52 薔薇恋獄
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……さあ……? 俺もついさっき起きたばっかで、わかんね。
とりあえず、別荘でも、さっき玄関でちょろっと話したあの建物でも、なさそう。
[哲人の疑問>>15に首を傾げて答える。 落ち着いたようであれば、とりあえず皆起こしてるから手伝ってと頼むだろう]
……らんらんと、なすせん、ゆりしー、……それから、ねいくんがい居ない。 あとは、皆いる。
[いない。いないとはどういう意味なのか。 あの別荘は結局どうなったのか。……考えたくはないが、嫌な予感ばかりする]
(16) siro 2011/05/25(Wed) 19時頃
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>>0
[普段からは想像もつかないような激しさの文に、 それが願いなのに、無理にこじあけられる身体の痛みに悲鳴をあげはじめている。]
せんせ…あ、 ゃ ぁ ッ
[我慢しようと思うほど、切羽詰った声漏れて、 首を振りながら、目に涙を溜めて、耐えていたのだけど、
そのうち、段々と声色は、悲鳴ではなく、悦楽に酔う喘ぎとなる。]
(17) nostal-GB 2011/05/25(Wed) 19時頃
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…あ、 ぁ あ、 せん せ もう、だ…駄目、いや……
[否定の言葉だけども、紅潮して眉のさがった表情は、揺さぶられる感覚に酔いしれて…。 文自身が己の中で膨張していくのを感じ、その悦びに打ち震えた…。
そして、余裕がないから、繰り返してしまう、せんせい、という言葉。 何度告げてしまったのか、赤い花は身体を淫靡に彩り……。
いつしか、意識を手放した時、 自分を求めてくれている声が確かに聴こえて…。 応えようとした唇は、半開きのまま、視界は白くなった。*]
(18) nostal-GB 2011/05/25(Wed) 19時頃
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セシルは、石神井が帰ってきたので、将棋盤を広げてみた。(お約束
nostal-GB 2011/05/25(Wed) 19時頃
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――まあ、そう、だろうな。
[そもそも、建物ですらないように思う。 十人以上が眠れるスペースはあれど、けして広くはない空間。土の臭いがして、湿気っぽい。]
耀、浜那須、織部……静谷。
["いない"のの名前を繰り返す。同室者も、と聞こえれば、裡がぎりりときしんだ。 それでも、一人二人でそれを探すよりは、と眠る部員に目を向けた。]
わかった。とりあえず端から起こす。
[と言いつつ、蓮端のことはこの場では起こそうとせず、緩慢に立ち上がって、そこにいる面子を起こそうと体を揺する。]
(19) mmsk 2011/05/25(Wed) 19時頃
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セシルは、ちょっとまたでなくちゃならなくなった、今日は落ち着いてこれるの22時以降。それまっで鳩
nostal-GB 2011/05/25(Wed) 19時半頃
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― IF魔法少女になっちゃったvre ―
[ドドドっと地鳴りの音がした。 反射的に蘭香の身を抱き寄せ、身を丸めた。 右へ左へ、上へ下へ――もみくちゃにされながら、 それでも必死で抱きとめた時間は永遠にも思えたけれど、 きっと実際の時はそれほどでもないのだろう。]
蘭香、蘭香!しっかりしろっ。
[気がつけば暗闇。おそらく土砂の中なのだと思う。 痛みにあまり身じろぎできない中、腕の中の幼馴染に声かける。 じゃりっと口の中に土の味。 冷えて行く相手の体温。
――……覚える絶望。]
(*1) mitsurou 2011/05/25(Wed) 19時半頃
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[と、闇の中に仄暗い光を見た。 光という、言葉は間違っているかもしれない。 闇より尚、黒い故に光って見える存在。 黒光りする鎌、黒いから見えるかんばせは、しゃれこうべ。]
死神……―――?
[タロットカードに描かれるそのままの姿。 呟けば死神が此方を振り返り、にたりと笑った。]
え?
[そして、持ちかけられる契約。 ――……迷いはなかった、腕の中の命が助かるというのならば。 契約を結べば、死神は満足気に姿を消した。 それと共に見える、淡い光。がむしゃらになって、片腕で蘭香を抱き止め、片手を伸ばした。 嗚呼、それはきっと、彼(楓馬)なのだと思う。 指先が触れる、嗚呼、彼の顔が見えると思ったその瞬間。
――……全ての光を失った。]
(*2) mitsurou 2011/05/25(Wed) 19時半頃
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[死神との契約。 生と死を渡る紫の両目が、蘭香の命を救う対価。 そのことを誰にもいうことはないけれど。
命を救う対価としては、安いと思えども。 あの一瞬、見えそうで見えなかった記憶が妙に切なく思える。
その感情もまた、対価なのかもしれないけれど。 最後に脳裏に焼きついた彼の表情は泣き顔だから。
だから、目覚めたら事あるごとに確かめてしまうのだろう。 指先が、楓馬の頬に触れる。蘭香の頬にも。 今日もちゃんと、笑っている、か……と*]
(*3) mitsurou 2011/05/25(Wed) 19時半頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ryusei 2011/05/25(Wed) 20時頃
ドナルドは、…あらぶってるなぁ。
rinne 2011/05/25(Wed) 20時半頃
ディーンは、土橋と両思い把握。どさがばっ(でもプリシーひいてるの流石*
mitsurou 2011/05/25(Wed) 20時半頃
ノックスは、噴いた。ら、ラ神様…!?
siro 2011/05/25(Wed) 21時頃
セシルは、ランダ神、もうちょっとログ嫁
nostal-GB 2011/05/25(Wed) 21時頃
ドナルドは、ヴェスパタインの中の人に、中の人が抱きつきに行った!
rinne 2011/05/25(Wed) 21時頃
ドナルドは、ねむー…。
rinne 2011/05/25(Wed) 21時半頃
ヴェスパタインは、ナリくんの中の人に気が付いたら抱き締められてて窒息していた。いやん。
sakanoka 2011/05/25(Wed) 21時半頃
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―― その後 ――
[そのとき何が起きたのか。それは敢えて語らない]
[織部寧人の遺骸が発見されたのは、捜索が始まってかなり時間が経ってからだった。損傷も酷く、土砂に覆われ、身につけていた遺品も少なかった]
[変わり果てた、という言葉にふさわしい]
[身元確認に駆けつけた家族は、3人。 寧人と良く似た両親と、華奢に和をかけた、けれどくるくると大きく表情の変わる中学生]
[遺体が発見されたとき、こんなものはお兄ちゃんではないと母が言った。遺体の胸ポケットから、煙草とライターが見つかったと聞いて父も同意した。歯医者にかかったこともなかったので、歯形から身元照会も不可能だった]
[――ただ、奇跡的に遺体のごく近くに埋まっていた、なぜかビニル袋に何重も包まれた携帯電話を弟が確認して、身元が確定された]
[浸水はしていなかったが、衝撃でほぼ壊れていたそれ。 それは家族に返された後、一度だけ電源が点いて、沈黙した]
[―― ショーの全ては、それでお終い**]
(20) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時頃
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―大木のうろ>>#2―
[幸せな夢を見ていたような気がする。 道也と手を繋いで、誰かいるかななんて思いながら大広間に向かうつもりで。 運動のしすぎか、緊張が切れたのか。ちゃんと眠れなかったから根落ちた、んだと思っていた]
…………みちや?
[揺すられて眼を覚ました、やけに明るい。 雨が上がった、のか?なんて周りを見回して……]
あれ。外?
(21) meiji 2011/05/25(Wed) 22時頃
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[自室でも、部室でも。別荘でもあの不思議な屋敷でもなかった。 森の中、それでもあのクローゼットで選んだ服を自分も道也も着ていたので。 あれが夢ではなかったんだろうと思うが……]
たりない、ぞ……。
[皆起こされ始めただろうか、しかし。 何度数えてもそこに居るのは11人、だけ]
(22) meiji 2011/05/25(Wed) 22時頃
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ヴェスパタインは、ネイが………。ほろり。
sakanoka 2011/05/25(Wed) 22時半頃
セシルは、休み時間が終わったくらいの時間に保健室からぼんやり出てきてみたり。
nostal-GB 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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―― if ――
[ねぇどうしてお母さん帰って来ないの。 ――お前がお兄さんになるからだよ]
[ねぇどうしてまだお母さん帰って来ないの。 ――赤ちゃんが病気と戦ってるからだよ]
[ねぇどうして赤ちゃんお見舞いに行けないの。 ――赤ちゃんをバイキンから守るからだよ]
[ねぇどうしてテレビがなくなっちゃったの。 どうして幼稚園を変わらないといけないの。 ――赤ちゃんのお薬を買うためだよ]
[ねぇどうしてお父さんもお母さんもいつもいないの。 ――弟が、いつも全力で頑張ってるからだよ]
[ねぇ運動会に来るって約束どうなったの。 ――弟が熱を出しちゃったんだ。我慢してくれるね]
(23) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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[ねぇどうして僕はいつも我慢なの。弟はずるいよ。 ――寧人は立派なお兄ちゃんだろう。 あの子は寧人みたいに元気に外で遊べないんだ。 でも、僕も外で遊んだことないよ。いつもお留守番 ――寧人はいい子だからね]
[ねえどうして手術が終わったのに帰って来ないの。 ――また再発したら困るだろう。身体はお前より弱いんだ]
[ねえどうして俺がしゃべれなくなっても気づかなかったの。 ねえどうして俺と話をしないの。ねぇどうして ――しょうがないね、あいつが泣くから。 しょうがないね、あいつが可愛いから。好きだから]
[しょうがないね。でも、我慢すれば触ってもらえる。 我侭言っても置いていかれるばかり。 それなら、後で少しでも触ってもらったほうがいいからね。 頬に感じる手の暖かさ。あの一瞬だけが、愛情だ]
(24) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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プリシラは、ドナルドのチョコレートを借用した。
k-karura 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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―― if ――
[それは、きっと何もなかった合宿。 夕食後、道さんがお風呂に行ってる間]
…………約束。
[手をわきわきさせて、ちょっと目を輝かせて最上のところに寄ってった。寸前で、ちょっと動きを止めて考える]
[おもむろに正座した。三つ指ついて、頭を下げる]
………ふつつかもののマッサージ師ですが。
お手を、拝借?
(25) khaldun 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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―― 大木の、うろ ――
…… いてっ
[額にあたる、鋭いもの。 それが何なのかは、良く知っている]
『……』
紅子さん……。
[痛む頭をさすりながら、重い目蓋を開けば。 覗きこむ黒の瞳。もの言いたげな、そのいろの向こう側。
別荘でもあの館でもない、薄暗い木肌。 小鳥のさえずり。木々の葉擦れ。
ああ、戻ってきたのだな と。分かってしまった]
(26) sayclear 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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……蛍紫。
[起き上がらないまま、傍らにごろりと頭を向け。 閉じられた目蓋に掛かる金糸へ、手を伸ばす。
あの館でなされたまま、真新しい包帯に覆われた手。 破れて血染みのついた、ぼろぼろのシャツ。
自分の状態が、あれらの何も、まぼろしではなかったのだと、訴える。 けれど今は、まぼろしよりも手の届かないところへいってしまったのだと、分かっている]
蛍紫。おきろ。
[緩慢に伸ばされた手が、くせの無い髪を梳き、頬へ届く。 やわらかな感触。そこに、たしかに息づく、ぬくもりの感触]
(27) sayclear 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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…… けい …っ、 おき、ろ よ……!
[早く、目を開いて。 そうして泣けばいい。嘆けばいい。
じゃないと、自分が先に。 泣き出して、嘆いて蹲って。 此処から、動けなくなってしまいそうだから*]
(28) sayclear 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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セシルは、とりあえず、かえってきて、文の背中に頭ぐりぐり
nostal-GB 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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―大木のうろ>>#2―
ん、んー…。 [寝起きはそこまで悪くないはずなのだが、 無理やりたたき起こされたりするのは好きではない。
だが、数人足りないと分かれば、あたりを探しにいうと提案するだろう*]
(29) rinne 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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―― if ――
[入り浸っている野久と織部の部屋でモンハンのクエも終えて、一休みしているとき]
お。せんせー、ヨロシクお願いします。
[PSPの電源を落として、向き直る。 随分丁寧な挨拶にふはっと噴出しつつ]
そんな本格的なの?ちょー楽しみなんですけど。
(30) meiji 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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[あらかた寝てる人間の体を揺すって、時折面倒がって蹴り入れたりもしつつ。起きたやつは起きたろうし、起きないやつは適当に放っておいた。他の面子が起こすかもしれないし、勝手に起きることもあるだろう。 それから、まだ触れずにいたせいで、起きずにいる蓮端の、]
――……。
[くちびるそっと塞いでみる。起きるか、起きないか、よくわからないけれど。 人目があっても気にしない。前に聞いた言葉―日向は、恋の力に感応する―が正しいなら、ここにいるのはきっとみんな、そういうことだ。]
(31) mmsk 2011/05/25(Wed) 22時半頃
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―― if ――
んー………自己流? 家族、以外には、やったことないから、分からん。
[とりあえず、いざっていざって最上の正面。正座した膝が、ちょっと彼の膝に触れるくらいの距離。わくわくしているのを隠さず最上の右腕取った]
………力、抜いてね。痛かったら、すぐ、言う。
[丁寧にカーディガンの袖まくる。とりあえず、肘の下から先をマッサージするのが好き。病床の弟に見舞いにいけたとき、よくやっていたそれ]
[自分は言葉が上手くない。だから、黙ってこうして触っている方が、言葉を100喋るよりもずっとずっと何かが伝わる気がしてた]
[膝の上、彼の掌乗せて、左手で支えた。 右手は形を確かめるみたいに、彼の腕をゆっくりなぞってく。 親指にだけかすかに力を込めて、後の指は添えて遊ぶ。 すっと筋肉の筋に沿わせるように]
[そんな風にはじまった]
(32) khaldun 2011/05/25(Wed) 23時頃
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ドナルドは、プリシラをじっと見つめた。
rinne 2011/05/25(Wed) 23時頃
プリシラは、ドナルドにあっかんべーをした。
k-karura 2011/05/25(Wed) 23時頃
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―大木のうろ―
おはよ、良数。
[目を覚まして、外?と問う良数>>21にこくりと頷く。 足りないという言葉にも、頷く]
……とりあえず、今は皆を起こしてるところ。 皆起きたら、辺りを探してみよう。別荘にまだ、皆いるかもしれないし。
[とはいえ、此処が別荘からどれだけ離れた場所なのかもさっぱりわからない。 ……あまり下手に歩きまわると今度は遭難の危険がある。食料もない。 ある程度探して見当たらなければ明るいうちに一度下山して、改めて車か何かで別荘まで行くのが賢いような気もした。
とにかく、状況が何もわからない]
(33) siro 2011/05/25(Wed) 23時頃
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―― if ――
ん、痛かったら遠慮なく喚くし。
[腕を差し出して、普段あまり露出させない素肌に手が触れる。 家族にだって、そんな風に触れられた事は無い。
だから、すこしだけワクワクと、ドキドキで織部の手が動くのを見ている。
しまった、カーディガンを脱いで置けばよかった気がする]
(34) meiji 2011/05/25(Wed) 23時頃
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[不思議な夢を、見ていた気がした。 泣いていた。抗っていた。心に、何かが灯った。 誰かの声が聞こえた。何故か、それが苦しかった。辛いと思った。 目覚める前の温もりと幸せを抱えたまま、冷たさをも、抱えた。]
………、
[瞼を閉じたまま目を覚ます。傍から見れば、まだ眠っているも同然だっただろう。 どこか暖かくて、水っぽいにおいがして。 夢心地が抜けないまま、ただ漠然と思ったのは死だった。 それが何故かこわくなかったのは、きっと隣に誰か居たせいで……。]
………?
[ざわつく声もぼんやりと耳を通り過ぎていくまま。 その隣にあったはずの温もりがなかったことに、気づいた。 その隣に居たはずの人が他の誰かを揺さぶりに行った後に、己が目覚めていたことも知らなかった。]
(35) sakanoka 2011/05/25(Wed) 23時頃
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―大木のうろ―
[きょろきょろと、眩しい光の中視線を泳がせる。 足りない、織部も静谷も浜先輩も、耀もいない。
道也のシャツを引っ張って、無言で見上げる]
…………。
[きゅうっと眉を顰め、石神井が皆を起こしたり蹴ったり(!)しているのを見て。 力が入らなくて立てない、寝不足や運動を差し引いてもまだ体力はあったはずなのに]
(36) meiji 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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(て、つ)
[こわかった。 こわくて、けれど身体が重くて動かなくて、声さえも出なかった。 触れてほしかった。彼と同じ此処に居るんだって教えてほしかった。 そんな時に、くちびるに微かに触れるもの>>31を覚えた。]
……、……。
[瞼を、開いた。 次第にはっきりしてくる視界。その目に、映ったのは]
……て、つ。
(37) sakanoka 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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―― if ――
………最上。太いね。いいな。力、入れても折れなさそう。
[腕だけを見ると、自分もそう変わりはしない。 比較対象は弟だったから。目を細めた。 ぐ、ぐっと、力を入れて、まずは下腕を揉んで行く。 大丈夫、と言われていても時折上目で彼の表情確認する]
………………。
[ひとしきり満足したら、次は掌。 彼の親指と小指の股に自分の親指出して、ぐ、ぐっと揉んで行く。 時折、親指の腹で彼の掌や指を遊ぶように軽くなぞったり。彼の指を、親指と人差し指でぐっと扱き上げたり]
[相手の体温に触れているうちに、理性はじんわり溶けていく。 別に何をする気でもないが、自分の体温がゆっくり上がり、時折、小指が色めいたように遊ぶ。彼の指の股をくすぐったり]
[悪戯じみた表情で、彼の顔を見上げてくすりと笑った]
(38) khaldun 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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─ 木のうろの中 ─
[───その後、鳴瀬が、誰かを探しに部屋を出たことは憶えている。 ここが、今まで居た別荘と似て非なる場所であることを認識し、自分も、先に送られてきたであろう生徒達を探しに動こうかと思ったが、鳴瀬とのことを思い出せば、どうにも彼らとは顔を合わせ辛く……。 けれど、こうしていても仕方ないと、頭を振って漸く動き出す決意をした。 しかしそこで、世界は急転────……]
…………ん、っ……。
[ざわめきが聞こえる。 どれも、聞き覚えのある声ばかり]
(39) nordwolf 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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セシルは、ちょっと外し。もし寝てしまってたらごめん。*
nostal-GB 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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―― if ――
そ?まあ、折れないとは思う。
[普通にキモチが良い、確認してくる目には大丈夫と細めて返す。 そこまでは、ごく普通にマッサージされているだけだと思っていた]
……ッ。 ん。
[掌に移る、それなりに器用に動かせると思っている指、付け根から扱かれて思わず声が出た。
よく使うだけに、凝っていたのだろうか。暖かい手で揉まれると解れてゆくのは筋肉だけでは無い。 不意に触れた箇所がくすぐったくて、手を引きそうになる。
煽るような笑顔、引いたら負ける気がして舌を出して唇を湿らせる]
(40) meiji 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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……良数……。
[引っ張られるシャツに、見上げる表情>>36。 手を貸してあげなきゃ、励ましてあげなきゃ、安心させてあげなきゃ、……色々混ざって、結局、ぎゅうとその身を抱きしめることを選んだ]
…………。
[暫く無言で抱きしめる。良数が落ち着くまではそのままで。 落ち着いたら、立てるか?と囁いて、手をかしながら立つことを優先させる*]
(41) siro 2011/05/25(Wed) 23時半頃
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ん、起きた。
[名を呼ばれて(>>37)、に、と口元に浮かべるのは、満足気な笑み。そのまま隣にまた横になる。 見た夢も、先に目覚めていたことも知らないから。目覚めのキスが成功したことに、しあわせに笑う。]
(42) mmsk 2011/05/26(Thu) 00時頃
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