168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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[我に返ったあたしは、扉の外に置かれていた水のボトルを拾い上げて、一度部屋に引っ込む。 閉じた扉に背中を預けるようにして、ずるずると座り込んで、冷たい水のボトルを握りしめた。 そっと頬に押し当てれば、火照ったそこを優しく冷やしてくれるようだった。
どのくらいそうしていたことか。 暫くして立ち上がると、少しぬるくなってしまったボトルの口を捻り、水を口に含む。 思ったよりも乾いていた様で、喉を滑り落ちた水はすっとしみこむようだった。 半分くらい水を飲むと、あたしはようやく立ち上がり、身支度を整えることにする。
寝ている間に少し汗をかいたであろう服を脱ぎ、着替える。 あたしが選んだのは、少し襟もとの開いたカットソーと、デニムのショートパンツだった。 さっと化粧をしてから、髪もとかしてからゆるいお団子に纏める。
鏡でチェックして、自分でOKを出すと、部屋を出て、そして。]
(15) 2014/03/20(Thu) 10時半頃
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あ…。
[丁度、閉まる青い扉を目にした。 閉まる、ということは、空いたという事だ。 一体、誰が? さっと辺りを見回して、頭に浮かんだ二人が見当たらないことを確認すると、それはほぼ確信に変わる。
そっか。 帰ったんだ。あの二人。]
…残念だなー、見そこなっちゃった。
[手に手を取り合って二人で扉をくぐったんだろうと思うと、何という事話しに羨ましくなる。 それはきっと、素敵な光景だったろうから。 ふたりの未来は、繋がったのだ。]
…ふふ。
[何故だか幸せな気分になったあたしは、軽い足取りでキッチンへと向かう。 途中誰かに話しかけられれば割合機嫌よく返事を返したことだろう。]
(16) 2014/03/20(Thu) 10時半頃
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[朝作ったサンドイッチは結構減っていた。 おにぎりは、減った気配があんまりない。 …お気に召さなかったかしら? ちょっと気にしつつ、しゃけのお握りを一つ食べる。 それから、どうせまたお酒を飲むんであろう大人たちの為に、少し何か作っておこうかなと思って冷蔵庫を開けた。 都合よく下ごしらえされた鶏肉とおでんのパックを見つけると、それを取り出して。 おでんは鍋に移してあっためるだけでイイかな、と思いつつとりあえず火にかけておく。 鶏肉は、多分唐揚げ用だろう。 同時にから揚げの衣の準備をすると、下味の着いた鶏肉を粉を入れたバットに放り込んだ。 しばらくしたら、唐揚げの揚がる匂いがしてくるかもしれない。実際それは唐揚げというより竜田揚げに近いモノなのだけれど。]
(17) 2014/03/20(Thu) 10時半頃
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[気づけば共用スペースから人気が消えているかもしれないけれど、気づかないあたし。 そもそもいつでも人がいる状態がおかしいっちゃおかしい。 けどどこか浮ついた気分だったあたしは、あんまり周りの事ちゃんと見てなかったみたいだ。]
…あれ?
[気づけばソファーにいたはずの白石さんと、ちょっといかつい感じのおじさん(名前何だっけ?)もいなくなってるし、田端さんとか須藤さんも見当たらなない気がするし、影木さんに至っては最後に見たのいつだっけ? それと…槇村さんは、やっぱり姿が見えない。]
…むぅ。
[みんな、どっかで酒盛りしてるのかしら。 だったらコレ、届けたいんだけど、どこだかわからないし。 暫く悩んで、あたしは唐揚げをいくつかのお皿に、おでんをいくつかの小鍋に分けておく。 そして、オジサン天使を手招くと、おつまみ欲しいところあったら持ってってね、と頼んでおいた。]
(24) 2014/03/20(Thu) 13時頃
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[それらを終えて、あたしは緑茶を入れてからリビングへと戻る。先ほど目に入った草餅は、多分、甲斐田くんが置いて行ったものだ。 是非とも、いただかなくては。
そこで、もしも残っていたならば、先輩とかと顔を合わせたかもしれないし、誰もいなかったかもしれない。 誰かがいれば、話しの一つや二つくらいはしたことだろう。]
(26) 2014/03/20(Thu) 13時頃
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[キッチンから出たところで、先輩と出会う。 あたしは緑茶を手に、テーブルの椅子に座ると、草餅に手を伸ばしながら声をかけようとする。けれど、先輩が口を開く方が、先だった>>39。]
『…あの。……好きな人、できた?』
[その言葉に、ぴたりと伸ばしかけた手が止まった。 かぁ、と熱くなる頬に、戸惑うあたし。 ちらり、と先輩を見れば、どこか真剣…なんだろうか。真面目な話っぽくて。 追い討ちをかけるように、言葉が続く。]
『……ボクはね、どうやらダメみたいだから。』
[とっさに、フラれた彼女のことが忘れられないんだろうかと思った。 彼女にフラれて自殺してしまうような人だから、そう簡単に新しい恋に何て向かえないだろう、と思う。 あたしは草餅に伸ばしかけてた手を、膝の上に戻した。 しかし、何故だろう。 先輩の紡ぐ言葉には、違和感しか見えなくて。 だって、それは、恋を知らない人のような口ぶりだったから。 …恋に敗れて自殺したはずの人が? あたしの頭は疑問符でいっぱいになる。]
(55) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[その違和感が解消されないうちにも、先輩は淡々と言葉を紡いでゆく。 そして。]
――ッ!!!
[ガタン、と立ち上がった拍子に、緑茶の入った湯呑を倒しそうになり、慌てて手で支えた。 それからまじまじと、先輩を見つめてしまう。 今、先輩の口から出た名前は、あたしの良く知る名前で。 一体どういう事だろう。 るりと先輩は、殆ど面識がないはずだ。 少なくとも、まるで遺言のようなものを、遺す相手には、ふさわしいとはとても言えないような関係。 ならば、先輩は、知ってるんだろうか。 るりの、気持ちを。 何故? あたしの頭の中で、ぱたぱたと何かが組み上がって行く。]
(56) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[殺気の違和感の正体は分からない、けれどとにかく先輩が今ここで恋愛をしようとしていない、あるいはできないと思い込んでいるのは確かで。 多分、るりはあたしに嘘は言っていないと思う。 その過程に、るりの性格を、組み込んで。 そして、あたしの出した答えは。]
…先輩、死ぬ前に、るりに、会ったんですか?
[その答えを得られる前に、別の声がかけられてしまい、話はうやむやになる。 あたしは一瞬躊躇った。 今ここで、先輩を、問い詰めた方が良いんだろうか。 何だかすごく、嫌な予感がするのだ。 けれど、結局あたしは。]
(58) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[年長組の酒盛りに手招きされれば>>34、そちらへとお邪魔させていただくことにするのだった。]
あ、お邪魔しまーす! おつまみ足りてます? おでんもあっためてありますよー!
[言いながら、おでんの小鍋を一つ、戸口にいるおじさん天使に持ってくるよう頼んで、お部屋へとお邪魔した。]
(60) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[手招きに誘われるように、早川さんのお部屋へとお邪魔します。 多分、先輩も一緒についてきてただろう。 飲み物とか、色々準備してから、部屋へと乱入する。]
おっじゃまっしまーす!
[ちょっと、テンション上げ過ぎかな。 けど、ほんの少し前、耳に入った一言が、何故だか胸に突き刺さっていて。]
『…少なくとも娘が元気でいたらそれだけで十分だと思う。』
[ずきり、と痛む胸と、端から見たらしょうもないんだろう悩みとに混乱しながら、空元気でも出さないと、ちょっとやってられなかったのだ。 もしかしたら誰かに不信がられたかもしれないけれど。 あたしを良く知らない人だったら、お馬鹿な女子高生、で通せたんじゃないかと思う。]
(64) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[いそいそとその辺に座りながら、両手を合わせてきゃーっと笑って見せる。]
おでんも、唐揚げも、出来合いなんですよー!
[あの冷蔵庫凄いですよねーなんて付け加えつつ、勧められればお酒も興味ある年頃である。 どうしよう、なんて悩むそぶりをしつつ。]
えー、じゃあ、甘いのあったら貰おうかな。 結構きれいな色の、あるじゃないですかー ちょっと、憧れだったんですよねー!
[行っているうちに、アルコール度の低い缶チューハイを背後から差し出されれば、それを受け取った。 プルタブを開ければ、ぷし、と良い音がする。]
いただきまーす!
[口に含めば、まるで炭酸ジュースのようなそれが気に行ってしまったのだった。]
(70) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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ん、おいしー!
[あたしはぺろりと唇を舐めて、もう一口、と缶を傾ける。]
お酒ってもっと苦いイメージだったんだけど、これなら普通に飲めちゃいそう。
[酒を飲んだことがないあたしは、酒とジュースの区別何てぶっちゃけついてない。 口当たりの良いそれを、まるでジュースの様にあっという間にひと缶飲み切ってしまった。]
(73) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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[一気に一缶開けてしまえば、いくらアルコールの低いものとはいえ、飲みなれない酒である。 一瞬くわん、と頭が揺れた気がした。 なんだろこれ。 それが酔いだというものだとは知らないまま、半ばテーブルにもたれるようにして体幹を支えた。]
あ、行ってらっしゃぁい。
[部屋を出て行く早川さんを見送って。 それから。]
白石さんはぁ、 早川さん狙いにするんですかぁ?
[ニコニコともニヤニヤとも着かない笑みで、唐突に質問をぶつけるのだった。**]
(106) 2014/03/21(Fri) 13時半頃
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[合コンじゃないんだから、とも言う白石さん>>113に、小首を傾げて見せる。]
何が違うんですか? 集まった、限られた人数の中で、相手探して。 とりあえずこの人って決めて、好きになってみて… ダメだったら別れればいいんでしょう? 別れるプロセスなんかなくたっていい、戻ったら忘れてるかもしんないしー
[普段より饒舌というよりも、思考垂れ流し状態のあたしはつらつら喋る。]
白石さん、むずかしく考えすぎー
[キャラキャラと笑うあたしを、白石さんはどんな目で見るんだろうか。]
あたしー?あたしはー… えへへっ
[赤くなった頬は、酒のせいか照れのせいかはわからなかった。]
(137) 2014/03/21(Fri) 17時頃
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[部屋の外の音に気づかないあたしは、立ち上がって戻ってきた彼女をぼんやりみつめる。 問われた言葉>>135に少し悩むそぶりを見せた。]
んー…どうだろ。 あたしも、戻っていいのか悩んじゃってるし。
[それは、他の人の、帰りたいと思わない、とは少し違うコメントなのだけれど。 あたしは前髪を弄りながら、呟く。]
あたしが死ぬと、犯人捕まるんだー。 でもあたしが殺されたのなかったことにしたら、捕まらないかも知れないし。 あたしのとうさん、警察なんだよねー どっちがいいのかのーって。
[多分、あたしは答えはわかってる。 でも自信がなくて。 多分誰かに、期待する答えを言ってもらいたい。 それは凄い甘えなのかもしんないけど。 まるで迷子のように不安を思い出してしまったあたしは、膝を抱えてまるくなった**]
(138) 2014/03/21(Fri) 17時頃
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『―はい、バカ言わない。』
[返された返事は、さっくりと、あっさりと。>>140 無駄な優しさとか、たとえば憐憫とか、あるいは慰めとか、そういった一切合切が無く。 すっきりと、あたしに届く。]
…そ…かな。 …そ、だといいな。 …そうだといいなぁって、思って、いいかなぁ?
[多分顔をあげて見せたあたしの顔は、涙でぐしゃぐしゃで、中途半端に笑ってて、でも綺麗に何て笑えなくって、きったない顔になってたんじゃないかなぁと思う。 でも何だか、すがりつきたいような、安心したような、そんな気持ちがするんだった。]
あたし、やっぱり生き返りたいよ。 やっぱり、ちゃんと、帰りたい。 こんなに後悔なんて、するって思わなかったんだ。 こんなに…
[すっかり酔っぱらってるあたしには、何だかもう取り繕おうなんていう発想すら消えていて、隣にいたはずの先輩のこととかもすっかり忘れてたりする。]
(161) 2014/03/21(Fri) 22時半頃
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生き返らなくっても良いなんて、そんなの意味が分かんない。 死ぬなんて覚悟、全然できてなかったし、生きてればできたこと、いっぱいあるよ… たしかにここ、無駄に居心地良いけどさ。 でも、やっぱり大事なものが全然なくってさ、 これで良いなんて、あたし全然思えない。 白石さんは、いいの?
[留まろうなんて考えているのが白石さんではない誰かだという事は話の流れから明白なんだけど、あたしはそう問い返す。 もしかしたらそれは、隣の先輩に突き刺さる言葉だったかもしれないけれど当然あたしはそんなこと知らない。]
(162) 2014/03/21(Fri) 22時半頃
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[既に論理的な思考なんてどこかへ飛んで行って久しいあたしは、半分泣きながら、ぐずぐず取り留めもなく喋っているだけだ。 帰って来た早川さんに、驚いた顔をされてしまったけれど、ぼろぼろの顔のまんまで彼を見上げて。]
ねぇ、早川さん、親って、子供が無事ならそれでいいって、ほんと? あたし、生き返りたいって、思っていいかな? とうさんとこ帰りたいって、思っていいかな?
[帰って来たばかりの彼には何の話か分かったもんじゃないだろうと思うけれど。 ただ、ただ認めてもらいたくって、あたしはそれを訴える。 返事があろうがなかろうが、とっくに答なんて出てるあたしは暫くすれば落ち着いて、渡された水を少しばかり飲むことだろう。]
リビングのテレビ…
[白川さんの指摘>>166に、あのテレビにそんな機能があるのかと知ると、少し考えた後で立ちあがる。 少し足元ふわふわするけど気にしない。]
うん、見てくる。
[そう言い置いてあたしは、お礼も言わなければ立ち止まる気すらなく、その場を後にすることだろう。]
(167) 2014/03/21(Fri) 23時頃
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[早川さんの部屋を後にしたあたしは、リビングを素通りして洗面所へと向かう。 そこで一旦顔を洗って、崩れた化粧も落としてしまい。 顔を拭えば行く分さっぱりした気分になる。 早川さんは、父親の立場から、あたしが欲しかった答えをくれた。 優しく頭に乗せられた手に、勇気づけられる気がした。 少し瞼の腫れた顔をそのままに、リビングへと戻れば先輩の姿。 あたしの後から追い出されたのかしら。 その先輩に歩み寄り、唐突に話を振る。]
先輩が、何考えてんだかわかんないけど、あたしは伝言なんか受け付けない。 自分で答えを返して。 人に託すなんてのは、ずるいよ。
[ずい、と詰め寄るようにして言えば、先輩はどんな反応を返してきたことだろう。 話はそこで終わったかもしれないし、続いたかもしれないが、先輩が立ち去ったのを見届けてから、あたしはリビングに会ったテレビのリモコンを取り上げた。]
(188) 2014/03/22(Sat) 01時頃
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[椅子に腰かけて、ぱちぱちとチャンネルを移動するけれど、欲しい画像は中々現れない。 このテレビはどんなシステムになってるんだろうか。 見たいからって、今の現世を覗けるような代物ではないのかもしれない。]
ねー、神様。
[もしもその辺に神様がいるのを見つければ、何とはなしに声をかけたことだろう。]
貴方は、どんな結末を願っているの? 全員がきれいに収まって、生き返る未来? それとも、希望を目の前にしながら叶わない絶望に染まる感じのアレ? あたし、貴女が良いヒト何だか悪いヒトなんだかよくわかんないんだよね。 どっちでもいいけど。
[実際この神様っていう奴は、ある意味でとても人間臭い、愉快犯なんじゃないかと思ってるけど。 そうこうするうちに、あたしの手からリモコンが滑り落ちて床の上で軽い音を立てた。 何時しかくぅくぅと寝息を立ててるあたし、多分誰かに起こされるか朝が来るまでそのまんまだろう。**]
(192) 2014/03/22(Sat) 01時頃
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