185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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夏は夜、月の頃は更なりと申しまして 日本人は古来より、夏の夜を愛してやまぬのですよ
夏の夜と言えば、夏祭りに花火 お祭りは勝手に開くわけにはまいりませんが
[花火なら、勝手にやっても大丈夫だし。 そう言っていると、彼女が一歩、立ち止まって。 合わせていた歩幅が、少しずれてしまったけれど。
小さな声が聞こえれば、振り返ることはなく。]
なんだ、そんな事ですか
[そのまま後ろに手を差し出して。]
行きますよ、遅くなっては皆を心配させます
[彼女が手を取ろうと、取るまいと。 そのままゆっくり、歩いていこう。]
(399) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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…はい。
[そう言って、栗栖はみっちゃんの手を取り。 ドキドキと早鳴る心臓に、少し何を喋ったらいいのか分からなくなってしまった。]
……。
[かあと、頬が紅くなっていて。俯いて、 いつもの調子で――、なんだか話せない。 小さな声で、恥ずかしそうに――。]
夏、祭り……。 みっちゃんと、一緒に行ってみたい…です。
[そう、自分の声で。 自分の、気持ちを素直に――。伝えてみた。]
(400) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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[手に触れた感触がある。 とても温かい熱を感じる。
だからこそ、今は彼女の顔を見るべきではないだろうと。 手をつないだまま、ゆっくりと歩こう。 彼女を引っ張ってしまわないように。]
夏祭りですか 良いですね、一緒に行きますか この辺だと、いつ頃あるのでしょうね
[小さな声で、聞こえた声に。 努めて、明るく声を返すけれど。]
夏の風物詩と言えば、あとは蛍ですね 美しいものですよ、地上に舞い降りる天の川です 一緒に見てみたいですね
[伝えられたものに対する答えは。 これで伝わっているだろうか。]
(401) 2014/07/14(Mon) 06時半頃
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[繋いだ手は、暖かくて。温かくて――。ああ。 ゆっくりと、歩いてくれることが嬉しくて。 ――欲しいものは、と。 問われて願い、それが叶った傍なのに。 もう、すぐに次を願いたくなり――、 そんな欲張りな自分を、隠したいのに――。]
…。
[みっちゃんと一緒に――。 頷き、しかしお祭りが何時かは分からなかったので、それには言葉を返せなかった。]
…みっちゃん。
[嬉しかった。一緒に――、蛍を見にいってみたい。 ――だから、だから。 だから――、
手の温かみに、少しだけ。 ぎゅうと、力がこもり。]
(402) 2014/07/14(Mon) 06時半頃
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みっちゃん――、
[聴きたくて。 それは、ずるいと――栗栖は思うのだけれど。 聴きたかった。 ――から、]
(403) 2014/07/14(Mon) 06時半頃
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クリスマスは、サミュエルに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
クリスマスは、サミュエルに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
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どうしました
[名を呼ばれれば、声を返して。 握る手に力がこもれば、出来るだけ柔らかく握り返して。 彼女の声色は、何かを伝えている気がするけれど。]
はい
[二度目、名を呼ばれれば。 足を止めて、肩ごしに彼女に視線を投げる。 振り向くかどうか、少し悩んでもいた。]
(404) 2014/07/14(Mon) 07時頃
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クリスマスは、マユミに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
クリスマスは、マユミに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
サミュエルは、クリスマスに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
クリスマスは、オスカーに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
サミュエルは、クリスマスに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
クリスマスは、オスカーに話の続きを促した。
2014/07/14(Mon) 07時頃
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栗栖は――、
[精一杯の、言葉を紡ぎ。 ちょっとだけ、小さな声は震えていて。
――でも、その続きを栗栖は言えなかった。 恐くなって――。]
……ううん、やっぱり。 やっぱり、何でもないヨ!
[そう言って、いつものように笑おうとした。]
(405) 2014/07/14(Mon) 07時頃
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はい
[震える声と、彼女の態度と。 篭る力と、彼女の熱と。 それが色々な事を、物語っていたけれど。]
なんでもない、ですか
[彼女の言葉を聞いて、振り向いてから。 彼女の大きな瞳を、覗き込んでみる。]
ならば、今は伺いません 問い詰めて聞き出すような事でもないようだ
(406) 2014/07/14(Mon) 07時頃
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[理解していても、こればかりは手助けが出来ない事。 相手の感情に、気がついてしまったら。 自分から招きいれるのは、卑怯だと思ってしまうから。]
いつか聞かせてください、続きを 今すぐである必要はありません
いつもの明るい貴女も素敵だけれど 今日の貴女は、一段と輝いていますよ、栗栖
[だから笑っていよう。 上手に笑えていない彼女に。 大丈夫だと伝えられるように。]
言葉にすると言うことは、とても勇気のいる事だけれど 怖がる事ではありませんよ
少なくとも、私にはね
(407) 2014/07/14(Mon) 07時頃
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…うん。 なんでも、ないヨ。
[そう、頷き。 顔は、きっと真っ赤になっていて。 みっちゃんの瞳からは、目を逸らしてしまい。 だから、みっちゃんがどんな表情をしているのかも分からず――。]
……なんでも、ない…。
[そう、小さく繰り返して。
――少しだけ、安堵をしていた。 言わなかったことに。 聴かなかったことに。]
……。
(408) 2014/07/14(Mon) 07時半頃
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…うん。
[と、だけ。 みっちゃんの言葉に、頷いて――、栗栖は。]
ありがとう、みっちゃん。 …もう、大丈夫。
[そう言って、繋いだ手を解こうとする。]
(409) 2014/07/14(Mon) 07時半頃
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[赤い顔。逸らされる視線。 小さく繰り返される、なんでもないと言う言葉。]
大丈夫? 何か、勘違いしていませんか?
[解かれそうになる手に、一度だけ力を込めて。 それでも解かれてしまうのなら、仕方はないけれど。]
頼まれたから手を繋いでいるわけではありません 私も手をつなぎたいと思ったから、繋いでいるのですよ
問うと言うことは、相手に判断を迫ると言う事で 相手に願うということとは、また違います
願いを叶えたわけではない 私は私の心にしたがって、今こうしているのです
それでも、大丈夫、ですか?
(410) 2014/07/14(Mon) 07時半頃
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……みっちゃん。
[解こうとした手に、力が込められて。 栗栖は、みっちゃんの言葉を聴いて――。 じわりと、少しだけ涙が眼に浮かんでしまった。]
……だって、恐いよ。 変わる、かもしれないことが……。 言葉に、したら…それを望んだら。
ずっと、ずっと、みんなと…。
[支離滅裂な言葉に、想いが込められていて。 それ以上は、言葉にならなかった。]
(411) 2014/07/14(Mon) 07時半頃
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[じわりと浮かんだ涙に、繋いでない手を伸ばして。 それを拭おうとしながらも。]
その勇気がないと言うのなら、今でなくていい 今すぐ変えなさいと、選択させるつもりはありません
焦るような事でもない 時間はまだ、たくさんあるのですから
でも、生涯変わらぬものなど、ありはしないのだから 望む望まざるに関わらず、いつか何かが変わります
大事なのは、幸せになれる方に変えていく事ですよ
[言葉にならないその先は、理解できてはいるから。]
(412) 2014/07/14(Mon) 08時頃
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[浮かんだ涙を拭ってくれる手を、されるがままに。]
……うん。 みっちゃん…、もう、少し。 時間が、欲しいな。…ごめんね。
[ぽふ、と額をみっちゃんの胸元につけて。 少しだけ、目を瞑って――。]
(413) 2014/07/14(Mon) 08時頃
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芸をするかどうかと言うことは…聞いていないけれど。
[>>373>>376には首を傾げながら]
バーベキューをしようとの事ですね。でも芸をしようぜって煽る人は……木佐さんかな?
[あの人は大袈裟だから…まぁそれも、きっといい所なのだろうけど…なんて言いながら。 酷そうな花粉症を見れば、辛いひとは辛いらしいのだよな…と、彼の身を案じる。彼は自分の部屋には空気清浄機置いているのだろうか?]
腹踊りは…僕は微妙かなぁ。
[あれは腹が膨れている人がやるものなのだろうと思っているので、何だかんだ腹筋が割れる程度には筋トレしてる僕だとか、聞いたことは無いけど僕より鍛えてそうな佐藤さんだと面白く無いのでは?と思いながら話を聞く。]
(414) 2014/07/14(Mon) 08時半頃
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ゲイは嫌ですね。
[>>379イントネーションを分かり易く言ってそちらは嫌だと苦笑い。]
(415) 2014/07/14(Mon) 08時半頃
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はい、勿論です ゆっくり時間をかけましょう
[預けられた額。 自然に、抱きしめようと手を伸ばして。
寸前で、止めた。
あぶない、あぶない。 時間が欲しいと、今言ったばかりだと言うのに。 おそるべし、みっちゃんの本能。
止めた手を、彼女の頭へ移動させて。 出来るなら、ゆっくり撫でよう。]
それに、まだ 私を全て知って貰ったわけでもありませんしね
(416) 2014/07/14(Mon) 08時半頃
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花粉症が酷くなれば、睡眠障害だとか…頭痛だとか。 それに近いような症状も、出ると聞いたことがあったような気がするのですが、猫村さんはそれについては大丈夫なのですか?
[>>384慣れていると言う彼を見て、僕は余計に心配顔になる。 睡眠が十分に取れないというのは、それだけで辛い事なのだから。]
僕には花粉症は出ていませんね。それはまぁ、いい事ではありますよね。
[そんな事を言いながら。体調面が優れないのだと>>386、彼女の声を聞いてそちらの方を向く。]
今日も体調は、芳しくないのですか?
[だとしたら僕の目は節穴ですね…と心底悔しそうに。 それは自分が何も見ていないことへの怒りもあったか。]
(417) 2014/07/14(Mon) 08時半頃
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ん……その黒髪は、綺麗だと思いますよ?
[>>387>>390猫村さんも恐らく同じことを思ったのだろう。彼女は自信を持っていないようであったが、綺麗で無いことはないだろう。
そして彼が立ち上がって。その時に言った言葉に一瞬ドキリとする。]
…変な意味って、僕がそんな事するような…いや出来るような奴に見えますか? 点鼻薬ですか……よく効く事を祈ってますね。
[そう言ってカラカラと笑えば、彼は本当に自分の部屋に戻るようだった。彼女が見送るそうなので、僕はそのままの体勢で見送る。 …実はずっと正座をしていたから若干痺れているとか言えない。
二人がこそっと囁く姿は此処から見えて>>393>>394、僕は此処にいない方がいいんじゃないかな…とか思ってもみたり。]
(418) 2014/07/14(Mon) 08時半頃
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いい音、とかなら分かるけど…ある音の出るバイオリン、か。 素人でも難題に聞こえるよ。
[なるほど独り言を呟いてしまうのも頷ける。>>353 作成までの工程を考えるだけでげんなりしてしまった。 駐車場に軽トラを停めて、着いたよ。と促す。]
しかし九十九サンはすごいな。 そういうの出されるくらいには熟れてるってことだろうし。
[移動してホームセンターのカートを押す。炭を一箱載せながら九十九サンに感慨深く言った。]
(419) 2014/07/14(Mon) 09時半頃
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[彼を見送る時に、パソコンの方に目を向ければ、見えたのは管理者マークのついている掲示板と、タブで残っていたサイトの名前。
この位置からでも名前が確認出来たから…僕はその名前を心に留めておいた。猫村さんが何かをなさったとしたならば、これである可能性は十分に考えられたから。 でも、まぁ。それを本人との話題にするのは如何なものか。
そう思った僕は見ていないふりを取り敢えずしておいて。 彼女が話さなければ…この話題に自分から触れる事は辞めようと思った。好奇心は猫…いや僕を殺すし。知ってしまった事は仕方が無いと言えども、踏み込む位置とかは考えねばならない。
何かの邪魔をしてやろうだとか、そんな意図はないのだから。]
(420) 2014/07/14(Mon) 10時頃
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―202―
[話を交わすうちに素麺は綺麗になくなった。 社会人ふたりが大学生ふたりに大学時代の思い出を語ったり、逆に今の大学生の常識を聞いて驚いたり、楠本のクッキーの感想を録音したり。 皿が空になるタイミングでお開きとすれば、安田のありがたい申し出>>349。]
うん、お茶飲んだら早めに下げておくよ。ありがとう。 カゴに入れてくれたら、わたしの食器は部屋に持って上がるから。
[そう言って安田を見送って、そこからは歌音と女同士、お茶を飲みながら少し歌の話を。]
高音が出にくいんだけど、綺麗に出せるコツってあるのかな。 今のクッキーが無事商品化したらまた打ち上げ飲み会でカラオケだからさ、練習しときたいんだよね。 「声量でごまかすな」っていつも言われる。
[たはー、と苦笑して、歌ってみせた。 歌音と別れ、ふたり分の食器を台所に片付けたのは、暫く後の事。*]
(421) 2014/07/14(Mon) 10時頃
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―庭―
あれ?早く来過ぎた?
[庭に降りた時、そこには誰の姿も見えなかった。 倉庫から出されたバーベキューセットがあるのみだ。]
買い出しか? じゃ、わたしはこいつを磨いておこう。
[網や串は台所で洗ったほうが良いだろうから、まずコンロを磨こうと。 バケツに水を汲んで、タワシでゴシゴシし始めた。]
(422) 2014/07/14(Mon) 10時頃
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[――少しの間、頭を撫でて貰って。]
うん。…知りたい。 みっちゃんのこと、もっとよく…知りたい。
[そうして、気持ちを落ちつけようと――。
目を開けた時には、いつもの栗栖に戻れるように。 それは、少しぎこちなくはあるかもしれないけれど。]
(423) 2014/07/14(Mon) 10時頃
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>>419 ふふ、ただいい音をと言われても それはそれで難題です 何がいい音なのか、演奏者さんによって違いますからね
[そうしていれば駐車場へ到着した 車外へ出ればやはり暑い]
すごいですか? その課題も全然進んでないので、 まだまだひよっこなんです
[カートを押す彼の隣を歩いて 何気なく見上げたりしてみながら]
お隣同士ですけど、 あまりこうしてゆっくりお話することもなかったですね?
[なんて笑って、買い物は進んで行く]
(424) 2014/07/14(Mon) 10時頃
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ええ
私のことも知っていただきますし 栗栖さんの事も、教えていただきたいですからね
その結果、何がどう変化するにしても
[ぎこちない表情は、見ないことにしよう。 見えてしまっても、見ていないことにしよう。 それが、女性の涙に対する男の礼儀というものだ。]
行動した結果の変化なら それは、行動せずに諦めるよりずっと価値がある
[だから、いつもの調子で触れよう。]
(425) 2014/07/14(Mon) 10時半頃
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>>424 なるほど、なるほど。演奏者さんか。 突き詰めると人付き合いになる辺り、 どの仕事もそう変わらないかもね。
[なんて、演奏者さんに失礼かな?と冗談交じりに付け加えて。]
すごいよ。真剣にならないといけないしさ。 何か作るなんて俺には出来ないのもあるんだけど。ハハ。
[ボクも隣を歩く九十九サンに微笑んでみせる。 創造なんてこと、一生懸命じゃないと出来ないだろうから。 ゆっくり話すこともなかったと言われれば頷いて]
確かにそうだ。こういう機会もなかったし。 …独り言は聞こえてたけど。
[と言葉を交わす。大まかに揃えば、レジに向かう。 タバコもさり気なくかごに入れて。]
(426) 2014/07/14(Mon) 10時半頃
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[変わることを、恐れているのに、 変わっていく、自分がいる。その変化は、少しだけでも知ったからなのかもしれない。
みっちゃんは、やっぱりいつもと変わらない気がする。 でも、その言葉の受け取り方は違う。
同じような感情なのに、それはもっと強く――。 ――切なくなる。 思えば、みっちゃんのことをそれほど多く知っているわけではないのだ。
もっと、知りたい。 もっと、知って欲しい。 色が、強まるように。 色が、変わるように。 ――感情を、強くする。涙は、感情を抑える為に出るものだと聴いたことがあるけれど。 溢れるような、この想いは――。]
みっちゃん。
(427) 2014/07/14(Mon) 11時頃
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[――抑えるのが、難しいけれど。 いつものように、名前を呼んで。 ただそれだけなのに、想いは募り。
額を離し、目を開けて――。]
もう、大丈夫デス。
[そう言って、にこりと笑った。]
(428) 2014/07/14(Mon) 11時頃
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