291 Fate/Goddamned Omen
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[銃弾の雨、掃射の段幕。その前に盾を広げ、恐れることなく突き進んでいく少女>>4と、付き従う神霊。その様子を神都の中枢、奥の奥から見つめる目は、どこまでも冷徹に、しかし、微かに憐れみにも似た色合いが混じったことに気づくものは、彼ら自身、ローカパーラの他にはない]
そうか。君は死を恐れないのだな。アバターが外の世界にあるか分からないが、あの足は恐らく、戦闘用にあえて仕込んだものではないだろう。二本の脚すら満足に取り次げない文明に僕達のごときアバターがあるとは思えない。
[最前線で戦っていたザーゴからの通信が途絶え、シュメールの人間達も大半消えた。神都の力とて大幅に削られているし、ラクシュマナと交戦しているもう一人の神霊>>31にも気を配らねばならない。]
(36) 2019/02/19(Tue) 01時頃
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これ以上は許されないことだ。 20万の都民を巻き込んで、いかなしてカルマの支配する人類唯一の理性の都と呼べるだろうか。
[これは戦争だ。ヴィマーナの砲塔が彼女らを向く。太陽水晶の反応が励起し、太陽を燃やす力にも似た水素融合による熱反応が励起していく]
充填率80…90。
猶予はないか。 今度こそ仕留める!!
[二度目となれば、何らかの対策は施しているかもしれない。故に先を取る。収束した光が、魔術師の少女と、付き従う生と死の狭間にある英霊を向け撃ち放たれ……
神都の一隅に、再び生あるもの全てを凪ぎ払うごとき光と熱量がはしった**]
(37) 2019/02/19(Tue) 01時頃
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[インドラの矢は炸裂し、魔術師の少女>>63と、傍らの死の気配色濃い神霊を巻き込み、そのまま飲み込む…のだろうか。
地上のドローン達はほとんど吹きとばされ、シュメールの人間達も、最早少ない生き残りが神都の中に退避するのみ。
さらには、伝承の時代、ラーマヤーナの叙事詩に語られるのみの、本物の神秘の矢と、それを迎え撃つ本物の神霊の振るう権能のごとき力。]
ああ……そうか。なるほどな。 僕達は勘違いしていた。
(81) 2019/02/19(Tue) 20時半頃
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魔術師の少女一人片付けて済む話ではなかった。
これはもう、とっくに…或いは最初から、人間達にどうにかできる事態ではなかったんだ。 僕達が相手しているのは、異なる世界の神霊だ。
判断誤りだった。シュメールの人間達も、ドローンも、時間があれば再生はできる。 だが、神都の人間達にこれ以上を強いるのは…
[ふっと諦感にも似た表情を漂わせ、フェルゼは虚空に向けて話しかけた]
ローカパーラの一員として、議案決議を要請する。
議案内容は、シュメール全構成員及びドローンの防衛戦よりの撤退指示…
(82) 2019/02/19(Tue) 20時半頃
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及び、僕達ローカパーラを、一個戦力として防衛線に投入する。
[光で何も見えなくなったモニターを前に、議決を要請する。
すぐに決議は出た。ーーー賛成8、全会一致。*]
(83) 2019/02/19(Tue) 21時頃
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[いまだ、モニターの外の光景は見えないまま。 しかし、むしろ遅きにすぎるかもしれないほどの時、 議案が承認されれば、ゆっくりと席を立つ。
もう一つの戦いの場にあった、残る英霊、ラクシュマナ…あるいはシェーシャ。>>91その戦いの行方がどうなったか、とふと思う。ザーゴからの連絡もない。
神都の兵力はあるが、神霊相手には最早傷口を広げるだけだろう。]
………ラクシュマナ様。
[虫の知らせかのように、ぽつりとその名を口にした。]
後は僕達にお任せください。 貴方でも些か苦戦してきた相手に、僕達がどこまでやれるのか、とも思いますが。 ええ、やってみせますよ。僕達”ローカパーラ”は。*
(92) 2019/02/19(Tue) 22時半頃
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ローカパーラは正に世界の守護者の名を冠しているということを。
その意味を、奴らは知るだろう。
[フェルゼ・ヴィシュヴァルマンはそう言い残し、最早司令塔としての役割を終えた管制室を後にする*]
(93) 2019/02/19(Tue) 22時半頃
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ー神都ディーヴァナーガ内部ー
[人類の歴史上、これほど巨大な建造物があっただろうか。 始皇帝の陵墓、阿房宮、クフ王のピラミッド、あるいはラサ・ポタラかブルジュ・ハリファ… あるいはこれほどの文明都市があったろうか。ローマ、サマルカンド、インカ、長安、ロンドン、東京…
清潔な白亜の石畳、清らかな水道の流れる街路、厳密な都市計画の元に作られた事が人目でわかる、整備された街並み、砂漠の中央と思えないほどに空調を整えられた、清浄な空気…
そこには、今や誰もいなかった。どこまで行っても路地に行き交う人々は誰もおらず、建物の中に潜み、怯えるように隠れている。若若しさの溢れる肉体で何度目かの人生を謳歌する人々も、今の肉体とともに輪廻の輪を外れることを望み残りの生を噛み締める年寄りも、これから生の喜びを存分に味わうために生まれてきた幼子も、常にはカルマ値の低さから職にありつけず、カルマを蓄えるちょっとした方法としての他人からの施しを生業とするような物乞いも、そこにはない。
ただ、侵入者を告げる有線での警報と、屋内退避を呼び掛ける街頭モニターからの緊急放送が静謐な都に響いていた]
(98) 2019/02/20(Wed) 01時頃
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[都市の中央には天に向けて巨大な樹木が伸びていた。幹は規則正しくひび割れ、何か無機的な感じさえ漂わせる。 神都のドーム表面にも根を伸ばしているそれは、天に向かってどこまでもまっすぐ伸び、しかも上に行くほど僅かずつ太くなっていた。
まるで、もっと上に本当の幹があり、今見えるそれはただの根でしかない、とでも言わんばかりに。
シュメールの構成員達も、監視ドローンも、本来最終防衛手段として温存されているはずの人造悪魔も、何も出てこない。
そして、彼女が市街地を抜け、プラント群を抜け、ディーヴァナーガの中枢区画の前の巨大な樹脂張りの扉の奥に足を踏み入れたとき、彼の姿を目にしただろう。]
(99) 2019/02/20(Wed) 01時頃
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[そこは何もない、ただ広大な吹き抜けの金属張りの部屋。 樹脂張りの床の下には巨大なサーバーが無数に連なり、それが巨大電算機構”ヴェーダ”のほんの一部なのだと知れるだろう。
銀髪の中性的な姿をした、ホログラム越しに見ただけの人間がそこに立っていた。
巨大な空間のはるか後ろの暗がりの奥にはさらに巨大な金属張りの扉があり、そこがヴェーダの中枢部分、すなわち聖杯の在処だと、カルデアとの通信でか、直感的にでも、知れただろう]
(100) 2019/02/20(Wed) 01時頃
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ようこそ、神都ディーヴァナーガへ。異なる歴史からの闖入者よ。
こうして会うのは初めてだね。
改めて自己紹介しよう。僕はフェルゼ・ヴィシュヴァルマン。 この神都ディーヴァナーガの治安を維持する統治機構シュメール、君達が葬ってきた人間達の長だ。そして、ディーヴァナーガを治める最高意思決定機関、ローカパーラのうちの一人でもある。
……だが、今の君達にはこう言った方が分かり良いかな?
(101) 2019/02/20(Wed) 01時半頃
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僕達はサーヴァント、アルターエゴ”ローカパーラ”。
君達を葬る”神霊”だ、とね**
(102) 2019/02/20(Wed) 01時半頃
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[魔術師の少女の驚いたような声が響く。>>122それは確かにそうだろう。最初の時点でサーヴァント反応を分析しても、反応は現れなかっただろうから]
そう、君たちの言うところのサーヴァント、リジーさんやラクシュマナ様と同じもの…といっても、そうなったのはほんの先ほどだけどね。
僕達ローカパーラは、神都を管理するためにヴェーダの中に組み込まれた人格AIだ。 かつて最終戦争の後に神都を作ったローカパーラの8柱神は、世界の裏側へと去った。けれど、神都のカルマ至上主義は、人間達自身に管理することは難しいと考えたんだろうな。去り際に、自分達の神格をヴェーダ内のAIとして残していったんだ。人ならともかく、神格を情報として残すのは難しいから、不完全な再現ではあるけれどね。
以来、それぞれ別の役割を担い、このフェルゼ・ヴィシュヴァルマンの肉体を交互に利用している。
今話している僕と、最初に君達と話していた「私」は別物だ。都民のサンガナーカの方や、資源管理専門の担当もいる。
(125) 2019/02/20(Wed) 07時頃
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つまり僕らは神霊そのものではない…が、ここにきて聖杯が呼び出した>>3:178。他ならぬ僕達自身を触媒として、僕達という神霊をね。
ここに迎え入れた理由(>>123)かい? 簡単さ。都の中で戦えば都民に被害が出る。 この部屋は、ヴェーダを護るため、核の直撃にも耐えられる合成樹脂で作られている。
君達と全力で戦えるのはここだけなんだ。
[その言葉とともに、霊基の質量とでも呼ぶべきものが膨れ上がったのがカルデアではわかっただろう]
(126) 2019/02/20(Wed) 07時頃
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さて、そろそろ始めるかい。
どちらの方が生き残るにふさわしいか、決める戦いを……!**
(127) 2019/02/20(Wed) 07時頃
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