208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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……そうか。
[語られた内容は、主の嘘ですり替えられた記憶とは真っ向から対立するもの。けれど奇妙な程驚きは少なかった――まるで既に知っていたかの様に。 その奇妙さを傍らに己の内を振り返り、先程も目を背けた澱の中に断片が残っているのではと思い至る]
……なら 考えなければならない、か。
[各々が行き先を決めていく。己もきっと、目を背けてはいられない。 ケイイチには我を失うなと願ったが、薬を断ってもたらされるのが餓えではないというのなら、どうやら先に危うい場所へ踏み出すのは己になりそうだ]
……貴方はどうするのですか、ライジ。
[唯一の上位者、その征くところを問う。 答えが得られたならば次はケイイチに同じ問いを。ジリヤは先に食堂を出てしまった>>356様子で言葉は交わせなかったが、きっと明確に行動へ表れている]
(360) 2014/12/30(Tue) 02時半頃
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─夕・自室→食堂─
[深い眠りの淵から戻り。 それはいつもの鈴の音。>>320 カーテンの向こうで陽が落ちたらしいのをぼんやりと眺める瞳に光は無く。
未だ靄に抱えられて帰らぬ思考のまま、ただ日常の流れを再現しようと食堂へ。
誰が居ても居なくても、何時もの挨拶もなく、ただ真っ直ぐに己に与えられた椅子に座って、じっと待つ。
並ぶことのない食事。 確かに鈴は鳴った筈なのに。 広々する卓はまるで今の己の心の様。
何を、誰と、何処へ、如何したら。]
(361) 2014/12/30(Tue) 02時半頃
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[緞帳の下りようとする人形劇。 劇が終われば、舞台で与えられた役ではなく、ただの人形となって打ち棄てられるだけ。
ライジに告げられただろう薬の真相>>351も、ただ、真の夢の如き感触でもって聞いていた。
ならば劇の終わりとともに使われた人形も処分されるべきなのではと。
主の姿を見たなら、きっと己はそう言うけれど。 今はその気力すらなく。*]**
(362) 2014/12/30(Tue) 02時半頃
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[そうして会話が途切れてから、半紙と薄墨で出来たこれまでの足跡を辿りに自室へ帰る]
[携えるのは紙箱、各々の答え、それに加えていくつかのパン。きっと空腹では向かい合えない程度には時間を要するだろうから]**
(363) 2014/12/30(Tue) 02時半頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2014/12/30(Tue) 02時半頃
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……悪い、……有難う [寝台に開けられたスペースに、腰を下ろす。 こんな場所で普段眠れているのだろうか、そんなことがふと気になった。
膝の上で緩く組む指。 視線は両手指の境を辿っていたが、頬に触れる指にその刺青へと。 阿呆、と、その口調にふと口元が緩む。]
……わかった。 交換、な。
[その後告げられた提案に頷けば、唇を開く。]
(364) 2014/12/30(Tue) 03時頃
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[かつて、その本を読んだ時、似たような話もあるものだと思った。 だから、きっとありふれた事だったのだろう、下働きの者を酷く扱う事も。
物語と異なる点は、幾つもある。
例えば子供は奉公にでたのではなく、物心ついた時から既にその地位にあったこと。 追い出されたのではなく、酷く傷を負った夜、支え合うように“友人”と二人、月夜に駆け出したこと。 月夜の荒野で地を潤したのは、その一人の血液だということ。 抜け出した一人は、今も尚生き延びているということ。
酷く飢え、渇いた身体にその血液はよく沁みた。 美味だと、その時確かに思ったのだ。]
(*87) 2014/12/30(Tue) 03時頃
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その後に、主と会って、吸血鬼という存在を知った。 ……それで、その衝動が抑えられないならと思って、薬を飲んで、きて。
[けれど、自分が本当に怖かったのは、血を口にすることではなく、生き延びる為に友すらも利用する自分の浅ましさなのではないか。
掌で、顔を覆う。 不思議なもので、言葉にするとそれらは連鎖的に途切れずに連なっていく。 そこで一度、言葉を切る。]
(*88) 2014/12/30(Tue) 03時頃
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……なぁ、俺らって、……血、飲まなくても生きていけるのか?
[それは、純粋な疑問。]
(365) 2014/12/30(Tue) 03時頃
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次来るときは、もっと綺麗に片付けとこわい。
[くしゃくしゃのシーツの上に座る姿を眺めた。 そこで寝ることは少ない、普段は床に座って寝たりなどが多いからだが。
彷徨う視線を捕まえてしまえば、此方も緩く微笑み返した。 怖がらなくていいと、暗に告げる【4】。]
ん、ちとまってな。
[少しの間体を離すと、何もかかれていないスケッチブックを取り出した。 彼の忘れたくない記憶を、それに描こうとペンを持つ。]
(366) 2014/12/30(Tue) 03時頃
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[男は隣に座り、スケッチブックを開く。 彼の口から落とされていくのは、『怖い夢』の話だろうか。 まるで民話にでもありそうな物語。 赤い血を啜った、働き者の少年の行く末。 “友人”を糧にした、吸血鬼の話。
話を聞いている間、男は声を出さなかった。 真っ白なスケッチブックの中にペンを走らせていく。
ただ、時折隣に視線を向けては 彼がどんな顔をしているのかを、見つめて。]
(*89) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
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[止まることなく語られた話。 やがて、顔が覆われて言葉は途切れる。
同じように一度手を止めてペンを置いた。
無意識に手はのびる。 肩へと伸ばし、軽く抱き寄せようと。]
(*90) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
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[スケッチブックにはきちんと、その疑問まで書き連ね そしてペンは一度置かれて、手はゆっくりと動く。 彼の肩を抱こうと。]
たぶん、もしかしたら要らんのじゃない? 血を飲んだ記憶は……ないけぉの。
[思い返してみても、血を飲んだ記憶などない。 男にあるのは、血を流した記憶と───]
(367) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
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[───人を殺した記憶。]
…………。
[少しずつ、ゆっくりと、靄のヴェールが外れていく。 生きるために友人を手にかけたのであろう彼の話を聞きながら。 思い出すのは、男が『誰か』を殺めた理由。]
(*91) 2014/12/30(Tue) 04時頃
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[皺の多いシーツは、長く交換されていない証のように見えた。 言ってくれれば、下手であっても取り替えただろうに。 それを申し出なかったのか、単純にそれを必要としていないからか。
広げられたスケッチブックに軽く視線を向け、クアトロの準備が済んだことを確認すれば、口を開く。 怖がる必要はないとその瞳が言うならば、自分も恐れず語ろう、と。]
(368) 2014/12/30(Tue) 04時頃
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[語る表情には、笑み一つない。 彷徨う視線の先は、自らの言葉を追う。 恐怖よりも、嫌悪の勝る記憶。 けれど、その嫌悪を恐るならば、それすらも“怖い”夢となるのだろうか。
指越しの視線は、ペンの手の止まる方を見る。 伸ばされた指を拒むことなく、抱き寄せられるままに身体を預けた。]
……本当は、もっと沢山、覚えていないといけないんだと、思う。 けど、……もう、あいつの顔も、思い出せない。
[年の頃も、性別すらも、 恐怖ばかりが勝ってしまい、それ以上を覚えていられない。]
(*92) 2014/12/30(Tue) 04時頃
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今話せるのは、ここまで。 ……今晩も、薬、抜けそうなら、抜いてみるから。
朝になってまた何か思い出したら、書いて貰えるか?
[最後にそう付け加えれば、微かに笑う。]
[自らの記憶に向き合おう、自らを記録していこう。 そう思った切欠は、何だったか。
例えば、覚えていられない愛の言葉だとか。 例えば、温かな食事の味の良さだとか。 例えば、書き留められない旋律だとか。
きっと、そんな些細の事の積み重ね。]
(*93) 2014/12/30(Tue) 04時頃
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[自分の疑問に応えるように、告げられた言葉の先が紡がれなければ、それ以上の詮索はしなかっただろう。 かつての一度を除いた吸血の記憶を、都合良く忘れている可能性だって、十分にあるのだ。
傷の痛みを、忘れてきたように。
軽く体重を預けたまま、次はそちらの手番とでも言いたげに、その顔を見上げる。]
(369) 2014/12/30(Tue) 04時頃
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……うん。
[笑みもなく落とされていく言葉に、小さく頷いた。 体重を預けるようにする体を抱き寄せて。 本当なら強く抱き締めてしまいたかった。 ぐっと、堪えて肩をとんとんとあやすように叩く。]
そか。 ……、…。
[今己は、酷いことを口にしようとしている。]
(*94) 2014/12/30(Tue) 05時頃
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そいつのお陰で、お前さんが生きとって こうやって出逢えたんじゃったら。
……感謝せんとじゃの。
[本当に、そう思って、しまって。 抱き寄せた彼が飢えや渇きのまま死んでいたのなら きっと、逢うことなんて出来なかったのだと。]
(*95) 2014/12/30(Tue) 05時頃
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