208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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[その考えが頭の中で形作られようとしたところで、>>252紅い薔薇の折り紙を屑篭の中から見つけたのだった。 ちなみにあっしの知る限り、紅い薔薇の花言葉は「あなたを愛してます」]
見ないでおくれよ! 見な、あ、あー!
[屑篭を守ろうとするもその努力も虚しく、あっさりと紙切れを取られてしまう。 彼がかさかさと紙を開いて行く中、あっしは袂で顔を覆い隠していた。]
手管ならお前さんの 目に付く所に置いておくよ……
[暗に紙に書かれている内容を認めて。 僅かに袂をずらして彼の様子を確認すると、其処から見える表情に驚いた。]
なんて顔してるんだい! そんな……泣きそうになって!
(277) 2014/12/29(Mon) 09時半頃
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[その瞬間自覚したのだけれど。
若しかしてあっしが今迄彼に想いを打ち明けなかったのは、彼の想いが本当であるか不安だったからでもあるんじゃないかって。
人に想いを抱く者なら誰でも感じる不安。でも普通の人間なら時間の限りに急かされて何処かでぶつかって行くのだよね。
悠久の時に身を任せて何時迄も向き合わなかったあっしは、全く酷な男だよ……]
(278) 2014/12/29(Mon) 09時半頃
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ああもう、あっしはお前さんの事が確かに愛しいよ! これでいいかい、全く。ふん!
(279) 2014/12/29(Mon) 09時半頃
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ー図書室ー
[館内を彷徨っていた吸血鬼は、本来ならばそろそろ夕食の支度を始めなければならない時刻だったが、ケイイチの事をどうにも案じているようで、図書室まで来ていた。]
おや、ケイイチ。そこにいたか。 具合は……む、参休も。
私は、ケイイチを探しに。
(280) 2014/12/29(Mon) 13時頃
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―或る日―
[雲が途切れ、また陽が入り。 昏く翳っていたその場所を照らす。 男は足許に転がるものを見る。
揺れる金の髪。 蒼ざめた膚は、最早生者のものではない]
……ぁ……。
[目の前掲げた、痺れて色を失くした指先が、 小刻みに震えるを不思議そうに眺める。 『それで良い』耳を打つ、囁きの気配に振り返れど、 黒衣の魔女はもうどこにもいない]
(*80) 2014/12/29(Mon) 13時頃
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[やがて遠く喧噪の声がする。 森を抜けた先に或る城には吸血鬼が棲むと謂う。 其処に城があったか、其れがいたか、真実は不明。 だが、まともな人間は誰もその場所に寄り着こうとはせず。
だから、其処へ逃れようと走り出した。 生き場所を願ってか、或は逝き場所を願って**]
(*81) 2014/12/29(Mon) 13時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/29(Mon) 13時半頃
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ー或る日ー
[握り返した手は吸血鬼である私のそれよりも冷たかった。
私の記憶はあの日からでいいのだと思う。 それまでは孤独な死という日々を生きていた。
古城を訪れる影一つ。 この吸血鬼の城をわざわざ訪れるとは誰だろう。 迷い込んだ妖精か悪魔か。 吸血鬼である自分以外に幻想を体現する存在は 目にしたことはなかったけれど。
ともかく私のことを恐れもしなければ迫害もしない 彼が人間であるとはその時は思わなかった。
だから彼に手を差し出した。*]
(*82) 2014/12/29(Mon) 14時頃
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[ニコラスだけが断片を覚えていて、自分には記憶のないこと。今とは違う、繕わぬ顏の彼。
自分が、もし、彼と寝たことがあるというなら、自分の気性として、きっと彼のことが好きだったはず。
だから、聞いた 「自分を殺せ」と命令したのかどうか
だけど、答えは得られないまま そして、自分は、未だ生きている ]
(281) 2014/12/29(Mon) 15時半頃
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[そして、今、丁助の言葉>>279と 自分の彼への気持ち。 消えてしまえるなら今が良い
もう忘れたくない、そしてこの惰性で続く生を終わらせたい。これでいいかと、赤くなりそっぽを向く彼を吸い寄せられる様にして抱き寄せ]
(282) 2014/12/29(Mon) 15時半頃
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ねえ、今ここで 「死ね」って 命令して
(283) 2014/12/29(Mon) 15時半頃
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[自分を愛しいと言ってくれた人に
殺して、してとは頼めなかった。 身勝手な自分の、唯一の躊躇。]
(284) 2014/12/29(Mon) 16時頃
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― 図書室 ―
[主はケイイチを探しに態々此処まで来た>>280のだと言う。思い出すのは朝に見かけた袋>>31、あれは誰の部屋だったか――主があの時も今も何かを配っているというのなら、心当たりなど一つしかない]
……ケイイチ、飲んでいないのか。
[それは、駄目だ。いつかの夜に抱いた気懸かりが、更に進んだ形で戻ってくる]
薬を欠かすと……己を失う 血が……流れるに任せても、足りない
[個人の忘却に根差した混乱を吸血鬼が須く陥る飢え故だと誤認したまま、断片的な映像が言葉と化して零れ落ちる。伝い落ちる血潮が次第に冷えていく感触が甦って左腕を掴んだ。 そうだ、腕に残る傷は確かあの時片手に握った短刀で――]
(285) 2014/12/29(Mon) 16時頃
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[けれどそういえば、どうしてあの時他者の身体ではなく己の腕を裂いたのだろう]
……
[抱いた疑問を完全に封じ込める事も出来ず、記憶を辿る言葉は途中で途切れた。核心へ触れるものだという気はする、ただし悪い物だ、触れてはならぬと最初に鍵を掛けたのも己であった筈なのだ]
[指先が時と共に冷えて痺れていくものだから、小脇に挟んでいた紙箱は次第に下がって床へと落ちた]
(286) 2014/12/29(Mon) 16時頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2014/12/29(Mon) 16時半頃
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嗚呼……いいよ、あっしの愛しい人。
[抱き寄せる腕の温かみに、 逸らしていた顔を真っ直ぐ彼に向け、彼を見据える。 そして、愛の言葉でも囁くかのように麗しく目を細めてその言葉を発した。]
死ね。
(287) 2014/12/29(Mon) 16時半頃
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但し、あっしと一緒に。
[そう命じる唇の端はぐいと曲げられている。]
ふふ、死ねと命じろだなんて無粋な言い方だねえ。 共に心中しようだとか風雅に言えないものかね。
[何時もの人を馬鹿にした薄い笑いを浮かべて、あっしは彼の腕を引っ掴んで、部屋の外へと向かおうとする。]
行こうか、竜宮城の竜王様に玉手箱を貰いに!
[どうせだったら愉しい死に方をしようじゃあないか。 其れが風流というものだ。]
(288) 2014/12/29(Mon) 16時半頃
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[洗い終えたシーツを洗濯紐にかける。 風にざわめく木々の歯に、裏庭から空を仰ぐ。
シーツに残った赤は、完全には落ち切らなかった。 ここにある洗剤では駄目なのだろう、そのうちに“業者”がやってくる。 本当は、この作業も不要なものだとわかっていた。 わかっていたけれど、
洗い桶を小脇に、抱え部屋へと戻る道を行く。 常通りに、道具とを全て、片付けて。]
………
[暫く、自分の掌を見下ろしていたが、立ち上がる。
そういえば、彼がこの時間、何処でどう過ごしているのか。 それすらも、自分は記憶していない。
書置きに残された、あの4の数字を探す足は、早足に。*]
(289) 2014/12/29(Mon) 17時頃
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ー厨房ー
[図書室でケイイチに今夜は必ず薬を飲むようにと頼んだ後、吸血鬼は厨房に来ていつもより随分遅い時間から夕食の用意を始めた。
今夜のメニューはパンと、赤ワインと………
端と吸血鬼の手が止まる。 薬を抜く子が一時にこんなに出ることは無かった。 何かが変わろうとしているのだろうか。
変わる?この生活が? また孤独に戻るのか……?]
(290) 2014/12/29(Mon) 17時頃
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[彼の本気の命令。それがわかる。
相手が本気でなければ、 こちらに影響はない。
ためらわず出た「死ね」の言葉に少しだけ驚き。彼なら嫌だと言うかもしれないと思ったからだ。「嫌だ」という言葉で自分を現世に縛ってくれるかもしれないという甘えも有った。
だけど、終わらせてくれるという
命令に支配された自分は、 彼から身を離そうとした、
その瞬間>>288]
(291) 2014/12/29(Mon) 17時頃
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なんてこと言うんだ…
[自分だけがいなくなれば良い。 どうせ、残ったものは自分のことなんて忘れてしまう。今だけ自分が幸せに死ねたら良い。
そう思っていた。]
俺は、誰にも そんなお願い、言えないだろうな…
[自分の壁を、いとも簡単に乗り越えてくる彼をぎゅっと抱きしめ。]
(292) 2014/12/29(Mon) 17時頃
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[ 一緒に、その言葉。
自分がこれまできっと 一度も言えなかった言葉
彼が、自分に一度も、 愛していると言わなかった様に。
この永い時間の間、お互いの間に 初めての事が確かに起きている]
(293) 2014/12/29(Mon) 17時頃
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…わかった [心中と言う響きからの恐怖 自分が死ぬ前に、彼を殺せという意味かと絶望しかけたが、伝わる彼の命令にその意図はない。
どこか吹っ切れた様にも見える丁助に従い後をついて行く*]
(294) 2014/12/29(Mon) 17時頃
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[談話室を抜け、浴室に向かい湯を浴びる。 血痕が模様を描くガウンは、執事に用意させた新しいものへと代わる]
ニコラスが倒れた? 具合が悪い者が多いのだな。
[聞けば写真を見てとの曖昧な返答。 思い返せば、己が丸め捨てた集合の撮画にあった彼は別人のようではなかったか。 既にピントの合わない像となって、確とは思い出せなかったが。 身体の不調であればシュロが看れば問題ないだろう。 そうでなくば――いや、己の知るあの青年は、 常に疵ひとつない仮面を身に付けていた。 気にすることはない筈だった。そう、これ迄は]
(295) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
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[風呂を上がればテラスに向かい、煙管を燻らす。 既に虚ろだと思っていたこの身だが、胸の奥で疼く痛みがそうではないことを報せてくる。 しかし、それもまたいつも通り消え去ってしまうのだろうか。 ――写真、ぎこちない主の横顔。若い吸血鬼の、残らない歯の跡。
己に分かるのはそれだけ。 それだけであるのに]
――もう、終わらせても良いのではないか?
[己の心を投影するように揺れる木々。 記憶にない遠い日を思いて、ぽつりと呟く**]
(296) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
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へえ、誰にも言えない? じゃあ言ったあっしのものだね、お前さんは!
[部屋の戸を開け放ちながらくすくすと笑う。]
あっしだけのもの、ふふ。
[その響きが心底あっしには嬉しかった。]
この時間なら主様は厨房にいらっしゃるだろうかね。 ああ、矢っ張り死にたくないと言うなら今の内だよ?
[容赦無く腕を引っ張って行きながらそんな揶揄いを。]
(297) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
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ー厨房ー
[厨房に顔を出すと狙い通り彼は其処に居た。]
珍しく手が止まってるじゃあありませんか、 手際の良い主様が。
いや。
吸血鬼殿?
[ぐいと上がった口端は蔑称のように その者の種族を強調する。]
(298) 2014/12/29(Mon) 18時頃
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[此処からはハッタリだ。 薄い笑みに僅かに緊張が走る。]
はっきり言うよ。 この館で吸血鬼なのは本当はお前さんだけだ。 そうなんだろう?
[もしも扇子を持ってきていれば 彼に突きつけていた場面だ。
さて、吸血鬼殿はどういう反応を示したか……?]
(299) 2014/12/29(Mon) 18時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/12/29(Mon) 18時頃
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[さて今夜は久しぶりにスパゲッティでも作ろうかとした所で、厨房にやってくる者がある。>>298]
やあ、チョウスケにジェレミー。 どうし……
[掛けようとした声は「吸血鬼殿」という呼称に阻まれる。その言葉に含まれる響きに、吸血鬼はじとりと冷や汗が垂れるような感覚を覚える。 吸血鬼だからと言って自分を迫害し苦しめた人間。 まるでその人間達の発する言葉みたいで……
そう考えていれば、チョウスケから吸血鬼にとって最悪の言葉が発せられる。>>299]
ど、どうしてそれを……
[吸血鬼は顔を青ざめさせ後ずさる。 肘が台の上のまな板にぶつかり、包丁が床に落ちた。
がらんがらん。鋭利な刃物が金属音を響かせる。]
(300) 2014/12/29(Mon) 18時半頃
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[此処まで綺麗にハッタリに引っ掛かってくれると申し訳ない気持ちになってくる。>>300然しそれはそれとして此方の要求は通さねば。]
あっしらと取引をしないかい、吸血鬼殿?
あっしら二人をクランの外に出してくれよ。 そうでなければ、この事実をクランの入居者 全員に知らせるよ。
さあ、何方がいい?
[あっしが此の要求をするのには勿論理由が有る。 死ぬ時には祖国の海を見ながらがいい。 そう思っていた。
しかしながら吸血鬼の選び得る選択肢には第三の道が有るだろう。其れは口封じの為にあっしら二人を殺してしまうという道だ。
それはそれでじぇれみと共に死ぬという願いは叶えられるのだからいい。真っ赤な花を散らして死ぬというのも乙なものだね。]
(301) 2014/12/29(Mon) 19時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/29(Mon) 19時頃
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貴方には感謝してるよ それに、愛しいとも思ってる
ただの甘え、貴方が許すから
あの薬を、飲むのを止めたらどうなる? ただの人間の俺たちは?
[丁助の話を聞きながら、 間に割り込み美しい主に問う。]
(302) 2014/12/29(Mon) 19時頃
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[自分たちが吸血鬼ではないと知った我が子たちは、 このクランから出て行くと言っている。 皆に知らせるとも。
吸血鬼にとって悪夢のような出来事だった。 皆に知られてしまったらきっと、 皆もここを出て行くと言うのだ。]
飲むのを止めたら……老いて死ぬ。
[「ただの人間の俺たちは」 ジェレミーの声が耳に入る。
そうだ、真実を知ってしまった彼らはもうただの人間。 愛しい我が子たちではない。 それならば……………
吸血鬼の瞳が紅く暗く光る。]
(303) 2014/12/29(Mon) 19時半頃
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