212 Dark Six
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― 商業施設付近 ―
・・・・・・ 《僕の背に伏せていて。 ここも、落ちてるみたいだね。》
[囁きにはミツボシへの心配の色が微かに滲む。 一階は吸血鬼や眷属達の出入りが多い。では、二階は?主体は一階なのだろうか、…今は途絶えているのか屍の姿は無い。別の建物の影から商業ビルの二階へ向けて短い助走で跳躍し、ケイイチを促そうとする。 何事も無ければ、二階の入口からそっと入ろうと試みるだろう。音も無く侵入し、一階の様子を窺う為に。*]
(113) 2015/01/17(Sat) 22時半頃
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イワンは、ケイイチの動きに従うつもりで。
2015/01/17(Sat) 22時半頃
イワンは、ミツボシを探そうとするだろう。
2015/01/17(Sat) 22時半頃
馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/17(Sat) 22時半頃
ケイイチは、イワンに小さく頷いた。
2015/01/17(Sat) 22時半頃
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[優しく狼を撫でる手>>109で、恨みの感情を押さえつける。ただ、その触れる穏やかな温もりに、何故か余計に心に影が落ちた]
了解。俺への配慮はいらない。 全速で頼む。
[言われた通りに鞄のベルトを握り、身を低くする。 気配を殺し、呼吸は浅く。高速で通り過ぎて行く景色は、人の気配のないまるで死者の街のようだ。次第に上がっていくスピードに髪とコートが靡くが、細く見開かれた瞳が閉じることはない。
商業施設が近づいて来た。 ずきり、ずきりと。痛みを増していく右眼は、もう気のせいだとは思わない]
(114) 2015/01/17(Sat) 22時半頃
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ミツボシは、イワンの事をふと思い出していた。
2015/01/17(Sat) 22時半頃
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―商業施設付近―
…………。
[無人の道中と比較して、商業施設周辺の魔物の多さは異様だった。先刻の七転学園での惨状が思いだされる。心配を滲ませる灰狼>>113とは反対に、男はじりじりと確信を強めていた。この場で何かが起こっている。否、何かが"起こされて"いる。 イワンの背で息を殺したまま、商業ビルの二階へ侵入した。痛む右眼に意識を集中させる]
(こっちだ)
[一階へ降り立った灰狼に、男は正確に目標のいる方向を指し示した。吸血鬼や眷属を器用に掻い潜るその獣のしなやかな立ち回りに感心しつつ、やがては見えてくるだろう。 壁の向こう、遠く。追いかけて来た少女>>112の姿が]
(115) 2015/01/17(Sat) 23時頃
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― 商業施設・1F ―
[侵入者に気が付いた時にはもう相手はかなり近い位置へと来ていた。 少なくとも、今から対吸血鬼と言うポーズを取っても間に合わない程度には。
――ならばどうするのか、答えは簡単だ。]
……。
[振り向いた彼女は場違いな笑みを浮かべていた。 この状況にはまったくそぐわないのだが。]
(116) 2015/01/17(Sat) 23時頃
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こんばんは、良い夜ね。
[周囲には吸血鬼の眷属。 もしくは下級の吸血鬼。
彼らがケイイチとイワンへと向ける殺気を片手を挙げて静止した。 それはまさに、老吸血鬼やホリーから吸血姫と称されるような振る舞いだった。]
教会で待っていてくれれば良かったのにね。 いくら私でも、思い入れのある場所をどうにかしちゃおうなんて思わないのに。
[本当に残念そうに彼女は笑う。 教会にずっと隠れていれば良かったのにと。
無論、本当にそうしていたらミツボシに利用されるだけであったのだが。]
(117) 2015/01/17(Sat) 23時頃
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― 商業施設・1F ―
《意志を、…持ってないのかな。》
[ブリッジで戦う事の無かったイワンだが、ケイイチの誘導の最中に小さく囁きを落とした。商業施設内にある雑多な物陰は、時には小さく、物陰を中心に吸血鬼や眷属とは反対側に周りながら何とかやり過ごす。もし明瞭な意思あるものがいれば……結果はどうだっただろう。 とかく、最後にはミツボシが居る場所へと辿りついた。イワンの耳は、指示を出す彼女の声を捉える。]
(118) 2015/01/17(Sat) 23時半頃
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―商業施設・1F―
…………。
[吸血鬼と眷属を従えるミツボシの姿を見て、イワンはどう反応しただろう。 男はその光景を焼き付けるように目を見開いた後、くつくつと肩を揺らして、堪えきれない笑みを零した。その音に気付かれてしまったのか。彼女はゆっくりと振り返る>>116。 嗚呼、もう潜入調査も潮時だ。静かにイワンの背を下りて、吸血姫に対峙した]
や、ミツボシ。思ったより早い再会になったね。
良い夜なんて、とんでもないな。 俺は可愛い後輩と飯を食いに行く約束を潰されているんだが。
[穏やかな声色には、怒りも、悲しみも、失望すらも、何も含まれていない]
残念だよ。長い付き合いで、君のことは信頼していたのに。
[唯一、見出されるとすればそれは悦び。 口先ばかりの言葉を紡ぎながら、少女に合わせるように男も哂う。しゅるしゅると首元より伸び出でる蔓は、建物の壁を這うようにして広がっていく]
(119) 2015/01/17(Sat) 23時半頃
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[ケイイチが見たイワンの姿は戸惑うばかりだったろう。信じられないといった眼差しだが、ミツボシの声もそして微かに感じる爆発物の匂いは、“こう”であって欲しいという気持ちを易々と裏切る。]
クゥ・・・
[辺りは殺気立つ吸血鬼や眷属。それを制するミツボシに、夜の挨拶。ケイイチを乗せたままなら微かに後退ったが、ケイイチが降りてその身から蔓を伸ばし始めれば、ケイイチの後ろに一歩下がるようにして、夜の演者達と対峙するだろう。今回、緩く振られる尾は喜びの証では無い。]
(120) 2015/01/17(Sat) 23時半頃
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―回想>>118―
(意思なんてないよ)
(命もね)
(吸血鬼や眷属にされた人間は、もう死んでいるんだよ)
[正確には虜にされた人間は、ごく稀な"幸運"でイワンのように正気に戻ることもあるようだが、そんな希望に縋るような可能性は無視した。 諭すように淡々と、男は冷たい言葉を吐く*]
(121) 2015/01/18(Sun) 00時頃
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[下級の吸血鬼や眷属、彼らは血を介した感染や血を抜かれる事による魔物化だろう。彼らが“人として死んでいること”については、イワンも異論は無い。だが、それでも動いている…“生きている”…と彼らのことを思ってしまう。 淡々とした冷たい言葉に返す言葉は無く>>121、イワンからの囁きは無かっただろう。]
ウゥ・・・ 《爆弾の匂いがする。この街を壊してしまうつもりなのかい。》
[軽い唸り声。微かに鼻面近くに皺が寄る。 それでも、ミツボシへ向ける狼の眼差しは、まだ、敵意には満ちていない。]
(122) 2015/01/18(Sun) 00時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 00時頃
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[狼の囁き>>122に眉を寄せた]
……爆弾?
[ミツボシの佇まいは貴族王族をも連想させ、おそらく今回の件の首謀者と思われる。その対処が最優先事項には違いないが、既に危機がばらまかれているなら話は別だ。 かちり、と小さな動きでヘッドホンの通信スイッチを操作して]
『カリュクス。 街に爆弾が仕掛けられているかもしれない。 調べられるかい?』
[多くの動物を操る彼女ならば、この手の捜索は得意だろう。ミツボシの件については、この場で説明しても信用を得るのが難しそうであり、ひとまずは伏せる。 ただ、通信スイッチはオンのままにしておく。ヘッドホンが破壊されない限り、会話はある程度あちら側へも伝わるだろう]
(123) 2015/01/18(Sun) 00時半頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 00時半頃
イワンは、ケイイチの邪魔をするつもりは無いが、自分自身は人型をしたものを殺すことへ躊躇いを感じている。**
2015/01/18(Sun) 01時頃
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― 十数年前・挿話 ―
[双眸は満月よりも眩くされど濁った金。 夜闇の中で狂気に揺らめき血を啜る化け物。 月光は闇に鎖されるべき路地裏を煌々と照らし、 男の眼差しには、生きている時にあった炯眼は無く、 喰い破られた喉元は、たくたくと血の河を作り、冷たい石畳を潤わせる。 頸骨が完全に砕かれた音が路地に響く。 ずるずると獲物を引き摺りながら近づく音。 狼の足音はせず、白灰の塊だけが存在を示す。 べろりと口元の血を舐めた後、首の振りだけで男の身を路地の傍らに投げ出し、逃げた獲物を追いかける。]
[適うならば無惨に生きたまま喰い殺せ] [それがオーダー。意味を尋ねることは無い]
[最初の男は生きた侭喰い殺しきれなかっただろう。 狼の口元が歪む。まるで笑みを浮かべるように。 ターゲットは、吸血鬼に敵する夫婦だった。]
(124) 2015/01/18(Sun) 02時頃
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[飛び掛かり押し倒した女の腑を生きたまま喰い破る。 その所業はきっと、子供が見るには凄惨に過ぎる光景だったに違いない。辛うじての救いは、その食事は路地裏の影の中でだったこと。 月の光は届ききらず、微かな陰影の違いで、何が行われているかは明確に分からない。]
[全てが終わった後、路地の影の中で狼が立ち上がる。 否、人が立ち上がる。…“ライカンスロープ”だと知る機会はその時か、似たような事件の話からだろう…。
人のシルエットが、ふらりと半身を捻り振り向いた。 眼差しは金のまま、何かの物音が聞こえたかのように。 瞬きひとつせず見開かれた双眸から、何かが零れる。 涙だったのか、浴びた血の一部か。シルエットだけからでは分からない。 だけど、狼はどっちでも構わなかったに違いない。 魔眼の虜で無くとも、その頃にはきっと、狂っていたに違いないのだから。 人の味を覚え、外道に堕ちた獣を救うものは、悪魔か聖女か、…或いはどうしようもないくらいの…人間くらいだ。]
[再び、人のシルエットは狼に戻り、路地裏から狼は去る。後に残されたのは……**]
(125) 2015/01/18(Sun) 02時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 02時半頃
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お食事の予定かぁ。 良いんじゃないかしら、映画とかであるような。 この戦いが終わったら……なんて約束。
お約束だけれど、嫌いじゃないわ。
[吸血鬼として覚醒しても、今までの年月の記憶が消えたわけじゃあない。 とはいえ……吸血鬼としての本能と、Dark Sixでの記憶を踏まえて考えた結果として。
共存が無理だって事を一番分かってるのはミツボシなのかもしれない。]
(126) 2015/01/18(Sun) 07時半頃
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蔦……ね。
[周囲を取り巻くようにして蔦が取り囲んでいく。
それらへ向けて自然発火能力を開放すると次々と蔦に着火していくのだった。 とはいえ、相手も異能者。 簡単に燃え落ちはしないのを見ると。
右手を天に掲げ、指を弾いた。 この場には不釣り合いな、まるで手品の仕掛けのタイミングのような音。]
(127) 2015/01/18(Sun) 07時半頃
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種も仕掛けもありません、なーんてね。
[ミツボシの周囲を紅い炎が取り囲み。
それらの色が蒼炎へと変化していく。 吸血鬼としての覚醒は、異能の力も強まって行ったのだろう。
余裕なのか、炎を彼らの方へ飛ばそうとはまだせずに。]
(128) 2015/01/18(Sun) 07時半頃
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さ、行きなさい。
[炎で目の前の2人を牽制しつつ。
爆弾を持たされた……虜になった人間達へと命令を下す。 さて、一撃で殺すか拘束できればそれでよし。
それに失敗すれば自爆するような彼らをDark Sixは止める事は出来るのか。 指揮系統の乱れは、それだけ有効に動ける人員が減るのだから。]
(129) 2015/01/18(Sun) 07時半頃
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―商業施設・1F―
知ってるかい。 映画だと、最後は"悪役"が倒されて終わるんだぜ?
[共存>>126など、最初からこの男の頭にはなく。 彼女と過ごした長い年月の感傷すら、疼く痛みが喰らい尽くした]
――――…、はは!
[フロアの壁を侵食していた蔓が着火>>127し、壁床天井に一気に火の手が回る。燃え盛りながらも次々と蔓はその数と長さを伸ばし、同時に一帯を徘徊ないし待機していた彼女の下僕へ鋭く襲い掛かった。 意識のない屍は、きっとよく燃えるだろう。吸血鬼も眷属も虜となった人間も、生きていようが死んでいようが、男にとっては動く死体と同じだ。 その光景は、イワンには酷な物だったのだろうけれど]
(130) 2015/01/18(Sun) 10時頃
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[ガタン、ガタン。火災報知機が反応したのか、防火スプリンクラーが作動して天井から散水が行われる。その人知のささやかな抵抗は、吸血姫の業火に叶うはずもなく、むしろ彼女の蒼い焔>>128を際立たせるだけだ]
凄いね。そんなこと、何時から出来るようになったの? 諜報部がこの強さじゃ、戦闘員は形無しだな。
[よく見知った彼女の能力を、見定めるように赤い瞳は揺らぐ。発火能力は強化されている。おそらくは他にも奥の手があるだろう。そして何より彼女は頭が良い。成程、厄介だ。 炎の向こう側、放たれていく爆弾を持った虜たち>>129。追いかけるように遠く蔓を伸ばすが、一人締め上げ、一人突き刺し、後は全部取り逃がした。 眼前の彼女から意識を逸らすわけにはいかない。これ以上は諦めるしかなさそうだ]
(131) 2015/01/18(Sun) 10時頃
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『ごめん、爆弾を取り逃がした。 吸血鬼の下僕が爆弾を持って街に散らばっている』
[果たしてどこまで状況が伝わっていたか、カリュクスへ再度通信で言葉をかけるのとほぼ同時、吸血姫の周辺の壁と天井を這っていた蔓が蠢く。それは彼女――ではなく、壁そのものへ一気に攻撃を加えた。 ミツボシの周辺と天井から瓦礫が襲い掛かるのが一撃。役目を果たした蔓そのものが四方から襲いかかるのが二撃。床を蹴り、彼女へと真っ直ぐ駆け出した男自身が三撃目]
(132) 2015/01/18(Sun) 10時頃
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― 商業施設・1F ―
[ミツボシの声>>126に、はっと信じられないものを聞いたような眼差しでケイイチを見上げた。]
オ、オゥン・・・? 《ケイイチくん、僕知ってるよ。それ、死亡フラグって言うんだよ。》
[囁きの呟きは真面目なもので心底心配している。]
クー・・・ 《僕は、この戦いが終わったらチャールズさんにチョコを作りたいけど。》
[もっとも、ミツボシに眼差しを向け直し落とした囁きで台無しだったが。教会の子供達にチャールズと仲が良くなるにはどうしたら良いか相談した結果、今年はバレンタインの時にチョコを渡すのを奨められたのである。 悪戯だとか騙されているとも思っていないイワンはそういうものかな?と思いつつ奨めに従った。…首謀者は、トニーとゾーイである。]
(133) 2015/01/18(Sun) 11時半頃
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[余談だが、去年は去年で奨めに従い、クリスマスの時期にマフラーを編もうとして、時間が足りずに緑色の正方形の中にピンク色の大きなハート型のハンカチだか鍋敷きだかなものを渡そうとしたのは、ここだけの秘密だ。]
クル・・・
[蒼色の炎>>128は離れていても熱を強く感じる。下からの蒼い炎はミツボシの貌に魔性の美しさを、熱に煽られた黒髪は妖艶さを醸し出していたか。 ケイイチの蔓が>>130誰彼構わず刺殺するのが視界に映る。ケイイチに引く意志は最早無いだろう。]
ウゥ 《カリュクスちゃんが来てるんだよね…だったら、》
(134) 2015/01/18(Sun) 11時半頃
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ォオォォ――――――――――――――――――ン
[頭上を仰ぎ高く長く遠吠えを行う。 哀しげにも聞こえる咆哮は何処まで届いたか。]
(135) 2015/01/18(Sun) 11時半頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 12時頃
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あら、私はメリーハッピーエンドも好きよ?
[くすくすと笑いながら。
当人たちだけが幸せになる世界。 彼女が勝つのならばそうなるのかもしれないのだが。]
(136) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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何時からね……ついこの間からと言ったところね。
[蒼炎が周囲を取り巻いていく。
以前の炎とは色が違っている事は共に戦った経験があれば分かるだろう。 吸血姫として覚醒する前はあくまで戦闘の補助程度にしか使っていないのだ。
ああ、そういえば。 10年前に放ったのもこの威力の炎だった。]
(137) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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――ッ
[蔦が周囲の壁を崩し、壁と蔦の連続攻撃がミツボシへと襲い掛かってくる。 周囲に居た吸血鬼達もそれに巻き込まれてしまっただろうか。 彼女自身は余裕のステップで瓦礫を避け、或いは炎が蔦を燃やし尽くす。
生き残った?面々は瓦礫の中で相手を探していくのだろうが。
そして、彼女自身の戦闘スタイルも明確に変わっている訳ではない。 それぞれの手に3本づつの苦無を取ると、6本すべてをケイイチに投擲する。]
(138) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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[最初の6本をかわされたか、それとも受け止められたか。 いずれにせよ、第2波を続けて放っていく。
5本の苦無を投擲する。 どこに仕込んでいたのかと聞かれれば絶対領域の辺りに仕込んでいたのだったが。それは目の前の2人にも見えなかっただろう。
そして、5本中3本に火薬が仕込まれており。 相手に触れるタイミングで自然発火が発動すれば……当然だが爆発する。 ミツボシが人間だった頃から好んでいた戦術だった。]
(139) 2015/01/18(Sun) 12時頃
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―回想・十数年前>>124>>125―
[惨劇を映した薄い月明かりの作り出す蠢く影絵を、ただただ息を殺して震えながら見つめていた。泣き叫びたい、母の元へ駆け出したい。けれどそれは彼女の願いではなく、そもそも恐怖に怯えた両足は、此処から一歩も動いてくれない。溢れ頬を伝う涙を止める術も知らず。 …やがて、路地裏は急に静けさを取り戻す。脈打つ鼓動が速まる。立ち上がる獣のシルエットは――]
――――っ。
[違う、それは人だった。理解が追いつかず、僅かよろめいた際に壁に服が擦れる。その音を察知したかのように、"彼"は此方を振り返った。見つかった。殺される。脳を支配する絶望と同時、これで両親と共に逝けるという安堵が少年を満たした。 それなのに、人影は此方へ近づいてくることはせず]
(……彼も、泣いてる)
[程なく、再びその影は獣と化してその場を去った。表情が見えたわけではない。けれど少年には、彼が悲しげに泣いているように見えたのだ。母の残骸の傍らに膝を折り、少年の黒い双璧は月を見上げる]
――――…神様。 どうか、御慈悲を。
[祈りは誰に捧げられたのだろう。 それは未だ少年の心が食虫花に蝕まれる前の、遠い遠い昔の話*]
(140) 2015/01/18(Sun) 12時半頃
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[啼き終えれば自分に出来ることを行う。第一線で戦うことこそ無いが、ケイイチが死者生者の区別なく殺すことを、今どうこうは言えない。事態は切迫している。何も言わずに光景を眸に映し出すだけだ。今は。]
グル・・・
[蒼炎に既視感を覚えた。女性の背中と蒼炎>>0:60>>21の。其れは夢でしか見れない>>37、心の底に残ったたった一つのもの。]
・・・
[雪色の狼は頭を振り、駆け出した。 人型をしたそれらを自分が殺そうとするのはどうしても躊躇いが生まれる。青炎を避けて回り込み>>131、爆弾を持った人間達を一撃で気絶させる為に、追い縋り飛び掛かる。]
(141) 2015/01/18(Sun) 13時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 14時頃
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―商業施設・1F―
……イワン。 死亡フラグを自分で増やすのは止めてくれるかな。
[無自覚だと思われる彼の囁き>>133に、突っ込まざるを得なかった。それは二重の意味で死亡フラグだろう。チャールズがイワンをよく思っていない理由は予想が付いた。
十年前の事件で男も多くの仲間を失ったが、中でも一番悲しかったのがチャールズの妻が亡くなったことだった。内向的だった少年も、朗らかで温かいこの夫婦には心を開いている節が見受けられた。自分の両親と二人を、何処か重ねていたのかもしれない。彼らがいたから、苦手な歌も頑張って練習した。彼らが喜んでくれれば、自分も嬉しかったのだ。
その彼女が死んだ。責任をこの人狼一人に求めることなどできはしないが、原因の一端であることは間違いなく。勿論、私怨だけではなく、組織の年長者としての警戒と配慮もあったのだろうが。 あまり恩師を煽るような真似はして欲しくなかった。昨年のクリスマス>>134、目に余って"止めておいたら"と声を掛けたが、きっと不思議そうな無垢な瞳が返ってきただけだっただろう]
(142) 2015/01/18(Sun) 15時頃
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