168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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[コンマ秒単位で傾いていく少女の身体へ手を伸ばす。] [コンマ秒単位で傾いていく女性の身体へ手を伸ばす。] [掴まれ。掴まれ掴め掴まれ。] [掴まれ。掴まれ 掴 め 掴 ま れ 。]
[重なるデ・ジャ・ヴュをなぞるように、 女性が伸ばした手を真墨が掴むことはなかった。]
[だから、 (―――だから?) 記憶の中の真墨は傾き行く少女の後を追った。]
(25) housenka 2014/03/30(Sun) 21時頃
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『 だってユー、持ってるでしょ? 初めから。ずーっと。 ユーが気付いてあげなかっただけ。』>>6:34 .
(26) housenka 2014/03/30(Sun) 21時頃
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――――――っ……!?
[気がつけば足を止めていた。 これ以上は頭から飛び込むしかない距離で。 自分の身体を勘定に入れない助け方を、躊躇した。 でも、それは、人間として当たり前なことで。]
そ……んな……
[茫然と、何も掴んでいない手を眺める。 爆音じみたブレーキ音が近づいてきて。 真墨は次の瞬間起こる未来予想に堪らず目を瞑った。]
[それは、落ちた女性の位置から手前に離れたところで止まっていた。]
[慌ててホームの下を覗きこむと、眩しそうに目を細めながらも生きている女性の姿があって。]
(27) housenka 2014/03/30(Sun) 21時頃
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[引っ張り上げるために、見知らぬその女性へ手を伸ばした。**]
(28) housenka 2014/03/30(Sun) 21時頃
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[折れてないヒールを履いている方の足を軸にして立ちあがる。 幸いどこもそこまで痛みは残っていない。足をくじいた様子もない。 そこまで高くなかったからだろうと心の中で思いながら、 集まってくる駅員や野次馬の姿を見た]
(あの酔っぱらいは……逃げたかしらあん畜生)
[見下ろす野次馬に禿頭の姿はない。まだあのまま倒れているか、それとも面倒は御免だとさっさと逃げたのだろう。後者を想像して悪態を吐く]
(……ん?)
[心配そうに手を伸ばしてくる少年>>28の姿がいやに引っ掛かった。 何か大切な事を忘れている気がする。何だったろうか。 ぐるぐると取りとめのない考えが頭を過ぎりながら、助けを借りてホームへと戻る]
(29) elenora 2014/03/30(Sun) 21時頃
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[ホームに降り立った女性を見て、ほっと一息を吐く。 しかし―――真墨はこの女性に会ったこともないのに、どうしてあんなにも必死になって居たのか。 握った手を離そうとして、]
………あれ?
[離せない。 もうホームまで登って、女性は安全で、これ以上手を握ってる必要なんてないのに。 スケベ心で触ってるとかそういうわけでもないのに。
―――心の中の、何かが、離すなと頑なに叫ぶように…手を離す気が起きなくて。]
えっと、その…大丈夫ですか。
[間をつなぐみたいに、そんな言葉を口にする。]
(30) housenka 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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何、どうしたの? 大丈夫よ、もう落ちたりしないから。
[心配そうに見つめる彼を説得しようとそんな言葉を言ってみるが――効果はなかった。 結局駅の医務室まで付いて来てしまって、いい弟さんですねと声をかけられ困惑して―― またその違和感に首を傾げる]
(あーあ、終電のがしちゃったらタクシーかしら。結構高くつきそうね……)
[何ともないと判ると別の事が心配になってくる。それはまるで違和感から逃れようとしているようで。 観念したのか、深いため息をついて]
……心配してくれるのは嬉しいけど。 もう、夜も遅いわよ。貴方のような子が出歩いて良い時間じゃ――
[何故だろう。何だか声が空しく響き渡る。 違う、彼に伝えるべき言葉はこんなものではない。 そう思うのに、何故そう思うかも、ならばどういう言葉を伝えるべきなのか、全く判らない]
(31) elenora 2014/03/30(Sun) 23時頃
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…っぅ、おえ、……
[数年ぶりに乗った電車はやはり人の出入りが多く、否が応でも接触を余儀無くされる。家を出るときから続く頭痛もあいまって、トイレの個室で胃の中身を吐いた。
口を濯いで、顔色は最悪だけれど、それでもすぐに歩き出す。ほんださん。まるでなにかのおまじないみたいに呟いたその名前が、今の自分のすべてだった。
一目でもいい。無事な姿が見たい。すべて零れ落ちてしまう前に、どうしたって会いたい。
重い足を引き摺って、慣れた道を進んで。すれ違う人をいちいち見詰めてしまうけど、ピンとくる姿は無かった。そうしているうちに、見慣れた建物が目に入る。 給料日には必ず通っていた、お気に入りの店。 風見鶏のドアを、そっと押した。]
(32) roki 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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(あ、)
[ちりん、とドアベルが鳴る。 店内を見回すと、ショーケースで作業中の男性と目が合った。 一瞬何かの映像がフラッシュバックして、すぐに掻き消える。悔しいな。そう、思う。ケーキ屋さんの人。名前を、名乗ってくれた筈なのに。もう思い出せない。
店内にはもしかしたら見知った姿もあったのかもしれない。 けれど、そのどれもが「ほんださん」では無いのは直ぐに分かる。あの、名前を呼ばれるだけで、心臓を鷲掴まれるような衝動を。脳が忘れたって、身体が覚えてる。
こちらを見た「ケーキ屋さんの人」に、曖昧に笑って会釈した。 口の中でまたきます、と小さく呟いて、直ぐに踵を返す。誰に呼び止められても、留まる余裕はもう無かった。]
(ああ、だって)
[鈴が鳴るような彼女の澄んだ声を。
もう、思い出せない。]
(33) roki 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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[電車の中、まるで何かに呼ばれるようにして、ニュースをチェックする。 目に留まる一つのニュースに、スマホの画面を流していた指先が止まった。]
…ぁ。
[小さく漏れた声に、振り返る人はいない。 カタンカタン、と揺れる社内の中、あたしはその文字列を、ただただ見つめていた。]
『連続通り魔事件、容疑者逮捕』
[それは小さな小さな記事。 世間にとっては大きく取りざたされることのない事件。 けれど、あの回避した未来を知るあたしからすれば、それは大きな大きな出来事で。
あたしが死ななかった未来でも、犯人は捕まる。
悩んだことが馬鹿みたいだ、と思うと同時、深い安堵に包まれるのだった。]
(34) だいち 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[電車を降りて、改札へと向かう。 歩きなれたホーム、見慣れた景色。 …ちょっとだけ、懐かしい。 まるで、長期休暇の後の登校日のような。 と、まるで狙ったかのように、手にした携帯が着信を告げる。 画面に表示された名前に、あたしは思わず目を細めた。]
…もしもし? どうしたの、るり。
[半ば警戒しながら電話に出る。 けれど、電話の向こうの声は、姦しく何かを訴えるようで。 思わず安堵しつつ、はいはいと受け流す。 改札を出て、歩きなれた道を歩む。]
…るり、貴女ね… とりあえずね、あたしが昨日言ったこと、まるで無視したわね? 遅いからやめなさいって、言ったでしょう?
(35) だいち 2014/03/31(Mon) 00時頃
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『だって、その日の内じゃなかったら意味ないじゃーん! 先輩は!今!支えてくれる人が欲しいと思ったから!』
だからそれが独りよがりだって言ってんのよ。 貴女みたいに、フラれたらすぐ次の恋に走れる人ばっかりじゃないのよ?
『だからって、折角夜中にやってきた女の子を、放置してどっかに走ってっちゃうなんて、酷くない? あたしちょっと幻滅ー』
[るりの言葉にはたと立ち止まる。 すり替えられた未来、走り出す先輩。 その先には、誰がいたのだろう。 るりがこうして電話をしてきている以上、先輩は多分、死んでないのだ。 つまり、帰って来たのだ。 須藤さんと。]
(36) だいち 2014/03/31(Mon) 00時頃
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…多分きっと、とても大切な用事があったのよ。
『えー、夜中だよ?意味わかんない!』
[意味わかんない行動してるのは貴女もよ、と返しつつ、あたしは小さく笑ってしまう。 先輩は、須藤さんを助けようと走ったのだろうか。 だったら、間に合ったんだろうか。 間に合ったならいいな。 いや、きっと… どちらにしろ、助かっている。
だって、ふたりはちゃんと、帰って来たんだから。
勿論もう一度何らかの事故で、という事はありうるのだけど、あたしは優しい未来を信じたいと思った。 皆、皆。 幸せになれ。]
(37) だいち 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[手を離すタイミングを逃して、結局医務室までついてきてしまった。 流石に治療中まで手をつなぐことはせず、待合室で待つこと十数分。 女性との関係を聞かれ、口ごもっているとどうやら弟と判断されたらしく、 駅員の誤解を解くことはせず黙っていた。]
[衝立の奥から出てきた女性と目を合わせると、やはり何か気になってしまって。 目をそらしながら……女性の言葉に答える。>>31]
そ、そうですよね。 ボクよりも年下の後輩も出歩いてたんですけど、 放ってきちゃったから…大丈夫かな…
[駅を出るころには、いい加減覚悟を決めて目を見るくらいはできただろうか。]
(38) housenka 2014/03/31(Mon) 00時頃
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……ま、しょうがないわ。 こうして会ったのも何かの縁だし…… 貴方、家はどのあたり? 近くだったらタクシーで途中まで乗せていってあげるわよ。
[駅を出ようとするその足取りは酷く覚束ない。 酒のせいではない。折れたヒールを応急処置したため、迂闊に体重をかけられないのだ]
……?
[じっとこちらの目を見つめてくる彼>>38の姿に、どうしたのだろうと言葉を止める。 それはまるで、彼の一歩を待っているかのようで]
(39) elenora 2014/03/31(Mon) 00時半頃
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(がっこう…どこの制服だっけ?俺の大学の近くで、よく見かけたような…)
[ツキ、ツキ、と拍動に合わせて痛むこめかみを無意識に押さえる。 傷の痛みじゃないのは分かっていた。 思い出そうとしているのが、「この身体の脳に」刻まれている記憶じゃ無いからだ。 ならそれは、どこに入っているんだろう。
掴み所のないそれを、なんとか引き出そうともがきながら。 脚は再び、駅へ向かう。家なんて分かる筈もないけど、土曜日なら同じ制服を着た子が乗っているかもしれない。 戻るのではなくて、もう少し先まで乗ってみよう。そう考えて、改札をくぐる。相変わらずの人の多さにうんざりとはするけれど、先ほどよりは随分とマシだった。
ふらつく足で階段を登ると、その先にプラットフォーム。ついさっき反対側の電車が出たようだった。線路を挟んで向こう側、降りた人達が歩いて行く。 なんとはなしにその人の流れを眺めて──心臓が跳ねた。]
(40) roki 2014/03/31(Mon) 00時半頃
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家は……徒歩でも帰れる距離ですので。 お姉さんは…タクシー、拾わないとダメですね。
[上の空で言葉を返しながら、やはり、一抹の違和感を覚えた。 何か、胸の中で焦燥感が渦巻く。このまま別れていいのか。 今一度、自身に問う。]
(ボクは、この人に、何かを伝えなきゃいけないんじゃないのか―――?)
[でも、何を。決定的な最後のピースが足らない。 進村 真墨は、この女性とどんな関わりがあったのか。]
(41) housenka 2014/03/31(Mon) 00時半頃
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[駅の外、思い出す為に天を仰いで―――]
[欄干へもたれかかると、真っ赤な月が目についた。]
[銀色に輝く月が目についた。]
(42) housenka 2014/03/31(Mon) 00時半頃
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………ああ、そうか。
[進村 真墨は、この女性を知っている。 自分を生き返らせてくれた女性だと、知っている。]
………お姉さん、タクシーが来るまで、 ちょっとした物語を話していいですか?
[それは、白い部屋で男女10人が目覚める物語。 人の心に気付かないふりをしてた、青臭い少年と。 打算と虚飾に彩られた恋しか知らなかった女性の物語。 それが真実かどうかは―――聞く人次第で、変わるだろう。**]
(43) housenka 2014/03/31(Mon) 00時半頃
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────本田、さん…っ!
(44) roki 2014/03/31(Mon) 00時半頃
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(本田さんだった…!本田さんだった、間違ってない、絶対!)
[呼んだ声は届かなかったのか、彼女はそのまま人の流れに消えて行く。その姿から馬鹿みたいに目が離せなくて、小さな背中が視界から消えるまで、呆然と突っ立っていた。
見えなくなった途端、弾かれたように走りだす。今登った階段を駆け降り、くぐったばかりの改札へ逆走する。人の波に逆らっているから足がもたついて進まない。もどかしさに舌打ちが漏れた。
ようやくで改札を抜けるも、求める姿は既に無く。 それでも、向かう方向はなんとなく分かってる。ついさっき来た道を、走る。走る。 やがて──視界の端が、明るい色の長い髪を捉えた。]
(45) roki 2014/03/31(Mon) 01時頃
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(今、会えなかったら)
(もう二度と会えない気がする)
(だってもう、)
[顔も、声も、さっき呼んだばかりの名前も、──ぜんぶ。
それでも、あの青い扉をくぐるときに感じた左手の熱だけが、消えてくれなくて。]
(46) roki 2014/03/31(Mon) 01時頃
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[彼の話>>43を聞けば、他人事に聞こえなかった。 自分以外にもそんな男運のない女性が居るとは。 恋して、傷ついて、強く見られて、それでももがき苦しんでいる彼女]
(本当、不思議なものね)
[私は、そんな強い女じゃない。そう言いたい彼女の気持ちが痛いほど理解できた。 共感し、共鳴する気持ちが溢れ出そうで。思わず目尻を拭う]
……何だか、涙が出てくるわね。 どうしてかしら――彼女の事も、彼の事も。まるで他人事に思えな――
[発言出来たのはそこまでだった。気がついたら、彼の身体がすぐ近くにある。 ――抱きしめられてるのだと気づいたのは、少し後のことだった]
(47) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃
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ちょ、ちょっと貴方何して――
[抗議の声を上げようとしたのは一瞬の事。だがそれはすぐに既視感にとってかわられた。 そうだ、確かこんなことをしたのではなかったか。ただしそれをしたのは自分からで――]
(……あ、あああああ……!!)
[何故忘れてしまっていたのか。待っていると言ったではないか。 こうして現実で出会ったらそうしようと。自分では決めていたのに。 聞き覚えがあるどころではなかった。彼の声はずっと待ちわびていた――]
――真墨、くん……!
[彼の、進村真墨の声だったのだと]
(48) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃
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……こんな風に再会するなんてね。探してくれたの、私の事。
[抱きとめたままの彼に、そんな言葉をかける。 彼にはどんな死に方をしたのか、自分では一切語った覚えがなかった。 どうやって自分の死因を知って、この場所を調べ、こうして駆けつけたのか。 ――いや、そんなことはどうでもよかった。彼がここに居る。それだけで十分だった]
ありがとう、私を見つけ出してくれて。 ありがとう、私の心を救ってくれて。 ――本当に、ありがとう。
[呟くと、それと同時に彼の額にキスを一つ落とした。 その直後、音を立ててタクシーが自分のすぐ横に止まる。 名残惜しいが、お別れだ。そっと身体を離す。 そして茫然とする彼の手に、そっと一つメモを握らせた]
(49) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃
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────…あの…っ、
[人目も気にせず、待って、とその背中を呼び止める。
彼女は、振り向いて、くれるだろうか。]
(50) roki 2014/03/31(Mon) 01時頃
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それ、私の連絡先だから。 ――時間がある時に、もっと話をしましょう?
[約束よ、待ってるから。 あの扉から出る直前に告げた言葉を彼にかけると、タクシーに乗り込んだ。 直後の彼の反応は見ていない、けれども想像は出来た。 思わず笑みがこぼれてしまう]
(51) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃
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[それは彼女が初めて浮かべた、心からの笑顔だった]**
(52) elenora 2014/03/31(Mon) 01時頃
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[その呼び声が聞こえたのは、ある意味奇跡だった。]
『────…あの…っ、』
[人通りがそれなりにある道、普通に考えれば呼び止められたのが自分だなんて、思わなかったかもしれない。 まして、電話中。 電話の向こうはもう完全に愚痴モードのるり。 けれど、あたしはそのすべてを無視して、振り返る。 そして。]
――ッ…!!
[はっと息を飲み、次に自然と笑顔になった。 槇村さん。 呟いた声に、え、何?と反応する電話向こうの声が、なんかちょっと煩わしくて。]
…ごめん、急用。 切るね。
[文句なんか言わせる前に通話を切る。]
(53) だいち 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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[扉を一緒にくぐってから、そんなに長い時が経ったわけではない けれど、どうしようもなく懐かしくて、恋しくて。 会いたい、会いたい。 そう、思っていたのだけれど。 実際その人を目の前にして、あたしはどうしたらよいか分からなくなってしまう。 でも、少なくとも、呼び止めてくれたこの人に、無事であること、貴方を覚えていること、それは伝えないと。 あたしは彼に数歩近づいて、それから。]
槇村、さん。 無事、だったんですね。
[あれ、何か固いぞ。 ドキドキと早鐘を打つ心臓が、うるさい。 ちょっと静かにしてよ、と思いかけて、違う違う、それじゃ死んじゃう、なんて馬鹿な事を考えながら。 えぇと。 どうしよう。]
(54) だいち 2014/03/31(Mon) 01時半頃
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