213 舞鶴草の村
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―回想―
竹林に逃げ込み、追手が過ぎるまで静かに身を隠した。 追手が去った安堵からかへらりと笑い抱き着いてくる彼>>7に対し何があったのか問いただした。 彼が素直に事の顛末を話したならば「馬鹿はお前だろ」と注意をしただろう。
「春松には大切な人がいるだろう。父ちゃんを心配させるような事はするなよ。」
と抱き着く彼に微笑み優しい口調で伝えた。 ―家族― 自分が昔に失ったもの。彼にそれがまだあるなら失くさぬよう壊さぬように守っていってほしい。そう思うのはやはり繋がりに憧れを持っているからなのだろうか。屋敷の主人が義父になってくれていればまた違ったかもしれない、春松のように。
「そうだ、茶屋で麩の焼きを買ったんだ。あと逢引とは何だ、そんなことをした覚えはないぞ。」
少し照れくさそうそうに笑いながらそう付け加え、春松に麩の焼きを分け与えた、彼の好みに合うなら受け取って貰えただろうか。
(16) 2015/01/22(Thu) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/22(Thu) 03時半頃
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―陸区―
長屋に朝日が差し込むと同時に目が覚めた。 朝の寒さに身を縮めながら玄関先へと赴く。 昨日と同じように置かれていた手紙を見つけると即座に手に取った。逸る気持ちを抑え静かに開く。
鬼ごっこ― この手紙の主は何がしたいのだろうか。 本当に鼠小僧なのだろうか。 千両だなんて貰っても逆に困るが、 『キミが欲しいものを盗んできてあげるよ』
「僕が欲しいもの・・・」
盗まれたとされるものも分からないのに欲しいものだなんて。 しかし、これが本当に鼠小僧からだとしたら・・・
自身にこの手紙が来ているということは春松や志乃さんにも届いているかもしれない。昨日一日町に出て気付いた、手紙は特定の誰かにしか配られていない。さもするとこの手紙も。
(69) 2015/01/22(Thu) 23時頃
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―肆区―
相変わらず町は騒がしくどこも鼠の話題で一杯だった。 昨晩も奴は現われたらしく肆伍陸の各地区ではその恩恵を授かっているらしい。 他の地区はどうなのだろう。
屋敷を離れてからというもの江戸を二分するかのように流れる川を渡っていない。参区で生活をしていた時はよく江戸城の周りも散策したものだが。 と懐かしい日々を思い出していた。
「向こう岸に鼠小僧はいるのかな・・・」
毎夜毎夜、財宝や小判を盗んでいるのならあちら側にいても不思議な話ではない。壱区の方を眺めながら考える。 鼠を見つけて千両が欲しいわけではない。ただ色々と聞いてみたいことはある。この手紙の差出人は鼠ではないかもしれない。 ただ、これだけ町がお祭り騒ぎになっているのなら鼠の存在を一縷でも信じる価値はあるかもしれない―
「遊郭なんかに逃げていたら見つけに行けれないじゃないか・・・」
と愚痴をこぼしその場に佇んだ。
(85) 2015/01/23(Fri) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 01時頃
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