207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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ヘクター……。
[でも、その時にはまた碧色が映し出すものは、 船長に腹を刺し抜かれるヘクター…。
あがる血飛沫、鉄の匂い。 船長がその、雄々しい命を摘み取っていく瞬間……。]
――……や……。
[ヘクターに襲われた時と同じように、悲鳴は、消え失せ、声はあがらない。 そして、喘ぐように目の前のジェレミーに手を伸ばした。]
(102) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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セシルは、ヘクターの吹き出す血飛沫を呆然と見つめ。
2014/12/16(Tue) 00時頃
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[道化の顔面に強かに一撃が加えられ真面にそれを受けた。 それに動揺を見せることもなく、道化は刃をヘクターの腹から抜くとこう吐き捨てた。]
ハッ、化粧が落ちたわ。
[口の中を切ったのか、赤い色をした唾を甲板に吐く。 それから殴られた自分の顔を乱暴に拭った。 顔の右半分の雀斑が露わとなる。 もう左半分はギリアンによる血化粧。]
それにな、ネイサンではない。 シャルルだ。シャルル・ド・ポンメルシー。
[それから道化は。 介錯でも行うかのように、未だ少し息の残るヘクターの首を切り裂いた。]
(103) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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[煌々と碧に輝く目が、こちらに向き。名を呼ぶ声は、浅い呼吸に喘いで途切れた>>95。 苦しんでいる、のだと感じた。この航海士の内に眠る何かは、彼を苦しめている。 その原因に思い至るはずもない。銃の一丁が人間を変えるなどと、非現実が過ぎる。 故に、呪詛のように殺意を口にするセシルの背をかき抱き、押し留めることしか、できない。]
殺されない。お前は殺されない。私がこの手で護る。 だから……殺すな。その手を汚さないでくれ。
[その殺意に呑まれれば己の信じたセシルは消えてしまう気がして、言葉を重ねるばかりだった。 ヘクターの声が聞こえた>>99のは、その頃だったろうか。]
(104) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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はあん?
俺様は、わんわん狼でもちゅうちゅう鼠でもねえよ。 …… まあだ正体明かせねえか?
[獣嫌いの銃は、銃口から煙を吐き出している。 ふ、と、息でそれを散らして、指差すように、再度突き付けた。 反撃がない―――― のならば、引鉄は、指を添えるだけ。
采配を疑わない声。 鼻をかめ>>98 その言葉に、銃身で鼻を掻く。]
おーおーおー、鼻かんでもっぺん嗅いでやるわ。 布、貸してくれや。
[ちり紙なんて便利なものは、海上では勿体無い。 鼻を拭う布を寄越せと、口先三寸、揺らして。]
(105) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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[伸ばされた手を、強く握る>>102。 何時でも頼れと言ったくせに、この手は何の力も持たなかった。]
(106) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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[煌々と紅い月が照らされる中。 道化の顔に、最後の足掻きが入る感触がする。>>100 それを見届けると、ざまあみろと言わんばかりにニヤリと口の端をあげた。
深傷を負った腹に、サーベルが突き刺さる感触はもう無い。 ただただ派手に血飛沫が飛ぶのをどこか朦朧とした意識で眺めていた。最後に道化が名乗るのを聞けば>>103]
――へぇ、本当は、…そんな……名前……なのか。 じゃあ、改めて、……あばよ、シャルル。
まあ、何だかんだで、 この船での人生、 案外、………
[僅かに残る意識でそう言葉を紡ぎ。 道化が血濡れたカトラスを抜くのを見遣った。 大口叩いといてこのざまじゃ、 あっちであいつらにあれこれ言われそうだな。 騒がしい連中の声を考えただけでうんざりする。
そんな風に思いながら、静かに目を閉じた**]
(107) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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[貴族の好みそうな 趣味の悪いエメラルドが、首と、指の間で鈍くきらめく。
弁償代に申し分は無いにしても、払う手が無かった。]
ッッッッか、噛み付いてこないねえ。
[売り叩いた喧嘩が、返って来ない。 ノコギリでぎいこぎいこ引かれるのを 心待ちにする程酔狂にもなれず、刃が向かないなら、じりと下がる。目当ては、厨房の壁、船員名簿だ。
今、隙があるなら、此処ぞとばかり手を伸ばす。]
(108) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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>>104 …ミー……ジェレミー……。 俺は、殺さないと、殺され……
[呪いの女神は、狂えと、 血色をみて、怯えて、そして、向かって、 無様な肉塊へと変わる幻影を見せる。 そんなことは、求めていない。
海に出たのは、殺すためじゃなく……。]
――……ッ
[呪いが銃の引き金に指を回そうとした時、かき抱かれ、その拘束に、一度抵抗は試みるが、すぐに力は抜けた。]
たすけ……て・・・。
[こわいのだ。 弱い弱い存在と知っている。知っているから怖い。 誰よりも、力も心も弱い。それを知っているから。]
(109) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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ギリー。 仔犬はもういない。 仇は討った。
[そう聲を送りながら、やっと自分自身ももうミナカは何処にもいないのだと認識した。]
(*12) 2014/12/16(Tue) 00時頃
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[集中を損なえば死ぬ。 高まる緊張に阻まれて、痛みは一拍遅れて脳に届く。
腹の痛みを認識した時既に、 キイチの首に手をかけていた。 そう易々圧し折れるとも思っていなかったが、 一瞬、防御に気がそれる隙を作れればこれ幸い。
身を捩り、無駄に肉を斬らせる事になっても 急所に刃先が届くのを阻む。]
(110) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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ゥ゛ゥ゛ ァ
[低い呻きは、倒れかけたキイチの腕が、 刃を奥へと押し込んだからか。
これより力を込められたら、体制を立て直されたら、 腹を破られる……というギリギリのところ。 キイチの首を、持ちうる限りの握力で締めあげて。
どちらの手が、先に相手の生命に触れるか。 今のおれは、拮抗を保つのが精一杯であった。*]
(111) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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À Dieu. ヘクター。
[神の御許に。
眠るように目を閉じた彼にそう言い残すと、くるりと振り向く。 道化の目に映るのはセシルの手を握るジェレミーの姿。 それを見つめる道化の瞳の色にはもはや憎悪の焔はなかった。
道化は無言で二人に近づき……その横を通り過ぎようとする。]
(112) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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殺されない。
[何度でも繰り返すつもりだった。 恐らくはヘクターももう息絶えてしまうだろう。この船に乗って以来の無力さを感じていたが、それでも言葉を違えはしない。]
言われなくても。 ――如何すればいい。
[たすけてと力なく紡ぐ姿に、是の声はすぐに返った。 が、己に何が出来る。僅かの逡巡の後、セシル自身に求める介添を聞いた。]
(113) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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ネイサンは、ヘクターを刺した返り血が少しばかり服に付着しているのに気がついた。
2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[阻む手があれば、目的を、書き損じる。
阻む手がなければ デスポワール号と共に沈む心算は、ちゅうちゅう俺様には 毛頭無いが、采配を、見聞きしたものを、付け加える。
リーの名前の横に、狼みてえな黒いケダモノ。 船長の名前の横に、ぐりぐり、黒いカタマリ。
悠長に、これを最後まで書かせてくれるか如何か。]
(114) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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ジェレミーは、通り過ぎようとするネイサンに、ついと視線を向けただけ。
2014/12/16(Tue) 00時半頃
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ア゛ァ゛ …… ゥ゛
ミナカ ミナカ、居ない ッ ア゛ァ゛、
[まさに今、 キイチの刃を受けてこうも血を流しているのに。 治療をしてくれるミナカは、もう居ないのか。 何処にも居ないのか。]
カシラ 、おれ は、居ないならナイ
[戦闘の只中、疎らにでも意志は聲となり伝う。 不自然に途絶えがちな聲は 悲しみに暮れるせいだと感じられるだろうか。
けして、殺り合っている最中だとは、悟らせまい。 はじめて使う、誰かを騙すための知恵と、嘘。]
(*13) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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セシルは、俯いて、船長のほうには視線を向けられず
2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[床に頬を擦り付ける寸前、首が力強い指に捕まり、締め上げられる。 片手のくせに、と音もなく唇が動くか、圧迫されてせりあがる舌に邪魔されて、それすらも上手くできやしない。 柄を握る両手はふるふると震えている。 力をこめすぎての震えは、その振動すら助けにして少しずつ、少しずつ鈍い刃を筋肉を裂き、柔らかい中へ、と潜り込んでいく]
ぅ あ …ぁ、は …ひ
[手の震えが激しくなる。 洩れる呻きは笑いに似て、 意識とは無関係にずれていく黒目は、酒に身を任せた時のようだった]
(115) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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ごめん……。舵を見に行く。
[うなだれて、そう告げる。
船長が横をすぎる時、視線を向けられない。 それは、おそらく、凄まじい劣等感に近しい感情だった。 誰よりも、弱い。 その事実は、誰よりも強いものを見る勇気さえ。]
(116) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[死にたかったのだろう、と声がする。 けれど此処は墓場じゃないんだ、と否定する声もあった。
死にたいのか、殺したいのか 終わりにしたいのか、終わりにしてほしいのか、 ――そんな難しいこと、考えてもわかるわけがない。
手の震えは、不衛生に伸びた爪と柄によってカチカチと音がなるほどに高まり、やがて音は止み
指が、離れる。
腕、そして肩、最後には首からも、力が抜ける。 刀が落ちる音は、耳に届かなかった*]
(117) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[先程置いたばかりの酒瓶へ手を伸ばす。]
クソが。 さっさとテメエもヴェラちゃんみたいに 変身してみろってんだ。
[その方が楽しそうだと笑い。 鼻を掻く様子に>>105、]
は。 そのまま暴発すれば鼻かむ手間も省けるな? ついでにその顔も変わって モテるようになるんじゃねーの?
[実際そうなれば面白いのにと。]
(118) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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ギリー。 お前まで馬鹿をするつもりかい。
[彼の聲の調子を聞き取って、けれども。 彼の矜恃を損ねないようにゆっくりと階下へと戻っていくことにする。 私が戻る前にそのお相手を片付けておきなさいと。]
(*14) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[銃とのこぎり。 どうしても初動が遅れるのは此方のほうだ。 ただ、懐に飛び込んでしまえば、 有利なのは此方であることが多い。 銃は、近すぎる的は狙いにくいのが普通だ。 だから、そのタイミングを計るのは仕方がない。
壁に手を伸ばす様子が見える>>108。 その瞬間、手にした酒瓶の中身をぶっ掛ける。]
(119) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[道化はゆっくりと船内へと降りて行く。 来たときと同じように第二甲板を無視して。 愛しい子の待つ第三甲板へ真っ直ぐ。]
(120) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[ヘクターが死んだのがわかれば、碧色はすっとひいて、 そして、状況整理をはじめる。
きっと、船長は、航海士にかける言葉などないだろう。 ただ、船を動かせばいい。その仕事のためだけに生かされている。 ローレライの呪いの名前をもってもなおも、強運と戦おうとする……。]
シャルル……。
[ふと、さきほど名乗った船長の名前を口にしながら。 ゆっくりと立ち上がると、船尾楼のほうへ]
(121) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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セシルは、ジェレミーと、二人で話がしたいと思っている。
2014/12/16(Tue) 00時半頃
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― 第三甲板通路 ―
[道化へと振り下ろされた刃は、肉を裂くでも空を切るでもなく、 男の手に硬い手応えを伝える>>14。
漸く届いた。 長いこと追い続けた、その時に――。]
あ゛ぁ゛… あ゛ぁ゛…… っ、 あ゛ぁ゛ぁ゛……
[耳がギギギギと競り合う音を拾う。
鼓動が、呼気がそれに重なり、 未だ終わらないとばかりに音楽は流れ続ける。
その音はまるで、 チカチカと弾けながら頭の中を浚う色彩の洪水。]
(122) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[刃を合わせている男に、 おかしな話だが感謝せざるを得ない。
男は何度も、 この時を迎えずに闇へと落ちる夢を見ていた。
だが同じく何度も、この男と刃を届かせることもなく、 一太刀で殺される夢を見た。
「殺してやる」と心中呟きながらも、 実際に同じ船に乗り、その力量差に怖気づいていた。
虫を潰すかのように殺され、 あっけなく死んで行くのが怖かった。
だが、それ以外に男には何もなかったから。
だから――]
(123) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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うぐァっ……!! ウっ ……ごほ、がぁ、あ゛ぁ゛……!
[道化の蹴りが内臓を押し潰す>>15。 壁に打ち付けた瞬間、背中の肉が裂け新たに鮮血が滲んだ。
見えなくなった目玉はどちらを向いているかもわからない。 どこまでが目玉で、どこからが自身の体内なのかも。
頭に、右肩に右脚に硬い物を感じ、 倒れているのだと気付くにも時間がかかる。
ダンと足で床を鳴らし、 起き上がろうと手を突こうとして。
けれど方向を間違えたのか、 腕に力が入らなかったのかわからないが、
再び背の傷が裂けるのを感じた。]
(124) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……… ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ………
[威嚇するような声と、 サーベルを持った腕が床を殴る音を響かせて。
――みっともない姿だ。 けれど今はただ、立ち上がろうと……、 足を腕を、自身を鼓舞するように叩き付ける。
身の内に響く音楽は徐々に速く、
それは、 心臓がまだ生きたいと叫びをあげているかのよう。]
(125) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[――道化の声が、仰いだ天から落ちてきた。>>15
道化にも、ギリーにとっても一瞬>>31のことであったが、 男には長らくの時間と思えた。
思えば
長い、長い余生だったのかもしれない。 色を失ったあの時か、暴力を思えたあの瞬間か。
男は、臆病に生きながらえながらも、 どこかで終わりが来るのを待ちわびていた。 終わらせる決心のつかない事を悩み、苦しんでいた。]
(126) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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―――っ ごぽごぽご……… ヒュー ヒュッ
ヒュー…… ヒュ、 ――
[遠のく意識の中、声帯が溺れ息が漏れる音がする。
それと――]
(あぁ…… 、 何言ってんだか、 わかりゃしねぇ……)
[聞いたことの無い呪いを唱える道化の声を最後に、 幕は降りた。>>17
死の幕の色は白でも黒でもないのだな、と、 幕引きを迎えた男だけがその色を見た。**]
(127) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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[音を伴わない聲が届き、その聲が語った短い話に、 キイチに触れていた左手が微かに震え…――
グズグズ腹を拓かれゆく痛みに、熱に、刃の冷たさに、 この傷を診る“船医”はもう居ないのか……と 思ってしまった。
こうも深く負った傷は、 死に損なってもあの手失くしてどう治癒すれば良いか。
おれが命落とせば、主の化粧がまた厚くなりはしないか、 悲しんだりはしないだろうか 独り、独りに、なりはしないだろうか……
――…余計な思いは、 愚直に殺すためだけに全てを掛けていた男の力を奪う。]
(128) 2014/12/16(Tue) 00時半頃
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