191 忘却の箱
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―回想>>0:49―
[たまには持ってきてくれ、という先生にちょっと振り返って。]
気が向いたらね!
[くすくす、と笑いながら言葉を投げ返す。 きっと何度も言われた言葉だろう。 けれど、それに従う気にあまりなれないのは…]
(あのリンゴは、私の大切な、“思い出”…)
[誰にも汚されたくない、大切な、大切な。 そんなことを言ったら、親身になってくれる先生に失礼なのはよくわかっているのだけれど。 誰にも触れさせたくない、そんな気持ちになってしまうナニカなのだ…]
―了―
(34) 2014/09/02(Tue) 18時半頃
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―回想・食堂>>0:58―
[傍らの少女が青年に声をかけ、その青年が食事の輪に混ざれば快く迎える。]
おはよ、サミュくん。 あは、ピーマン苦手なんだっけ。
[まるで仇か何かの様にそれを睨みつけたような彼に少し笑いを零し。 自分の皿に乗った緑の欠片をつまみあげて、口に運ぶ。]
おいしぃんだけどなー?
[呟きながらも、どうにも苦い顔を隠せない様子>>0:80が目に入れば思わずぷっと吹きだした。]
嫌いなのに、頑張って食べる方が、偉いよー
(37) 2014/09/02(Tue) 18時半頃
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[ごちそうさま、と手を合わせる少女>>2に乗り遅れ。]
あ、速い!
[あまり食べるのが早い方ではない彼女は、慌てて残った食事を口へと運ぶ。 別れを告げる少女へと手を振り返し。]
ん、またねーペラジーちゃん!
[続いて食事を終えた青年が席を立とうとすれば、そちらに目をやり。 少女を見送る姿を見守った後で、彼女の口元はゆるり弧を描く。]
…サミュくん、にやけてる。
[ぽそりと呟いた言葉は、彼の耳に届いただろうか? 聞えなければわざわざ言い直すこともしないが、もしも聞こえていたなら、何かの反応が見られたならば、一言、好きなの?と尋ねたことだろう。 それ以上の追及はするつもりもないし、躱されたらあっさりと引くだろうけれど。 彼女の表情には、一抹の憧憬のような何かが見られたかもしれない。]
(39) 2014/09/02(Tue) 19時頃
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ごちそーさま!
[漸く食べ終えた食器を前に、ぱちりと手を合わせ。 かけていた席から立ち上がる。]
さってと、私も行こうかな。
[食堂を出るまでに誰かに声をかけられれば応じただろうし、かけられなければそのまま食器を片づける。 そして、廊下へと歩み出たところで、どこからともなく流れる曲に一瞬だけ、歩みを止めたのだった。]
―了―
(40) 2014/09/02(Tue) 19時頃
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[天気の良い日は、外を散歩するに限る。 食事を終えた彼女は、中庭へと歩き出す。]
…ん。あったかい。
[例えばお日様の温もりとか。 例えば優しい風の匂いとか。 例えば囀る鳥の声だとか。
そんな何気ない一つ一つが、感じられることが幸せだと思う。 大層な者じゃなくていい。 生きている限り、思い出は増えるのだから。]
(42) 2014/09/02(Tue) 19時頃
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――… Somewhere over the rainbow Way up high …――
[口をついて出る歌は、いつ歌った歌だろう? それは、思い出せないだけなのか、忘れてしまったのか…]
――… There's a land that I heard of Once in a lullaby …――
[流れる風が、彼女の髪をざぁっと流した。 その隙間から流れ出す、色とりどりの花びら。 色も形も様々なそれらは、花の形を取って彼女の髪を飾ることは無い。 まるで、散りゆく思い出に未練など無いように…]
(43) 2014/09/02(Tue) 19時頃
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[中庭の隅に、置かれたベンチ。 色あせたそれは、何とも言えない情緒を醸し出す。 そこにちょん、と腰かけて、空を見上げた。]
――… あなたは今どこで何をしていますか? この空の続く場所にいますか? …――
[今日のそらは、青くて深くてとっても綺麗なの。 貴方も一緒に見てるかしら? 見てるといいなぁ。]
――… いつものように笑顔でいてくれますか? 今はただそれを願い続ける …――
[風に乗せた唄はあの人に届くことは無いけれど。 あの日、泣きそうになりながら、別れを受け入れてくれたあなたが、新しい幸せを見つけていますように。
毎日毎日、願っていた**]
(44) 2014/09/02(Tue) 19時半頃
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[どこかからくしゃみの声>>59がすると、はたと歌をやめ。 きょろきょろと辺りを見回して、それから窓を見やる。 目があったならば、にこりと笑んで手を振ったことだろう。]
…誰だろ。
[面識のない人だった。新しい患者さんだろうか。 そそくさと立ち去ってしまった彼を見送り、記憶を手繰る。 どうにも思い出せないのは、知らないから…と思いたい。]
(70) 2014/09/03(Wed) 01時頃
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[腰かけていたベンチから立ち上がり、ぱんぱんとスカートの裾をはたく。 もう一度見上げた空の、四角く切り取られた枠の中を、鳶が一羽、くるり旋回して飛び去った。
翼が欲しいとは思わない。 自分で選んでここへやってきたのだから。 ここで静かに時を終えることを、恐ろしいとも思わない。 きっと私は充分に、幸せを貰っている。]
…ふぁ… ちょっと眠くなってきちゃったなぁ…
[あまりに心地よい気候のせいだろうか。 昼寝しても良いなぁ、でもその前に、さっきの人確認したほうが良いかなぁ。 そんなことを思いながら、中庭を後に、廊下へと戻ろうと歩き始めた。]
(71) 2014/09/03(Wed) 01時半頃
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クリスマスは、廊下辺りで誰かにあったかもしれない**
2014/09/03(Wed) 01時半頃
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[中庭から廊下へ。 入ろうとしたところでかけられた声>>76に、振り返ると、にこりと笑う。]
おはようございます、まぁさん。 うん、おしまい。 また後で、来るかもしれないけれど。
[ちょっと日の射す中庭を振り返りながら、答える。 日差しに眩しげに眼を細めてからもう一度、振り返って。]
まぁさんも、日向ぼっこ? ぽかぽかして気持ちいいですよ。 今日は本当にいい天気だもの!
(79) 2014/09/03(Wed) 19時半頃
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[多分、まぁさんとは日向ぼっこ仲間だったような気がする。 そう思ってるのは勘違いかもしれないし、正直自信はないけれど。
けれど彼女はまぁさんの纏う穏やかな空気が好きだったし、度々こうして話しかけてもらったような気がするのだ。
しかし実の所、まぁさん、の本名を思い出せないことに、彼女自身は気づいていなかった。]
(80) 2014/09/03(Wed) 19時半頃
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[そのまましばらく、まぁさんと立ち話でもしたろうか。 言葉が途切れた刹那、叫び声と共に聞こえる、何かを殴打した音>>74。]
え、何…?
[聞き覚えのあるような、ないような怒号にキョロキョロと辺りを見回して。 まぁさんを振り返り、申し訳なさそうな顔を一つ。]
ごめんなさい、まぁさん。 ちょっと、見てくる…!
[音はすぐそこであったようだ。 まぁさんを伴うより、一人で行った方が早いと判断した彼女は駆け出す。]
(83) 2014/09/03(Wed) 20時頃
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…シーシャさん!?
[一つ角を曲がればこそに居た青年の姿に、驚く。 何だか荒れた様子に、心をざわめかせ。 それは始めて見る光景ではないのかもしれないけれど、放っておけなかったのは確かだ。]
どうしたの? 大丈夫?
[近づけば、寄るな触るなオーラをビンビンに感じるが、頭から無視して顔を覗き込むようにしゃがみ込む。 彼はこちらを見てくれるだろうか? そんな余裕さえ無さそうなら、そっと背中を撫でようと、手を伸ばした。 触れる前に払われなければ、恐る恐る、宥めるようにその背を撫でるだろう。].
(84) 2014/09/03(Wed) 20時頃
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―回想・廊下―
[まぁさんに、彼女の髪に成るリンゴの話をしたことがあったろうか。 その記憶は定かではないけれど。 どちらにせよ、食堂へ行く、と言った>>119後の問い>>121に、朝食の話と思いこみ。]
うん、今日のご飯もとってもおいしかったのよ。 ピーマン入ってたけど。
[顔をしかめながら緑の天敵にアタックしていた青年の姿を思い出してくすりと笑いをこぼして。 後の日向ぼっこのお誘いには快く頷いた。]
えぇ、しましょ、日向ぼっこ。 …そういえば、まぁさんは、最近お外の絵は描かないの?
[ふと思いついたことを尋ねる。 まぁさんの絵は、結構好きなのだ。*]
(122) 2014/09/04(Thu) 09時半頃
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―角を曲がった廊下―
[触んな、と鋭く放たれた言葉>>96に、びくりと伸ばしかけた手を止めて。 行き場をなくした手を、空中にさまよわせながら、そわそわと青年の表情をうかがう。 怖い…とは、思わない。 けれど、途方に暮れてしまって。
なんでもない、どうってことない、と繰り返す青年。 こんな時、どんな顔をすればいいのか、わからなかった。 …笑えば、いいのだろうか?]
…大丈夫…
[微笑と共に、大丈夫だよ、と言いかけて。 何が大丈夫なのだろうと自問しかけたところで、耳に届いたスリッパの音>>97に、思わず口をつぐんだ。]
(123) 2014/09/04(Thu) 09時半頃
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[サミュくんの無遠慮とも言える問いに、答えてか答えずか、立ち上がる青年に、あ、と思う間もなく。 立ち上がるタイミングを逸した彼女は、しゃがみ込んだまま、二人の会話を見上げる。 どこか切迫感に近いモノを感じるやり取りに、思わず息をひそめてしまうが。 一瞬すれ違った視線>>108には呆けたような顔を返してしまったのは、許してほしい。]
…仲、いーなぁ…
[ぽつり、つぶやかれた言葉には、わずかな羨望と、一握りの寂しさ、残りはなんだかよくわからない、日向ぼっこに似たぬくもりが込められていた。]
(124) 2014/09/04(Thu) 10時頃
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[つぶやきが二人に聞こえたか否かはわからないが、それをきっかけにしたように、ようやく立ち上がる。 背の低い彼女は、長身の二人の視界には入らないだろう、そんなことを思いながら、そっとその場を立ち去ろうと思う。 声をかけられてしまえば止まるが、かけられなければそのまま自室へ戻ろうと思った。*]
(125) 2014/09/04(Thu) 10時頃
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[二人と言葉を交わしたか否か、その後部屋へと戻ってきた彼女は、ぱたんと扉を閉めてから、にこりと笑う。]
…ただいま。みんな。
[真正面の壁に掛けられたコルクボードに貼られた数々の写真は、このサナトリウムで出会った人たちのそれだ。 二人で写っているものもあれば、単体で写してあるものも。中にはどうしても逃げられてしまって、顔の余りはっきりと映っていない隠し撮りの様なものまで。 そして、それらの写真のそばに、一枚ずつメモがピンで留められていた。
名前。簡単なプロフィール。特徴。話したこととか。 毎日眺めるそれらの情報は、彼女の中では既に記憶か記録か分らない。]
(126) 2014/09/04(Thu) 12時半頃
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[この部屋に誰を入れたことがあったか、あるいは入られたことがあったか、定かではないし、もしかしたらこの写真を見つけただれかに何かを言われたかも、中には苦言もあったかもしれない。 けれど、やめる気はなかった。
これが、私が私として生きる術だから。]
んーっと…ぉ…
[歩み寄り、写真を順に眺めてゆく。 先ほど中庭から、窓越しに顔を合わせた男の人、彼はこの中にいたかしら? 割合特徴的な顔だったから、あればすぐにわかると思うのだけれど… やはり、その中に写真がないのを確認して、安堵する。]
うん。 じゃ、増やさなきゃね。
[コルクボードの下に置かれたポラロイドカメラを取り上げる。 デジタルカメラもいいけれど、すぐに消して取り直せてしまうところが好みではなかった。 一つ一つの記憶、大事にしたい。
同じ理由で、コルクボードにはあの人の写真はない。]
(127) 2014/09/04(Thu) 13時頃
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[あの人を忘れるときは、私が私を止めるとき、だと思う。 だから、あの人の記憶を、記録で上書きする必要はない。
ポラロイドカメラを首から下げて、部屋を後にする。 あの男の人は、写真を撮らせてくれるかしら。 どんな人だろう。 名前は、なんというのだろう。
新しい記憶。 新しい記録。
それを増やすのは、なぜだろう、心が浮き立つのだ。**]
(128) 2014/09/04(Thu) 13時頃
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