72 人狼戦隊ウルフマン ーThe Movieー
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/17(Sat) 23時半頃
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……あら。 貴方は誰かしら?
[瓦礫と化した和菓子屋。 その前に立つ女……無論、常人の筈は無いのだけれど。 彼女は薄く笑う。そうしてやってくる男を出迎えた。]
(114) 2011/12/17(Sat) 23時半頃
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[ブルー、ブラックも撤退したのを見届けて(ブルーの援護にはありがとよ!と叫んだ。聴こえていなかろうと自己満足なのでいいのである。)、バイクはひた走る。 自分の息苦しさは時間の経過と共に楽になりつつあるがサイドカーの穣司は以前顔色の悪いまま。変身も解けてしまっている。]
穣司、もう少しで研究所に…―!?
[変身を解き声を掛けたところで、仲間の声が届く。 内容に目を見開いて、バイクの速度を落とそうかどうか―穣司と他の仲間達の危機、どちらを優先すべきか―心の中、葛藤を繰り広げる。]
(115) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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[その場には、ヨーランダだけではない。 何時の間にか白百合十字軍の面々が勢揃いしていた。 結局のところ、1人で来るか否か確信の持てなかったヨーランダが近くに待機させていたと言うのが真相であったのだけれども。]
貴方も、綺麗な狼の石を持っているのかしら?
[それが何をさすか、目の前の源太にも分かった事だろう。 彼が反応を見せれば、薄く笑って見せた。]
(116) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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[和菓子屋の前には、不思議な女がいた。]
ほう、俺のことよー知ってるみたいやな。 お前こそ、誰や。
[その姿は一般人のようにも見えたが。]
や、いわんでもわかるかもしれん。 当ててみよか。
―――人狼族やな。
[その周りには濃い霧のように黒い瘴気が漂っている。 親友は無事なのか、それだけが気がかりだった。 救助活動のため、一瞬にして白い光が包み、その姿はスーツに包まれ白く輝く刃がその両手に現れる。]
(117) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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譲司、譲司。良かった。無事だな。
[黒木の声が溶けるように安堵するのが目に見えてわかるようだった] わからねえ。 百合に会うって……白百合仮面って奴のことだろ ワクチンをブン取るどうこう言ってたが…
[思考の海に沈みかける。いくつものジャンクション、いくつもの降り口が黒木の後ろに走り去っていく]
一体どこにいんだよ、シュウ! 一人になるなよ、てめえら!!
[手掛かりはあまりにも少なすぎた。黒木は一路研究所に戻ることにした]
ウルフブラック JACK IN!!
[黒木の叫びには焦燥の色が多分に交じっていた。なのにどこかの料金所の電光表示板はいつも通りETC表示から「W-MEN」変わり、黒木を研究所まで誘導した――…]
(118) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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知っているのじゃない。 その通り――
[片手には細工剣、だがそれだけではない。 周囲には洗脳に使う為の瘴気と。 エリアスの生み出す月光病の瘴気。 さらには、セレスト達による洗脳の支援までも受けて。
完全に、多勢に無勢と言った構図であった。]
降伏しなさい。 今なら、悪いようにはしないわ。
(119) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/12/18(Sun) 00時頃
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[あたりに渦巻く黒い瘴気が一気に濃くなった気がした。 ずしり、と身体が重くなる]
―――!? なんや、これ―――!
[頭がふらつき、目の前がちかちかする。 恐らく目の前の女性が操っているのだろうが]
くっそおおおおおおおお!!!!
[逃げるにしても多勢に無勢。 恐らくはシュウは近くにいるだろう。 ひとまず時間稼ぎをしなければと、目の前の敵に切りかかろうと駆ける。]
(120) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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[無事だな、とゆるむ優しげな声。 玲司さんのその声に少しだけ胸が苦しくなる。 いつもこの人には心配をかけてばかりだ、と思うから。]
無事、です。 大丈夫、これくらいじゃ、まだ――
[ゆっくりと頷く。 それでもまだ焦りの消えない様子の玲司さんに、力ないぼくが悔しくて歯噛みした。]
(121) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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