47 Gambit on board
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
イワノフは保安技師 ナユタに投票した。
ナユタは本屋 ベネットに投票した。
ミケは保安技師 ナユタに投票した。
ゲイルは本屋 ベネットに投票した。
イアンは保安技師 ナユタに投票した。
テッドは本屋 ベネットに投票した。
へクターは本屋 ベネットに投票した。
ベネットは保安技師 ナユタに投票した。
ヨーランダは本屋 ベネットに投票した。
キリシマは保安技師 ナユタに投票した。
ディーンは保安技師 ナユタに投票した。
ナユタは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ゲイルが無残な姿で発見された。
ヨーランダが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、イワノフ、ミケ、イアン、テッド、へクター、ベネット、キリシマ、ディーンの8名。
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[一度険しい視線を見せるグレイブをじっと見る。]
[一度刃を振るったら、もう敵なのだろうか? お互いにそう思いあってしまったら、 何処に糸口はあるのだろうか?]
(0) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
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……――違うだろ
[店内で揺れる照明、金属類の擦れる音。 だが、低く通るイワノフの声に、思わず反論した>>394]
そこで折るのは違うだろ。 エンライは第13師団長だ、今。 今も。
(1) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
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ヨーランダが蜜柑を受け取るのに、 ラミケシュと同じく、満足そうに頷き。 店>>4:402、と聞いて、頭を抱える。 場所によっては、戦車で突っ込むことも吝かではなかった、 の、 だが。 城下の店となると、おいそれと突っ込むわけにもいかない。
(2) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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[イアンの言葉>>4:397に、今度ははっきりと笑みが口許に浮かび、すぐに消した]
未然に防ぐために日中精一杯気をつけて単独行動を避けても、夜間に散開するのでは意味がありますまい。 終日会議室に顔付き合わせて籠り、残りの選帝会議を話し合いだけで埋めるならば、恐らく……襲撃はもう起こりえないでしょうな。
[それを為さない、為せないのだから、大差ない]
(3) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
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……私は本日、 夜間もハッセ師団長の監視を行うつもりです。 そうでなければ、意味は、ない。 おっしゃるとおりに。
[よろしいですか?と振り向き尋ねながら]
……そこも踏まえて、 夜間も一人で出歩くなど持っての他とは 今のうちに口にいたします。
(4) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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[ラミケシュの持ち物から液体の音がするとは思っていた。 しかし、それが酒だとしても心のどこかでは疑う部分を残していれば それを欲する気持ちは湧かない。 自分の部下を連れて繰り出すならやぶさかではないが]
罪なんてのは、一回でも犯したら一生罪人だ。
[そこで男ははっと気付いて顔を上げた]
そうか、だから己は…
[自分を許していないからこそ、他人を許す気にならないのだと。 戦場ではない場所で人を殺めた過去が、必要以上に考えを縛っていた]
(5) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 01時頃
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ハッセ殿を? また変わった人選ですね。 何か不審な点でも?それとも恋でしょうか。
[重々しい顔で焦げた蜜柑の皮を剥がしているヨーランダに視線を流した]
して、屋根の上は出歩きのうちに入りますか?
[勿論、真顔で]
(6) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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[>>3:396 命じていた、 その言葉にひとつ確認を取る]
命令とおっしゃられるのであれば、 我々は同階級の師団長。
エンライ師団長、君には従うべき義務は生じないが。
[自ら赴くか、あるいは――円卓での議決での送還、 その言葉はどちらかを選択せよ、と述べたに等しく。
告げたところで、>>1 割り込む声にわずか目を見張りながら、眼差しを向けた]
(7) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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……罪人は、一生、 許してもらえません……か……?
[グレイブの言葉に、眉が下がり鳶色が微か、 うつむく……そうすると顔を上げた グレイブの目が見えるだろうか?]
…………己、は……?
[途中で止まった言葉に、眉を下げたまま 緩く首をかしげる。]
(8) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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― PJ ― >>1>>7 [テオドールとディーンが命令した件で異議を言う。それはもちろん道理である。]
――…そうだ。だから、ずうっと説得をしていた。 この命令を訊くも訊かぬも彼次第だ。
[……その途中に、ふいにナユタは静かになっていくだろう…。]
――……さすが、前線で鍛えこまれた兵士だ。 睡眠薬もなかなかに利かん。
[男は、グラスの縁をチンとはじく…と同時にPJも顔を出した。 アンジェラはナユタが眠ってしまったのを案じているのか。]
大丈夫だ。手荒に扱うなどしない。 旧友の教え子だ。安全面を考慮し、一服もらせてもらった。城に戻り、目が覚めてから、どうするか決めればいい…。
[そして、ベネットとディーン、店外のテオドールを向いて…運ぶのを手伝ってくれるか?と訊いた。]
(9) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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ハッセ師団長とグレイシア師団長に嫌疑がかかったので ……これ以上、可能性で拘束で減らされても…… それよりも、監視するならば、 減らずかと思いまして、提案いたしました。
[恋といわれても、まじめに緩く首を横に振って。]
……入ります。
[次いだ言葉には情け容赦なく、口にした。]
(10) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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[テオドールの反応にわずか揺らぐものはあったか。 そして、それと前後してナユタよりグレイシアへ向けられた率直過ぎる問いかけ>>4:400]
――……、
[ナユタはその答えを聞いただろうか。 男もまたグレイシアへと眼差しを向け、 問いの答えを待つ]
(11) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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師団長への襲撃行為が罪となるかどうかは、新皇帝以外の者に定める事はできませんよ。 我らは、選帝が済んでいないために、反逆罪に準じて暫定的な措置を取っているだけです。
御身が師団長ではないシェルベリ殿に関してはこの枠を外れますが…やはり皇子殿下のご裁量でしょう。
[真顔に色のない声を乗せてヘクターへ]
もっとも、法上の判断ではなく心の問題だと言うならば、口を挟む義理もございませんでしたな。
(12) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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イワノフは、ナユタが残したベネットへの問いかけは静聴する姿勢。
2011/03/28(Mon) 01時半頃
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[ヨーランダを監視するというイアンに訝しげな視線を向ける。 それなら己がと言おうとして首を振った]
監視と言うからには護衛も意味しているんだろうな?
[イアンに目を向けたとき、一人ごちた声が彼に届いていたのを知って、目を閉じた]
…いや、なんでもない。
[硬い表情でその先を口にするのを拒むが、 その前に聞こえた問いかけにもとれる言葉に返したのは]
許せるやつは許せばいい。
[そんなそっけない言葉一つ]
(13) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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―PJ―
酷い状態だったローラシアの境を守って戦って来て、 師団の兵達と、畑を耕して食べさせて来て、 やっと、――……!
[一服盛った、その言葉に表情が強張る。
おかしいだろ、意識まで、意思まで取り上げるのは。
――拳を握り締めて、抑えた。首を振る]
俺が居ると、その鷹が怯える。
(14) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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―PJ―
だとしたら。どうしますか。
[率直な問い>>400。真っ直ぐな青灰に、けれど答えははぐらかすように。問いたかった内容は、拘束するのか否かでは無かったけれど。
その率直さに、少しの羨望を感じながら。 肯定も否定もせずに問い返せば、返事を聞く前に眠りに落ちるナユタの姿>>9]
睡眠薬……ですか。 成程。
[呟いて、此方に向けられる紫眼>>11に気付けば其方を向いた。 視線で問うのは、ナユタに向けたのと同じ事。]
(15) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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イアンの言葉には思うところあれど、 伝えることもない、と判断し頷いておく。 ヘクターの様子にも、首を傾ぐに留め。 ともあれ、第5師団長の帰りを待つより他ないか、と 焚き火の中から更にもうひとつ、黒くなった蜜柑を引っ掴み。 ヨーランダへと渡そうとした。**
(16) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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―救護室―
[運び込まれ、すぐに点滴を始められる。
蒼白な面差しは深い眠りに落ち、目をさます様子は無い]
――…
[静かな寝息を立てる師団長の様子に、副官ロミオは普段通りの得体のしれない笑みを浮かべて処置をしていく。
誰かが容態を問えば、回復してきている、と応えるだろう
そして事実頬には血色が戻りつつある**]
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>>14
テオドール、落ち着きたまえ。 ナユタの状況は自分も知っている。
では、君はだから、力が抑えられない彼が市民や城の者を巻き込んで、損壊や負傷をさせ、なお苦悩する姿のほうがいいというのか?
彼は自分は襲撃者と一緒だと悩んでいた。 ならば、彼をそうさせない為に周りがサポートするのは大事なことじゃないか?
――……鷹?
[アンジェラを見れば確かに怯えているように見えた。]
なるほど、動物は感知が鋭いというからな。 ならば、なお、わかるだろう。 罪を犯す気もないナユタを君は罪人にしたいのかね?
[それは冷静に返しただろう。]
(17) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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[ユ=シハの法に真面目な言葉に それでも鳶色を軽く伏せて。 >>13の護衛、の件に関しては一つ、頷いた。] ……………… [閉ざされた言葉に、鳶色を軽く閉じた。 それから、開ける。その鳶色が見たとき 聞こえたそっけない声、 それを、追求することは、しない。]
(18) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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わかりました。
[>>9手伝ってくれるか、と言うのには頷いて。 ナユタの身体へ手を伸ばす。 その手は、彼が感じたと言う冷たさと、似通っていただろう。]
(19) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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罪にならなければ傷つけていいと聞こえるがな。 まあ、それは極端か。
[ラミケシュ>>12にもイアンへと同じ、硬いそっけない口調で返す]
だが、実際に血も流れているし、意識を失うほど衰弱させられてもいる。 そんな事をしでかした者に今までと変わらぬ信は置けぬ。
(20) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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――……僕、ですよ。
[彼の身体に近づいた時。ぽつり落とした声は、彼の意識が起きていたなら耳に届いたかもしれない。 周りに聞こえる物では無かっただろう。 一度だけ目を伏せて、あげた顔は何時もと同じ、抑揚の乗らぬもの。]
(21) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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>>10 ……そうですか。 月見酒に窓枠は無粋なのですがね。
[殊勝に尾を垂らした。 出歩かないとは言っていなかったりもした。
どこにいても耳を探査網とする己にとっては同じ。むしろ壁に囲まれていない場所の方が公汎に警戒が効いたのだが]
…イスカ殿?
[頭を抱え、行くのをやめるらしいキリシマに気付いてそっと息を吐く。 このまま同道して城下に出るならば獣の姿を人前に晒すことになるのだろうかと思っていたから**]
(22) 2011/03/28(Mon) 01時半頃
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[そして、ふっと鼻で一つ笑い]
…そうなれば、己が剣を置けばいいだけだがな。 それもやぶさかではない、か。
[恩を返したい存在はもういない。 護りたい国も、ない。
どんなに帝国を護るために剣を振っても、 所詮代替に過ぎないのだ]
休むときぐらいは一人になってもかまわないな?
[そして立ち上がって、有無を言わせぬ調子で言うと、 一人で落ち着く為に兵舎に向かおうとする。
黒い蜜柑…だったらしいものを渡されそうなヨーランダを見て、 蒟蒻はどうしようかと思いながら]
(23) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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…………なるほど、グレイブ師団長の 考えは、しかと。
[>>23の言葉には何か、思案するように けれど、直ぐに、そうとだけ、口にする。
頭を抱えたり頷くキリシマ なんだか、一人行動しそうなユ=シハ を見やりつつ……有無を言わせぬ言葉と 黒蜜柑に悪戦苦闘するハッセを置いていけず グレイブを止める手立てを失くす。]
(24) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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―PJ― [無言で問う視線に、紫電は狭まる]
無論拘束に及ぶこととなるが、 その前に話し合いが必要だ。 意思の統一を、名目だけに留まらせるつもりは無い。
剣を持って凶行に及ぶ相手に悠長なことだがな。 ……生憎和平というものは、気が長くないと務まらん道だ。
[常の表情で告げれば、一度瞑目し]
――…そして、 我々の間には話すべきことがあるな。
[それだけ告げて、ベネットがナユタを運ぶのを手伝う様子に、己はと言えば――鷹を視たが、それが言うことを聞く気は到底しなかった。渋い表情]
(25) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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……違う。そう思ってる訳じゃない。
[鷹から距離を取ったまま、首を振る。>>17]
それは、言葉を使うか力を使うかの違いだけで、 エンライを封じ込めるのは、同じに思える。
本当に大事なのは、周りがそいつを抑えるんじゃなくて、 その悩みをそいつ自身が抑えられるように、 支える事じゃないのか?
危害を加えさせたい訳でも、ましてや罪人にする気もない。
……ただ大丈夫だと言いたかった。
(26) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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>>20 皇帝の代替わりの折にはしばしば血が流れるゆえ。そうなるな。 裏切りとなるか革名となるかは後に定まること。
[クーデターの例を出すまでもなく。次代の為政者にとって罪かどうかが、犯罪かそうでないかの境目でしかない]
戦争の敵国兵ならば傷つけても罪にならぬ、も極端に捉えれば同じ延長上であろうよ。
[上げた口の端をまた直線に戻し]
……まったく、 信を置けぬ、には同意致します。 どんな意図でも。
どうあれ、新帝の元にはいくつか入れ替わった顔ぶれの師団長が揃うことになるでしょうね。
[僅かに柔らかい色の声を真顔に乗せた**]
(27) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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……二人にとっては……
[ユ=シハの言葉と、グレイブの言葉に 何か、言いかけて……結局、言葉にしない。]
…………一致団結には、程、遠い、ですね……
[新帝の元に集う師団長の顔ぶれ その言葉に、小さくつぶやいた後……息を吐いた]
(28) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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― 夜:廊下 ― [>>4の通り、イアンはハッセの 後か、先を一緒に歩く。 真面目に、真面目な話を一つ、二つかわしもしたか ……例えば、結局ハッセの食べることになった 焼き蜜柑のお味、など。] [今は、丁度微か後ろにいた。 結いげられた銀糸に廊下の明かりが反射する。 その下にあるのは、軍服の詰襟だけが守る 女性特有の細い、首。]
(29) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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[誰に聞かせる風でなく独り言めいた言葉は続く]
――しかし、シェルベリにはまず、 話すよりもやることをやれと追われ、 大した話も出来なかったのだが。
あの男には、後ほど苦言を存分に呈するつもりだ。
[じりじりと鷹との距離を縮めていたところで、 ばさり、と飛び立つ羽音、風が顔を打つ]
………む、
[鷹は眠りにおちるナユタの肩に止まる。 おそらくは、勝手に主の元についてゆくと思われた]
(30) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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>>25 [鷹を見て、運びたくなさそうなディーンには、少しジト目。嫌なら一人でやるさ、と、話が終わればどっこいしょと担ぐだろう。]
まぁ、体裁はいろいろ頼もう。
[>>26テオドールの言葉には、ちらりと見るが。]
対処が遅れれば取り返しのつかないことになる。 それにナユタは今までもずうっと一人で抑えてきたんだ。 大丈夫、と声をかけるのはもちろんのことだ。
[それから一拍おいて…。]
君やゲイルが言っていることはわかるし、否定はしない。 ただ、それでは遅いこともある。 大丈夫だと言って、危険な状態をそのままにしておくことは、自分にはできない。
それで多くのものを失うことのほうが怖い。 自分はナユタのこともとても大切なのだよ。 大丈夫とはこれからも言ってやってくれ…。
(31) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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[己は、未だ選べない。 きっと、グレイシアや彼の仲間とは それは大きく違う、のだろう]
[言葉で並べられた幾つかは とても綺麗で眩しいけれど…… 実際己も多くの言葉を 使っても、どこか、虚しい。] [中庭のやり取りも、何も。]
[どうすれば、何かを信じることが出来るか? 結局、わからなかった…………]
(32) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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[事は一瞬。使ったのは槍の柄の部分。 打ったのは細く、白い、とても白い首。]
(33) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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……ハッセ師団長、貴方に、恨みはありませんが…… [崩れ落ちた身体を抱えあげる。 目隠しと手枷、猿轡 己の軍服を裂いて作り縛れば 目を覚まして直ぐには動けぬよう 腕……と、思いはしたが、下肢に触れて ……一思いに強く、引く。それは間接を外す動き。 痛みにくぐもった声が響くけれど]
[明らかな襲撃者を目にした時 皆はどう判断するだろうか? それは誰の判断の足しになる、のだろうか? 己に選帝権は、もうないだろうと思いながら]
(34) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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― →自室 ― [夜分に女性を連れ込むのも如何かとは思ったが かといって無断で女性の部屋に居座るのも。 そう思い、自室へハッセを運び、 寝台に寝かせる。]
[そうしてから己は、戸の前に椅子一つ運び そこに座り、槍持ち夜を明かす。 ……訪れたものの行動にあわせて 己の行動を決めようと、思いながら。 攻撃には攻撃を、対話には対話を、返すつもりで*]
(35) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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[ベネットのナユタへの返事を聴きながら、ふとカウンターの壊れた通信機に見やる。]
――……
[せっかくサイラスに用意してもらったものだったが…ほとんど使わずに壊れてしまった。 結局、目的をほぼ同じとして話したのはほんの少し。知っていたのは、サイラスがサイモンを襲ったことだけ。あとは、ズリエルのことも、ゲイルのことも、他のみんなと同じ時に知った。
なので、それもまた皆と同じ時に知るだろう。 ヨーランダが襲われたこと。
しかも、もし、それがベネットの仕業ではないとすれば、一体誰なのかと……。**]
(36) 2011/03/28(Mon) 02時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 02時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 02時半頃
[あの後、結局蜜柑は食べることになった。柑橘類独特の酸味の中、甘さと焦げ苦さ、それから燃えた樹のにおいが混じりあって口に広がる。
正直吐かないので精一杯だったが、あの時『PJ』で聞いたメニューよりはましだ、と何度も自分に言い聞かせて飲み込んだ。
二つ目は、空腹でないのでと丁重に断った。襲撃される前に医療班の世話になる気しかしない。
どうにか胃に蜜柑を放り込んでから、髪結いを再開する。
髪を編み、結い上げる行為は少しだけ、現実から逃げられた。]
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― 兵舎 ―
[戻ってきた部屋、男は机の上に置いてあったメモを一枚手に取ってベッドに座る。 メモにはエステラの言葉で記された言葉。
”剣歯虎の牙は抜けたまま”
剣歯虎とはエステラ士官学校の校章になぞらえた、母国独立のための組織。 ヘクター・L・グレイヴではなく、エクトル・ルカ・グレースとして 戻って剣を振るってくれと、数年前に接触を受けていた。
そのときは、帝国を護ることがエステラを護ることに繋がるのだと説得して、 それ以降の接触はなくなったのだが]
………―――。
[事と次第によっては、転がり込むことになるかもしれないな、と。 そんなことを考えているうちに、横になって*目を閉じていた*]
(37) 2011/03/28(Mon) 02時半頃
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[それからどうしていたろうか、日も落ちだいぶ辺りが暗くなっていた。
夜も付き添う、と申し出ていたバーンフィールド師団長と廊下を行く。焼き蜜柑の味を聞かれたなら、思い出したくもない、とだけ。
正直、夜も監視を、と言われた時点で、どことなく勘づいていた。
襲われるだろう、こと。]
|
……解ってる、つもりだけどな。
[イワノフがナユタを気遣っている事も。>>31 それでも悔しい事には変わりない。
首を振って、気を入れ替えた]
継ぐ事を諦めた訳じゃないんだろう。 それなら、良い。
(38) 2011/03/28(Mon) 02時半頃
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テッドは、ナユタが運ばれるのを手伝う事は出来なかった。
2011/03/28(Mon) 02時半頃
[ただ、他愛もない、そのくせ真面目な会話に、ほんの少し気が緩んだ。その瞬間だったのだ。]
――っ、!?
[重い音がして、痛い、と感じる前に視界が揺らいだ。遅れて痛みを感じるが、それよりひどい目眩に苦しめられる。布の避ける音、目を塞がれ、声の自由も奪われた。薄れそうな意識を振り絞って、眼を開く。
自分を襲う男の顔は、いったいどんな表情で、]
んむ、ぐ、ぅ……っ、ぁ……!
[しかし完全に視るより前、下肢から全身を走るような痛みと、鈍い音に叫びに似た声があがるだけで、意識はそのまま、暗くフェードアウトした。]
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彼の代わりに、為すべきことを。
[悔しげな様子を滲ませる、 少年の姿には、言うまでも無い言葉を一言]
忘れては居まい。 ――意思統一の為の尽力を。 意見の異なる者だけなく、 意見を同じくする者同士の間でも、それは必要なことだ。
[己自身それに時間を裂けてはいなかったが。 ――今は、グレイシアから、目を離すつもりはなく]
(39) 2011/03/28(Mon) 03時頃
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ああ。 "選帝会議"は続いているんだよな? ……七日七晩。
[再度の言葉に頷き返した>>39。 今、口にしてみれば、短い。そう思える時間]
でも俺はエンライの代わりはしない。 あいつはあいつで、起きたら続けるだろう。 行く先は師父と同じ部屋なんだよな?
[敬称が剥がれ落ちている事など意識の外で、 ナユタが第13師団長であり続けると言う事に、 勝手な期待を寄せるに任せた。
ベネットが、襲撃者であるなら、どうすると。 否定でなく仮定だった事を思って、視線を向け。
皆が戻るのに合わせて宮廷に向かうだろう]
(40) 2011/03/28(Mon) 03時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 04時頃
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χ=信用できない奴から順に、ぶっ潰そう。 これが、キリシマの思考の末に導き出された解。
(41) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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己が望む路のため。 要らない者は切り捨てる。 いらないものは斬り棄てる。 筆頭株主、第5師団長。 対抗馬が第2師団長。 あとは正味どちらともつかぬ。 使用方法、使用用途をお守りください。 Yes, ならば、消そうではないか。
(42) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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こんな組織に興味はない。 こんな国に興味はない。 どうなろうと知ったこっちゃないが、 ライターが火灯すためのものであるように 通信機が声届けるためのものであるように だれが決めたかしらないが、己は闘うためのものであるようだ。 Yes, ならば、闘おうではないか。
(43) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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Q. 銃の引き金引けば、なぜ音を立てるのですか。 A. それはきみ、撃鉄が下りて雷管叩くからだよ。
(44) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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誰もが納得するだろうか。 しかしその殆どが機械の身では、とうてい納得の出来ぬ解。 だれが撃鉄を下ろすことを望んだ? だれが薬莢を叩くことを望んだ? 弾丸を押し出すことを、 ひとをものを貫くことを、 いったい誰が望んだのか? 解は出ない。 こたえはでない。 それでも世界は破綻はしない。 いつでも道具に存在意義を与えるのは他人だ。 ひとだ。 使い手だ。 道具には選べない。 機械には選べない。 兵器には選べない。
(45) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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止めることは許されない。 辞められるのは、壊れたときだけだ。 O.K. その断末魔まで酷使するがいい。
(46) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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― 現在 ― 何処かからナユタの拘束を聞けば、特に反論はしない。 寧ろそうすべき、とも思っていたところ。 主にイワノフの配慮によるもの、とまで聞き及ぶことは叶ったか、どうか。 仮にその後召集があろうとも、それには応じない。 イアンの言葉など丸っきり無視して、独り向かう先は、自団の指定研究開発室。 ――誰かついて来る者があっても、2番と5番でない限りは、どうでもよい。 入り組んだ配線のようななにかを描いた紙を副官へと渡せば、 バールのようなもので殴られた。 「それくらい、自分でやりなさい」と。**
(47) 2011/03/28(Mon) 04時頃
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― 救護室 ―
――ガーランド師団長……!
[運び込まれてきた姿に、驚愕の声をあげた。襲撃されたのだと、一目でわかった。咄嗟に座っていた寝台から立ち上がり、其方に駆け寄る。手際良く処置をこなすロミオから容態を聞き、静かに眠る様子を見れば、安堵の息を吐き]
……また、被害が出てしまったのですね。
[拳を握り、呟く。動ける身でありながら何も出来ないという事が、口惜しくて仕方がなかった。それから、やがてもう一つの姿が増えたなら――より一層、沈痛な面持ちをした事*だろう*]
|
― 朝:自室 ― [まだ、ハッセが襲撃されたことに、 気づくものは、いない、だろう。
喉が渇く。焼芋以外食べていない。 ……ここに、ハッセがいる、のを 誰かが見つければ。そうでなくても 彼女の監視を買って出たのは己。 疑いは自然向かうだろうと、 自室の鍵は開け放し部屋を出る。 極、日常のように、*飲み水を得る為*]
(48) 2011/03/28(Mon) 06時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 06時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 08時頃
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―朝 自室―
[昨日、『PJ』からの一連が済んでから、自室に戻る。 ゲイルに生命力分与を行った影響だったのか、 思った以上に濃い疲労と共に眠った。
しまったな、と思ったのは目が覚めてから。 朝食を求めて部屋を出た]
(49) 2011/03/28(Mon) 08時頃
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イアンは、キリシマを見かけると、単独を指摘しようとし、己に気付き、
2011/03/28(Mon) 08時半頃
イアンは、声かけは躊躇い静かに後を追って*みた*
2011/03/28(Mon) 08時半頃
[沈痛な――だが共にそれと同等の、あるいはそれ以上の困惑を湛えた表情を]
……ハッセ師団長。
何故、貴方が……?
[己を襲った犯人である筈のヨーランダが、襲われた。この部屋に来ている以上、負傷が拘束の延長線だとは考え難い。偽りの記憶と現実との間に生じる矛盾。燻り続けてきた違和感が増幅される。喉の奥が鈍く痛むような気がした]
……私は……
[混乱する思考を整理しようとするように、頭を押さえ、目を*瞑って*]
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 08時半頃
|
―昨日・PJ― [>>40代わりはしないという言葉に、口端が僅か緩みを見せた]
――ちがいない。 とはいえ、こちらの者に語りたかった言葉もあるやもしれぬからな。
[敬称のない呼び名以前に、 相変わらず目に余る物言いではあったが。 率直さはどうやら時に好ましいものらしい。
若さと切って捨てぬのは、 あるいはこのような状況のせいかもしれぬ、と気付いて]
変わることを選ぶのであれば、 ……まず変わらねばならぬのは、己自身かもしれぬな。
[困難なことだ、と小さく呟き、 ベネットがそちらへ行くならば宮廷へと同行するだろう*]
(50) 2011/03/28(Mon) 09時頃
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―食堂―
[結局、日中以外の単独行動は止むを得ない、と言う辺り、 この位の時間は大概の師団長が一人で行動している、 そんな気がした。
連れ立っているようにも見えない距離を置いた二人組が、 宮廷の外に向かったのが窓から見えたかも知れない。]
(51) 2011/03/28(Mon) 12時頃
|
イアンは、誰か着いてくるなら気配を消さない限り気付きつつも
2011/03/28(Mon) 12時半頃
イアンは、キリシマを見失わないために*振り返らない*
2011/03/28(Mon) 12時半頃
キリシマは、イアンには研究室を出たあたりで気がつくだろうか。
2011/03/28(Mon) 12時半頃
―回想:PJ―
[イワノフへと頷いた。
生まれたときから付き合い続けた体質だ。
休息を取り、不安定となっている精神と能力を安定させるべきだと分かっている。]
だけどボクはまだ話が…―――。
[くらりとした眩暈に言いかけた言葉が止まる。]
それは、答えじゃない。
貴方が襲撃者なら……――。
[ベネットの肯定でも否定でもない返事は聞こえている。
更に言葉を紡ごうとするが、話すどころか瞼を開けているのさえ、困難になっていく。
何故?最初から?
一服盛られたとしたら、この店に来て最初に唯一口にしたジュース以外にない。
イワノフを見遣るが朦朧とした意識は、疑問を口に出させることもさせてはくれず。]
……―――!
[完全に眠りかけた意識を、思わず身を引きたくなるような冷たさが引き止める。]
『 ――……僕、ですよ。』
夢現に聞いた言葉。
反射的に攻撃を仕掛けようとした為か、暴走が続いていた為か。
ぱり、と静電気が弾けた。
それ以上、自らを案じるアンジェラの鳴き声も師団長達の声もなにも耳に入らないまま、蒼灰を閉じ。
深い、眠りに落ちた――。**]
|
―朝・屋根の上―
[深夜から酒も飲まずに――第6師団の部下と「会議」をしていた。通信機を使わないなら、雑音が少ない夜更けから早朝でなければ届かない。 現場に戻るのはいつになるか、あるいは戻ることが出来るのか、先行きは不透明]
…ム?
[朝陽が空を白く明けさせていくのを見届けて、降りようと屋根から下を見たとき、動く影――歩いていくキイアンを見る]
お一人か?
[いや、前方にキリシマの姿もあっただろうが。 暫し考えて、「声」を飛ばした]
(52) 2011/03/28(Mon) 13時半頃
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『ハッセ師団長殿。 お一人か?』
[ヨーランダへ送った声に、待てど応えはない]
……。
[軍服の襟を正すと、軽く跳躍して屋根から飛び降りた**]
(53) 2011/03/28(Mon) 13時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 13時半頃
テッドは、中庭に出た時、屋根から飛び降りる影を見付けた*
2011/03/28(Mon) 14時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 14時頃
|
―中庭―
[―木の葉が擦れる。 ―足の裏が地面を打つ軽い衝突音。
降り立った草地の手触りを感じながら、膝と踵を伸ばして直立する]
……ム?
[背がざわつく感覚があった。快か不快かならば後者。 煩い飛空挺の轟音でもなく、きつい煙草の臭いでもなく、蜜柑でもない――もっと根源的な気持ち悪さは、城内や会議室で何度も接近し憶えのあるもの]
(54) 2011/03/28(Mon) 17時頃
|
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ブランフェルシー第14師団長殿ー。
[振り向けばはたして食堂から中庭に出てきたらしい態のテッドの姿。朗らかな声をかけて尻尾を一つ振った]
ハッセ殿は朝食の席におられましたかな?
[真面目くさった顔で尋ねる。 聞かれなければ敢えて理由を言うでなく。何故と尋ねられれば特に隠さず率直に応じるだろう**]
(55) 2011/03/28(Mon) 17時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 17時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 18時頃
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―中庭―
シハ師団長。
[建国祭で見た時から相変わらず、 会議室以外では屋根から現れる第6師団長に瞬き一つ]
いや、今朝は見てないが……何か用事か?
[ヨーランダの返事がなかったから? 護衛と監視をしていた筈のイアンが離れていたから? どの程度の事情が聞けたかによって、反応も違うが]
……部屋は行ってみたか? この状況だ、気になるなら探した方が良いかも知れない。
[そう提案した*]
(56) 2011/03/28(Mon) 18時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 18時頃
|
―回想:第二師団医務室―
[>>4:336 言葉に詰まるなんて、彼には珍しい事で。 一度、瞬きをした。]
そうですね。足りません。
問題を起こしたものを、咎めずに居るのは規律を乱す事になりますよ。身を押して動く事も含め。今一度、軍人として、師団長としての貴方の立場をわきまえて頂きたい。 倒れてしまえば、何も護れないでしょう。
……グレイシアの「力」を。 残したいとは、余り思えないのですけれどね。
[>>383>>384 告げる言葉は、どこか説教臭くなってしまったか。 力が必要、と言う言葉。の家系が代々出した力の事だと解釈し。 信じて欲しい、と。願うような言葉には、じっと瞳を見返したのみだった。]
(57) 2011/03/28(Mon) 19時半頃
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―回想:PJへの道―
拾う者があると。拾うを任せられると。 信じられるのならば、増えるのだと思います。
最小限の、血を。 流す事にも躊躇するなら、拾うを任せられると信じるのも難しいですけれど。
[そうして、目的地への>>387道程に落とされた言葉。 歩きながら、年若い同僚の顔を見る。 店に着けば、その会話は一旦途切れるのだろう。*]
(58) 2011/03/28(Mon) 19時半頃
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―拘束室―
[大部屋の中の個室のひとつ。
意識のないまま運び込まれ、簡易ベッドに寝かされる。
鋼鉄を編み込んだマフラーは一応武器であり、拘束室に入り磁力の恩恵を受けなくなると運搬が困難であるため取り外され首元にはない。
そして、昏々と眠るその胸の上には、主を護るよう近づくものを威嚇し続けている鷹の姿があった。]
|
>>56
[用事か?と聞かれただけなら、いえ、と首を振り]
ただ、どちらにおられるのかと。 どなたかと共なら……おかけした声に返事がないのは不審と思いまして。
[部屋に向かう所だったと頷き、城内へ]
(59) 2011/03/28(Mon) 20時頃
|
|
[それはいつの時分であったか、副官よりの通信が入る。 第二師団館に、ハミルトン家の家令が来ている、との連絡だった。無論、危急を要するものではなかったが――]
君も来るといい。 剣持たぬ戦い方を、一つ示そう。
無論、戦は戦だ。綺麗なやり方とは言いがたいが。
[ふと、考えたような間の後、眼差しはグレイシアを見やった。 同意があれば、第二師団館へと伴うつもりで*]
(60) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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―ヨーランダの部屋―
[鍵が開いていると見るや遠慮の欠片なく入り込んで。無人の部屋をぐるりと見回す。 真顔で鼻を鳴らす]
…昨夜は戻っていないかも知れませんね。
[戻って行くヨーランダの両手は蜜柑の汁で汚れていた。 念入りに洗わなければ、拭っても匂いはそうは取れないだろう]
さて……
(61) 2011/03/28(Mon) 20時頃
|
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[瞑目する。
耳を澄まし、組んだ腕の指先で喪章に触れた]
『失礼、バーンフィールド殿。 ハッセ殿を最後に確認したのはどこです?』
[音を届けたとき、イアンはどこだったか。 耳元への声は大きく、だが平らかで緩く響いただろう*]
(62) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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―回想 昨晩、『PJ』への道― >>58
……信じる条件が強さか?
[ディーンに向けて言っていたのを思い出し、>>4:331 呟いたのはごく小さな独り言で、聞かせる事を求めない。
果たして、どれ程が"最小限"と言えるのか。 ――敵を切り捨てる、 その視野が最小限の血で、それが強さなら。 思考は店の明かりが見えて途切れた*]
(63) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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|
― PJから城へ ―
[担ぎ上げようとして気づいたことだが、ナユタは半端なく重かった。]
――……ええと、これか。
[そのマフラーをはがすのも結構な力がかかったのは間違いなく…。 そして、持ち運びなどできるわけもなく、そのままPJに置いてきた。]
本当に……。
[こんな力を持っておきながら、あれほどにまっすぐひたむきなのは、ワットがデキた人間だったからか。 だけど、思うのは、それでも早すぎる。]
君はもう少し、人のように生きてみるといい。
[それでも完全に人となれ、といえないのは、その身がもう既に、血塗れていること、それはナユタにしろ、この師団長はすべて、そうなのだと…。
わかっているから。]
(64) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 20時頃
|
―PJ―
[テオドールの憤り>>14。二人の会話は黙って聞いていた。 湖水は一度瞬き、鷹へと向けられる。
話…ええ。此方も。
けど、まぁ。 シェルベリ師団長には些か同情致します。
[>>話す事がある、と。そう告げるのには頷き返す。 言葉を落としながら、鷹と…戯れるような様子>>30は見守るように。 そうして、傍の男の顔を一度だけ盗み見る。 >>36カウンターへ、視線を向けている所だった。]
(65) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
|
護る、と言うのも。おこがましい話なのかも、知れませんね。
[ここに来る前。ゲイルと、テオドールとした話を思い出す。 呟きは、ごくごく小さく漏れる。
それに問い返されたとしても、何も答える事は無かった。]
(66) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
|
人のように生きる、とは。 どう生きる事なのでしょうね。
[眠るナユタにかけられた声>>65。 感情の揺れたような、表情をする訳でも無く。
自身をして、「武器」と言ったナユタには寧ろ共感できる所だった。]
彼は、「ひとらしく」は、無かったのでしょうか。
[「ひとらしさとは」。それも理解できぬ身であれば、ぽつりとそんな疑問も沸いた。]
(67) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
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―→宮廷―
[>>392[宮廷に戻れば、ナユタの身柄は能力の制御されると言う部屋へ。 運ばれる身柄に、声をかける事は無く。 そうして、通信に答える声>>60、暫しの後に告げられた言葉にそちらを向いて。
ゆるり、僅かに首を傾げるような仕草。 一つ、瞬いて。]
それは。 面白そうですね。
[警戒の色は示さない。恐らくは、15師団の中で最も信を置いている相手。 誘いには同意して、第二師団館へと戻るディーンと共に。**]
(68) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
|
― 城内 ―
[城内、空いた客室にナユタを運び込んだ。 そこからのナユタの行動の詳細はわからない。 ただ、翌朝、もう彼は拘束部屋へ移動したと報告だけ受けるだろう。
もちろん、その夜にヨーランダをイアン襲ったこと、朝の段階ではまだ知らぬ。]
(69) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
―現在 ヨーランダの部屋―
[ラミケシュと共にヨーランダを探しに向かった先、>>61 昨晩自室に戻っていないのでは、との言に眉を寄せた]
……それは。
[憶測を過ぎらせつつ、 どうやら彼(彼女?)には心当たりがある様子で。 行動を見守りながらも、こちらが近くに居ると、 落ち着かない所もあるかも知れないな、とも思う]
……シハ師団長は、第二皇子を推してるのか?
[そう言えば、はっきりと聞いた事はなかった気がした]
(70) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
|
― 城内 ―
[思い出すのは、ヨーランダにラミケシュのことを視てくれといった依頼。 人前で確認する内容ではないと踏んで、あえて、みなの前では問わなかった。
それを思い出して、ヨーランダは起きていないかと見回してみる。]
(71) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
|
|
[足元の影が、一つ揺れる。――少し苦い顔をして]
……もう少し探してみる。
[呟いて廊下に目を向けた]
(72) 2011/03/28(Mon) 21時頃
|
|
>>70 [イアンの応えはまだなかったか、 ―テッドの声。やけに大きく聞こえる]
私ですか? そうですね……
[首を傾がせて、薄く瞼を開く。 テッドの影が動くのは見ずに]
私はヴェスパタイン皇子殿下を推す。国のため、民のため、私自身のため、我が同胞達のために。
[迷いなく告げて、]
なれど、皇帝になるべきは兄殿下だと、今でも思うている。
………これで答えになるでしょうか。
(73) 2011/03/28(Mon) 21時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 21時頃
|
こういうとき、私は軍人であって政治家ではないと思い知らされます。
師団長のほとんどは、個であり兵であり軍人で、政治家ではない。 それ自体何も悪い事ではないですが……
[ナユタが拘束されたことは聞いていて]
皆、己の我に囚われる。 国を想い、国の為動いても、我に拠って立つ故に良い結果を生み出せない。
……選帝会議を師団長達で執り行う機構は容易く機能不全に陥ると、これが終わったら皇帝陛下に奏上致しましょう。
[朗らかな声を紡ぎ]
探しに。そう…では、お気をつけて。 見つけたら貴殿にもお知らせ致します。
(74) 2011/03/28(Mon) 21時頃
|
|
― 研究室開発室 ― [キリシマを追い、ついたのは どうやら研究室と思われる箇所。 己には縁がないヶ所を珍しげに見上げ、見渡し ……そんなことをしていて気づかれないわけがない。 キリシマは用を終えたのか 研究室から現れたところで、此方にきづいたようだ イアンはその姿に敬礼一つ。]
[ただ、その瞬間>>62が届く。 穏やかなれど大きな声は、 些か過敏な耳には大きすぎて ……返しが少々遅れた]
……ハッセ師団長ならば 朝、私の部屋の寝台で眠っているのを 最後に確認しております。
[隠す気はないから、正直に話した。]
(75) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
イアンは、勿論キリシマにも声は聞こえる範囲だろう
2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
近くにイアンの姿を認めたなら、敬礼を返し。 手はそのままで、ゆっくりと首が傾いでゆく。 なにをしているのか、 と、 なぜひとりなのか、 と、 問は二つ。 そのうちの一つの、解の半分はすぐに出るのだが。
(76) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
やっぱりそういうこと>>6だったのか、 などと見当違いな方向に理解し、手を叩く。
(77) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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―回想 城内客室―
[運び込まれた客室のベッドの上。
去っていくイワノフの姿を見る。]
(……待っ………クは……そん…な………。)
[運ばれる振動での半覚醒。
呼び止めようとする声は出ず、差し出す手を動かず。
それでも引き止めようとする朧な意識は磁力となり周囲の金属を揺らし始める。
それでも呼び止める事は敵わず。
異変気に気づいた兵が代わりに飛び込んでくる。
何を言っていたのか殆ど覚えていなかったが、緊急措置で拘束室へと運ぶ事の了解を求められ。
そこでまた、ぷつりと意識は途絶えた。]
|
が。 そうであっても、寝台に置いてきた、というのは道理ではない。 一つ増えた問に、 イアンを見つめ再び、首を傾ぐ。
(78) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
[人のように、人らしさ、 感傷的な言葉に、表情一つ変えずに男が口にするのは]
人は機械にはなれますまい。
察するに、エンライ師団長は、己をそのように思い込んでいるようだが。それが感情の抑圧を招いているがゆえの、この結果だ。至極、人らしいことだと思われる。
[宮廷に赴いて後、ナユタの鷹はどうあったか、 さすがに制御室への同行はなされなかっただろうか。 姿を見送る背は、常のように折り目正しく]
……大して面白い話ではないな。
美しく見える理想も、 結局は汚れた手でしか掴めんという話だ。
[>>68 首を傾げる仕草につまらなそう表情が向けられる。 ――それは恐らくは常とほとんど変わらぬものであったが。 一つ頷いたその足は、彼を伴い第二師団館へとむいた]
(79) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
>>75 ………。 成る程?
[意外だったのか、眉を上げ虚空へ琥珀を彷徨わせて暫し沈黙した]
『それでは、バーンフィールド殿。 失礼ながら私室にお邪魔させて頂きますね』
[そう伝えてヨーランダの部屋を出た→イアンの部屋 テッドがまだそこにいるなら、簡潔に「バーンフィールド殿の部屋へ探しに行きます」と伝えるだろう*]
(80) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
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― 研究室開発室 ― [返る敬礼が、緩やかな疑問視へと変わるのを見る 変わるのを見たが……]
…………?
[なぜか手をたたかれた。目を瞬かせる。 勘違いをされていることに気づいていない。 ただ、疑問のもう一つは イアンも、キリシマに思っていたことだった]
キリシマ師団長は、お一人で、 いかがしましたか……? 昨日の不調の治療、でしょう、か?
[はい、といいえ、で答えられるように 己が考え付くことを一つ、あげた。]
(81) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
ええ、かまいませんよ。 まだ、寝ていると思います。
[素手、ではなく槍の柄を使った。 実際、己が部屋を離れる時も意識はなかった。] [なので、ユ=シハの返る声にはそう返して。]
(82) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
こちらへと向けられた問いには、首を振り かけて、ふと思う。 彼に理解出来るよう説明するのは、困難なのではないか。 ならば、そういうことにしておいていいか、と 頷く。 なにか誤魔化した仕草とは、果たして気づかれただろうか。
(83) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
―少し前―
……そうか。
[ラミケシュの返答に、一つ頷いた。>>73>>74
帝政、皇帝となるのは一人。――制度上は。 そんな事を思って]
解った。こっちも見付かったら言う。
[そう残してヨーランダの部屋を離れた]
(84) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
―第二師団館― [夜も大分、更けていたか。 着けばまず、第二師団館への宿泊を勧める。 無論そこに監視の意味もあることは、 グレイシアにも伝わっただろうけれど。
同意が得られれば、その会話は明朝、 簡易な朝食と共に交わされることとなるだろう]
(85) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
[私室にあった家令は、一礼し、黙したまま書簡を手渡した。]
我が一族の領地は、 中立の自由都市連合に接している要所であることはご存知だろう。 交易都市は商いによって国を富ませる、戦というものはそう歓迎されたものではない。 戦争と言うのはいかに効率的に行おうと非生産的な行為だからな。
[書かれた書面をひらりと返す]
ハミルトン家では、自由都市連合を通して、 アウステラの反体制派に金銭的支援を行っている。 無論、金のからむ話、それは長期的に見た投資であり、平和の為などという理想論ではないが。 南も、一枚岩ではないということだ。
[手にしたそれは、アウステラの政治的情勢について述べられた、弟よりのごく個人的な書簡であった。こんな話は前置きに過ぎないのだけれど*]
(86) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
|
|
…………言えない、こと、なのですか……?
[基本的に、動作で相手の意思を組むしかない。 だから、動きの変更に イアンは本当の理由ではない、のと 本当の理由は己に、知られたくないのだと。 ただ、最初は否定しようとした、 そこから、ものすごい秘密でもない、とも思う。
ただ、上げた要素以外はちょっと思いつかなくて 眉を少し下げながら、首をかしげた]
(87) 2011/03/28(Mon) 22時頃
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―回想:第二師団医務室―
[足りない、そして己を諭すような言葉を掛ける”襲撃者”に苦笑を洩らす。
自身の身を護る術をという言葉といい。]
どうしたら貴方を満足させられるのでしょうね。
まるで咎められたいような物言いですよ。
私は貴方がこの行動に及んだ覚悟を、軽んじるわけではない。
だが皆の覚悟を確認せずにいられない気持ちも共感できるのです。
身を押して動く事が今回相応しくないと…?
戦場で、被害が最小限に済む為なら、貴方だって命に別条のない傷など問題になさらないはずだ。
これは、戦いです。意志の強さを問う戦いだ。
そして、貴方も私も兵士だ。―――そうでしょう?
私は師団長だからこそ、貴方の同僚だからこそ、今この行動を恥じても、悔いてもいない。
[力、をグレイシアの力を誤解したベネットに目を細める。]
能力のことを、私は『力』とは言わないのです。
意志力、生命力。
貴方自身のその強さと冷静さは、脳筋の多い15師団に於いていかに貴重なものであるか、ご自覚がないらしい。
そうそう…護身術位は心得ておりますが、貴方に不意打ちされて気づけという方が無茶というものです。
前線では貴方方に、護られている身ですからね。
[吐き出すように囁き返した言葉。笑み混じりに語るも、其れ以上を紡ぐ体力は残っておらず。
ベネットには流されたかもしれないし、そうだとしても言いきって満足して眠りに落ちた。*]
|
―イアンの部屋へ―
[探し始めて程なく、ラミケシュからの報。>>80 解ったとだけ返し、廊下で辺りを見回して]
……合ってる、みたいだな。
[何故イアンの部屋と決めて探しに行ったのかは謎だが、 得心したように踵を返して合流に向かった。
部屋の鍵は開いていて]
いたか? ……ハッセ師団長!
[何故ここに、と思うのも一瞬。 気絶してベッドに転がされているのを、 ラミケシュと二人、救護を呼び拘束を解いた**]
(88) 2011/03/28(Mon) 22時頃
|
―救護室―
[搬送されて半日ほど眠り続け、ロミオにより落とされた点滴が終わる頃、目を覚ます。
その顔色は元の血色を取り戻しており、傷口は僅かに痛みはあるが、ほぼ完全にふさがっていた。
驚異的な、非人間的な回復速度であることは明らかだ。
己が第7師団長の座につけた所以である。]
ああ、ロミオか、すまない。
流石に専用にブレンドしておいた奴は効くな。
ふふ、士官学校からやり直すなど、あんな面倒なことは願い下げだ。
どれくらい無理をしたら自分が死ぬのか位、第7師団長の私が心得ていない訳があるまいに。
[けれど、眉間の皺も周囲の苦言は己の身を心配してかけられたものであることもわかっていた。
ギリギリまで動いて、後は医務室に用意させておいた専用の能力増幅液での回復で賄える事は自分しか知らない]
……まあ、説明する余裕がなかったのは、悪かった、な。
[むしろさっぱりしたような表情で目覚めると、心配そうなズリエルに逆に容体をきき、割合平気そうと見れば血で染まった軍服から着替えるべくシャワーへと向かった。]
|
同じように、首を傾げ、少しの間思案し。 制すように手を前に出し、首を振る。 気にしなくていい。 言えないこと、ではないけれど、彼が気にするようなことでもない。 頼まれごとを、頼みにきただけ。 それより、そちらはなぜここに。 とばかりに、イアンへと掌を向け、首を傾いだ。
(89) 2011/03/28(Mon) 22時頃
|
―救護室―
[シャワーで血を洗い落とし、シャツとスカートのみ纏い、上着は肩にかけて戻ってくると救護室のベッドへと腰かける。
ふと視線を上げると、鉄格子が目に入った]
ああ、隣は拘束室だったな。
[ぽつりと呟く。]
さて、目出度く此処に監禁された私には最早どうすることもできないわけだが。
やれることはやった。後は皆がどうにかしてくれる。
[ベネットに信じる、と言った通り、信じている。
味方が護ってくれると信じねば、最低限の武装しか持たぬ衛生部隊は存分に力を発揮することができないのだから。]
どういう結末になるにせよ、
全部終わったら私はミッシェルと飲みに行くぞ。
[士官学校時代からの友人で飲み友達の名を上げて、うんうんと頷くのであった]
―拘束室―
…アン…ジェラ………――?
[酷い眩暈がする。
こめかみに手を当てながら上半身を起こす。
頭の両側の制御装置は不安定に揺れるも、今だ浮かんでいる。]
……待って……。
待ってアンジェラ……。
ちょっと……静かに…して。
[主が目覚めたのに喜ぶ鷹がばさばさと羽ばたき、隣りの救護室にも届きそうなくらいの鳴き声を上げ騒ぐ。]
|
……わかりました、もう聞きませんね。
[そこまでの仕草をされてしまえば 無理に聞くものではないと判断して。 了解を口にし静かに頷く。 人に秘密の一つや二つや三つや四つ。 あって当たり前。
ついで傾げられた首。仕草に ああ、と疑問に思い当たる。 明らかに普段己が来る場所、ではない]
キリシマ師団長が単独で歩かれていたのを お見かけして……いかがされたのかと ただ、声をかけるタイミングを逸して そのままついてきてしまいました。
[口にすれば間抜けな理由で 些か照れながら手袋はめぬ 掌焼け爛れた右手で頭をかく]
(90) 2011/03/28(Mon) 22時半頃
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―第二師団館―
[>>79人は機械にはなれない。 ……機械のようなものには、なれるのかもしれない。 そんな事を思いながら。 人らしい事だ、と言うのには成程そうですね、と頷いて。]
――……。
[常と変らぬ表情を浮かべる紫眼を見る。 発した言葉は、己も思っている所ではあった。]
良いんですか?僕が、事を起こしている犯人かも知れないのに。 ……まぁ、例えそうでも貴方を襲う事はないでしょうけど。
[宿泊を勧められたのには、冗談ともつかずそう言って。 そうして翌朝、朝食と共に、会話の席についた。]
(91) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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ええ。帝都に沿うように領地を持つグレイシアとは対照に。 ……反体制派、ですか。 それは、貴方の始めた事ですか。
[家督を継いだ話は知っていた。 白百合を、彼が継いだその日。彼が、失ったものの事も。 その事に関して、話した事はあったかどうか。
政治情勢の話には、ぱちりと瞬き。 そうして浮かんだ問いを投げながら、幕の開く映画の前のような気持ちで、彼の話の続きを待った。]
(92) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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申し訳なさそうに眉を寄せて、頷いて。 続く答えに、数回瞬く。 いや、彼の昨日からの言動を考えれば、 なんらおかしな行動ではない、のだけれど。 返すべき反応はなにか、と式を展開し。 一番には、感謝と謝罪であろうか、と解が出る。 両手を合わせ、軽く頭を下げた。 なかなかに、汎用性に優れたジェスチャーである。
(93) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 23時頃
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そして、 はて、なぜ今日は手袋を纏っていなのだろう、とその手を見つめ、 記憶は中庭での出来事を巡る。 どこかへ失くしてきたのであれば自分の物を貸そうかと、 しかし何処へ仕舞ったのだったか、と服の至る箇所を探る。
(94) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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[キリシマが行う仕草に静かに笑いながら 緩く、首を振って。 ふと、ここで立ち話もあれですかね、と思う。]
キリシマ師団長、この後何か御用事でも? ないならば、たち話もなんですし 宮廷に戻りませんか?
聞かせてもらえるなら キリシマ師団長が、今、どちらを、と 考えているか、お伺い、したいですし。
[そう言って、一歩歩を宮廷に向けてから 振り返り、ゆるく首をかしげる。 ……発覚したならば、あまり話せないだろうと 思えば、聞いておきたかった]
(95) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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[ただ、ふり返ったところで、 キリシマが己の手を見た後 何か探している様子には まさか、己が臨戦態勢なため していない手袋を気にかけてとは思わず ゆるく首をかしげて、彼を見守る]
(96) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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>>92
無論、陛下もご存知のことではあったが。
[問いを返されれば、一度頷き肯定を示す。 内乱に乗じて、南を平らげるか、あるいは真に調和を望んでか。 皇帝の胸の内は、語られることはなく、察するしかなかったが]
……そもそもおかしいと思わんかね。 休戦状態であるにも関わらず、前線でただ国境を侵すだけの小競り合いを繰り返すなど、南の戦略的意図が不明瞭に過ぎる。趣味で戦をするわけでもあるまい、そんな行為には何も得るものがなかろう。
威力偵察であるというのなら、当に大規模な戦争に発展してしかるべきだ。 しかしそのような動きは無い、戦争準備には物流が動く。 当然のことだが、兵に食わせずして、戦は出来んからな。
[その辺りの監視は第三師団も行っていることだ。 動きが見えれば対応は練れる、皇帝の傍らにあって聞かされた言葉]
(97) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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[ ヨーランダがぐったりとした様子で運ばれてくれば、立ち上がり傍に寄り、様子を見る]
ヨーランダ殿…
………、
うん、大きな怪我はないようだな。
[ベネットの言を聞いて以来、さして心配はしていなかった。
己が大きな出血を伴う怪我を負わされたのは、矢鱈丈夫な体質故、ズリエルやサイモンの傷の程度を見ればそれは確信となる。]
………不器用な人たちだ。
[軍人とはそういうものなのかもしれない。
そうこうしていれば、に気づく。
この帝都で鳥の羽音が聞こえるような人物は一人しか知らない。]
……アンジェラ、おいで
[来ないかなと思いつつ、さして一生懸命呼ぶでもなく、鉄格子から少し離れたところで保存食のビーフジャーキーを振って見た]
|
……さて、無意味な紛争を繰り返す、 情勢から考えられることとしては、
アスステラの王家の権威は、一度大幅に失墜している。 しかし、敵が外部にあれば、内は結束せざるを得ない。 つまり、目先の紛争で王家に対する国民の不満を紛らわせているのだろう。 あちらでは“予防戦争”などと言われているようだがな。 最も、20年間も得るもののない小競り合いを繰り返してきた無能な王など、国民に支持されるとは思わんがね、 ブルーノ陛下が戦を繰り返しても、国民の信頼があったは、 それに伴うだけの見返りがあってこそだ。
[ひとつ腕組みをし、告げること]
(98) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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|
結論として、我々は選帝において、情勢を鑑みる必要など無い。 前線での衝突も同様だ、目先の状況は、大事の前に目を曇らせる。
和平か、大戦か。 選択は単純な基本に戻るべきだ。
(99) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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|
両殿下のご意思は無論、諸国にも有名な話だ。 ランドルフ殿下が選ばれれば、 時間はかかるかもしれぬが和平の意思は伝わるだろう。 民というものは施政者が考えるほど愚かではない。
ヴェスパタイン殿下が選ばれれば、 それを我が国の総意として、南もそのように応えるだろう。
[パンにはパンを。血には血を。 それは自身のみならずまた、相手国にも当てはまるのだ、と]
――前置きが大分長くなったな。
(100) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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ランドルフ殿下がご即位なされて、 和平の為に軍縮が行われるというのであれば、
私はまず、第二師団の解体を進言する。
[既に遺すべきもの、そうでないもの、 その分類は始めている。公安維持の為の部隊、危急に備えるべく予備兵役の改正。軍役代納金は大幅に減るがゆえに、その分の国庫はどのように補われるべきか。
言葉は想いを伝えるに器用ではない、 結局は――ランドルフ即位支持の意思、それを行動で示すべく。
机上に整えられたそれら書類の向こう側には、 伏せられた写真立てがひとつ。 白百合と共に失ったもののことを、ただ事実として以外に ――その胸の裡を語ったことなどなかっただろうけれど]
(101) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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ベネットは、ディーンが語る真意を逃さぬように、じっと紫眼を見つめた。
2011/03/28(Mon) 23時頃
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[目が覚めたとき、掌には握り締めてくしゃくしゃになったメモがあった。 メモを延ばすように広げ、腕を伸ばして机の上に放る]
今はまだ、その道を選ぶわけには行かん。
[帝国の軍人として、帝国の為に動くのが先決だ。 次の一歩を探すのは、選帝の儀が終わってからでも遅くはない]
とはいえそれとて、易い道ではない、か。
[呟いた男は横になったまま起きようとはしなかった]
(102) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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ここは……?
[まだ薬の効果が残っているのか、眠気残る頭を振る。
ぼんやりする頭で考えて、一緒に食事に行った先でイワノフに薬を盛られたのだと思い出す。]
……信用、なりませんか。
ボクは、判断ができないと。
[ぽつりと呟き。
ベッドに腰掛けていると、ピィと慰めるように鷹が鳴く。
微かに笑んで翼を撫でてやる。
とりあえず、場所の把握をすべく小部屋から出ようと歩き出して―――壁にぶつかった。]
………?
[今度こそ扉へと、歩き出す。
今度は扉にぶつかった。
制御装置に加え、能力を封じる結界内。
磁力を完全に抑え込まれた結果、完全に方向・平衡感覚を失った。
へたり込んでいると名を呼ばれた鷹が急に肩から飛び上がる。]
アンジェラ……!
[鷹は天井近く、鉄格子の向こう側を覗き込んでいる。
ふらふら壁にぶつかりながら、必死にその後を追う。]
― 拘束室・個室 ―
[簡易寝台と小さなデスクがあるだけの狭い個室だったが、能力を封じる結界が張られてあるせいか、部屋を動きまわる自由は与えられているらしい。]
とはいえ、退屈ですねえ…
[ひとりごちて、欠伸を一つ。
力を持つ聖典は念の為取り上げられ、代わりに読み尽くした聖書を持ち込んだが、ページを捲る事に睡魔に襲われる始末。]
[鉄格子の隙間は鷹一匹なら通れる程度。
顔をのぞかせたアンジェラに笑み、自身は動かぬままビーフジャーキーを翳す]
おいで。
[鷹はどうしただろうか。その丸い瞳を眺める。
壁の向こうでガンゴン音が聞こえるのは気にしない]
お前が私の所に連絡を持ってきたことは一度もないね…駄目かな?
[手に持っているのとは別のビーフジャーキーをぱくりと自分も食べた]
―回想・拘束室―
…義理を受ける資格も無いとは、俺自身も思います。
[彼の皇子殿下にしては、聊か冷たい物言い。
――良くも悪くも、ランドルフ皇子殿下が“優しい”事は、
これでも長らく帝都に勤めていた身だ、…知っている。
だからこそ、というべきか。何故か思わず小さく笑みが漏れた。
喩え、切り捨てる方が酷く簡単で、時には其れが最も賢い方法だと気付いていても。
実際どうなるかはさて置き――救済の道を、最後まで捨てぬのだろうと容易に想像できたから。]
…それは数字上の損失の話ですよ、殿下。
――ヴェスパタイン皇子殿下が居たとしても、
それはランドルフ皇子殿下の代わりとして存在している訳ではありませんし
其れを『代わり』だと称するならば、師団長共にも言えることです。
…希少価値高く、存在が少なかろうと。我々の代わりは確かにいる。
そうですね。…落ちついたら、お話します。
[話すべきだと、そう告げる言葉には、薄く笑うのみ。
言いたい事も理解出来る。
奥底では、そうすべきなのだろうとも、思っている。
それでも、その場で語る気は何故か起きなかった。
まだ、その時ではないと。
そう言いたい訳では――無いが。
ふと、窓の向こう。
壁から離れる気配に、この会話が暫しの終息を迎えたのだと理解する。
ともすれば、此方から話しかける事はしない。
己も窓へと見上げていた視線をゆるり落として、口を閉ざした。]
|
元から開いていた襟許をさらに僅か、開け、 左鎖骨下の部分を外し手を突っ込んで中を探ったなら、 ナットが1つ、見つかった。 しかし肝心の手袋は結局見つからず、外した箇所を元通りに。 したあたりで、イアンの視線に気づき顔をあげる。 首を振ってから、頷いた。 特に宮廷の外に居なければいけないような、用もない。
(103) 2011/03/28(Mon) 23時半頃
|
[それは、運ばれてどれほどしてからだったのか。
医療班の救護もあり、また丸一晩も気を失っていたならそれなりに早く目覚めたかもしれない。
目を開けて、最初に見たのは見慣れない天井。
思わず反射的に跳ね起き、]
――痛、っ……!
[――ようとして、脳から揺さぶられるような頭痛に阻まれた。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 23時半頃
…他に、誰か来たんでしょうかね。
[部屋の外から聞こえた物音は、誰の発した物だったか。
聖書をデスクの上に置いて、そっと個室の外に出る。]
|
[気が重いのをなんともしようとせずに、だらだらしているのは ナユタが拘束されたこともヨーランダがイアンによって襲われたことも知らないから。
そもそも伝達を司る部隊の長が拘束されている今、 情報共有とてままならない]
脆いもんだな…。 今なら簡単にひっくり返ってしまうだろう。
[南のアウステル王国が戦を仕掛けてきているらしい。 そんな話はどこかでは耳に挟んだだろうが、 勝手な判断で持ち場を動かすわけにも行かない。
国を喪うということがどういうことなのか、思い知ってみるのもいいのではないか。 そんな想いもよぎらなかったわけではないが、無理やり押さえ込んだ]
(104) 2011/03/28(Mon) 23時半頃
|
………あ。
[鷹は誘われるままに鉄格子の向こうへと。
一声鳴いて、ゲイルにビーフジャーキーを人懐こく強請る。]
待っ…―――!!?
[ふらりと転びそうになりながら駆け出そうとして。
盛大な音を立てて、急に開いた扉にぶつかって倒れた。]
|
[ナットを取り出す様子には やはりゆるく首をかしげる。
ただ、此方に気づいたキリシマが頷けば イアンも静かに頷き、ゆっくりとした歩調で 宮廷に向かう。]
テラスは、どうでしょうか? 木々の灰と空の灰のコントラストが落ち着きます、し
[そんなことを口にしながら、否がなければ 向かうのはいつもの中庭、が見えるテラス。 飲み食いされぬキリシマと 食堂に入ってもしょうがないと 選んだのはそこだった。]
― 研究開発室→宮廷:小テラス ―
(105) 2011/03/28(Mon) 23時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 23時半頃
おっと、すいません。
[ とっさに、扉にぶつかって倒れそうになった体を支える。]
おや、エンライ師団長。貴方もこちらへ?
[支えた相手の顔を見て、きょとりとした。確か彼は、第一皇子を推していたはず。
表の状況がどうなったのかまではわからないが……]
貴方も疑われてこちらへ?
|
それが、貴方の覚悟ですか。 白百合も、失うと。
[アスステラの内政は、時折頷き、不明な点には質問をして。 宣言をするかのような言葉>>101には、ぱちりと瞬く。 整えられた書類、許されるなら、それらに手を伸ばし捲る。 その向こうの写真立て、伏せられるのには一度目を留め。
彼の婚姻は、己が前線に出ている最中。 グレイシアの名で、祝いの花等は送られただろう。 ――……その中に、奇しくも白百合が混じっても居たかもしれない。 胸の内を聞くような機会も、語られる事も無かったのなら、 彼の伴侶がどういう人だったのか、その経緯も、尋ねる機会も無かっただろう。]
貴方自身は、どうする気ですか。 ……何故、それを僕に?
[それを語った理由は、薄らと思い至る事もあったかも知れないけれど。]
(106) 2011/03/28(Mon) 23時半頃
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― 食堂 ―
[略式の軍服に着替え、兵舎から宮廷の食堂へと。 男の手には鞘に収められた長剣。 宮廷で持ち歩くのを避けていたが、何かあってはと用心のためだった。
テオドールがいた時よりも後ならば、見知った顔もなく。 傍目には気が進まぬ様子でスープを口に運ぶ]
………ふ。
[こんな時に限って、師団の連中と騒ぎながら取る食事の楽しさを想った]
(107) 2011/03/28(Mon) 23時半頃
|
[倒れかけた瞬間に助け手が伸びて。
顔面から全力で床に突っ込むことは避けられた。]
あ、ありがと……。
アークライト師団長……!
やっぱり、此処は拘束室、なんです、ね…――。
[分かってはいた事。
それでも、声のトーンは落ち込むように僅か下がる。
体の不調は結界のせいかとも思う。
頭の横の制御装置の不安定さが増す。]
いいえ。
……いえ、疑いよりも悪い、です。
能力を暴走させてしまい。
襲撃者と同じと。
そう、判断されました。
[双眸を伏せ、此処に居る理由を告げる。]
|
もう一つ浮かんだ疑問は、 なにか燃やして来たのか、これから燃やすか、 まで展開したところで解くのを止め。 テラスはどうか、問われれば、構わないと頷き。 木々と空を、灰、と表すのに、僅かに眼を細める。 彼に合わせるように、こちらもゆっくりとした歩調で。 テラスへと向かう。 そういえば、彼はどちらだっただろう、などと思い巡らせつ。
(108) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
|
キリシマ師団長が、 彼はそう謂った。 キリシマは、最も適した公式を用いて、返答を用意する。
(109) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 00時頃
[アンジェラが此方に来る素振りを見せたなら、腕を出す。
鷹は軽い鳥ではないし、留まる爪が食い込むのはシャツだけの腕では心もとない為、タオルをまいておいた。
実際留まって見ればその爪を見て正解だったと思う。
ビーフジャーキーを啄ばむアンジェラを邪魔することなく眺める]
素直ないい子だ。
ナユタが育ての親とは思えんな。
……冗談だよ。
[せがまれるままにビーフジャーキーをやりつつ、食べる様子とその丸い瞳を見て、一時表情を緩めた]
ええ、確かにここは拘束室です。
……能力を暴走?
おや、それはいけませんねえ。
[悪戯をした子供を諭すような口調でナユタの顔を覗き込むと、笑みを浮かべた。]
襲撃者と同じかどうかはともかく、大事になる前に休むことは必要です。疲れや精神的不安から暴走する場合もありますし。
慣れない会議やプレッシャーもあったのでしょう。
……大丈夫ですか?
自分で立てますか?
[なおも調子の悪そうなナユタの背に腕を回したまま問いかける。]
|
― 小テラス ― [風は柑橘のにおいも、血のにおいも運ばない。 道すがらは、歩きながら仕草を読むのは難しい 故に特に何か口にするでもなく。]
[テラスに着けば、暫し昨日己が焼いた若木 それを取り囲む樹木を見下ろして そうしてから、>>95下段を口にする。 ”キリシマ師団長”はどちらを選ぶのか]
[”キリシマ師団長”とそれ以外、そういった考え方は イアンには、出来ない。 イアンにとって師団長以外の己は ないも同然だったから、思いつけない]
(110) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
……。
[何を想うでも、何を言うでもなく、ただぼうっとした視線で鷹を見ていた。
単純に寝起きで思考することができていないだけなのか、それとも治まらない軽い目眩と頭痛に妨げられているのか、自分にもわからない。]
|
ハワード様は、 さぞ落胆されることであろうがな。
[各部隊長に纏めさせた人員整理の書面。 師団を構成するは凡そ一万人、その重みは紙にしてしまえば酷く軽い。
その感情は、悲しみを感じるには既に枯れて久しい。 白百合とともに亡くした者――職務にかまけて何も気づいてはやれなかったと、そんな言葉だけは洩らされたかも、知れなかったが。]
隠居などという無責任は真似はせんよ。 長き帝国の歴史の中で、一度も為しえなかったことだ。 どのような形であろうと、国のために働く所存だ。
[何故、という問いには答えぬまま] 君は、望んだ未来のために何を為す?
[紫電の眼差しが見やる先は、彼の胸にある紋章。]
(111) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
ディーンは、そして、その手首へと眼差しは動く。
2011/03/29(Tue) 00時頃
|
― 小テラス ― 立てた指は、2本。 第9師団の長として、求める解。
(112) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
|
何の連絡もないのはいいことなんだが…どうも釈然としねえ。
[スープにつけたスプーンをぐるぐると回しながら呟く。 襲われてしまうのでは、と懸念をしていたヨーランダの護衛をイアンに任せてよかったのか、 気分が重たい理由の一つはそれだ。 こんな状況で、信用しきっていない人物に任せてしまったこと。 それが引っかかっていたのだ]
様子を見に行ってみるか。
[このままだらだらとしていても何も進まない。 不安は早く払拭するに越したことはないのだ。
食事をする手を早め、食べ終えたなら席を立った]
(113) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
これはヴェスパダイン皇太子殿下。
かのような場所へ何用でございましょう?
[ナユタを支えたまま、現れた姿に視線を向け、笑みを返した。
サイラスが皇子に応じるようなら、一歩引いて様子を伺う。]
―拘束室/共有スペース―
[ナユタが拘束部屋へと運び込まれてから暫し
男は椅子に腰掛け、暇潰しに寄越して貰った書籍に眼を滑らせていた。
…正直、書籍の内容は興味の無いジャンルだったのだが、
能力も封じられ、職務も無く、カフェテリアがある訳ではないこの空間では無いよりはマシだと半ば言い聞かせて。
時を同じくして隣の部屋でも、慌ただしい気配がしていた故
…誰かが搬送されてきたのだと直ぐに検討も付くが。]
――…、
[がたり、と個室の方で音が立ったのに気付いて、視線を向ける。
此方からは見えないが、どうやら起きたらしい――少しだけ話声が聞こえた。
…しかし、ナユタが疑われたとは思い難いが、
会議室では一体どんな事になっているのか。
確かに気になりはすれど、確認する術がある訳ではない。一つ吐息を落とす。]
|
…………ヴェスパタイン皇子、ですね……
前にお伺いした時から、決まったのですね。 …………何か、きっかけになること、でも?
[そこを聞くことまでは 仕草では難しい、けれど。 以前>>1:124書いてもらった、保留 そこから、そうなった理由が知りたかった。
少しづつ、信じ切れぬ理想に 第二皇子に傾いてはいても まだ迷う、己としては、参考に聞きたかった]
(114) 2011/03/29(Tue) 00時頃
|
………大丈夫です。
休めとは、もう言われ……休まされました。
[まっすぐ立っていられないのを支えられたまま。
チャールズの笑みをじ、と蒼灰は見つめる。
可能性という曖昧な理由で拘束されることとなった師団長。]
貴方は襲撃者ですか?
[ベネットにしたのと同じ問いを向ける。]
ヴェスパタイン皇子に名を呼ばれた事に気付いて、何事かと視線を上げた。
……ヴェスパタイン殿下。
[拘束室に皇子が現れる。
全くの予想外の出来事に蒼灰を若干見開き。
まっすぐ立とうとして、またふらついた。]
[一方その頃――。
鷹はゲイルの腕のに乗り。
ビーフジャーキーを貰い、機嫌良くしていた。
『ナユタ』と主の名を出されれば軽く首を傾げ。
鉄格子の "向こう側"を見上げる。]
|
―イアンの部屋―
[医療班を呼び、 猿轡や拘束を解くのには四苦八苦してテッドの手を借りた。
意識のないヨーランダの、呼吸は一定で出血の匂いもない]
ハッセ師団長殿。
[声をかけても特徴的な白眼は開かれず、手袋をしたままの手で軍服を寛げて傷をあらためた]
……。昏倒させただけ、ですね。 あとは下肢を外したか。
[弓引く腕ではなく、移動させない為の関節への害]
(115) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
|
[まだ意識がはっきりしない様子のヨーランダには、アンジェラを載せていない方の手を伸ばしその銀糸に触れた。
緑の光が仄かに灯った後。
まだ本調子とはいえぬ為、あまり多くを分け与えることはできなかったが、幾分意識ははっきりしただろうか]
ヨーランダ殿。
大事ないようで何よりです。
[ひとまずそう声をかけながら、アンジェラに新しい肉を与えた]
いいえ。
私は襲撃者ではありませんよ。
[ ナユタの問いをきっぱりと否定する。]
証明する術はありませんし、十五師団の総意には反しない。とも宣言しましたからここにこうしていますけれど。
もっとも、濡れ衣を着せられたというわけでもありませんから、調査が進めば疑惑は晴れるだろうと甘く考えていた節はありますがねえ。
[思いの外拘束が長引きましたね。と笑いながら続けた。]
|
……――バーンフィールド師団長がやったと、
[見るべきなのか。
拘束を解くのを手伝って顔を顰めた。 鍵が開いていたのは逆に発見させる為にも思えるが]
シハ師団長は何か事情を知ってたのか?
[負傷の程度を検分するラミケシュに問う。>>115 程なく救護兵がヨーランダを搬送しに来れば、 彼等に医務室への搬送を任せるだろう]
(116) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
|
ヨーランダの下肢の脱臼はすでに医療班により治療済である。多少痛みは残っているかも
|
[見た目だけではわからぬ重傷があるかもしれない、医療の心得あればそう判断しただろう。手を下したのがイアンなら、恐らくは軽傷。
拘束に用いられた布は明らかに軍服を裂いた端切れだと知れた]
昨日、バーンフィールド殿は監視と護衛を兼ねてハッセ殿と常にご一緒すると言っておられました。 今朝になってみれば別行動でしたので奇異に思い。
……直接ご本人にハッセ殿の様子を伺えば、彼の自室にいて眠っているはずだと答えられました。
[率直に事実だけを告げ、やがて慌ただしく救護兵にヨーランダを引き渡す]
(117) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
|
|
…ブランフェルシー師団長殿。 質問を返させて頂いても?
貴方は、どちらを推ししますか。
[空になった部屋で、色の異なる虹彩をテッドへ向け吐息に低い問いを混ぜた]
(118) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
|
ミケは、耳を澄ませる。 城内には多種の声や物音が飛び交い、雑音が多かった。
2011/03/29(Tue) 00時半頃
[主人の名に反応した鷹に目を細めた]
お前は賢いね。
だが、知らない人間に食べ物を貰うなど少々危ないんじゃないかな。
これが毒入りだったらどうする気なんだ?
[アンジェラに言う声は穏やか。
動物とのふれあいは、疲れを幾分忘れさせた。
伝書用として訓練された鷹がそう簡単に知らぬ他人の手から餌を貰うものかと首を傾げた。
それとも一度も手紙を運んだことなど無くても、主人の知り合いだと解るのだろうか]
あ……
[伸ばされる手を咄嗟に拒むこともできず、受け入れる。
そこに光が灯れば霞がかる意識が晴れるような気がした。]
貴女も、襲撃された身なのですから……放っておいてくださって、構いませんでしたのに。
……すみません。
[跳ね起きなければ、身体を起こせるくらいには回復した。
上半身だけを起こして、申し訳ないと苦笑する。]
相変わらずやんちゃなお人ですねえ。
[ 剣を鳴らすヴェスパダインを見て肩を竦める。]
しかし、仰ることは尤もです。
たまに体を動かさないと鈍って仕方がありません。私も最近、聖典より重い物を持っていませんから腰痛が酷くて……
[言いながらも、視線は油断無く剣の行方を追った。
それがサイラスの目前で止まれば、ナユタを支えたまま二人から距離を置く。]
― 救護室 ―
……そうですね。
信じる事しか出来ません。
[ヨーランダが運ばれてくる前。ゲイルの言葉にそう同意した。飲みに行く、という宣言には少し笑って]
[暫く後。
ふいに隣室から聞こえてきた羽ばたく音と鳴き声に]
……鳥。……
……エンライ師団長が?
[やや間があって、鷹を飼うその姿を頭に思い浮かべ、呟く。アンジェラを呼び、餌をやるゲイルの姿を離れて見ていた。そのうちにヨーランダが起床すれば、やはり困惑げな表情で其方を見やり]
殿下の命とあらば、億する訳にもいかないでしょう。
…お手柔らかにお願い出来ますか。
[投げられた剣に、僅かに翠が見開いたのも、一寸。
手にしていた書籍をぱたりと閉じてテーブルへを置くと、其れを拾い上げる。
向けられた切先に、僅かに苦笑を滲ませながらその柄を握る。
…かくいう声は平然としているが、内心結構な動揺をしていた。
如何せん、事実士官学校ぶりだ。
有事の際に対応出来るよう、其れなりに鍛えているとはいえ
他の師団長に比べれば格段に劣る自負がある。
諦めか覚悟か、深い溜息を一つ落とした。]
…しかし俺を御指名とは、物好きですね殿下。
――相手のし甲斐も無いでしょうに。
[ゆるりと、ヴェスパタイン同様に先を向ける。
刃を持ち上げた以上、何はあれ相手をする心算では、あるけれども。]
[申し訳ないというヨーランダに、ついぞ見せなかった柔らかな笑みを向ける]
お気になさらず。
救護を務める者は長く伏せってはいられません。
専用の特効薬位は用意しているので、もう平気です。
お陰で部下たちにいいようにこき使われる毎日ですよ、まったく。
[肩をすくめて見せ。]
……貴方も、襲われたのですか。
[状況を知らないので、問うように首を傾げた]
|
そうですね。ショックでぽっくりいってしまわないと良いのですが。
[言葉が漏らされたのを聞いたのは、いつだったのだろう。 そうですか、と。大事にしている方だったのですねと、静かに告げて。その際は暫し、黙って傍に居たのかもしれない。 何か言葉をかけられるほど、語彙は豊富では無く。 婚姻は、力を継がせるだけの意味しか持たない家で育てば、 彼を見た眼には多少の羨望も含まれた。]
…………。
[問いには、暫し押し黙る。 言葉にするのは、難しく。]
(119) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
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切っ掛け、という言葉を聞けば。 首を振る。 初めから、決まっていた。 師団のために。国のために。来るべき争いのために。 それが、キリシマの使用用途。
(120) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
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どちらを帝に迎えようと、なにも変わらぬことは判っていた。 『兵器』がなくなることはない。 たとえ争いが治まろうと、 平和的思想のもと、だとか、 自国の防衛のため、だとか、 尤もらしい理由を以って、開発は続けられるだろう。 そうして、その存在が既に自らの手の中から、 ひとの手の支配の中から、離れていたのだと 気がつけるのは、取り返しがつかなくなってから、だ。
(121) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
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第14師団はランドルフ第一皇子を推している。
迷いがないとは言わないが、俺も含めてこれは総意だ。
[吐息交じりの低い問いに率直に返して]
(122) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
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機械はいつも泣いていた。 兵器はいつも叫んでいた。 『道具』として使われる『彼ら』の立てる音が いつしか、慟哭に聴こえていた。 いつしか、絶叫に聴こえていた。 それでもなお、『道具』として『彼ら』を扱うことが、 自らの『道具』としての『使用用途』。 音に敏感、だというイアンを 殊に気遣ったのは、そんな理由。
(123) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
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[きっぱりとした否定は、ベネットの否定でも肯定でもなかった返事とはやはり対照的。
『 ――……僕、ですよ。』
朦朧とした意識の中、聞いた言葉が夢と現どちらであったか、自分の中で定かではないが――。]
シェルベリ師団長が襲撃者であった時点で。
貴方が疑われた理由はもうないです。
ブランフェルシー師団長も貴方は違う、と、言った通りですね。
……普通の"人"は、違うのならばはっきり否定しますよね?
[普通とは言えない自分でもそうすると、思うから。]
|
彼にどう伝えればよいのか。 困ったように笑むと、首を傾ける。 がしん、と、重い音と共に 左の肘から下を、外し。 完全に露出した銃口を、イアンへと向ける。 その音は、彼の耳にどう聴こえたか。
(124) 2011/03/29(Tue) 00時半頃
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― ヨーランダの部屋 ―
[宮廷の中、さして迷わずにたどり着けたのは偶然。 鍵の掛かっていない部屋に主の姿はなかった]
ハッセ殿、おられるか?
[女性の部屋に入るのも憚られ、声をかける。 しかし返る声も気配もない]
…………。
[ただただ漠然とした、いやな予感。
踵を返し、イアンの部屋へと向かう。 監視と護衛、名乗り出たその人に問えばわかることだ、と]
(125) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
……扱えなくは、ありません。
殿下の相手を出来るような技量ではありませんが。
[ヴェスパタインへと答える。
ずっと前線に居たのだ。
剣――鉄は確かに武器として扱える。
ただし、鈍器や投擲武器としてであり、本来の用途に使った記憶はあまり無い。]
――……?
[バーナー師団長から視線を向けられれば、その困惑したような様子に疑問を浮かべる。あの後ガーランド師団長の言によりすぐ偽装とされた自分の姿のことについて、直ぐには思い至らない。
彼の体調を問おうとして、襲撃された際の報告のことを思い出してようやく合点がいった。]
……ええと。どう説明するべき、なんでしょうか。
[バーナー、ガーランド両師団長を見やり、こちらも少々困惑した。]
イアンは、キリシマの一挙手一動を見つめる
2011/03/29(Tue) 01時頃
|
そうですか。
[迷いという単語を見せるテッドへ穏やかに頷いて]
…では、バーンフィールド殿の元へ、参りましょうか。
(126) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
|
ところで…、 ジャーヴィス師団長殿の容態は如何なのでしょうね。少しは精神的に落ち着いたでしょうか。
[部屋を出ながら、独り言の色でぽつぽつと声を漏らす]
出血の多かったガーランド殿はともかく、バーナー師団長は呼吸困難による意識障害であったはず。そろそろ復帰されてもよかろう頃……
医療施設の方々は、たとえこのままハッセ師団長が意識を回復されてもこちらへ戻す気はないのやもしれませんね。
[管理下を外れ証言を直接とることも出来ないと、どこかでゲイルに聞いたのだったか]
(127) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
テッドは、ミケの左右異なる色の眼を見返した。
2011/03/29(Tue) 01時頃
|
…またシェルベリ殿が事実上、容疑を認めたも同然と私は見ているのですが……即ちアークライト師団長殿にかけられた嫌疑が薄まったにも関わらず、彼が別室から会議へ復帰するという話はとんと聞きません。
……城内よりも、能力遮断の効く場所の方が安全、だからでしょうかな?
[それならば誰の意志か、思考は一つの推論を得ていたが]
…エンライ師団長殿が十分に制御を取り戻したとしても、会議の場にはこのまま戻られないかもしれません。
[つまり、15あった選帝の権利は、今もこの先も8よりは少い]
(128) 2011/03/29(Tue) 01時頃
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|
[廊下で誰かを運んでいる救護兵を見かけ後を追う。 回り込んで見ればそれはヨーランダで]
おい、ハッセ殿!ハッセ殿!!
[意識を失っているのか返事はなく。 救護兵に静かにと制されて黙った]
バーンフィールド………。
[運ばれていくヨーランダを見送りながら、低く、低く唸った。 長剣を握る手に、力が入った]
(129) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
|
[沈黙の気配に眼差しを向ける、焦れることは無い。 想いを言葉にするが得手でない、互いにそれを知っている。 ただ器用ではないだけで、噂されるような人間ではないこともまた。
一晩、不穏な動きは無かった。 だが、仮にこの時点でヨーランダが襲われたことが報告されたとしても、グレイシアへの嫌疑は晴れることはなかっただろう。シェルベリの洩らした、彼ら、という言葉は、彼のほかに、いまだ複数あることを示しており、手首に見えた痕跡は――]
……望む未来の為に、同輩に剣を向けたのかね?
[血には血を、パンにはパンを。 己は言葉と行動で、意思を伝えた。 グレイシアがそれに返すものは、何であるか。
見定める、その眼差しは、静かに。]
(130) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
[襲われたのか、という問に答えようとする前に、自分にかかった男性の声に白眼を見開く。]
……皇子殿下!?
何故、このような場に……!
[つい声を大きくしかけて、慌てて声量を下げる。]
不甲斐ない姿で、申し訳ございません。
起き上がる程度なら、このとおり可能ですが。
|
[首を振る様子に。鳶色が瞬く。 あの時、確かに、保留、と書いたのはキリシマ。]
[ただ、困ったように笑むキリシマを見る。 音に敏感、においに敏感 とはいっても]
…………保留、と書かれて、いたのは…………
[重い音がした。 肘から下、人としてはありえない形になる。 その下から覗くのは、銃口。
表情と、向けられた銃口。 その組み合わせのチグハクサ。 銃口が、向けられているのに、警戒する心が起きない。 むしろ…………何か、胸が苦しい。
だから、手袋つけぬ右手をそっと伸ばす。 その、銃口に触れようと。]
(131) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
シェルベリ師団長が襲撃者?
[ ナユタの言葉に目を瞬かせ、剣を取ってヴェスパタインと対峙するサイラスを見た。]
ふむ。
何故、ジャーヴィス師団長を襲撃したのか、その理由は興味深いですけれども。
[なるほど彼の能力を考えればサイモン襲撃も難しい話ではない。]
普通の人、というのがどのような基準であるのか図りかねますが……疚しい事がなければ否定するでしょうねえ。
[普通かどうかといえば自分も十分普通ではないのだろうと考えながら、ナユタの問いに答える。]
|
[頷き返す。>>126
事実のみの返答から背景に思考を巡らせるより、>>117 彼なら、本人に訊いた方が早い気がしていたから]
解った、行こう。
[そして、道すがらの話に少し眉を寄せた] ……確かにな。本来の半分程か。 その方が安全だって言うのは解るが……
[一つ唸る]
安全の為、か? それとも。
(132) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
[ サイモンの看護をしている見慣れない兵だと思ったら、声をかけられて初めて気がついた。思わずガタリと椅子から立ち上がる]
ランドルフ殿下!?
此処で何をなさっているのです…
[すぐに腰を下ろしなおし、困惑した表情でその姿を見つめた]
[ 一方此方の問いかけに困惑した様子のヨーランダを見て応える]
話せるところからでかまわないですよ。
何分、此方も全く情報がありませんから。
|
[半数に減った投票に、国を預ける信頼性があるか? …ならば、七日七晩の選帝会議の最後、今一度全員、あるいは少々少ない頭数――が顔を合わせることもあるかも知れない]
そうでなければ…
[口の中で言葉を転がして、噛み殺した]
[どこかでヘクターに鉢合わせれば、向かう方向ー―イアンの声がするおよその位置推定を教えるか*]
(133) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
―救護室―
[ゲイルに語り掛けられ。
新しく貰ったビーフジャーキー啄ばんでいた鷹はまた首を傾げる。
伝書用にしては人懐こい鷹。
通信機を持てぬ『ナユタ』という主の居場所を知らせる為の鷹。
その主がゲイルと親しく話していたのを見ていた。
だから、警戒なくゲイルの腕にも止まる。
丸い目でじっと見つめていた鷹はぴぃと鳴いて、また肉を啄ばみだす。]
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 01時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 01時頃
[ 一瞬だけ零れた笑みは、幼い頃の彼の無邪気なそれの面影を残していた。
彼が玩具のような木刀を振り回す度、サイモンの青痣が増えていた事を思い出して目を細めた。]
猛将などと――お恥ずかしい。
昔の話ですよ。
それこそ、殿下がまだおしめを替えて貰っている頃の。
[言いながら、静かに二人のやりとりを見つめる。]
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 01時頃
[背後にナユタの言葉を聞きながら、苦み潰しに僅かに翠を細める。
…技量だけを言うならば、己とて全く覚えが無い。
普通の兵と同等か――否、前線の兵と比べれば其れに敵うかどうか。
にも関わらず、今剣を握っている自分は何故かと自問自答すれど
答えが出る筈もないし、…殿下の指名ならば断る事も出来はしまいが。
擦れるように小さく響く高い金属音。己には遠い、聞きなれない音。
其れが、幾ら本物の刃では無いと言え――やはり慣れない。
型通りに振り降ろされる銀を、上段斜めへ相構えて受け止め。そのまま横へ往なす様刃を滑らせる。
受け止めた直後伝わる鈍い衝撃に僅か痺れた走った気がして、眉を寄せた。
…久方とは言え幾らなんでも鈍り過ぎだ。内心舌打つしかない。]
……ッ、
[斬り結びから刃を抜き、その折り返しに相手の腹部へと銀を振り抜き。
息を切らす…程ではまだないが、平然とは言い難い呼吸とは対象的に
乱れぬ心拍の儘投げられる問いに、その顔を見やった。]
望むものを敢えて挙げるのならば、…己の存在証明、とでも言いましょうか。
|
[城内がまたあわただしくなる。 聴けば、ヨーランダが襲われてたとのこと。
それは、イアンの部屋で…。]
――…
[そう、秘密裏にベネットから昨日、きいた名前。 彼はどこだろうと…。]
(134) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 01時頃
[話せるところからでいい、というのにも、困惑を見せるしかない。話せるところ、が、ない。]
……あまり、はっきりしたことは覚えてはいないのですが。
[襲撃は、まず意識を奪うことから始められ、その後視界も声も封じられた。昏倒のショックもあり、襲撃前後の記憶は少し混同していた。]
ただ、襲われたこと、襲われるだろうと思っていたことは記憶しています。
背後から、頭を――
[記憶を辿るように、ゆっくりとそれだけ、話す。
それから先の記憶は、殆ど辿れない。]
[アークライトから向けられる視線に、
ヴェスパタインと相対する男は、一度翠を其方へ向けた。
名が聞こえたから其方を見たのではなく、その文脈も理解した上で。
しかし否定も、肯定も返しはしない。
――向けられる刃に、返す余裕も無いのかもしれなかったが。
尤も、余裕があった所で少なくとも否定を返しはしなかったろうが。
元より、肯定こそしていないが認めた上で拘束に応じ此処へ来ている。
責められるも覚悟の上であったし、況してや隠蔽する心算も無かった。
隠蔽したところで、これ以上偽り続けるのも――疲弊するだけだ。]
|
感知式自動装填装置 ガチリ、硬質な音を立て構える左の肩口が開く。 銃身が完全に露出している間。 半径3m以内に標的物と成り得るものが存在する場合作動する。 さらに半径1m以内にこちらへと 向かって くるものがあれば
(135) 2011/03/29(Tue) 01時頃
|
[切り結ぶ二人をどこか楽しげに見ていると、ふいに格子のかかった窓から声が聞こえた]
おや、ランドルフ皇太子殿下。
貴方までこちらにいらしていたのですか?
ハミルトン師団長が見たら眉間の皺が戻らなくなりますよ。
こちらでは今、ヴェスパタイン皇太子殿下直々にシェルベリ師団長に稽古を付けていらっしゃいます。
[答える声は、拘束室にいるとは思えない程にのんびりと楽しげだ。]
話してない、んですか?
[何も知らない様子のチャールズに、声に意外そうな響きを乗せ。
ヴェスパタイン皇子と剣を交え始める、サイラスを眺める。]
………。
アークライト師団長。
ボクは貴方の拘束に賛成しました。
でも、貴方が"敵"なのかは分かりませんでした。
だから、"次"は話そうとした。
でも遅すぎました。
[ゲイルが襲われた。
自分が拘束された。]
見舞い、などと……ありがとう、ございます。
しかし、本来ならば皇子殿下は聖殿で禊の儀式の最中、なのでは……
[差し出されたロールケーキを断ることも出来ずに、受け取る。甘いものに一瞬怯みかけたが、見目もいいこのケーキには警戒心は湧かない。何より、第一皇子自らの見舞いの品に恐怖する必要などなかろうと嫌な記憶を払った。]
|
反射式自己防衛型自動迎撃機能 自動的に対象物へと照準を合わせ、 発砲する。
(136) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
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|
―テラスへの途上―
[ヘクターと行き会えば、彼が手にした長剣は一瞥するだけ。 己の腰にも剣はあったから]
もう知ってるかも知れないが、ハッセ師団長が襲われていた。 見付かったのはバーンフィールド師団長の部屋だったから、 これから会いに行く。
[イワノフと会っても同じ事を言うだろう。
ラミケシュの案内があれば、程なく辿り着くか]
(137) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
響く金属音に意識は向けど、それを見るには至らない。
|
不意に伸ばされた手に、 眼を見開き咄嗟に、 半歩引き、腕を振り払う。 瞬間、連続的な銃撃がテラスの手摺の一部を襲う。
(138) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
ラミケシュ殿
イアン君はどこにいるのかね?
[それで、わかるだろうか。]
(139) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
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………誰?
[何処からか聞こえてくる声。
方向感覚が狂っているのでどちらから聞こえるのかも分からないが、聞き覚えがある気がすると、緩く首を傾ける。]
ランドルフ殿下がそこに?
……お二人とも、聖殿に居る筈だったのでは。
二人して抜け出したんですか。
[チャールズが声を返すのにやっと声の主が分かり。
さっぱり理解できないという顔をする。]
|
―廊下―
[歩きながら、届いた声>>139に]
『反響と方向からすれば、テラスか―――』 ……っ!
[答える声が止まる。 ―銃声。 耳の敏い者でなくても聞こえるのだろうか、そこまでは思考を回さずに駆け出した。
―ブーツが立てる硬い靴音。 ―裸足の己は微かで、ただ蹴り出す爪が床を掻く高い音が少し]
(140) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
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[まずはイアンの部屋へと向かうが途中でラミケシュとテオドールを見る]
ユ=シハ殿!バーンフィールドを知らないか!
[問いかければテオドールの簡潔な説明が返る。 ヨーランダを見つけたときの状況もは聞けただろうか。 聞けたなら苛立ちを露にして、舌打ちを一つ]
丁度己もアイツの顔を見たかったところだ。 …行こう。
[剣を握る手に向けられた視線は意に介さない。 人を傷つけることを厭いながらも握り締めてしまう矛盾はわかっていたが―。
テラスに着くまでの間、険しい表情はほどかれることはなく。 それはイワノフが合流したとて、変わらない]
(141) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
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|
[押し黙ったままで居れば、かけられる言葉。 顔を上げ、向けられた紫眼を捉える。]
……困りましたね。
[同輩に剣を向けたのか、と。 問われれば、首を傾いで答えた。それは、肯定の意。] 未来の為に、と言うよりは。 未来を手に入れられるのか…試したかったのです。 一石を、投じたかった。机上の論で、結論を出すのではなく。 模擬戦は、肌で実戦のシュミレーションを行えるからこそ、価値があると。 力で開く未来を選べるだけの、力が己にあるのかと。 力を以て開こうとするものに、師団は対抗し得るのかと。 ……「ベネット」は。ヴェスパタイン皇子を推します。
[苗字も師団の、名前も出さずにそう告げて。 かたりと椅子引き、席を立った。]
(142) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
そして、これが終わったら。 ……子を成そうかと思います。力は、必要なのでしょう。 ずっと避けていたのですけどね。 [それは、自身が罪を問われ、追われた時の事も視野に入れての事。]
そう言えば、始まる前の約束。覚えてますか? ひとつ、手合せをしてみませんか。
僕は。戦うのは、結構好きなのですよ。 [腰の剣。手を添えて、伺うように視線を向けた。]
(143) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
[肩口が動くのは見えていた。 何故そうなるかは、機械に疎いから わからなかったけれど…… けれど、銃口に触れようとした瞬間 手が振り払われた]
………………っ
[耳鳴りが、酷い。頬が微か熱いのは 避けそこなったのが掠めたからか …………ただ、彼の言動がそれは、自動的なもの そして、キリシマ本人の意思ではない、と]
…………不用意に、近づき申し訳、ない……っ
[近づきたいと思ったけれど、 近づけば望まぬ結果を引き起こす。 それが、彼に組み込まれた機械…………]
…………それでも、貴方は……第二皇子を……
(144) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
あと、ベネット、ディーンはその後どこだろうか?
[それも、心配になり……。]
(145) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
[ランドルフの存在に驚くゲイルとヨーランダを見て、密かに頷く。やはり皆そういう反応をするだろう、と。ヨーランダに対して問い掛けたい気持ちは山々だったが、ひとまず彼女の説明を聞く事にした]
……?
[隣室からの金属音には、男も鉄格子の方を見やって。ランドルフの声に返される言葉を聞けば、その声と内容に]
アークライト師団長。……お元気そうで何よりです。
それに、エンライ師団長も。
ヴェスパタイン殿下が其方に来ていらっしゃるのですね。
[はっきりと届くように言ってから]
……お二人とも。
[二人して、というエンライに続けるように呟いた]
テッドは、乾いた破裂音に表情を変え、走り出した。
2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
今は来るな!!危険だ!!
[駆ける音が耳はいる。今の銃音が引き寄せたか けれど、今はいけない キリシマの銃口が作動する範囲がわからない。
イアンは槍でテラス入り口の床を 開口部に沿って引っ掻いて
間をおき、右手、槍、引っかき傷とつたって 火が燃え上がる]
(146) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
[にはディーンではないが思わず眉間にしわが寄った。
此処は第7師団の管理区域。皇子に何かあったらただでは済まない。
ちょっとディーンの気持ちがわかるようになったので、今度からは大人しく言うことを聞こうと思った]
見舞いなど…
禊ぎはどうなさったのです。
[しかし、本来は真面目な人柄だと聞き及んでいる。
恐らくこの事態を知ってのことなのだろう。思うところも多いだろうが、それを見せない様子に息をつく]
………大らかなお方だ。
程程でお戻り下さいね。
お怪我をされては私の命でも足りません。
[それだけ言って、気にしないことにした。
鳴くアンジェラには、そっと指で撫でてみた。金属音が響く向うに返すのも憚られ、そのまま肉を与え続けている。]
|
[そう、ベネットが、
彼を襲うかもしれないと思った。 だが、彼の考えをまだ聞いてはいない。]
――…テオドール イアンは危険だ。頼む。
自分は、ベネットを探す。
[そして、二番館へ。]
(147) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
[意外そうなナユタの声に僅かに眉を寄せる。
浮かぶのは不快の意では無く、居心地の悪そうな、そんな色。
――伏せようとした、心算では、無い。…のだが。
チャールズが、個室にいるのを知って以降
そこに踏み入れる事は、流石に躊躇われた。
個室にいる所を邪魔するには気が引けた、というのも確かにあるが。
…何せ、己は平然と彼の拘束に乗じていたぐらいだ。
幾ら彼が穏やかな気質と言え、敢えて言いに行く程の勇気も、正直無かった。]
――…、
[窓より向こうから聞こえた声は、己にも聞こえれど
其れに返事をする余裕は、流石に無い。
チャールズの言葉を返答代わりに、任せることにした。
救護室には、金属のぶつかる音が届くことで肯定にもなるだろうと。
…師団長が、皇子に稽古をつけられるというのも
聊か、おかしい気がするが 現状を見ても、否定余地が全くない。]
|
― 2番館 ―
[そして、その移動は風のように速い。 見えぬようだといわれるほどの能力を使えば、 それはそれなりに体力を消耗するけれども。]
――……待ちたまえ。
[そして、現れるだろう、ディーンとベネットの前へと。]
(148) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
[説明を聞けば、天井を仰ぎ]
そうですか…
外は。
どうなっているのでしょうね。
[救護室の方には能力制御装置は稼働していない。
ヨーランダの千里眼なら何か見えるかもしれなかったが、まだ 本調子ではない彼女にそれを頼むことはしなかった。]
[ 頷くズリエルに頷き返した]
……もしかして、昨日からおられるのか…
[思わずもう一度眉間を押さえてしまった]
|
―テラス前―
[頼まれれば返すのは首肯だけ。>>147
踏み込む直前で、叫ぶ声が聞こえた>>146]
な、ッ!?
[火の手が上がる。 どっちが危険だと言いたいのは呑んだ]
何があった、バーンフィールド師団長!
(149) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
少し、話は聴いた。 ベネット、君の考え、今聴いたが…。
似ているな。自分と。
[そう通信機を持っていながら。 使うことなく、
ゆえに対話はなかった。]
模擬戦か。
(150) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
ああ、すいません。
こちらに来てから個室に篭もりっぱなしでしたので。
後ほど伺うことにしましょう。
[ 意外そうな表情のナユタに肩を竦めてみせ。続く言葉に頷き、背を軽く叩いた。]
確かに、遅かったかもしれません。
だから貴方はここにいるのでしょう。
戦場では一瞬の判断が命取りになる場合もありますが…生きている限り機会はあるものですから。
更に"次"に生かす事ができれば、いいんじゃないでしょうか。
|
ブランフェルシー師団長か!? すまない、私がキリシマ師団長の銃を 不用意に発砲させてしまった。 彼の銃器の自動稼動範囲がわからない。 なので近づかないで欲しい。 話があるなら私がそちらへ行く。
[炎の壁で足止めできたことに安堵する。 キリシマは大丈夫だろうか? 心配げに振り返りながらも]
(151) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
とりあえず、城が大変なことになっている。 ヨーランダがイアンに襲われたという話は聴いたかね?
[ディーンとベネットが剣にそれぞれ手をかけているのを見て…。]
特に、2番。 君はこんなところでチャンバラ遊びをしている場合か?
[その時、副官がまたその報告に来ただろう。]
(152) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
|
― テラス前 ―
……っ!
[燃えあがる炎に立ち止まらざるをえなかった。 何があったと問いかけるテオドールの後で、ぎりと唇を噛み締め いつでも剣を抜ける姿勢をとった]
(153) 2011/03/29(Tue) 01時半頃
|
[相対するヴェスパタイン皇子が、チャールズの言葉に笑む其れを翠の端に捉えた。
外野との会話が交わせる余裕がそも実力の差をありありと物語っている。
溜息の一つも吐きたいが、此方は其れをする余裕すらない。
がき、と難なく受け止められる刃から伝わる衝撃。
勿論それが皇子に届くとは欠片として思いはしないが、其れなりに勢いを乗せて繰り出した一閃。
其れを力任せに跳ね上げられれば、此方の体勢は呆気なく崩れた。
雪崩れるように数歩、後ろへと下がった足は間合いを取るようにしながらも
あくまで切先は相手へと向けられたまま。士官学校で身に付けた模範的なそれとは、直ぐに知れるだろうが。]
――如何しましょうね、余りに難しいので。
“サイラス”が、軍属(シェルベリ)の家に忠実な嫡子である ならば、
“俺”は其れから外れようと、 幾らか考えていたのは、事実ですが。
[あくまでそれが理由の一部だと、そう裏に含める言葉は
欠乏する酸素を摂取する為に、言葉は細かく千切れていく。
…本気など出されたら、1分も経たぬ内にこの斬り結びも終わるだろう。]
……皇子殿下。
[椅子に乗り隣室を覗くその姿に、頭痛を覚えつつ。
外はどうなっているのか、とガーランド師団長が言えば、彼女の気遣いの真逆、求められたのだろうと視界を開いた。
会議室あたりから人の気配を探し、先に辿り着いたは第二師団の側。疑い続けていたグレイシア師団長の姿を見れば、目を伏せる。]
――第二師団館付近に、三名。
ハミルトン、グレイシア、マイコフ師団長、ですね。
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イアンから離れ、腕はさらに遠ざけ、 眉を歪め、首を振る。 手を伸ばされるとは思わなかったから。 銃口を向けたのは、自身の不注意。 それに。
(154) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
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[発砲。やはりかと眉を寄せる。>>151 だが、キリシマが何故、と言う疑問は残る]
……自動? 本人の意思に反してか。 話より、二人とも無事なのか!?
この火も放置は出来ないぞ、双方収めろ!
(155) 2011/03/29(Tue) 02時頃
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バーナー師団長。
体の調子はどうですか?
そちらには、メル……――。
[聞こえてきたズリエルの声に、少しばかり聞き辛そうにゲイルの事も聞こうとしたが、鉄格子の向こうにランドルフ皇子の顔が見えて、一瞬黙り込む。]
………。
申し訳ありません、殿下。
ボ…私は、力を暴走させ、帝国に対し害を与えてしまいました。
後でどのようにでも処分を。
[鉄格子越しの第一皇子に、表情変えぬまま淡々と自分の失態を告げる。]
|
直した、筈だった。 中庭でも邀撃機能が働きかけた。 常ならば、自身の意志で制御出来る程度の、彼の動きに対して。 過剰に。 過去に。 こんなものは要らないと、何度も自ら破壊した、腕。 血も流さず痛みも産まず、何度も元通りに直された、腕。 とっくに、取り返しはつかぬのだと 知ったのはその時。
(156) 2011/03/29(Tue) 02時頃
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[注目が鉄格子の向こうへと向くと、再びアンジェラを眺めた。
アンジェラはズリエルを見てなつこく首を傾げただろうか]
動物は、人の本質が分かるというが本当みたいだな。
[そんな様子に、軽く目を伏せ笑みを浮かべる。]
さて、まあ貴方の主とは大分派手に意見の相違をみている訳なんだけどね。
どうしたものかね。
[鷹に言っても仕方ないことを真顔で問いかけて見た。]
ご存知なかったんですか?
私ももう爺と言っても差し支えない歳なんですよ。
[ ヴェスパタインの呟きに耳聡く反応して呟く。切り結ぶサイラスの胸中を推し量ることはできなかったが。]
バーナー師団長もそちらに?
[格子の向こうから、ズリエルの声が聞こえると訝しげに尋ねた。
個室に入ってしまうと外の騒ぎが聞こえにくい。襲撃が起こったこと、隣が救護室であること、ゲイルやヨーランダもそこにいること等々の説明を受けると僅かに眉を寄せ]
バーナー師団長はともかく、女性を襲撃するとは騎士道精神に反しますねえ。
[冗談とも本気ともつかない口調で呟いた。]
[鉄格子越しに聞こえる声に、ぴくりと反応するも
其方へ視線を向ける事は無い。
ツッコミどころが聊か違います、皇子。
この場合、「狭さ」が問題なのではないと思います皇子。
…とは残念ながら言えない。
つーか喋っていられない。]
|
第二皇子を、という、言葉に、 ゆっくりと、 しかし、確りと、頷く。 そのまま、感情の滲まぬ黒の眸を、上がる炎へと向けた。
(157) 2011/03/29(Tue) 02時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 02時頃
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>>151 そうもいかぬよ。
[入り口を塞ぐように燃え盛る炎の赤。 舌打ちの代わりに浮かんでしまうのは、笑み。
引き上がった口許を開き、テッドとヘクターへ]
耳を塞げ。
[テラスの方へ向けても余波は大きい。 攻撃行動ではなく、鎮圧行動に出ようと。
人の耳が認識できるより高音域の音波を、炎とその向こうへ叩き付ける。
―張られた硝子が鳴る。 ―音の衝撃に炎が揺らぎ、勢いをなくした]
(158) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
|
[困ると告げられた言葉に困惑はない。 ただ一度、続く言葉にその眼差しは狭められた]
なるほど。 つまり君は、剣奮うことのないままでは、各師団もそして己自身さえも、信用することは出来なかったということか。 ……軍人らしいと言うべきか。
[声音は、けれど少しばかり厳しさをまして]
そしてそれが、その模擬戦とやらの結論かね。 ―――己自身は、信ずるに足りたのか。
[そうは見えぬ、とばかりに、席を立つ姿を見やる。 添えられた言葉に、一度口を噤んだ。その果てに何があるか、 よくよく彼とは似た者同士、らしい]
(159) 2011/03/29(Tue) 02時頃
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テッドは、ミケの笑み>>158に、反射的に従った。
2011/03/29(Tue) 02時頃
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……そうか。
[小さく返したのち、向けられた視線、問う言葉]
先も言ったが、前線を離れて久しい。 あまり期待してくれると困るな。
[簡素な私室は剣を合わせるには少々狭いが、 約束は護られるべきかと、ゆるり、腰浮かせながら軍刀に手を添えて――
>>148 現れた姿に、意識が一度そちらへ向かう]
(160) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
|
ああ、私の不注意だ。 双方無事。火は油を流していない 故に時期に消える。
[テラス外の声にそう言い返す。 そう、身体的には双方無事だが
キリシマの様子が気がかりだ 首を横に振るさま、表情に
ただ、深く頷かれれば………… それ以上は問わない。 覚悟なのか、諦めなのか、 何か、は、わからない、けれど
耳が拾った言葉その声の主 反射的に片耳だけ耳を覆った]
(161) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
[ 鉄格子の隙間から手を振るラルフに微笑み]
私が拘束されたのが意外、ですか?
かつての猛将は健在で、実は大戦の再来を願っているのかもしれませんよ。
[とぼけた口調で返した。]
|
…耳を?
[何故だ。
ラミケシュに向けようとした言葉は出なかった。 耳の奥が激しく振動して、慌てて耳を押さえぬわけには行かなくなったのだ。
ガチャン。
握り締めていた長剣が廊下の床に倒れた]
(162) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 02時頃
イアンは、槍を優先した為、片耳は露出し頭がくらくらする。
2011/03/29(Tue) 02時頃
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イアンからは遠ざけたまま、腕を元に。 がちり、重い音が、鳴った。 勝手に外れるかもしれないが、 自身の手で押さえていれば問題はない。 ゆえに。 耳は覆うことが出来ず、 鳴く硝子に、顔を顰める。
(163) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
|
>>152 [意識は向かえど、眼差しはグレイシアより外さぬまま かけられた言葉に眉根を寄せる]
大変なこと、とは要領をえませんな。 しかし後者は捨て置きがたい。
グレイシア、 ――悪いが手合わせは、またの機会に。 [投げる言葉は、届いたか。]
(164) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
すいません。
私、こう見えてもフェミニストなもので。
ガーランド師団長、ハッセ師団長もごきげんよう。
傷の具合は如何ですか。
[ ツッコミをさらりと流し、格子の向こうへも声をかけた**]
……ええ。
目を覚ました少し後に、初めてお会いして……
[ゲイルにはこっそりと声を潜めて肯定し]
私は大丈夫です。
メル……ああ。
ガーランド師団長なら、此方にいますよ。
[エンライの問いに返答し、付け足して]
そうですね。
私に限って、一番負傷もないようで……
[半ば冗談のようなチャールズの言葉には、ごく真面目な声色と表情とで返した。再び矛盾を意識させられつつ。ヨーランダが能力を使う様に気が付けば、其方に視線を向けただろう]
ディーンは、剣触れ合うのなら、無論、血には血を 返すこととなるかもしれぬが。
2011/03/29(Tue) 02時頃
[軽く肩を叩かれる。
ワットやイワノフにそうされたのと同じ暖かさを感じるが―――。]
生きていれば次が、ですか…――。
段々、わからなくなりました。生き方が。
ボクは自分が"兵器"だと思った。
でも、皆違うという。
きっと、違うんでしょうけど。
ボクはまだ止められない。
[頭の横、不安定に浮遊する制御装置に触れる。]
……キリシマ師団長?
[小さく呟く。頭の制御装置が揺れる。]
|
失礼。
[やがて、燃料を持たない炎が掻き消えると間口を跨いだ。 キリシマの腕に銃口がないことを見、]
御身ご無事か?
[機械体に音波の振動は、生身よりも影響大きいだろうか]
――発砲とは穏やかでない。 師団長を害する行為は反逆罪に準じて対処されると、私は先日述べた通りだが。
[害意がなかったならと首を傾げ、言葉と共にまたイアンを見る]
(165) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
|
[耳鳴りが酷い片耳、耳鳴りの隙間に重い音が届く。 キリシマの銃口がしまわれるのを振り向き視認する ……まだ、頭がくらくらする余韻に苛まされるが それでも、キリシマが気になって フラフラしながらも近づく。 音に顔を歪めるキリシマを心配そうにみやって]
…………大丈夫ですか?
(166) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
ミケは、二人の表情を見比べて息を吐いた。
2011/03/29(Tue) 02時頃
[隣室から声がかかれば、そちらに意識を向ける。]
傷、というようなものは、あまりないようで。
多少痛みは残っていますが、すぐ治まるかと。
[頭と、脚と。酷いわけではないが、鈍い痛みは纏わりつく。]
|
城が燃えている。 そんなところを帝国民が見れば何事かと思うだろう。
とりあえず、二人とも来たまえ。
[そして、ベネットディーンに歩み寄ると、その手を強引に掴む。]
少し、酔うかもしれんが、まぁ、鍛えていればたいしたことはない。
[よく飯を食うのは、非常時に動けるようにするため。 そして、長として、率いた者を手助けするのも、能力であった。]
移動する。
[あとは有無言わさず、高速の移動を開始する。 それは、画面をコマ送りしたかのような速さ。
きっと、本のページをぱらぱら捲るように…。]
(167) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
[ナユタの聞きずらそうな、自分を案じる声も聞こえたが、すぐに声を返すことはせず、アンジェラと顔を見合わせた]
………、
磁界を封じられて自分の方が困ってるだろうに。
何と言ったものかな。
[やっぱり鷹に聞いても仕方ないことを呟くのだった。
きっとアンジェラも困ったに違いない**]
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 02時頃
|
――……ええ、そうですね。 それ程までに、登ろうとする山はどちらも高く困難だと。 最初から、信じていたのは。 僕が前線に出ていても、帝都を固く守る者がいる、と言う事だけでした。
[厳しさを孕む言葉>>159に、静かに返す。いつか、交わした会話のような内容。 問いに答えようした時、と急に現れた気配。瞬きを一つ。 >>150考えが似ている、と言うのには、ディーンに向けていた視線を一度外した。]
[力を、行使する。 知っていたのはその意思のみで、考えを聞いた事はついぞ無かったので。 模擬戦か、と、繰り返されるのには、一つ頷いた。]
(168) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
|
[ゆっくり耳から手を外す。 余波はあったらしく顔を少し歪めていた。
音を叩き付けられて弱まった炎が、 やがて消えるのを見計らってテラスに出る]
二人とも怪我は? ……一体、何があってこうなったんだ。
(169) 2011/03/29(Tue) 02時頃
|
|
バーンフィールド師団長、が。
[続いた名前。ヨーランダを襲撃した、と。 その事実を聞けば、気に留めるように僅かに視線が揺らいだ。]
ええ、また。 ――……マイコフ師団長、貴方の速さで、連れて行って貰う事は……。
[>>164ディーンに答え、マイコフに向き直る。 問いかける前に手首を掴まれ>>167。ゲイルにつけられ、癒された。それでもまだ赤く跡の残る手首に、痛みが走った。]
(170) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[ユ=シハ、炎壁があったところを跨ぎ テラスにはいる。 音が生身より機械に響くことをイアンは知らないので 身体まで気にするのには微か首をかしげて。]
発砲は………自動操縦なのを知らず 迂闊に近づいた私の不注意です。 キリシマ師団長に落ち度はありませ。
[ユ=シハの言葉には 耳鳴り残るながらも、 そう口にする]
(171) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[もしかすると、ディーンは従卒時代にも感じたものと一緒だったかもしれない。
そして、もしかしたら、知れるか。 一度捕まえてしまえば……。 速さはそのものも同じになることを。 艇長が身に着けているものは同じ速さで進む。]
(172) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
違います。
[第一皇子に襲撃者かと問われればはっきりと否定する。]
ボ……私の力は磁界―― 一種の帯電体質です。
制御装置の助けなしでは一切の制御が不可能。
その力を暴走させ、師団長を傷つけ。
多くの機器も破壊しました。
これは帝国に害する行為です。
[詳細を語る口調に躊躇いは無い。
事実を皇子へと報告する。]
イアンは、ブランフェルシーにこくこく頷く
2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
―小テラス―
そうか。迂闊に、な。
[キリシマの表情を伺い、イアンの格好を見遣る]
バーンフィールド殿。 これらは貴殿の物であろう。
[忘れ物を届けるような軽さで、手の中の裂けた軍服をイアンの方へ放った。ヨーランダを戒めていた布。 二人の様子には頓着しないかのような声を発した]
英雄レグザイオンの血は、剣と共に在り。 大陸の覇道を往く王を見極められぬ者には粛清を。
…あれはバーンフィールド師団長殿の意思でもあったか? 理由があるならば聞いておきたいな。
(173) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
イアンは、そして、落ち着き始めれば、ユ=シハの声の隙間、何か倒れる音はなんだろと思案
2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
物心ついた頃には、既に本物の手足のように難なく動かせていた身体が、酷く、重い。 それでも、 返事よりも先に そっちこそ大丈夫なのかと。 ふらつきながらも近づくイアンを案じる視線を送り。 それから、 ラミケシュから同じように確認の言葉が投げられたなら、 そちらへ眼を向け、頷いて。 片膝をついた。
(174) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
テッドは、イアンの頬>>144を見て、自分の頬を突っついて見せた。「そこだけなら良いが。」
2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
[イアンは迷いの中にあるように見えていた。 確信的な脅迫状のそれとはあまりに異なる。
襲撃者達に組織と思想統一がないなら……]
貴殿は何を願う。
言霊にする準備はできていようか。
(175) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
……ああ……ええ。間違いありません。 これは、私の軍服から作ったものです。
[放られた布は、己の軍服の一部 裂け目或る裾と合わせれば一致するのを知っている。]
……残念なながら、その手紙は 私のあずかり知らぬところ。
…………私はただ、知りたかった、だけ。
(176) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
イワノフは、ディーンとベネットを連れて、テラスへ現れるだろう。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
ミケは、イアンの言葉に琥珀を眇めた。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
自動操縦と言ってもキリシマ師団長の武装が、 そう勝手に動いているような所は見てな――
[議場で手から刃物を出した事はあったが。 思えばあれは本人の意思だったのか、どうか]
不安定になっているのか……?
[ナユタを思い起こさせる。"話せる"と言っていた。 相互の影響があったのかも知れない。
ミケの問いに、一部が裂かれたイアンの服装を見る。>>173 自分も知りたかった真意だ、様子を伺った]
(177) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[耳から手を離し、落とした剣を拾う]
……。
[イアンの声を聞けば、苛立ちが怒りに変わる。 なぜ、あんなことをした、とはラミケシュと同じ問いになるので言わないが。 キリシマとイアンの二人をじろりと睨むようにしながら テオドール、ラミケシュの後からテラスへ]
(178) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[キリシマの視線に、大丈夫、という風に頷く。 ブランフェルシーの言動に、 改めて、頬に指やり、血を拭い、此方にも頷いた
そうしてから、姿勢をただしユ=シハに向き直る]
…………私は…… まだ、理想を信じる術を知らず。 知ろうと、色々見てきましたが……
現状、であれば、第二皇子ヴェスパタインを
(179) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
へクターは、キリシマが膝をついたのに眉を寄せた。無理をしたのだろうかと。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
キリシマは、ミケの言葉に、
2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
[…………理想を信じることが出来ない]
(180) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
キリシマは、イアンを見遣る。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
[イアンにとって一番大事なのは第15師団。 先帝でもこの国でも、ない。 家も本来の家族も知らない。 ……バーンフィールドという名は、 単に兵役上ファミリーネームが必要といわれ 己が広げる、それを、書き留めた、だけ。
そんな彼は、マック=ドナルドの元 15師団で育ち、人にしてもらった ……ようなものだと思っているから。]
(181) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[彼らの安寧を、どう、得ればいいのだろう? 戦うに生きるを見る彼らに。]
[愚かではない二皇子。 前線を良く知ったヴェスパタイン皇子が大戦を推すのは 前線をヴェスパタイン皇子ほど知らぬランドルフ皇子が 理想を推すのは…………]
[それに、理想は、本当に理想、なのだろうか?]
(182) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
……そうですか。
無事、なんですね。
ありがとうございます。
[ゲイルも居るとのズリエルの返事に、少しだけ安堵する。]
[一方、ゲイルに問われた鷹はきょとんとしていた。
首を傾げて考えて、主の場所が"分からない"のだと思う。
場所を知らせようと止まっていた腕から飛び立ち、鉄格子から拘束室へと戻ろうとするが、生憎そこには道を塞ぐ姿が。
今度こそ困ったように、ちょうど第一皇子の顔の隣に止まった。]
|
[>>0:@8未だ、威厳は或る。 故にぐずついた20年はあっても 我国が和平を口にすれば小国は靡く、だろう。 けれど、南国は、どう、だろう?] [威厳が或る、とはいっても 実態は>>0:@5未だ小競り合いは耐えない。 >>0:9長く続く小競り合いで荒廃し、 スラム化した国境付近 >>0:6年単位の紛争地域ローラシア丘陵至っては 満足に物資補給もままならない。程に。]
[国力だけ、ではない。己が気にするのは差別。]
[顕著なのは>>0:77獣人に見られる差別。 ……差別を表に出すことに忌諱がないとも言える。 能力重視の直属師団でさえも 帝都配備、後衛部隊の師団長がつける国章で 赤を見かけることはない。 そして、例えば己が指揮する第15師団の面々、 その配置される場所……それが何を、意味するのか?]
(183) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[>>168 応じられた言葉に、口唇を引き結ぶ。 想いを語りあうことがあれば、あるいは――彼が踏み外す前に、気づけたのではないか、と。それはシェルベリに対しても感じたもの、己はいつも遅すぎる。 一度向けた問いの答えは返ることなく。]
……城が。
[>>167 浮かぶのはやはりイアンの能力のことであったが、 真新しい手袋の手を掴まれる]
……生憎空挺ではありませんので。 3半規管を鍛える訓練は、しておりません。
[観念したように目を閉ざす。視界を閉ざせば、いくらかはましであろう。感じた風は少しばかり、きなくさい。目蓋を開けば――そこは城内のテラスであったか]
(184) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[男が思うこの選帝の儀。 それに願うことは、混乱だった。
いや、違う。
それは、ローレンスであれ、レドフォードであれ、 いずれにしても、それほどのことなのだという自覚。 混乱を収める力、そしてなお、それでも変わらぬ信念があるのであれば、
そう、決して、くじけない強固な頭が必要だと思っている。]
(185) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
[故に、差別を考えれば、全体が本当の平和にならなければ 皺寄せきて、社会的立場の弱い者がわりを、食う。] [それらを抱えて、血道の果て 平和的和平 ……理想の示す安寧は得られるだろうか?]
[なれば、同じ血道ならば 大戦で平らげ、国境をなくすことは出来ない、だろうか? 少なくても大戦は、成れば物理的に国境が、消える。 国境がなくなれば、国境戦は、なくなる。]
[……大戦よりも、和平は難しいのでは、ないだろうか?] [その難しさを、乗り越えることが出来る、のだろうか? それが、とても知りたかった。 だかれ、同じように、知りたい故に 模擬戦を仕組んだ”彼”の言葉に頷いた。]
(186) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
― 城内・テラス ―
[燃え盛る炎、それを沈下できる者を連れてくる判断もあったが、ベネットはどうだろうか。 ともかく、起こっている事態を掌握するために周りを観察する。]
トリ人間…
[キリシマはどんな風だっただろう。]
(187) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
|
……――。
[すごい速さでやってきたイワノフ達に、険しいままの顔を向け、 何も言わずにイアンへ視線を戻す。
何を思ってこんなばかばかしいことをしたのか、 口を開いて話すのならば聞くだけは聞こう、と。
ただ、それがどんな理由であれ、やはり男は理解は示さないのだろう。
男の考えは至極簡単だ。 やっていいことと、*悪いことがあるだろう、と*]
(188) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
[ 至極真面目な声色に、思わず吹き出した。]
真面目に捉えなくてもいいんですよ、バーナー師団長。
貴方は体格も屈強ですし、まして能力は護りの力なのですから、負傷が少ないのも当然といえば当然でしょうけれども。
仏の顔も三度まで。
――恐れながら、当方の格言にこのような言葉がございますよ、ランドルフ皇太子殿下。
[ ラルフに応じる声は、笑顔とは裏腹に、ヒヤリと冷たい響きが混じっていたかもしれない。]
生き方に答えなどありません。
それを探すのが生きること、という人もいます。
自身で選択するならば、兵器……闘いに身を投じるのも、また生き方でしょう。
けれど、貴方自身は本当にそれを望んでいますか。
体質であるからと、他の可能性を考えることすら放棄してはいませんか。
[僅かに哀しげな色が瞳に滲む。
ふと、ワットの顔が頭を過ぎったが。]
貴方が自身の答えを見つけた時、別の道が切り開けるかも、しれませんねえ。
[実に曖昧な言葉を呟いて、ナユタの肩をもう一度、叩いた**]
|
[>>178 睨み付けるグレイブを静かに見る。 彼は、言葉どおり己を敵とみなすだろうか?
今、膝つくキリシマは如何様だろう?
今の決断を口にすれば 後は静かに黙る。]
(189) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
|
[暫く第二師団館を視ていた()が、能力を使われ、風の速さで移動されればそれを追うには至らない。
行き先を探すことも考えたが、脳を直接揺らされた後遺症とも言える僅かな頭痛が長時間集中を保たせてくれない。無為に消耗するのは避けようと、息をついて視界を切った。
手元のロールケーキに手を伸ばす。]
……。
[滋味ふかい味に、思わず無言になっていた。]
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時頃
いいえ。
[処罰を口にした第一皇子に、襲撃者で無いと否定したときよりも強い口調で否定する。]
制御装置の問題ではない、です。
問題なくても、僕自身が制御装置の力を借りれば出来る筈が制御を失った。
それだけではないです。
わざとであってもなくても。
どんな理由があっても。
帝国に害をなした者は罰するべきです。
[睨むように第一皇子を蒼灰が見つめる。
鷹が鉄格子の向こうから飛んで来て肩に止まった。
僅か目を細めそれを見るが、厳しい表情はそのままだった。]
|
ラミケシュの放る布。 軍服はいたるところが裂けて当たり前だ、と思っていたため、 イアンの身につけるそれへの違和はまったく覚えておらず。 彼が紡ぐ言葉に、彼を見上げ。 それをどう、受け取ってよいものか。 思考を巡らせようと。
(190) 2011/03/29(Tue) 03時頃
|
………――。
ボクは戦う事を嫌と思った事はありません。
"兵器"と思い込むことも。
軍に拾われなければ生きてすらいないでしょう。
それを、否定されなかったのは久しぶりです。
[ふ、と小さく溜息をついて。]
……でも、他の可能性は考えてはみるつもりです。
そう、望まれていますから。
[肩の鷹を手袋をした指先でそっと撫でた。**]
|
ところで。
(191) 2011/03/29(Tue) 03時頃
|
|
イワノフの連れてきた者の姿を確認したならば 左と右 双方の銃口を向け 照準が合うより先に、 自 分 の 意 志 で 、 ぶ っ 放 す 。
(192) 2011/03/29(Tue) 03時頃
|
|
>>179
ハッセ殿を害してなにを知れようか。 知るがために、理想を信じられるか見極める為に、と?
[首を振る]
その為に、見極めるべき肝心の皇子殿下がおられぬ場で――斯様な血を流す手段を選んだならば、了解出来ぬ。
試す相手が違うのではないか。
現状で、ヴェスパタイン皇子殿下を選び……その先に。大戦を得て貴殿は納得出来ようか。 結論を出す為に必要な情報が貴殿に揃っているとは思い難い、な。
(193) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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[追撃が来ないのを見て取って、は、と漸く深く息を吐いた。
模擬の終了も、休息も口にしない相手に勿論切先を下げる事はすまいが
酸素を欲する脳が、喉を早く脈打つのがひしと判る。
――と。『お前が』と、そう告げる言葉に翠が僅かに見開いて。
何を思ったか、苦く歯噛みするのは、一瞬。]
―――、…
…反抗期の餓鬼の戯言で、済まさせてはくれませんかね。殿下。
[30を越えた大人が、何をと一蹴されるかも知れないが。
くつと、自嘲に喉が鳴る。勿論それで納得する相手ではないと知れている。
僅かに翠を逸らし逡巡、…然し意を決したかの如く再度、向き直った。
口にすれば、其れこそ国家転覆を目論んだとされても致し方ないが。
処罰を受けるのは、変わらない。――今更だ。一つ、吐息を零す。]
――俺の望みは、…“軍事国家”の崩壊です。
[動機はそれこそ、餓鬼の戯言だ。しかし。
己の存在が消されたその最たる要因は――シェルベリの家督たる親が家名に傷を付けまいと、優秀な軍属を多く出す家が、その地位が揺らぐ事を恐れた故。
…ならば。]
その為には、周辺諸国との平定、和平では無く。
…大戦を招いてでも、国を一からやり直す必要があると。
[翠を背けぬまま、半ば吐き捨てるように告げる。
…この国を恨んでいる訳では無い。失いたいと、思っている訳でも無い。
ただ、軍を主格に置くこの国の在り方が、中枢為す軍の『地位』の存在が。
在らぬ所まで歪ませる、――そう思ったのだと。
そこまで口にして、翠はゆるく伏せられる。
漸く下ろされた切っ先は、しかし戦意の喪失では無く**]
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時頃
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…第二皇子を推すだけのために、 ハッセ殿をあんな目にあわせたというのか? 彼女だけではない、ジャーヴィス殿も、 バーナー殿もガーランド殿も。
何故そこまでして推す? …世界から色が消えるのが惜しいのか?
[イアンを睨み据えたまま口を開く。 彼の視界にある色は赤のみだということは、耳にしていたから。
能力を使うこともなく、戦場で散る飛沫のない世界は *望まないのか、と*]
(194) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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>>192
[トリ人間がこちらを向いた時、その銃口がベネットとディーンに向けば、すかさず、回避の加速に入る。]
大丈夫だ。
[そう、避けることに関しては、それが他者と一緒だろうと問題ない。]
(195) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時頃
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……私が、見たかったのは 和平にしろ、大戦にしろ 実際に師団を指揮する……師団長です。 以下に頭が優れても、 手指、動かなければ意味が、ない。
[ユ=シハの言葉に、ゆるく首を振る。 実行部隊の長、彼らの行動で戦局は、大きく、変わる]
……はい。和平は本当の和平でない限り 現状と指して換わらぬと思っています。 ですが、大戦は ……成せば確実に国境がなくなります。
ええ、揃いきっているとは思いません。 ……正確に、言うならば、 もともと第二皇子よ……!!
キリシマ師団長!?
(196) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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イアンは、マイコフが二人を運ぶを見れば安堵して
2011/03/29(Tue) 03時頃
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トリ人間はイカれてやがるな。 あれも、拘束対象になるんじゃないのか?
[そして、ディーンとベネットから初撃は守ると、あとは、各々解放する。
キリシマを見やれば、その背後にまた移動をして…。]
それは危ないんじゃないかね?
[語りかけるが、返事はあるわけがないだろう。]
(197) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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>>192
[―キリシマの腕が鳴る。 反射でそちらへ向けそうになった攻撃――破砕の音波を押し殺す。片手を伸ばし、 ―銃声]
止めよ!
["声"を最大に、キリシマのいた辺りへ轟音を飛ばした。 キリシマがその場に留まっていれば、振動でも彼の動きを鈍らせる効果はあろうと判断し。 その背後に移動するイワノフの動きは、視界に微か捉えた]
(198) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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曲げた両腕を、戻し、 感情、宿らぬ黒の眸で、背後へと移動するのを追い、 振動。 マスクを外す。 振り返らずに、 笑んだ。
(199) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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[彼の動きを抑えるたえ、そちらへ駆けたところで ユ=シハの言葉に また耳をやられて
グレイブの言葉に 何か言いたそうにしながらくらくらし]
和平が本当に色を消せるのか? もう少し、真剣に考えていただきたい。 国境を残し、本当に平和を得れるの、か。
[ヘクターの言葉には静かに口にする。]
…………和平を口にするものは、 和平が成った前提での 理想を口にし、大戦を成る前の段階、 血塗れ時を指して落します。
(200) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時半頃
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……これはどういう状況だ。
[焼け焦げた匂いと、惨状を見せるテラスで交わされる会話。 状況の把握と理解に努めるべく、周囲を見回す。]
―――ッ
[ 銃口が向くは、把握した。 しかし己の行動よりも、イワノフの回避は早い。
照準は確かに己とグレイシアに。 イワノフの手より身が放たれればそのまま、屋内へと退避する、 適うのであれば、グレイシアも共に。]
(201) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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|
イスカ=キリシマ!!やめないか!!
[大きな声で名を呼び駆ける。 戦場で、常軌を逸したものをとめる時 相手の名を呼び戻すように 何故、マスクが外れたのかわからないが。]
(202) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時半頃
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そのまま、肘を背後へ向け曲げる。 次、を撃ち込む前に、イアンが叫ぶ。 笑んだまま、首を傾いで。 撃つ。
(203) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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―宮廷:テラス―
――……っ。
[移動した先、向けられた銃口に息を飲む。 イワノフによって回避した先、解散となれば。 ディーンは屋上に退避をするのだろうけれど、自身はその場、去る事できず。]
(204) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時半頃
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……っ!
[むけられた、銃口に、とっさ、 地にころがりかいひする。 よけきれなかっ多左肩に被弾しちが舞うが 数回店まわったところで、 どうすれば、と苦渋の*ひょうじょうをした*]
(205) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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キリシマ師団長!? 止せ!
[銃口を向けられたディーンとベネットは退避できたか。 次に向いたのは背後――イワノフか。
止まれないのか、止まるつもりがないのか見切れない。]
(206) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時半頃
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[音の振動に眉を顰めながら。
すらり、と剣を抜く。
ぱきぱきと、空気中の水分が氷り、刀身に付着して大きさを増していく。 足りない分は、己の身の水分を、掌を通して使用して。 の それは巨大な剣のようにも、盾のようにも。
そうして剣を構えれば、そのままキリシマへ向かい走り出した。
例え、此方に銃口が向いていようと構わずに。**]
(207) 2011/03/29(Tue) 03時半頃
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トリ君は、どうしたのかねぇ。
[銃口が向いて、それが発射されようと、それが男に当たることはない。 逃げることならいくらでもできる、そこに逃げる場所があれば。]
(208) 2011/03/29(Tue) 04時頃
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イスカ殿!
[帝都の中心、テラスにも人が多過ぎる。 混戦で穏当な鎮圧行動を行える程、器用な能力ではない]
[キリシマの背後から避けるイワノフを見、ベネットが剣を抜く音を聞き。
手を伸ばし、キリシマの筐体の振動数に合わせた収束音波をその曲がる腕に目がけて放った。 共鳴振動は破砕を呼ぶ>>0:172。狙いが逸れて当たれば、キリシマ本体に甚大な損壊を与えかねないが――
微かに笑んだ。キリシマの笑み>>199を映すよう**]
(209) 2011/03/29(Tue) 04時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 04時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 04時頃
……え。
確かに、思い切りやられてしまうようでは、益々面目がありませんが…… ええと、……そうですか。
[チャールズの笑う気配と「真面目に捉えなくても」という言葉に、ようやく冗談だという事に気付き、少々気恥ずかしげに返した。
チャールズとランドルフのやり取りは微笑ましく聞き]
……と、
[ヨーランダと視線が合うと、やや逡巡するような間があって]
……私は……
誤った報告を、してしまったのでしょうね。
恐らく、認識が、記憶が、正しいものではないが故に。
[呟くように言う。男の中には相変わらずヨーランダが襲撃者である光景しか浮かばないでいたが、状況からはそうなのだろうとしか考えられなかった。目を伏せて]
……すみません。
[ヨーランダに――周囲の他の者にも向けて、謝罪を*零した*]
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何故、止められたのだろうか。 彼も謂っていた。 帝国の害になるものは、潰す。 それが、キリシマの本来の『使い方』、なのだろう。 右腕。 肘から先を、外し。落とす。 走り出すベネットへと、銃口が向く。 落ちた腕に着けられたままの、時計が、床を叩く。
(210) 2011/03/29(Tue) 04時頃
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ラミケシュの声に、僅か、動きが止まった。**
(211) 2011/03/29(Tue) 04時頃
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[引き金となったのは、確かに己とグレイシアであった。 故に、双方の姿が消えれば、キリシマは落ち着きを見せるかと思われたが、しかしグレイシアはその場に留まっていた] グレイシア……!
[退かず向かうその姿に、声を上げる。 狙いが明らかに自身にあると知りながらのその行為に、きつく眉根を寄せて*]
(212) 2011/03/29(Tue) 04時半頃
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[転がった先、キリシマの動きを見る。 常ならば重火器の類は、その火薬に引火させる。 手段をとるのだが、如何せん何処に火薬があるのか? わかったとしても、キリシマへの影響が、わからない。 故に己に出来ることは。]
[手に持つ槍を180度回転させる。 キリシマの狙いは……グレイシアかハミルトン。 グレイシアは能力と剣で応戦するらしく。 なれば、背後から槍底をキリシマの体幹に 打ち込み倒すべく、駆け寄り、突き出す。]
[ユ=シハの声が響く。 キリシマをさらにとめることは出来るだろうか?*]
(213) 2011/03/29(Tue) 06時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 07時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 08時半頃
[バーナー師団長の謝罪に、静かに否定の意を示す。]
いえ。
急のことでしたでしょうし、記憶の混濁も致し方ないことです。
事実、私も前後のことは正確に記憶していません。
[そこに、シェルベリの名を出すことはしない。それは今、本調子でない彼が知るべきではない、と思った。]
それに、私が本当に貴方を襲ったのかもしれない。
私がここにいるのが、仲間割れやカモフラージュの結果でないなど誰が決めました?
[にこり、笑う。気に病むことではないのだと、そういうつもりだが。]
ズリエルを始め救護室にいる数人といくつか会話をしていたが、
そのうち、壁に背を預けたままうとうとと眠り出す**
|
[発砲するキリシマを警戒して一歩下がり、鞘に収まったままの長剣を構える。 そして、キリシマが狙うターゲーット達を目で追おうとしながら]
平和なんて、口で言ってるほど甘くねえのは百も万も承知だ。 そんなもん戦場に立ってりゃ嫌でも肌で理解すらぁ。 傷つけて、力で抑え込んだ方がずっとずっと簡単だ。
だがな、力でねじ伏せて消した国境線なんてのは クレバスの上にううっすい板を張ったようなもんだ。 埋まらねえ溝は絶対にいつか再び現れちまうんだよ。 そのたびに力で押さえつければいいとでも言うつもりか?
国を喪った連中の想いは…テメエらにはわからねえだろうよ。
[そう、今も母国の復興を目指す者たちがいる。 帝国軍師団長という立場でなければ抑えられなかったかもしれない]
和平なんて、生半可な覚悟で口にしていいもんじゃねえ。 だがそれでも己は―ッ!
(214) 2011/03/29(Tue) 11時頃
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[イアンに声だけを向けていたが、続く発砲音に顔を顰めた]
いい加減、バカな真似はやめろ、キリシマァァ!
[他にもやめろと上がる声が聞こえる。 それでもキリシマが止まらないようであれば、その足を払おうと 長剣を低く構えた]
…はっ、こんなんじゃ和平なんて、夢のまた夢だろうがな。
[ぼそりと呟いた。 和平など、肝を決めて時間をかけて浸透させなければ辿りつけぬもの。 護るための戦とて、厳しいものになるだろう。 だが、それでも和平の道を進むというなら覚悟は出来ている。 例えこの先立場を失うことになろうとも、礎の一つとなれればそれでいい。 しかしそれは自分だけの覚悟では到底為しうるものではなく―]
今己達のやるべきことは内輪揉めじゃねえだろうが、ボケが。
[低く唸り、チッと舌打ちをしてキリシマを*見据えた*]
(215) 2011/03/29(Tue) 11時頃
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…………そうやって、理解出来ぬと、 撥ね付けるのが、貴方の思考ですか……
[グレイブの声にかえしながら キリシマに槍を繰り出す。 背後から突き倒し組み伏そうとすべく]
……御託はもう、結構。 昨日の様子(>>13)で和平への覚悟を口にされても 言葉の覚悟、信がおけません 本当に覚悟があると言うなら、態度でお見せ、ください。
[グレイブがキリシマに足払いしかけるべく、 間合いを詰めるのに 険しい鳶色を向けて。] ……………まずは、キリシマ師団長を 落ち着かせるが先決、ですが。
(216) 2011/03/29(Tue) 13時頃
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イアンは、それらを、口にすると、また槍を*振るい始めた*
2011/03/29(Tue) 13時頃
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………チッ。
[武力で国境線を無くしたとしても、それが次の争いの種になる。 それでは戦はいつになっても終わらない。 暗にそう言ったつもりだが違うように受け止められたらしい。
理解を示さぬのは実際に行った行為の是非であって、 彼等の思惑自体ではない。 しかしその思惑を知り得た上の言葉でない以上 撥ね付けていると取られても致し方はないのだろう。
だが今はそれにどうこう返している場合ではなく、 苦々しい表情で舌打ちを一つ]
目ぇ、覚ませ…―!
[苦い表情のまま一歩踏み込み、 キリシマの足首を狙って長剣を水平に*振ろうと*]
(217) 2011/03/29(Tue) 15時頃
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ラミケシュへと、視線を向ける。 その声が、呼んだのは。 キリシマでも、師団長でも、とりにんげんでもなく。 首を傾ぐ。 鳴かぬ呟きを、零す。
(218) 2011/03/29(Tue) 16時頃
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≪ どうして? ≫
(219) 2011/03/29(Tue) 16時頃
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発声、という行為を成したことのない、その唇の動きから 言葉を読み取るのは、困難だろう。 イスカは、鶍(とり)には、なれない。 間違ったことは、していない。 どうして、その名を呼ぶ?
(220) 2011/03/29(Tue) 16時半頃
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その間、他のものは完全に意識の外で。 腕か、それとも本体か、砕けたとしても。 足を払われたとしても。 背後から、組み伏されたとしても。 気がつけるのは、その後。**
(221) 2011/03/29(Tue) 16時半頃
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[自身の身体の水分を使えば、一気に酷い渇きを覚える。 それでも、しっかりとキリシマの動きを視界に捉えた。 交わされる会話>>214>>216.耳に入るも口を挟む余裕はない。
背後より動くイアンの姿>>213。 僅かに表情が和らいだ。 殆ど表情変わらぬ己、それはそれは自覚無く浮かぶ笑みに近い顔。
氷を纏った剣を薙ぐ。 固く、けれど切れ味の薄いそれでの攻撃はろ打撲に近い。 当たればぱきり、と。キリシマの身体に氷の線が取りつくように。
>>210向けられた銃口は火を噴いただろうか。 ユ・シハの放った音波>>209は、どこに当たったか。
走り出す足を止める事は無い。 グレイヴの狙った足払い>>215>>217がその目的を叶えたなら、 剣を落とし、左右の手を己の左右の手で押さえようと手を伸ばす。]
(222) 2011/03/29(Tue) 16時半頃
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[もつれ合うようになったなら。 一部を奪われたテラスの手摺>>138、人の多いテラスから遠ざけるように。 下には茂みのちらりと見れるそちらへ向けて。 ぐい、と全部の体重かけて、手を引いただろうけれど。**]
(223) 2011/03/29(Tue) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 16時半頃
帝国に害するのは重い罪です。
謝罪ですむほど軽くは無い。
師団長であるなら尚の事、軽く済ませるべきじゃない。
……罰せられませんか?
[再び鉄格子から覗く第一皇子の顔を伺い、僅か首を傾げる。
肩に戻ってきた鷹はまた鉄格子の方へと飛んで。
ぴぃぴぃと鳴いて主の場所を知らせる。]
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 19時半頃
――…“軍事国家”の崩壊?
大戦になったら。
軍の力は増すんじゃないのかな?
[ふと、聞こえた声
余裕らしき第二皇子と荒い息を吐く師団長に意識を向け、独り言のような疑問を口にする。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 20時頃
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[流石に騒ぎを聞き付けて衛兵が来たらしい。 危ないから下がってろ、と一喝して、 揉み合いになる面々を見る。
キリシマの動きが止まったように見えた。
だが、それで周りも簡単に止まれる訳はなくて、 押さえ込もうとする数人の中で何故か、 ベネットだけが彼の身を引っ張る――外に、 落とすのではなく、落ちる気に見えたのは何でか]
ばっ……
[駆けて手は伸ばすものの、間に合うかどうかは解らない*]
(224) 2011/03/29(Tue) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 20時半頃
[ふつと、視線に鉄格子の方へ意識が向く。
先の会話を聞いていたのか否か。ランドルフ皇子の顔に滲む不満げな様子に苦笑した。
…念の為に言うと、ランドルフ皇子に言うのが気に入らなかった訳では決してないが、
剣の打ち合いが原因かと言われたら、さて其れはどうなのか本人ですら定かではない。
話せと言われたから、もうどうにでもなれとばかり口に出しただけだった――存外にも、結果として聊かすっきりはしたものの。]
…もし大戦になれば、確かに一時的に軍の力は増すでしょうね。
ただし戦況次第では国そのものの在り方を変える可能性も含みます。
――しかし和平ないし、現状維持では其れを為すことすら難しい。
[独り言にも似たナユタの疑問が耳に届いたのか否か。
其方へは視線を向けぬまま、淡々と口にする。
そも第二皇子が即位し、果てに大陸統一が叶ったとしても、
勿論国を成し維持する為に『軍』が必要なものであるとは男とて理解している。
国が無くなってしまうのでは意味が無いし、故に軍そのものを消す事は考えていない。
統一を果たした際に、軍が国の中枢に位置しなければ良い。
もし今回の件が万が一果たされていれば、それを成すべく、男は目的の為に水面に石を投げ込み波を立たせ、必要あらば国を他国に売ってでもすべき事をしていたに違いなかった。
――例えば、師団長間で幾らかの分裂を目論んだように。
…あくまで第二皇子即位は、男にとって目的の過程の一つでしかない。
利用を図ったと問われれば、否定はすまい。
其処に至るまでもなかった現状に、内心安堵しているかはわからないが**。]
|
[キリシマは攻撃を避ける様子はなかった。] [キリシマごしの表情が目に入れば、 険しくなっていた鳶色は和らく。 槍持つ手元に手応えを感じながら体重をかける。] [己の打突、グレイブの足払い、ユ=シハの音、グレイシアの薙で キリシマの身体はどうなったか? ……少なくとも真っ直ぐに立ってはいないだろう。] [ただ、取り押さえ戒めを、と、思うより先に キリシマともつれたグレイシアが 途切れた手摺から、落ちようとするを見れば 故意と判断し、キリシマが落ちた先で暴れた場合に備え 樹の上を着地点に定めて*飛び降りようと*]
(225) 2011/03/29(Tue) 21時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 22時半頃
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[キリシマの眼がこちらを向く。>>218 ―怒号。 マスクの外された口許が音なき声を零した。
―飽和する音波がキリシマの右の肘から先、露になった銃身を破裂させる。 黒い眸はもの言いたげに。
―複数の打撃音。 ―氷の線が鳴る。
―氷塊の剣が落ちる硬い音]
イスカ殿。
[―靴音。 もつれるように、ベネットとキリシマの姿は手すりを越え、視界から消えた]
(226) 2011/03/29(Tue) 22時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 22時半頃
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