185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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普段があんな格好だしね それに私が、長い間バイオリンに恋しちゃってたから
[白玉の行方を何気なく目で追って]
私だって、湯来島さんのために頑張っちゃいますけどね? …白玉差し出されたら、イチコロだけど
[真顔は気にせずぱくりと食いつけば 幸せそうに顔を綻ばせる]
あまりお力になれたかわからないけど 大丈夫かな?
[もぐもぐと白玉を頬張りながらそう訊ねて]
(52) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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ふふ
[白玉に食いついた彼女を見て、 へらりとだらしない笑みを浮かべた。 きっとこうして、同じ目線にあわせられること。 それが一番の彼女の魅力で 見習うべき点だ、と思いながら。]
ええ、なんとなーくですけど 何かがわかりそうなきがします
[それは本当に、少しだけれど。 自然に浮かぶ笑顔を自覚できるほどに。]
(53) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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あ!
(54) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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マユミは、モニカの顔をジッと見つめた。
2014/07/19(Sat) 04時頃
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リッキィさんの監視を止める、ですか 私は従うのみなので
心配なので、個人的に見守るのはあり、ですよね?
[責任云々、難しいことはよくわからないけれど ただ応援したい、それだけで]
(*4) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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もう一つだけ。
[ひそひそ声で人差し指を立てた。]
九十九さんの答え次第で どうしようか決めようとおもうんです
[バッグを開け、いそいそと数枚の紙を取り出すと]
実は学校に暫くいってなくて。 木佐さんに怒られて 苦し紛れに小説家になりたいから 学校に行かずに小説書いてるって
嘘を……
[>>2:349 >>2:350 >>2:351 >>2:352 >>2:353 それは書きかけのプロット。 テーブル越しに差し出した。]
(55) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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正直に、答えてもらえますか やっぱり私、全然だめですよね……
[俯いて]
木佐さんに正直に謝ったほうが やっぱり、いいでしょう、か
[ぎこちなく、首を*傾いだ*。]
(56) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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[笑みには笑みで返そう]
そう、それならよかった!
[何となく、彼女の音が変わった気がして それが嬉しい自分もいたり]
?
[大きめな声の後、じっと見つめられれば見つめ返す]
(57) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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んー、木佐さんに嘘を付いたのはひとまず置いておいて
[出されたプロットを眺める]
実際、小説家にはなりたいの? こういうのは気持ちが大事だよー
私だって、高校在学中からこの道に入ったんだから
[苦し紛れという割にはよく出来たプロットで 進んではいないけど、特に3つ目が気になったりもした]
嘘ついたことは謝ったほうがいいかもだけど 素人目には、頑張れば行けると思うけどな? あまり無責任なことは言えないけど…
[真剣に取り組めば、もっといい物が書けるとすれば 才能がないようには見えなくて]
(58) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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[梨月の姿を見ていると安心する。 安心といったら、少し違うかも知れない。 あったかい気持ちになるんだ。]
――……、
[思案げに彼女を見つめる、瞳。 君がいるから、僕は。 君を巡って争うなんてことは 本当はしたくないんだ。 だけど、だけど―――君は僕の、
*希望*]
(59) 2014/07/19(Sat) 04時半頃
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[むっとした空気>>19が流れて来て、思わず顔をしかめる。]
ばか! こんなむわっとした所にいたら、熱中症なるのも無理ないっての!
[有無を言わさずクシャミの手首を掴んで自室まで引っ張る。 額に熱冷ましのシートを叩きつけて座椅子に座るよう指示した。]
飲みにくいと思うけど、我慢して飲みなよ。
[空のペットボトルを使ってミネラルウォーターと塩で生理食塩水を作る理系女子。 テーブルに置いて、自分も対面に座った。 「防犯装置」の向こうに映る自分はどんな印象を与えているのだろう。 告白の事実も知られているのなら、二人を手玉に取っているように見えるのかもしれない。**]
(60) 2014/07/19(Sat) 05時半頃
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うぇ、だ、だって ……はい。
[反論する暇すらなく、梨月の部屋に連れて行かれて>>60 座椅子に座る。空調が効いているせいか、天国のようだ。]
ありがとー。 梨月、やさしー。
[へらっと笑って、生理食塩水をテーブルに置かれれば ペットボトルに口をつけて、こくこくと嚥下する。 まずい、とか、よくわからなかった。 ぼんやりした頭で、梨月を眺め]
本当、優しいね。
[へらりと、笑ってみせた。**]
(61) 2014/07/19(Sat) 06時頃
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……ばか。
[前髪の向こうの目を睨み付ける。]
死んじゃったらどうすんの。 メールがなくて、あのまま部屋で倒れてたらって思ったら……っ
[言葉を詰まらせて顔を背けた。]
タクシー呼ぶから。 それ飲んだら支度しておいで。 病院行くよ。
[鞄のチェックをする手が震えている。]
(62) 2014/07/19(Sat) 09時頃
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僕が死んだって、悲しむ人はそういないからね。
[当たり前のように告げて 別に顔を背ける彼女の姿を見て 生理食塩水を飲み干せば]
――悲しんでくれるなら、嬉しいな。
[そう言い残し、一度自室に戻って 半袖のTシャツ――猫耳のない服装で 財布とか保険証とか、用意して 玄関先に向かう。]
(63) 2014/07/19(Sat) 09時半頃
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……ばか。
[クシャミが出て行った後、涙が呟きと共に零れた。 すぐに拭いて着替える事にする。……この様子も見られているなら嫌だなと思いつつ、急に隠れるのもおかしいので開き直って、いつものように白シャツに黒のクロップドパンツを合わせた。]
――お待たせ。 吐き気は?一応g、…エチケット袋ね。
[酷い単語を言い換える。女子は大変だ。 タクシーに乗って病院へ向かった。]
(64) 2014/07/19(Sat) 10時半頃
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一緒に、か。 ………。
[自室で落ち着けばぐうう、と腹が鳴る。昨日のパスタを今日も食べられればと思う。]
腹が減っちゃ戦も出来ないな。
[やけに人影が見えないことを気にしつつも、引っ越し蕎麦を片手にキッチンへと移動した。 安田クンから貰った蕎麦は包装に乱れはなく、安全だと判断したためだ。]
(65) 2014/07/19(Sat) 12時半頃
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タクシー?
[排気音の音に外に目を移せば。そこにはクシャミクンと彼女が乗り込む様子が見て取れた。]
…ふむ?
[クシャミクンの素性もシロだった今、彼女が言っていたもう一人とは彼のことなのだろう。 しかしデートにしては様子がおかしいように見えた。]
……。
[携帯のコールボタンを押しかけて止まった。 今電話したところで、何の助けになるだろう。]
[通らぬ喉で蕎麦を無理矢理飲み込んだ。]
(66) 2014/07/19(Sat) 14時半頃
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――タクシー車内――
いや、吐き気はそんなにない、……ありがと、
[申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 体に熱が篭っているような 妙な気だるさで頭がぐるぐるする。]
ほんっと、なさけね。 ……っく、しっ、
[花粉症のそれは、ちょっとだけ涙目混じりで。 病院に着けばタクシー代を支払って、 降りたときに、少しふらついた。]
(67) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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――病院――
[結論から言えば、熱中症の一症状である 熱疲労というものだった。 極度に暑い閉鎖空間の所為で、 脱水症状を起こしているらしい。]
ぅー。はい。気を付け、ます。
[エアコンつけないとな、って 本気で思ったりするわけで。 それから処置のために、点滴を一本。 処置室が空いていないからという理由で個室のベッドで それを受けることになった。 彼女はそばに、いてくれるだろうか。]
(68) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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ちょっ
[慌てて肩を支える。 自分より低いとはいえ、男性を支えるのはかなりきつくてぐらつくが、何とか踏ん張った。]
……なっちゃったもんはしょーがないっしょ。 わたし、男の人とこんなに密着したの初めてなんだからね、役得くらい思っときなさい。
[緊急事態とはいえ、赤い顔で唇を尖らせた。]
(69) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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―病院―
入院にならなくて良かった。 木佐さんには一応連絡入れといたから。
[個室に戻り、点滴袋と顔を交互に見て、溜息ひとつ。]
病院の人に「お兄さんですか」って言われちゃったよ。 せめてお姉さんって言われたかったあはは。
(70) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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[役得、と思える余裕がなかった、のが正しい。 支えてもらったときには、ごめんね。と小さく呟いただけ。 それから診察を終えて個室にて。]
……うーあ、ありがとう。 木佐さんに塩分大事っていわれたのにね。
[枕にぽすんと頭を委ねる。 フードがないと妙にスースーするな、って。 肩にはつかないくらいだが伸ばした髪が白い枕に広がって。]
お兄さんは失礼だね。 立派なレディーなのにさ。
[す、は、と呼吸をする。]
(71) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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―――な。 梨月……せんぱい。
僕が君に惚れた理由、話してもいいかな。
[枕から梨月の方へ視線を向けて 前髪を掻けば、その目で彼女を捉え 弱く細める。]
(72) 2014/07/19(Sat) 15時頃
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レディーって。 痒いから止めて。
[腕を掻いて笑う。 ベッドサイドの椅子に腰かけた。]
……うん。
[膝を閉じる。]
(73) 2014/07/19(Sat) 15時半頃
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痒いなんていうな、事実だよ、じじつ。
[くすっと笑った後 頷く彼女に、ふわり目を細め]
―――眩しいんだ、君が。
仕事も充実してて、 甘くて、優しくて、無垢で―――
いつも楽しそうで、幸せそうな姿見てると、 僕も嬉しくなって。
[小さく息を吐くと、天井を見つめ]
(74) 2014/07/19(Sat) 15時半頃
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僕は――しあわせって何なのかわからない。 暗い過去の話なんかしたくないから 割愛するけどさ。
僕の持っていないものを、持っている君が とても、眩しくて……どっか羨ましくて。 僕の持ってる痛みを、持っていない君が そんな痛み知らずに、生きていけるようになったらって
……傲慢かもしれないね。
(75) 2014/07/19(Sat) 15時半頃
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ふむ、あまり湯来島さんを残して先にそちらへ という想定は私にあまりないのですが
今のところは、それくらいですかね
[聞こえてきた言葉には>>+19、そう呟いておこう]
(*5) 2014/07/19(Sat) 16時半頃
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何かがあったと言うわけではないですが つい気になってしまう子ですよね
[研究という意味ではあまり口にしたくはないので 特に内容には触れずに
少し間を置いて次の言葉を聞けば]
楠本さんも含めて、ですね
[そう返しておいた]
(*6) 2014/07/19(Sat) 17時半頃
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……それは、嫌いな理由なんじゃないの。
[苦笑する。]
似たような事は何度か言われた事があるよ。 いつも幸せだから、人の痛みなんてわからないんだろうって。
……何も言い返せないんだ。 だってその通りだから。
[窓の外を見る。 晴れているだけで幸せだと思う自分がいる。]
クシャミは、わたしがこのまま何も知らないままで――君の痛みを本質で理解しないまま生きて、それで本当にいいの?ムカつくんじゃない?
(76) 2014/07/19(Sat) 17時半頃
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――わかりたいって、思うわたしの方こそ傲慢なんだろうね。
(77) 2014/07/19(Sat) 18時頃
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嫌う?なんで?
[不思議そうに瞬いて 続く言葉を聞けば少し考えた]
それは妬みなんじゃないか。 僕は単純に、幸せな梨月と一緒にいると 嬉しくなるんだ。
うれしいって感情は、幸せってことなのかもしれない。
[少し視線を追いかけた。 怖いほどの晴天。あの日もこんな晴れだったな。 点滴がぽたりと落ちる。]
(78) 2014/07/19(Sat) 21時半頃
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