6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
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お待たせしました!
ゆる邪気こと偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》の開戦です。
参加者は日記及び村情報をしっかり読んで下さい。
【入村にあたって】
役職希望は村建て人以外全員【おまかせ】です。(現在は共鳴も募集していません)
発言回復目的でのプロ中の入退村は禁止します。
Pt消費は計画的に!
【開始日時】
村開始は3月19日24時(3月20日00時)です。
進行は48時間+コミット。
飴の使用はOKです。
【コミット】
全日コミットアンカー(村建て人)以外は1発言後コミットをしてください。
(#0) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
【陣営言い換え】
ダミーのヨーランダは光側です。
見物人さんがどちらかは村建ても知りません。
頑張って無茶振ってください(キラッ☆)
村側:光 狼側:闇です。
あくまで俯瞰視点からのもので闇陣営はもちろん自分が正義だと思ってくれていて構いません。
役職各自設定は引いた人がご自由に。
第3陣営:邪気悪魔に関しては、立場的に第3陣営してくれても構いませんし、光側闇側どちらかとして動いてくれても構いません。
こちらも引いた人がご自由にしてください。
打たれた方はその辺を気遣って扱うといいかもしれません。
(打った人の立場を限定させない)
【NPCについて】
企画当初NPC禁止にしましたが全面禁止にするとかえって難しいかもしれないという事でNPCOKにします。
ただキャラチップ争奪戦になるとアレなのと被ったりすることもあるので【キャラチップ名を冠したNPC禁止】にします。
NPC出したければ自分でこっぱずかしい名前をねつ造してください。
あと自分が出したNPCの設定は責任持ってメモに晒して下さい。
NPCOKですがあくまで主役は自分たちPC。
NPCが喋ったりするのも必要最低限に留めておいて下さい。
(#1) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
【吊り襲撃について】
過度にフラグを気にする必要はありません。
フラグ立ててなかったのに落ちた!とかあっても泣かない。
役職的な能力を意識して決める必要はありません。
王子襲撃ドンと来い。
【白灰赤緑青メモ】
中身発言は灰に格納しておきましょう。
メモ打ち合わせ及び囁き打ち合わせは禁止はしませんが努力して減らすようにしてください。
メモで役職COは必要だと思えばしていいですが他の人がそれ通りに動いてくれるとは限らない事を念頭に置いて下さい。
【掛け持ち】
本参加組の方はプロ〜進行中は掛け持ち禁止になります。(墓下も同様です)
できれば他村見物掛け持ちもその間は控えてください。
(今見物人で入ってる村があるのは問題ありません。今からどこかに入村するのは見物でも控えてくださると幸いですという意味です)
エピった後は相手の村に迷惑がかからないのであれば(相手の村で禁止されていなければ)こちらは制限しません。
(#2) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
【絶対的注意事項】
本家のネタをパクったりパロったり灰ログの芝以外で(つまり白ログでのネタで)本家の人たちを刺すのはやめてください。
(灰ログ中身発言で「DDBのテツ素敵いいいいい」とか「あー、○○○のあの人はこの時こんな気持ちだったのかなぁ」とか叫ぶのはOKですが白ログで本家の方々のネタをいじるのはNGという事です)
本家に迷惑がかからないように、はずか死するように。
すべてのログを確認するのは難しいと思うので偶然被ってしまったなどについては気にする必要はありません。
【その他】
質問があればメモにてお願いします。
村進行中のSNSメッセ及びメールでのゆる邪気村関連の質問は禁止します。
(緊急で参加できなくなった等の方のみメッセにてお願いします)
(#3) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
なお進行中は一切村建て発言を使用しないので質問などはプロローグ中にお願いします。
それではみなさん、レッツ邪気!
(#4) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
……村建て時にダミー間違えちゃった☆(てへ
サイモンいるけど気にしないでください。
(変更しました)
(#5) 2010/03/16(Tue) 17時半頃
とりあえず村建て人はエピで殺されるとして……
ダミーを急遽ヨーランダ→サイモンに変更します。
サイモン使いたかった人いたらごめんなさい。
(#6) 2010/03/16(Tue) 18時頃
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[ラルフ・ブラウン。 教科書には必ず載っている、多くの民を虐殺し最悪の独裁者として知られている男。 その男の生まれ変わりと言われているのが、この長谷川亮だった。]
−最近奴らは大人しいな、亮?
いや、あなたの知らない所で私は日々訳のわからない連中に命を狙われています。 この間も、突然呼び出されてナイフを突きつけられました。何とか間一髪で逃げて事なきを得ましたが……。
(1) 2010/03/16(Tue) 19時頃
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幻影<<僕ら>>の映し手<<アリス>>は―――何処?
(2) 2010/03/16(Tue) 19時頃
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―セクリィス湖《ラ・ラグーナ・デル・セクリィス》―
美しいセクリィスの流れに栄えあれ。 小鳥よ歌え、花よ舞え。 セクリィスの流れはこの世のすべてを司る人生の泉。
美しいセクリィスの流れに乾杯。 魚よ育て、人よ生け。 セクリィスの流れはこの世のすべてを視る心の岸辺。
(3) 2010/03/16(Tue) 19時頃
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[すべての河川が、大海がここから始まる――それはセクリィス湖。その湖畔で1人の女性が歌を歌う。歌に誘われるように小鳥が鳴き、花が揺れる]
美しいセクリィスの流れよ。 教えてくれ。 俺様の主殿は一体どこにいるのだ?
[女性が湖に向かって問う。湖畔の流れはただただ揺れるばかりで答えてはくれない]
(4) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[その時の事を思い出し、ふぅ、とため息をつく。
亮の話している相手は……ラルフ・ブラウン本人。 亮の中にはラルフがいて、いつもという訳ではないがラルフは現れて亮と話をする。つまり亮はラルフ・ブラウンの生まれ変わりであるが亮の中にいるほんのわずかなラルフ・ブラウンが亮に話しかけているのだ。
一部の話ではラルフ・ブラウンは非科学的とされる物、超能力やら異世界やら何やらの力に興味を持ち、かつその力を借りていた事もあるとされている。 だから時空を超えて亮の中にいたとしても全く不思議ではないが。
しかし、亮がラルフ・ブラウンの転生体であるが故に、彼はそれを快く思わないものたちにより命を狙われている。彼らいわく、「歴史を繰り返してはいけない」というのが理由である。]
(5) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[決して応える事のない流れに悲しそうに目を細め女性は言葉を紡ぐ]
やはりお前は応えてはくれぬのだな。 もう25万年と168年も問うているのに。 俺様は悲しいよ。
[本当に本当に悲しそうに、瞳が揺れる]
(6) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[ぽたり。涙を流す]
ふん……、さみしくなんて、ないのだ。 俺様は我が主殿を探しだし、この身を捧げるまで決して心折れる事などない…… それまで誰1人として我が名を呼んでくれぬとしても……
ああ……、涙など流したのは13万年と758年ぶりか。 少し喉が渇いたな。 どれ。
(7) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[湖に近づき、手で水をすくう。その拍子に涙が湖へと零れおちる]
……悪い事をした。セクリィスの湖よ。
[その涙を見、言葉を聞いて湖は何を思ったのだろうか?ふと水面が光り輝き、人物を映し出す]
――セクリィスの湖よ、どうした……?
(8) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[ 歴史が何だって言うのでしょうかね……前世は前世、僕は僕。何も悪い事をするとは限らないのに。命を狙う彼らの言葉を聞きながら常日頃からそう思っていた。
考えをめぐらせながら暫く歩いていると、自分の入学した大学の寮にある自室へと戻ってきた。]
よし……。
[一台の機械を立ち上げる。それは一見パーソナルコンピュータのように見えたが、あくまでもそれは見た目だけに過ぎない。]
−遂に完成したのか。
ええ、遂に……ですよ。
[大学で学んだ最先端の技術と、そして亮の中にあるラルフ・ブラウンの導きによって完成させた一台の機械。
別の世界とコンタクトを取れる機械、である。]
(9) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[湖は揺れる。波を湛え、揺れる]
そうか……、この者が俺様の主殿だというのか? セクリィスの湖よ。
大丈夫だ。 それが例え違っていようと俺様は嘆きはしない。 もう36万年と769年も探し続けている我が主殿。 例え違っていてもまた探し続ければいい事なのだから。
(10) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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さあ、旅立とう。 我が主殿を探す旅に出かけよう。
[ふわり。銀の髪が宙に漂う。そして光と共に女性は湖畔から消えた**]
(11) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[まるでインターネットのウェブサイトを見るかのように異なる世界の様子を伺う事が出来、かつ必要ともあればその世界とコンタクトを取る事も出来る物だ。誰にも知られずに秘密裏に、ずっと作り続けていた機械である]
−まだ動かさないのか?
焦らないでください。電源を入れたらすぐに、動き出しますから。
[ラルフは今にも機械に触りたそうにしているが、それを諭して二つの機械のスイッチを入れる。]
(12) 2010/03/16(Tue) 19時半頃
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[一つは本体とも言える機械、もう一つは亮の手に持つためのノートパソコン程度の大きさの機械だ。大きな機械が壊れた時のサブマシンの意味もあるが、それよりもより大きいのは異世界で使うための物だ。
平たく言えば、別の世界とこちらの世界を繋ぎ、かつ亮自身が異なる世界に飛び込んでいく事が出来るのである。昔から異なる世界の力を使おうと考えていたラルフが、亮の機械を見て胸をときめかせないはずは無かった。
スイッチを入れて機械を立ち上げ、そこに別の世界が映るのを待った。−*]
(13) 2010/03/16(Tue) 20時頃
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『奇(くす)しき薔薇は、幻の聖なる庭園に。
永遠に邪魔されることなく、安らかな眠りにつき給え――』
――アクハト写本 終章第2967節より抜粋
(14) 2010/03/16(Tue) 20時頃
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……ん?
[声が聞こえた。少年にとってはいつもの事だ。 そしてその声が、厄介事を運んで来るのも、いつもの事。 街の雑踏の中で、少年は怪訝そうに眉を顰めた。]
ちょっとリィン。人のいる所じゃ声出さないって約束だろ? その度に変な奴に思われるのは、僕なんだから……
『ごめんね? けど…けど、感じるの。 なにか大きな力《マナ》の流れ――』
[鈴の震えるような声。しかしそれは、少年のような力在る者《ジーニアス》にしか聞こえない。いつもより怯えているような様子に、少年――如月・翔太(ショウタ・キサラギ)はぎゅっと胸元を握った。
正確には……服の下に密かに提げている、クリスタルの鍵を。]
(15) 2010/03/16(Tue) 20時頃
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……また何か、起こるの?
『ううん、近くはないみたい。けど、気をつけて。』
気をつけろったって、僕にはどうしようもなぁ……
[ため息と共にランドセルを握り直すと、少年は再び雑踏の中へと溶け込んだ。]
(16) 2010/03/16(Tue) 20時頃
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[つめたい。
鏡。 映すモノがなければ、そこには何もない。
無機質な世界に動くのは、ただひとつ。少年の姿。]
もうすぐ、映し手<<アリス>>が来る?
[前の世界が死んでから、もう幾年経っただろう? どれだけの間、探し続けていたのだろう?]
くすくす、くすくす。
[少年は、笑う事を、止めない]
(17) 2010/03/16(Tue) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 20時頃
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―エリシュ街―
…………。
[女は先ほどの『枢機院』での顛末を追想していた。 任務完了の報告。 そして休む暇もなく、すぐに言い渡された新しい任務…といってもやることは同じであるが。
――異形のモノ、《咎屍》の討伐。]
(18) 2010/03/16(Tue) 20時頃
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[親も、学校の友達も、きっと誰も知らない。
彼が不思議なクリスタルの鍵――秩序の鍵《コズミック・キー》の《リィン》と友達であることを。 そして、彼女の言葉に導かれ、密かに異形のもの《ナイト・ウォーカー》らと戦いを繰り広げていることを……]
(バレても、どうせ信じちゃくれないだろうしね。 こんなマンガみたいな話。)
[一般人《ノーマル》の小学六年生の自分。それも彼は大事にしたいと思っている。]
わわ、塾の時間……!
[腕時計の時間を見直すと、弾かれるように走り出した。]
(19) 2010/03/16(Tue) 20時半頃
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[からり] [時計塔の上、純白(しろ)が奏でるは、銀色の竪琴の音色。]
(20) 2010/03/16(Tue) 20時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 20時半頃
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――この世界では、見つけられるだろうか…… ……私の―――― 『 』 [呟いた詞は、風に消え――――] [純白の姿も、もうそこには *ない*]
(21) 2010/03/16(Tue) 20時半頃
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[揺れた。
懐かしい気配を感じて、ふと下を見る。
けれどもすでにそこには何者の姿もなく。 水の向こう、ちらと映るは銀糸のみ。
この光は、いつかの昔に見たような気がして]
だれだろう?
[永い刻の中で忘れてしまった。 また出会うことがあれば、その時こそは思い出せるだろうか]
[こつ、こつ。 小さな足は、どこへ向かう?]
(22) 2010/03/16(Tue) 21時頃
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[世界を渡る――その途中で懐かしい気配を感じ取る――>>22]
――?
[しかし今自分に見えるのはまだ見ぬ主殿への道しるべのみ。後ろ髪を引かれるような、そんな感覚を覚えながら女性は光を渡る]
(23) 2010/03/16(Tue) 21時頃
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―某大学A棟校舎上空―
[そして女性は光と共にそこに現れた]
ここに……、ここに、俺様の主殿がいるのか?
[セクリィス湖が指し示した人物。それが自分の探す主なのかはわからない。けれど、ここにはなにかある。それは確かで]
(24) 2010/03/16(Tue) 21時頃
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それならば。
[ふと自分の衣服を見やる。道行く学生と見比べるといささか卑猥な格好]
さあ、我が母セクリィスの湖より生まれし河川・淀の川よ。 我に力を貸し給え。
[遠く右手に見える河川・淀川。それに向かって祈りを捧げる]
(25) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[淀川が光り輝き、水面が浮かび上がる。水が爆ぜ、雫が滴る。その水滴が女性の身体に纏わりつく]
……よし、これで俺様もこの国の女子大生に見えるだろう。
[白くふんわりとしたカットソーに黒いシフォンスカート。ピンクのストールを首を巻いたその姿は確かに普通の女性そのもの。銀の髪は変わらぬがそれが不自然だという事は女性は気付かない]
よし。
[ふわり。校舎の上から地上へと降り立つ。目標はひとつ。求める人物を探し出す事]
(26) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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【とある街角】〜日が暮れたばかりの頃〜
[一人の青年が薄汚れた路地裏で呆然と立ち尽くす]
事態はとても………深刻だ。
(27) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[今日もまた、向こうの世界を見て歩く。
ランドセルを背負った少年。 異形と戦う女性。 竪琴に映った白。
いつもと違ったのは。 映った者達は皆、何かを持ち合わせているようであった事。
映し手<<アリス>>はこちらからはわからない。 ボクが見える人には、いつになったら出会えるだろう?
きっと、もうすぐ。]
(28) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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−ところで。
[ラルフが話しかけてくる。]
−その機械の名前は……決まったのか?
[意味深にも思えたが、実の所は機械の名前というたわいも無いものだった。前世の頃から気にしていたのだろうか、それを手に入れられるかもしれない興奮が伝わってくるが落ち着かせるように話す。]
安心してください。素敵な名前を用意しています。 ……Wolf<<ヴォルフ>>。
親機の方はWolf-a<<ヴォルフ・アー>>。 子機の方はWolf-z<<ヴォルフ・ツェット>> という名があります。
−そうか、良い名だ。 さすがは私の魂を受け継ぐ者だ。
[それを聞き、ラルフは不敵に微笑んだようだ。 亮としても自作自演感が否めないが、褒められて悪い気はしない。]
(29) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[歳の頃は16、7といったところか。全国チェーンの本屋≪純九堂≫のエプロンをしたごく普通の青年が、暗い路地裏で一人ぶつぶつと呟いている]
まずは落ち着こう俺。 どうしてこうなったか順に考えよう。
「にゃぁ〜お…」
[鳴き声に振り向けば、青年をじっと見つめる金色の双瞳。その双瞳の持ち主の黒猫に青年はなぜかホッとした表情を浮かべた]
お前、聞いてくれるかい?
(30) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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―某大学メインストリート―
[大学のメインストリートを闊歩する。今の自分は教育学部3年次生。もうすぐとある小学校へ教育実習に行くために準備に勤しむ教員志望の大学生。そう頭の中で反芻する。ぬかりはない。偽造した学生証もある]
[道行く学生と自分の姿を見比べてニヤリと笑う。目的の人物を探すだけなら別にここまでしなくてもよいのだが、これは単に自分の趣味だった]
(31) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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[今度に映ったのは]
―――!
[青年、だろうか。 見た目に合わず発せられるただならぬ気配。
随分と昔にもこれは見た。見た目こそ違うが覚えている。 彼は一度、ここに立ち入ろうとしたのだ]
また、か……?
[何かのチカラが、こちらに干渉しようとする]
(32) 2010/03/16(Tue) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 21時半頃
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―某大学・第3男子寮―
[目的の地は男子寮――管理人にはサークルの忘れものを届けに来たと言い、他の学生には彼女の振りをして中に堂々と入る]
[そして、ある部屋の前で立ち止まる。その部屋の主は――長谷川亮]
(33) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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…彼は、映し手<<アリス>>? いや、何なのかわからない…ッ!
[チカラの矛先を、別の世界へ向けようとする]
此所だけ、は、…―――
[果たしてうまくいったかどうか。 それは、機械が繋がった先によってわかることだろう]
(34) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[コンコン。ドアをノックする。そして息を大きく吸って声を出す]
こんにちわぁ。 長谷川く〜ん。
[甘い、甘い声で。これが女性が認識する女子大生の口調]
あたしィ、飲みサーの3年の吉田鈴恵だよ〜。 飲み行こうよ〜
[適当にまくしたてる。相手に心辺りがなくてもこの大声で部屋の前で叫んでいれば出てくれるだろうとの計算だ。完璧]
(35) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[青年はじっと見つめてくる黒猫に、とうとうと話かける]
ねえ、猫。 俺はこう言っちゃなんだが、ごく普通の高校生なんだ。 部活も引退したし、大学も推薦が決まってる。 それまで部活三昧で一度も経験したことがなかったバイトをやってみたくて、つい最近本屋で働き始めたりもした。
ごく普通の高校生なんだよ、俺。
(36) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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−亮、外に誰かが居る。
[ラルフが呼びかける。]
外に? ……大学内での交友関係の無さナンバーワンの僕に用がある変わり者が居るって言うんですか?
それとも……僕の命を狙おうとしている誰かさん、ですとか? 仮にそうでなくても、新聞か保険の勧誘でしょう。
おかしいですね、勧誘避けの対策はしてあるはずなのですが……。
[それならばうかつに出ない方が良いかもしれない。 とりあえず様子を見守る事にした。 チャイムが鳴れば、用事だと思いあしらい方を考えながら出るだろう]
(37) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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――ガタン!!
[>>37部屋の主がドアを開けるなり、有無を言わさずその者に抱きつき部屋へ自分も押し入った。まるで押し込み強盗のようなその様子は傍から見たら女子大生が意中の男性に甘えているように見えるはず。完璧]
(38) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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…………?
[街道を歩く女の瞳。 その側に先ほどまではそこにいなかったものが映りこんだ。 ――こちらを見つめている、少年とも少女ともつかぬ姿]
………!
[素早く身構えるが、それはやわらかな光へと姿を変えた]
なんなの、これ……?
[光を怪訝そうに、しかし魅入られたように。女はじっと覗き込んでいる]
(39) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[頭の中でシュミレ―トする計画は完璧完全ぬかりなし。よし、と気合を入れて再び甘い声を出す]
は・せ・が・わ・く〜ん!
(40) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[外から声が聞こえてくる。>>35]
女の声……ですね。
[女友達に知り合いはいない。しかもご丁寧に名前まで喋ってくれてはいるが、吉田鈴恵等という名前は知らない。]
……!?
[自分がこの寮に入っている事、そして部屋を知っているのは大学の事務課の関係者くらいしか居ない。名前すらも知らなかったはずの女が何故ここを知っているのだろうか。 事務の関係者が寮の部屋や寮の場所をそう教えるはずは無い。ましてや女だ。余計に知っているはずの無い事だ。]
(41) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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歌い手 コリーンは、チャイムを鳴らす。1回、2回、3回……もはや悪戯の領域の回数。
2010/03/16(Tue) 22時頃
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……ただならぬ予感がします。 どうやらこの人には……会っておく必要がありそうですね。
[恐る恐るドアを開けて、声の正体である吉田鈴恵を見る。 名前こそは吉田鈴恵ではあるが、それが本名かどうかはわからない。ここに辿りついたのだから、本名を誤魔化す事くらいたやすいだろう。]
はい。呼びましたか?
[怪訝そうな声で向こうに居る吉田鈴恵に話しかけた]
(42) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[すると、突然何があったのかもわからずに抱きつかれる。>>38]
ちょ、ちょっと……。
[突然の事態に落ち着こう、落ち着こうとするもののやはり慌ててしまう。それは、見ず知らずの女性にいきなり抱き付かれてしまうからであり、よほど変わった趣味の持ち主でなければそうされても冷静でいられるはずは無い。それよりも。]
(43) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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ごく普通の高校生…だったんだけど
[…ふっと、足元に視線を移す。つられたように黒猫も視線を下げれば、その金色の双瞳に横たわる人影が映る。それは今黒猫の前に立ち複雑そうな表情を浮かべる青年と全く同じ姿形。しかし、その血の気の失せた顔、生気の宿らない瞳はどこか作りものめいていて…---]
……なんか、死んじゃった…みたいなんだけど俺…
[そう言って、泣きそうな笑いそうな表情を浮かべ自分の姿を見下ろす彼の足は、ほんの少しだけ…宙に浮いていた**]
(44) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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(中に入られたら、まずい……) −中に入られたらまずいな。
[亮とラルフが殆ど同じ言葉を聞こえないように呟く。 ダメ押しのように、>>40の甘い声が聞こえる。 部屋の中を見られたくないとか云々以前に、これを誰かに聞かれてしまっては変な誤解を受けかねない。]
……落ち着いて落ち着いて。 ……どうしてここがわかったんですか?
[こっそりと探りを入れる。]
(45) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[探りを入れつつ、部屋の一番大切な所に入ろうとするのを何とか食い止めている。]
(46) 2010/03/16(Tue) 22時頃
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[自分がシュミレートした通りに事が進む>>43。完璧。ひとつだけ誤算があるとすれば自分が抱きついたその人物が自分の愛する父アグアルべルス川にうりふたつだったという事]
親父……!?
[バッと離れる。そしてじっと長谷川の顔をじろじろと見る。他人の空似他人の空似。そう自分に言い聞かせた]
どうしてわかったか? それは容易い事。 叡智に長けている木曽川に訪ねたのだよ。
[冷静に冷静に。まるで父と話してるような気分になってこそばゆいが我慢我慢]
(47) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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親父……?
[親父と言われてもさっぱりわからない。自分の父親がまさかどこかで隠し子を作ったとかそんな事は……無いだろう。 更によくわからないのが、>>47の言葉。どうしてわかったかと聞いたのに何故木曽川の話が出てきたのだろうか。逆にこちらが尋ねたくなってくる。 いや、もっと言えば無茶苦茶な事を言ってその場を逃れようとしているのかもしれない。]
木曽川がねぇ……。源流部では「味噌川」と呼ばれているのに、まさかそんな一面があったなんて思いませんでしたよ。
(48) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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……で、どうして木曽川がそれを教えてくれたんですか? まぁ、最上川舟下りには乗った事がありますがね。
とと、話がそれました。 ……飲みに誘いに来たと貴方は言いましたが……。 ……本当の目的は一体なんですか?
[吉田鈴恵と名乗る女性に尋ねる。まさか木曽川が日本の河川ナンバーワンの座を信濃川から奪い取るため、だなんていわないだろうが]
(49) 2010/03/16(Tue) 22時半頃
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そもそもだ。 なんで俺は死んだんだ?
[…は首をかしげる。どこか思考に靄がかかり、自分がこの状況になった過程が今一はっきりと思い出せない]
っていうか、やっぱり俺って幽霊なのかな。 なぁ? ねこ。
[黒猫の鼻先に指を伸ばし、喉をなでてやろうとするが、するりとすり抜けてしまう]
(50) 2010/03/16(Tue) 23時頃
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味噌川……? なんだと。あいつはそんな風に呼ばれてるのか。 それで怒らないのだな……さすが人格者だ。
[ぶつぶつ呟く]
ああ、それでだな。 長谷川亮。いや……ラルフ・ブラウン。 最高にして最凶にして崇高なる統べ人よ。 お前はこんなところに留まってはいけない。
もうお前自身も視えているのだろう? もうお前自身も識っているのだろう?
[きょろきょろと部屋を見渡す。何かないかと漁る事さえしないが、目でじろじろと部屋全体を見る]
時間がない。はしょって話すぞ。 すべての河川の母である我が母セクリィス湖はもはや死が近い。 父アグアルべルス川も人間共に汚されてしまって寝たきりなのだ。
(51) 2010/03/16(Tue) 23時頃
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このままでは世界の水が危ない。 俺様の主殿を……世界を浄化する力を持つものを探し出さなくてはならぬのだ。
そして、我が母セクリィスの湖がお前の姿を映し出した。 お前が我が主殿となりえるものかはわからぬが一緒に我が世界に来てくれないか。
我が世界、失われた清水の地《ロス・アクウィエス》へ――
(52) 2010/03/16(Tue) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 23時頃
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[ラルフとの一件の後。
疲れた様子の少年は、黒猫の瞳から幽霊らしき少年を見ていた。
映せる者があれば、それは全て鏡。 「見る」だけなら、何処へでも行ける。]
そういえば。
[あの女性には…見られた気がした。
どうして? 彼女が映し手<<アリス>>なのだろうか。
わからない。先程の件と言い、世界達には大きな変化があったようだが… 自分が見えてしまう事があっても、何等不思議ではなさそうだ]
(53) 2010/03/16(Tue) 23時頃
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[短刀直入に事情を話してくれた事>>51、>>52にもう少し抵抗されるかと思った、と拍子抜けするもすぐに事情を話してくれた事から考えると、自分に危害を加えようとかそういう所ではないようだというのを悟った]
……世界の川が危ない、だって……。
−それは本当なのか?!
[身を乗り出して興味深そうに話を聞くのはラルフの方。確かラルフは河川の汚れの話について非常に敏感で、やれ洗剤を使いすぎるな味噌汁はそのまま流し台に流すなとうるさかった。]
(54) 2010/03/16(Tue) 23時頃
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どうしよう…身体、ここに置いてくわけにはいかないよな…やっぱ。
[そう言って足元の身体に視線を向ける。ぴくりとも動かない身体。それに触れる事が出来ない自分。お手上げ状態だった]
…---------シャー!!!
[急に、黒猫が顔をあげたかと思うと、威嚇の声を上げる]
ど、どうしたんだ?
(55) 2010/03/16(Tue) 23時頃
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『待って』
[塾へと急ぐ足を、再びリィンの声が止めた。]
『そこの路地。 微弱だけど人ならぬ気配がする……』
……そこ?
[その声を聞いて、翔太の顔つきが変わった。 胸元から鍵《キー》を取り出し、握り締めたまま路地を覗き込む。]
ね、猫!……と、おにいさん……?
(56) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[黒猫が威嚇する先に視線を向ける…そこには逆光を受けてか、真黒い人影が一つ]
だ、誰だっ!
[青年の言葉が聞こえているのかいないのか… 影をまとったままの人影は、一歩、また一歩と不自然なほどゆっくりと、しかし確実に近づいてくる。 本来なら、歓迎するべきところだろう。 もしかしたら倒れた身体を見つけて駆けつけてくれた善意の人かもしれない。 だが、彼には何故か恐怖に似た確信が胸に湧き上がっていた]
この人影を近づけてはいけない…―――――――――
(57) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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−それで、それでその川を殺そうとする奴は誰なんだ、そしてどうすればいいんだ?!
[ラルフが興奮しているのがわかるが、黙って話を聞くと>>52の事を言われた]
別の世界へ、ね。 もしかして、僕がこれを作ったのを知って誘ったのでしょうかね。 ならばここに辿りついたのもわかります。
わかりました。世界の川が危ないという事はすなわち世界の水も危ないという事。誰かの受け売りではありませんが、水の危機は我々の生命の危機ではあります。
幸い僕の手元には異世界との交信を可能にする機械、Wolf−a及びWolf-zがあります。
貴方達に力を貸しましょう。
彼も、なんとしても協力したいみたいですし。
[彼、すなわち亮の中にいるラルフの事だ。 ラルフは静かに頷き、亮と吉田鈴恵の様子を伺う。]
(58) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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ああ、そうだ。 川だけではない。 海も、湖も、世界すべての水が……危ない。
俺様は……ああ、名を名乗っていなかったな。 俺様の名はコリーン……失われた清水の地《ロス・アクウィエス》にはまだ属していない、泉のコリーンだ。 俺様では世界へと続く母のようにはなれぬ……我が主殿を見つけないと。
[自分の力不足を嘆くように涙を流す。半分は嘘泣き。けれど悔しいのは本当]
(59) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[物に触れられぬ存在の彼は、ただ漆黒の闇をにらみ付けることしかできず――― と、その時その影の後ろから軽い足音と子供の声が>>56]
「おにいさん……?」
だ、駄目だ! 来たら危ないっ!!
[少年に自分の姿が見えていた事にも気付かず、それ以上に目の前の危険に対しての忠告を叫ぶ]
(60) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[誰――との言葉を聞いて、少し目を反らす]
そ、それはまだわからないのだよ。
[見るからに動揺していて、しかし長い銀の髪で表情をすっと隠した]
とにかく、力を……貸してくれ。 お前たちの力が必要なんだ。
(61) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[やがて光は段々と弱々しくなり――完全にかき消える]
あれは、新たな咎屍?……いいえ、多分違う。 それとも、数少ない精神体魔術師《ルファテリル》……?
[考えを巡らせる。 しかし相応しいと思われる答えは現れなかった]
(62) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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―エリュシュ街・上空― [ガゥン] [突如、空中に白い光の輪が走る。それはまるで蛍光灯に電気が通うさまに、よく似て。 その円の中が、ゆらり、揺らぎ、空間が歪む。 さらり。と胡桃色の髪を靡かせ現れたるは、純白(しろ)。] ……おや。 [嘆きの河の蒼の瞳を僅かに見開き。そのまま、もの凄い速さで落下してゆく。] 標高を見誤った……かな? [しかし嘆きの河の水面は揺るがない。 地面へ叩きつけられようかという刹那。眉ひとつ動かさず、銀色に輝く琴線へと指を運ぶ。]
(63) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[からん] [G3の音色が響く。と同時に、ふわり、と浮かび上がる、純白。 その背には彼の纏うそれと同じく純白の――しかし片一方だけの――翼。] [ばさり] [翼がはためき、純白が宙を舞う。片翼のみで器用にバランスを取り、淀んだ空を斬り裂いてゆく。] ……誰かな? [不意に、水面が動く。 ある一点へと視線を巡らせれば、鏡の向こうに在る姿>>28。しかし嘆きの河の水面は揺るがない。 ふわり、と微笑みを浮かべれば、何処かへと飛び去ってゆく。]
(64) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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!! ちがう、何かいる!!
[自分と半透明の青年を結ぶ直線の、その真ん中付近。そこに黒い影があった。 威嚇する猫の唸り声が聞こえる。 その蠢くものの気配は、異形のもの《ナイト・ウォーカー》そのものに見えて……]
あぁ、もう、絶対間に合わない――!
[塾の先生の怒り顔を想像しながら、少年は路地に飛び込んだ。]
いくよ、リィン! 開錠《リアライズ》!!
[手中の鍵《キー》が輝きを放ちながら、一瞬でぐんと大きく伸びる。 翔太の身長程の大きさになると、鍵はその軸を砲身とした一丁の長銃となる。それをぐるんと縦に振り回して構えた。]
お兄さんは、危ないから隠れててっ!
[少年は地を蹴り、影へと果敢にも飛びかかった]
(65) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/16(Tue) 23時半頃
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―エリシュ街:トゥアール聖堂― [年老いた白鴉が古びた聖堂の窓から、中へ静かに入り込んだ。礼拝堂に舞い降りるとその姿は、初老の女へと変化する。変身の際に僅かに乱れた服を直し、女は穏やかな微笑を浮かべた]
この街に来るのも久しぶり――《聖戦》以来かしらね。街の様子は随分変わってしまったようだけど、此処の空気だけは変わらない……ちょっと、埃っぽいけれど。
(66) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[懐かしい礼拝堂の空気をゆっくりと吸い込む。ここは、彼女の故郷とも言える場所。自然に蘇る懐かしい記憶]
ねえ、フォウル……"暁の騎士《ロードナイト》"である貴方が、主人である"漆黒の王《モーリオン》"の命に背いてまで手にいれたかった"月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》"は今どこにいるのかしら。私も人では越せない夜を何百年か多く過ごしてきたし、一つではない世界を渡ってきたけれど…貴方を見つける事すら叶わなかった。
この世界で、貴方の奏でる音に似た音が、聴こえたような気がしたけれど――[それはもしかすると>>63だったかもしれないが]
(67) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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[吉田鈴恵と名乗った人間は、やはり偽名でまた別に本名があったが、今はそんな事は気にならなかった。]
泉のコリーン……。
[話を聞いている限りでは、まだ一人前では無さそうな雰囲気がある。また言葉の中からすると、誰かを探しているようだった。]
主を探す。 その主を見つけることが出来れば、世界の川を救う事が出来るのでしょうか。
[ラルフが何かを喋りたそうではあるが、落ち着かせる。一番事情に詳しいであろうコリーンがそれを知らないのだから、自分達にもそれを知る由は無い。]
そういう事情であれば協力は出来ます。 ただ……貴方でも相手が誰かはわからない、という事は相手はそれなりに強力でしょう。
[ためしにWolf-zにそれっぽいキーワードを入れて打ってみるものの、「調査中」あるいは、コリーンから聞いた程度のキーワードしか返って来なかった]
(68) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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―アグネの講堂―
[相転移座標が存在する無人の講堂。 女はがらんどうの中央に描かれた複雑な文様の陣を踏み締める]
咎屍の気配が……これは……
[目を閉じる。 背中にある滑空及び座標移動用の魔導兵装――人によっては氷のような蒼色の翼にも見えるだろう、がゆっくりと輝く]
時の従僕よ。我が身体を誓約の地に運べ――
[陣から現れた光が女の身体を包む。 後には、無人の講堂がかつてと同じ姿のままで遺されるだけだった]
(69) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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え?…えっ?えっ?えええええええっ?!
[逃げるどころか勢いよく飛び込んでくる少年に気を取られたほんの一瞬、無防備になった地面に倒れたままの身体に向かって黒い影が何かを投げつけた]
あっ…!!!
[黒い何かが身体を包み、そのまま沈んでいくかのように身体が消えていく。慌てて手を伸ばすが、つかもうとする指は空を切るばかり]
俺の身体がっ!!!
(70) 2010/03/16(Tue) 23時半頃
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ふぅ、駄目でしたね……。
[ため息をつく]
さっき、この機械で何かの情報を探せないかと試してみましたが、収穫は無し、で。
他に何かしらの力を持つ者の協力も……必要になるかもしれないでしょう。 手がかりになりそうな物を調べてみます。
[そう言って、wolf-aの前に座り異世界へのアクセスやあるいは情報収集を試みる。**]
(71) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 00時頃
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[星屑の射手《スターダスト・シューター》を起動させた少年は、手足に青白く光る鉱石片のようなものを、手足やこめかみに纏っている。 それが簡単な手甲や具足の役割をしているが、彼の基本スタイルは魔力射撃だ。]
定型術式《シンプルエフェクト》−Cっ! 拒絶する泡《クラム・ボム》!!
[ぽぽぽぽぽぽん! 少年の持つ長銃から、七色のシャボン玉が噴出される。 殺傷能力はないが、触れると衝撃波を放って動きを阻害するものだ。 それを背後へと撃ち込み往来への脱出を阻むと、黒い影が青年の体へと何かを投げつけていた。(>>70)]
おにいさん、逃げてってばぁ! ……からだ?
[もう一つ何かの術式を起動させて、ぽーんっと跳ね上がり青年の下へと跳躍する。]
(72) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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――っ……? [ほんの一瞬、嘆きの河の水面が揺れる。] ……ナニカ、感じる。 [65 30回目にして、初めての、気配。 それが何だったのか、>>66だったのか、>>69だったのか。定かではないが。] ―― この世界に、在るのだろうか? 私の―― ……『喪われし詩』―― [銀の竪琴《鍵》が微かに光を帯びた。]
(73) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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そう……そうだ。 主殿さえ、見つかれば――
[その後の言葉は喉の奥に飲み込んで、じっと長谷川を見つめた。期待と、そして少しの不安が入り混じった瞳で]
[長谷川がなにやら機会をいじっているのには興味深そうに見る。それについても木曽川から聞いていたのだがいかんせん自身の頭が少々足りなくて理解しきれていなかった。けれど駄目でしたの言葉は理解できて。少し落胆するも続く長谷川の言葉に期待を胸に膨らませた]
(74) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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[…身体は完全に消えてしまった。 呆然と立ちすくむ彼の背後からぽぽぽぽぽん!という泡がはじけるかのような音が聞こえて、我に返る]
え…、うわっ!
[ぽーんと体重を感じさせない動きで自分の足元へと”跳んで”来た少年(>>72)に思わず身を反らせる]
き…君は一体…
(75) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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―日本・とある上空―
……っ。
[上空に描かれた相転移座標に跳躍(と)ばされる。 女はこれだから日本に跳躍ぶのは面倒なんだとばかりに若干顔をしかめたが、そつなくバランスを取って滑空した。
翠の瞳が捉えたのは、路地裏に現れた《咎屍》――それを目指して降りていくうちに、何やら様子がおかしいことに気がつく]
……あんな子供が、咎屍相手に戦っている?
[いや、それよりも。咎屍に襲われて身体が消失している少年が――]
(76) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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俺様は他の主様候補を探しに出かける。 お前の準備ができたら山梨県の河口湖へ――あそこは失われた清水の地《ロス・アクウィエス》へと繋がる1番の場所。 他の河川や湖からも行けなくはないけれど、もう汚染が……
[そういう表情は昏く、友である川たちを思い浮かべる]
(77) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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[一礼して部屋を出る。入った時とは大違いの礼儀正しさで。勿論それは廊下で他の学生に会うといけないからであり、長谷川に対して猫を被ったわけではない**]
(78) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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『ちょっと、気付いてないの!? あの人、死にたての幽霊さんよ!』
え…ぅえええぇ!?
[飛び上がりながら銃に忠告され、驚きに目を見開く。 しかし着地する頃にはその体は闇に包まれて消えてしまったようだった。(>>75) 砂利の音を立てて着地すると、半透明の青年を背に回して影と対峙する。]
僕の事は後だよっ まずはあいつを、なんとかしなくちゃ!
[振り下ろされた《影》の腕を、壁を蹴って回避し空中に身を躍らせる。 その俊敏な動きに、《影》は一瞬彼を見失っただろうか。 少年はその頭上から、狙いを定めた。]
(79) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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女の子の声?!
[”跳んで”きた少年とは別の、鈴を転がしたような可憐な声に思わず首を巡らせる…が、それらしい姿は見当たらない。
そうしている間にも≪影≫が少年に向かって腕を振り下ろす(>>79)
が、次の瞬間少年の姿を見失っていたのは、≪影≫だけではなかった]
え…?! 消えたっ?!
(80) 2010/03/17(Wed) 00時頃
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[―そして、人知れず闇は動き始める。]
(@0) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―アグネの講堂― おや、これは…… [その中央に描かれたるは、複雑な文様の陣。 きらり、と白く煌いて翼が消え去り、純白は陣の手前へと歩み寄る。 そして瞼を静かに閉じれば――] ――成る程。 ……しかし私には、こんなものは必要ないのだよ。 [唇に薄く弧を描き。す……、と手を翳す。 刹那。]
(81) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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……おや。今度はなんだろうね。 [嘆きの河の水面が、ある一点を捉える。 ――街の中央にある広場だろうか。そのさらに中心の噴水が、黒く淀み、枯れた。そして水の代わりと言わんばかりに、次々と溢れ出る、黒い影。] ……これは、ひどい。 [伸ばされた手が、そのまま円を描く。そして――]
(82) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 00時半頃
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[上空の女性の声(>>76)は、目の前の敵に集中している少年は聞き逃したようだった。]
いける?リィン ――よぉっし!
[キュイィン…!と砲身に光が収束し、鍵の飾りの部分に七色の光が点る…… が。いきなりその影は、役目を果たしたとばかりにかき消えた。]
!!?? え、わ……わぁっ!
[収束した魔力は散り、少年は地面へと落下した。 予想していなかった事態に、ずべしゃと無様に転げ落ちる。半ズボンに守られていない膝小僧はちょっと擦りむいてしまったようだ。]
(83) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―?????―
[そこはどこなのだろうか。真っ暗で何も見えない。 何らかの会話がなされているようだ。]
なるほどォ。だから俺様が先発隊に指名されたってわけか。
[コツ、と床がなる。足音の主は、足もとまで届く ロングコートのような衣服を身にまとっている。]
―任せな。俺のエリミネーターに爆走(はし)れねェ場所はねぇんだ。
[そう言って、漆黒のバイクに跨る。]
(@1) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―が特攻隊長・「ガラガラ蛇」のドナルド《ラトルスネーク/ドナルド》。 ちょっとブッ込んで来るぜ。
[ふぁさ、と黒のロングコート、いや特攻服が靡く。 背中には金色で「巳蛇羅」と刺繍がしてある。]
お望みのモンは、必ず持ち帰ってくるんで夜露死苦ゥ!!
[ぶおぉんぶおぉん。轟音を立てながらバイク ―漆黒のエリミネーターは爆走(はし)っていく。 緑色に汚された腐った臭いの川の上を。]
(@2) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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[突然消えた“影”。そして、上から落ちてきた少年に…はビクっと身体を竦ませる。が、その膝小僧がすりむいているのを見て]
怪我を…!!! って、あぁっ触れないんだった!!
[エプロンで砂埃を払おうとして、スカスカとすり抜けてようやく自分が幽霊であることを思い出す。そんな鈍い…は、当然上空からの視線(>>76)にも気づいてはいなかった…]
(84) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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えっと…あの、大丈夫、かい?
[バツが悪そうに翔太の顔を覗き込む]
ありがとう、助けてくれて。 …っていうか、さっきのあれは何なんだ…? 君は、よく知ってるようだったけど… ……お願いだ…教えてくれ。 俺、わけがわからないことだらけで、頭が爆発しそうなんだ…
[もし、翔太に時間があるのなら、*詳しい説明を求めただろう*]
(85) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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いったたたた……
[膝周辺でスカスカと手を振り回す青年に目を奪われる。 半透明のその手がすり抜ける様は、まるでいつか夢の国と呼ばれる遊園地で見たお化け屋敷のようで、目をぱちくりと瞬かせた。 じんじんと痛むそこを自らの手で払うと、少し恥ずかしそうに笑う。]
大丈夫大丈夫。僕こういうの、慣れてるから。 ……おにいさん……えぇと、死にたて、なの?
[同じく手元に落ちた銃を鍵に戻しながら、小首を傾げて問いかけた。]
(86) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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[加勢しようと掌を翳し、詠唱を始めようとする。
…………! …ああ、彼らの世界に戻っただけか……こんなにも闇の気配が強いもの。
[突然の咎屍《ナイトウォーカー》の消滅に、素早く頭の中で分析を打ち出す。 もはやそう言っていいのかわからないが――一般人の救出作業に移行することにする]
……お怪我はありませんか。
[地上にいる二人の少年たちの前にあまりに唐突に降り立ち、あまりに唐突に言葉を投げ掛ける。 女は意に介さないが、困惑している方の少年にとってはは、更なる混乱を巻き起こす出来事だろう。
また女の言葉は丁寧だったが、他人から見たら愛想に欠ける雰囲気と物言いであったかもしれない]
(87) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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>>85 [立て続けに質問を続けられると多少混乱したように眉を寄せる。 しかしその青年の表情は、心の底から困った様子で放ってはおけなかった。 その目をじっと見つめ返すと、小さく頷く。]
んー……いいよ。 お兄さん幽霊なら、ふつーの人じゃないもんね。 けどなるべく内緒にしててよ? ……僕ね、この《リィン》と一緒に、よくこういう奴等と戦ってるんだ。 『よろしくー』
[鍵となったリィンを翳して、説明を始める。 挨拶をした彼女の声は、この青年には聞こえるだろうか。]
けど、その《影》については、悪いやつってことは分かるんだけど詳しいことは――わわわわぁ!?
[唐突に現れた女性>>87の姿に、驚きのあまり飛びのく。 距離をおいた姿勢なら、少年の膝から滲む血に気付けるかも知れない。]
(88) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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[暫し過去を懐かしむようにステンドグラスの光を見つめていたが、僅かに世界の境界を歪ませる気配(>>69)を感じ、表情を険しくした]
世界の揺らぎ…侵食する闇…まるで《聖戦》の起きたあの時に感じた…いえ、それ以上に強い力が集まっている…
[...は左腕に嵌めた腕輪を日にかざし、力ある言葉《カーズ・ワーズ》を呟く]
『左腕に導きの光《フローライト》』
[腕輪から柔らかな光が降り注ぎ、女の姿は時空を超える白鴉の姿へと再び変化する。それは導きの光の名の通り、彼女を次の舞台へと誘うだろう]
(89) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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―エリシュ街・中央広場― ……おっと。 [危うく噴水の先の先から落ちそうになったところで、G3。] [からん] どうやらこの世界、標高の算出が他と違うようだね。 [目前に迫るは、黒き異形。] どうしたんだい、君たち。 [しかし片翼の蒼き水面は、揺るがない。] よもや、お腹が空いているわけでもあるまい……――――私は餌ではないのだから。 [からり、からり。] [細い指先が、銀色の琴線を爪弾く――]
(90) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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[――――バァン!] [一瞬にして、数十体もの異形たちが白き塵となって、消える。] ―― 破壊の始まりを告げる小夜曲《ディストラクション・セレナーデ》 さあ、君たちの部隊の10分の(10)は既に屠られた。 ……どうするかね?
(91) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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―大阪/帝塚山―
[暴走族風の男が現れたのは、帝塚山の高級住宅街。 キィィと漆黒のエリミネーターを止めて。]
………アァン?こんなところに出ちまうとはよォ。 「ヤツ」の反応は向こうだっつーのに。
[ここは閑静な住宅街。いわゆる人生の勝ち組たちが住む場所。 立ち並ぶ家々を隻眼で眺めて、顔を顰めた。]
死んだら地獄にゃ金は持ち込めねぇってのに、 コイツらは趣味悪ィもんだな。 ―人生の教訓だ。ついでにぶち壊して行くぜェ!!
来な!俺様の悪タレども《バッドカンパニー》!!
[彼の威勢の良い掛け声とともに、幾多の咎屍《ナイトウォーカー》が現れる。 彼の率いる部隊は、みな下半身がバイクのような形をした影。 人はドナルド率いる一団をこう呼ぶ。―暴走連合「巳蛇羅」と。]
(@3) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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よぉし!!ヤツは確実に「あの湖」に向かうだろう。 先に押さえちまおうぜェ!!ブッ込んで行くぜ、夜露死苦ゥ!!
[号令とともに、彼を先頭に咎屍《ナイトウォーカー》の群れは、 帝塚山の高級住宅地をめちゃめちゃにして爆走(はし)っていく。 目の前に豪邸が立ちはだかろうと、薙ぎ直しながら目的地へと進む。]
ひゃっほォォォォォウ!!野郎ども、スピード緩めンじゃねぇぞ!!
[パラリラパラリラと自分たちの存在をアピールするかのように、 高級住宅地を破壊しながら、爆走(はし)っていく。 不穏な暴走族《ナイトウォーカーズ》の気配は、「彼ら」へと告げる。 ―不気味に踊る闇の到来を。]
(@4) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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>>88 [少年たちの会話はよく聞こえなくて。 いまだに幽体のまま漂う少年に訝しそうに目を遣ると、もう一人の少年に抑揚のない声で応答する]
…お話し中にご無礼は承知しています……しかしお怪我をされているようですので。失礼します。
[一礼し、しゃがみ込むと少年の膝に触れる]
聖なる者に宿る活力よ、我が手に集いて小さき再生を与えん。 ルイセ・ヴィーエ――
[魔導兵装の蒼き翼が輝く。 白い粒子状の光が彼女の掌に集い、あたたかな光となる。一分ほどでそれは止んだだろうか]
私は治療師《ヒーラー》ではないので大したことはできませんが……これで治るまでの時間はかなり短縮できたかと。
(92) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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[突如現れた女性と体を失ったばかりの青年を、交互にきょろきょろと見る。 普段は影と戦っているだけだった少年には、イレギュラー続きの事態で激しく混乱していた。]
『珍しい……こんな有名人のお出ましなんて』
え、な、何…?リィン知ってるの?
『真冬の奇跡《スノゥドロップ》・リンダ…別の世界では有名人よ。 安心して、彼女も一般人《ノーマル》じゃないから。』 そ、そりゃぁ……
[あんないきなり現れれば。という言葉までは続かずに、射抜かれたように目の前の女性を見つめる。彼女が屈んで治癒を施すと、蒼い翼が淡く光るのがよく見えた。触れられた膝は陽光に照らされたような温かみを得て、血は止まり傷も大体ふさがったようだった。]
あ、ありがとうございます……りんだ、さん?
(93) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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[――残すところはあと1体。 一際でかい、2本のツノの生えた、影。] 降伏か、死か―― 選ばせてやっても、いいのだが? [ちら、と水面に別の何処かを映す。] (――あちらは、放っておいても問題ない。) [さて、かの異形にも詞という力が通用するのであろうか? ――そんなわけは、ないのである。] ……ほう、それでも尚、牙を向けるか…… いいだろう、来い。 [嘆きの河の水面は、揺るがない。 ただただ、唇に薄く弧を浮かべ、襲い来る異形を迎え撃つ。]
(94) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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死を招く狂詩曲《フィドラー・クラブ・ラプソディー》 [竪琴の音色が止むのが先か、異形が崩れ落ちるのが先か――] ――開かれようとしているのか、楽園《エリュシオン》への扉が……―― [白い塵と共に、呟いた詞は宙に舞う。 銀の竪琴《楽園への鍵》を胸に抱き、水面は遥か虚空を見据える――]
(95) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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>>93 [少年の傍らから聞こえる声。そしてリィンと呼ばれたそれに、わずかに目を丸くする]
リィン……まさか、アクハト写本に書かれていたあの…? いえ、ただの複製品《レプリカ》の可能性もあるけれど……この子があれだけの戦闘力を有しているのを見ると――
[誰に言うわけでもなく。 特に声も潜めずそのままの見立てを呟くと、少年の呼びかけに頷いた]
…はい。 リンデル・リグレットと申します…呼び名はお好きなように。
えぇと……あなたは、何とお呼びすればよろしいですか?
(96) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 01時半頃
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『複製品《レプリカ》なんて失礼ね!本物よ、ほ・ん・も・の!』 ……何を怒ってるの?
[耳聡くつぶやきをキャッチしたらしく憤慨する鍵。その様子に首を傾げるも深くは追求しない。 この鍵が訳の分からない事をわめくのも、いつもの事だ。 蒼い翼を持つ妖精のような女性に目を奪われるも、膝を直してくれたことから悪い人ではないと感じたらしい。鍵を握る手の力を緩めて、ちょんっと摘むように持ちかえた。]
あ、えと……僕は、如月・翔太って言います。小学六年生。 怪物退治は……こいつの命令で。 『こいつとは何よ!』 [鍵の声は無視。] リィンって言います。 ……そういえば!おねえさんはリィンの声、聞こえるんですね。 わぁ…そんな人、初めてです。なんか嬉しいな。
[話しながら気付いたのか、気付けば目を丸くして女性を見返していた。 翔太とリィンが異形のもの《ナイト・ウォーカー》と呼ぶ《影》の事や彼女の事、それに幽霊成り立てらしき青年の事など、何から話したらいいか戸惑いながらも、聞かれれば彼に知る限りの事は話すだろう。**]
(97) 2010/03/17(Wed) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 02時頃
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―→「あの湖」へ―
オラオラオラァァ!!俺たちの道を塞ぐなァ!! 「巳蛇羅」に立ち塞がって、五体満足で 帰れるなんて、思ってンじゃねぇぞォ?
[帝塚山を焼け野原にして、暴走族《ナイトウォーカーズ》は、 「あの湖」へと爆走(はし)っていく。 警察の検問、自衛隊なんて何の役にも立たない。]
俺たちを止めンのに、テメェらじゃ物足りねェんだよ!! 「あの女」攫うまで、俺たちを止めることなんて、 誰にも出来やしねェんだよ、夜露死苦ゥ!!
[かつて、たったひとつの暴走族を止めるのに、 警察や自衛隊が無力だったことがあっただろうか。 暴走族《ナイトウォーカーズ》は突き進んでいく。 日本が漆黒の走り屋たちに蹂躙されていく。]
(@5) 2010/03/17(Wed) 02時頃
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>>97 [憤慨するリィンの声にも、無表情は崩れることなく]
なぜこの世界に秩序の鍵《コズミック・キー》があるのか…非常に不可解です。 ……が、今これについては詮索する手番ではありませんか。
[名前を聞けば、無邪気な様子の少年に一礼して]
――よろしくお願いします、翔太。 そしてお手数ですが。いくらか質問をさせていただきます。
[相手が子供であることも配慮して、いくらかの簡単な質問をした後に大体の彼らの現状を把握するだろう**]
(98) 2010/03/17(Wed) 02時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 02時頃
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―東京/墨田区―
[暴走族《ナイトウォーカーズ》の動きに呼応するように、 墨田区では建設途中の世界最大の電波塔の頂上から、 あたり一帯にレーザーが放射されていく。]
―→「あの湖」へ―
ウワッハッハッハッハッハ!! 「巳蛇羅」の大紋は伊達じゃねェぜ!! ―真冬の奇跡《スノゥドロップ》の気を感じるぜ。 ふん、今更出てきたところで、俺たちを止められまい。
(@6) 2010/03/17(Wed) 02時半頃
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燃え盛る玄冬《デッドエンドウィンター》さ、夜露死苦!!
[パラリラパラリラと暴走族《ナイトウォーカーズ》に、 日本は圧倒されていく。初めて光と闇が出会うとき、 それはどちらかの一角が欠けるときであろう。**]
(@7) 2010/03/17(Wed) 02時半頃
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―嘆きの河の流れの中で― [蒼を向けた先――日本というらしい――がものすごい速さで、しかし確実に黒く染まりゆくさまを、純白は眺め続ける。] 国がひとつ、堕ちるか……―― [6530回目の、世界。 その崩壊は、あまりにも速く。 廻りだした、破滅の歯車。最初の消滅が始まってしまった以上、全世界が無に還ることは――もはや防ぎようがないだろう。] ……こうなってしまっては、この世界に留まる意味もない。 次の世界へ―――― [刹那。] ――――ッ……!? [嘆きの河の水面に映るは、眩いばかりの閃光と、そして――]
(99) 2010/03/17(Wed) 03時半頃
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[『形』を変えた、日本。 北に在ったはずの凍てつく大陸は、ちょうど列島の真ん中ほど――『名古屋』、と呼ばれるあたり――に位置し、四つの名を持つ島はそのちょうど北の海に浮かび。かつては最南端と呼ばれた島々は、列島の周りにばらばらと散らばった。] ……なんだ、これは…… [いまだかつて、6530回繰り返された崩壊の中でも見たことのない、超変化。] ッ――まさか……、そういうことか…… ……まさか、こんなところに居たとはな…… 生者と死者を統べる黄昏の王――――《クリムゾン・ハデス》 [純白は憎々しげに言い放つ。 しかしその唇には、変わらず微笑みを*湛えて。*]
(100) 2010/03/17(Wed) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 03時半頃
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[少年が帰るは。 鏡の中の、唯一の鏡。
美しい装飾がなされた 白い鏡の向こう、
降り立つは、名もなき白い森<<ヴェイスヴァルト>>。]
くすくす。…ただいま。
[少年は森の更に奥深くへと歩みを進める]
(101) 2010/03/17(Wed) 07時頃
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[森の空き地に佇む。 そこにあるのは、透き通る泉。
白い木の枝をぽきり。 そこに鏡の欠片を当てて]
―――Schach,Beuer.
[白い駒が出来上がった。 幾つかの駒を作り終えると] 映し手<<アリス>>を見つけて来るんだよ。 …けど。アリスは別のチカラも持っているかもしれない。
気をつけて行って来てね。くすくすくす…
[ぽちゃん。
ポーンは泉に落とされた。
泉を越えて現実世界に出た彼らは、黒き異形。]
(102) 2010/03/17(Wed) 07時半頃
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[と。 今度は駒が帰って来たようだ。]
おかえり。 何か、見つけられた?
[尋ねれば、現れたのはひとのからだ。 黒髪に翠の目。この青年は先程見た。 ほんの少し、驚く]
…死んでいたみたいだったけど。 どうだろう。
[こちらに持って来る事が出来た。 大事なのはその一点のみで]
まだ、生きてる? ううん、ちがう。 そう、ふつうとは、ちがうね。 くすくすくす…
(103) 2010/03/17(Wed) 07時半頃
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このひと、おかしいなあ。髪も瞳も、元の色のまんま。
[そんなのは口先ばかり、露ほども不信に思っていない。 ただ、純粋な興味だけが先走る]
くすくす…
[笑いながら触れた。 すると、]
え……?
[二人の境目は
白と黒の 光となって]
―――にゃぁ。
[次に空き地にいたのは、一匹の黒猫だった]
(104) 2010/03/17(Wed) 08時頃
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なるほど、そういうことか。
[と、猫はひとりごちる。 さて、此所からどうしよう。
そう思っていた矢先、馴れない身体にバランスを崩して]
…ッ!
[ぼちゃん、駒を落とした時より大きな音を立て。 猫は、落ちた]
今まで、 ボクが触れる事すら叶わなかった泉に、
落ちた―――?
[泉が繋がったのは、何処の鏡か。
白いアルビノの猫は、暫くその場に立ち尽くすだろう]
(105) 2010/03/17(Wed) 08時頃
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さて、これからどうしようか…
[考え込む素振り。 本来ならば小規模な騒動には前線部隊でも処理できるように、部分的な記憶消去《メモリーイレーサ》の魔術を行使する権限は与えられている。
しかし今回は相手が相手。 現実世界への干渉度合いが個々で異なる幽体と、秩序の鍵《コズミック・キー》持つもの――]
…幽体のあなたの方は、正直私の管轄外です。 しかし長くそちらに留まられると、現実世界に悪影響を及ぼす形で干渉する能力を獲得する可能性があります。
ここは枢機院に帰還した後、冥府の御使い《シエラスール》とコンタクトを取りますので。 しばらくそこに留まっ、て――!?
(106) 2010/03/17(Wed) 10時頃
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[翠に映ったのは、浮遊する島々。
彼方から放たれるのは、レーザーの軌跡]
……これは。 因果律が、でたらめすぎるッ……! 加速するだけでは、なかったようね。
ガラガラ蛇《ラトルスネーク》……
[その声に初めて焦りを滲ませて、忌ま忌ましげに呟く。 そしてあなたたちはこれからどうしますかと問うように、翔太たちの方をゆっくりと見つめた**]
(107) 2010/03/17(Wed) 10時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 10時頃
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【路地裏】〜ほんの少し時間を遡る〜
[少年を困らせてしまった自覚は無かったが、居住まいを正し彼の言葉に耳を傾ける]
鍵が、喋った?!
[キラリと瞬いたクリスタルの鍵から、確かに鈴を転がしたような可憐な声が聞こえる。直にその声が先ほど聞こえてきた声と同じ事に気が付いた。そして続く説明…------≪影≫について聞いていれば]
うぁぁああああっ?!
[突然現れた少女に、その日何度目かの驚きの声を上げる]
(108) 2010/03/17(Wed) 10時半頃
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[目の前で広がる美しい蒼い翼。そして姿を持たぬ鍵の少女と少年と…三人?の会話(>>92・>>93・>>96・>>97)にただただポカンと目を瞬かせるばかり。とりあえず、三人?がそれぞれ自己紹介が終わった頃、視線を向けられれば慌てたように自己紹介をした]
あ…俺はベネット。ベネット・茅田って言います。 翔太君は助けてくれてありがとう…って言うか二人ともさっきの変な≪影≫といい、不思議な事になれてるみたいだね…
[リンダの不思議な力や喋る鍵…そんな不思議な存在はファンタジーの中だけのものだと考えていた。生まれて十数年幽霊もシックスセンスも感じた事はなかったのだが…]
俺…本当に死んだのかな…
[そう、ぽつりと呟く声にはどこか訝しがる響きが]
(109) 2010/03/17(Wed) 10時半頃
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こんな事になった時の事、思い出したんだ…------ バイトで雑誌の配達をしている時…なんだか急に背中がぞわぞわして…
[振り返れば先ほどと同じ≪影≫が立っていたのだ。執拗に追いかけてくるその影から逃げるようにして路地裏に入り込んでしまい…]
腕をつかまれた瞬間、物凄い衝撃が走って…------弾き飛ばされたんだ。 それで気が付いたら、もうこんな風になってた。 打ち所が悪かったのかな…
[そう思うには、全く痛みも何も感じなかっただけに実感が乏しいらしい]
(110) 2010/03/17(Wed) 10時半頃
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(それにしても、何であの≪影≫は執拗に俺を狙ってきたんだ…?)
[少年は≪影≫については悪い奴という認識程度らしい(>>88)それでも戦いに身を投じるその理由を知りたいとは思ったが、流石にそれは無遠慮もはなはだしいと自重する]
えっと…リンデルさんも、翔太君と同じように≪影≫と戦ってる?
[もしそうなのだとしたら、彼女の知る≪影≫についても知りたがっただろう]
(111) 2010/03/17(Wed) 10時半頃
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[リンダの不思議な力にもしかしたら…と微かな希望を抱いていたが、(>>106)管轄外と言われてしまいしょんぼりと肩を落とす。しかし気を使って貰っている事を察して笑顔を向けようとした瞬間…-------]
うっ、うぁあああああっ…!!!
[突然腹部が引き攣れたように痛みが走った。 この身体になって初めての感覚。
激痛
もし彼に身体があったなら、全身から脂汗をたらしていただろう]
(112) 2010/03/17(Wed) 11時半頃
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[ 蹲り 歯を食いしばり…----
[ようやく身体がバラバラになると感じたほどの激痛は収まったが、 未だに細くとも鋭い痛みが身体を縦横無尽に走り回る]
はぁ…はぁ…いっつぅ-----
[ようやく身体を起こし、何が起こったのかを確かめようと、自分の服を捲る。(どうやら自分の身にまとっているものは触れるらしい)]
(113) 2010/03/17(Wed) 11時半頃
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[程よく日に焼けた健康そう?な肌にくっきりと黒い痣が浮かび上がっている。 それは、見慣れた日本の地形のような、だが本来あるべきではない場所に収まってるような…そう、超変化を遂げた今現在の≪日本の姿(>>100)≫そのもの…]
な、なんだこれっ・・・!いたたっ!
[そして、彼にはわからない事だったが、今尚彼の身体の上で伸びる黒い筋状の痣…それはガラガラ蛇《ラトルスネーク》を知る者ならば、彼が描いた軌道という事を知るだろう]
(114) 2010/03/17(Wed) 11時半頃
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[ガゥン] [運河を臨む宮殿の庭園。白の光が、円を描く。] ―また別の世界:カナル運河のほとり・パラシオ宮殿― ……なんともまあ、無残な姿に。 [本来であれば、鏡面のように美しい水面が見渡せるのであろう、その場所には。緑とも紫ともつかぬ色に染まり、淀みに淀んだ風景が広がっており。] 水、にナニカあるのか……―― ――いや、正確には。ナニカを水が感じ取っているのか。 [そのナニカとは、おそらく――――滅びの波紋か。]
(115) 2010/03/17(Wed) 11時半頃
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[ふ、と嘆きの河の水面が、何かを捉える。それが何であるか脳が認識すれば、くすり、と笑みを零す。] ……おや、こんなところにお昼ご飯が。 [未だ鏡だった頃の運河を渡ってきたのだろうか。 純白が抱き上げたのは、白いアルビノの猫>>105。] 残念ながら私は、生き物は食べないんだよ。 ――しかし迷子は、よろしくないね。 [右手に猫を抱え直し、左腕を、手を、指を、伸ばす。す……と小さく、白い円を描けば。]
(116) 2010/03/17(Wed) 11時半頃
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ばいばい。 [ぽいっ と。 猫を放り投げた。] ……さて、何処に繋がってるかな。 [元気でね、と手を振りつつ、首を傾げる。 次に猫が現れるのは、誰かの頭の上*だろう。*]
(117) 2010/03/17(Wed) 11時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 11時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 11時半頃
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[辿り着いたのは宮殿の庭園。白く美しい建物。 しかしそのそばの水面は酷く汚れていた。
…これでは、鏡にならないじゃないか。 そんなことを思っていれば、突然視界が揺れる。
初めての出来事にうろたえていると、声がした]
―――!?
[今、お昼ご飯、とか聞こえたような。 ボクは食べても美味しくないよと言おうとして、声の主を見る。]
・・・・!
[鏡越しに見た、純白だった。 やはりボクは、こちらへ来てしまったらしい。]
(118) 2010/03/17(Wed) 12時頃
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[彼に抱えられたまま、少し目を見開く。 彼の左手が白い円を描いたのを見ていると]
―――”ばいばい。”
[そう言って、彼はボクを放り投げた。
先程描いた輪の中に。
また、何処かへ落ちる感覚―――]
(119) 2010/03/17(Wed) 12時頃
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>>98 [幾つかの質問を受けて、リィンに導かれてこの裏路地に来た事、猫とお兄さんとの出会い、そして影との戦闘の事を簡単に説明した。 そして続く言葉、「これからどうするか」という問いに、再び怖い塾長の顔が浮かぶ]
これから…気が重いなぁ… ……!?
[リンダが浮遊する島々を目にし>>107、ベネットが腹部に激痛を覚える>>112のと同時に、リィンもまた、青白い光を放って小刻みに震えていた。]
リィン、リィン!?どうしたの!? 『――っ、何、コレ…!すごい質量、速度…今までのとは、段違いだわ……!』
[帝塚山から響く騒音、墨田区のレーザーの余波、リィンはそれらを敏感に感じ取っていた。 今まで見せたことのない、どこか怯えるような声音。翔太は手のひらの中の友達を落ち着けようとぎゅっと握り締める。]
(120) 2010/03/17(Wed) 12時半頃
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!! おにいさん、大丈夫?その、痣……?
[ベネットの肌に浮かんだ痣を目にして>>113、目を見開く。苦悶の表情を浮かべる彼を慰めようと手を伸ばすも、その手はやはりすり抜けてしまう。 デタラメな日本地図のような痣の上を、黒い筋状の痣はぐにゃぐにゃと蛇行するように走ってゆくだろうか。]
え…何だろう、それ……これ、北海道?四国?けど位置が滅茶苦茶…… それにこの筋、なんだかどこかを目指しているような…… 『!? ちょ、ちょっとよく見せて!!』
[強大な気配を追っていたリィンが、その言葉に反応した。翔太がベネットの前へリィンを持ってくると、チカチカと様々な光を散らした。]
『やっぱりそうだわ…! 何故かは分からないけど、この筋、今迫っている闇の気配と同じ方向に向かってる…!』
(121) 2010/03/17(Wed) 13時頃
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……闇って、異形のもの《ナイト・ウォーカー》のこと?
『そう。だけど今までの雑魚なんかと違って、ケタ違いに強いわ。 おそらく称号《コード・ネーム》持ちの隊長格。 まだ「半人前」のショウタじゃちょっと不安だけど…… ――けど、このままだと、日本、ううん世界が破滅するわ』
せ、世界いぃぃ!?
[余りのスケールの大きさに、声が裏返る。しかし今度はリィンが翔太を無視する番だった。]
『止めに行くわよ、ショウタ。 だぁいじょーぶっ、あたしがついてるんだから! 足りない「修行」は実践で補うわよ!』
ええぇぇぇ…?怪我するのは僕…それに塾……
『情けない声出さない!! それと幽霊のお兄さん、アナタもついてきて。その痣、きっと何か関係があるわ。』
(122) 2010/03/17(Wed) 13時頃
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[おちる、おちる。
落ちていくうち、自分の駒…<<シャウーフィガー>>と似た、 けれどもっと悪いような気配を感じる。
これから落ちる先は、どうやら危険らしい。
そろそろ到着点だろうか?]
(123) 2010/03/17(Wed) 13時頃
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―宮殿の一室― なんだろうね、これは? [壁一面に描かれた、何かの模様。 どこかで見たような、と首を捻れば。東の隅の方に、ついさっき見たばかりの――超変化を遂げた《日本の姿》>>100の――模様。 かり、と爪の先で引っ掻いてみれば、す、とその部分――横浜と呼ばれる場所であるが、純白はその名を知らない――が、欠けた。] ……世界地図、かな?
(124) 2010/03/17(Wed) 13時頃
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[爪の間に挟まった横浜だったものを、ふ、と吐息で吹き消し。さらに部屋の中を見渡せば、天井に何かのスイッチが。] [からん] [B3の音色を奏でれば、銀色の弦に宿る白い光が矢となり、撃ち放たれる。 かちり、とスイッチが押され、どすん、とちょっとした風呂桶大の、何かのコントロールパネルのようなものが降ってきた。] おっと、危ないな。 ……ナニコレ。 私、機械には弱いのだけど。 [しかし臆するわけでもなく、迷わずキーを叩く。] [と。]
(125) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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[腹を捲ったまま、可憐な少女(の声)と少年とのやり取りを呆然と見ていたが、急に話を振られて(>>122)目を瞬かせる]
えええ?俺? しかも世界が破滅って…
[いきなりな展開で何がなにやらと思いつつ、しかし現状動かない事には何も変わらないのも事実。こくりと小さく喉を鳴らして]
よ、よくわかんないけど、わかった。 ついていけばいいんだな。 俺に------何が出来るかはわからないけれど…
[それは、普通の高校生の精一杯の勇気]
(126) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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[ ズ ガ ァ ア ン ] [とんでもない轟音とともに、宮殿の外が激しく光る。] ――――…… いっ…………〜〜〜〜 ……いきなり、大きな音を、出してくれるな。 [耳を軽く押さえ、眉を顰めながらも。手近な窓から身を乗り出し、G3の音色で高く飛び上がる。] …………なんだこれは。 あ……ンテナ……? [宮殿の屋根という屋根を覆い尽くすほどの大きさの、鉄骨のような何かで組まれた、例えるならばそう、アンテナのような塔。その先端はぷすぷすと音を立て、僅かに細い黒煙を吐き出しており。] [一方その頃遠いどこかの世界では、横浜と呼ばれた都市が突如天より降り注いだレーザーにより、一瞬で消え去っていた。]
(127) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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ぁっっっ------!!!!!
[再び腹部に激痛が走る。 そこで服を撒くっていたならば、きっと横浜部分の痣が欠けて居る事を知っただろう(>>124)]
はぅぅ…なんなんだよ一体… 質量が無いのに痛いなんて反則だぁぁ…
[情けないボヤキは、せめて少年少女に聞こえなければいいのだが…]
(128) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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[暴走族の野郎ども《ナイトウォーカーズ》が日本を横断する。 交通法規や地理的障害なんて無視しながら。 立ちはだかるものは、みな弾き飛ばす。]
ひゃっほォォォォォォウ!!
[川が流れていても、橋ではなく直接その上を渡る。 そのとき、咎屍《ナイトウォーカー》の数体が川に溶ける。 すると、まるで重油でも流れ込んだように川が染まる。]
いくぜ野郎どもォ!!「あの湖」―河口湖押さえンぞ、夜露死苦ゥ!!
[ベネットの体に刻まれた紋様からも、 彼らの向かう先が河口湖であることは知れただろう。]
(@8) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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[思ったよりもあっさり覚悟を決めた様子のベネット>>126に、少し驚いておどおどと]
な、なんかごめんね、リィンのわがままで…… 『わがままじゃないってば!この人には何かあるわよ!』
[リィンがおかしな事を言うのは、いつもの事。しかしそのスケールと危険さに、さすがに暫し混乱する。 やや逡巡するも、やがて小さく頷いた。]
うん、じゃあ……
[そう呟いて鍵を取り出し、何かを探そうときょろきょろと見渡すと、再びベネットの小さな叫び が聞こえた>>128。 そして日本地図らしき痣に、更に黒ずんだ染みが広がる。苦悶に歪む表情に、何とかしてあげたいと思うも手が出ない。]
あ、あの、リンデルさん。ベネットさんの傷って……
[僕みたいに治せませんか、と声をかけようとそちらを向くと。 突然。彼女の頭上に、白い猫が降って来た。**]
(129) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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……さっぱりわからないな。 [元きた窓から部屋へと戻り、改めてパネルをようく見てみる。 さきほど叩いたのは、【Ü】と記されたキー。 ……では、これは? たん、と指先で叩いたキーには、【¿】の文字。] [と、同時にどこかの大学生が完成させた機械>>9のモニターに次の文章が打ち出される] “El mundo Perece Ha terminado Nueve Lo detengo”
(130) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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あぁん?
[天から降り注いだレーザーに、顔を顰める。 どうも自分が現れたこの島国が歪んでいるような。]
誰だァ?審判の稲妻《バビロン=ライトニング》なんて 動かした野郎は。俺たちだけじゃ頼りねぇってか。
[心地よい爆走への横槍に、あからさまに不快そうな表情。 エリミネーターを駆る右手を離し、天に掲げた。]
(@9) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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来いや、巳蛇羅の魂《フラッグ=オブ=ヨルムンガンド》!!
[威勢の良い掛け声とともに、掲げた手に 木刀のような得物が出現する。 そこには「巳蛇羅」と大きく刺繍された旗も。]
いくぜェ、野郎ども《バッドカンパニー》!!
[それはガラガラ蛇《ラトルスネーク》の力に関する得物だろうか。]
(@10) 2010/03/17(Wed) 14時頃
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[――しかし、純白自身にその効果がわからないのは変わらず。] ……ふぅ。 やっぱり私は、機械には弱いな。 [呟き、嘆きの河の水面を静かにどこかに、向ける。一瞬、ほんの少しの間。どこかから、敵意を向けられたような気がした。] …………この……――蛇、か。 [列島に拡がる蛇の渦をじっと見つめ。ふ、と笑みを浮かべる。 自分のせいで列島の姿がさらに変化していたことには、気がついていないようだ。]
(131) 2010/03/17(Wed) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 14時頃
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[少し驚いた様子の少年(>>129)に、やせ我慢が滲んだ笑みを向ける。 思い出すのは少年と同じぐらいの妹。 そういえば、この鍵から聞こえる少女の声の口調は、どこかオマセな妹のそれとも似てると感じれば…空元気に近くても多少なりとも力が沸いて出る。兄は虚勢を張りたい生き物なのだ。 ジクジクとした痛みは変わらず躰を這っているが、何とか背筋を伸ばす]
俺は全く状況がわからないんだ…だから、≪影≫と戦う君達について行った方がきっと…身体を見つけ出す事ができると思う。迷惑じゃなかったら連れて行ってほし…---
[言葉途中で少年の表情に気付き、リデルの頭に降ってきた白い猫に目を瞬かせる。まさか、その猫が自分の身体と融合したオスカーだとは露とも知らず**]
(132) 2010/03/17(Wed) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 16時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 17時頃
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―回想・路地裏―
ベネット……よろしくお願いします。
[丁寧に一礼するが、相変わらず無表情は崩さなかった]
…不思議なこと、ですか? 私は、そもそもこの世界の人間ではありませんから。
うまくは言えませんが――あなたたちの世界の人が不可思議、非科学的、お伽話だとおっしゃる類の事象が当たり前である世界から来た。…と言った方がよろしいでしょうか。
[ベネットをなるべく混乱させないように、言葉を一つずつ選びながら語る>>109]
(133) 2010/03/17(Wed) 17時頃
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[ベネットからのこれまでの彼の経緯の説明には一つずつ相槌を打つ>>110]
…なるほど。 咎屍があなたを執拗につけ狙った動機として、考えられる一つはあなたが一般人《ノーマル》の皮を被っていること。
……ですが、演技でもここまで一般人らしい反応はできませんか。
[ベネットの実力を測るように、値踏みするような視線を投げた]
(134) 2010/03/17(Wed) 17時頃
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[ベネットに影と戦っているのかと問われ、こくりと。 だがしっかりと、頷く>>111]
はい。 私の所属している《カサルティリオ》は、自世界・他世界問わず蔓延る異形の殲滅を主な任務とする戦闘機関です。
[彼が咎屍について知りたがっている様子に気づくと、ぽつりぽつりと語り始める]
私の知る咎屍《ナイトウォーカー》は… そうですね、あの影単体ではまだ知能も高くない些細な異形ですが……
問題なのは、彼らが力の強い者の手駒となった場合。これは彼らの力も強化されることを意味します。 そして、力と知能の高さを合わせ持った咎屍が生まれた場合……いえ、『生まれた』と言えば語弊がありますね。
――力の強い咎屍が人間の精神を喰らい、身体を乗っ取った場合です。
これは一般人だけでなく、私たちのような戦闘員にも起こりうる事例ですね。 過去にもカサルティリオで戦闘員が咎屍化し粛清された例は何件、いえ…何十件も存在します。
(135) 2010/03/17(Wed) 17時半頃
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他に質問は――……!?
……大丈夫ですか? 幽体が痛みを感じるのは精神に甚大なダメージを受けた時ぐらいなものですが……お気を、確かに。
[突然激痛を訴えだしたベネット。>>112 すり抜けるのも構わず彼の頭をさすった。
しかし、彼の肌の痣を見た瞬間にその瞳の翠は戦闘時と同じ、鋭い光を放つそれとなる>>114]
まさか……これが今の地図だというの。 あぁ、この蛇は間違いない。 ガラガラ蛇《ラトルスネーク》のもの……!何が目的…?
(136) 2010/03/17(Wed) 17時半頃
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[リィンの声が聞こえる。 このままでは世界が破滅する、と。>>122 しかし、その破滅する世界は一つだとは限らない―― 滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》が始まれば、いずれは現実世界だけでなく……
リィンと翔太、そしてベネットの応答(>>122、>>126)を最後まで見守ると告げた]
……ここまで物分かりがいいと、逆にこちらが戸惑ってしまいますが。まあ、パニックを起こされるよりはいいでしょう。
すでに戦いの火蓋はは切られています。 おそらくここまで大きい事態には、私のようなこの世界の者でない者もどこかにいらっしゃるはずです。 その人たちと会えれば、心強いのですが……大丈夫ですか?ベネット…!
[闇色に広がる地図。 しかし彼女は幽体や精神体の傷を癒す術を持っていない。 やがてベネットが痩せ我慢するかのような微笑みを浮かべるが、本当に連れていっていいのだろうかと逡巡するような表情になった――その時]
(137) 2010/03/17(Wed) 17時半頃
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きゃ……っ!?
[頭に降り懸かる重量。あたたかな感触。 思わず、普段に似合わない上擦った声が出てしまう。
帽子がずれて目元まで隠れ、思わずバランスを崩して尻餅をつく。
しかしそのあたたかいものが冷たいコンクリートに叩きつけられないよう、無意識になのか腕にしっかりと抱いていた>>129]
つっ…………猫?なんでこんな所に?
[雪を思わせる白の毛並みと、吸い込まれそうな紅の瞳。 女は帽子を直してもう一度猫を抱きあげると、その瞳を覗き込んだ。
瞳を覗き込む。 確か、前にもこんなことがあったような――]
(138) 2010/03/17(Wed) 17時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 17時半頃
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−出羽の国にある霊峰にて。
本当はここに来る、という事はあって欲しくは無かったのですが……状況が状況である以上、やむを得ません。
[かつて出羽の国と呼ばれた国にある三つの霊峰。 そこで幼い頃修行をして力をつけていたが、成長しその能力を危険視するようになった彼は、彼自身の持っている能力を封印する事を決めた。以来彼は普通の大学生として日常を送ってきた。それはラルフ・ブラウンの転生体という事を知っても変わらなかった。
しかし、今はそんな事は言っていられない。この世界の危機であるのだから頼らないわけには行かない。]
能ある鷹は爪を隠す、というのはまさにこの事でしょうね……。
(139) 2010/03/17(Wed) 17時半頃
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[落ちて、落ちて、その先は]
にゃっ!?
[何かに思いっきりぶつかった。まだ下があるようで、身体は重力に逆らえないまま、コンクリートへ―――
目を瞑ったが、痛みはいつまでも襲ってくることはない。 不思議に思って目を開いてみると、そこにはいつか見た女性が映っていた。
彼女には、一度見られたような。 もっともそのときは人の姿であったが。 彼女はボクの気配に気づくのだろうか?]
(140) 2010/03/17(Wed) 18時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 18時頃
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[三つの山の中で「過去」を表すとされる、三山の主峰である山の頂に立ち、その大地に触れる]
力が……力が伝わってきますね。
[封印したはずの力が体中にみなぎって来るのを感じる。この山の力だけではない。「現在」を表している山、「未来」を表している山……その全てのエネルギーが大地を通じて亮の手に集まってくる。 暫く目を閉じると、封印された力が解かれる。]
……………っ……っと。 これで、よし。
[地面から手を離した亮の見た目こそは今までの亮とは変わってはいないが、精神は今までの亮とは違っている。]
よし、準備は整った。 ついでに……。
(141) 2010/03/17(Wed) 18時頃
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[亮は念を送り、大地に結界を張る。今の亮の力ではこの日本の全てを守る、とまではいかないだろうが少なくともこの出羽の国全体と旧国名で言う越後、越中、上州、会津くらいまで広がる物だ。]
……河口湖の辺りまで広げられれば良かったんだけど。
[残念ながら、コリーンの言っていた河口湖の辺りまでは結界を広げる事はできなかった。]
何とか間に合ってくれる事を祈るしかありませんね……。
[「力」を得た亮は、なるべく早く移動ができるようにwolf-zを使い瞬間移動をしつつ、河口湖まで移動する事にした。]
(142) 2010/03/17(Wed) 18時頃
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あれ、この猫。 確かエリシュ街で……いえ、あの人影は人間の姿だった、か。
[頭の中で何かが思い浮かんだように。 より一層翠の光がゆらめいたが、もどかしげに首を振る]
怪我はない? あなた、どこから来たの?なんだか、普通の猫じゃないみたい……
[端から見たら完全に無意味である問いを、ゆっくりと猫に問う]
こういう事態でもなければ、こっそり安全な所に移動させてあげたいのだけど…
(143) 2010/03/17(Wed) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 18時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 18時頃
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・・・・・・・・・
[気づいたか。彼女の翠が、少しだけ揺れた。 けれど彼女は、首を振って。こちらに話しかけてくる。
「普通の猫じゃないみたい」――やはり、ノーマルでないことは見抜かれているらしい。]
みゃあ。
[彼女の言葉を理解したと言わんばかりに、一声鳴いてやった。―――「鏡の中から来たよ」。 こちらではにゃあとかなんだとか、そのような言葉しか発せないことに気づいたから]
[この中に映し手<<アリス>>がいれば、聞き取ることができるかもしれない。]
(144) 2010/03/17(Wed) 18時頃
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[瞬間移動の最中に、wolf-zをちらりと見ると、形を変えた日本の姿が映っている。>>100]
遅かったですか……。
[拳を握り締め、悔しがる。ここに起こるであろう事をうっすらと感じ、結界を張ったものの結界の外の地域に関しては間に合わなかったようだ。
そして、映るのは>>@0達が暴れまわる姿。]
これは……もしや、あのコリーンが言っていた奴ら?!
−だろうな。全く、いかにも劣悪な人間であるというのが見た目からでも伝わってくる。即刻殲滅するべきだ。
[ラルフが怒りを感じているのが伝わってくる。確かに、見た目からしてもあまりよろしく無い雰囲気だ。]
時代錯誤の暴走族……一部では珍走団とか言われている趣味のあまり良くない連中みたいですよ、本当に。 ……まぁ、こういう連中はどうせ彼らの本陣ではないのでしょう。いかにも威勢のいい、第一話の冒頭で主人公にやられそうな雑魚敵という臭いが伝わってきます。
[冷ややかな目で、画面の中にいる者達を見ている]
(145) 2010/03/17(Wed) 18時頃
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[――さて、このパネルに関して理解可能な部分は全くない様子である。] どうしたものだろうね。 機械に詳しい者なら、あるいは――………… っん?? [ふと、違和感に顔を上げる。嘆きの河の水面が真っ直ぐ見つめたその先――壁に描かれた模様が、減っている。 いや、減っている、というのは正しくない。 無くなって いる。] [それが、何を意味するのか―― ――東の隅にぽつん、と残された列島に居る者たちも、やがて知るだろう。「日本以外の国々が忽然と消え失せた」という、悪夢のような滅びの報せを――]
(146) 2010/03/17(Wed) 18時半頃
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[と、同時にまた別の文字が映し出される。>>130]
これは……?
−もしかしたら、コリーン達とは別に奴らを追っている者が何かしらの形で我々に知らせてくれたのかもしれない。
そうですね……。なんとか協力して敵を追い詰める事が出来ればよいのですが……。
[すると、wolf-zが激しく何かに反応している。と、同時に亮も何かを感じ取った。]
……行こう。河口湖の前に、ちょっと興味深そうな所を見つけたんだ。もしかしたら、僕たちの味方になってくれるかもしれない何かを……ね。
[河口湖を探しながら、リンダやベネットや翔太の姿を見つけるかもしれない]
(147) 2010/03/17(Wed) 18時半頃
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――――え?
[頭の中に、電流のように駆け巡る光景の奔流。 ゆらめく人影。 少年とも少女ともつかない姿。 その瞳が覗き込むのは。
奔流の中。声が耳ではなく、頭の中に直接反響する。
『鏡の中から来たよ』――――]
…………っ。
[それはたった一秒にも、一時間にも思えた。 女は驚いたように目を丸くして、猫をまじまじと見つめている]
(148) 2010/03/17(Wed) 18時半頃
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[リンデルの反応を見て、]
―――嗚呼。
映し手<<アリス>>、みぃつけた。
くすくすくす…
[笑う猫。首に下げた小さな鏡が、光る。
周りには、猫がにゃあと鳴いたようにしか聞こえないだろうが]
(149) 2010/03/17(Wed) 19時頃
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ふぅん。
[翔太とリィン、ベネットを見て。 どうやら此所に“普通の人間”はいないらしい。
驚く事にまた一つ、こちらに向かう気配がある。 彼にとっては余り喜ばしくない気配だが――ベネットに気を取られた]
ああ、やっぱり死んでる。 思ったより早く見つけられて良かったよ。 で、幽体ね…この身体は、返すべきか否か。 今返したところで何も出来ない気はするけど。
[みゃあみゃあと独り言。
まあいいや、と気を取り直して。]
ずっと会いたかったよ、映し手<<アリス>>。 君は、ボクを覚えてるかな?
(150) 2010/03/17(Wed) 19時半頃
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――やはり避けられないのか。 滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》……―― [6530回目の世界。他の6530の世界とはナニカ違う世界。 それでも、滅びの唄には抗えないのだろうか。 壁に描かれた小さな列島の、一部が淡く光を放つ。指で触れてみようとすると、ばちり、と弾かれた。] これ、 は ………… [揺らぐ、揺らぐ、嘆きの河の水面。 触れた刹那、全身を駆け巡った懐かしい感覚に、血液の循環が一気に速まる。軽く眩暈すら覚えながら、小さく、消え入るような声で、幾十万年ぶりかに口にした名前は――] ――――……漆黒の王《モーリオン》
(151) 2010/03/17(Wed) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 19時半頃
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…………アリス?
[くすくすと笑う声に。 最初は呆気にとられたような表情。 次に何が起こっているのか飲み込めない表情。
しかし言葉は、猫が呼び掛けた名前を反芻するのがやっとだったようだ]
(152) 2010/03/17(Wed) 19時半頃
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[猫がなおも言葉を語るのを見ると、だんだん理性を取り戻したかのように。その顔は険しくなる。
何も言わずに猫を地面に下ろし、わずかに戦いに臨めるような体制に入る。 猫の首に下げた小さな鏡に、自分の顔が映りこむ]
――会いたかったと言われても。私は…あなたのことなんて知らない。
あなたは何なの。 …闇商人が現世にばらまいた、遺伝子改造した魔導獣ぐらいなら可愛いものだけれど。
咎屍…いえ、それでなくともなんらかの異形の手先? ――だったら容赦はしない。
[猫一匹に大真面目な顔で相対する女。 それはベネットや翔太から見れば、異常な光景だったかもしれない]
(153) 2010/03/17(Wed) 19時半頃
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知らないかあ。そっか。 ボクは一度、君に見られたと思っていたけれど。
[くすくす。くすくす。]
ボクはずっと、君を探してた。 世界が分かれた頃から、探していたよ。
[警戒した様子の彼女にも、動じない]
何から話せば良いのかな。 ボク、暫くお話ししてなかったから。 どうすれば良いのか忘れちゃった。
[にゃぁ、と鳴き声。]
(154) 2010/03/17(Wed) 20時頃
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>>135 [リンデルの告げた咎屍《ナイトウォーカー》についての特性は、普段《影》と戦っている翔太も初めて知るものだったらしい。]
な、なななんか…スゴいのと戦ってたの?僕ら… 『まぁね?ケド負けてないんだからいいじゃない。』 そういう問題じゃないよぉーー!
[涙声での抗議もさらっと無視された。]
(155) 2010/03/17(Wed) 20時頃
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ボクは…何だろ。
名前は、オスカルっていうの。
ボクを呼ぶ人がいないから、本当は名前なんてないのだけれど。 自分で付けたんだ。
[くすりと笑う。 彼女に問い詰められども、質問には首を傾げるのみ]
ないとうぉーかー?異形の手先? ボク、ずっとひとりだったの。 難しいことはわからないよ。
[と、何かに思い当たったようだ]
…あ!あれかなあ。アリスが前に戦っていた、くろいやつ。 あれがアリスの敵なの?
(156) 2010/03/17(Wed) 20時頃
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[空から降ってきた猫>>140に、目を瞬かせて様子を見る。 翔太は気付いていないようだが、リィンはそれが普通の猫ではないと気配で察しているらしく、警戒するような雰囲気で見つめて(?)いた。]
さっきの…黒猫さんとは、違う、ね。
[そういえばあの黒猫はどこに行ったのだろう、とぼんやり考えていると、急にリンデルが目を丸くして猫を見つめ>>148、さらに険しい顔をして問いかけ始めた>>153。 しかし翔太の目には、ただの猫に睨みつけているようにしか見えず。]
どうしたの?リンデルさん……猫、もしかして嫌い?
[不安げな顔で検討違いの事を尋ねながら、こてりと首を傾げた。]
(157) 2010/03/17(Wed) 20時頃
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見られた…?
[記憶の海を潜るような。 記憶の砂漠を探るような。 考え込む動作。 やがて、合点がいったような表情で]
――あのコドモが本体なのね。 鏡の中から来たってことは、そこがあなたのお城ってことか。
[猫は語り続ける。 まだ女からピリピリした雰囲気は解けない]
(158) 2010/03/17(Wed) 20時半頃
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そう、オスカル…ずっと一人だった? なら、私の記憶にあなたがいないのは道理。
だから私だって、なぜアリスと呼ばれてるのかわからないの。今だって人違いじゃないかと思ってる。
[先ほどの黒い影が敵かと問われると、一寸目を閉じ、考えるが――]
姿形は咎屍《ナイトウォーカー》のそれと同じ…でも、今考えれば姿を消すのがあまりにもあっけなさすぎる。 それに、咎屍ならとっくに逆襲しに来るはず――まさか、別物?
(159) 2010/03/17(Wed) 20時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 20時半頃
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[どうやらリンデルと猫は何やら会話をしているようだ。 自分とリィンも一般人《ノーマル》にはこんな風に見えているのかと思うと、新鮮なような少し恥ずかしいような気持ちになる。]
『あの猫からも、力在る者《ジーニアス》の気配が…… いくらなんでも、集まりすぎよ。ここは現実世界《テラ・スフィア》の筈なのに。 まさか、《聖戦》の再来……ッ?』
[更に増えた力在る者《ジーニアス》に、不安を隠せない様子のリィン。 そしてその路地から一歩外に出れば――街頭のテレビや電光掲示板では、『日本以外沈没!?(>>146)』『横浜崩壊!!(>>127)』という惨状に混乱した報道が舞い踊っているだろう。人々は今や恐怖や混乱に包まれている。 その喧騒は、警鐘のように世界を揺るがす。]
……リィン。何が起きてるの? 世界は、壊れるの?
(160) 2010/03/17(Wed) 21時半頃
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―琵琶湖の畔―
ああ、美しい琵琶の湖よ。 お前はこんなにも美しいのに人間たちに汚されてしまった。
ああ、あそこではお前の兄弟が泣いている。 川よ、泉よ、大海よ。
(161) 2010/03/17(Wed) 21時半頃
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[琵琶湖の畔にあるホテルの屋上で女性は歌う。ここ日本の湖を、川を、嘆きながら]
もう……日本は終わり。 俺様の同胞を汚す日本など要らない……。
(162) 2010/03/17(Wed) 21時半頃
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魔眼が… 疼く…
これは… 共鳴…?
[ 左手で両目を覆う。 視界が闇に包まれる。 次の瞬間、汚れゆく水のイメージと、 壊れゆく世界のイメージが観えた。 ]
莫迦な… これが世界に起こる事だというのか…
(163) 2010/03/17(Wed) 21時半頃
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[翔太に声をかけられて、彼らの目の前で猫と会話していたことを今更自覚したようだ。>>157 だが女にとって、翔太が向けるような視線は…既に慣れきっている。
むしろ畏怖や――時には軽蔑の目で見られないことが、珍しかったのかもしれない。 どう言うべきか迷ったような様子を見せると]
嫌いというわけでは、ありませんよ。 私の頭に降ってくる猫ですから…そこらの愛玩猫や野良猫とは違うということです。
[この説明で翔太に通じたかはわからないが、リィンは察しているだろうか]
(164) 2010/03/17(Wed) 21時半頃
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人間世界を壊し、自然のみの新たなる世界を造り出してくれる俺様の主殿よ、一体いずこにいるのだ?
[悲しく歌声が響く]
(165) 2010/03/17(Wed) 21時半頃
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俺様には何もできぬ。 汚されていく同胞を、ただ看取る事しかできぬ。
悲しい。
ああ、我らが盟主よ、人間共を殲滅し、自然のみの理想郷に導いてくれる主殿はどこにいるのか。
探さなくては。 主殿となりえる者を。 もっと、もっと。
教えておくれ。琵琶の湖よ。この地で最も力を持つ同胞よ。 力を持つ者はどこにいる?
[琵琶湖に向かって両手を広げ、歌う。鎮魂歌のように悲しい旋律]
(166) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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[手に持っている機械、Wolf-z。 そこに時代錯誤の不良共と共に映るのは、自分と年の近い印象のあるどこか透けた部分のある青年、まだ幼い子供、一人の女性。]
この3人は一体……?
−wolf-zが普通の人間を映す訳は無いだろう。この3人には必ず何かがあるはずだ。私にはわからないが。
……よし、ちょっと寄って様子を見てみましょうか。
[画面に映し出された場所を特定するのは難しくは無いことだった。その場所を探し出し、こっそりと降り立つ。]
(167) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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[湖が光り、語りかける。この地に眠る力の持つ者たちの名を紡ぐ。その少年の名は――如月翔太]
そう……、一応、小学生なのね。
[人間としての自分のデータを思い浮かばせる。教育学部の3年次生。小学校教員の免許を取るために今年教育実習だ――ニヤリ。笑む]
(168) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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確かに、これは……ただものの気配ではありません。
[霊峰の力により、その周りに漂う気配でその人物がどの位の力を持つものであるのかを亮は知る事が出来るようになった。 気候的には風がまったく無いはずなのに、そこにはゆるやかながらも風が吹いている。……まるで、一般人の侵入を拒むかのように。]
普通の人ならば、ここは変な感じがするからすぐに帰ろう、とか言う物ですがね。
[そう言いつつ、亮は利き手の右手を左手に触れる。]
−それは何だ。
彼らに僕の存在を知られないで、話を聞くことが出来るようになるための力ですよ。僕達は確かにこの場にはいるのですが、彼らにとっては僕は空気同然のような存在になっている、という事。
彼らの事、暫くしたら僕の存在に気が付かれるでしょうが、一時的に目をくらますには十分です。
[そして、彼らの様子を見守っている]
(169) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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オラオラオラァ!!
[暴走族《ナイトウォーカーズ》は爆走(はし)っていく。 戦闘では、エリミネーターに乗った男が、 木刀に結わえた旗を狂ったように振っている。]
あぁん?これは近いかぁ?
面白い、止められるものなら止めてみやがれ!!
[光と闇の邂逅まで、あとわずか。]
(@11) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 22時頃
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―パラシオ宮殿・庭園― [淀んだ運河の水面が、風もなく揺らぐ。 遠くのどこかから微かに聴こえる、悲しい歌声。>>166] これ、は……? ……どこかで奏でられた旋律が、水を通じてこの世界へと届いているのだろうか……? [揺らぐ、揺らぐ。波紋が拡がる。] ――どこかで、聴いた覚えがあるかも、しれない。 [瞼を閉じ、記憶を巡らせようとするも、《鍵》がそうさせてくれない。 ――肝心なことばかり、想い出せない。] 『喪われた詩』、……なのか? ―― きみ なのか? ……――――
(170) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 22時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 22時半頃
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それにしても……あの言葉は一体……。
[先程、wolf-zに出てきた謎の言葉。>>130。 各地の言語を頭に思い浮かべてああでもない、こうでもないと考える]
全体の意味は今でもわかりません。 ただ……この中には「9」という言葉と、「世界」という言葉。そして……「停止」という言葉があるのは見えました。
そこから考えると、9、というのは人数と考えるのが自然でしょう。そうすると世界に絡んでいる9人が居る、そして何かを止めなければいけないか、あるいは何かをしないと止まってしまうか。
世界に絡む9人……そのうちの2人がコリーンと僕として、あそこの3人が何かに絡んでいて残りは4人。 一体残りの4人は何者なんでしょう……。
いえ、それよりも……目の前の3人は一体何者なんでしょうか。
(171) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 22時半頃
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―某小学校・職員室―
[ここは如月翔太の通う小学校。“吉田鈴恵”は教育実習生として6年生の学年主任に挨拶をしていた]
はい! 実習期間頑張りたいと思います!
[元気よく返事をする。どこから見ても違和感のない教生だ。完璧]
(172) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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>>164
そう、ですか。 ……その猫も、ふつうじゃないって、ことかな。 僕には、まだちょっと分からないんだけど。
[リィンの独り言や、リンデルの言葉でそれとなく事情は掴めつつあるらしい。 どこか警戒した様子のリィンを握り締めながら、小さく頷いて、ひとまず二人(一人と一匹)に任せることにしたようだった。]
『ショウタ。リンデル達はちょっと取り込み中みたいだし、先に「移動」の準備をしちゃいましょ。 奴等はベネットの痣を見る限り、富士山近くに集まろうとしているみたい。』
富士山かぁ……んーと、その辺は何があったかな。
[ぶつぶつとそんな事を呟きながら、ある物を探しに路地を出た。路地に潜伏している男>>169がいる事には気付かないまま――]
(173) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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[目的は――そう。如月翔太とコンタクトを取る理由をつける事。別にわざわざ小学校に潜入せずとも居場所は同胞に訊ねればわかる。これはあくまでも趣味]
では、私は今日はこれで!
[そう言って早々と職員室を去る。ポカンとする学年主任の顔には気づかない]
(174) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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さ〜て、翔太クンはどこにいるのかな? 小学生が遠出なんかしてはいけないんだぞ〜
[伊達眼鏡をクイッと上げる。気分は既に女教師]
さあ、川よ教えなさい。 如月翔太はどこにいるの?
[小学校脇の小川に問う。小さくか弱い流れでも同胞の1人。むしろ澄んだこの小川は人間に汚されてない分力は失ってはいないのだ]
(175) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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―おい。
[川に問いかける背後から声をかけたのは、 「ガラガラ蛇」ドナルド《ラトルスネーク/ドナルド》。]
そっちから来てくれるとは、手間が省けたぜ。 わざわざ、河口湖を油で染める手間が…よォ?
[背中に旗の付いた木刀を突き付けて]
一緒に来てもらおうか。俺たちの目的はテメェだ。
(@12) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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|
定型術式《シンプルエフェクト》−D:異界への扉《ドア・トゥ・ドア》
[キィン!]
[路地を出て、手近な店の裏口を借りると、そこへ術式を作動させた鍵《キー》を触れさせた。 天変地異の混乱から、ドアに向かって鍵を翳す翔太の姿など、目に留める一般人はいないだろう。ベネットが後ろから着いてくれば、二度目の術式の行使に再び驚きを見せるだろうか。]
行き先は……富士急ハイランドの、駐車場でいいかな。 『そこなら近いと思うわ。奴等はそこまで接近はしていないと思うから、そこで待ち伏せましょう。』 うん、じゃあそこで!
[行き先をイメージして、鍵を回す仕草をすれば、その扉の向こうはその通りの景色となる。 古ぼけたアルミのドアを開くと、その先にはアスファルトの大地が広がっていた。 適当な石を置いて扉が閉まらないようにすると、準備完了とばかりに手を叩いた。]
(176) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
|
ようやく箱を手に入れました。
心配してくれた方ありがとう。
村名に伸ばし棒が1つ多かったのは見なかった事にしておいてください^^
\(^o^)/
さて、全員揃いましたね。
予定通り19日24:00(20日00:00)に開始となります。
19日になったら自動更新に切り替えます。
開始後はコミットアンカー以外全員1発言後コミット&メモの方に済記入(&コミットOKになればOKと記入)をお願いします。
質問などあればメモの方にてよろしくお願いします。
(#7) 2010/03/17(Wed) 23時頃
|
……!
[背中に何か固い物が当たる。それが木刀である事までは認識できないが武器だという事はわかる。川が緩やかに流れる。まるで落ち着いて――相手を刺激しないで――と女性に教えるように]
お前は……何者だ?
[口調を荒げないように、問う。もしかしたらこの者が自分の主殿になりうる存在かもしれない。少しの期待を込めながら]
(177) 2010/03/17(Wed) 23時頃
|
|
[少年が動いたのをみる。>>173、>>174]
……富士山?!
[少年とはまた別の声が少年に話しているようだ。その声が全てを知っているのだろうか。]
富士山とは都合がいいですね……確かあのコリーンの言っていた河口湖もまさに富士山の近く。 手間が省けたというものです。……幸い向こうも僕には気がついていないようですし、後を追いますか。
[付いていくと少年は鍵を取り出し、ドアノブに挿す。]
あの鍵に……何か秘密がありそうです。
[鍵から何やら力が溢れているのが見える。しかし、今はその鍵の力を気にしている暇は無い。 扉を開いた先はその店にはつながってはいなかったが、今更それに驚くような亮ではない。それに驚いていたら、wolfシリーズは一体何なのだ、という話になる。
wolf-zで鍵の行き先を一瞬のうちに調べ上げ、少年達の後を付いていく。 あの女性、コリーンは大丈夫なのかと心配をしながら。]
(178) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 23時頃
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[リンデルの言葉に、笑うように目を細めて]
物分かりがいい人、すきだよ。
[続く彼女の疑問にはこう答えた。]
アリスは、アリスだよ? ボクがわかるのは、アリスだけだもん。 …ほら。そこの少年には、ボクの声は届かない。
[翔太の方を見やる。]
えっと、ね。 正直なところ、映し手<<アリス>>が何だったのか、忘れちゃったの。 大事なひとで、いないとボクは何にも出来ないの。 ボクの目的に、必要不可欠な、人物。
[永い永い刻の中。記憶は零れ落ちる]
(179) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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俺か?俺は「ガラガラ蛇」ドナルド ―ドナルド・ド・コン=ジョーだ。
[下品に低く笑いながら、コリーンの背中を 木刀で突いたり、なぞったりしている。 「巳蛇羅」と刺繍の入った黒い特攻服が靡く。]
アンタ、「泉」のコリーンだろ? ダメだろうが、こんな平和な世界に気軽に来ちゃ。
[責めるような口調。語らずとも、自分が何をしに コリーンに対峙するのかわかるだろと言いたげに。]
俺様の野郎ども《バッドカンパニー》は河口湖に向かっているぜ。 可哀想に、油に染まっちまうんだぜ。 今、この世界が俺たちに蹂躙されているのも―
(@13) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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―テメェがこの世界に来たからなんだぜェ?
わかったら、大人しく俺と一緒に来てもらおうか。 「あの御方」がテメェをご所望だぜ、夜露死苦ゥ!
(@14) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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…………?
[オスカルと会話している時。不意に違和感を感じて後ろを振り向く。
翔太がいつの間にか立ち去っていた。 いや、本当にそれだけだっただろうか? 目を細めて周りを見渡した]
座標転移痕がひとつ、ふたつ――
ひとつは翔太のものだとして。もうひとつは何者…? まったく……言いたいことがあるなら、はっきり姿を現して言ってもらいたいものだけど…
[敵か味方かもわからない何者かに、軽くため息をついた]
(180) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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[はて、と首を傾げ]
アリスは、何かを勘違いしてるみたい。 えりしゅ…街?だったかな。 あそこで見たの。くろいやつ。
ボクの駒<<シャウーフィガー>>と似てるけど、ちょっと違う奴…此所に来る時に、近くに居るのを、感じた。
ボクの子は、さっき彼の身体を借りていった時にひとつ使ったの。 もしかして、見てたかな。
[彼、というのは勿論ベネット。 きっと彼女は察してくれる]
(181) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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河口湖を……!? やめてくれ!あの子はまだ汚れなき純粋な子なんだ!
[河口湖の名を出され、顔面が蒼白になる。数少なき汚れなき湖]
くっ……
[確かに、世界を浄化してくれる盟主を求め急いてはいた。けれどまさか自分が追われていたなんて思いもせず]
……わかった。 言うとおりにしよう。 だから、同胞を汚すのはやめてくれ……
[か細い声。小川はさみしそうに流れる]
(182) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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――っ
[力を使う度に、リィンとの共鳴《シンクロ》率が上がるのが分かる。 それと同時に、彼女の持つ記憶や感覚も流れ込み、眩暈のような感覚を覚えた。今入って来たのは、咎屍《ナイトウォーカー》というものの性質と、その組織の断片――。]
……あ、これが、闇の気配……? っていうか僕、なんか大変なモノと戦わされてない?
[冷たい汗を感じながら、ぽつりと軽口を呟いて頭を振って前を見た。 眩暈は一瞬。知識の整理もすぐに完了。すぐにいつもの調子を取り戻すだろう。]
それじゃ、リンデルさん達を呼んで来ようかな……?
[ぽつりと呟いて、後ろを振り返る。 偶然か必然か、後を追う見えない影>>178と目が合ったかも知れない。]
(183) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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―――。
[近付いて居た気配が止まった。 存在の痕跡は弱くなっているが。 猫には、まだその者が潜んで居るのがわかる。
隠そうとしているつもり?]
くすくすくす…
[笑う猫に、アリスは訝しげな視線を向けるだろうか]
(184) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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フハハ……やだねッ!!
[希望を打ち砕くように、コリーンの背中に、 嘲るような視線を送る。狡猾に獲物を狙う、 ガラガラ蛇のような眼だ。]
元はと言えば、テメェがこの平和な世界に 気軽に足を踏み入れたのが悪いんじゃねぇか。 ケジメをつけンのが、侠気ってヤツだろ?
[すでに暴走族《ナイトウォーカーズ》は河口湖へ向かっている。 体中を油に染めて、河口湖を汚そうと。]
テメェに物を請う権利なんてねェんだよ。 この暴走連合「巳蛇羅」総長―ドナルド様に対してなァ?
(@15) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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[気配を感じて一瞬隠れようとするが、タイミングが遅く偶然目が合ってしまう。 >>183]
あ……。
[いずれはわかるとは思っていたものの、こうしてわかってしまえば気まずさもある。]
−下手に隠し事をするのは良くないな。
[ラルフの声が聞こえてくる。確かにラルフの言う通りかもしれない。 ここは機会だとばかりに、正直に全てを話す事にした]
(185) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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―河口湖・上空― [空の一部が僅かに歪み、白鴉が姿を現した。湖の上を旋回しながら強い力の存在を探る]
一つ、二つ……あらあら。随分と集まっているのね "力在る者《ジーニアス》" が。 "秩序の鍵《コズミック・キー》"を持つ少年に、『カサルティリオ』の少女。それから『泉の』……
[>>142 亮が張った結界の力を感じれば] これは……全ての力を中和する静寂――"漆黒の王《モーリアン》"!? あの方の"力"が何故この世界で……
"滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》"――異なる世界が融合し、侵食し合い、やがては破滅する、《聖戦》の再現――まさか、本当に。
(186) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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うぅ……
[その場に崩れ落ちる]
人は……生き物は……かくもこんなに醜いものなのか。 希望も何もありはしない……。
[力なく歌う]
俺様を連れて行きたければそうするがよい…… 何もできぬならば、流れに身を任せるのも一興。
そう……川のせせらぎに身を任せるように。
(187) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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―屋根(アンテナ)の上― [ざわり。] [ナニカが蠢く、予感。 白き闇と、黒き光と。綯い交ぜになって、轟く渦がある一点へと、向かってゆく。 嘆きの河の水面が捉えたのは、なによりも美しく、そしてなによりも穢れきった山。] このままだと…… 力と力がぶつかり合って―― ――爆発する。 [その山が、混沌に曝された列島を支える最後の柱であることは明白だ。噴火すれば、恐らく―――― すべてが、崩壊する。] [しかし無情にも、火口からは既に灰が噴き出し始めていた――]
(188) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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……はじめまして。 僕は、長谷川亮。ついこの間まではしがない普通の大学生だった者です。
僕はこうして異世界と繋がったり、あるいは大きな異変を察知する事のできる機械wolfシリーズを作り出しました。
[目の前にあるwolf-zを取り出して見せる。万一壊されたりしないように、wolf-zの周囲に結界を張る]
それを知ってか知らずか、吉田鈴恵と名乗る女性が僕の元に現れて、この世界の全ての川と繋がる川が何者かによって汚染され、いずれは全ての川が死滅してしまう、と知らされ僕はこうして河口湖に向かっていたのですが……。
その途中で貴方や先程一緒に居た女性と青年がこのwolfに映り、そして貴方達の様子を見てみたらただならぬ気配を感じました。
もしかしたら貴方達がそれに関係しているか、あるいはこの異変を止める事のできる存在……ひいては共に戦う事のできる存在なのかもしれない、と思い失礼ではありますがこっそりと様子を伺わせていただきました。
[真面目な顔で全てを話した。果たして彼はそれを受け入れてくれただろうか]
(189) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/17(Wed) 23時半頃
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>>185
[偶然目が合った男性>>185。服装や顔つきから学生だろうかとも思ったが、その纏っている雰囲気がそうではないと告げている。]
そっか……気配って、こういうことなんだね……
[初めて目の当たりにする感覚に、固い唾を飲み込んだ。敵か見方かも分からない、しかし普通ではない人間が目の前にいることが、これほど緊張を呼ぶものだとは。 いつでも鍵《キー》を起動できるように握り締めながら、油断なく気を張り巡らせてラルフを睨んだ]
おにいさん、誰?
(190) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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[オスカルの言葉を黙々と聞いている]
随分紛らわしい設計をしたあなたの駒が、ベネットの身体を…?
[狙いがよくわからないといった感じで首をかしげる]
ベネット……やはり彼も完全な一般人《ノーマル》ではない?
(191) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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[オスカルを感知(わか)るのは、アリスのみ。 確かに先ほどの翔太の様子を見るに、この見た目は愛くるしい猫が言葉を話しているとはわからないようだった]
――ひとまずは私があなたにとって特別な存在だと認めます。 あなたが私がいないと何もできないのが本当なら、手綱も握れているってことだしね。
[本当なら、をやけに強調して言ってみせた]
でも、あなたの目的って……どうしたの、そんなにおかしそうに笑って。
[訝しげにオスカルを見つめるが――すぐに溶け込んでいる『もう一人』の気配を感じ取る]
……まったく。それを先に言いなさい。
(192) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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テメェはそんな難しいこと考えて生きてたのか? いいじゃねぇか、自分さえ楽しければそれで。 風すらも超えられるんじゃねぇかと思うほどの、 疾走感…誰も止められない優越感…いいねぇ。
[旗のついた木刀―巳蛇羅の魂《フラッグ=オブ=ヨルムンガンド》を構える。]
蛟、捕らえろ《フューチャーイーター/スネーク》!
[旗が蛇のように伸びて、コリーンの体を雁字搦めに しようと、取り巻いていく。下品な笑い。]
どの道、俺は河口湖に行かなきゃいけねぇんだ。 良かったな、俺様のバイクで連れてってやるよ。
(@16) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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>>189
え、え、え??
[いきなりぺらぺらと説明を並べ立てられて、ぐるぐると目が回った。]
え、ええと…?その、携帯?で…いへん?をさっちする、の? 川が、汚染……かわぐちこ?あぅぅ??
[難しい単語が並ぶ説明に、つい涙目でベネットの方を伺った。 もしかしたら彼もいきなりのことに目を回しているかも知れない。 それでも、彼がこの異変を止めようとする側ということは、どことなく伝わったようだ。]
あ、えっと…むずかしいです、けど、 とりあえず、この異変を…止めたいって事ですよね。 ……かわぐちこって、何です?
(193) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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小悪党 ドナルドは、歌い手 コリーンの歌が耳障りなようで、顔を顰めている。
2010/03/17(Wed) 23時半頃
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[たたかい。
先程の少年が、扉の向こうで。]
ボクも、お仕事するべきなのかな。 何をすれば良かったんだっけ。くすくす。
[にゃぁ、まるで本物の猫のように伸びをして 彼女に問い掛ける]
ねぇアリス、どうする? ゆっくりしてる時間はないみたい。 ボクは危ないのは怖いし、鏡に帰ろうかなあ。 この身体じゃどうなるかわからないうえ、何より借り物だもの。
(194) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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[少年とのやり取りをしている間にも、何やらただならぬ気配>>188があるのを感じ取り、かつwolf-zもそれを映していた]
……まずい。このままだと……。
[列島は崩壊しきってはいるが、それでもこれ以上崩壊を進ませてはいけない。 一か八かで、自らの能力に賭けてみる事にした。 恐らくそれは一時的なもので、数日後には再び崩壊してしまうかもしれない、そんな物だけれども。
先程霊峰から能力を受け取った時と同じように、手を大地に着けて詠唱を始める。]
(195) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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母の教えだ。 静かに生きとし生けるものを見守り、思うようにいかねども流れに身を任せるのが我らの生だと…… けれど俺様は汚され死を待つばかりなど嫌だ。 母が朽ちていくのを見るのも……
[死が近づいている母を想い涙する。すべての河川が母に繋がり人が生きるための水を供給しているのに痛めつけられる母。自分は母のようにはなりたくないという想いから主を探してきた]
バイク……
[顔をしかめる。その乗り物も自然を汚す原因となるもの]
そうか。 1度、乗ってみたかったんだ。 ありがとうな。
[たっぷりと皮肉をこめて言う。身体に絡みつくものに不快感を露わにするも、逆らっても仕方ない事を悟る]
(196) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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紛らわしい? まさか。複製品<<レプリカ>>はあっちだよ、まったくもう。
[彼はノーマルではない?と言われども]
わかんないや。ボクは「アリスの手掛かりを見つけて来て」って言ったんだ。 そしたら、あれを持って帰ってきたの。 でも…あっちに持ち込めるってことは、“ただの人”なんかじゃないね。
[続く言葉には、嬉しそうに答えた]
よかった。アリスに嫌われちゃったらどうしようかと思った。
次の人に会うまでどれだけかかるかわからないもの。
(197) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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くすくす。 いろんなひとたちが、此所に集まって来たね。
[ラルフの詠唱が始まると、空気が変わり]
何かをするみたい。ああ、こわいこわい。くすくす。 怖いから、ボクは逃げようっと。
[そう言うと、近くのショーウィンドウへ向かう。 そこに映った自分とにらめっこした後に]
また会いに来るよ、アリス。 ボクとお話ししたい時は、“姿が映るモノ”に呼び掛けてくれれば。
[言い残して、軽く飛ぶ。
猫は鏡に吸い込まれて*消えた*]
(198) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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チィィ、ナメてんじゃねぇぞこのクソアマァ!!
[旗がコリーンの体を縛り上げる。 それなのに、まだ皮肉を言う余裕のある様子に、 激昂してメンチを切る。蛇のように。]
その耳障りな歌も歌えねぇように、口を塞いでやるぜェ!!
[コリーンを縛り上げ、木刀が伸びる。 さながら釣り竿のような形状になり、 彼女を持ち上げたままエリミネーターに跨る。]
そんなに見たいなら見せてやんよ。 ―河口湖が油塗れになる様を、目の前でな。
[そして、河口湖へとエリミネーターは進路をとる。]
(@17) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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[黒き影が、手遅れだとばかりに嘲笑いながら。 背後から女たちに飛び掛かろうとする――その刹那]
……凍てつく儚き白雪よ。
戦う者には気高き華の舞を。 ――死せる者には哀(やさ)しき祝福を。
六花乱舞(フリジット・シュネーグレ)!!
[掌だけを後ろに向けて。 一切後ろを振り向くことなく詠唱する。
無数の小さな氷がきらきらと舞いながら、咎屍を切り刻み――儚く散っていった]
(199) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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Il nostro Dio, e terra di madre. Mi presti il potere.
Weiss und schwaerzt, das Gleichgewicht dieser Welt. Ich bin Koenig <<Morion>> vom pechschwarzen. Ich mache es meiner Absicht zufolge und bin mit der Erde leer. Mit mir, geben Sie bitte in allem einen Segen.
[呪文を詠唱すると、この辺一体に結界が張られる。 すると、画面の向こうの山から流れてくる灰のペースが非常に緩やかなものとなった。 いずれ崩壊は免れないであろうが、それでもしばらく時間稼ぎにはなる。
……これで川の汚れも、幾分かは何とかなるのかもしれない。
その間に何とか手を考えなければいけない。]
(200) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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油ブッ込んでやるぜ、夜露死苦ゥゥ!!!
[彼の暴走族《バッドカンパニー》は河口湖へ向かっている。 それに合流せんと、コリーンを担いでバイクを走らせる。]
(@18) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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う、ぐ、
[歌う術も奪われて、絶望に満ちた瞳は空を映す。まるで物のように抱え上げられた身体はさしずめ人間に使い捨てられる河川を揶揄したようで]
(201) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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ヒャッハー!!気持ち良いだろ、風を切って爆走(はし)るのは。 このスピードに、生きてるんだって感じがするぜェ!!
[彼はスピード狂。法定速度なんかでは縛れない、 環境に宜しくないほど改造を施されたエリミネーター。]
―チィィ、面倒くせぇ。結界なんて貼りやがって。 だが、勘違いするんじゃねぇぞ? テメェを助けたいと思って、味方するヤツなんていねぇさ。 誰も自分やこの世界の方がかわいいんだからよォ!!
[苛立ち。さらにスピードを上げる。 もくもくと排気ガスは、この世界の大気を汚す。]
(@19) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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[目の前で詠唱を初め、崩壊を食い止めている姿を見て少年は戸惑ったかもしれないが、少年の言葉に説明を返す。>>193]
そう、世界の河川が汚され、そしてこの日本も崩壊しつつある。
[もしもそれを少年に尋ねられたならば、詳しく答えただろう]
河口湖はこの辺りにある湖の事です。ここを汚されてしまえば、この国の全ての湖が汚されてしまいいずれ全ては死に至ってしまう、そういう場所だと聞かされました。
ですから……急いで河口湖に行かないと。
[苦々しそうに、wolf-zの映し出す光景を見ている。 コリーンの本当の狙い、そして何故自分が呼び出されたのかは彼はまだ知らない。
本当の狙いを知ってもなお彼は、コリーンに協力するのか、こうして動き回るのか。それは彼自身にもわからない
ただひたすらに、河口湖を目指すだろう。]
(202) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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[咎屍が絶えた後のアスファルトがジュウジュウと嫌な臭いと音を立てているのには幾分顔をしかめたが――何事もなかったかのように再び話を再開した]
…たたかいって。あなた、その身体でのんきに飛び込んでたら真っ先にやられるじゃない。 せめて人間の身体とか、ないの……あ。
[ショーウインドウに猫が飛び込んだのを確認すると、再びため息をついた]
(203) 2010/03/18(Thu) 00時頃
|
|
[ ...の視界が、現在の世界を捉える。 名状し難い有様に顔を顰める。 ]
たった一日で随分と歪な形に… さらに現在も崩壊が進行中と… 参ったね、こりゃ。
[ ...は溜息を一つこぼすと、 せめて原因だけでも探れないかと、*遠隔透視を続けた。* ]
(204) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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歌い手 コリーンは、風の泣く声を聴いた――
2010/03/18(Thu) 00時頃
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[wolf-zの映し出す光景。 それは一度姿を見たあの、時代錯誤、決して先程の少年のような子供には見せたくは無い不良連中が走り回りそしてそのボスとされるこれまた悪人顔の男がコリーンを連れ去る姿。]
……ごほっ。
[軽く咳をする。結界周辺の空気を通じて、彼にもバイクによる汚染の影響が見えてきている。 元々体が丈夫なほうとは言えず、タバコの煙すらも大の苦手だった亮である上にいくつかの大地に結界を張っている為、いつもより敏感に響いてくる。]
(205) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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|
[ああ、風が、自然が泣いている。その泣き声は自身を縛る者にとっては最高の音楽に聴こえるのだろうか?何もできぬ自分を呪いながら心はまだ見ぬ主の事を考える**]
(206) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 00時頃
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[からり] [細い指先が、銀色の弦を爪弾く。] [からり、からり。] [それは、どこか懐かしさを含んだ音色。] ――湧きいずる理力と魔力の詠唱《マジカルフォース・アリア》 [その音色は聴く者の心になんらかの力を与えるだろう――]
(207) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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|
わ、ぁ……?
[青年が地に手をついて詠唱する>>200と、闇の気配がやや薄らいだように感じる。 何らかの結界のような力を作動させたのだとリィンが解説していた。 続く説明>>202には、予備知識もあったため神妙な顔で話を聞いた。]
河口湖、だね? 咎屍《ナイトウォーカー》っていう《影》達の気配が…そこに集まってるみたいなんだ。 分かった、僕も咎屍《ナイトウォーカー》の敵だから、敵の敵は味方だもん。 お互いがんばろ!
[向かう敵が一緒だとようやく理解したようだ。翔太は笑みを見せて力強く頷いた。]
(208) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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奏者 セシルは、掃除夫 ラルフの持つwolf-zからその旋律が響いただろうか。
2010/03/18(Thu) 00時頃
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[そういえばオスカルにとってベネットの身体は今の猫の身体同様に親和性はあるのだろうかと思ったが……身体の持ち主の本人が幽体のままであることを考えると妙案とはいえず]
姿を映すもの、か。
[この大災害とガラガラ蛇《ラトルスネーク》の配下たちを思うと、澄み切った水などとうてい無理だ。
いくらか歩いて商店街に出る。 店主も火事場泥棒も既にいない荒れ果てた家具屋。そこを捜索してかつては高級品だっただろう鏡の破片を発見し、持ち歩くことにした]
(209) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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そう、だから早く……河口湖に行かないと。
[そこで少年から、また新たな敵の名称を示す言葉を聞かされる。>>208]
咎屍《ナイトウォーカー》……?
[恐らく彼が倒そうとしている、というのを考えると、多分よろしくは無い連中なのだろう。実際にwolf-zで調べてみると、やはり予想通りの内容が返ってくる。]
もしかして……敵は咎屍《ナイトウォーカー》……?
(210) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、移動をしながら、それぞれの今の状況についての情報を交換しただろうか。決戦の時は、近づいているのかもしれない−**
2010/03/18(Thu) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 00時半頃
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――富士急ハイランド・駐車場――
[長谷川が詠唱を始めて>>195ややすると、遠くから盛大な破壊音が聞こえて来る。 彼の結界の詠唱を察知したのか、漆黒のライダー達《ナイトウォーカーズ》が駐車場のフェンスを突き破って突入して来たようだった。]
――来たっ!! もう、こんなに近くに……!!
[ここまで来れば、河口湖は目前だった。富士急に敵を引き付けなければ敵は目的地へたどり着いてしまうだろう。少年の顔に焦りの色が宿る。]
とにかく、奴等を蹴散らせば……敵も引き付けられるかな。 ベネットさんはここに居て、リンデルさん達を見つけたら扉に案内して! 扉が閉じるまでは、この術式は続くから!!
(211) 2010/03/18(Thu) 00時半頃
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――開錠《リアライズ》!!
(212) 2010/03/18(Thu) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 00時半頃
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―富士急ハイランド・駐車場―
[駐車場のフェンスを破って突入してきたのは、 ドナルドの配下《バッドカンパニー》にして、 暴走する漆黒のライダーたち《ナイトウォーカーズ》。]
ブォン…ブォン……。
[バイクの音のようなうなり声をあげる。 下半身はバイク、頭はまるでリーゼントのような 形状をした、特徴的なフォルムをしている。]
(@20) 2010/03/18(Thu) 00時半頃
|
|
[戦闘能力を持たない様に見えるベネットに願いを告げて、少年は一足先に影の集団《ナイトウォーカーズ》へと飛び込んで行った。]
いくよ、リィン!!準備はいいよね!?
[威勢よく吼えて銃を構える。 調子は上々。いつもよりも魔力が満ち溢れる感覚がある。 長谷川の持つwolf-zから届く音色>>207のせいだろうか。 それが不思議な高揚感も生むのか、今まで体験したことのない規模の大群《レギオン》相手でも気後れを感じない。]
どっ、かぁーーーーーん!!
[宙(そら)に光の矢を降らせて、戦闘の火蓋を切った。]
(213) 2010/03/18(Thu) 00時半頃
|
小僧 カルヴィンは、掃除夫 ラルフへ先に河口湖へ向かってもいいよと告げつつ、《影》との戦い《バトル》を繰り広げている**
2010/03/18(Thu) 00時半頃
|
[――はて、なにやら視線を感じる。 こちらの様子を覗っているわけではない。どこかから『同じところ』を視ている、もうひとりの、目>>204。 邪眼使い《イーヴィル・アイ》だろうか? いや、それにしては、『同じところ』を視ているようで、『違うところ』を視ている――そう、時間軸すら超越した透視のように感じる。 誰だろう? 嘆きの河の水面を向けてみる。が――] ――っ……! [弾かれた。] ……おや、おや。 どうやら今の私では、介入できない力の使い手、かな。 [ぴん、と軽くC4を弾かせる――この音色に意味はない。]
(214) 2010/03/18(Thu) 01時頃
|
|
[少年の放つ光の矢(>>213)は、白鴉からも見ることができた]
あれは《リィン》の光――あそこで、戦いが始まっている……?
[だが白鴉はすぐには動かず、河口湖の上空を旋回している。湖に向かった者には、その姿を見る事もできるだろう**]
(215) 2010/03/18(Thu) 01時半頃
|
|
さて、と。 [アンテナの上で立ちあがり。 す、と左腕を伸ばし。] ――そろそろ私も、動こうか。 [宙に描くは、白き円。] [純白が向かうのは、力在る者《ジーニアス》集いし、決戦の地。 しかし降り立ったその場所は湖でも、鋼鉄の遊技場《アミューズメント・パーク》でもなく――]
(216) 2010/03/18(Thu) 02時半頃
|
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[すとん、と白き鳥居の上に舞い降りる、純白。] ―富士山頂、浅間大社・奥宮― ここが、件の山……――――この世界の、最後の支柱。 ……居る。 ここにも、力在る者《ジーニアス》が…… [純白の呟きと、その男が飛び出してきたのと、どちらが早かっただろうか。 こちらを指してなにやら喚いている黒髪の男――どうやら祭門(サイモン)という名であるらしい、神主。 そして驚くべきは、彼が纏っている――その顔からは想像もつかないほどに――神々しさに満ちた、力。] ……こんな山奥に、いるものなんだな。 ――『時空使い』か。 [ふわり、と唇が、弧を*描く。*]
(217) 2010/03/18(Thu) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 03時頃
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ああ、疲れた。 彼の力を借りても、あんまり長くは居れないみたい。
[在るべき場所に帰り、一息。 ここはボクだけの領域。絶対安全の場。
身体はまた人の姿に戻っていた]
…アリス、アリス。 ようやく会えたね。
くすくすくす…
[少年は、ひとり笑う]
(218) 2010/03/18(Thu) 08時頃
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[笑いながら、そばに横たわる青年をちらと見て]
どうしようかなあ。 森に置いて来ればいいのかな。くすくす。
[何処かから駒を取り出せば、それは白い騎士となって]
Springer…<<シュプリンガー>>、彼を運ぶのを手伝ってくれる?
[白騎士は、彼を抱えて 白の森へ向かう主人の後ろを歩く]
くすくす…
[黒の少年は、ほんとうに、ほんとうに楽しそうに笑った。
もしアリスが呼び掛けて来ることがあれば、いつでもそれに応えるだろう]
(219) 2010/03/18(Thu) 08時頃
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【茅田と表札が掲げられたマンションの一室】
おにいちゃん…
[小さく力ない声。ベネットに良く似た黒髪緑目の少女が、弱々しく床に伏していた。]
おにいちゃん…ごめんね…おにいちゃんを守る事が…リルの使命だったのに…
[その小さな体躯には、無数の傷。それは咎屍<<ナイト・ウォーカー>>によってもたらされた致命傷]
(220) 2010/03/18(Thu) 09時半頃
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おにいちゃん…偽りの兄妹だったけど…リルはおにいちゃんが大好きだったよ… この日が…永遠に来ないでほしかった…
[はらはらと、透明な雫が零れ落ちる]
セクリィスもアグアルベルスも危ない…今…おにいちゃんを… ≪ユグドラシルの種≫を育てる事ができるのは河口湖だけ…
[少女の目には、ココではない出来事全てが目に映っているのだろうか…はらはらと雫を流しながら、救いを求めるように空に手を伸ばす]
(221) 2010/03/18(Thu) 09時半頃
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あぁ…だれか…リルのおにいちゃんを…たす…け………
[それは、使命を超えた、最初で最後の祈り]
(222) 2010/03/18(Thu) 09時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 09時半頃
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―商店街―
[女は引き続き何かめぼしいものはないか探索を続けている。
その時、ふと鏡に違和感を感じ――取り出すが]
……これは。
[汚れた鏡の破片が。 お伽話に出てくるような、小さいが豪奢な飾りに彩られた丸い鏡になっていた]
(223) 2010/03/18(Thu) 10時頃
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…………。
[モチーフには、ドレスを着た少女とその手を取る彼女よりも幾分幼い少年の姿。 彼らの周りにいるのは騎士たちだろうか。
汚れていた鏡の表面は、今ではわずかな曇りすら赦さず。 鏡に裏面を返した女はそこに刻まれていた文字を目ざとく見つける]
これは、《旧時代》に《聖戦》で滅んだサンクトゥスの言葉……?
――幻燈鏡《セフィラ》の主、アリスに捧ぐ。
[その刻まれた言の葉をゆっくりと、言霊(こえ)に出して解読していった**]
(224) 2010/03/18(Thu) 10時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 10時頃
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――― 回想・路地裏 ―――
[リンダの説明に耳を傾ける。彼女の説明はわかりやすく、だからこそ普通なら容易に信じられるような内容ではなかった…---自分自身の身に起こったことが無かったならば]
躰を乗っ取った場合だって…?!
[思い出すのは奪われた自分の躰。だが直に(>>135)精神=幽霊の自分を食わなければ条件に合わないと考え直す。だが表情は激しい焦燥に彩られる。なんとしても躰を取り戻さねばと…]
(225) 2010/03/18(Thu) 10時半頃
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[突然降ってきた猫とリンダとの会話はベネットにはよくわからない。 だが最初の説明でリンダは「不可思議が普通の世界から来た」といっていた。だから彼女にとってはそれは普通の事なのだろうと、ジクジク痛みが続く躰を押さえて佇む。 ボンヤリと、黒猫は何処かへ逃げたのだろうかと考えながら… と、ほぼ翔太と同時に世界の混沌を知る(>>160)]
(リル・・・-------!)
[胸中に湧き上がる心配は家で待つはずの妹の事。だが、こんな幽霊な姿で戻ってもリルを守る事も気付いてもらう事も出来ない…]
(俺はいったい…どうすればいいんだ…)
(226) 2010/03/18(Thu) 10時半頃
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[富士へ向かうという翔太とリィンに付いて行く事にしたのはいいが、何故か少年は駅に向かわずに、一見の変哲もない店の裏口へと歩んでいく]
翔太君…?
[何をするのかと、覗き込んでみれば「富士急ハイランドの駐車場で」という言葉が聞こえる。何の事だと思っていたら、少年は何のためらいも無く古ぼけたアルミのドアを開く]
(227) 2010/03/18(Thu) 10時半頃
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・・・・・・え? えええええぇぇぇえーぇぇぇ?!
[汚れたドアの先に続くのは、汚れた店だろうと思っていたら、だだっ広いアスファルトの大地が広がっている]
ど、ど、ドコでもドアぁ?!
[思わず口をついて出たのは、国民的マスコットの秘密道具の一つだった]
(228) 2010/03/18(Thu) 10時半頃
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[翔太と一緒に扉をくぐり、キョロキョロとあたりを見渡す。そこで唐突に現れた(ように感じた)亮と、ベネットも視線が合ってしまい思わず身を竦ませる。が、とうとうと自己紹介をする彼の姿にどこかデジャヴを覚えて…]
あ、れ…もしかして入試の時に、トイレの場所を教えてくれた人じゃ…
[ほんの二言三言会話を交わしただけだったから、彼が覚えていなくても仕方が無いが・・・]
まさか…この人も、翔太君の言う力在る者《ジーニアス》という人なのか…
[因みに彼の説明(>>189)は、一連の出来事で頭が飽和状態のベネットには…通じたとは言えなかった。恐らく今ベネットの思考能力は限りなく・・・ゼロ]
(229) 2010/03/18(Thu) 11時頃
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[ ...の視界にノイズが割り込む。>>0:214 ]
何事だ?
[ ...の視界が過去へと向けられる。 ノイズの発生源を辿り、純白(しろ)い観測者を捉える。 ]
この純白(しろ)いのが今回の異変の黒幕か?
[ ...の魔眼が純白(しろ)い男の過去を追う。 謎の機械と崩壊しゆく世界地図、 そしてそれらを前に佇む純白(しろ)い男。>>0:146 ]
ふむ… この謎の機械と世界に何かしらの因果律が存在する… そう考えて良さそうだな… だが…
[ ...の魔眼が新たな情報を求め蠢動を再開する。 ]
(230) 2010/03/18(Thu) 11時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 12時頃
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[――――まただ。] [嘆きの河の水面を、何処かへと向ける。 先刻よりもはっきりと、『視られた』>>230感覚。やはり、その視線の元を辿ることはできない。] ……ねえ、きみ。 超越(と)べるんだろう? [ふわり、鳥居から舞い降り。] どこかから、視ている者が居る。 ――探して貰えないかな? [首を傾げながら、祭門に問う。] 世界を、救う為なんだ。 [微笑みを湛えた唇で、告げて。 やがて祭門が魔眼の使い手の気配を掴めば、彼と共にそこへと、超越(と)ぶ。]
(231) 2010/03/18(Thu) 14時頃
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[ カ ッ ] [一際眩い閃光が走り、空間が割れる。その狭間を一瞬のうちに通り過ぎれば――――まだ視ぬ魔眼の主は、そこに居た。] ……こんにちは。 [にこり、微笑みを向けて。] 視ていたのは、きみ、だね。 ……私の眼の干渉を受け付けない、その力…… 単刀直入に聞こう。 ――きみは、どちらだ。 [射るような視線をぶつけ、*問う。*] 終焉(おわり)をもたらす者か、それとも遠ざける者か。 ……どちらだ。
(232) 2010/03/18(Thu) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 14時頃
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[森から出て、最初に見えたは。 あるマンションの一室。
先ほど置いてきた身体に似た、少女。
部屋の姿見から、少女を覗き込む]
―――…。
[声は聞こえないけれど。 彼女が助けを求めていることだけは、判った。]
これは、また持ち主のところに行くべきなのかなあ。
[くすくす、 今はまだ、何をすべきかわからぬまま。 ぼんやりとそんなことを考えた]
(233) 2010/03/18(Thu) 14時半頃
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[ 昨日までの観測では、星辰が正しき配置になる時は随分と先だったはずだ。 しかし世界の崩壊により、相対的に星辰が正しき配置に近づいている。 何者かが無理矢理に聖戦を起こそうとしているのだろうか? ]
誰が… 何の目的で・・・
[ 突然、眼の前の空間が歪んだ。>>0:232 純白(しろ)い男と陰鬱な男が現れる。 ]
これは… 驚いた…
少なくとも現時点では、終焉(おわり)を遠ざけたい側だ。 今はまだ契約の時ではない。
それを問う君達はどちら側なのかな?
(234) 2010/03/18(Thu) 14時半頃
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[ ...の魔眼が、純白(しろ)い男と陰鬱な男を捉える。 二人とも何かしらの能力者だ。 現時点では少なくとも敵意は感じられない。 魔眼で相手の記憶を覗き見れば、それは察知されてしまうだろう。 今は相手の出方を伺う事にする。 ]
(235) 2010/03/18(Thu) 15時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 15時頃
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>>234 なるほど? 少なくとも、 今 は 。 あの蛇や影とは関係がない、ということか。 ……私は―― [ちらり、と隣の男に目を遣ってから] ――探し出したいものがある。 その為には、まだ…… 終焉(おわ)られては、困るな。 [魔眼の射手へと向き直り。] どうやらきみも、力在る者《ジーニアス》か。 きみの眼ならば視えただろう…… 滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》――死にゆく世界たちの、姿が。 ……この呪われし死の鎖を断ち切る為に何をすべきか、もうわかっているね?
(236) 2010/03/18(Thu) 15時頃
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【富士急ハイランド・駐車場】
[盛大な爆音と共に、漆黒のライダー達がフェンスを突き破ってくる]
なっ、なんだ…! こんな非常事態にバイク乗り回してる非常識な奴はっ!!
[多分、いつもであれば真っ当な意見。だがすぐにベネットも知る。暴走族に見えたそれらが、人とバイクが融合したような人ならざる姿である事を]
アレも、咎屍《ナイトウォーカー》…なのかっ…
[ライダー達から放たれ、肉体が無いゆえに直接受ける悪意の波動は、自分の中の常識が、コレまで培ってきた平凡だが平和な日常が音を立てて崩れ落ちていく。それは、自我の根本にまで及ぶ ――― 恐怖]
(237) 2010/03/18(Thu) 15時頃
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[翔太の願い(>>211)を受けて、自分達が出てきた扉まで素直に下がる。 だが彼らがタイヤを軋ませ、排気を撒き、縦横無尽に走れば走るほど、躰を鋭く細い痛みが駆け巡り、思考がどんどん四散していく]
――― 妹と同じ少年一人を戦わせていいのか? ――― 自分には何も出来ないのか? ――― 怖い ――― 恐い ――― 強い ――― 痛い
[それまでは、何とかギリギリにまで耐えていた、緊張感が切れそうになったその瞬間。 ふと、視界の隅で白い何かが掠める]
(238) 2010/03/18(Thu) 15時頃
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[それまでは、何とかギリギリにまで耐えていた、緊張感が切れそうになったその瞬間。 ふと、視界の隅で白い何かが掠める]
――― 鳥?
[何故だろうか…その白い鳥(>>215)から目が離せない。 苦悩は消えない…焦燥も消えない…だが、心がその鳥の姿を見つめただけで不思議と凪いでいく**]
(239) 2010/03/18(Thu) 15時頃
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[ セシル>>236を受けて ]
ふむ… 君達もまた終焉(おわり)を遠ざけたい側か…
推測に過ぎないのだが、この世界の神託機械≪オラクルマシン≫に不正アクセスしている者が存在する様だ。 何の目的でそんな事をしているのかは知らんが、そいつを捕まえれば世界を元に戻す事ができるかもしれん。
君達が滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》を止めるというのなら微力ながら協力しよう。 (今の私にできる事は限られているのだが… )
(240) 2010/03/18(Thu) 16時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 16時頃
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…………神託機械≪オラクルマシン≫―――― ……また機械、か。私は機械は苦手なのだけど…… しかし、なるほど。宮殿に在ったあの機械も、なんらかの関係がありそうだな。一体なんだったのか、私にはさっぱりわからなかったけれどね。 ――きみになら紐解けるかもしれないな。 ……そして…… ―― 水、だ。 数多の世界で、水が騒ぎ出している。 [遺された最期の支柱《かの山》にも確か、水が。 嘆きの河の水面が捉えた映像《ヴィジョン》には、湖か、池か――確かに、水が、在った。]
(241) 2010/03/18(Thu) 16時半頃
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彼[祭門を指して]の神々しい力をもってすれば、複数のものと共に超越(と)ぶことも可能らしい。 ……どうする? きみも超越(と)ぶというのなら、きみの望む場所へと向かおう。 [魔眼の射手へと、問い掛ける。彼を見据える水面は今は、*穏やかな蒼。*]
(242) 2010/03/18(Thu) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 16時半頃
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―― 水… か…
[ ...の魔眼が河口湖の未来を見据える。 水を汚染している漆黒のライダーとその眷属達は、魔銃を持つ少年達によって倒れるだろう。 自らが干渉しなくても河口湖が汚染されるのは防がれる。 だが、漆黒のライダーの目的を知る為には自ら出向いた方が良いかもしれない。 ]
ならば河口湖の畔に出る事はできるかい? 君が言う蛇の目的地は河口湖だ… 何故水を汚染するのか直接彼に問い質してみる事にしよう。
[ 陰鬱な男の力を借りて、3人は河口湖の畔に出るだろう** ]
(243) 2010/03/18(Thu) 17時半頃
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理髪師 ザックは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/03/18(Thu) 17時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 17時半頃
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[探索を続けていたら、随分遠くまで来てしまったらしい。 翔太のドアを座標転移痕を走査《スキャン》することで捜しながら、女は先ほどの鏡を取り出す。 どう言ったものかと考え込んだ様子を見せるも、鏡に向かって言霊(こえ)をかけた]
オスカル。 …わかってると思うけど、私はこれから河口湖(せんじょう)に行く。 戦力は少ないより多い方がいいのだけど、あなたは戦ったり…できるの?
[気まぐれなオスカルのこと。 いつ答えが返ってくるかはわからなかったが、いつだろうと特に変わりはないかと思いながら]
(244) 2010/03/18(Thu) 19時半頃
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[こえがきこえた―――アリスが僕を呼んでいる。
鏡が光を反射したようにきらと光れば、 そこに映るのはいつかの少年]
呼ばれたね…くすくす。 せんじょう。アリスは戦うんだね。 …戦ったり、ねえ。 わかんないや。今までは、これくらいしかできなかったけど―――
[ひとつの駒。先程のシュプリンガーが 黒い影となって鏡から飛び出した]
今なら、どうかな。 そっちに出てくることはできるけど、ちょっと消耗しちゃうなあ。 ボクもだけど、彼の身体が。
[先程の少女。彼女のことを思えば、この身体は酷使したくはない。 持ち主に返したときに、使えなくなっていたら大変だ]
(245) 2010/03/18(Thu) 19時半頃
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[鏡にオスカルの姿が映る。 やはり鏡の世界の子供は、あの時に視た少年と同じ姿だった]
……駒の使役は可能ってこと?
[自身の傍らに降り立った影の騎士を、まじまじと見つめた後に鏡に顔を戻す]
…消耗するなら無理に出てこいとは言わない。ベネットの身体のことも、あるからね。 この影がある程度の戦闘力を有しているなら今はとりあえず十分…
[ガラガラ蛇《ラトルスネーク》を倒しても、戦いは終わらないだろうから]
(246) 2010/03/18(Thu) 20時頃
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そうだなあ。 僕も何処までできるかはわからないけど。 攻撃を跳ね返すくらいならできるんじゃないかな。
[なんて、頼りない発言。 あとは、と。何かを思い出したように付け加える]
複製<<リプロダクション>>――かな。 向こうの技を吸収して、こっちも使えるようにしちゃうの。
[くすくす、何が面白いのか判らなくも笑う]
ああ、もちろん。 あんまり負荷をかけると、これは割れちゃうからね。
(247) 2010/03/18(Thu) 20時頃
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多分アリスがいれば、いろいろできると思うんだけど。 やりかた、忘れちゃった。
[笑いながら、アリスの問いに答える]
うん。駒たちはアリスに従うはず。 あのときのよりもできる子達だから、安心して。 足りないなら、呼んでくれればよこすよ。
[そう言うと、更に影がふたつ。 咎屍<<ナイトウォーカー>>によく似た異形。
元は、城と僧侶の駒だっただろうか]
(248) 2010/03/18(Thu) 20時頃
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攻撃を跳ね返す。 …そして複製《リプロダクション》。
[オスカルの言葉を繰り返す]
…やや受け身の能力ではあるけど、特に問題はないと思う…ありがとう。あなたに感謝します。
――あ、見えてきたみたい。
[影の騎士を伴って辿り着いた先は翔太たちが通ったドア。 眼前の富士急ハイランド駐車場との境界を、女は平然と越えていく**]
(249) 2010/03/18(Thu) 20時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 20時半頃
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懐かしい音がするわ(>>207)……魔力の詠唱《マジカルフォース・アリア》の使い手が、他にいるなんて……でも、まさか、彼が…… [白鴉は小さく首を傾げ] いいえ、今はそんな事を考えている場合ではないわね。この湖を護らなければ――
『湖面を揺らす癒しの波紋《ラリマール》』
[白鴉の呟いた"力ある言葉《カーズ・ワーズ》"は魔力の詠唱《マジカルフォース・アリア》に重なり、そのチカラを柔らかく穏やかに広げていく。呼応するように湖面が輝いた。――水の属性を持つ者には、水の持つ浄化力が強くなった事が感じ取れたかもしれない]
(250) 2010/03/18(Thu) 22時半頃
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ごめんねアリス、これくらいしか出来なくて。
[感謝します、という言葉に。 少しくらいは、本当に申し訳なさそう。]
…むう。
[困ったものだ。
白く美しい駒は、 向こうに出れば黒き異形と化す。 その上何処かの誰だかがレプリカを作っているときた。
もう少し改良の余地はないだろうか、いや彼女がいればきっとできる。 そんなことを考えながら、アリスと共に戦場へ]
くすくすくす。 たたかい、だね。
[来たる戦いへの期待に、笑う、笑う]
(251) 2010/03/18(Thu) 22時半頃
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[再び眩い閃光が走り、3つの人影が現れた、その場所は――] ―河口湖― ―……の、上。― [ ドシャァアアン!!!! ] [天まで届く勢いで盛大に水柱を創りあげ、湖にダイヴする時空使い。 からん、とG3の音色で宙に留まり、その様子を静かに見下ろす純白と。もう一人は果たして、予期せぬ高跳び込みを無事回避できていただろうか。] 丁度、湖の中心に出たか…… この人数で、なんて正確さだ。 ……終焉(おわり)の刻を望む者たちにとって、彼のこの力は――――驚異となるかもしれない。 [嘆きの河の水面に映るは、静かに波紋を描く湖面の煌めき。しかしその煌めきは、太陽の光によるものだけではなく>>250。] …………これ、は。 [どこか懐かしい、癒しをもたらすその揺らぎは――]
(252) 2010/03/18(Thu) 22時半頃
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[それから、富士急ハイランドの駐車場へ眼を向ける。丁度リンダが境界を越えて現れたところだ(>>249)]
坊やたちには心強い援軍が到着したみたいね――でも
[白鴉を見つめるベネット(>>239)にも気づいていて]
"運命の羅針盤《コーディエライト》"まで居るとは思わなかったわ……
(253) 2010/03/18(Thu) 23時頃
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!?
[空間を裂く閃光・突如現れる複数の人影。それが重力に忠実に、派手な水しぶきを上げながら……湖の、中心へと吸い込まれていくのを白鴉は呆然と眺めていた]
(254) 2010/03/18(Thu) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/18(Thu) 23時頃
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−富士急ハイランド駐車場−
……そう、確かに君はあの時の……。
[ベネットと名乗ったであろう青年の顔には見覚えがあった。この大学の入試の時にトイレの場所を聞いてきた人間だった。 二、三言葉を交わした程度ではあったが、彼のことは良く覚えていた。その時の亮は霊峰の力を得ていなくラルフだけがいるただの一般人よりの人間であったが、この青年に強い何かを感じていた。 彼は恐らくこの大学に合格する、そんな確信が何故かあった。この大学の未来も作れそうな、そんな風にも見えた]
だからこそなのかもしれない……。彼がこうなってしまったのも。
ー強い力を持つ人間は必ず何かしらの邪魔が入る物だよ。 恐らく彼も、その邪魔に取り込まれてこうなってしまったのだろうな。
[実際に強い力を持っていたラルフの言葉であるだけに、妙な説得力がある。 この大学に入学するであろう人間を一人失った、というだけでない損失であるのをうっすらと感じる事ができた。 このような姿でも彼がまだ残っていたのを幸いと思うべきか。]
(255) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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――――ッッ!!!! [ずきり、と右眼を刺すような痛み。 反射的に瞼を手で押さえる。左だけの翼が一瞬、動きを止め、僅かに高度を落とす。] ……古、の…… ―――― 力ある言葉《カーズ・ワーズ》……―― [痛みに閉じられた右の瞼の裏で、水面は血のように紅く染まっていたが――……誰にも、わからなかっただろう。 ゆっくりと手を離した時には既に、元の嘆きの蒼に戻っていた。] ……ああ、引き上げなくても大丈夫。沈んでいた方がおそらく、彼にとっては安全だろう。 ところで―― ――きみ、戦えるかい? [魔眼の射手に向き直る。上空になにか、気になるナニカを感じてはいたが、それ以上に。 ――蠢く、なにか《影》が近づいて来ていた。]
(256) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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[戸惑うベネット>>229に、優しい口調で話しかける]
無理はしないでいいから……正直、僕も話していてどこの漫画の世界の話だって思ってる。信じられないのも無理は無いよ。
[その姿を見て、初めて「ラルフ・ブラウンの転生体である」と言われた時の自分を思い出した]
これから恐らく色々な出来事があるでしょうが、今は信じられなかったとしてもいずれはそれに慣れて行ってしまうと思います。
(257) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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[そのような話をしていると、耳障りな爆音が聞こえてくる]
咎屍《ナイトウォーカー》……全く、付いている名前すらも暴走集団くさくて、苦々しいですが。
[さてと、と呟いて呪文の詠唱を始める。 現状では直接的な戦闘をするすべは持ち合わせていない分、こうして呪文の詠唱を通じて後方からの援護をするのが最善だ。]
まずは翔太君のエネルギーを強めて……。
Dio, dia a questa persona il grande potere nel nome della MORIONE di Re dello scarichi nero il mondo. −Shota Kisaragi.
(258) 2010/03/18(Thu) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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[次のターゲットは奴らのバイク。悪しき力で動く彼らのバイクを足止めし河口湖へと進ませないようにさせる。]
Richtige Macht, richtige Richtung.. Blei diese Maschine, die wieder für ein böses Herz arbeitet. -Nachtspaziergänger.
(259) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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[完全に止める、とまでは行かないが足止めや時間稼ぎ程度にはなるだろうか。]
ふぅ……。
[一息ため息をつくと、二つの気配を感じている]
どこでしょうかね……?
[辺りを見渡すと、ベネットがどこかの一点を見ている>>230のがわかった。その先に興味をもちらりと見ると、白い鳥……のような人のような何かが見える]
もしかしてあれも……。
[前に機械に出てきた言葉には、[9」という数字が絡んでいた。コリーン、ベネット、翔太、ベネット翔太と一緒に居た女性、自分で5人。あと4人絡んでいる人間がいるはずなのだ。]
彼も恐らくその中の一人……。
[何よりも、ここまで変わった人間達が集まっているのだ。そこにいるまた変わった人間が実は何の関係もありません、という事は考えられない]
(260) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時頃
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[そしてもう一人は……年長者の気配。 自分のような若い人間とは漂っている物が全く違う。]
……これはかなりの大物ですね。 味方になれそうならば大歓迎、敵ならば怖い、そんな感じです。
[ちらり、と気配を感じた方に目線をやる]
(261) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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ー富士急ハイランド/駐車場ー
おい、兄ちゃん随分と舐めたマネしてくれてんじゃねぇか?
[漆黒のエリミネーターが、唸り声をあげる。 真っ黒な特攻服の背中には、金で「巳蛇羅」の刺繍。]
しょっぺぇ小細工使ってんじゃねぇぞ? ヤんのかコラ、あぁん?
[コリーンの体を釣竿のようにした木刀で担ぎ、 富士急の駐車場にいる面々にメンチを切った。]
(@21) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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[もしも二人がラルフの様子を感付き、話をしようと持ちかけてきたのであればコリーンの存在や彼女から聞かされた話、そして世界の危機についての話を持ちかけてきただろう。]
[彼の話を聞き協力できそうならばそれを把握して動き、もしもそれが無理そうでも敵だと判断は出来なかったという事でそれほど敵意はあらわにしないで、動くであろう]
(262) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 00時半頃
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これは随分と見晴らしが良い… なぁぁああああ!!!
[ 次の瞬間待っていたのは万有引力。 湖に向かって落下しているのだと状況を理解した時には、湖面までわずか数メートル。 そのまま水飛沫を揚げ湖中に吸い込まれていく。 ]
ぶはぁーっ!
[ 浮力により湖面に顔を出し大きく息継ぎをした後、同じく浮かんできたサイモンを発見する。 ]
セシルは… あそこか… えーい面倒くさい! サイモンお前はトビウオだ! トビウオになるのだ!
[ サイモンの襟首を掴み魔眼でトビウオになる暗示をかける。 ...を背に乗せたサイモンが人並み外れたスピードで湖を掻き分けていく。 ]
(263) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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すごいや、いつもより全然、疲れない!!
[複数の加護を受け>>250>>258、身体に青白い光を宿らせながら身体に漲る魔力《マナ》を感じる。これなら少し遠くまで行ってもこの力は持続するだろう。新しいおもちゃを手に入れた子供のように目を輝かせながら、宙を舞っては白刃を打ち出し、《影》たちを蹴散らしてゆく。]
『これは…"力ある言葉《カーズ・ワーズ》…!! あれは《聖戦》によって失われた技の筈…まさか…! 神に愛されし乙女《フロイライン・グローリア》がここに…!?』
[長銃からは、何か考え込むような声音が漏れる。 しかし目の前の敵をかわすのに夢中な翔太には、リィンのつぶやきは聞こえてはいないだろう。]
(264) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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[富士急ハイランドの駐車場に忌々しい声が響き渡る。その声の主も、想像に難くない風貌だ。>>@21]
……初対面の人間に対してその言葉遣いは無いでしょう。その言葉だけで育ちが知れます。
コリーンさんを連れ去りそして今河口湖まで汚そうとしているのは貴方ですね。
なめた真似、ではありません。それを止めようとしているのですから僕は当然の事をやったのみです。
(265) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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[水しぶきを避けて更に上空へ羽ばたく。宙に浮かぶ純白を見ると、呟く声に幾分戸惑ったような響きが混じる]
――似ている……けれど。
[それよりも。近づいてくる強い"闇"の気配を察知して眼を細めた。白鴉が睨めつける先には、属従に遅れて駐車場に到着した"ガラガラ蛇《ラトルスネーク》">>@21]
あっちの"坊や"をおとなしくさせるのが先決かしらね?
(266) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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あぁん?お利口さんにゆとり世代の餓鬼かぁ? 暴走連合「巳蛇羅」も舐められたもんだな。
[コリーンの重みは、バイクが支えている。 特攻服の両袖から、バイクのチェーンが伸びる。]
あんまりチョーシくれてっと、 座りションベンさしたるぞ、コラァ!!
[ドナルドのメンチは蛇のような凄み。]
(@22) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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―富士急ハイランド・駐車場―
[後ろに、漆黒の騎兵と僧正、城兵を従え。 境界をしっかりと跨ぎ、ぼそりと呟いた]
近くに、癖の強い力在る者《ジーニアス》の気配を感じる…
[予感は的中していたようで。すぐに空を舞う白鴉が目にとまる]
時渡りの白鴉《シュトゥンデ・ヴァイスクレール》・ビアンカ……《聖戦》時代の者まで立ち上がったの?
[空から目を戻すと応戦している翔太、ベネット、ドナルドと対峙する青年を発見しただろう]
(267) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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ンだとコラァ?お利口さんは家に帰って、 勉強してママのオッパイでも吸ってろや。
[凄みを利かせながら、ラルフを睨む。]
(@23) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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[そこにコリーンの姿を見る>>@22。 一気に掴んで解放したい気持ちもあったが、ただむやみに動いてはどうしようもない。]
やれるものならどうぞ。 ……まさか口だけとは言いませんよね?
[凄みにも負けずに、ドナルドに言葉をかける。]
(268) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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――ッ!!
[ビリッ、と強い寒気を感じて振り返った。 今までの奴等とは桁外れの瘴気を感じる。暴走族のような姿の男が、眼光鋭くこちらを睨みつけていた。>>@22 その気迫に瞬時に全身の筋肉が強張るような感覚になる。]
あいつが……ボス……?
[堅い声で尋ねれば、銃から肯定の意が返って来るだろう。 そしてその背後には、捕らわれているらしき女性の姿も見えるだろうか>>@21。]
(269) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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クックク。アンタ案外好戦的じゃねぇか。 嫌いじゃないぜ、そういう馬鹿野郎は。
[ふ、と顔を綻ばせて笑みを見せる。 禍々しき気が、ほんの少しだけ薄れる。]
そこのゆとりくんもビビんなくていいぜ。 もうションベン漏らしちまったかぁ? 俺様が言われてんのは、この女連れて帰るだけよ。 それ以外のことは、俺様の任務じゃねぇな。
[取引でも持ちかけるように。]
(@24) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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[ セシルの元に辿り着くと、そこには《影》が集まり出していた。 「戦えるかい?」という問いに対しては、 ]
戦力としてはあまり期待しないでくれ。 自分とサイモンの身くらいなら護れるがね。
[ ...はシザーナイフを取り出し《影》と対峙する。 ]
(270) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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[翔太に再びエネルギーを強くするための呪文を詠唱しつつ、恐らくこちらと戦うであろうドナルドに対し、呪文を詠唱して罠を仕掛ける。]
Die Falle, die auf dieser Erde eine schlechte Person beschränkt.
次はコリーンを繋ぎとめているチェーンを……。
Eine Kette band durch einen schlechten Zweck. Sein Kurs war falsch. OK, ich gehe zum richtigen Weg.Wird befreit.
[詠唱を始めると、バイクのチェーンが少しずつきしみ、一箇所からぷつり、と音を立てて切れたかもしれない。果たしてドナルドはそれに気が付いただろうか]
(271) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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どうだい、ここは目を瞑って俺を通してくれや? だったら、俺様はこの世界の崩壊から手を引いてやるぜ。 第一このアマ連れてったら、幾分マシになるんだ。
[隻眼の「ガラガラ蛇」《ラトルスネーク》。 少し穏やかに話してはいるが、その気の出し方、 両袖から飛び出したバイクのチェーン。 これは交渉ではなく、脅迫である。]
俺様は任務大成功、アンタらは平和な世界をゲット。 赤の他人のクソアマ一匹連れてったって、 アンタらの生活に何かあるわけでもねぇだろ?
―どうだい、お得なプランじゃねぇか。
(@25) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、もしもドナルドと戦闘になったならば、戦闘をしている面々を支援するべく状況に応じ、様々な呪文を詠唱し応戦しただろうー**
2010/03/19(Fri) 01時頃
小悪党 ドナルドは、周囲の面々を「どうだ?」という顔で見回す。
2010/03/19(Fri) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 01時頃
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―富士急ハイランド・駐車場―
[目の前で繰り広げられるやり取り。今こうしている内にも同胞が危機に晒されていると思うと悲しみが広がる]
[口を塞がれ歌う術もなくした身にはどうする事もできない]
(272) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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[ドナルドの気配に気を取られた隙に迫る木刀を、ギリギリのところでかわしながらラルフの言葉を聞いた>>268。彼はこの強面の男にも恐れず対峙している。 目の前の敵は強大だ。しかし、]
……今の僕なら……
[強くリィンを握り締めて呟く。
今の自分は、よく分からないが絶好調だ。 やれるかも知れない。いや、きっとやれる。やらなきゃいけない。 敵は、あいつなんだ――!
大きな力を得た愉悦からか、真摯な勇気が芽生えたのか、恐怖を振り払うと真っ直ぐに標的を見定めた。]
(273) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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>>270 ……なるほどね。 [彼の取り出したナイフを見やり――] [じゃらん] [奏でる音色は、C7。 シザーナイフが白く光り―― 燃え盛る焔のように紅い、魔剣へと姿を変える。]
(274) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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[脅迫めいた「ガラガラ蛇」《ラトルスネーク》の言葉>>@25にも、少年は動じない。]
『言葉や気迫に惑わされちゃダメ。 《影》を倒すの。それがショウタの役目なの。』
[幼い少年に、未だ哲学《ポリシー》などない。 素直に従順に《リィン》の言葉に頷き、星屑の射手《スターダスト・シューター》を構えるだけだった。]
……通しません。 咎屍《ナイトウォーカー》は倒す、それだけです!!
[覚悟を決めた目で、隻眼の男の足元へ白刃を放った]
(275) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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――へえ。 まだ、綺麗じゃない。
[眺めるのは美しい、汚れなき湖。
と。何か悪戯を思い付いた子供のように]
アリス、アリス。 あれだけの水があれば、駒たちを一斉に送れる。 向こうの黒いのも、幾つか引き受けられるかも。
きっとあいつは、駒<<シャウーフィガー>>と咎屍<<ナイトウォーカー>>の区別なんて付かない。
…まあ、あの子たちにも判らないのが欠点なんだけど。
[見やるは、少年。それから、純白(しろ)。]
(276) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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[ドナルドに捕われている女性。美しい銀糸の髪。川や泉と関係がある――?]
確か、あの方は……。
[しかし今は目の前の事実に集中するのが先だと考えたのか、再びドナルドたちに意識を戻した]
――はぁ。
[ドナルドが話し終わったところで、やっと口を開く]
取引?馬鹿げた話ですね…… 取引が成立して、あなたが手を引いた所で。あなたより格上の者が更に崩壊を進めるだけでしょう。 あなたと愉快なお友達《バッドカンパニー》がこちらに寝返ったって、天秤が釣り合うはずがない。
(277) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 01時頃
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チィィッ、それがテメェらの答えか。 ―俺様に弓引いて、五体満足でいられると思うなよ?
[ひらり、と足元に迫る白刃を避けると、 ぷつりぷつりと音を立てるチェーンを忌々しそうに眺めた。]
それにしても、まだ俺様の手の内も知らねぇうちから、 ずいぶんと威勢のいいことじゃねぇか。今日はいい天気だ。
[「いい天気」。その言葉を漏らした瞬間、 数匹の鳶が地面へと落下してきた。 呼吸困難に悶えているようで、やがて絶命。]
―気付かねぇのか?テメェら目が真っ赤だぜ。
(@26) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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[ドナルドに悟られないように、声を潜めてオスカルとコンタクトをとる]
……どうしようか? 一旦、河口湖に飛べばいいの?
[念のため、魔導兵装の滑空も稼動させておいた]
(278) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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小悪党 ドナルドは、漂う排気ガスの匂いに、心地よさそうな表情。
2010/03/19(Fri) 01時頃
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[特攻服の男へ砲撃を始める直前だろうか、リンデルの声が>>277聞こえた。 そこでようやく彼女もここへ着いたことを知ると、少し気が軽くなる。]
リンデルさんがいるなら、少しぐらい怪我しても平気だもんね!
[表情にも若干、笑みの色が混じる。 今まで孤独に戦ってきた少年にとっては、初めての共同戦線だった。]
(279) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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いい、天気?
[やけに余裕な様子の男の言葉に、訝しげな視線を向けると、ばたりばたりと鳥の落ちる音。 そういえば、さっきまでは疲れなどちっとも感じていなかったのに、いつの間にか息が上がっている……。 ぽたり、と汗が顎から滴り落ちた。]
『――これは、温室効果!!』
[リィンが戦慄した声で叫ぶ。 真夏のような暑さが、翔太達へと襲いかかっていた。]
これも、こいつの仕業なの…?聞いてないよぉ…!!
(280) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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[くすくす、笑う。]
ううん、あいつの近くに、<<シャドーウォーカー>>を何体か出せれば良いの。 その中に駒を紛れさせて、あの人を取り戻す。 あれは、悪い人じゃないよ。
[囚われの彼女の姿を見て少し驚くが、話を続ける]
それが成功したら、あとは数で畳み掛けるだけ。
移動の方は大丈夫―――ほら。
[リンデルの目には、湖にオスカルが映って居るように見えるだろう]
(281) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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『温室効果《ヒートアイランド》…厄介だわ。 今のショウタには空間を制御する力なんてまだないもの… だけど、このままじゃ皆の体力はじわりじわりと削られてしまう!』
[焦燥するような声でリィンが解説するも、翔太には半分程しか理解できていなかった。 難しい言葉だからという訳ではない。湧き上がるような熱が、少年の思考力も奪っていたのだった……**]
(282) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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―根性焼き《フォトケミカル=グリーンハウス=スモッグ》ってヤツだ。
[気づけば、あたりは白い靄で覆われている。 木々は黄色く変色し、命を削りつつある。 灼熱の光化学スモッグ。目の痛み、呼吸困難。]
さぁて、俺様は走死走愛なんだよ。 道開けてもらうぜ。
[そう言って、余裕たっぷりにエリミネーターに跨る。]
(@27) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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……私、武器だとか野蛮なものは扱えないのだよね。 [――純白の求める、『喪われし詩』には容易いことなのだろうけれど。 ぴん、と弾くのはC4。意味はない。] 幸い、数はそんなに多くないようだ。 私は…… こっちをなんとか、しよう。 ――できたら、だけれど。 [宙を見上げ、じゃらん、と銀色に光る弦をかき鳴らす。] …………久しぶりだから、間違えるかもしれないな。
(283) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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―富士急ハイランド・駐車場―
[白鴉は音も無く地上に舞い降り、その姿を変える。深い紫色のショールを風邪に靡かせて、女は場違いな程穏やかに微笑みかけた]
まあまあ…こんなに属従を引き連れて……あなた――"ガラガラ蛇《ラトルスネーク》"も随分偉くなったのねえ。 でもちょっと、おイタが過ぎるんじゃないかしら、ね?
ドナルド、貴方はこんな伝承をご存知かしら――『蛇はエメラルドを凝視すると光を喪う』。
(284) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 01時半頃
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くっ……。
[排気ガスの毒臭と、もうもうと漂う熱気に、足元がおぼつかないらしい。 翔太たちを気にかける様子を見せながら、オスカルと会話する]
なんとか、やりましょう。 早めに片をつけないと……私も、翔太たちも、危ないもの。
[息を荒げながらも鏡を握ると、なんとか精神を統一し、小さな小さな言霊(こえ)で命じた]
――幻燈鏡《セフィラ》の主、アリスの名において命ず。 出でよ、我が駒《シャウーフィガー》たちよ……!
(285) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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"理知と繁榮を司る魔除の翠芽《エメラルド》"
[世間話でもするかのように紡がれた"力ある言葉《カーズ・ワーズ》"に呼応して、駐車場一帯に翠緑色の光が降り注ぐ。新緑を透かしたかのようなその光によって、根性焼き《フォトケミカル=グリーンハウス=スモッグ》に汚染された空気が中和されていく]
(286) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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――ああ、もう! 身体、借りるよ!
[話して居ては間に合わない。 彼の身体を借りて、再びこちらに下り立つ。 その姿は黒髪翠目の少女。
どうやら、彼の記憶や想いが姿に反映されるらしい]
銀だけでも―――
[そのとき、
ふわり、白い鳥が、降りた]
(287) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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………!
[それは女性に姿を変える。こちらに敵意を向けて居るようではないと判断した。]
―――出でよ、我が駒《シャウーフィガー》たちよ……!
[アリスの声に応えて。 湖から沸き出た駒たちは、隻眼へ襲いかかる]
(288) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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バッ……馬鹿なッ!!何故アンタまで…!?
[目の前に降り立った婦人。その姿を見て、 ガラガラ蛇《ラトルスネーク》は明らかに狼狽している。]
グッ……オオオオ…。
[降り注ぐ翠緑色の光。黄色く死の淵にいた木々は 活力を取り戻し、汚染された大気は中和されていく。]
―ババァッ!!忌々しいババァだ!! このドナルド・ド・コン=ジョーを何時までも餓鬼扱いしやがって。
[眼帯に覆われた方から、一筋の血が流れ出る。]
(@28) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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双生児 オスカーは、牧人 リンダへ向かって何かを投げた。鏡から飛び出した光は、彼女に溶け込んで行く。
2010/03/19(Fri) 02時頃
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ぐうっ……クソが…。
[狼狽し、血涙まで流しているところに、 湖から現れた駒《シャウーフィガー》たちに襲われる。 体勢を崩しているため、バイクに跨ったまま、 半ば袋叩きにされている状況である。]
クソが…俺様も餓鬼の遣いじゃねぇんだぞ。 「巳蛇羅」の代紋背負ってる以上、 無様な姿を晒すわけにはいかねぇッ!!
(@29) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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時渡りの白鴉《シュトゥンデ・ヴァイスクレール》……助太刀、深く感謝致します。
[現れた女性の、自分と同じ瞳の色の輝きによって身体が大分楽になったらしい。 ビアンカに一礼する]
騎士《ナイト》!今です、その方を……!
[鋭い声で、影の騎士に命じる。 影の騎士が猛々しく駆け、銀糸の髪の女性に手を伸ばした]
(289) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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牧人 リンダは、小僧 カルヴィンに治癒の術式を施した。
2010/03/19(Fri) 02時頃
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[すう……、と湖の岸に沿って、ヴェールのように白い光が下りてゆく。] 乙女の纏いし純潔の交響曲《ヴァージンヴェール・シンフォニア》 穢れしものは、この結界を通り抜けることは出来ない―― [少年の放った駒たちならば、結界に阻まれることはないだろう。 久々に奏でる旋律の完成度は――61%ほど、といったところか。あまり低いようならば、長くはもたないかもしれない。]
(290) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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[狼狽するドナルド(>>@28)に、芝居がかった仕草で大げさに溜息をついてみせる]
そんな事言っても――私にとってはいつになってもやんちゃな坊やよ、ドナルド。今日は誰のお遣いかしら。"黄昏の王《クリムゾン・ハデス》"? それとも……
[のんびりとした口調で話を続けるも、オスカルの喚び出した駒《シャウーフィガー》がドナルドに襲いかかり>>@29]
(291) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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―させるかよォォォ!!!!
[雄叫びとともに、ガラガラ蛇《ラトルスネーク》は 騎士《ナイト》に向かってバイクのチェーンを投げつけた。 振り回すでもなく、塊のまま飛んでいく。]
振り回すなんぞ、ド素人のやることだ。
[彼に攻撃をする駒《シャウーフィガー》の体を、 ドナルドを中心としたバイクチェーンが貫く。]
(@30) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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お遣いだと?寝ぼけたこと言ってんじゃねぇぞ、ババァ!!
[息も絶え絶え。漆黒の特攻服はボロボロになるも、 背中に輝く「巳蛇羅」の銘は未だ残っている。]
「あの御方」は、俺様に誰にも負けない足をくれた。 そして、誰にも縛られない俺だけのスピードの快感を与えてくれた。 ―義理だ。お遣いなんかじゃねぇ、義理なんだよッ!!
[ふうう、と一呼吸すると、彼の体から汗が蒸発して、 白い煙が大気に舞っていく。婦人に対してメンチを切って。]
俺様の爆走(はし)りは、誰にも止められやしねェッ!!
(@31) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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[自分に向かって一礼するリンダ(>>289)を見ると、目を丸くして]
あらやだ。その二つ名《名前》で呼ばれるのも久しぶりね……そんな堅苦しい呼び方をしなくてもいいのよ。どうぞビアンカと呼んで頂戴?
(292) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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――銀が、危ない。
[軽く舌打ちをし、後方から彼女に近寄る
此所なら、逃げ切れる…!]
<<Spiegel Kaefig>>―――
[銀を包むは光。
敵を向こうに閉じ込めるための技。何故咄嗟に使えたかは判らないのが、そんなことはどうでも良かった。
うまく行けば湖へ…鏡の中へ、彼女を連れて逃げ込むだろう。
鏡へ帰った時、彼女はそばに居るだろうか?]
(293) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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――風よ、川よ、大地よ。
願わくば自然に仇なす者が滅ばん事を我は願う――
[塞がれたままの口は歌う事はできないけれども、願い、祈りを捧げる。自分を救う者を夢みつつ**]
(294) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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義理、ねえ……
[彼女は深く考えこむように呟く ドナルドが感じている義理――すら、利用されているだけに過ぎないのだろう、と考えたが]
どうしても、引かないのなら――仕方がないわね
(295) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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『"凍える白夜の息吹"《クライオライト》』
[炎すら凍てつかせると思わせる程の冷気の塊が、ドナルドに襲いかかる…!**]
(296) 2010/03/19(Fri) 03時頃
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テメェらにはテメェらの正義があるんだろうが、 義理に背かねぇのが俺様の―ツッパリの正義よ!!
[体から発せられる蒸気は、白くあたりを覆い尽くす。 特に効果はないようだが、強いて言えば 「男の匂い」が皆の鼻腔を擽る。]
―次会うときは、テメェらの血と油で河口湖染めてやらぁ!! 見せてやんよ、男の勲章《メタモルフォセス》をよォ。 男一匹ドナルド・ド・コン=ジョーの一華を!!
[男臭さが消えうせた後には、ドナルドとコリーンの姿はない。 地面には河口湖へと続くブラックマークが残るだけ**。]
(@32) 2010/03/19(Fri) 03時頃
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――……くっ…… 広いな、河口湖(こいつ)……ッ! [弦を弾く指先に、ずしり、と重みがのし掛かる。結界を支える指運びがやや、危ない。] 今の私には少々キャパシティ超えだ、長くはもたない――結界が生きているうちにその影どもをなんとかし、ろ……? [湖から湧き出た黒いものが、結界を通り抜けてゆく>>288] なんだあれは。 影……いや、結界(これ)を抜けられるなら、違―― [ガィン] [響く、調子外れの音。 結界が、揺らぐ。] ッッ……考えてる場合じゃない! [結界を維持するため、純白はどこかぎこちなくも、旋律を奏で続ける。その間はそれ以外のことは――自らの身を護ることすら、*不可能だろう。*]
(297) 2010/03/19(Fri) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 03時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 03時半頃
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[どうやら、亮はたった二言三言会話を交わしただけのベネットを覚えてくれていたらしい。(>>257)それまで整いすぎてどこか作り物めいたように見えた彼の表情がふわりと柔らかくほころぶのを見た]
――― 無理はしないでいいから…
[その言葉がベネットの心を軽くする]
ありがとう…
[小さく呟いた言葉は彼に聞こえただろうか]
(298) 2010/03/19(Fri) 09時半頃
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[照れを隠すように視線を逸らすと、丁度リンダがドアから姿を現した。 見知った人の登場にほっとしかけた瞬間、続いて現れた漆黒の影に身を強張らせる]
咎屍《ナイトウォーカー》―――?! な、何故リンデルさんと一緒にっ・・・!!!
[ベネットには、咎屍《ナイトウォーカー》も駒《シャウーフィガー》も見分けが付かないが、リンダが敵意を向けていない事…いや、彼女の指示に従うその動きを見て訝しげな表情を向ける…
ベネットは会話を交わしたリンダは敵ではないと信じている…だが、それならどうして敵だと言っていた《影》を従えているのか…リンダとオスカーの会話を聞いていなかったベネットはただただ困惑するばかり]
(299) 2010/03/19(Fri) 10時頃
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―根性焼き《フォトケミカル=グリーンハウス=スモッグ》ってヤツだ。
[ひときわ大きなバイクにまたがり、左目に眼帯を、そして背中には輝く「巳蛇羅」の文字を背負うオールバックの漢。その彼が何かを叫んだ瞬間、濃霧があたりを包んだ。灼熱の光化学スモッグ…だが躰を持たぬベネットにはただの霧と同じ]
わっ…!何も見えないっ…!!!
[かろうじて声は聞こえる。翔太の元気な声も、亮の涼やかな声も、凛としたリンデルの声も――― 柔らかい老女の声、楽音のように澄んだ声、どこかハスキーな声…知らぬ声も混じっているのを考えれば、この濃霧の中には大勢の人が集まっているのだろうか・・・だが、先ほどの混乱も合わせ、折角白い鳥を見つめて落ち着いていた心は再び乱れる]
(300) 2010/03/19(Fri) 10時頃
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白い霧――― 黒い影―――
[閉ざされた視覚の中、ベネットはこの場に居てはいけないはずの姿を見る―――(>>287)]
リル―――?!
[遠く離れた場所に居るはずの妹。それが何故ココに? 直に濃霧にまぎれたその姿を追いかけるように、ベネットは翔太に言われた場所から衝動的に駆け出した]
リルッ・・・! リルッ!!!
(301) 2010/03/19(Fri) 10時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 10時半頃
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この結界は… セシルか… 影共が近寄れなくて面喰ってる様だな…
[ ...の左手がセシルの端整な顔を掴み、諭す様に言葉を発する。 ]
お前の結界の強度と維持できる時間は… お前が考えているそれよりも強く!長い!!!
[ セシルが暗示にかかれば結界は補強されるだろう。 ]
しかし「影共をなんとかしろ」とは、随分と簡単に言ってくれるね。 「何とかできないかもしれない」とは思わなかったのかい?
[ ...は静かに双眸を閉じた。 ]
(302) 2010/03/19(Fri) 12時頃
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全てを見通す魔眼≪アイズ・オブ・ラプラス≫!!!!!
[ 次の瞬間、中空に多数の魔眼が現れた。 魔眼の視線は影に向けられる。 視線に捉われた影は次々に動きが鈍くなり、 やがて影共は完全に停止する。 ]
素直な子は大好きだよ… うん… 次はお楽しみの尋問タイムだ。
[ しかし影共が知っている事など何もなかった。 漆黒のライダーに命令された事を実行していただけに過ぎない。 ]
うん… そんな気はしてたよ… 君達も疲れただろう… 楽になると良い…
[ 影共は光を浴びたかの様に消え失せてゆく。 そこには結界に護られ、清浄な輝きを放つ河口湖があった。 ]
(303) 2010/03/19(Fri) 12時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 12時頃
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へっくしょいっ!!!
[ 焚き火で服を乾かしながら近くで発生していた戦闘を透視する。 自然と謎の機械(Wolf-z<<ヴォルフ・ツェット>>)を持つ少年に目が留まる。 世界の異変に関わるモノが全てこの地に集まっているとしたら、 神託機械≪オラクルマシン≫に不正アクセスしている黒幕は彼なのかもしれない。
だが… 今はこちらに向かって来る漆黒のライダーを相手にする事を考えなければ、 ]
魔銃を持つ少年達が駆け付けてくるまで持ち堪えれば何とかなるかな?
[ 燃え盛る焔のように紅い魔剣を持て余すように振ってみる。** ]
(304) 2010/03/19(Fri) 13時頃
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―富士急ハイランド駐車場・回想―
…ビアンカ。 あなたほどの方なら敬称をつけないと、どこか落ち着きませんね…ともあれ、お力添え痛み入ります。
[彼女を呼び捨てで呼ぶことに逡巡を示すが、もう一度お辞儀をした。>>292 この言葉を交わしている間にも、リンデルはドナルドの周りの咎屍たちを着実に屠っている]
(305) 2010/03/19(Fri) 13時半頃
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……ちぃッ!
[影の騎士《ナイト》が銀の女性に手を伸ばす。 まるでお伽話の1ページを切り取った光景―― しかし現実はそうもいかず、伸ばした手は届かない。 騎士を皮切りに駒たちが崩れていく。
女は、舌打ちしながらもドナルドのチェーンから慎重に距離をとった。大分あちらの戦力は削れたか――>>@30]
……哀れなヒト。 その気質をもっと別の方向に向ければ、そんな速さ(モノ)なんてなくたって英雄にもなれたでしょうに。
主の力を借りないと、その速ささえ出せないの。あぁ、なんて哀れ――
[ドナルドの激昂にはただ憐れみの台詞を向けるのみ。 しかし、その言の葉には微塵も憐憫の感情など含まれていなかった>>@31]
(306) 2010/03/19(Fri) 13時半頃
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同じ手は…二度も喰らわない。
[ドナルドの汗が蒸発して煙を作り出していく。 手早く風の術式で煙を払おうとするが……]
――オスカル?
[狭まりゆく視界に、ベネットの面影を持つ少女が現れる。>>293 鏡の世界での彼とは違うが、それがオスカルだと確信する。 何か接点があるのだろうか。銀の女性をとても気にかけている様子だった。 彼に声をかけようとするが、唐突に腕を掴まれ]
――え?
[腕を掴まれた瞬間。 きらきら。きらきら。 コートの下の鏡が、光輝(ひかり)を放つ。 次第に大きくなる光はオスカルとリンデルを包みこみ、後には何も残らない。
リル――と誰かの名前を叫ぶベネットの声が聴こえた、気がした>>301**]
(307) 2010/03/19(Fri) 13時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 13時半頃
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[熱で視界がぼやけ、思わぬ隙が生まれる。それを逃さず、暴走族《バッドカンパニー》の一人の放った木刀が、翔太の身体を横殴りにした。]
あぐっ!!
[魔力《マナ》に強化されたお陰でダメージは深くはないが、小さな身体はアスファルトへと叩きつけられる。 立ち上がろうと顔を上げると、爽やかな翠緑色の光>>286が降り注ぎ、身体を蝕んでいた大気が消え去って行った。]
な、何……? 『宝石(いし)の意思(いし)を操りし――時渡りの白鴉《シュトゥンデ・ヴァイスクレール》・ビアンカ。この次元に現れるなんて、奇跡もいいとこだわ。』
[リィンの声に導かれてそちらを見ると、いつの間にか穏やかな笑みを浮かべる女性が佇んでいた。彼女にかかれば隻眼の男すらも近所のやんちゃ坊主のようにひねられているようだった。]
(308) 2010/03/19(Fri) 14時頃
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あ、ありが……
[ビアンカへと礼を言おうと口を開いた刹那、リンダの指示で影の騎士が駆ける>>289。 しかし翔太の目には、未だその区別はついておらず、激しい混乱を呼んだ。]
どうして!?リンダさんも、あいつらの仲間……!? [当惑している間に、影の騎士《ナイト》は銀の女性を光に包み攫って行ってしまった>>293。 その姿に追いすがるベネットの姿>>301。立て続けに襲い掛かる冷気の塊>>296は辺りに霧を生み、男の香り>>@32と混ざり合うか。 目まぐるしく変わる状況に翻弄され、翔太はただ襲い掛かる敵を弾き飛ばすことで精一杯だった。そして視界が開けた後には――漆黒のタイヤ跡だけが残されていただろうか。**]
(309) 2010/03/19(Fri) 14時半頃
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【根性焼き《フォトケミカル=グリーンハウス=スモッグ》の中―――】
[チラリチラリと見え隠れする妹の姿を追ってベネットは走る]
リルッ!リルッ!聞こえないのかっ!リル―――!!!
「いくら声を張り上げてもそれはスモッグにまかれて相手に届かない。真っ白い世界では全然進めていない錯覚すら感じる。悪夢の中を走っているような感覚…――― そう、これは現なのか幻なのか…―――]
ッ―――――――――――――――!!!!!!!
[突然白い視界を切り開くヘッドライトの光。そして飛び込んでくるかのように現れる黒い影―――そしてブレーキの音は当然するはずも無く]
(310) 2010/03/19(Fri) 14時半頃
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(はねられる―――――――!!!!)
[目を閉じる事も出来ず、躰も動かない。そこに突っ込んでくる黒いバイク(>>@32) しかし今のベネットは質量を持たぬ幽霊―――躰に衝撃を受けるはずは無く、黒いドナルドの躰と銀のコリーンの躰がそれぞれベネットの体をすり抜けていく]
(311) 2010/03/19(Fri) 14時半頃
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ああああアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
[悲鳴は途切れる事は無く、しかし何故かドナルドがコリーンを縛っていた鎖にベネットの霊体をも絡め取る…
そして、彼の姿はドナルドと共に…そのまま河口湖へと消えた―――]
(312) 2010/03/19(Fri) 15時頃
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―――運命の羅針盤《コーディエライト》の針が、光を指し示すのか…闇を指し示すのか…それを運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》が知るのは、もう少し後の話になる―――
(313) 2010/03/19(Fri) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 15時頃
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>>302 ……ふん。きみの方こそ、簡単に言ってくれるじゃないか。 [しかし彼の詞に幾分、弦を弾くその指が軽くなったのは事実。ばさり、と翼をはためかせる。 眼下に消えゆく影たちよりも『もっとひどいの』が突っ込んで来たとしても、白く輝く結界《ヴェール》がそれを許さない――繋がれていた銀の乙女と幽霊は、湖に招かれるかもしれないが。] 生者と死者を統べる黄昏の王《クリムゾン・ハデス》……漆黒の王《モーリオン》……、 そして――神に愛されし乙女《フロイライン・グローリア》 ――まだ、終焉(おわ)らせない。 私の『喪われし詩』―――― ……*彼*の存在を確かめるまでは……!
(314) 2010/03/19(Fri) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 15時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 15時半頃
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[鏡の国へ帰るとき。 微かながら、誰かを呼ぶ声がしていた。
あの青年の声。 この姿を持つ少女は、リルという名だったのだろう]
くそ・・・!
[掴んだと思っていた銀は、そこにはいなかった。
―――間に合わ、なかった。
銀が誰かはわからない。 けれど、何時か会っていたような、懐かしい思いに駆られて。 永い刻の中に、埋もれてしまっただけなのかもしれない。]
(315) 2010/03/19(Fri) 15時半頃
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―物語よりも少し前―
え…? おにいちゃんバイトするの?
[あぁ、と軽く応える兄に、リルは幼い眉を顰める]
やだな…リル、おにいちゃんがバイトするのやだ 「大学に入ると出費が増えそうなんだよ。いい年して親にお小遣いせびるのも嫌だしさ」
[駄々を捏ねる妹の珍しい態度に、よく似た面差しの兄はふんわりと笑う。だが、彼女が兄のバイトを嫌がるのは、単に一緒に居る時間が短くなるからとかではなく、彼の身を守るのに不都合が生じるからだ。]
(316) 2010/03/19(Fri) 16時頃
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[兄は父子家庭と思っているが、本当は二人には両親は居ない。いや、この二人も兄妹でもない。兄が家族と信じている者たちは全て…《ユグドラシルの種》たるベネットを守る為に派遣された枢機院の執行員なのだ。―――そう、幼い姿の彼女もまた、その高いスキルにより選ばれた一人]
じゃぁ、リルもバイトする!
[幼い子の我侭を装いそう言ってみる。当然年齢的に絶対無理なのだが、年の離れた優しい兄は邪険にはしないだろう。現に今も少し困ったように眉を寄せている]
「リルにバイトはまだ無理だよ。バイト代が出たら、ケーキ買って来てやるから」 やだやだ!リルもおにいちゃんとバイトするー!するー!
[半べそをかきながら、駄々を捏ねれば結局兄は折れてくれるのはいつもの事。この日も結局両手を挙げて降伏のポーズ]
(317) 2010/03/19(Fri) 16時半頃
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「わかった。じゃぁ、リルが小学校に行ってる時間だけ。その時間だけバイトする。それならいいだろ?」
[リルが学校に行ってる時間は、父が兄の身辺警護をしている。それならまだフォローができる。きっとここが折り合い地点]
うー…わかったぁ。じゃぁおにいちゃん、ケーキ絶対よ?イチゴさんのやつね! 「はいはい」
[そこに広がるのは、穏やかな兄妹の他愛のない会話]
(318) 2010/03/19(Fri) 16時半頃
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[実の所、彼女は兄がどんな運命を背負っているのかを知らない。《ユグドラシルの種》というのも彼に対するコードネームに過ぎない。詳しくは枢機院の中でも読むのを限られている「アクハト写本」に記されているらしいが、カサルティリオの末端に過ぎない彼女にはその権限が与えられていない。
―――ただ彼を守り…時が満ちた時、河口湖へと誘う…それが彼女に与えられた絶対の使命だった―――]
(319) 2010/03/19(Fri) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 16時半頃
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―名も無き白い森《ヴェイスヴァルト》―
…………!?
[光輝(ひかり)に包まれ、思わず目を閉じる。 次に目を開けた時。 ――そこは、美しいがどこか生命力を感じさせない木々に囲まれた泉だった]
ここ、は…?
[泉から上半身を出した状態で女は呟く。 泉に浸かっているはずなのに、服が水を吸うあの嫌な感触は全くなかった]
オスカル…!
[ぱしゃり。 本物のと全く変わりのない水音を響かせながら泳ぐ。 リンデルは岸の緑の草の上に這い上がり、自分をここに連れてきたであろう者の名前を呼んだ]
(320) 2010/03/19(Fri) 18時半頃
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[青年の絶叫>>312を耳にして振り返ると、幽体の筈のベネットも、闇の鎖に絡まれ連れ去られてしまった。]
ベネットさん…!! 定型術式《シンプルエフェクト》−H 因幡の白兎《ホッピング・ムーン》!!
[ベネットと初めて対峙した時>>72と同じ術式を展開し、少年は宙(そら)へと跳び出す。 ジェットコースターのレールや建物の屋根を足場に、高く高く身を投げて、一つの箒星《シューティング・スター》と化しながら後を追った。]
(321) 2010/03/19(Fri) 19時頃
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―決戦の湖畔― [一度弾かれたくらいで怯む蛇ではないだろう。再び湖へ向かって来たならば、嘆きの河の水面がその姿を刺すように捉える。] ッ……、しつこい蛇だな……! お前は 通さないと 言ってるだろうがぁああああああああ!!!!!!!! [ざわり。] [蛇を見据える水面がざわめき。]
(322) 2010/03/19(Fri) 20時頃
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[宙に留まる純白(しろ)の足元に、何かが、浮かび上がる。 欠けゆく月と、満ちゆく月。二つの月が織り成す、蒼白い紋章《エンブレム》。 刹那。 ほんの一瞬だけ、胡桃色の髪が白銀(しろ)く煌めき。右の瞳には、金色の光が宿る。] [ ――ギャァアアアアン……ン ] [銀色に輝く弦を掻き鳴らせば、奏でられるのは竪琴の音色ではなく――とどろく、轟音。]
(323) 2010/03/19(Fri) 20時頃
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――組曲【聖戦】 序章 〜追憶《memorise》〜 [響く、轟く。終焉と始まりを告げる古の稲妻《エレキ・ギター》の音色。 富士山麓に響き渡るその旋律は、蛇の命とも呼ぶべき相棒《エリミネーター》を爆発させ、彼の四肢をも吹き飛ばし、白銀(しろ)き塵へと変える。 時渡りの白鴉《シュトゥンデ・ヴァイスクレール》ならば識っているだろう。その音を奏でられるのはこの世にただ独り――月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》、ただ独り。 しかし紋章《エンブレム》の中心に浮かぶ純白(しろ)の姿は彼女の識る“蒼”ではなく――――“暁”のもの。] ……っふ、名の通りの姿に成った気分はどうだね…… ガラガラ蛇《ラトルスネーク》? ――……っ [紋章が消え、竪琴《鍵》が光を失う。途端、左の翼も大気へと溶け去り、純白はその場にどさり、と*墜ちる*。]
(324) 2010/03/19(Fri) 20時頃
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…アリス。
[かけられた声に振り向けば、その表情は悔しげで]
だめだった。 つれて、いかれちゃった。
[銀。この物語の鍵を握る者の一人。 泉を見ながら彼女を思えば]
―――ああ、そうか。 彼女は“泉”だ。
[鏡のように滑らかに、美しい水…少年には必要な物。]
清廉の人魚姫、か。
[リンデル、ベネット、カルヴィンらをはじめとする、【運命の基礎となる9人<<シャダイ・エル・カイ>>】。 彼らに出会った事で、薄れて居た記憶は 少しずつ、少しずつ、蘇って来る]
(325) 2010/03/19(Fri) 20時半頃
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[オスカルの頭をぎこちない調子で撫でる。 表情はいつもの無愛想なそれだったため、端から見ればちぐはぐな動作に見えるだろう]
《泉のコリーン》……彼女の無事を祈りましょう。 河口湖には、強い力在る者《ジーニアス》たちの気配を感じます。 あの状態のドナルドが行ったところで、易々と突破できる相手ではない…。 ――まずは、あなたが無事でよかった。
…それにしても、なぜあの時私までここに?
(326) 2010/03/19(Fri) 21時頃
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小僧 カルヴィンは、牧人 リンダはどこへ行ってしまったのだろう…という疑問が、ちらりと脳裏を掠めた。
2010/03/19(Fri) 21時頃
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[一条の光となりながら河口湖へ降下する。その間にも、少年と秩序の鍵《コズミック・キー》との共鳴《シンクロ》率は飛躍的に増大していた。これまでに受けた加護の数々も、その助けとなっているだろう。 今や元は明るい赤茶の瞳は透き通った蒼となり、河口湖に集う数々の力の奔流も目にすることができるようになっていた。]
なんだろう…きっと強くなってる。 …けど…僕が、僕じゃなくなっていくみたい…
[知識や感覚を開花させるにつれて、気付き始めているのだ。少年――如月・翔太は、本当は人間ではないという、事実に。]
!!
[その時。 目の前で、蒼と白が、爆発した>>323。]
(327) 2010/03/19(Fri) 21時頃
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[頭を撫でる、やさしいてのひら。
ありがとう、と いつもの態度に似合わない礼をのべ]
どうして、だろう。
[アリスと話がしたかった?身の危険を感じた? どちらも、違って]
…判らない。ただ咄嗟に。
[意味のない行動はよく取るけれど。 今回ばかりは、自分でも不思議に感じて仕様がなかった]
(328) 2010/03/19(Fri) 21時半頃
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[不可思議に思っていれば、何かが自分に囁きかける。
ボクは。 アリスを 想 へ れて行き そして しき を たかった―――
大事な部品が虫食い状態で もどかしい事この上ない。
けれど最後の一言だけははっきりと判った。]
―――“目覚め”は、近い。
[思わず声に出してしまっただろうか]
(329) 2010/03/19(Fri) 21時半頃
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ぐあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[相棒《エリミネーター》共々、四肢が爆散。 称号《コードネーム》の通り、蛇のような。]
足が……足がァァァァ!!風よりも、誰よりも 心地よい世界に行くための……足がァァァァ!!
[しゅるしゅると暴走族の旗が彼を取り巻く。 刺繍で偽装されているが、輝くのは禁呪の印。]
ひでぇことしやがる!! 赤の他人が攫われようってだけで、 何しゃしゃってきやがる!?テメェらには関係ねぇだろ!!
(@33) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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咄嗟に、ね。でも…素直なのはよろしい。
[ぽつりと呟き、オスカルの頭から手を離す。 改めて辺りを見回した。
小鳥のさえずりも、動物たちの鳴き声も聞こえない。 思い出したかのように、どこからか吹くそよ風が緑葉を撫でていく。 しかし。聞こえてくる音は、たったそれだけ]
――なんて無機質な、箱庭(せかい)。
…あなたには駒《シャウーフィガー》がいるけれど、彼らでは話し相手にはならないでしょう。
こんな箱庭(せかい)に、今までずっと孤独(ひとり)でいたの?
[オスカルに尋ねてみるが、直後彼の口から突然発せられた言葉に目を丸くした]
どうしたの、オスカル。 “目覚め”…って。
(330) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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許さねぇ…許さねぇぞ!俺は誰にも止められねぇ!!
[旗に隠された印が光る。 それは下級禁呪の印。解き放てば、二度と戻れぬ片道切符。]
男の勲章・蛇の魂《メタモルフォセス=ヨルムンガンド》だッ!! テメェらまとめてボッコボコにしてやんよ。
夜露死苦ゥ!!
[ドナルドの体が爬虫の鱗に覆われていく。 使ったが最後、もはや彼は大蛇として生きる他はない。]
(@34) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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小悪党 ドナルドは、這うように河口湖の方へ向かい、結界にパチキをかます。
2010/03/19(Fri) 22時頃
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[ガン!ガン!ガン!
大蛇は結界に向かって、一心不乱の頭突き。 そのたびに、頭部の鱗が剥がれていく。 堕ちた音の主を、風を奪った奴を睨みながら。
しかし、その動きは心なしか鈍い。 ビアンカの氷塊の一撃は確かに命中していた。 尻尾の方から、じわりじわりと凍り始めている。
蛇は変温動物なのだ。]
(@35) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 22時半頃
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―決戦の湖畔―
『この紋章《エンブレム》……月詠の民《ルナ・イリューシュカ》のもの。 やはり、集い始めているのね…【運命の基礎となる9人<<シャダイ・エル・カイ>>】が。』 リィンは相変わらず何を言ってるか、よく分からないね。 けど、戦いはまだ終わってないよ。目の前の敵に集中して。
『わ、分かってるわよぅ!』
[目の前の敵は禍々しい禁呪の瘴気を撒き散らしながら一匹の大蛇へと変貌する。 しかし蒼の目はぴたりと標的を捕らえ、その心も凪いだ水面のように静かだ。]
当たれぇッ!!
[ ガィン!ガィン! ビアンカが凍らせた尾に光弾を当てれば、そこから尾は砕けるだろうか。]
(331) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[結界を張っていた主が倒れたことで、 そもそも次第に消え行く運命だったらしい。 何度目かのパチキで、結界はパリンと割れた。]
…………ヴァー。
[口から紫色の煙を吐きながら、河口湖へと向かう。 今のドナルドの理性は、「河口湖へと向かう」、 これを目的と認識している。 凍り行く爬虫の身体。]
(@36) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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……ヴァー!!
[凍った尻尾が崩れる。それは身を離れると土くれに。]
ヴァー!ヴァー!!
[土に帰した部分には、何らかの銘が見える。 擦れていて、読めないであろうが。
彼は最初から土人形《イミテーション》だったのだ。]
(@37) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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やるねぇ〜 セシルぅ〜
[ ライダーの相棒《エリミネーター》が爆散するのを確認し、 これは楽チンとばかりに軽口を叩く。 しかし、どさりと倒れ墜ちるセシル(>>324)を観て、慌てふためく。 ]
ちょっ、俺一人であれの相手をするのか? 冗談きついっつぅの! 早く来てくれ、魔銃の少年!
(332) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[蛇の息《ヨルムンガンドブレス》
紫色の煙が辺りに放たれる。]
(@38) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[オスカルと少し言葉を交わした後だったろうか]
――ガラガラ蛇《ラトルスネーク》が、まだ生きてる…? このままでは――
ごめんなさい、オスカル…地上の戦力も気がかりなの。 一旦向こうに戻る。
[翼の蒼をいっそう輝かせて駆ける。 そして、泉に豪快な音を立てて飛び込んだ]
(333) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[ ガィン!ガィン! 魔銃を持つ少年の到着(>>331)に、ようやく落ち着きを取り戻す。 ]
オーケー! 後は蛇≪ヨルムンガンド≫がくたばる前に、全てを見通す魔眼≪アイズ・オブ・ラプラス≫で事の顛末を聞き出してやる!
[ だが、結界を破る蛇≪ヨルムンガンド≫(>>@35)を観て、再度慌てふためく。 ]
ちょっ、待て待て待て… えぃ、ままよ!
(334) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[少しずつ崩していても、蛇は尾を切り捨てながら湖へと進んでしまう。 ガラガラ蛇《ラトルスネーク》の後を追い>>@36、崩れた結界の中へと飛び込んで行った。]
ちょっとずつじゃだめだ……間に合わない。 もっと力を…もっと強い力を……!!
[近くの大樹の頂点へと降り立つと、溢れる魔力を練り上げて、銃へと送り込む。最後部に埋め込まれている宝石がそれを受け止め、紫電を走らせた。 しかし蛇の息《ヨルムンガンドブレス》が、蛇の姿を覆い隠すだろうか。]
また目くらまし…!?もう!
(335) 2010/03/19(Fri) 23時頃
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―河口湖―
[ザアッ――]
[その音は、水面に浮上した時の飛沫ではなく。 リンデルの翼が風を切る音。 河口湖も鏡と同じ扱いなのか、女には水の感触を感じなかったようだ]
…翔太!
[魔銃で応戦している彼に、大きな声を出して呼びかけた。 近くの邪眼使い《イービルアイ》の男の存在も見留める]
(336) 2010/03/19(Fri) 23時頃
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全てを見通す魔眼≪アイズ・オブ・ラプラス≫!!!
うっは、全然止まる気配がねぇ!
[ 後は蛇≪ヨルムンガンド≫との根競べ。 魔眼に全てを集中させる。** ]
(337) 2010/03/19(Fri) 23時頃
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|
――……ッッ…… しま、…… [パリン、と結界の敗られる音>>@36を聴く。身体を起こそうとするも、視界に入るのは、廻る、世界。] …………やはり、まだ………………―― [鍵だ。 鍵に、縛られている。] ―――― 『 』 [*ブラック・アウト*。 呟いた詞は再び訪れし聖戦の幕開けの音色に、消える。]
(338) 2010/03/19(Fri) 23時頃
|
|
[呼び声で、我に帰っただろうか]
…あ……
[声に出してしまって居た事に気付き]
…きこえたの。 何の事かは…ボクにも、わからないや…
[そう答え終わるか、終わらないかのうちに。 彼女は戦場へと帰ってしまう]
―――嗚呼。
[つぶやきと、残るは静寂。この世界のあるべき姿。 しかしそれは今までよりも 酷く寂しく感じられて。
映し手<<アリス>>を追うべきか、否か?]
(339) 2010/03/19(Fri) 23時頃
|
|
ずる……ずる…。
[斬れた尻尾に絡まったチェーンを引き摺りながら、 湖の方へゆっくりと這っていく。 チェーンにはコリーンと幽霊が絡めとられている。]
「俺が何をしたっていうんだよ……。 他人のアマ一人いなくなったところで、 テメェらの人生に何の障りがあるんだよ。」
[邪眼《イービルアイ》を通して、そんな言葉が伝わる。 紫色の液体と煙を吐き出しつつ、湖へと這う。 この形態になっても、蛇の武器は毒ガスと毒液。 パリパリと、凍りつくのは進行している。]
(@39) 2010/03/19(Fri) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/19(Fri) 23時頃
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[まぼろしは、儚い。
蛇に送る駒たちは、次々と霧散する。
かと言って。直接向こうに行くには、 時間も肉体も、足りない。
世界からの拒絶。 存在しない存在。 …前の奴もそうだった。 彼らは、ボクを受け入れようとはしない。
ボクらは何もできないのだろうか?]
(340) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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やっぱり、あなたは哀れな人形(ヒト)ね。
[前同じことを言った時と同じ情のこもらない表情で、ドナルドに向けて言霊(こえ)を紡ぐ。 しかし、ベネットの幽体まで引き摺られているのを見てわずかに表情を変えた]
ベネットまで、なぜここに…? いいえ、そんなことより。あのチェーンを、なんとかしないと……!
(341) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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|
[鳥の羽根が散るように。 魔導兵装の蒼き翼はひとつひとつ別個の羽根となり、女の周囲をくるくると旋回する。 炎の力を纏ったその羽根の色は――朱]
炎翼刃《フラム・フリューゲル》!!
[朱の羽根は全てが異なる不規則な軌道を描きながら、刃となってドナルド目指して飛んでいく―― 正確には、彼が引き摺るチェーンを目指して。 他が撃墜されようと、たった一つチェーンを焼き斬る刃があればいい]
(342) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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[繰り広げられる戦い。この戦いが終われば自身は解放されるのだろうか?この中に自身の主となる者がいるのだろうか――?哀れな蛇を見遣る瞳は自然への想いと生きとし生けるものたちへの憐れみがたたえられている]
(343) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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[このままま水が汚されれば、 ボクの住家も狭くなる。
と、泉の向こうを見て。 アリスの意図に気が付いた]
そういう、こと。
[またいつものように、くすくす笑い始め]
戦いはできなくとも、安全確保と回収くらいならするよ。
くすくすくす…
[ベネットの身体に、触れた]
(344) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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「あの御方のご所望は―人魚の……。 人魚の……生き…。」
[情報にプロテクトでもかかっているかのように、 そこから先はなかなか見ることができない。 朱の羽根は、動きが緩慢な蛇のチェーンを引きちぎった。]
ヴァー!!ヴァー!!!!!!!
[低体温、今度は高温。変温動物である蛇は、 急激な体温の変化に耐えられない。 ずしん、と地面に倒れこんだ。]
「俺の……俺様の願いは…。」
(@40) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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―ただ、風とひとつになりたかった。
[さらさらと蛇の鱗が風に舞う。 まるで桜吹雪のように、次々と。]
テメェらも哀れだな……俺もか。
[そのとき、彼も何かを悟ったらしい。 急激な体温変化によって、ひどく衰弱している。]
(@41) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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[冷気の塊がドナルドにぶつかる(>>296)。その手応えは感じたが、動きを止めるには至らなかったようだ。だがビアンカが次の行動に移る前に、ドナルドはコリーンを拘束したまま捨て台詞と共に掻き消えた(>>@36)]
……ふう……久しぶりの実戦はやっぱり堪えるわねえ。
[どこからともなく取り出した扇子で男の残り香を払いながら、しかしその表情は先刻と変わらず穏やかである]
(345) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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オスカル!!
《泉のコリーン》と、ベネットを、遠くの安全な所へ…!
(346) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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――リンデルさん!?
[河口湖に佇むリンデル>>306の姿に、はっと振り返る。湖畔には魔眼で応戦する男の姿>>337も見える。 魔の翼を持つ彼女は、炎の羽を散らして鎖(チェーン)を壊そうとしているようだった。それが叶うなら、ベネット達は逃げ延びる事ができるだろうか。 彼女が敵であれ味方であれ、チャンスは今しかないと、判断した。]
……っ、今、だ!!
(347) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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[彼の鱗はすべて風と共に消え去っていった。 残ったのは、ドナルドの形をした土人形《イミテーション》。 その人形の口から、ひどく小さな一匹の青大将が出ていった。]
(@42) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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固有術式《パーソナル・エフェクト》ッ!!
−神槍の雷撃《ブラスト・ディ・グングニール》――――!!!
[息も絶え絶えの蛇>>@41へと、必殺の一撃を叩き込む!!]
(348) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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[湖面より現るは例の少女。 翠の瞳を、崩れ行く大蛇に向けながら]
ありがと、ね。くすくすくす。
[宝石使いに一礼した。
回収した彼らは、気を失って居るようで]
―――<<Spiegel Kaefig>>!
[またしても、本来の用途とはズレた使い方。 銀と、幽霊と、少年と。3人は光に覆われ、鏡へと帰っていった]
(349) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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双生児 オスカーは、言われなくても、と。去り際に湖から聞こえただろうか
2010/03/19(Fri) 23時半頃
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ガッシャァァァァァァァァァン!!!!
[必殺の一撃を食らって、残された土人形は粉々に砕け散る。 どんなに腕のいい人形職人でも、もう元には戻せない。 土人形の破片は、風に舞い「風になる」。 あとは、一匹の青大将が野生に帰っただけである。]
(@43) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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[――その時、女の髪が泉のように伸び、溢れる。束縛から逃れども運命からは決して逃れる事のない泉は、大地を見据えた]
――完殺を、観察します。
我の名は、泉のコリーン。
我が主となるべき方は――
[その声は決して音にはならねども、導かれゆく8人の者たちの魂に響くだろう**]
(350) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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[白と黒とが、交互に続く空間。
彼らが目を覚ませば、きっと目に入るのは2色のみだろう]
これは持ち主に返すべきかな。くすくす。
[霊体の側に、生身の身体。 勝手に戻っていくと言うことはないらしく、全く同じ人間が二人並んで居る様は実に奇妙だ]
けど、そしたらどうしよう。 ボクはあっちに出れなくなっちゃうな。
くすくすくす…
[いつものように、笑う、笑う]
(351) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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双生児 オスカーは、銀に向かい、「あれ、大事なところだったかな。だけど安全確保が最優先だよ。くすくす。」 と。
2010/03/20(Sat) 00時頃
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[全力の一撃に、肩で呼吸を繰り返す]
……やったね、リィン。
(352) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 00時頃
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[ 蛇≪ヨルムンガンド≫が力尽きる寸前、その刹那、 土人形《イミテーション》が観る走馬灯を共有する。 ]
(良かったじゃないか… 風と一つになれて…)
(353) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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小僧 カルヴィンは、全身の力を使い果たしたのか、リィンを抱きしめたままふらりと倒れ込んだ。**
2010/03/20(Sat) 00時頃
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[一陣の風が、立ち尽くす老女を包んだ]
[湖畔から聞こえる旋律《おと》を聴いた] [散りゆく蛇の願い《こえ》を聞いた]
月夜――暁――夜が、明ける――
(354) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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[これは、彼らの安全を確認した後のこと。
名もなき白い森に、少年はひとり。
主の呼び掛けを待って居るのだろうか]
くすくすくす…
[笑いが止まらない。 これから何かが起こる。 そんな期待に、胸を踊らせて]
(355) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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