人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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芙蓉3人が投票した。
朝顔1人が投票した。
定吉1人が投票した。

芙蓉は村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


現在の生存者は、亀吉、朝顔、定吉、夕顔の4名


【人】 座敷守 亀吉

[社の見える場所にたどり着いたのは、
定吉と夕顔、或いは朝顔と見える子供が話していたところだったか。
遠くから、叫ぶ。]

──夕顔、ちゃん……!!

[切れ切れの息、紫陽花に埋もれた社のほう、
果たして届いたかは妖しい、が*]

(0) 2019/07/15(Mon) 01時頃

【人】 飴師 定吉

あぁ、でも、二人とも行くん大丈夫なんか?
もし大変そうな所やったら、
場所教えてもらって見てくるで。

二人でおるん怖かったら、下で芙蓉はんもおるはずやし。

[この時、既に芙蓉が隠された痕跡を見つけ、
そして世界を渡り終えた頃合とは知らず。
下で待っていると信じきっていた。]

……ん?

[何故か再び、藤の香りがした気がして。
場所を確かめようときょろ…と周囲の様子を探ると
微かに、聞きなれた声が聞こえてきた。>>0]

(1) 2019/07/15(Mon) 01時半頃

【人】 飴師 定吉

──亀吉!?
お前もこっち、登ってきたんか???

[息を吸い、声の聞こえる方角に向き。
響くような大声で、話しかけてみた。**]

(2) 2019/07/15(Mon) 01時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/15(Mon) 01時半頃


【人】 双子 朝顔

――……なんで来はるかなあ。

[新たな声に、こめかみを抑えて小さく呟く。
逃がした相手が再び現れれば、ぼやきたくもなる。

消えるところは、見たくはないけれど。
さすがに二度目は、助けられない。
それにもう、あのときとは違って。
私は、姉の力になると決めたのだから――]

(3) 2019/07/15(Mon) 18時頃

【赤】 双子 夕顔

 

────かぁわいぃ

            かぁわいぃ、と

          鴉は

               哭くの

    かぁわいぃ、

            かぁわいぃ、と


        哭く ん だよ…………────

   

(*0) 2019/07/15(Mon) 18時頃

【赤】 双子 夕顔

 かわいぃな、
               かわいぃな、

      あん子も、そん子も

            かわいぃな、

    かわいぃな、
            かわえぇ、なぁ、



         ………なぁ?

   

(*1) 2019/07/15(Mon) 18時頃

【人】 双子 朝顔

[そういえば、彼には手掛かりを与えてしまっている。
自分ではなく、姉の名を呼んだということは、伝わったのか。
否、いまでは伝わってしまった、というべきだろうか。

あのときは、騒動の原因が姉と知って混乱して、
彼が紫陽花に包まれかけているので、焦ってしまって。
もっと早く、何があっても姉と一緒で、
どうあっても姉の味方をすると、決めておけば良かった。

――まあ、いずれにしても、後の祭りだ。

違う意味だと、誤魔化すしかない。
体力がないといったって、男には違いない。
腕力に訴えられたら、自分も姉もどうしようもない。
まして、いまひとり、頑健な農民がいる。
彼を腕ずくでどうにかするのは、私が百人いたって無理だろう。

――いやまあ、善良と純朴を固めて人の形にしたような人物だから、
あるいは、暴力を制止してくれるかもしれないけれど、まあともかく]

(4) 2019/07/15(Mon) 18時半頃

【人】 双子 朝顔

[――もしものときは、相手に噛み付いてでも姉を逃がそう。

なにしろ、生まれてこの方ずっと、姉ばかりに負担をかけてきた。

家族みんな、常に身体の弱い妹を甘やかして。
家の手伝いやら何やらは、全部、お姉ちゃんだからとさせられて。
指先だって、針仕事や水仕事で段々と硬くなってしまって。

それでも不満ひとつ云わずに、可愛がってくれた姉が。
初めて、望むことを、打ち明けてくれたのだから。

――その目的がなんであれ、どうであれ。
助力する以外の選択肢なんて、最初から存在しないのだ――*]

(5) 2019/07/15(Mon) 18時半頃

【人】 双子 夕顔

 定吉さんが、手ェ貸してくれたら、
 大丈夫やわ、

[やから、いこ、と、あさちゃんの意見も聞かずに決める。>>1
行かなければ、いかなければ。

あの場所へ行く途中、藤の香りがする。
その向こう、わたしの場所がある。

神様の近くなら、きっと。
“わたし”はなんでもできる。

かわいぃかわいぃ子たちを、みぃんな“助けて”あげられる。

愛い子も憎らしい子も、みぃんなまとめて、可愛がってやらな。

みぃんなみんな、渡ってしまお。
したら、きっと……倖せに……]

(6) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

 
     [だって、わたし。

         おねぇちゃん、やから。]

 

(7) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

[呼ばれる、声がした。>>0


   “わたし”を、呼ぶ声がした。


 振り返った先に。


      “善吉っつぁん”を見た。]

(8) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

[振り返ったのは少女だったのに、

  彼には異なる姿が重なって見えたろう。

 亀の印を継いだ彼には、

   緋色の婚礼衣装を纏った娘が見えたろう。

今は朽ち果てたはずの、緋色の糸を辿った彼なら、

  “かみさま”の姿を幻視しただろう。




      緋色の花嫁は、ただ静かに泣いていた。]

(9) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【赤】 双子 夕顔



 善吉っつぁん、なんで。

 なんで、今更。

 “わたし”を呼ぶん………、

 

(*2) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

[“わたし”はただ、寂しかった。

“かみさま”への信心を無くし、いつしか誰も来なくなったこと。
わたしの“神様”の存在を、確かめる術が無くなったこと。
ひとり、あの岩の上で神様を待ち続けたこと。
巨木が雷に打たれて朽ち果て、岩が割れても誰も気づいてくれなかったこと。

あの場所は、冷たかった。
寂しかった。
痛かった。

………いいえ、いいえ。

わたし、おねぇちゃんやから。



     ………おねぇちゃん、やけど。]

(10) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

[……せめてあの日、

   “善吉っつぁん”が、

     “わたし”に気づいてくれていたなら!


 わたしは、あん子を、

     ひとっつも怨まずに、済んだのに!



 “わたし”を“わたし”と気づいてくれてたら。

    “おねぇちゃん”じゃない“わたし”にも。

                なれたのに。]

(11) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

 …!

[流れ込む激情に、少女の膝がくずおれる。
石の角が膝に突き刺さり、朱を宿しても、少女は気にした風もない。
いや、それどころではなかった。

握りしめた小さな拳が、小刻みに震える。]

 嫌や…嫌や!
 私、あさちゃんのこと、怨みとうない…
 それは、“私”のやない…
 嫌や…嫌やぁ……

[俯いた地面をほとほとと濡らし、呻くように声を漏らした。**]

(12) 2019/07/15(Mon) 19時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/15(Mon) 19時半頃


【人】 双子 朝顔

――ゆうちゃん!?

[唐突に、がくっと膝を落とした姉>>12に]

なんや、突然、どないしたん……!?

[一歩前に出ていた姉へ、反射的に、駆け寄って]

(13) 2019/07/15(Mon) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

え――……、……?

[漏れる音に、絶句した]

――朝を、怨む……?

[――嫌や嫌やと、子供のように繰り返し、涙を零す姉。
いや、姉だって、自分と生まれが1日しか違わない子供なのだけれど――、

いつだって、大人びていた姉が、こんな。

それも、自分のことで。
なんで、何をしてしまったんだろう、私は。

姉の力になると、手助けすると、決意したばかりなのに]

(14) 2019/07/15(Mon) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

[どうして、いきなり――いや、状況としては]

……箕島の兄さんが、来たから……、か?

[機としては、それしかない。
でも、怨まれることなんて、なにが。

確かに、朝はちょっとは仲良かったかもしれんけど。
ゆうちゃんは、藤屋の兄さんにお熱だったんと違ったやろか。

いや、待て――確か、箕島の亀吉を、彼を。
信仰みたいに崇めていた古老が、いたわけで。

あるいはもしも、本当に彼が、その神様なんだとしたら――……?]

(15) 2019/07/15(Mon) 22時頃

【人】 双子 朝顔

……ンな莫迦な。神さんどうこうでもないやろし、
箕島の兄さん、うちなんて、妹ほどにも思っとらんやろ……、

[溜息ひとつ吐いて。膝を落とした姉の前に出る]

(16) 2019/07/15(Mon) 22時頃

【人】 飴師 定吉

そうかぁ?
ま、力仕事やったらまかせてや。

[>>6 相手の心理はわからず。
案内されるままに移動をするつもりで。]

…なんか、あっちから藤の匂いが強ぉなってきたような…
──!?夕ちゃんどうしたん!??

[道の奥、漂ってきた藤の香りに目を細めたところで、
夕顔が急に座り込み>>12、朝顔が駆け寄っていく。>>13
一歩距離を置き、心配そうに二人を見た。]

(17) 2019/07/16(Tue) 00時頃

【人】 飴師 定吉

箕島?
…二人とも亀吉と、なんか、あったん??

…………亀吉?

んー………聞いてない…ちゅうことに
しといた方がええんかな…

[姉妹で恨む>>12とか、妹ほども>>16とか、
時折理解の範疇外の単語が飛び交うのが
余計に困惑を加速させている。

亀吉は、見かけは麗しいがどう考えてもおっとりした質。
だからこそややこしくなったのだろうかと
誤解にも程がある事を考えながら。
微妙な居心地の悪さに視線を泳がせた。]

(18) 2019/07/16(Tue) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

[もし、見える者の目が夕顔を見たのなら>>9
その姿から、異なる存在を捉える事ができたのかもしれないが。

飴司の家はただの農家。
祠を巡り、祭祀を執り行い、人々の信仰の灯を守るような
語り継ぐべき存在にはならなかったので、
見える資格も受け継いでいない。

頑強さだけがとりえの普通の農民は
面食らって状況を見守るばかりだった。*]

(19) 2019/07/16(Tue) 00時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/16(Tue) 00時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[>>2 ぜえぜえと息を切らし、
普段ほとんどかかない汗を垂らしながら、ふらふらと紫陽花の海を歩く。]

……、のぼ、って、きた、
僕の家の、裏口、…本棚、…に、隠れとって、


此処までの、道、
書いて、あってん────、
多分、昔は…

参道かなんかに、…つこてたんと、…違う…かな、って

[木に手を手をつきながら、
花をほろほろと肩や手に乗せてしまいながら、普通の音量でも声が届く位置にと歩み寄る。
雪のような無彩色の花が増え行く中で、双子の赤色は酷く映えて見えた]

(20) 2019/07/16(Tue) 00時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/16(Tue) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

[なんで、という声は聞こえたかどうか。>>3
ただ心配そうに朝顔を見、
少し警戒気味に夕顔を見。

──少し前までの会話とはまるで変ってしまった視線の意味が、更に鮮やかに変化する>>9
瞬き忘れたように見開いた眼の赤色が濃くなる。]

……、────、
……花嫁、……さん…?


[まだ少女の夕顔に重なる、
緋色の花嫁衣装を着たひと。
指先に一筋絡みついていた、辿ってきた赤い糸が、ぽたり、と泣いているように雫を落とした]

……君が
………“かみさま”……なんか…?

[喉が渇いて震える。]

(21) 2019/07/16(Tue) 01時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/16(Tue) 01時頃


【人】 飴師 定吉

大丈夫か?水飲むか?
……ここまでの道が?

[息をきらせて上がってきた姿を心配そうに眺め、
裏口に続いていた、という言葉に瞬き。>>20]

あー、参道。
亀吉の家は昔から社さんとか縁が深そうやもんな。


……!!

……?
……かみさま…

[>>21 なぜか夕顔を見て花嫁と称した事に
ぎょっとした顔で百面相のようになったが
かみさまの名前が出たことに何か誤解があったと気づき
真面目な顔で見守っていた。**]

(22) 2019/07/16(Tue) 01時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/16(Tue) 01時半頃


【人】 座敷守 亀吉


[ 泡沫に浮かぶ夢幻のように佇む花嫁の影は瞼の裏に焼き付いた。
血に連なるせいか、ひどく心が揺らぐ。
悲しみ、苦しみ、悔い、それから。]

……夕顔ちゃ、……、
……えっ!?

[>>12 突然膝を折る姿に、
一瞬“誰か”の感情に飲まれかけた意識が戻ってくる。]

…ま、待って、恨むって、なんでそんな…

[おろおろと狼狽えるところに、定吉の言葉が届く>>18]

ちゃ、ちゃうねんちゃうねん、
僕もようわからんねんて…!!

…ただ、其処に花嫁さんの姿が見えて…。

(23) 2019/07/16(Tue) 02時頃

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0回 (5d) 注目
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