107 【飛び入り歓迎】年忘れマスカレード!2012
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ボクはマジシャンでもクラウンでも無いよ。 残念ながら、ネ。 ヒトを愉しませるお仕事なんて道化だけで十分。
[僅かに不機嫌な声色で>>25青い仮面の男へ返す。 手品師や道化と同一視された事ではなく、 良い趣味の一言が貶し文句に感じれられ、 見下されたと判断して眉を顰めたのだった。
子どもっぽい反論ののち、隣の振り向きにつられてもう一度背後に目をやる。 3人揃った金の髪、風変わりな服を身に纏った男に挨拶を。]
御機嫌よう、オニーサン。
(34) 2012/12/20(Thu) 00時半頃
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―屋敷の前―
[馬車にゆられて、屋敷の前に到着する。もらった手紙が招待状だという事を知って、 慌ててドレスコードに合いそうな服を借りてきた。 …仕立てる時間がなかったとも言う。]
・・・おおきな屋敷だ・・・。 本当に私なんかでよかったのかな・・・?
[気分はまさにシンデレラ。ガラスの靴は無いけれど。
慣れないヒールにもたつきながらも馬車から降りて、また屋敷を見つめてため息を吐く。 完全にお上りさんのような状態。]
・・・いけない。
[あんまり見ていると後から来る人の邪魔になる。 ゆっくりと、中に入っていった。**]
(35) 2012/12/20(Thu) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/12/20(Thu) 00時半頃
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――… その、 気を悪くしたなら… すまないね。
少し驚いたけれども、嗤う意図は無いんだ。
[女の不機嫌そうな声色を察し、 言い訳じみた言葉を重ねる。 控えめに礼を失したことを詫びた後、改めて礼を取った。]
お名前を伺ってもいいだろうか、美しいお嬢さん。
[貴族の子弟らしく紳士的に問いながら、 大広間へと足を進めて行く**]
(36) 2012/12/20(Thu) 01時頃
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再にエマ、ね。オニーサン達。ヨロシク。 ボクはスヴェ……ん、いや。
[名乗り掛け、口ごもる。 素顔を見せてはいけない、本名を名乗ってはいけない。 この面白いパーティーに参加する為に最低限のルールは守るつもりだった。 それ以外の自重なんか知らないが。 だから、咄嗟に偽名を考え、発した。]
ス………… ラディスラヴァ。 テキトーに短くして呼んでもイイよ。
[口に出してから、通名とも違う、 馴染みのない呼び名に自身で笑いそうになった。 誰だそれ、とアイツも笑うだろうか。]
こんなトコで立ち話もなんだし、 早く行こ。会場らしい広間に、サ?
(37) 2012/12/20(Thu) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/12/20(Thu) 01時頃
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[>>31青年の思いを知ってか知らずか、男の笑みはますます深くなる。]
『それはよかった。 これは、僕の特技でね。』
…… 『エマヌエル』。
[確かめる繰り返し。 うん、と頷いて]
『宜しく。 サイラス、ではないんだね。』
[首を傾げて見せた。]
(38) 2012/12/20(Thu) 01時半頃
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『御機嫌よう、オネーサン。』
[>>34ドレス姿へ向けた声は、こんどは彼女の声色。]
『ラディスラヴァ。 長くて呼びにくいな。
ラディ。とかかな?』
[揃った並んだ金の髪。 知った顔に似ている気もするそれは、なんだか楽しくて。 特に、エマヌエルと名乗った彼から漂う感情がなんとも心地よく、]
あは。
[とても楽しげに、笑うのだった。]
(39) 2012/12/20(Thu) 01時半頃
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― 屋敷前 ―
[金色の狐火が舞い降りる]
(40) 2012/12/20(Thu) 01時半頃
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『広間って、何があったんだっけ? 人がたくさんいるといいな。楽しいから。』
[自分たちここにいる三人以外にも人が集まりつつあることを感じ取りながら、足取りも軽く促しに従う。]
『それより、よくそんなカッコで動けるねえ。 ボクだったら転んじゃうよ!』
[ドレスに燕尾服を指して言う。 舞踏会でありながら、未だに着物の裾をてろんと垂らしたままだ。 帯は締めているものの、着こなしとしては少しばかりだらしない。]
『いつもそんなカッコしてるの? ……なんて、聞いていいんだっけ、知らないけど。』
(41) 2012/12/20(Thu) 01時半頃
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[>>36 ぶすくれていた所に予想外の謝罪を貰い、 外からではわかり難くも金の瞳がぱちりと瞬いた。]
……あれェ、結構紳士なんだね? べっつにソコまで気にしてないよ。
[マイペースを突き通しただけであり、 普段こんなに素直に対応される事も滅多になく。 どこか調子を狂わされ、頬を掻くと、へにゃりと眉を下げた。 肩の白猫も2、3度大きく尾を振り、なぁう、と鳴く。]
ボクの事はラディスラヴァって呼んで。 再の言う通りで、ラディとかでイイよ。 素敵な旦那サマ?
(42) 2012/12/20(Thu) 01時半頃
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[幻のような光景は一瞬でかき消え、そこに立っているのは13〜15程の年齢の少年だ。 その髪色に似た金糸で刺繍が施された白い着物に黒い帯姿。 まさかそんな姿の存在が既にいるとは知る由も無く。]
――わたしにこんなものを寄越"せる"とはのう。
[手に持った招待状から視線を上げ、屋敷を見やり]
……一体、何者じゃ?
(43) 2012/12/20(Thu) 01時半頃
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なんのつもりじゃろうな……わたしは、もう
[どこか寂しげな声で呟き何かを考えていたが、結局向かうべき方向へ目を向ける。 行く気が無いなら部屋でいつものように帰りを待っていればよかったことだし、わざわざ今までと違う着物に履き慣れない下駄姿になどなる必要もないのだ。 「やっぱり」な結果が待っていたなら帰ればいい、それだけだ。 着物の裾を翻し、歩み始める。 幾度も物珍しげに視線をあちこちに向けながら、やがて扉の前へ]
(44) 2012/12/20(Thu) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/12/20(Thu) 02時頃
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!
[使用人に招待状の提示を求められ、大きく目を見開く]
お前、お前は……わたしが見えるのか?
[震える声で尋ね、じっと青年の瞳を見つめる。 確かに、自分を見ている。]
……っ あ、ああ。招待状、じゃな。
[久方振りの感覚に胸の中で湧き上がるものを感じる。 声をかけられ我に返り慌てて招待状を差し出し、そして確認が取れれば仮面を手渡され]
(45) 2012/12/20(Thu) 02時頃
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[再から帰ってくる声は>>39エマと話している時とは違う相手の声と口調を真似たらしいもの。]
声帯模写かボイスチェンジの魔法? ふゥン、キミ、面白いネ。
[品定めでもするみたく、広がった布から薄金の仮面まで、じいっと見つめて。]
ヒト、いっぱいいるんじゃないのォ? これだけおっきなお屋敷なんだから、きっと。 どんなモンかは行ってみてのお楽しみ、だねッ!
[そういって開いた扉の先から、シャンデリアの光が差し込む。 大広間では既に大勢のヒトが音楽に合わせ踊り、飲み食いを楽しんでいて、 仮面舞踏会はとっくに始まっていたのだと気づく。]
(46) 2012/12/20(Thu) 02時半頃
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……ふむ。 「ますく」は面と同じようなものなんじゃな
[じっくりと眺めてからそれを付ける。 それが真っ白で飾りも何も無いのが有難かった。**]
(47) 2012/12/20(Thu) 02時半頃
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コレっくらい答えてイイと思うけどネ。 うん、ボクはいつもこれに近いカッコにしてるよ。 も少し派手すぎない方が好みだけど。
[放たれた大広間への扉の前、 くるりと一回転するとドレスの裾が煌やかに拡がる。 声色を真似し続ける再に>>41向き直り、かつりと踵を鳴らした。]
そう言う再こそすっ転びそうな緩いキモノのままで、 ドレスコードも何もあったモンじゃないね! せめてサイズの合ったのを着て来なよ。
[絶壁も絶壁な胸を張ると、緩い三編みがつられて揺れた。 引きずる裾を見やりため息を一つ、 本人がイイならイイのだろうし、意に介す所ではないが。]
(48) 2012/12/20(Thu) 02時半頃
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ラディスラヴァは、キラキラ輝く広間を瞳に映し、白猫がころりと喉を鳴らした**
2012/12/20(Thu) 02時半頃
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− どっか − [目覚めは悪くなかった。 久しぶりのお日様のような気がしたが、 それよりもいつの間にか握っていた招待状に首を傾げる]
あらん。 こんな素敵な招待状、お礼を言わないといけないのに。 随分深く寝てたのね、気付かなかったわ。
[いけない、いけないと笑いながら身支度を整える]
帰ったら届けてくれた人にお礼言わないと。
[招待状の期限まであまり時間は無さそう。 ドレスの裾を翻して扉を開けた**]
(49) 2012/12/20(Thu) 07時半頃
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―あの日の一ヶ月前・診療所―
……なんだ、これ。
[何気なく平和に過ごしていた診療所に、ある日届いた「招待状」。
イタズラか、と思ったが「行かなかったらなにか起きる」と書いていない。それと、一つ気になったのが]
――スティーブン。
[自分の名前。 なんなんだ、と溜め息をはいた]**
(50) 2012/12/20(Thu) 12時頃
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[招待状が届いている、と間違いなくそう言った。]
――は?
[胡散臭そうに目を眇めれば、金の短髪柔和な笑みで人気の郵便屋も何処か苦いような顔をして、頷いた。 まあ、こんな所に郵便だなんて、にわかには信じがたい気持ちはわかる。特に、自分はそんなもの貰うような人間じゃない。 赤い封蝋の手紙を置いて去る郵便屋を目で追って、戸を閉めて遮って、それからようやく封筒を手にしてみる。 印璽に見覚えはなく、光に透かしてみても中身は普通の紙のようでしかない。宛名は間違いなく自分の名だが、差出人はわからない。 とすれば益々怪しさが募るものなのだが、手はその蝋を剥がしていた。 開けてみなけりゃどうしようもない。 自分の身くらい護れる自信もあったし、あまりにも怪しければ、行かなければいいだけだ。]
(51) 2012/12/20(Thu) 13時頃
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[そして、今ここにいる。 ちょうど仕事明けで少し金も入っていたしで、簡単に身奇麗にする程度の服を整えた。 家を空けるのは珍しいことではないから、置き手紙やら何やらは必要でないしと、その足でこの屋敷までやってきたのだが。]
近くで見ると、まあおれに似つかわしくねえこと。
[遠目に見たことはあっても中になど入ったことのないような、豪奢な屋敷。 門には使用人が立っていて、おおよそ招待状がなければ自分なぞ入れやしないだろう。 むしろ偽造すら疑われるのではないかと思っていたが、そこまでは杞憂だった。]
(52) 2012/12/20(Thu) 13時頃
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[手渡されるマスカレードマスク。 細身なシルエットの白銀の地に、一面細かなブラックメタルの意匠が施されている。 おそらくただ見ただけでは、地が銀だと分からないだろうほど。 胡散臭いと思いつつも身につけ会場内を見渡せば、その動きに合わせてしゃらりと胸元で銀の鎖が鳴った**]
(53) 2012/12/20(Thu) 13時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/12/20(Thu) 15時頃
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─大広間─
『ボイスチェンジの魔法? 違うよ、此れはボクの…… 特技。』
[>>46くすくす笑いの仮面の奥、蒼の瞳が濁っているのが見えるだろうか。 ラディスラヴァと名乗った女性の『声』から位置を聞き取り、 共に廊下を歩いて扉を開いた。 集まる人々の気配に、ニンマリ笑い。]
『ふうん。いっつもそんなヒラヒラなんだ。 ドレスコードね。 ボクそういうの気にしない方だけど……
いっか。せっかくだし。 ちょっと着替えてくるよ。』
[ドレス、なんて知らなかったけれど、その知識は今得た。 なにか思いついたらしく、裾をへろへろさせながら少しだけ離席した。]
(54) 2012/12/20(Thu) 17時半頃
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─廊下─
ん。
[着替えといっても、廊下に出てすぐのことである。 目撃者が居ても全く気にせず、ぽふ、と小さな音を立てる。]
こう?
[そこに居たのは、先程のエマと名乗った青年に少しだけ似せて、 しかし服装はラディスラヴァのものをより派手にしたフリフリ。
模倣と変化によるイタズラが、人間ではないこの男… ─────妖の、本領である。]
(55) 2012/12/20(Thu) 17時半頃
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―屋敷―
[招待状を見せて中に入る。渡された仮面は、白のものだった。 白い仮面を着けて中に入ってみると、既に舞踏会は始まっていた。 誰かと踊る勇気も技術もない、ぶっちゃけ付け焼き刃の踊りくらいしか出来ないし、 迷惑にならないように端っこに行こうとすると…。]
(あ。美味しそう!)
[食事を発見。大きなお屋敷なのだからさぞ美味しいのだろう、と思って。 この際だから食事を満喫する事にした。]
(56) 2012/12/20(Thu) 17時半頃
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[さて、とばかりウキウキと広間へ入り直す。 ぎょっとした視線が来ようと、むしろちょっとにこやかな表情(仮面で口元ほぼ口元しか見えない)を向けてみたりしつつ、ターゲットを探してふらふら歩き始めた。**]
(57) 2012/12/20(Thu) 18時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/12/20(Thu) 18時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/12/20(Thu) 18時頃
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―屋敷の前―
[……まさか診療所の前に馬車が来るとは。 驚かされた馬車を降りて、目的地に到着する。
おかしいとは思いつつも、興味がないわけではなかった。 犯罪めいたことがあれば通報すればいいし、 病人がいれば医師として診ればいい。]
……
[いつものスーツでよかったのか、と今更不安になる。 タキシードも燕尾服も持っていない]
(58) 2012/12/20(Thu) 18時頃
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[携帯電話を見る。]
……いまどき圏外、か。
[物騒な事件や取引が行われなければいいのだが。 携帯電話をしまい、使用人から青色のマスクを受け取った]**
(59) 2012/12/20(Thu) 18時頃
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