汚れを洗い流そうと 適当な場所に吾郎を下ろすと、背中に殺気が刺さった。>>27
お楽しみ中のところ、実に申し訳ない気持ちで一杯だが、 俺だって汚れを洗い流して綺麗な吾郎を愛でたいのだ。 口にすれば、まだヤる気かよと怒られそうなので、言わない。]
体冷やし過ぎると、子種が死ぬぞー。
[冷水を頭から被り、心頭滅却に励む遠戚へと投げるのは 他愛ない揶揄と言う名の、縁石≪超絶的鈍器≫。 認識もされないだろうと踏んでいた彼からの殺気に、 心なしか燥いでしまうのはこの身を流れる血筋のせいか。]
(29) 鯖 2015/11/15(Sun) 22時半頃
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男の更年期障害か、CCC! 良い医者を紹介するぞ、EDもついでに診てくれる!
[最初から勃起しなかったか、中折れしてしまったのだろう。 先程見た事後の光景的に有り得ない推測を立て、 ぐっと立てた親指に添えるのは慈愛に満ちた憐憫の眼差し。
お前の上司って面白いなぁと吾郎の髪をくしゃりと撫で、 冷静沈着の代名詞をかなぐり捨てて大声を張り上げた遠戚に 込み上げる笑いが止まらない。>>28*]
(30) 鯖 2015/11/15(Sun) 22時半頃
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[身重となる大切な吾郎を俵担ぎになんて出来ないし、 おんぶをすれば子供じゃないと駄々を捏ねられてしまいそうで。
結果、選んだお姫様抱っこにやや不満げな顔。>>34 女扱いだなんて、とんでもない。>>35 愛しい相手に情を寄せての動作を、高が異性に向けるものか。]
……どうかしたか?
[びく、と硬くなった体に視線を下ろせば、 はくはくと金魚のように口を開閉するだけの吾郎。>>37 上司に全裸でお姫様だっこされたのを見られたのが嫌らしい。
腕で後孔付近を覆い、見られないよう配慮はしたのだが、 見られたという衝撃はそんな配慮すら吹っ飛ばすようだ。]
(46) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[水柱が上がった余韻で浴槽の外にと溢れ出た湯は、 宛ら世界再生の大洪水──…と呼ぶには水量が物足りないが。 祝福の喇叭を七度吹き、溺れる羊を救えば問題がどこにある。
人を射殺す視線を受けても物ともせず、>>41 神の眷属が相手を放った両腕と違い、此方は確り掴んでいる。]
歳を考えろよ、老けた面しやがって。
……………俺だって、見せつける趣味はないな。 後で拗ねられるのもごめんだし、見せるのは勿体無い。
[死滅するのは子種より先に、毛根かもしれない。>>41 大丈夫、禿げても問題のない顔の造りだ。 腕の中に吾郎を隠すように引き寄せ、 意気揚々と頷く顔に嘘偽りは一切合切浮かべてやらずに。]
(47) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[背後から、再び聞こえる水柱が立つ音。>>44 痴話喧嘩は犬も喰わんとそちらに視線を向けてやらないが、 奴等の子にはしっかりと今日のことを耳打ちしてやろう。
お前らのパパとママは仲が良くて、初めて会った日にも 風呂場ではしゃいで滑ったくらいなんだぞ──…と。
それが嫌なら改装費をポケットマネーで弾め、守銭奴。 くく、と上がる口角は悪魔が裸足で逃げる悪辣さが滲み、 素っ惚けた顔で伴侶に擦りつくのであった。*]
(48) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[そうして、真っ直ぐになった吾郎の濡れ髪を背後から堪能し、 自分の体で囲った彼に逃げ場などあるものか。>>37]
何って、吾郎のことばかり考えている。
[少しだけ、と触れた手が理性を失ってしまうのは致し方ない。 シャワーから湯を出しっぱなしにして水音で声を掻き消すが、 跳ねた声は小さく反響し、向こうにも届いてしまいそうで。
指先で突起を押し潰されながら、 それでも健気に潤んだ瞳で睨み付けてくる。>>38 ゾク、と快感が背を駆けるのは己が節操なしだからではない。]
(50) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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[── だが、同時に見過ごせない感覚も消えてはくれず。 手を出すのをやめろと訴える吾郎をきつく抱き締め、 下肢を擦り寄せるのだけは何とか耐えながら。
耳朶を口内に含み、落とす囁きは彼だけに向けたもの。]
なぁ、吾郎。
───…抱いてくれって言ったら、呆れるか?
[じくじくと熱を持ち、疼きを訴えるせいもあるが 吾郎が今まで抱いた男達に、どんな表情を見せたのかと。 抱かれて快楽に啼く姿だけでは足りないだなんて、 強欲すぎて嫌われないだろうかと肩口に顎髭を押し付ける。
きゅう、と眉尻を下げて駄目かと懇願する姿に 威厳もなければ、男らしさの欠片もなかった。*]
(51) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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[吾郎の声が掻き消されずに済んでいるのは、 この距離と、意識を一心に向けているが故に。>>56
睨み付ける瞳の奥で情欲がちらつき、淫乱、とつい囁いて。]
……あの変な飲み物を、飲んだせいだ。
[抱くのは俺だと押し通してから日も跨がずにいるのだから、 認めようにも認めきれず、飲み物のせいにして。 洗い立ての髪を撫でる手に、おずおずと頭を擦り付ける。>>57
視界の端に、既に臨戦態勢を取る雄を捉えると溜め息を吐き、 どっちが好き者だか、とベッドでのやり取りを掘り返した。>>3]
(59) 鯖 2015/11/16(Mon) 19時半頃
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[顎を掬う指に抗わず、自分の体で背後からの視線を遮り。 口付けを交わす唇に漏らすのは、もどかしげな吐息。]
横抱きに出来なきゃ、抱く資格はねぇのか? 格好良いリードとか要らねぇよ、格好悪いのも吾郎なんだし。
…………うっせ、あたりまえだろ。ばーか。
[ぞわりと肌が粟立つ感覚は、嫌いじゃないが。 威圧のない罵倒をしたくなる気持ちが、よく分かった。 こそばゆくて、恥ずかしくて、悪態を吐かねばやってられん。
居心地の悪さに、体を小さく身動がせば伸びてくる悪戯な手。 湯で濡れた窪みを叩かれた瞬間、背が弓なりにしなり。]
(60) 鯖 2015/11/16(Mon) 19時半頃
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[─── ゴッ!]
ヤるなら、部屋に戻ってから、な。
一人で立てない癖に調子に乗るな。
[それは、場所や自分の立場を忘れきった男への制裁。>>58 頭突きした額はじんじんと痛むが、構うものか。 それでも痛がる姿にはやりすぎたかと反省し、 キスの雨を降らせて吾郎の曲がった臍を整えよう。
表面を触られたせいで増した疼きは頭が眩むほどで、 やっぱ抱かない、なんて言われた日には卒倒してしまう。
体に残っていた泡を流して落とし、手早く髪を乾かせる。 着替えは脱衣所に用意されていたが、袖を通すこともなく、 己が全裸な以外は行きと変わらない格好で部屋にと戻って。]
(61) 鯖 2015/11/16(Mon) 19時半頃
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[せいやっ、と勢いを付けて吾郎をベッドの上に転がした。 その横に倒れ込むと、まだ湿り気の残る髪を掻き上げる。]
………………、
[なんと言って良いか分からずに、口を開けてから閉じ。 吾郎の腹に手を伸ばし、膨らんでないそこを優しく撫でる。]
あー、妊娠してるだろう、から、 あまり無茶とかは、するなよ。
───…もう、吾郎一人の体じゃないんだから。
[言ってから、実感と羞恥が交互に襲ってきて、 みるみる赤くなった頬は目の錯覚ということにしてくれ。*]
(*118) 鯖 2015/11/16(Mon) 20時頃
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[涙ぐむ姿が嘘泣きだってことくらい、分かっている。>>62 それでも甘やかしてやりたくて、静かに唇を寄せた。
その一方で身重だと気遣う体を放り投げるのだから、 呆れられても、見捨てられても、文句も言えない。>>*119]
いや、その。 ……乗れって言って、その行動はなんだ。
[照れ隠しだ、分かれ馬鹿と緩み切った口を睨み付け。 覆い被さって来た体に心臓が跳ね、肩を震わせた。
もっと屈辱的な想いをすると思っていた。 だが、実際、こうして押し倒されてみると照れ臭さや むず痒さはあっても、嫌な気がするどころか、むしろ。]
(*125) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時頃
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その時は、その時だ。 体だけは頑丈なんだから、手加減せずに来い。
吾郎の全てを受け止めてやろう。
[噛み付かれた鼻に、くく、と喉を鳴らして片目を閉じて。 復讐に燃える吾郎を煽るように、腰を太腿で撫ぜてやる。>>*120
たかが上下が反転しただけだというのに、 頬に落ちる柔らかさと、絡む指の逞しさの落差に眩暈がした。 つい先程までは可愛いと囁いた吾郎に可愛いと囁かれて、 悔しいと思うよりも嬉しさがこみ上げるだなんて。]
互いに産めば、幸せも二倍になる。 政府から養育費をたんまりと毟り取ってやろう。
[くすくすと笑い声を共鳴させながら肌を合わせ、 激しくも甘い蜜の坩堝にただただ、落ちて行くだけ。**]
(*126) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時頃
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[そうして、時は少しだけ流れて。 吾郎の仄かに膨らんだように見える腹に耳を当て、 胎動を聞き取ろうとしつつ、内股を撫で回す男が一人。]
いっそ、うちの一族から離れるのも良いかもしれないな……。
[元々、緩やかな滅びに向かっていたDの一族だ。 その末端が他に移ったとて、誰一人と文句は言えないだろう。 悪魔の名を捨て、ただの人間として、夫婦として生を繋ぐ。
あるはずのない未来をこの手に手繰り寄せて、不可能を可能に してくれた実績があるのだから、何だって出来るとも。 ―――…そう、バライラ因子ならね。]
(76) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時頃
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吾郎はどうする? 俺の名を貰うか、俺をお前に染めてくれるのか。
[五指を絡め合って、問い掛ける声はただひたすらに優しく。 どちらの答えであろうとふ、と髭を撓めて。]
そうか。吾郎が決めるなら、それが最良だな。
子供の名前は既に決めてあるんだ。 ダンテか、お前の名を借りるなら男吾郎。
[ダンテはともかく、男吾郎はダサいと笑うだろうか。 それならそれで、一緒に考える楽しい時間が増えるだけだ。**]
(77) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時頃
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― 数年後 ―
[託児所と化したレーヴで今日も今日とて漂う、甘い匂い。 子供たちにと振舞われるタルトやケーキの端っこをかじり、 嫉妬で渋面を晒す遠戚に行儀悪く指を差しては大笑いをかまし。
御曹司と政治家の二大パトロンの甲斐もあり、 子供の玩具やお菓子、服などには困ることもなく。 付けられなかったという厨二臭い名前候補で呼吸困難に陥り、 蹲ったカウンター内でのキスで平穏を取り戻して。]
……幸せ、だな。
[店内には友人らの談笑に紛れ、自分の血を、 愛しい人の血を分けた元気な子供達の声が響く。 ぽつりと零した独り言が示すのは、目の前の光景と、 譲れない想いを常に持ち続けていることに対して。>>83
夢は形を変え、色を変え、ただそこに在り続ける。*]
(88) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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