298 終わらない僕らの夏休み!
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>>144>>146
同盟だな。9月1日同盟。
[岸が違う同盟を結成をしているとは知らずのまま、自分が勝手に作っていた同盟名を言った。水色のアイスを持つ2人に、オレンジのアイスをこつんとぶつけて乾杯の真似事をした。]
おう。 花火はみんなでやったほーが楽しいからな。
[保護者問題が中学生には発生しそうだから、親には一言言っとけよ、と助言はしといた。]
(157) 2019/09/05(Thu) 10時頃
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―コンビニの外―
[アイスの袋を破ってコンビニの外のゴミ箱に捨てた。 手に持っていったスマホが震えれば、秋山の名前がロック画面にメッセージと共にぽんと上がる。ふざけたメッセージに>>26どんな返事が来たのかと思い視線を画面に向けると]
『ねむい』
『勉強疲れで頭イカれたか?』
『宍井からも変なメッセくるし なんか今日、祭以外にあんの?』
[次々と送られてくるメッセにアイスが溶け始めているのも気付けない。ループの輪から―――外れた…?そんな事が、ありえるのか。]
(158) 2019/09/05(Thu) 10時頃
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「宍井 って」
『水泳部の2年の、ほら、背の高い女子』
[昨日の神社で、大須賀と一緒にいた生徒だと一致する。]
……、誰か 宍井の 連絡先知ってるか。**
(159) 2019/09/05(Thu) 10時頃
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ワタルは、そう、雛子と大須賀に問う。
2019/09/05(Thu) 10時頃
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9月1日に、とか、我らが同盟に、とか言うのかなァこう言う時
[乾杯の素振りで合わされるオレンジと水色のアイス三本。(>>144>>157) 何これかわいいね、と思わず笑った。]
[購入したモバイルバッテリーに繋いでようやくスマホは息を吹き返した。 急いでアプリを開き直して安住(>>85)(>>126) へ一報。グループチャットの方にババババ…と]
『ごめん 充電切れてて遅くなっちゃった』 『今、表の方(>>>>83)見てる めっちゃすごい』 『夏のお楽しみいっぱいなのいいね! 私今年買った水着着たい』
[そしてカエルのキャラクターがビキニを着たスタンプ]
[そこそこの手さばきでフリック入力して一旦送信。 一覧表を表示し直して歩きながらアイスをかじり、となかなか忙しい。]
(160) 2019/09/05(Thu) 11時頃
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[合わされる三本のアイス。 会堂の色はオレンジ、自分と少年の持つ色は水色。 補色に近い、正反対の色味に嗚呼……と喉が鳴った。]
こう言うのをさァ、象徴的、って言うんだろうね。
[会堂の持つ色を眩し気に見つめて呟いた。 自分達と彼との間に線を引くように、ただ違うね、と。
───本来ならば、少年の持つべき色はあちらだとは言ってやらない]
(*20) 2019/09/05(Thu) 11時半頃
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……ってか、何か気ィ使わせちゃった
[確かに色々と出費が重なったので鼠花火奢り(>>156)の提案はあっさり受け入れた。 スマホの検索画面を呼び出して9月1日を検索。案外多い情報量に少し瞬いて]
防災の日、キウイの日、レビュー記念日…あんま意味無さそ。
[喉が渇いていたのか、アイスの消費が早い。 つい先程乾杯の儀を経たはずがあっと言う間に口の中に溶け消えた。 コンビニ袋を整理してごみを纏め、棒入れるならここね、と二人に言い置いてまたスマホに戻り
……宍井?いや、知らない名前だけど…と呟く。
今見ていた会堂、安住とのグループチャットに当人が入っている(>>87)のは知らなかった]
(161) 2019/09/05(Thu) 11時半頃
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[一通りアプリを確認して色々なものを閉じて行く。朝貰ったままの友人のお小言、鹿崎に送ったメッセージ……は既読になっているように見えるか特に反応はない。
そっか……と少し眉を下げてアプリを閉じた。
歩きながらメールを立ち上げ、暫く逡巡した後に少し力の入った指先で送信先を選び ───勝手に持っているメールアドレスだが、確か一回私直接聞いた事もあったはずだから大丈夫…と自分に言い聞かせながら文面を打ち込んだ]
『出口
昨日はごめんなさい
あんな事言うつもりじゃなかったの
雛子』
(162) 2019/09/05(Thu) 11時半頃
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『嫌いにならないで』
(163) 2019/09/05(Thu) 11時半頃
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― 夏呼西高校前 ―
[秋山先輩はどうやら9月1日を繰り返していることを、忘れてしまったらしい。
あたし達以外の人たちにはそれが当たり前で、そもそもが既にでたらめの中にいるんだから、そういう事だってあるのかもしれない。……けど……
9月1日を繰り返してると感じてるあたしたちも秋山先輩みたいに忘れていって、みんなが忘れてしまったら、どうなるんだろう。]
(164) 2019/09/05(Thu) 12時頃
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[得体のしれなさで炎天下の中一瞬呆けていたあたしは、手の中のスマホの振動ではっとする。(>>126) グループチャットに愛海先輩のメッセージ。
急いでいるので流し読みだけど、名前的に生徒会長(多分)が花火に賛成したり、夢枕がどうとか…… ……肝試しやるならあたしはパスでお願いしよう。 生徒のいない学校の前、がらんとした道路に一人で立ってるのも、何となく心細くなってきた。
『秋山先輩、9月1日繰り返してること 忘れてるみたいです』
困ったことがあったら、と愛海先輩が言っていたからグループチャットにそう書いた。]
(165) 2019/09/05(Thu) 12時頃
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[言葉が足らない気がして追加で送信してしまった出口へのメールは送信ボタンを押した直後から後悔の念が沸き上がった。ちょ、これ、重くない!?おも、重いやつ送っちゃったんじゃない…!?
やば、なーんてね、とか送った方がいい?なんてね、バーカ、とか送る? いやいや、いやいやそんな事言ったらあいつ絶対バーカの方しか頭に残んないから…!
葛藤している目の前でスマホの画面に着信のアラームが鳴った。 内容に目を通して、]
……あれ?これ ───!会長、これ、秋山、秋山が
[それ以上は絶句してしまって助けを求めるように会堂の顔を見る事しかできなかった **]
(166) 2019/09/05(Thu) 12時頃
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― 夏呼西高校前 ―
[グループチャットには、カエルが水着きてるスタンプも流れてきている。 プール賛成の人がいるみたい。 学校のプールを使うつもりなのかな? それとも、ずっと大きいし、市営プールまで行く感じ……? まさに学校のプールの方を眺めている間、会長達の間であたしの名前があがっているだなんて事は知りもしなかった。
それから個別に送られてきていた愛海先輩のメッセージ(>>125)を読んで
『やっぱり怖くなってきたから、 お手伝いさせてください』
と返信する。]
(167) 2019/09/05(Thu) 12時半頃
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[移動がてら、朝連絡をくれた千早ちゃんにも
『秋山先輩が9月1日繰り返してること、 忘れちゃったみたい』
と送ることにした。]
(168) 2019/09/05(Thu) 12時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/05(Thu) 13時頃
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― 夏呼西高校前→図書館 ―
[颯成や研人や根岸あたりにも知らせておいたほうがいいのかな……
そうは思ったのだけど、ぎらぎらと日差しで光るフライパンみたいなアスファルトを歩いていたので、図書館に着いてからにしようと決めた。すこし速足になる。
浴衣を着たお祭に向かう人とすれ違った。 買い物袋をさげた人とも。 あの人たちも、前回もその行動を繰り返していたのかな。 街が全部作り物になってしまったような錯覚がある。 あたしがおかしいだけかもしれないのに。
少ししてあたしは図書館に到着することになる。 汗をふきたくなってまずトイレに向うという行動は、愛海先輩とまったく同じだった。**]
(169) 2019/09/05(Thu) 13時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/05(Thu) 13時半頃
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──神社──
あ。話、決着つきました? 鹿崎先輩、ほら。 お水っていうか、かき氷のシロップ抜きです。
[ 両手にカップを持った状態で、 千早は一段落したように見える二人の元へ。
お祭りでミネラルウォーターを買う人なんて、 確かに早々いないのだろう。
飲料水をぱっと見つけられなかったので、 かき氷を買ってきた。シロップ抜きで。
ご相伴に預かろうと買ったもう一つは、 千早イチオシの霙味である。]
(170) 2019/09/05(Thu) 13時半頃
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……って、寝てます? どこまで自由なんですか、もう。
[ とりあえず冷えひえのカップを、 緩んだ頬>>155のあたりに押し付けてやろう。
呆れた顔をしつつも、 もう一つのカップを出口先輩に差し出し、]
食べます? っていうか結局、 昨日明加先輩と何揉めてたんですか。 もしかして、9月2日が来ないことに──、 ……関係、ないですよね。
[ 自分の知らない新情報があるんじゃないかと、 ちょっと期待を込めてちらちらと視線を送る。 ポケットで震えたスマホ>>168にはまだ気付かず。**]
(171) 2019/09/05(Thu) 13時半頃
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― 八月の回想(2) ―
[部屋で寝ていたけど、だんだん頭がいたくなってきている気がして、車をだしてもらって、とりあえず町の小さい病院につれていってもらった。
夜だった。黄色っぽい月が出ていて、雲がすこしかかっていたことを覚えている。 あたしの家から病院に行く時、叶い橋を通る。 願い川に月の光が反射してるのを窓から眺めていた。 後部座席に座っていた。 古いがたがたのアスファルトを走っているせいで、車は揺れていた。
病院について、薬のにおいの待合室で暫く待ったあと、昔から風邪をひいたら診てもらっていたおじいちゃん先生に診てもらった。 久しぶりだねと言われた。 あたしは頭痛を我慢しながら「はい」と言った。 頭痛の度合いやどこがどう痛いか質問されて、あたしはつい、少し我慢をした返事をしてしまった。
ここでは詳しい検査ができないから、心配なら大きい病院に行って診てもらうしかと言われて、あたしはまた「わかりました」と頷いた。 待合室のお母さんにそれを言うと、この時間から大きな病院に車で行くのは無理があるから、明日にしようと言われた。 あたしは病院から帰ることになった。**]
(*21) 2019/09/05(Thu) 13時半頃
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─ 図書館 ─
[頬杖をついて、レシピ本を眺める。なるほど、冷しゃぶくらいなら俺にも作れるかもしれない。他にもいくつか。いつか家を出て一人暮らしをした時にこういう知識が役に立つかもしれない。ぼんやりと『そんな日は来るのだろうか』と思う。俺が家を出る日が、という意味で。そして次に『明日が来るかわからないのだ』ということを思い出す。 目を開いているのに、本を眺めているのに、そのページの情報が一つも視界に入らなくなった。
このままだと、俺は一生あの家に居続けなきゃいけないのか。]
…………
[ふと、読んでいる本の下に紙片を置く白い棒が数本見えた。(>>148)いや、人間の指だ。顔を上げるとそこには安住先輩が居て、そのまま視線を定めると目が合いそうな気がしたからまた視線を紙片に落とした。メモを手にとって開くまでに、安住先輩は離れた席に移動していた。知っている人間の気配と、距離感にほっとする。 安住先輩とはほとんど話したことはないけど、こういうタイプの"よくわからない人"は居てくれると少し、安心する。]
(172) 2019/09/05(Thu) 14時頃
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[貰ったメモに書かれた内容は、およそ俺のような人間宛にはもう一生かかることのないかもしれない誘いだった。こういう時どうすればいいのかわからない。会長にいきなり『花火やるの?詳細求む』とか連絡するのは正直無理ゲーに近い。マジで無理。 ……すごく行きたいとかじゃない。もちろん。でも結局行けないんだろうと思うと、何かどこかしら残念に思うような気持ちがあった気もした。 荷物からボールペンを取り出して、貰ったメモ帳に一言書き足す。]
『ありがとうございます。』
[声を掛けてくれたこととか、窮屈にならないように気を使ってくれたこととか。こんなクソ気難し野郎にそういうことをしてくれる人がそう多くないことを俺はよく知ってるから。 席を立って、安住先輩のいる席まで行き同じようにメモを置く。少しだけ頭を下げた。気付かれてもなんか恥ずかしいから、少しだけ。
さっきも思ったけど、いい匂いがした。風呂入ってきたのかな。]
(173) 2019/09/05(Thu) 14時頃
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[元いた席に戻ろうとしたら入口側に背の高い女子が見えた。(>>169)咄嗟に、昨日の余韻でも残ってたのか、なんとなく。そちらに向かって片手を少し上げてしまった。
……あれ、トイレから出てきたとこじゃないか?そんなとこ男に見られるのイヤじゃないか??
手を上げたあとに気づいて、汗が吹き出した。手を上げてしまったことにも気づいて慌てて引っ込めて、俺は席に戻ったのだ。]**
(174) 2019/09/05(Thu) 14時頃
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[スマートフォンの画面から目を上げ、強張った貌の会堂を見る。 表層的な意識としては半ば縋るように彼に助けを求めながら、然し何処か醒めたように腑に落ちるものがある。
二度目の9月1日の時点では共に居る二人や己と同様に繰り返しの異常さに気付いていたはずの彼から何故その意識が抜け落ちたのか。 三度目の今日を迎えたこの町の気配が僅かに変わった気がするのか。 嗚呼、そう云う事、そう云う事なのだ───つまりこの時を留めた世界を閉じてしまうには、昨夜あのもう一つの『何か』がそうしたように、異物を取り込んでこの場に縫い留めてやればいいのだ]
(*22) 2019/09/05(Thu) 17時半頃
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[灼熱に焼かれ続ける脳裏にじわりと愉悦が満ちる。
嗚呼そうすればこの夏は終わらないのだ、そして私は彼らに置き去りに等されない ……いっそ一つに溶け合ってしまえるのなら
胸の芯に空いた穴からひやりとした哀しみ染み入る。 沸き上がる熱の塊が急激に冷やされてまた新たな罅となり、燃え崩れそうな体が痛む。
あのごぼごぼと泡立つ不可解なノイズは秋山翔を飲み込んでしまった事を自覚しているのだろうか]
嗚呼、……やっぱり哀しい。
[ぽつりと溢れるように目の端から炎の粒が零れ落ちて肌を焼いて行く。 ある意味では秋山を、この町は、あの何かは永遠に手に入れたとも云えるのかもしれない。 それなのにどうしようもなく空しい。 嗚呼、あの『何か』にとってこれは良き終わりであったのだろうか。 終わりであったのか、すらもわからないけれど
それに確信もした。……放っておくばかりでは彼らはこの世界の殻を破ろうと藻掻くだろう]
(*23) 2019/09/05(Thu) 17時半頃
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[頭蓋の中を強く掻き回されているかのようだ。 嗚呼、ならば、今日摘み取るべきは? 選択をしなければいけないのだろうか、カードを選ぶように
昨夜のようにただ『あれ』に任せきりではいられるはずもなかった。 手に入れて、そして失う誰かを見定めなければ
………手に入れておきたいのは。 浮かんだ顔を打ち消した。あれは、駄目だ。駄目だ。駄目、駄目……絶対に駄目………
乱れた心のままに炎が荒れ狂う。炙られた肌にボコボコと水泡が粟立ち醜く爛れて行くようだ。 嗚呼、と両の手で顔を覆った。嗚呼、嗚呼……喜悦と哀しみが交互に襲い来る]
ッハ、ハハ………!ハハハハ、ハッ……!!!
[嘲りを含んだ高らかな笑い声は泣き叫ぶような響きをしていた **]
(*24) 2019/09/05(Thu) 17時半頃
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― 神社 ―
おう、岸お帰り。見ての通り気楽なモンさ。
[岸が戻って来た頃(>>170)にはクタクタのオレがいた。 体力的な疲れよりも精神的な疲れだろう。絶対。]
ま、変な気を起こさなかった分可愛いモンだわな。 次は絶対ご勘弁いただきたいところだが。
[かき氷を買ってきたのかカップを差し出されれば即座にそれを受けとる。(>>171) しゃべり過ぎと突っ込みすぎで喉が渇いてるくらいだ。]
(175) 2019/09/05(Thu) 18時半頃
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ぶっ
[明加との出来事を訊かれ口に含んだかき氷を吹き出した。]
つか、何で明加が泣いてるかってのはオレが聞きたいくらいなんだがなぁ…………
[そしてスマホの待受はメッセージの受信を知らせる。]
(176) 2019/09/05(Thu) 18時半頃
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― 図書館 ―
[汗をなんとかしてから、まずは郷土史の書架から探そうと思っていたんだけど、それよりも先に、知っている顔を見つけた。(>>174) 根岸が片手をあげて挨拶をくれていた。 彼はすぐに手を引っ込めて、真顔で席に戻っていった。 え?なに?なんかタイミング悪かったかな? でも、申し訳ないけどあたしには丁度一つ用がある。]
根岸。
[あたしは彼のいる席へ近づいて、小さい声で根岸に声をかけた。] なんか、いきなりでごめん。 3回目……ていわれてわかる?
(177) 2019/09/05(Thu) 18時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/05(Thu) 18時半頃
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え"っ
[メッセージは噂の明加からである(>>162 >>163)]
(178) 2019/09/05(Thu) 18時半頃
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あっ岸スマホ震えてるぞ。
[このメッセージ(>>163)は鹿崎少年に見せてはならない。刺激を与えないためにもまず話題をオレと明加から逸らすことにした。
そしてメッセージを返すは]
(179) 2019/09/05(Thu) 18時半頃
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『いや、オレの方こそすまなかった。 嫌いになるもとか全然思ってないから気にするな? むしろ何か嫌なことがあったら誰かに相談するンだぞ?
出口』
[明加への返信は怠らずに。 でも、このループがオレと明加の関係が原因だったら本当に申し訳ないなぁ、とは思ってる。
岸に氷を押し付けられて(>>171)なんとも言えない悲鳴をあげてる、鹿崎少年のことを考えても**]
(180) 2019/09/05(Thu) 19時頃
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[汗の処理についてはそんなことほとんどしたことのない俺にはわからないことだった。(>>177)ただ女子トイレの方を見張ってたみたいになったのがイヤすぎて俺は咄嗟に見ていないふりをしたけど、それも無駄だったみたいで、宍井は真っ直ぐにこちらへ歩いてきた。]
……近いな…
[むず痒い気分になって少しだけ椅子を引いて距離を取るも、小声でしか話せないし。なんか宍井もいいにおいするし。]
………わかるよ。 やっぱ夢じゃねんだな。
[これも丸ごと夢なのかもしれないけどそれこそ『だからどうした』。ということは、宍井も3回目だということだ。間違いない、俺ら全員で9月2日に閉じ込められている。]
…何かあった?
[小声で尋ねる。場所を変えたほうがいいのだろうか、でもせっかく涼しいし。叱られない程度にこそこそとこの場で話すことにした。]
(181) 2019/09/05(Thu) 19時頃
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