171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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――――――……
(40) 2014/04/04(Fri) 19時頃
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おぎゃぁ、と初めて泣いたその日から“風”を操り 一歳になる頃には“地”の鼓動を感じ 二歳で“水”と戯れ 三歳で“火”を纏った
親よりも優れた才に恵まれた男。 しかし、それに慢心する事なく人知れず学び、励んだ男。
皇の次期当主の名に恥じぬように。
幼心に、そう思い続けてきた。
(41) 2014/04/04(Fri) 19時頃
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―――実力を認められ、“刀”を授けられたのは五年前。
五年の間、この刀を狙って 奇襲をかけてきた連中などいくらでもいた。
その度に、男は刀を抜いてきた。
しかし、その強大すぎる力が秘められた刀を 今に至るまで一度も
“正しく使いこなせた事などなかった”
(42) 2014/04/04(Fri) 19時頃
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[そして、男の思考を遮るように >>#0アナウンスが流れた**]
(46) 2014/04/04(Fri) 19時頃
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― 正門近く ―
[それから男は 正門に群がる人の影を追うように、其処へ至る。
解かれた筈の虹色の封印は、再び門を絡め取る。 其処から覗かれる筈の“日常”は遠のいた。
聞こえてきたのは不動門の声>>#1]
………まだ粛清すべき者が紛れ込んで居た、とはな。 これからは、自分の“勘”を信じるとしよう。
[溜め息を、最早隠そうともせず 眼鏡を押し上げる瞳の色は、レンズに反射して見えない。]
(107) 2014/04/05(Sat) 00時頃
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七人委員会《ジャキディスセブン》も 執行役員《エグゼキューショナー》も、―――……堕ちたものだな。
[副会長の演説>>50を聞きながら 皮肉のように零す。
だからこそ、粛清しなければならない。
それが―――自身の力で、意志で 手に入れた地位の務めに他ならないのだから。
男の感情が高ぶれば、周りを風が吹き纏い あちらこちらに咲き乱れる紅い彼岸花を巻き込み 紅の花弁を、はらりはらりと散らしていった。]
(109) 2014/04/05(Sat) 00時半頃
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―――不動門、奴の単独ではないだろうな。
“やつら”が、神殺しを企てるのであれば それこそ、本物の“魔皇”に匹敵する力を持たねばなるまい。
チカラを得る為に 狙う先があるとすれば、こいつか――――……
[背中の刀の重さを感じ、口走りつ 次に思い当るは、大図書室《サンクチュアリ》に在る蔵書の数々。
――――思い当った瞬間、 脚は既に其処へ向けて歩き出していた。]
(111) 2014/04/05(Sat) 00時半頃
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………放送は聞いたか。 残念だな、得意の“寄り道”も当分後回しになるだろうな。
[図書室へと至る途中、
>>96気楽者と認識がついた女の顔と会えば 図書室の惨状など知らぬまま そうして皮肉の一つでも飛ばそう。]
(114) 2014/04/05(Sat) 00時半頃
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……せめて甘味を食う身体の方の心配をしてやれ。
どの道、帰れた所で、こんな事態になったんだ。 《機関》がそう簡単に解放してくれるとも思えないがな。
[>>122事態が事態であるにも関わらず、普段通りの態度。 >>0:204その様子に、一週間程前の彼女の姿が重なった。
薄い溜め息を吐きながら、眼鏡を押し上げ、告げる。]
《機関》相手には、もっと上手い屁理屈を並べる事だ。
[そう、忠告をした後]
(130) 2014/04/05(Sat) 01時頃
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………ところで、お前は今まで何処に居たんだ。
[何気ない問いだった。
普段の彼女を想像するならば、 我先に帰還せんとばかり“門”へ行きそうなものだが 先程の“門”周りの集まりの中に、彼女の姿は見えなかった。
それが出会った今、不意に思い出されたから。]
(131) 2014/04/05(Sat) 01時頃
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他人の名ばかりで自身の名を上げない辺り 身を守る事には余程自信があるらしいな。
[皮肉めいた口調で、見下ろす。
……別城の“印象無い”評に関してだけは 僅か首を傾げる身動きを見せるが>>136]
さあて、どうだかな。 此処にいる者は《機関》に“選ばれた”人間だけだ。
[立派な関係者だとでも言いたげに わざと彼女が嫌がりそうな言葉を選び、告げる。]
(154) 2014/04/05(Sat) 01時半頃
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……そうか。
何、奇遇な事に図書委員《僕》もそこに少し用があってな。
[>>139相手の態度を見、納得した様子で それ以上深くは問わない。]
――――……何だ、原初《ゼロ》も居たのか。
[オスカーの名が上がると、やはり一週間前を思い出し >>10彼が自己解釈で付けた《名》をとって呟き、微かに笑う。]
(156) 2014/04/05(Sat) 01時半頃
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……―――もう“動いた”のか?
[>>152紅く染まる空。 雨のように降り注ぐ緋色を見て、零す。
“やつら”が動いたのかと、軽い舌打ち。]
(157) 2014/04/05(Sat) 02時頃
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………そうか。
[>>158甘いものは嫌いではない。 しかし、それを糧とする精神論は、堅物には少々難解だった。]
――――無論。 今回の事態については、如何なる責任でも負うつもりだ。
[彼女への追撃がそれ以上無かったのは やはり男自身、立場上の負い目を感じている所為か。]
(160) 2014/04/05(Sat) 03時頃
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確かに、不動門も放ってはおけない。 ……だが、実の所、余り心配はしていない。
………優秀な後輩が、既に追ってくれているようなのでな。
[蝶と成り、飛び回ってゆく不動門を 追い掛ける>>26姿を脳裏に思い浮かべ、唇に僅か笑みを作る。]
しかし、外の様子も気になる。 少し図書室を覗いた後、僕も直ぐ行く事にしよう。
[そうしてこれからの行動を伝えつつ]
(161) 2014/04/05(Sat) 03時頃
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[転校生の名の話になると]
………本当の名前は一つ、か。
[そこで言葉を区切ると、肩口へ手を伸ばし 背に負った刀に、少しばかり触れた。
未だその名を知らぬ刀。
果たして、真の名を知るのはどちらが先か。 彼女の呟きを耳にしながら、そんな事を思った**]
(162) 2014/04/05(Sat) 03時頃
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――――誰に口を利いているつもりだ。
[>>182>>183強い意志を持つ語りに 響き返るのは、変わらず凛とした音。]
自分の責任だけ負っていれば良い。 ……そう言える立場ならばな。……だが、そうだな
『信頼しているからこそ、 どんな結果になろうと、この身を捧げる意味がある』
……嗚呼、これは皇家の家訓でも 七人委員会《ジャキディス・セブン》が掲げるものでもない。
ただの、僕自身の持論だが。
(188) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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……それに、お前に心配される程 僕は責任に押し潰されてもいないつもりだ。
[そう言い終わった頃には、 彼女の口調もいつも通りに戻っていて]
………僕とした事が、喋りすぎたな。
[一息ついて、それ以上深く追求する事はなかった。]
まあ、…………この闘いが終わったら、な。
[>>183サボり魔の提案には溜め息混じりに、眼鏡を押し上げた]
(189) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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そうとも、“名”を自覚しない内は 真の力を発揮しないだろうな。
………あの転校生も、そして――――こいつも
[>>185何処の文献にも載っていない名前 ――――『闇ノ天穹ヲ裂キ日輪ヲ地ヨリ斬リ出セシ御剣』
七不思議の一つに似た響き>>0:165ではあるが 男には、その名を知る術さえ分からぬまま。 今は静かにその剣を持って、見下ろす。]
(190) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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[彼女の口をついて出たオスカーの名については 男は興味を示さぬように、反応を返さず。
しかし>>186刃を見せろ、と云うのには 眼鏡の奥の眸が、僅か細められ]
・ ・ ・ ・ ・ ――――――…… どう見える?
[音もなく、鞘から剣の刃を覗かせるように抜き その刀の特質>>0:27>>0:28を知らぬ彼女の反応を窺った**]
(191) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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― 幕間 ―
[さて、校内放送>>#0が鳴り響く前。
>>174懲りずに“その目”を向けた事は 男にしては珍しく、気付いた様子はなかった。
しかし、彼女には以前一度、警告した事がある。
その事を忘れていなければ良いと 男が気付いていたなばら、思うだろう。
………その警告はこうだ]
(195) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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“―――――知りすぎると、死ぬぞ?”
[厳密には、男でなく男が背負う刀の事なのだが。
生成方法も、出所も、全てが謎。 いつどうして皇家に納められる事になったのかも不明。 ……調べようとした者には必ず災いが起きた。
そんな事から、言い伝えが出来る。
“この剣を深く知るべからず。 さもなくば、“死”を持って迎えられるであろう” ……――――と。]
(197) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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[ある種の“呪い”がかけられているのだと そんな話を、受け継いだ時に幾度となく聞かされた。
……さて、故にか。 名前すら容易くは教えぬ、呪われた剣。
それは、>>186対峙する相手にはどう映ったか**]
(198) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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[>>247良いんじゃないと結論付けられれば 当然だと云ったように、ふん、と鼻を鳴らして。]
………?
[表向きは、栄えある十三血流《リネッジ・サーティーン》 しかしその栄光は、ある“血脈”によって 支えれていると言っても良い。
存在自体は、それこそ七不思議のように 囁かれているもので、男も耳にした事はあったが
関わりがあると云った彼女の素性。 それとイコールで結ぶには、情報が少なく]
(269) 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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………断っておくが そういった“店”には詳しくないぞ。
[>>251深く問う前には、既にはぐらかされていた。]
(270) 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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――――――……そうか。
[>>256彼女の反応から、 彼女は“見えない”側なのだと、思い込む。 その内に秘めた力に気付く刻ではなかったのだ。]
……だが、お前には“名”があるじゃないか。 愛部・ラディス・トレートル。
[似ている、という評にはそう返した。
ゆっくりと刀を鞘に収める時 >>257彼女の呪訃も共に 仕舞い込んでしまったのにも気付かないまま―――]
(271) 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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………そうか、思い出した……
[そうして、突如鳴り響く終末の唄声《コワイア》に 窓の外が黒で塗りつぶされていく様子に]
『名の無い転校生が現れる時――…… 学園に終末の唄声《コワイア》が響く』
矢張り、オスカー・レット ――――奴がこの学園に何かを齎そうとしている。
[男は小さく、独り言を洩らす。]
(275) 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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………嗚呼、健闘を祈る。
[>>263行くと云う彼女に、言葉を添えて 取り出した文庫本のページを一枚破り、 力を込めてから、ピッと彼女に向けて放った。]
何かあったら呼べ。
………まあ、使われる事がない事を祈るばかりだが。
[眼鏡を押し上げて言う。 彼女がそれを破るか、燃やすかすれば男にも伝わる。 お守りの代わりのようなものだ、と暗に。]
(282) 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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そうか。
………楽しみに、していよう。
[>>277拳を握る姿に、僅か笑みのようなものを浮かべると 男は図書室《サンクチュアリ》へと向けて歩き出す。]
(284) 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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そうだ。 ………有り難く思え。
[>>294そう、やはり鼻を鳴らして答え 手を振る姿に眼で返すと、背を向けた。
元通り、背に負われた刀だが 呪訃《新皇》によって、じわりじわりと 所有者の知らぬ所でその刃が蝕まれていく。]
(303) 2014/04/06(Sun) 00時頃
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