252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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─ ちょい前・新聞部部室 ─
え。おれセンセーはできないよ。ばかだし。
[肩ぽんぽんくらいならだれでもできるからね。 でもついでに肩叩いとこう。おつかれさま。]
にあうのはわかるよ、おれイケメンだから。 でもこの方が都合いいことおおいんだ。
[言葉を濁らせたのは先ほどの一回だけ。 あとはいつもの減らず口。
切ることがあったらよろしくねって微笑み>>160にそう告げた。*]
(0) 2016/08/24(Wed) 14時半頃
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あばばば、え、なに、どしたの。 なんのはなし??理事ちょーのゴマがなんて???
[なんだかめちゃくちゃ揺さぶられてる>>161。 とくに抵抗もせず上体をがっくんがくん揺らしながら、思い当たる節があれば、放送があった際に気にしていた生徒らしき名前。
何にしたって理由がさっぱりだけど、]
?? そーなの?先生やになった??
[こってり首を傾げた。*]
(1) 2016/08/24(Wed) 14時半頃
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─ 廊下 ─
[どうやら調べごとは終わったらしい。 リクエストがあれば勿論お手手は繋ぎましょう。
表情の冴えない相手>>162をよそに、ぶーらぶら繋いだ手を揺らしていたもんだから、彼女が窓際へよればそれに半ば引っ張られるようについてくことになる。]
まーうちの副顧問だし。
[それなりに交流はあると肯定する。
続く話を待つように首を傾げていたものの、彼女の疑問が先へ進むほど首の角度は深まっていった。]
(2) 2016/08/24(Wed) 14時半頃
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あー。そゆこと? 野菜もらってんのがよくないのかとおもった。
おれ学校くらくなってから先生と会ってないけど、 あのひとわりといつもそんなかんじだよ。
[最後まで聞き終えるとうーんうーんって首を捻って記憶を辿ってみれば、まあ、常日頃から慌てたとことかそんな見たことないし。おれからすれば、違和感を抱くような印象ではない、けれど。]
気になるならききにいく? ほんとに何か知ってたとこで見物してるだけなら害ないしどっちでもいーとは思うけど。
きいて答えてくれんならほっとくよかいーだろ。
[彼女の疑念に肯定も否定もしない。 何せ頭はそうよくないもので。*]
(3) 2016/08/24(Wed) 14時半頃
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[さてはてそのまま職員室へいくか本当に某教師を探しにいくかは、同行している教師に任せるとして。
もはやご恒例となりつつある放送の音>>#0に一度顔を上げた。 その前のチャイムにはちょっとびびったけどね。
今までよりは何処かゲーム性に欠けた内容でもさして思うところもなく、]
先生おれとダイビングする??
それともまだここにいたい?
[ちょうどお手手を繋いでるもんだから、軽々しいノリで誘っておくよ。*]
(4) 2016/08/24(Wed) 14時半頃
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[迷惑をかけられているとも、頼られているとも思ってなかったものだから、弱々しげな弁解>>5には、ただ首を傾げた。さっきからどうも首傾げまくってる。そのうち折れるかも。 男の子ですから頼りにされるのは悪い気はしないんだけどね。
きっと赤らんだ顔ももう少し明るければよく見えたんだろうけど。]
うーん。そもそもなんだけどおれ、 現状に関してはかえれーねーのかよざけんな。 くらいにしか思ってないんだよね。
暗いのとか急にびっくりすんのがこわいだけでおばけは極論どーでもいーってゆーか…、
[体力も知力も省エネ設計。 ゆえにさほど高くない思考能力を働かせれば自然と眉間にしわが寄った。]
(28) 2016/08/24(Wed) 19時頃
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だからたぶん先生の不安がわかんないだけで、 わけわかんないからピリピリすんのはふつーだとは思う。
[何も彼女が過敏すぎるわけでも、考えすぎなわけでもない筈。 実際に自分ルールの中にも幽霊なんて存在してない。 異常事態なのは既に明白で、ただそれに関しての受け取り方に誤差が生じているだけの話。
これまで彼女が語った情報の量や調べごとに熱心な様子、次々とでてくる考察から、ずいぶんと現状について考えているだろうことは、短い時間ながらにじゅうぶん伝わってきた。
それに応えられるものがなにひとつないのは情けない話ではあるが。 だからこそ彼女の推理の数々にはとくに口は挟まないでおいた。]
(29) 2016/08/24(Wed) 19時頃
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あれ。 先生も音楽の先生みたいに手離しちゃいそう?
[“満足させられない”>>8、そう溜息をついた彼女が何を思ってそれを口にしたのかは分からないけど。わからないから適当な言葉でわらっといた。
そこでようやく繋ぎっぱなしだった手を離したのだとおもう。*]
(30) 2016/08/24(Wed) 19時頃
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[職員室でもとくにやることのないおれとしましては、突っ立ったままのまさに木偶の坊と化していた。
そんな役立たずの手を握って感謝>>23してくれる様を見る限り、やっぱり教師向いてないなんて思わないんだけどな。]
ほんとにだいじょー、
[ぶ。 心配の言葉は半端に途切れる。だってだって。]
(31) 2016/08/24(Wed) 19時頃
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ぷりんね!!!!
[屋上ダイビングを決行しても構わないと思ってはいたものの、宿直室よってプリン食べる時間くらいあるだろう。あるよ。あるに決まってる。
そんなわけで聞くや否や職員室から飛び出して、]
ごめんおれ携帯もってないからわかんねー。
じゃー行ってくるから迷子なんないでね。
[いっぺん飛び出た廊下から戻ってくると、矢継ぎ早にそう告げて、そして再び暗闇の先へと去っていった。*]
(32) 2016/08/24(Wed) 19時頃
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─ 宿直室 ─
[ッバァァン!]
やっぱ廊下ひとりこえーな!
[扉を勢いよく開いた音と同時に泣き言の叫び。 怖かったからここまでめっちゃダッシュしてきたので、室内に人の姿があればすこし安心するぼくでした。]
やあ。おれがきたよ。
プリンだからよんでこいっていわれた。 以上。
[そして去った。*]
(33) 2016/08/24(Wed) 19時半頃
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調理室――――…
[突入しては飛び出した宿直室からかすかに聞こえたツッコミ>>41に伝えそびれた場所を叫んだが、その声も廊下をフェードアウトしていったろう。 歩いて行けという教師の注意>>44は確実にきいていなかったのだろう。
本来ならそのまま調理室へ駆けつけるはずだった脚は、鳴り響いたチャイムの音>>#9に一度ぴたりと止まった。]
(112) 2016/08/25(Thu) 08時頃
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…あーあ。
[たぶんコレが刻限を示す鐘。 どれだけ時間がたったかなんていまいち実感がない。ずっと暗いままだし時計も見ちゃいない。
それでもただ取り残されていく現状に焦燥感がないわけでもない。
歩みを再開した足は、なんともなしにそれまでの別の方角へむかっていた。*]
(113) 2016/08/25(Thu) 08時頃
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─ 屋上 ─
[どうせ間に合いはしないとちんたら歩いて辿り着いた屋上には、きっと案の定、誰もいなかった。
普段すらさして用もなく近寄らなかった屋上は、暗さも相俟って余計に馴染みが薄く感じられる。
スカイダイビングは果たしてきっちりと決行されたのか。 よじ登ったフェンスの外から見下ろした世界はただ黒い。
景色も見えない。空だって見えない。 地面も見えない。何も見えない。 ばかみたいに真っ暗なだけ。
あまりに暗すぎてここが本当に高いのかすら分からなくなりそうだった。]
(114) 2016/08/25(Thu) 08時頃
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これ今おちたらどーなんの?
[フェンスを握った指先に力をこめる。 ちなみにおれの握力>>43は企業秘密だ。
ポッケに突っ込んでいた懐中電灯で階下を照らしてみたところで、やっぱり校庭なんて見えやしない。 フェンスから手を離せばポロっとその暗闇の中に転がり落ちるに違いないが、行き着く先は硬い地面かはたまた別の何処かか。
そもそもあのチャイムが鳴る前に駆けつけていればこんな所から落ちても地面にぶつからなかったなんて保証もありゃしない。 元の世界に戻ったなんて連中だって本当に戻れたかなんて知りもしない。
考えたところで何もかも杞憂。 ──だったら何も考えなきゃいい。]
(115) 2016/08/25(Thu) 08時頃
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[来た時同様フェンスを這い上がって戻れば屋上のコンクリの上へ腰を下ろした。]
今日の夕飯なんだったのかな。
[気になるのなんてそれぐらいだ。**]
(116) 2016/08/25(Thu) 08時頃
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