人狼議事


295 突然キャラソンを歌い出す村3

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【人】 心意六合拳 攻芸

[長袍を脱いでヤマモトの足元に放る。
ドシャッッと服らしからぬものすごい音がした。**]

(193) 2019/05/03(Fri) 10時頃

心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。

2019/05/03(Fri) 10時頃


【人】 心意六合拳 攻芸

― 回想/車内 ―

[後部座席の宇津木がヤマモトに質問をしている。
攻芸は背もたれに預けてた背を起こして後ろを見た。]

 …………
 ユキ、心配しなくていい。

[攻芸は疲れた顔で宇津木にわらいかけた。]

 どうにか出来るだけでも、すごいことだ。
 俺は納得してる。

[吸血鬼のまま生きたところで六合の者に殺される。
吸血鬼のまま生きたいとも攻芸は思わない。
吸血鬼だから死ぬのなら、吸血鬼をやめようとしてから死ぬのでも同じ。ならば試せるだけでも幸運というものだ。]

 ……ほんとうに。
 ヤマモトさんがいてくれて、よかったと思う。

(205) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園シャワールーム前 ─

[長袍の下から二枚重ねにまた色々仕込んだ服が出てきて、それも脱いでぽいと投げる。また服らしからぬ音がした。
普段ならとてもこんな重みで動けはしないが、なにせ身体能力がとてつもなく上がっている。

その調子で全て服をヤマモトに押し付けてから、体が大分軽くなった攻芸はシャワーを浴びることにした。]

(206) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園シャワールーム ─

[シャワーを浴びながら、口の中に手を突っ込み、吐き出せるようにしていた針や、腕に埋め込んでいた金属線などを指で皮膚を裂いて取り出した。血は出るが、銀はいれていないのですぐに治った。

排水溝に血が吸い込まれていき、赤色が見えなくなる。
シャワーが降り注いでいる。

『期待なんてない方が苦しくない』というのは本当で、死にたくないとは思わないのに、戸高達ともうバスケが出来ないだろうことも……宇津木をはじめ友達とまた笑い合えるかどうかも……卒業までだとしても、遠くからだとしても、この身を灼くとしても、金城の歌をもう聞くことも――……]

(207) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[……サァァァァァァァ……

雨のように体を濡らす暖かい水。
壁に額を寄せ、うつむいた。

暗いメロディが水音に混じり出した。
水が流れ出るようにキャラソンが流れ出す。

――……♪]

(208) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

 
 もう誰にも触れられない
 二度とぬくもり感じられない両手は
 いつかキミを壊してしまう
 つめたい月暈 夜の泡沫 
 俺は俺を失くしてしまった

 伸びるあたたかな指先
 もう一度 もしかして なんて今更
 舞い戻った希望 溺れて息もできず
 滴る雫 細く白い蜘蛛の糸 


[シャワーの水音に「諦めてたはずなのに」という声がかき消される……己の愚かしさに拳が壁を叩く。
加減をしなければ壁すらも壊してしまいそうだ。]

(209) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

 
 今日俺が消えるとしても

 存在証明 ひとつ扉閉じて
 二度と陽だまりで眠れぬ俺の
 存在証明 ふたつ扉閉じて
 もう俺はどこにもいない

 歌って 内からこの身灼くとしても
 もう少しだけ 陽だまり感じさせて
 赦されるなら

 存在証明 ひとつ道が閉じて
 灰になったとしても
 存在証明 ふたつ道が閉じて
 最後にもういちどだけ

 歌って 鼓膜燃え尽きたとしても
 あと少しだけ 陽だまり感じさせて
 赦されるなら

(210) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

 
[……サァァァァァァァ…… ……]
 

(211) 2019/05/03(Fri) 14時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[ヤマモトに衣服は預けているので、攻芸はバスケ部の白いユニフォームに着替え、体育館に向かった。**]

(212) 2019/05/03(Fri) 14時頃

心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。

2019/05/03(Fri) 14時半頃


【人】 心意六合拳 攻芸

─ 回想:車中 ─ >>214>>224

[納得できないと、宇津木が言った。しかし攻芸には納得させてやれるほどの材料が手元にない。
どんなものを使おうとしているのかは、ヤマモトしか知らず、ヤマモトですらも、実験台が足りずどうなるか分からないと言っていた。
ヤマモトの説明に、頭いいなとつぶやいた。]

 ……俺は……吸血鬼として生きる気がない。
 俺の家はみんな、俺と同じで、吸血鬼を狩る。

 自分の家から出た吸血鬼なんて
 生かしておかんはずだし、俺も俺を生かしておけん。

[それから迷いながら次の言葉を探しては]

 九生屋にもああした。
 俺だけ例外だとは、俺すら思わん。

[たどたどしく自分について話すが、納得させてやるための返事にも、優しい気休めにもならなかった。
宇津木の不機嫌を治す手立てが攻芸には見当たらず、前を向いた。]

(228) 2019/05/03(Fri) 17時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

 ……吸血鬼でなくなるかもしれない方法を、
 ほかに知らない。

[ヤマモトの説明で、恐らくは使ったところで死ぬかもしれない可能性は高いと分かっていた。ただ一瞬で死ぬよりも、余計に苦しむ羽目になるのかもしれない。]

 ヤマモトさんがいなかったら、
 俺が生きていられる可能性は無い。

[言い切って、窓の外へ目を向けた。**]

(229) 2019/05/03(Fri) 17時頃

心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。

2019/05/03(Fri) 17時半頃


【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園廊下 ─

[全ての武器を体から追い出した攻芸は、ヤマモトの言う通りにやりたい事をしてみた。>>226
可愛げの有無がヤマモトにとって重要かは知れないが、己のせいで深夜まで働かされている者だ。やれと言われたことくらいは聞こうと思った。

体育館に向かいがてらスマホをチェックした。
思わず、足をとめていた。

そこにならんでいたメッセージは、心配している内容のものだったの。戸高の、しつこいくらいの言葉の数々。
送信された時刻。気遣いや怒り。>>2:250>>2:313

(232) 2019/05/03(Fri) 18時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[戸高の言った『みんな心配していたんだぞ、返事くらいしろ、バカ野郎』>>97 という言葉は、攻芸が思っていたよりも、ずっと長い時間をかけらけれていたらしい。

攻芸はずっと戸高が探してくれていたのだと、ここで漸く知ることとなった。

『生きててよかったよ』>>98 なんて、どんなつもりで言った言葉かわからずにいた。

本当に戸高は攻芸の身を案じ、市内を駆けずり回り、夜まで探してくれていたらしい。]

(233) 2019/05/03(Fri) 18時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[どうしよう、と真っ先に思った。

もうこの身は生きるも死ぬもわからない。
ヤマモトの持つ銃弾の効果は誰にも試せていない。

攻芸は、戸高とバスケをするのが好きだった。
>>230 >>231

攻芸がバスケを始めた理由は、『吸血鬼の首を股の間にスリーポイントシュートできるようになりたかったから』というちょっと(だいぶ)変わった理由である。
何気ない(何気ある)理由で始めたバスケが、初めてみれば実に面白い。攻芸は傍目にどう見えるかはさておいて、実に人が好きだった。

高校に進学して、三年生からのあたりが強くなった。
攻芸はそれをやっかみだと判断できるほど人の観察が得意でなく、悪意に鈍かったが。ともかく、その状況をどうにか変えて、チームの皆と結んでくれたのは、戸高だ。>>231
人の生に固執したくなったその居場所を構築する手助けを、恩も着せず、自分がそうしたいからというあまりにもサッパリとした理由で作り上げてくれたのは戸高なのである。

怒るはずだと、攻芸は思った。
思ったからこそ――こんな時に、こんなにも。
生きていたいと思わせられるとは、考えてもなかった。]

(234) 2019/05/03(Fri) 18時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[途端。
ヤマモトの撃つ弾の結果が。
確率が。副作用が。
全てに期待してしまうからこそ、恐ろしくなった。

攻芸は、この期待できない数パーセントの可能性に期待しなければならなくなってしまった。

してはいけない。期待などできない。
それが攻芸の絶望にセーブをかけていたのだが……
攻芸は立ちすくんで、目の前が狭くなるような、暗くなるような不思議な感覚に見舞われながら、スマホの画面を見つめていた。**]

(235) 2019/05/03(Fri) 18時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園廊下 ─

[戸高のSHINEに書かれたメッセージで暗くなりそうな目の前。追い打ちのように眠る前の宇津木と交わした思い(うた)を思い出す。>>236>>237>>238>>239>>240





『死ぬ気だった?』 >>237

車中でされたその質問に、攻芸はなんだか怒られそうな予感だけまずは感じてアホなりに言葉を選ぼうとしたが、無駄だと判断した。言い訳も思いつかない。死ぬ気だった。最初は死ぬ気"のみ"だった。真っ先に死のうと思ったほどだ。

宇津木に顔を向けないまま、頷いた。

深い深いため息が、後ろから聞こえて、攻芸はまたおずおずと後ろを振り返ろうとした。]

(247) 2019/05/03(Fri) 20時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[宇津木は納得をした、と言ってくれた。
でも後でビンタなのだそうだ。

『アナタの事情に、
アタシは関係ないとか、思ってなかった?』

ラジオか有線BGMのように、その空間に満ちるようにして交わされた刹那の思い。たったの数十秒か数分。ブレスも歌声も、届いていた。考えないようにしていただけだ。
関係ないと思っていた。思いたかった。

――だって、わかってしまったら、こんなにも苦しい。

『キミの隣に いられなきゃダメみたい』
なんて、きいていたはずなのに。>>1:458

攻芸は自分の一生が、嫌いではなかった。
それを作ってくれたのは、九生屋や、戸高や、宇津木や、ヤマモトや、邪道院をはじめとした、いろんな人だ。]

(248) 2019/05/03(Fri) 20時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[『人生から欠けたら穴が空くよな』
その言葉に攻芸は理解ができた。

今夜感じたばかりの思い。
穴がふさがっているはずもない。
九生屋に攻芸は、『寂しい』と伝えた。

……吸血鬼が神にいのるなんて。]

(249) 2019/05/03(Fri) 20時頃

【赤】 心意六合拳 攻芸

 
>>1:*104 
九生屋なら、ジョークと笑うだろうな。]
 

(*23) 2019/05/03(Fri) 20時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園第一体育館 ―


[ユニフォームを着て攻芸は体育館にたどり着いた。
眩しい照明。
窓ガラスの向こうは夜の色をしている。真っ暗だ。

独特の人工照明がうみだす濃いコントラストのなか、戸高の姿を見つけた。

見慣れた姿。
攻芸が尊敬する先輩は、ボールを持ってそこに居た。


攻芸の姿はワックスのかかった床にも映りはしない。]

(250) 2019/05/03(Fri) 20時頃

心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。

2019/05/03(Fri) 20時半頃


【人】 心意六合拳 攻芸

[戸高が着ていたユニフォームは色違いのオレンジの方だった。攻芸は彼の笑みにつられて笑っていた。]

 ……ほんとだ。

[なんとなく、戸高も白だと思ったのだが。
人の思いはこんなも簡単に予想を日々裏切る。
それでいて、共に仲間としてあそびあえる。

攻芸は、戸高ほど"自分と"バスケをすることを好きな人をしらない。

攻芸の強さを知り、いまだに張り合うのは彼だけだ。
アホの攻芸だが、それだけはわかった。自分とするバスケが好きなのだろうということが、わかっていた。
若しかしたら自惚れかもしれないとも思った。
勘違いでもよかった。
攻芸にはとにかく『バスケしよーぜ』なんて声をかけて貰えることが嬉しい。

彼がバスケを好きかどうかは攻芸には判別がつかぬ。
さぼるし。シュートを打って外してもおどけるだけ。]

(253) 2019/05/03(Fri) 20時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

 

 ……………、はい。



[攻芸は、戸高の誘いに、泣きそうな気持で頷いた。]

(254) 2019/05/03(Fri) 20時半頃

心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。

2019/05/03(Fri) 21時頃


【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園第一体育館 ―

 先輩。なにしよう?
 ……1on1でもいいし。

[攻芸は遊び相手と、最大限楽しむには一体どうしたらいいのかを考えた。
『最後のゲーム。』
可能性に賭けるなら、本当は生きてもっと続けたい。しかしここで終わることも絶対に考慮にいれなければならない。
細い可能性に全ての思いを乗せるには、その可能性は細すぎて、想いは大きすぎた。
人の身に奇跡はそれほど降ってこない。
それこそ神様が見ていない限り。>>2:279>>1:735

一番。それを追い求めるのなら。
どう考えても、攻芸ならばチーム全員で日々の練習でも、試合の形式をとるのでもいい……戸高が居たからこそ出来た繋がりのなか、そこで目いっぱい、悔いも残らぬくらい楽しめたら――

けれど、今夜それは叶わない。
攻芸の餌となる人間の血が場に増えることになる。
攻芸が人を傷つける可能性が増えてただ危険だ。
それを避けるため、深夜の体育館に居るのだし。]

(267) 2019/05/03(Fri) 22時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[戸高と共にいると、またあのコートに戻りたいと思う。

応援してくれる声だとか。
他校生に挑む時の一体感だとか。
ただ心地よい勝つための戦略だとか。
それを誰かと共有できるだとか。

青春という使い古された言葉がそこには息づいていた。
目を閉じれば瞼の裏にまざまざと蘇る。
一生の宝物とは、こうしてできるのだろう。

しかし、攻芸と戸高の二人だけでは戻れない場所だ。]

(268) 2019/05/03(Fri) 22時頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[その頃。 >>256

数匹の蝙蝠が通気口から侵入していた。
攻芸もまだ、気づいていない。]

(269) 2019/05/03(Fri) 22時頃

【赤】 心意六合拳 攻芸

[ミタシュのその一言が聞こえるのは
もう少し後のこと――>>*24

/*
とりま吊られそうな事でもしとくかと思ったらヤマモト邪道院でちょっとわからんくなってきたな
吊られる気で動いてたもんで襲撃には悲壮感が出る気がするからブレーキ踏み気味徐行運転を心がけよう わからん どうなるかは!

(*26) 2019/05/03(Fri) 23時半頃

【赤】 心意六合拳 攻芸

/*
俺も異世界転移ネタと絡めつつ邪道院/グロリアとおもしろいことするのかなとミタシュがLW枠だとおもっていたぞ。

俺のやつは解決不能にならんよう保険でヤマモトに残されようとしている雰囲気を感じる…(メタァ…)ネタはまだ作れば作れるOK
バファもアリだな。俺は今は思考放棄票委任してる

時間軸はあわせてもらってすまんな。戸高とのシーン作りは優先したほうがよさそなのでネタの拾いが遅くなっている

(*28) 2019/05/03(Fri) 23時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

― 夜/神森学園第一体育館 ―
>>291 >>292 >>293

[一休みもした。
邪道院もそこまで近くに居ない。
目の前には戸高。
であれば、あの猛烈な飢えは邪道院によるものなのだろうか?攻芸にはまだわからないが、ともあれ、今は好きなことをしていい時間だと聞いている。]

 ……わかった。

[床を跳ねてこちらへきたボールを歩きながら受け取って、幾度か床を跳ねさせた。
馴染んだ感覚に胸がいっぱいになる。
これが、最後になるかもしれないのだ。]

(316) 2019/05/04(Sat) 00時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

 ……、本気で。………

[そうすれば、どうなるかは自明だ。
怪異の身体で人と試合をしたところで。
攻芸は、この勝負をつまらないものに変える。

攻芸は、戸高とのバスケが好きだ。
自分とするバスケを、戸高からつまらないものだと思われたくなかった。
皆と作ったバスケの思い出を、自分自身で腐すことに耐えられない。……ゆえに、突然退部届を歌い出した。]

(317) 2019/05/04(Sat) 00時半頃

【人】 心意六合拳 攻芸

[六合は嘘が苦手だ。
だけど今だけは、どうにか頷くに至った。

片手でボールを弾ませる。足を踏み出す。
踏み込みにどうしても加減が入る。
それでもいつもよりも速い。]

(318) 2019/05/04(Sat) 00時半頃

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