208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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[支えろという声に、頷く。 急に外気に触れた足が、温もりを求めてその足に擦り寄るだろう。 それよりも先に、触れた指先に体は跳ねたのだが。]
ぁ、 ……ぁッ、は、 ……っ、…… こう、で、……いい、……?
[促されるままに上体を起こし、腰を下ろせば肌に擦り付けられた熱を感じる。 それを意識すればするほどに、呼吸は浅く、荒いものへと変わっていく。
止まぬ愛撫の指先に、傾ぎかける体。 体重をかけないよう。 言われた言葉を守るべく、背を丸めてシーツへと腕を突けば、自然その顔を見下ろすようになるだろう。 腕の傷から滲んだ血液が、汗と混ざって白いシーツへと一滴、落ちた。]
……は、……ッ、 ―――
[扉の外、微かに何かの気配を察すも、惚けた頭ではその正体へは行き当たらない。 伏しがちの瞳に此方を覗きこむ顔を映せば、羞恥に顔に血が昇る。 それでも欲に忠実な身体は、更に快楽をと腰を揺らしていた。]
(*148) 2014/12/27(Sat) 02時頃
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[欲している。 その言葉に、瞳が、心が揺れる。 笑む表情は、とても自然だった。 自分はあんな風に、笑えるのだろうか。 眉は、寄るばかりだった。]
……不要になるんじゃ、って 捨てられるんじゃ、って、……
それが、不安で。
[その不安が付き纏うのは、きっとこの最上位の者に対してだけではないのだろう。 仕事を乞うチョウスケへも、また同様の不安を抱いている。 突き詰めればもっと、もっと、根本から。 捨てられることへの、心的外傷。]
……情、
[口の中で、短く反芻する。 ゆっくりと、首を傾いで。]
(287) 2014/12/27(Sat) 03時頃
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……ただ、貴方の傍にいるだけで、いい?
[問う声は、泣きそうなほどに震える。
信じてもいいのか。 裏切るのではないだろうか。
何度目かにもなる、確認するかのような問い。]
(288) 2014/12/27(Sat) 03時頃
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[その視線が、自らの肌を眺めている。 見下ろす姿勢、その瞳の動きに気付けば、突いた手はくしゃりとシーツを握り締める。
よく見えると称す声。ならば隠してはならないのだろう。 心臓の音が、耳に煩い。]
ぁア、っ、 ……待っ、……や、 ……っ、 ん、
[跳ね上がる声を、飲み込んで。 擦る掌の動きに合わせ、体を揺らす。]
(*153) 2014/12/27(Sat) 03時半頃
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[扉の向こうの気配が、はっきりと実像を描いたのはその声がかけられた時。]
……くあ、……とろ、……?ッ、あ、 ぁ、ッ
[名を呼ぶと同時、勃ち上がる熱が臀部へと触れれば、一際大きく体を跳ねさせた。 終わったら。風呂へ。 表面上の意味は聞き取れても、処理が追いつかない頭では、その声音に篭められた想いを察することができずにいる。
終わったら。風呂へ。包帯を巻きに。
片手を離し、腰を上げ。 勃ち上がる茎に触れればそっと自らの孔へと宛てがう。 解しもしていない其処は、その熱を受け入れられる状態とは言い難い。]
っ、これ、…… ……いれて、 いい、か?
[息継ぎの間、問いかける。 問いかけの答えを得られるまでの間、せめてと自らの指で後孔を解そうと試みるだろう。]
(*154) 2014/12/27(Sat) 03時半頃
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[齎す痛みがどれくらいになるのか、想像はできるが行動を止めはしない。 こんなに張り詰めた状態で、自分ばかりが快楽を得ていて良い筈がない。
結局、常通りの思考の上に成り立つ、自己犠牲の考えから来る行動なのだろう。 そしてそれを指摘されれば、自分はきっと否定できない。]
……ッ、ふ、 ……ぅ、
[潤む瞼の縁、涙の雫は留まり、落ちずにいる。**]
(*155) 2014/12/27(Sat) 03時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 03時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 03時半頃
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