255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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[>>73 口ごもる友達に眉根を寄せて背中を小突いた。]
なぁ、君。様子がおかしいったってさ。 それまでジルが何してたのかちゃんと見てたんでしょ? ……なんにも心当たりないわけ?
[あれ、妙だな。 確かにブローリンなら、僕なんかよりずっと小猿の体調なんてよくわかってるはずだよね。 ようやく湧き出た違和感に更に首を傾げるけど、 違和感よりも、彼を信じるのだって、昔からの僕の癖。]
お互いね。 ……僕もあれだけ苦労してなきゃ、君と知り合ってなかったんだ。
[視界いっぱいに天井を映しながら、頭の中では、二人で進んだ裏道と、必死で登った無骨なネットが広がってる。 向き直せば彼もこちらを振り返っていて、歯を見せて笑ってやった。 ジルの体調はどうだろう。]
(85) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/11(Tue) 00時頃
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[やがて現れた面々に遅ればせながら朝の挨拶を。 そして手紙のことを問われたなら>>75]
ええ、どうにも。 さあ、今日はだれの記憶がなくなるのかな と。 それだけだったようです。
[簡単に答えたでしょう。 そしてスザンナさんからの返事があれば>>77]
本当に。心配してもらって、気遣ってもらって。 もらってばかりでした。お優しくていらっしゃるので、心配です。
[彼女がショクなのかもしれなかったと思わなくはないです。 けれど私にとっては、優しい人でありました。裏の顔は知りませんでしたので。 ただただ慈悲深く、信仰心の厚い方という印象のままで。]
(86) 2016/10/11(Tue) 00時頃
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[密告について口にするニコラスとスザンナに、顔を上げる。 あの投書箱のことだろう。 自分があの箱を使う予定はまるでなく、意識していなかったが。
食べ終えた己の食器と、スザンナの食器(>>82)を重ねて片付けながら、二人の会話に耳を澄ませる]
(87) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[>>76 開かれた扉の向こうに飼い主よりも先に入り込むと、そこにいたのは行儀よく椅子に座り、良い子でご主人を待つ小さな友達。 耳に通る鳴き声もその様子も、ちっとも不調には見えなくて……、]
…………あれ。 ねえブローリン、一体どこが、
――……!?
[ごめんね。 ごめんって、何に?
ここまで来れば頭の悪い僕でもさすがにわかる。
謀られたんだ、――って。]
(88) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[扉を閉めて、先に>>88室内へ滑り込んだ後ろ頭を見る。 掻き上げた前髪が、さらりと瞼をくすぐった。
"食事" 青い眼は、ただ真っ直ぐに――"友人"を、見ている。]
(89) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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…… あとは俺に任せて。
心配しないで。
―― それじゃあ、
(*27) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[彼の身に流れる、半分だけの"同胞"の血ゆえか、真っ直ぐに視線を合わせても"アクセス"は遅い。 それが何かも知らないままで、ひとつ、抜き取っていく。]
俺はお前を友達と呼べて幸せだった。
<さよなら。>
[ これできっと、ラルフは"ショク"の疑いから解放される。 さんざん踏み躙られた心をこの足で踏みにじることになってしまったけれど。
生きてさえいれば、 新しい"友人"を探しに、この広い世界を歩いていける。 自由さえあれば、どこへだって、行ける。]
(90) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[スザンヌ嬢の声に顔を上げれば、はい。と肯定の答えを一つ>>84。]
はい、ブルーノさんの名前を書きました。 ……ただ、彼らが望む密告の内容ではなかったかもしれませんが。
[それは耳を傾けていたガストンや、その他にも耳をそばだてる者が居れば、十分に聞こえる声だっただろう。*]
(91) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[言葉はどこまで届いただろう。 いずれ何もかもが、靄に包まれて――そのまま、その身が崩れ落ちたなら。
歯噛みした奥歯が、ギチリと嫌な音を立てて軋んだ。
しゃがみこんで、組んだ両腕を額に当てる。 ――悲しいほどに、それは祈りの姿に似ていた*]
(92) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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ニコラスは、ガストンから受け取った赤い手紙を封筒に戻した。
2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[密告の話が出た事によって 広間の空気はとても固いものになったように思えた]
えっと
そ、そう、ミッコク!っていう飲み物が…… ない、よね。
[彼が誰かを疑ったという事実は誤魔化しようもない。 けれど]
……はやくみつけなきゃ、 終わらないん、だよね。
[こういう時、元気に明るく。 それが自分の役割の筈なのに。
落ち込んだように投票箱を見つめていた]
(93) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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――――ど、して。
何も心配するなって、策はあるって、 君、そう言ったじゃないか。
[怒気を隠してなんかやらない。 僕でもわかる。彼がどうするつもりなのか。
でも、ブローリンが優しいのは、僕が誰より知ってる。
――ひとつ気掛かりなのは、この後のことだった。 これから僕がいないままで、大丈夫だろうか。 いつも僕が心配かけてばかりなのは知ってるけど、お互い様でしょ?
君だって、いつも無茶をするんだから。]
(94) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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[「ブルーノさんの名前を書いた」>>91 これを聞いた時、私はどんな顔をしていたでしょう。
怒り?悲しみ? いえ、私の中で 「ああ、ブルーノさんがショクならいいのに」 そんなことを思ってしまった感情には気づきたく、なかったですわ*]
(95) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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随分自分勝手に言ってくれるね。 残念だけど、――僕は君を忘れたりなんかしてやらないから。
[僕にはきっと、それを上塗りしてしまう記憶があったはずだから。
でもまあ、なんでもいい。
君にあげるよ。 こんな、がらくた山の中で見つけた、小さな煌めきでもよいのなら。 また何度だって拾えばいいんだ。 宝物の一つや二つ、惜しくない **]
(96) 2016/10/11(Tue) 00時半頃
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