227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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― 森の中 ―
[それから、どれくらいの距離を歩いただろう。暫く歩いて立ち止まったのなら、森の中の大きな木に背を預け、ゆっくりとした息を繰り返し。 軽く目を伏せてじっとしていたのなら、血の滲む程に握り締めた拳が緩むくらいには、落ち着いてくれはしただろうか。
そうして、漸く深く、長い息を吐き。 チキチキと爪を鳴らしながら、うんざりとしたように爪の先を解き、本日二度目の言葉をぼやく。]
……珈琲が、飲みたい。
[左手の親指と、人差し指と、中指と。その間に糸を伸ばして一つ一つ編み込んで行き、小さな小さな巣を作り。 さて、此処から如何したものか、と。男の思考は、何時だって自分が中心だ――当然だろう、この場に身内の一人もいれば対応は変わっただろうけれど、今迄に会った者達は皆男にとっては"赤の他人"なのだから。]
(24) 2015/06/22(Mon) 14時頃
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[ひらり、……ひらり。 そんな時に男の近くへと寄ってきたのは、一羽の美しい白い蝶。 羽を揺らして不規則に飛ぶその小さな命に目を細め、指先に作った巣を軽く掲げてやれば……嗚呼、可哀想に。 其処にあるのは先程のように蜜を求めて飛び回る、可憐な蝶では既になく。 いとも簡単に巣にかかり、もがき苦しむ唯の"餌"の姿。
そうなってしまっては、もう男の興味は蝶には向かない。そうなってまでも興味が向くのは、この世でただの一羽の"蝶"だけだ。 指にかかった巣を、蝶の羽ごと指先で丸め。無残にも地面に放られた餌には二度と、視線を向ける事は無く。]
(25) 2015/06/22(Mon) 14時頃
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……俺は、"不思議の国のアリス"。 このゲームが、"不思議"と"鏡"で別れているなら……此方側は、"時計ウサギ"と"チェシャ猫"か。 帽子屋と三月兎は、よく分からん。
しかしあの少年が"赤の女王"なら、此方側にも"ハートの女王"は居るのかな。
[先程見えた、白い長い兎の耳。そして未だ瞼に残る、あの特徴的な"チェシャ猫の笑み"。 恐らくこの二人は、一応は味方と思っても良いのだろうと。心から信用する訳では無いが、取り敢えずの位置付けを頭の中へと作って行く。
そうして思い返すのは、あの山羊の言葉。
"その為の武器はくれてやる。願え。 その為の能力もくれてやる。選べ。"
耳に残るその声に眉を寄せつつも、この言葉の意味を考えつつ。 "願い選べば勝手に与えられるとでも?"と半ば馬鹿にしたような心境で、それでも暇潰しがてら何かの武器でも思い浮かべてみようか。
――とは言っても、自分が扱った事のある武器なんて拳銃くらいだ。しかも、そう回数がある訳じゃあないから自信があるかと言われれば、はっきり言おう。無い。欠片も無い。 他には、メス位だが……果たしてそれは、武器と言えるのかどうか。]
(26) 2015/06/22(Mon) 14時頃
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――ッ!? ……危ないじゃあないか!
[そんな事を考えて居たからかどうかはわからないが、目の前が僅かに光ったと思えば其処に現れたのは一本のメス。 現れたメスは重力に従い下へ下へと――男の足の甲へと、ご丁寧にも刃先が下を向いた状態で落ちて行ってくれたものだから、男は慌てて足を一歩引かされる。
――カラン。 乾いた音を立てた地面に転がったメスを見て、しかし男の顔に浮かぶのは歓喜では無く――困惑。 まさか本当に現れるとは、という思いと、これならまだ拳銃の方が欲しかった、と言う憤りと。
しかしこんな物でも無いよりはマシか、と。 落ちたメスを拾い上げ、カードの収まる胸ポケットへと入れ――この先、自分を切らないように気を付けねばと思いつつ――そろそろ休憩も終えようか、と2か、或いは2のある辺りへと、また歩き出す。]**
(27) 2015/06/22(Mon) 14時頃
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― 横転する列車 ―
[森を抜けた先、開けた視界に見えたのはごろりと大きな列車が地に横たわる姿。 相も変わらず不気味な光景に肩を落としつつも、ぐるりと辺りを見渡せばどうやら人気は無いようで。 ずっと歩き通しだったものだから、少々疲労も溜まっている――夢の中で疲れるというのも、可笑しな話だが。 だからここらで少し休憩でもしようか、と。此処よりも少し離れた森や、広場、或いはお茶会会場で火花が散っている事など、男に知りようも無いのだから。]
……それにしても。 武器が"コレ"だけとは……何とも、心許ないもんだ。他が何を持ってるかは知らんが。
"コッチ"も使えん事は無いだろうが――、
[列車の近く、積み重ねられた瓦礫の上に腰を下ろし。胸ポケットから取り出した、一本の医療用のメスを手でくるりと回して見せる。 鋭い切れ味を持つこのメスは、形状としても先が尖ったタイプだから。刺したり或いは太い血管を裂いたり出来れば、致命傷を負わせる事も出切るかもしれないが――問題は、其処まで相手に接近出来るかどうかと、いう事。]
(182) 2015/06/23(Tue) 16時頃
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[或いはもう一つ。自らの持つこの"糸"を使えば、少しは有利になるかもしれない、と。メスを回しながら逆の手の親指の爪を弾き、細い糸を指へとかける。 蜘蛛の糸は、鋼鉄よりも硬く、そしてしなやかだ。400度の熱にも耐える強靭さも持っている、非常に優秀な繊維でもある――が。]
――些か、殺傷力に欠ける。
[数本、指にかかった糸を見下ろし。呟いた後にその糸は丸めて地面へと放る。 この糸を使ったとして、出来るのは精々が足止めか、もしくは身を守る盾にする事くらい。 上手いこと相手の体に絡められれば、その部位を引き千切る事くらいなら出来るかもしれないが――そう上手く行くとも思えない。
――と、そこまで考えた所で、男の口から漏れたのは、"嘲笑"。 精々抗ってやると言っておきながらも、思考は既にまだ見ぬ相手を"殺す"事へと向いている事に、薄ら寒さと嫌悪を覚えたが故だ。 だけれど、しかし。あの悪魔の思う通りに動くのは非常にシャクだが、もしも本当に"勝たねば"目覚められないのならば。 相手を殺さない理由など、一つもありはしない――正直な所、何よりもその悪魔をぶち殺してはやりたいけれど。]
(183) 2015/06/23(Tue) 16時頃
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………ん? コレは……"芋虫"、の?
[そうしてふ、と。 腰に慣れない重みを感じれば、其処に揺れる青く澄んだ水に気付く。 小さな壺のような形状の其れは、記憶が正しいのであれば絵本の中で芋虫が持っていた水煙管か。 銀の装飾の施されたその器具からは、黒い管が伸びており。火を付けたつもりはないけれど、如何やら直ぐにでも"吸える"ようだ。
カチリと揺れるその水煙管に、怪訝そうに眉を寄せつつ。 それでもきっと、吸って見せろという事だろうと管を留め具から外し、口に咥えて息を吸えば。]
(184) 2015/06/23(Tue) 16時頃
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――……ぐ、ッげふ、ごふ、…ッか、は。
[――当然の如く、盛大に噎せた。]
……当た…ごほ、…り前か。 煙草なんて、昔数回吸った事がある位なんだ。
[若干涙目になりつつも、肺に入った煙を吐き出し。煙草の吸い方なんぞ知るか、と半ば自棄になりながらも、数度咳き込んで何とか息を整えれば、聞き齧った知識を総動員して。 今度は煙を肺へと送らないようにしてゆっくりと口に含み、そして吐き出してみる。
そうすれば、吐き出した煙はほんのりと白みを帯びて目の前へと揺蕩い。しかし不思議な事にまぁるく形作られたその煙は、まるで綿菓子のように数秒間、その場に留まった。
そうして、もう一度。更にもう一度。 吸い方或いは吐き方を変えてみれば、どうやらこの水煙管は面白い特性を持っているようで。 硬さや、重さ。形等をある程度は自由に操れる事を知ったのならば、男は感心したような呻きを漏らす――そろそろ少し、頭がクラクラとして来てはいたけれど。]
(185) 2015/06/23(Tue) 16時頃
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………、中々に便利そうではあるが。 だが何方にせよ、殺傷力は欠片も上がってないじゃあないか。
[しかしながら、かと言っても殺傷力のあるものじゃあない。煙を刃物の形にもしてはみたけれど、いかんせん硬度が足りない――流石に鋼のように硬くはなってくれないようだから。
さて、如何したものだろうか、と。 そんな事を考えつつ、軽い酩酊感にこめかみの辺りを押さえ。 もう少しだけ休憩したのなら、また何処かへ移動してみようか――出来ることならば、自分の"味方"くらいは把握しておきたいものだ。]**
(186) 2015/06/23(Tue) 16時頃
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ルーカスは、キルロイに話の続きを促した。
2015/06/24(Wed) 02時半頃
ルーカスは、ディーンに話の続きを促した。
2015/06/24(Wed) 02時半頃
ルーカスは、リーに話の続きを促した。
2015/06/24(Wed) 02時半頃
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[慣れない喫煙でクラクラと揺れる頭を落ち着かせるのには、些か苦労させられた。少々気分も優れなかったものだから、そのまま歩き出す気にもなれずに唯々其処に座り込んでいたのだけれど。
――そんな時に聞こえたのは、聞き覚えのある羽の音>>297。 その音にハッとしたように顔を上げたのなら……その先にあったのは、矢張り。先程、空に見失った"挿絵の怪物"の姿。
その前面に見えるは、獲物を食らいつくす為の顎。その手に見えるは、獲物を引き裂く為の鉤爪。 いっそ禍々しいとすら言えるその姿に、常人ならばきっと恐れを抱くのだろうが。]
………"変な化け物"? さぁな、少なくとも私はそんな物を宿しているつもりは無いよ。
あるとすれば……、箒で叩かれれば逃げていく、小さくか弱い"虫"くらいだ。
[男の声には、僅かな――否、明らかな高揚の色が滲む。 挿絵の化物≪ジャバウォック≫もまた、男がずっと追い求めていた物であったから……嗚呼!本当に、どうしてこれが夢の外では無いのだろう。 "卵"の問い>>298には、怪訝そうに眉を寄せつつもそう答え。男には、目の前の卵が今しがた見てきた光景など知る由も無いのだから。]
(303) 2015/06/24(Wed) 03時頃
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[最後に付け加えた軽口は、どう捉えられたかはわからないけれど。しかし何方にせよ、男にはさして関心の無い事。]
――……それにしても。 その"挿絵の化物≪ジャバウォック≫"が、"君の選んだ能力"か? 実にいいセンスをしている。あぁ、本当に。
……それで? 君はその"挿絵の化物≪ジャバウォック≫"で、私を喰らいにでも来たのかな。
[あの鐘の音が鳴った時の山羊の言葉>>1:219を思い返し。自分がそうだったように、恐らく彼の"挿絵の化物≪ジャバウォック≫"も"そう"なのだろう、と。
警戒を、全くしていないとは言わない。 彼は"卵≪ハンプティ・ダンプティ≫"、"鏡の国"の登場人物。彼があの山羊の言葉を受けて、今ここで襲い掛かって来ないとも限らない。
しかし、それでも。 向ける眼差しに警戒よりも好奇の色が強まってしまうのは、顔に自然と笑みが浮かんでしまうのは――これもまた、男の悪い癖だ。]
(304) 2015/06/24(Wed) 03時頃
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