289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村
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[半年ほど前…―ギルドのオフ会でのことだ。 宇原ことウツギとは、オフ会を開くにあたって住まいが近いという偶然の事実が発覚し、ギルド内では特に遊ぶことが多かったということもあり集合場所の少し手前の駅で、二人で落ち合うことにした。
岩動は少し緊張していた。
なぜなら彼は、Utsugi SpacecatのことをJD(女子大生)だと思っていたからである。]
(44) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[「メイさん?」そう呼ぶ声は確かに男のもの。そして姿はどこからどう見てもそこらの軽率なイケメン呼ばわりイケメンとは一線を画したワンランク上のイケメンだった。
ショックだ。 つい先日まで聞いていた可愛い女の子の声はなんだったのか?でも口調は間違いなく慣れ親しんだウツギそのものなのに、目の前にいるのは何故イケメンなのだ。 そこで混乱した岩動が瞬時にとった態度はこうだ。]
(45) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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おー、おっす。 ウツギくんだ?大学生若ぇー。
[こうだ。
しれっと既に男だと気づいていた風を装い、落胆を見せることをせず、普段どおりに会話を始めた。実際話は盛り上がった。先日まで通りに。ただ相手が男だと…イケメンだとわかっただけで、特に何も変わりはない。な〜〜〜んにもかわらない。 軽く、ほんのちょっぴりだけ失恋しただけで。
―メイは今の攻略PTへの参入が皆より少し遅かったのだ。なので、不幸にも詩人とウツギの声が似ていたという経緯を知らなかった。それ故にまんまと、やたらとなついてきてくれる猫耳美少女に少しばかり舞い上がっていたのである。]
(46) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[いやいや、たったこれだけの理由で5つ以上年下の相手を憎たらしいと思うほど子供ではない。 問題はその後、ギルドメンバーと合流したあとのことだ。
こともあろうにこのウツギという男は、当然だがモテていたのである。 ギルドの女子から露骨にモテていたのである。
そしてその露骨かつ猛烈なアプローチをことごとく避けて、なんとこちらに来るのだ。しめたものだ、女の子との会話に混ざれる!と思うだろうか? いやいや、女の子たちは俺との会話など望んではいないのだ。つまり女の子たちにとって自分は完全に邪魔者。
…岩動は生まれてこの方オタクである。 年代的にもオタクが爪弾きにあいやすい時分に学生時代を過ごしたし、大人になってからも別にオタクコミュニティにのめり込むほどオタク文化に身を置いてはいなかった。つまりぼっち…改め、ソロ活が得意なタイプだった。 なので、ゲームでの知り合いは数少ないオタクコミュニティとも言える。そこで女性と親睦を深める機会をみすみす失ったというわけだ。
その時ばかりはこの世の不平等を呪った。]
(47) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[しかしどうしたことか。オフ会以降彼と話すことが以前よりも増え、仲が深まった…というか、一層懐かれているように感じる。勘違いだろうか?
けれど実際、学生時代の友人たちより高い頻度で会っているし、ゲーム内でもよくつるむようになった。もちろん悪い気などするはずがない。それに彼の裏表のなさは気楽と言うかなんというか。 まあ、そんな感じで最近は弟分、と言うと陰キャ的には陽キャ要素が強すぎて抵抗があるが、そんなような気分で接していた。]
(48) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[そう、だから岩動にとってウツギのこのキモオタ的要素はプラス要素なのである。随分ネガティブなプラス要素のような気もするが、親しみが持てるという意味ではポジティブだろう。]
ああ、ビール?
(49) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[自己紹介モノローグを終え、コンビニ袋を覗き込む宇原が目に入る。>>31 普段より心持ち力の抜けた、顔の良い男の期待に満ちた笑顔はいつもの何割増しかに見える。なんというか、乙女ゲームのスチルのような顔面だ。 着ているTシャツは激ヤバだが。
咳きが出ているということや、少し声が鼻にかかっているような気がするということもあるが、表情を見て普段より元気がなさそうだ、とわかってしまう程度には彼の顔色を読めるようにもなっているのだろう。そして期待を裏切るようで、次の言葉を紡ぐのをやめた。]
(50) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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[「ビールは持って帰って飲むつもり」だった。つい、遊びに行くノリで買ってしまったがここで飲んだら車には乗れないから帰れなくなるし。具合が悪い時に長居するのもなんだか悪い気がするし。]
ウツギくんのも買ったからね。 具合良くなったら飲みな。
[定位置についたメイえもんがコンビニ袋から次々と戦利品が飛び出す。何が必要かわからず雑にたくさん買ったので、宇原が必要とする物があれば全部置いていくつもりだし、不足があれば買いに出るつもりだ。 「食べていい?」と言われれば岩動商店の商品を並べながらうんうんと頷く。]
(51) 2018/11/28(Wed) 22時半頃
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あ、お土産それ。 カリュクスちゃん。 君のいいねでたまに流れてくる子ね。
[宇原の問いかけ>>34でクリアファイルの美少女の名前をようやく思い出す。]
俺それ見てないんだよね。 ネトゲしてるとアニメ見る時間ないわ。 おもしろい?それ。 「転勤したらキンジンだった件」だっけ。
(52) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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[とりあえず、飲み物やデザート系は冷蔵庫にでも突っ込んでおくかとそこらに広げた品を回収しながら会話をしようとするが、宇原の語気は弱い。 再び顔色を覗いてみれば、表情がまた少し曇って見えた。]
おにぎり食べれそ? 熱いお茶淹れようか。
[そう言って少し小さく感じる背中を二度三度、軽く叩くと今度は勝手に冷蔵庫へと向かった。]**
(53) 2018/11/28(Wed) 23時頃
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イスルギは、ウツギに風邪ウィルスの気配を感じている。
2018/11/28(Wed) 23時頃
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[片付けなんて、もちろん適当でいい。>>72具合が悪いというのに改まられようものなら、かえって居心地がわるいというものだ。そういう胸の内は特に口にすることもなく、「あーね」などと言って笑って済ませる。
こうして言葉をすぐに省くのは岩動の悪い癖でもあったが、それをなんとなく許された気になれるのも宇原とつるむのが気楽な理由なのかもしれない。 実際冴えないオタクで言葉少なな30手前の男と盛り上がってくれる萌え声女子大生なんているはずがなかったのだ。本当にありがとうございました!]
(78) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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[…かといって彼が男だったから損をした気分なのかと言うと、案外そうでもないものだ。 ここまで気安く遊べる友人というのも、なかなか貴重な存在だと思う。 少しばかり年は離れているが気にする質でもない。
これまでにインターネットを通して知り合った人間は多くいるが、ここまで「仲がいい」と自覚できたことはなかった。 大抵のオタク的な知り合いには他のオタクコミュニティがあり、友人と呼べるほどの関係になったことはおそらくない。はたまた相手が自分と似たような性質の人間であれば、気は合うが友人と呼ぶにはお互いに距離感が遠すぎた。
かつて最もいい感じの雰囲気になったのではと思った女性は火遊び目的の主婦だったし、こちらにその気があるとわかった途端に態度が豹変して連絡が途絶えた女性もいた。 冴えないオタクは女性にとって友人としての道も許されないのだと思ったし、そこには別段異論もなく、納得しかなかった。]
(*10) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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[宇原にしても同じで、失恋記録を更新しただけの話だ。 だけれど彼ときたら。 とっさに「男だと気づいていた振り」をしていたのも功を奏したのか、その後よそよそしくなることもなく随分仲良くやっている。 宇原の懐っこさや積極性は岩動にとってはとても気楽で、正直現状はかなり気に入っている。 (その積極性を女性に向けられれば彼も苦労はしないのだろうが、彼にとっては三次元の女性との対話はよほど困難らしい。せっかくモテるのにもったいないことだ。気味がいい。) 今では彼が男でよかった、とすら思うのだ。
自分でも少し意外なことだけれど。]
(*11) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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>>73
一人じゃ飲まないか。 そうか〜 若ぇな…
[ひとり酒なんてものを覚えていないことに少しの感慨が湧く。]
じゃ、それは後でね。
[そう言ってウツギの手から缶ビールを抜き取り、手元に置いた。本人が平気だなんだと言っているから、おそらく平気なのだろうけれど。 いや、本当か? 飯も面倒になるほど具合の悪い人間がビールはどうなんだ。
…そんなことを考えながら、器用におにぎりの服を脱がす宇原を眺めた。]
なんかたまたま見かけたから。
[土産については一言だけ。 特に理由はないが、なんとなく喜ぶかと思っただけ。]
(79) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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転キンまじ?流しといて。
[そう言いながら台所に立つ。>>77 宇原宅の台所までは流石に慣れてはいないが、さすがにどこの家でも台所にあるものなんて似たかよったかだろう。岩動自身、自宅ですらめったに台所になど立たないが、湯を沸かす程度のことはできる。
そこらを勝手に漁り、お茶っ葉を探す。 よくよく考えたら、あるのだろうか。 一人暮らしの男子大学生の家にお茶っ葉。自分の家には常備しているものだから、ついあるものだと思っていたが。見当たらなければそのまま湯でも飲ませておこう。
…などと考えていたら安そうなティーバッグを発見した。お湯を飲ませる必要はなくなってしまったようだ。]
(80) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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[湯呑にほうじ茶のティーバッグを放り込み、沸いたお湯を注ぐ。あつあつになった湯呑を人差し指と中指でつまみながら、宇原の居るパソコン前へと運ぶ。]
熱いから気をつけて。
[そう言って椅子の背もたれに腕をかけ、お茶を机に置く。 少し背中を丸めている友人の挙動は、気のせいかもしれないがやはりいつもより緩慢にも見える。]
ちょっとごめんね。
(*12) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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[そう言って背もたれにかけていた手を、片腕で宇原の頭を抱えるようにして額に宛てる。 手のひらに、じわりと水分が滲む感触がした。]
……熱い。
……………………ような気がするし 俺の手の方が熱いような気もするし… わかんねえなこれ。
[世の中の人間はどうやって手のひらで体温など計っているのだろう、どうやって顔色をうかがうのだろう。なんとなく宇原の体調が悪そうなことはわかるのに、これでは世話を焼くにあたっていまいち決定打に欠けている気がした。]**
(*13) 2018/11/29(Thu) 16時半頃
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>>81
うまいぞー。 ゲームしながら飲むビール。
[そんな事を話しながら、宇原はおにぎりを一気にかきこんだ。 本人の言っていたとおり、食欲はあるように見える。自分だったら具合の悪いときにコンビニおにぎりの焼き海苔はかなり嫌だが。そこは好き好きということだろうか。 もしかして本当に腹が減っていただけとか。あり得るか?]
(83) 2018/11/29(Thu) 20時頃
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あ、ごめん。手濡れてたか。
[そう言って親指で宇原の額についた水滴を拭うようにこする。水滴は人肌に触れて妙に温い。]
そうなの。 だから触ってもちょっとあついかしら、くらいで…
[と、再び手のひらをぺたりと額にくっつけて、はたと言葉が止まる。]
……チョトマテクダサイ
[片言でそう言うと、もう片方の手を自分の額に当てる。]
(*16) 2018/11/29(Thu) 20時頃
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…ウツギくん、体温計どこ?
[自分の手のホカホカさに今更気づき、再生され始めた動画を止める。]
転キンはまた今度にしよ。 ウツギくん熱あるよwww
[何故か笑いがこみ上げた。おおよその察しは来る前からついていたが、ようやく決定打を得た気分だ。
しょこらちゃんのイラストのプリントされた湯呑をテーブルに移し、とりあえず宇原の椅子をくるりとベッド方向へ回した。とりあえず寝かせなければ。]
とりあえず布団入って。 …ぉあっ
[そう言ってでかでかとハロウィンちゃんが印刷された布団をめくると、ヤンデレ女とミームちゃんが居た。知ってたはずなのにちょっとびっくりしてしまった。]**
(*17) 2018/11/29(Thu) 20時頃
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>>*19
持ってないかあ〜〜〜〜! そりゃそうかぁ…
[言われてみれば自分だって体温計なんて持っていない。ただ、微熱程度でこんなに露骨に手のひらでわかるほどになるだろうかということと、こんなにも具合が悪化するものだろうかということだ。度合いによっては自分の手には負えない可能性だってある。
まあ、今のところは吐いたり下したりなどはしていないようだしそこまで悪いわけでもなさそうだけれど…。]
随分具合悪そうに見えてるからね。
(*23) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
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>>*20 [布団をめくりあげて、ベッドに計4人のペラペラな美少女がいるという事実に気圧されていると、袖にゆるい重みがあった。
何か用かと振り向けば、宇原の指が前髪をかき分けて額に触れる。 触れた指の感触にほんの少しだけ、ぴくりと体が跳ねた。]
……。
(*24) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
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……… 顔が良い。
[どうやら、自分でも熱を確認しているらしいが。 「わかんないです。」と自分の額に手を当てる宇原の顔が良い、そして近い。
いつも気の抜けた顔をしているが、今日の少し曇った表情は逆に彼の顔の良さを引き立てるようだということに気づく。気づきたくない事実だった。直視しづらい。
やがて額から手が離れ、布団に足を突っ込むまでをジト目で見守った。]
(*25) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
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さて、
[足先だけを布団に突っ込んだウツギに布団を被せつつ]
もちろん風邪薬なんてないね?
[そう確認をとって。 さっき念のために買っておいた冷却シートが役立つことになりそうだ。箱を開けて、シートを一枚取り出して宇原の方へ放り投げると、それはぴろぴろと歪な弧を描いてハロウィンちゃんの上にぺとりと落ちた。]
(*26) 2018/11/29(Thu) 23時半頃
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[宇原は思っていたより素直にベッドに入った。 本人もようやく不調を理解し始めたのだろう。 まあ、小さな子供でもあるまいしこのくらいは聞き分けてもらわなければ……とは思うが、実際のところ小さな子供くらいのノリで接しているところも、あるにはある。]
(98) 2018/11/30(Fri) 01時頃
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>>*28
[布団を被せて寝かせる際、覆いかぶさるのと似た姿勢になると、宇原が倒れこんだ負荷でスプリングが軋む。]
……。
[スプリングの軋む音、宇原の苦しげな息づかいと表情に、自分のどこかからギクリ、と音が鳴ったような気がした。ほんの、ほんの僅かな瞬間の出来事。 だってこれ、エロコンテンツで見たやつや!
そんな自覚も薄いままに、なんだかバツが悪いような気分が湧きあがりなんともないふりで姿勢を直す。]
(*30) 2018/11/30(Fri) 01時頃
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[布団を被せて上半身を起こすと宇原がじい、とこちらを見ていた。実に顔が良い。
風邪薬の有無を念の為訊いてみたものの、予想に反せず、それもこの家にはないらしい。飲むのを随分渋っているようだが、単純明快な手段が好きな岩動は頼れるものには頼りたい。]
薬飲んで寝りゃ一発だって。
(99) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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んん〜ごはんだけ届けてさっさと帰ろうと思ってたんだけどなあ…。
[さすがに、この状態の友人を放置して帰るほど薄情ではない。 とりあえず薬局に行って必要なものを買いに行くとしよう。体温計と、のど飴、あとは鼻貴族に使い捨てマスク…そのあたりだろうか。あとは行ってみてのお楽しみ。]
なにか欲しいものある?
[冷却シートを投げつけたあと、冷蔵庫からスポーツ飲料を取り出して、ペットボトルのまま脇にぼん、と置いてベッドの端に腰掛ける。]
(100) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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[寝転ぶ宇原を見下ろす形になり、先程投げつけた冷却シートを片手に、彼が不器用に前髪を持ち上げて居るのを見かねて片手でその前髪を持ち上げた。]
おさえてて。
[そう言って、宇原の前髪が額に掛かっていないのを確認すれば、冷却シートを受け取り剥がれかけになっていたフィルムを取り去り、ぷるぷるとしたジェルのついたシートが宙にぬるん、と揺れた。]
はい、ぺた。
[ぺたり、と無防備な額にシートを貼り付けると親指でなじませるようにこすりつけた。]
[宇原の額にシートがひやりと吸い付いたのを確認すると、立ち上がり上着を羽織る。]
(*31) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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じゃあ、ちょっと薬局行ってくるね。
[そう言うと、ポケットからスマホを取り出して宇原の方へひらひらと振ってみせる。「なにかあったら連絡して」言外にそう伝えた。]**
(101) 2018/11/30(Fri) 01時半頃
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