313 【完全RP村】朝焼けの穹に、さあ一杯。
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― 温泉周辺 ―
[身体を温泉で洗って貰い、やや酔いも醒めてすっきりとした状態になったその時、どおおんとどこからか轟音が響く。]
むむっ
[そちらを振り向くと、泉から少し離れた場所、恐らく岩と岩の隙間のようなところから、煙と一緒に大量の水…いやお湯が吹きあがっているのが見えた>>@12]
(@35) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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[噴出は辺りの木の高さの倍も優に越え、今いる辺りまで霧のような軽いしぶきが降り注いで居る。
そして、そこで噴出した湯は四方八方に流れ落ち、さすがにあまりに現場に近い所は岩場だらけだが、周辺の木々へのスプリンクラー的な役割も同時に果たしているようだ。 恐らくここの泉や温泉も、あの間欠泉を元としているのだろう。
きっと、昼の時間に吹き上がったら綺麗な虹が見えるに違いない。 けれども今は、ただその水滴が、列車の灯りや明るい星灯りで、細かい砂のようにきらきらと輝いていた。]
(@36) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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[綺麗だ。 じっとその輝きを眺めていると、その水滴が、一瞬様々な色を映した。 赤や橙、黄色に緑… 列車の灯りの色が変わったのだろうか。 列車の方を振り返ったその時、今度はまたさっきとは別の音が辺りに鳴り響いた。>>127
これは…花火だ。 何やらかちんかちんと武器を交えているような音もしないこともないが、皆がBBQで食べて飲んで、空に花火が上がって…そして夜が明けようとしている。
遥か遠き故郷の、夏の季節のお祭りの日の、夜の終わりのときのようだ。]
(@37) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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[ぼんやりと、さっき花火が上がったと思しき方向をじっと見て居た。 もう一度、上がらないだろうか。 まだあと少しだけ、夜明けまでにも猶予はある。 わたしは、この夜が、この列車の旅が終わってしまうのを惜しんでいた。]
(@38) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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― 出発のとき ―
[そして空が白み始めた頃には、大体皆が列車に戻っていただろう。 自分も大気圏を自力で出るのは面倒なため列車の中に戻っていた。
体の色は元に戻り、今はミントンの葉が添えられた煌く天の川の水に浸かっている。 温泉の後の水分補給だ。 実はアルコールばかり取っていても毒素が皮下で分解されるため特段の影響はないのだが、やはり気分というものがある。
みんな思い思いの飲み物を飲みながら、この星の夜明けや、向かう夜空の輝きを見て居る。 眼下の景色が小さくなってきた時、どごおおんと一発、最後にどこから鳴ったのかよくわからない大きな音が鳴った。>>148]
(@39) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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[さて、やはりではあるがこの列車は『あっち』には向かっていない。 そろそろ、出発の時だ。
宇宙に出た後、誰かが小型艇などで出ようとするタイミングで、自分もbarの開いた扉の隙間からふわりと宇宙空間に出て行く。 この身体は宇宙空間にも適応することができるのだ。 まあそうでなければ最初にこの姿になった時点で終わっている。
ぱたぱたと、羽を動かして、列車からどんどん離れていく。 そして、列車の姿が豆粒くらいになったあたりで"気合"を抜く。
どんどんと、身体が大きくなる。 あの列車の車両よりも、下手な巨大輸送艇や宇宙母艦よりもずっとだ。]
(@40) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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[そしてばさりと大きく羽を羽ばたかせる。 目指すのは、『あっち』だ。
『あっち』に何があるのかわからない。 けれどもそこに、この身体の目指すものがある。 ゆっくりと、しかし確実に、全てのものを過去にして、わたしはこれからもただひたすらに『あっち』を目指し続けるのだ。]**
(@41) wallander 2022/08/22(Mon) 21時半頃
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