人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


カルヴィン1人が投票した。
ルーカス6人が投票した。

ルーカスは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
カルヴィンが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、ミツボシ、ミーム、ディーン、ヤニク、キルロイの5名


広場のお告げ (村建て人)


[小さな森のテーブルに、新たに置かれるは
アールグレイの紅茶に、
おそらくは文句を言われぬであろう美味い珈琲。

 演者もまばらになったこの舞台。
 ――……終幕は近い。]*

(#0) 2015/06/27(Sat) 01時頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 01時頃


メモを貼った。


[李からの問いに、大仰に顔を顰めてみせた。
アルヤスが気に入っただって? とんでもない!]

  は。なんでそーいうことになるんですかね。
  いいっすか、うさちゃん。
  俺は! あーいうやつが! いっとう嫌いなの!
  誰かを救うだとか……反吐が出るわ。

[ハン、と鼻をならしてそっぽを向く。
頭の中では、血に塗れた漆のような髪と、
炯炯と月光が灯る眼を思い出している。

さっき背負い投げされて打ちつけた頭を撫でながら]

  目覚めらんねえなら。仕方ねえなって思う。
  だけど、そうなら。
  あいつも目覚められなくなりゃーいいんすよ。

[そこまでいうと、珈琲をいれるために席を立つ。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ 聞こえねえ。
 なにが とか ほんとに とか そういう…

( 今 お前さんが思ったこと まるごと抱えて
  月の裏まで飛んでいけ。
  安心しろ、僕は兎だ。月は案内し慣れてる。)

 春日組きっての強面あんちゃん直伝の投げは
 僕の全力をもってして 猫を重力から攫っていって
 体の上に落ちる時、さり気なくエルボーも入れといた。]

  …………くたばっちまえ! 淫蕩的貓!!!

[ っはあ、っはあ、と息切れするのは、
 体力のせいじゃなくて 恥辱と焦りと怒りのせい。

 ( あーもー …クソ。 )
 還ったら、”諸悪の根源”も一発くらいは殴っておこうか。]


[ 草の上にノビた紫色のベストを見下ろして
 僕は肩で息をする。
 幻覚を見ているふうな言動に、
 「いい夢見ろよ」 とブラックジョーク。]

   はあぁぁぁぁ……………全くもーー!


   ……なに。 なに見てんの。

[ 此方を見つめる卵が居れば、じっとりとした目で威嚇し
 あーもーヤダヤダ! と叫びながら
 椅子のひとつに腰掛けて。
 起きたら猫がぜーんぶ忘れてる事を祈ることにした。

 ― 了 ―**]


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 02時頃


[それから、どれ程の間"眠って"いただろう。二度と目覚めぬ筈の眠りは、幸か或いは不幸なのか。
聞き覚えのある声に、どうやら邪魔をされてしまったようで。]


 ………、死んだ、筈なんだが。
 此処が"あの世"というやつか?


[事切れた筈の時と同じ姿勢で、木の幹へともたれかかったまま。目だけを開ければ、そこに見えたのは血塗れの自分の服ではなく――真新しい、白のズボン。
それも酷く奇妙ではあったけれど、血が拭われ新品同然になった服に驚くよりも先に、右手に乗る小さな重みに意識を奪われる。

霞む意識の中、暗転する視界の中。せめて"お前"と、と捕らえた白い一匹の蝶の姿は、そこには無く。
代わりにあるのは、一つの時計。"お前"があの日土産にくれた、小さな小さなあの時計。
その姿を認めれば、びくりと一つ肩を震わせ。心から安堵したような溜息を漏らし、手にした時計を握り締めた拳を額へと押し当てる。]



 ………良かった。
 やっと見つかったよ……は。もう少し早く見つかって欲しかったが。


[小さく呟きながら、大きな溜息をもうひとつ。押し当てた手のひらから溢れた鎖の冷たさに顔には自然と笑みが浮かび。
その時計を通して、あの日に。"お前"に想いを馳せれば。もう二度と夢から覚められぬという無念はほんの一時だけは忘れられた――寂しさは、余計に募りはしたけれど。]*


[そうして、ふと。
鼻に届いた香りに、落としていた顔を上げ。そうすればそこに見えたのは、小さなテーブルと幾つかのカップに……そして、見知った顔がまた幾つか。
尻尾を揺らすチェシャ猫と、椅子に腰掛け耳を揺らす三月兎。そして少し離れた所で何やら咳き込んでいるあの忌々しい皮蛋野郎。]


 ……久しいね、"チェシャ猫"に"三月兎"。
 あの"卵"が居るという事は、地獄には間違いないんだろうが……、何というか、想像していた所と違うな。


[立ち上がり、手にした時計を大切そうに胸のポケットへとしまい。
帽子屋も此処に居る事はまだ知らないまま、テーブルの側へと歩いて行く。

……それにしても。あの世と言うものは、もう少し殺伐とした所だと思っていたけれど。
まるで森の中のお茶会会場のようなその空間に、男は戸惑いつつもテーブルの上の珈琲をみやった。]



 ――……これは。頂いてもいいのかな。


[チェシャ猫か三月兎が此方に気付いたのなら、軽く手を上げて挨拶くらいはしてみせて。
そうして机の上の珈琲を眺めつつ、誰にとも無くそう呟く。

その声に、果たして誰かしらの返答はあったろうか。
あったとしても、無かったとしても。貰っても別に構わないだろう、とその珈琲へと手を伸ばしただろうが――生きている時からずっと、珈琲が飲みたかったんだ。]**


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

―お茶会会場にて―

 っ は 、 上等

[>>4:62 最期の最後まで、マセたガキ。
容赦なく、鈍い音を立てて彼の身体を抉る鉄球に血は飛ばない。
グロいのも何も見えない。
ぜーんぶトランプ兵で覆い隠しちまってるからな。

 じわ、と兵の身体に滲む赤は綺麗とは到底呼べなかった]

 赤の女王っぽく、なったんじゃね

[か細く掠れた声には皮肉を。
ああ、まだ笑えんのか。ドエムかよ。
琥珀は命が尽きるまで、その生をしっかりと見届け

 最期の言葉に にぃ と歯を見せつけて笑った。
だって相手も笑ってんだから、]

(0) 2015/06/27(Sat) 06時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 残念、俺は"死なない"

[勝って悪魔を殴るまでは意地でも"死んでやらない"。
死ぬつもりもない。
 
 瞼を閉じるガキの耳には届いてると良い]*

(1) 2015/06/27(Sat) 06時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

──────

[鉄球をトランプ兵とガキの上から自分の手元へ。
 ぺら〜 ぺら〜 と元に戻るトランプ兵達は俺についてくる。
血まみれのトランプ… 割にホラーだ。

 死体から背を向け、早速勝利の褒美というか、
 彼の武器、フランベルジュを取りに行き──たかった ]

── ぅ が…っ

[しかし身体は限界のよう。
血が ぼたぼた 、と口から零れ落ち、
 支えのない身体は糸が切れたように地に倒れる]

  きっつ…

[相当内のダメージがキツい。
立ち上がるのも面倒になって、
倒れた俺にあわあわするトランプ兵に告げる]

(2) 2015/06/27(Sat) 06時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 おい、誰か人呼んでこい。今すぐ

[そう、誰でも良いから俺を少しでも手当してくれる人物。
 仲間がまだ生き残ってれば良いんだが。

トランプ兵が慌ただしく去ったら、俺も一度睫毛を伏せる。
 暫しの、ほんの暫しの休息 ────]**

(3) 2015/06/27(Sat) 06時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 06時頃


ーー少し前のことーー

[ああ、なんという事か。
怒りに任せて投げ飛ばされるリー、
そして盛大に投げ飛ばされたラルフ。
そんな二人を見て笑う他術がなく、
手を口元に抑えながら肩を震わせて声に出さない様
何とか耐えようと(少し声漏れてる)。]

く、…っおい、ラルフ…だい、じょっ…
けほっごほっ!!

[あ。駄目、辛い…]


ーー閑話休題ーー

……ずっとこのまま…
どう見ても此処にいるの男だらけだが、
誰か女見てないのか

[ずっと同性を見てるのも目に毒だ。
そう考えての発言だったが此処にいる全員が
夢の参加者に対し男しか見てないと答えるだろう。
返答を聞けばため息を吐いて、]

手を出してはいけないもの…と言われると
少し気に食わないが、間違ってない。
常人が読むものではないしな。

…………………魔法使い…?

[『魔法使い』と言われてもピンとしない顔。
近いような、遠いような、微妙そうに。]


乙の世界では調味料使い、だな…。
魔法使いに似てるといえば似てるが。

…まあ、それが分かりやすいなら
そう思って貰えれば良いと乙は思うがな?

[これまた謎めいた発言が漏れたろう。]


  へえ、そーゆーもんですかい。

[猫のちょー嫌そーな顔と、畳み掛けるような説明に、
一応理解はしつつ(でも納得はあんましてない)的に
頬杖の上に乗せた口元を尖らせる。]

  俺ァ死んでまで嫌いなやつの顔は見とうねーけどなぁ。

[席を立ち、猫の背中でふんわり揺れる尻尾を見送って。

卵が魔法使いと言われりゃあ、ひと笑いして「魔法少女につきもののマスコットにしちゃー、あの竜はいただけねーな」と揶揄のひとつも投げただろう。

俺のホージ茶3点セットとおんなしよーに現れた珈琲豆を、躊躇なく淹れる姿にゃ ”用意しただろう人物”について話してやろーかと思ったが。

チェシャの笑みすら抜けた”ラルフ”の横顔に、
僕は黙って伸ばした右手を元に戻すしか なかった。]


  あぁ アリス。 残念ながら、満員だ。

  ………なあんてなあ。もー兎もヘイヤもこりごり。

[アリスが茶会の席につくのを拒むのは、三月兎の役目だと思っていたけど、いま彼の来訪を”喜んでいない”のは僕自身で

( あんたの顔は、それこそ最期に見たかった。)

”ひとりめ”が現れたことに、心臓はきゅうっと鳴って
無理に作った表情が、煎餅みたいにひび割れる。]

  なんだか地獄に行く奴が多すぎるみてーでさあ
  どーやら「御一行様」が出来上がるまで
  待合室で茶をドーゾ。 って事らしい。

[ポケットの中に何かを仕舞った男へ、
そんな軽口まがいの説明をして。
彼がコーヒーについて確認をしたのなら]



  ワインは如何?

[ そう、言いながら   彼へと

 猫が淹れてたコーヒーに比べたら、
 だいぶ美味そうなそれを 差し出した。**]
 


[アルヤスと言う名前を聞いてヘクターは首を傾げた。話から聞いて恐らく自分側の迷子≪アリス≫だろうか。思い出すのは青いダンス衣装の男≪ジャスミン≫。]

アルヤスとはラルフと対峙していた奴か?
正直乙も苦手なのだが…

[殺されそうだったし、と目線を横≪スライド≫に。
そういえば情け無用に追撃をしたのは紛れも無いヘクターである。

……そしてその先に例の彼≪スパイダー≫を見て「ああ、やはり死んだか」とぼやくように。]

地獄≪ヘル≫であるのは間違いないな。
互いに死んだ者同士、今は楽しめば良かろう。
…あー、飲んで良いと思うぞ。

[同様に考えていた事が同じだったので苦笑。先の出来事≪背負い投げ≫の事は語るつもりは無かった。]

おい、ラルフ。乙にもコーヒーをくれんか。
…マヨネーズそのまま飲むのも……飽きた。

[喉が流石に、渇いた。]*


[アリスにゃアリスのコーヒーがあって
猫と卵は”おかわり”をどーやら用意するらしい?

テーブルにはもうひとつ、誰かを迎える紅茶。

コーヒー党ばかりの圧倒的劣勢をものともせずに
爽やかに香りを咲かせるベルガモットは、
文句をたれつつ紅茶の基本を教えてくれた
ちびっこ女王を彷彿とさせる。

それに ふ、 と小さく口元だけで笑って

僕は倒れたまんまの 僕の茶筒 に手を伸ばす。
( コトリ ) 立てるだけ 立てて

ひとつのことを 腹に決める。
( 僕のおしまいが決まったら、お茶を淹れよう。)

他でもない、あのひとへの懺悔を込めて。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 会計士 ディーン

["アリス"の"猫"という言葉>>4:53に、薄く息を吐く。
それは仲間が一人やられたと、そういう意味を孕んでいて。
酷く心が揺すぶられたものの、それでもそれが表情に出る事は無い。

耳障りな嗤い声に、ぎりと奥歯を噛み締め。
空を震わせる低い声に、きつくきつく眼前の"敵"を睨み付ける。

――彼は、こんな奴だったろうか?
否、ディーンが会った時の彼は、こんな風じゃあなかった筈だ。
彼に一体何があったのか、そんなのは分かりはしないが……敵対するのには、成程此方の方がやりやすい。

無邪気でいて傲慢な軽口>>4:55は、酷く耳障りだ]

 ……出来る事なら、あんたの居ない場所に、

[行きたいんだが、と。
舌なめずりと共に投げられた言葉>>4:56に、精一杯の虚勢で返す。
近付く距離。揺れる瞳は、"アリス"の足元で固定される。
笑みに歪んだその顔など、見たくはないから]

(4) 2015/06/27(Sat) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

[死が救いだなんて、そんなわけがないだろう。
悪夢から開放された所で、待っているのが無であれば、それは何の意味も持たない。

声音が、以前に会った時の彼のものと重なるのが、また苛立たしくって。
狂気に侵され、嗤い、救うなどと傲慢を振りかざす彼の、

嗚呼、なんて――]

 ……気持ち悪い、

[気持ち悪い、事]

(5) 2015/06/27(Sat) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

[詰められる距離に、追い詰められる様に此方からも後退る。
並び立てられる言葉の群れは、もう既に聞くつもりなど無い。
言葉を重ねる事も、また、する事は無い。
だって、どうせ何を言ったって無駄なんだろう。

チェス盤で出会った彼は、もう居ないのだろうと。
やさしく触れてきた手は、もう……無いのだろうと]

 悪なら悪らしく……最期に散る覚悟も、あるんだろうな。

[引き攣る喉で、言葉遊びを重ね。
悪に対峙する正義なんて、似合いやしないのにと、胸中でだけ苦笑を洩らす。

いいや、"正義"は、今隣に並び立つ彼なのだろうか。
それならば、自分はきっとただの脇役。
何処かで"脱落"する事が決まっている、哀れな脇役なのだろう。
だが、だからといって……素直に殺されてやるつもりなど、あるわけも無く]

(6) 2015/06/27(Sat) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ――……ッ、!

[現れる炎>>4:60にまた一歩退き。
けれど向かう視線は、それとはまた別の方向へ]

 ……シュゼット……?

[此方に向かってくる、血塗れのトランプ兵の姿>>3に、まさかまさか、彼に何事かあったのではないかと。もしかして……、敗れてしまったのではないか、と。
背筋を凍らせる嫌な想像に、ただ目を見開いて。

そんなわけがないと、それを否定する為にたんっと足を鳴らす。
そうして、"時計ウサギ"が次に現れるのは、城の屋根の上。
"逃げる"事に、躊躇いなど無い。
そもそもがそういう役割なのだから]

 あんた等と遊んでる場合じゃあ、無くなったものでな!
 仲間割れでも何でも、好きにしてろ!

[下に居る彼等に聞こえるかなど分からないが、屋根の上から声を張り上げて。
踏み鳴らした足で、再び扉の中へと消えていく*]

(7) 2015/06/27(Sat) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

[現れたのは、"ディーとダム"に出会ったその場所。
確か彼は、女王達は"あっち"で争っていたと言っただろうか]

 シュゼット!おい……何処だ!

[他に敵が居るかも分からないのに、精一杯の声を張り上げて。
足早にお茶会会場の方向へと駆けていく。

這い寄る絶望に足元が掬われそうになりながら、それでも。
一度、二度。そうして三度。仕えるべき"女王様"の名前を呼んで。

――その呼び掛けに、返事はあったかどうか。
どちらにせよ、お茶会会場に辿り着いたディーンは、程無くして地に倒れる彼の姿>>3を見付ける事が出来た。

ぼろぼろで、血を零すその姿。
近い距離にもう一人の女王の姿もあったかもしれないが……そんなの、目に入るわけないだろう]

(8) 2015/06/27(Sat) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

 シュゼット……!!

[叫ぶ様に声をあげて、彼の元へと駆け寄りその身体を抱き起こす。
傷を負った彼は痛がるだろうか。だけれど、気にしている余裕も無く。
けれどその身体に触れて、彼が生きていると確かに分かったのであれば、掠れた息を吐き出して]

 よか ……、た。
 ああいや……、だめだ。……どうしよう、

[安堵と同時、無力な己に気付けば悲痛な声音で落とす。

自分が此処に来た所で、彼に出来る事など何も無い。
治癒の能力も持っていなければ、その道具も無いのだから。
一体どうすれば良いのかと、混乱する頭で考えても、中々形にはなってくれない]

 ……シュゼット、
 しなないで、くれ……。

[白い手袋で、女王の口元を汚す赤を拭い。
縋る様な言葉は、助けに来た側のものではないのかもしれないけれど]

(9) 2015/06/27(Sat) 11時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 11時半頃


[生い茂る木々の中、あの最初の世界で成し得なかったお茶会だとでも言うように、お茶の広げられたテーブルを覗き。
聞こえた"卵"のぼやきには眉を持ち上げつつ、少しだけ拗ねたように眉を持ち上げてみせた。]


 傷だらけの私に向けて、塩の槍を降らした奴の言う事か?
 塩が傷に染みて、染みて、染みて。…あの痛みは忘れてない。


[憎々しげにそう言ったのなら、眉と唇を下げて肩を竦め。
それでも席を勧められれば片手を挙げて、"どうも"、と椅子を引こうと手を掛ける。

しかし"三月兎"が男が席に着くのを拒もうとしたのなら、"席なら沢山あるじゃあないか"と答えつつ。
それでも直ぐ後に続いた言葉には、肩を竦めて同意を示す――全くだ、いつまでこの服を着ていなければならないのやら。

あの広場で会った時以来だろうか、此処にいると言う事は、きっと彼も男と同じく"死んだ"のだろう。
小さく崩れた表情にはちらりと視線を寄越しはするものの、それだけだ。彼の胸中を推し量れる程、男は彼を知りはしない。]



 頂けるのなら頂きたいが、"ワインなんて何処にもありやしないじゃあないか"。
 無い物を勧めるとは、何とも失礼な奴だな?


[物語の中のように、勝手に近くの席に着き。軽く手を挙げ肩を竦めて見せながらも、差し出された珈琲には僅かながら表情が和らぐ。
恐らくは三月兎が淹れたのでは無いのだろうと何とは無しに思いつつも、一応は"頂くよ"、と声を掛けてそのカップを手に取った。

持ち上げたカップから香るのは、芳醇でまろやかな珈琲の香り。その中に少しだけバニラのような香りを感じ、さてこの豆は何という豆だろうかと想いを馳せる。
そうして、一口。湯気の立つその黒い液体を口に含めば、口内へと広がるのは暖かさ。

珈琲を"美味く"淹れるコツは幾つかあるが、その内の一つが湯の温度だ。
珈琲は、淹れる湯の温度でがらりと味が変わる。高過ぎれば苦味が出過ぎてしまうし、逆に低過ぎれば気の抜けたような味になってしまう。
男の好む湯の温度は83度。そしてこの珈琲は、限りなくそれに近い温度で淹れられているらしい。
コクと、程良い酸味と、そして苦味が絶妙なまでに調和していたその珈琲に、男は思わず感嘆の息を吐く。]



 ――……美味いな。


[口から出るのは、そんな素直な感想で。
漸くありつけたその落ち着く味に、肩から力を抜きつつもう一口カップを運ぶ。]


 成る程、待合室とは言い得て妙だな。
 まだ待たされると言う事は……、少なくとも、まだ定員には満てないという事か。


[珈琲を勧めた時の三月兎の言葉に、溜息混じりにそう返し。
……実の所、少しばかり自棄になっているというのもあったから、向けた言葉の覇気は以前よりも薄れてはいただろうけれど。]


そんな中、聞こえた卵の言葉に思わず其方を振り向いて。
驚いたような、困惑したような。或いは珍しいものを見るような目で、一言。]


 ………マヨネーズ以外も、飲めるのか。


[いや、考えてみれば当たり前なのだけれど。
しかし何と言うか、彼は自分達とは言語体系も、生態系すらも違う何か別の生き物なのだ、と無意識にそう思っていたらしく。
彼が発した、"普通"の言葉。それが酷く"異質"なものに思えてしまったのは――仕方の無い事だろう?]*


メモを貼った。


 そーゆーもんなの。

 そうそう、あの踊り子の衣装着た
背のたかあいおじょーちゃん。
そういやあんたたち、なんで仲間割れしてたの……。

[李やリーガルの言葉にはそう返す。
あんなやつ。と思うと憎しみが沸きそうだったので
早々に蓋をして、珈琲を淹れる作業にうつる]


 俺は女の子は見てなーい。残念な事に。

[常人が読むものではない魔道書≪セイダイ=ケガレタ≫って
どんなんだろ、とふと思ったが、
怖いので聞くのはやめた。]


 ……そう、魔法使い。
 調味料使い? ――マヨネーズ飲むだけじゃなく使うの?
 ソムリエ的な?

 …………よくわかんねーけど
 料理うまいならやり方おしえてくれ。

[謎めいた発言に関しては、料理家なのか、という
間違った解釈をしたようである*]


[湯が落ちていく音に吸い込まれそうになっていて、
新たに来た客の事に気がつかなかった。

声がした方にひくりと耳を向けて、
くるりと振り返りその姿を見れば、同時に尾の先が
ふわふわと忙しなく揺らめいた。]

 『にゃー…』。……”アリス”。久しぶりィー。
 随分災難だったみたいだね。オツカレサマー。

[どうにも”チェシャ猫”は”そういうもの”らしく、
”不思議の国のアリス”の姿を見るだけで少し喜んで笑う。
兎がアリスに冗談をかっとばし、
リーガルが「飲んで良いと思う」というのを横目に
ラルフは一杯の珈琲をつくり]

  んにゃ。……わかったっす。
  コーヒーブレイクね。

[珈琲をくれ、といわれて、こくりと頷く。]


[コップが足りないと思えば
机の上に置かれている親切設計。

むしろこれが最期だから大盤振る舞いなのだろうか。

白磁のコップに、
ざらりとインスタントの豆をいれて、
それから、湯を注ぐ。
けして上品な珈琲ではないけれど。]

  牛乳とか、砂糖とか、
  ほしけりゃ願ってみればいいんじゃないかな
  俺はブラックしか飲まんから頼まねえけど。

[そういうと、リーガルに
取っ手の方を向けて珈琲のコップを渡し
渡し終えたら、尾をけだるそうに揺らめかせながら
その隣の席に座って、
ずず、と自分の分の珈琲を口にした。*]


[どうやら、僕はゴーストになったらしい。

授業では、強い未練を抱いたまま死んだ者がゴーストとなると習ったが、自分がソレに値するかと聞かれれば首を傾げてしまう。
そんなに思い残すことがあったのか。

( 死ぬ瞬間、たしかに二人のことを考えたけど
  それならせめて、ホグワーツに居るとかさぁ… )

この状態をみた二人はどんな反応をするだろうか。
テオ様は、きっと自分のことのように悲しんでくれるだろう。申し訳ないけれど、それでも…嬉しい。
デメテルは「死んでしまうとは情けない!」って怒って、それからからかってきそうだ。容易に想像出来て、むかついてきた。

まあ、何はともあれ元の状態になっていて良かった。
ほとんど首無しニックのように、腹が潰れたりするのは御免被りたい。]


[思ったほど混乱せずに、すんなりと現状を把握すれば、わいわいがやがやとした喧騒が耳に届く。

覚えのある声もちらほら聞こえてくる其方の方へ足を進め...]

 …楽しそうだな?

[仲良く(?)ティーパーティーをしている彼らを見て、そう一言。
自分以外の面々がどうなっていたかは知らないが、各々もそれぞれに戦って散ったのだろう。

ひとつ空いた席、前にティーカップが置かれているそこが、恐らくは僕の席。*]


メモを貼った。


[少年の姿が視界に映れば、首を軽く傾げて、
ひらりと手を振り]

 ……確か、赤の女王様?
 お疲れ様でーす。
 死んでやることねーからだべってるよ。

[ティーカップが置かれた空席。
あれがきっと彼の席なのだろう。]

 ……どんどん人が来るね。
 一体何人集められたのやら……。

[零したのはそんな独り言。**]


メモを貼った。


[席に着き、珈琲を啜り。
久方ぶりに味わう気のするその味に少しだけ心を慰められていたのなら、視界の端の尻尾が揺れる。]


 どうも、"チェシャ猫"さん。
 相変わらず"楽しそう"で何よりだよ……此処に居ると言う事は、君も災難だったんだろうがね。


[此処に居るという事は、彼もまたあの世界で"死んだ"と言う事。
だから決して"楽しく"なんて無いのだろうが、それでも揶揄ってしまう性は、この歳じゃあもうそうそう直りはしない。

それでも一応は、小さく"お疲れ様"、と付け加え。視線を落として珈琲をもう一口味わえば、聞こえてくるのはまた――嫌という程、聞き覚えのある声。]



 ………おや。君も此処に来たのか。
 御機嫌よう、"女王様"。

 そう言えば……、"こっち側"には、女王は居なかったのかな。結局見かけなかったが。


[未だ空席なままの、ティーカップの置かれた席。そこへと向いた視線を振り返り、少しだけ意外そうに眉を持ち上げる。

嗚呼、それにしても。"鏡の国"の女王は見れど、"不思議の国"の女王は結局見かけることが無かった、と。
もう一人の女王はせめて、本当に"女"王ならば良いのだが、と少しだけ残念そうに呟いたのなら、卵へと向けられたチェシャ猫の言葉に同意するように目を細めた。]


 君は分かっているな。珈琲はブラックに限る。
 "不味い"珈琲なら、その限りじゃあ無いが。


[砂糖とミルクをテチ込まなければ飲めない珈琲なんて、出来れば飲みたくないものだ、と。
そんな思いとともに、何とも可笑しなお茶会の中で珈琲をもう一口。]**


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

[瞼を閉じても痛いのが収まるわけでもないし、
敵がいつきてもおかしくないし…
 そわそわ
目を閉じてるのにすごい、落ち着かない。

 ぱ、と鉄球を横に転がしてバズーカをだす]

 (敵来たらとりあえず)

[ ばーん ]

[撃つ真似をしてもう一度目を瞑った]*

(10) 2015/06/27(Sat) 18時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[間もなく近づく気配にぴく、と睫毛が揺れる。>>8
荒い息づかいとトランプ兵の足音。
誰か、連れて来た。
 バズーカを構えようとした身体は ぴた と声に止まる]

  …ディーン?

   〜〜あ、いってぇ!!

[>>5声が届くのと身体が抱えられるのはほぼ一緒。
胸も内も、全然治ってない身体を曲げればそりゃ痛い。
だが仲間が、彼がまだ生き残ってたことに ほっと安堵の息も出る]

 あー大丈夫…ちょっと、ガキにやられた
  なんかマシになるのか、支えがほしくって

[そんな痛々しい声出すなよぉ。俺が出したいんだって。
は、と薄く笑う唇についた赤を拭き取るから、
その手を握ると
起こされた身体をとん、と彼の胸に預けてしまう]

(11) 2015/06/27(Sat) 18時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 …死なねぇよボゲ。
 シュゼットちゃんでシュゼット様だぞ。
 
  ────お前の手、 掴み損ねたから… 探してた

[きゅ、と僅かに力を籠める手は最初よりは随分と優しい。
暗転の際の縋る声と今の、ちょっと情けねー声は調子狂うし。

でもさ、元気一杯に連れ出すのはちょっと無理。
 お前が手を引いて、戦場まで連れてってくれ]

   勝とうぜ**

(12) 2015/06/27(Sat) 18時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 18時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 18時頃


  あんた、名も名乗らねーくせして…
  存外ノリは良いんじゃん。

[生きている時にはできなかった茶会を埋めるように
アリスを迎え、茶化す自分を無下にすることなく
きっちり”その通り”の返答を寄越す男

僕はちょっと不満を抱いて(だって悔しいじゃねーの)
コーヒーを渡した後、体を大きく揺すって
カッタン、 カッタン、 と 行儀悪く椅子を弄ぶ。

やたらと美味そーに肩と眉毛を下げるものだから、
それをじぃっとのぞきこんだ。]

  ………ふぅん 美味いんだ。

[そのまんまは苦いから嫌いだ。と言ったら、
カネシロ(舎弟)にめちゃくちゃ笑われたのを思い出して
僕はまたひとつ不満を増やす。]


[ カッタン、 カッタン、 カッタカッタカッタ、

うるっさい、と誰かに怒られる事がなけりゃあ
そりゃもうガキが如く椅子を揺らして
( 頭のなかは、ちょっとばかし
  元の世界に旅立っていたもんだから )

誰かが背もたれを引っ張ったりだとか
それがなくとも何度目かにゃあ ぐらりとバランスを崩して

   ガッターン!!!!

               椅子ごと後ろに転がる。]

  い、っつーーー  ………ぁ、カルヴィン。
  なんだ、おっぱいボンバーに負けたんかー。

[逆さまの世界のまんま、紅茶の先生を迎えた。]



  あーーたんところの女王が、ある意味一番ヤバいよ

[ ”今度は落ちて来なくって良かったねぃ”
なんて嫌味を言いつつ「女王を見かけなかった」と言うアリスにものすごい顔で言う。
(どうものすごいかは、奥歯でホイル噛んだみてーな)

倒れた椅子といっしょに三つ葉の芝生に寝っ転がって、
見上げた空じゃあ小波のように木々がそよぐ。

なんだか起きるのも面倒になって]

  なにせ男の癖にドレス着て、パンツも赤。

[ものすごい顔のまま、人差し指をぴぃンと立てた。]


  ……後何人、  ……そー、だねぃ。
  『観客席』にでも行ってみりゃぁ、
  舞台の全部が見えるんじゃーねーですかね。

[定員にはなってないっていうアリスのぼやき
どんどん増えるメンツにぽろりと落ちた猫の独言

僕はぐいっと両膝を引き寄せて   ぴょおん。
地面を逆手で蹴りながら 体操選手ばりにしゅたりと立つ。
( どーだ、いいバネだろー!(ドヤ顔))

そんなアホみてーな事をしながらも、
気になって仕方がないのは「もうひとりのアリス」
視たいような 知りたくないような

  チェシャが戦ったと言っていた ――アルヤス。

あーあーあ。くそっ。
悪態ひとつ落として乱暴に耳の後ろを掻きむしった。**]


メモを貼った。


[楽しそう、と相変わらず飛んでくる揶揄に、
にーっとチェシャ猫の笑みを浮かべて]

 折角消える方法が見つかったのに、
 あんたを泣かせられなくて残念無念!

[それだけ応えた。
湿っぽい話をする気にはなれなかったもので。

李の椅子の音が煩い。
ので、赤の女王をお出迎えしながら
背凭れをわざと引っ張って席に戻った。]

 乙女座みてぇな奴……。

[兎が口にしたハートの女王の事を聞けば、
そんな感想を抱く。
いまは居ない乙女座。どこで何をしているやら
ラルフは知らない。]


  豆の味とかコーショーな事はわからねーけど
  そのまんまのほうが旨いよなー

[アリスからの言葉にはこっくり頷いた。
時折ボスの為に買うケーキのお供にも、苦味は良い。]

  観客席なあ、

[ふい、と視線を転じるはけものみちの先。
アホみたいなどや顔をしながら地面から起き上がる
兎を横目に、ラルフは赤い目を細めて]

  ……行くなら、舞台のほーかね。

[少し未練がましいことを言う。
もはや猫の出る幕は終わったというのに。

先ほどから落ちて来る顔ぶれを見て、ふと口を開く。]


  アルヤス……。
  右腕ほっとんど捥げてやがったくせに
  まぁだ生きてるんだよな……。
  いよいよ本格的に化物っすわ。

[むぅ、とむくれながら椅子に片足をかけた。

ラルフは、相手の首筋を切りつけ命を奪うための道具だから
任務に失敗したことが、酷く悔しい。
それは己の存在意義を失くす事と同義だ。

それゆえに。
目覚められなくなるのは自分の腕が悪いから。
だけどそうなら、せめてあいつも、と思うのだった。**]


メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― アナウンス ―

[ふと、そよ風が舞う。

 舞台に一つ、声が落ちる。

 幼い少女の笑い声が響き渡る。]

(13) 2015/06/27(Sat) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 さあ、ひとよひとまくの げきも いよいよおおづめ

 やくしゃたちは つぎつぎに そのいのちをちらして

 いま のこるのは しろうさぎにはーとのじょうおう

 かがみのありすに でぃーとだむ の よにんかしら

 しんじゃったみんなは もうすこし のんびりしてて
 いきてる よにんは どうぞどうぞ さいごまで――

(14) 2015/06/27(Sat) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

           ……たのしんで ね

(15) 2015/06/27(Sat) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[声は反響し、狂った悪夢の笑い声が
 幾重にも駆け回った後、
 ぱたりと、静寂が戻ってくる。**]

(16) 2015/06/27(Sat) 20時半頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 20時半頃


クソ猫!またアンタか、ほんとに尻尾引っこ抜くぞ!!![椅子倒されてご立腹]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 20時半頃


うるせーうさちゃん。あんたの耳頭の上で結んでやリましょーか?[涼しい顔]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 21時頃


【人】 会計士 ディーン


 ……あ、ご め……、

[痛いと言われれば>>11、慌てて起こすのを止めようとするものの。
安堵の息を吐き出す彼の姿に、ただ動きを止めただけで。

こんな自分で、少しでも安堵してもらえるのなら、それは幸いな事なのだろう。
だけれど……だからこそ。何も出来ないこの身が、酷く悔しくもあるのだけれど]

 支え……って、
 あんた、そんな状態でまだ……戦うつもり、なのか。

[握られた手に、薄くだけ瞳に水の膜が出来る。
泣き喚けたらどれだけ楽だろう、と。預けられた身体に息を引き攣らせ。

いっそこのまま、彼と共に何処かに隠れてしまおうかと、そんな事すら考えてしまう。
あのまま彼等が勝手に潰し合ってくれたらと、そんな薄い希望に縋りたくって。
嗚呼それでも……きっと彼は、そんな事は許してくれないのだろう]

(17) 2015/06/27(Sat) 21時頃

【人】 会計士 ディーン


 …………シュゼット"様"なら、そんな風になってるんじゃない。
 心配なんて、させるなよ。

[やさしく力の籠められた手>>12に、僅かに目を細め。
まるで励ます様なその所作に、薄く薄く息を吐き出す]

 ……もう、離すなよ。
 ちゃんと、連れてってやるから。

 ――……勝つに、決まってるだろ。

[私とあんたが居るんだから、なんて。
微かに笑みの滲む言葉で言い、応える様に此方からも握る力を強め。

重ねた手はしっかりと繋いだまま、彼の身体を起こしにかかる。
元より非力な身で、自分より大きな身体を支えるというのは、酷く億劫ではあったけれど。
"女王様"が連れて行けと言うのだから、従わないわけにはいかないだろう]

(18) 2015/06/27(Sat) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

[片腕を肩に回させ、そっと腰にてを当てて立ち上がる。
がくりと崩れ落ちそうになるのを何とかこらえ、そのまま引き摺る様に歩き出した。

――そうして、先に戦場になりつつあった城の姿が見えれば、足を踏み鳴らして]
 
 あんた、高い所は得意か?

[馬鹿の一つ覚えになってしまうけれど、見える場所にしか移動出来ないのだから仕方ない。
強がる様に戯れの問いを落としたのなら、此方に現れた扉へと身を潜り込ませ。
次に二人が現れるのは、城の屋根の上]

(19) 2015/06/27(Sat) 21時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 21時頃


ミツボシは、ディーンに話の続きを促した。

2015/06/27(Sat) 21時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ >>5“気持ち悪い”、
 ―― 拒絶に重ねられた拒絶。

    一瞬震えるのは、
    摩耗しきった『光』の色か。

 それもすぐに、掻き消えれば
 >>6詰めれば詰める程に離れる姿に、

 (逃げるものは追いたくなるだろ?)

 背反的な感覚を覚えながら、
  重ねられた言葉遊びには 斜に擡げ、]

 ――― はっ、

  … 『悪』が散らなきゃいけねーって、
     どこのどいつが決めたんだよ

(20) 2015/06/27(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[引き攣る喉の、
 その聲を口先で軽く嗤い。

 更に距離を詰めて、
  炎を灯した ―― ところで。


  >>7要らぬ『邪魔』。
    血塗れのトランプ兵という外野に、
    またたきひとつ。

 まさかの「女王」の駒だと言うことも知らずに、
 いっそ、と。
 
 そのトランプさえ、
 ひとみをぎらつかせたところで。
 ‟二兎を追うものを一兎も得ず”、

 目の前から誰かの名を呼んだかと思えば、
 刹那 兎は今度は扉の中へ融けてゆく。  ]

(21) 2015/06/27(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …… チッ、

   ――― 楽しそうだったんだがなあ、
       ‟兎狩り”。


[ その後を追うように、

   たん 、 と、 空に消える
   扉を追い掛けてもそれはすぐに消え。

 次に聞こえたのは、城の上。
 舌打ちとは裏腹に、

     ころり と、 嗤いを転がして。 ]

  … ま、 いーか。一匹くれー、よ。

(22) 2015/06/27(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[唯一残った獲物の方は、
 今度こそ逃がさないように軸足を引っかけて、
 くるり 振り返ろうとした、 ところで。 


   ―― 「なにか」に、
       後ろ髪引かれるような、感覚。

 「殺す」事しか目に見えていない、
  泥寧の中で思い出すのは 、  ―― 、  ]

 ( そーいや、あの兎には、
  『聞かなきゃ』ならねーことがあったよーな、 )

           [ ぐらり、 ]

(23) 2015/06/27(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 一筋、光が
  紅海の上をさざめいて。

 混濁した宝石の中を引っ掻き回したように、
 闇に抗うよう 頭が揺さぶれる感覚と同時。 ]


――― ッ、


[ 灯したばかりの焔が散って、

    糸が切れたように、一度。
    からり 手の中の半月が零れれば、
        膝をついて、左が頭を抱えこむ。

 瞳のいろが、紅から微かな碧が混じって、
  仄か 地に落ちてから ゆるやかに目の前へ
  持ち上げられたいろは赤紫色へと変じていた。 *]

(24) 2015/06/27(Sat) 21時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 21時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 22時半頃


メモを貼った。


だが願い通り乙の死≪エンド≫は見れたのだろう?
お互い様≪ドング・リノ・セイクラベ≫ではないか。
どうせ死ぬ≪デッドエンド≫なら自分が先に自分を殺す
相手の死を拝みたかったが。

[いやはや悔しい。そんな事を呟きながら笑うが、何処かそれは無理をしての笑みに見えなくも無かった。

自分が死んだら自分の世界は如何なるのか?

不安が過る。不安定ナ栄養価≪エネルギー・アウト≫にて
何人が死に至るのだろうか…それが特に。]

…塩の槍≪シャイニング・ソルトウェーブ≫はまだ施策品だったが
1/10の力でアレなら上出来≪ケッサク≫だな。
これでもし元の世界に戻れた場合
八岐大蛇≪ヤツクビ=トマティーナ≫に苦戦しなかろうよ。

何故か上手く力≪カオス≫が湧かなかった故に
少量≪スウキロ≫で高威力出すの悩んだぞ?


【人】 トレーサー キルロイ

[言いたい事は山ほどある。
殺すことは救いじゃないとか、そうやって正当化しないと殺せない程弱いのかとか。
否定する言葉ならいくらでも言える。

そもそも、人の命を取ることを“救う”まmてて言う奴は理解出来ないし、兎の魔法使いが気持悪いというのも理解出来た。
しかしそれ以前に仲間割れしている場合ではない。

アルヤスの怪我は決して浅いとは言えない様に見えていたし、不思議側が何人残っているかもわからない。
そうしているうちにやってきたのはトランプの兵隊で、それはつまり]

……あのちっこい女王が負けたってことか。

[確証はないがその可能性があると告げていた。
そうしているうちに魔法使いは自分達の女王の元へと]

(25) 2015/06/27(Sat) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

ったく……。

[溜息を盛大に。ともかく“アリス”な頭を冷やすにはどうすれば良いと。
一発殴ったら正気になるだろうか。

去った魔法使いを取り逃がしたと判断すれば自分へと向けられる殺気。
状況確認すらもで来ていないというのに]

取りあえずいつまでも寝ぼけていないでくれるか あるやす。
死んだら悪魔が終わるわけじゃない。
陣営が二つに分かれていて勝った方だけがこの悪夢から覚める。

さっきのトランプ兵はシュゼットの使いだ。と言う事はこっちの、赤の女王が負けた可能性がある。
状況もわからないで誰彼なく殺して、なおかつ片腕失っているその身体で最後まで立っていられるつもりか?

人を殺すのに救いも善も悪もない。
ただ死にたくない、それで十分だろう。
自分のなすべき事を思い出せ、アルヤス……いや、アリス。

(26) 2015/06/27(Sat) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[出血大サービスだ。いつもなら勝手に義だの善だの悪だのと言って殺しを正当化するなら勝手にやってろと。
言って放置しておく。現状、自分達の勝負がかかっていると思えばこの“アリス”を放置も出来ず。

あっちが二人だとしたら俺一人じゃ荷が重い。
勝ってこの件の首謀者を殴り倒すために手伝え。

[コレでもだめなら。
なんとか一発みぞおちにでも入れて意識失わせてから引き摺っていくか。
身長差を考えるとそれも難しいがと、話しているうちに色の変わっていく瞳を見つめながら]

(27) 2015/06/27(Sat) 23時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 23時半頃


[クツクツと笑って珈琲を受け取るのだが、はて。]

如何した?コーヒーが何かあったか?

[彼がコーヒーと、きちんと言っている事に
違和感≪ドウイウコトヤネン≫があったのだろうか。
聞こえた言葉≪トーク≫に眉を顰めたならば、]

……マヨネーズだけで生きてると思うなよ。
白き力≪マヨネーズ≫の多大な摂取は
身体増幅≪ビック=バン≫が起きてしまうのだ。

[詰まる所、生活習慣病≪フクゴウシッペイ≫が最大敵≪クロマク≫。]


― 夢の中でもポップコーン ―


 まったく、茶には茶菓子だろう
 俺の茶会ですら茶菓子は用意していたと言うのに


[死んだ、と言うのに緊張感の無いこの会話はサイラスが最初から死にたがりだったからなのか、それともこの状況に慣れているからなのか
やれやれ、と言えばポップコーンを受け取って]


 すまないね、明日太郎
 …うむ、美味しいよ。いや、美味しくないのかもしれないが


[一口、そのポップコーンを食べれば最初の夢で妻と出会った時の事を思い出して。嗚呼 そういえばこの味だったなんて
それから満足そうに数口食べて思う
はて、彼の名前は明日太郎だったのだろうか]


 出会う事の無い…?
 それはどういう意味だ?いや、意味など無いのかもしれないか
 どちらにせよ、ここはそういう世界なのだな


[現実逃避。否、現実で無いのだろうが
それでも彼女から正しい答えが出るとも思ってないだろうし、自分の中では“そういうものなのだ”と答えが出ている以上回答は求めていないのかもしれない
暫く眺めていれば自分が出会ってきたアリスや赤の女王が亡くなっていく姿]


 おや、彼等もまた目覚められない人なのかい
 不思議なものだ…。ここにはまだ誰も来ていないと言うのに


[その二人が亡くなる前に、かろうじて二人の死も目撃していたはずなのに。三月兎を始めとして誰一人この観客席に来ていないのだから舞台へ行ってしまったのだろうか]


 はて、俺は狂っているのか?いや、狂っているつもりはないのだが
 愛する妻の傍で眠り続けられるのは幸せだと思う
 それに、死ねるのだって


[最初から本望だ。なんて思ってしまう
それ故に他の者よりショックが少ないのかもしれない。結局自分がどういうわけでこんなにも冷静なのか。ただ実感が湧いてないだけなのかわからないまま観客席で静かにポップコーンを食しながら劇を眺める**]



 ん…? ああ、お前は…チシャ猫のか

[この世界に来た当初に会った内の1人
耳と尻尾を生やすその姿を認めて、返事を返す。
そう多く言葉を交わした訳では無いが、
今まで会った中でも (からかってこない)まともそうな相手だと判断。]

 確かにな。死んだというのに
 まだ此処に囚われたままなのか…

[はぁ、とため息を零し。
踵を返して席に帰っていく彼をなんとはなしに眺めていれば、李の椅子に手をかけ態と転ばせたのが目に入った。
思ったよりも、彼はイイ性格をしているようだ。

くすくす、笑みが漏れる。]


[緑の上に寝転ぶ李を上から見下ろして
手を差し伸べるでもなく、ただ会話をする。]

 や、少しぶり。
 あんな馬鹿馬鹿しい奴に負けたって
 認めたくはないけど…まぁ、その通りだよ。

[( ほんと、終始馬鹿げた男だった。 )

しみじみと、胸中で呟いて。
そうして次に掛かったのは、腹の立つ奴の声。]



 ああ、お前も居たのか…
 
[嫌味や皮肉、とりあえず何でもいいから
この憎たらしい男を苛立たせたかったが、
話題が"ハートの女王"に移れば、むっつりと黙り込んだか。

李の言葉と、その後に続いた呟き
それを耳にして、僕からはただ一言。]

 あいつはキチガイだ。

[そう、あの女王様を評価してから
自分も席に腰掛け、少し冷めてしまった紅茶に口付た。*]


いや、乙は仲間割れするつもり無かったが…

[続くラルフの言葉≪キーワード≫には何て答えよう。絞り出して生み出した答え≪ケイサンケッカ≫には何処か納得いかないが、溜息。]

…漂う殺意≪チュウニビョウ≫に混沌≪イミガワカラナイヨ≫の色は感じていた。感じる黒≪アクム≫に英雄の力≪ハカタノ=シオ≫に何処か似た邪悪≪コレ=ヤ・バイヤツ≫を感じたが……あれは、何だったのだろうな。

[注がれるコーヒーを見て、たまにはゆっくり嗜むのも良いなと。女の子は見てないという声を聞いて、もしかしなくても女の子がいないのではないかと感じた。

…まあ、先程の猫と兎の絡みは楽しかったが?

コーヒーを受け取ればズズズッと啜った。]


【人】 記号の妖精 ミーム

[とっ とっ
預けた体から、彼の生きてる鼓動が伝わる。
なぁんかそれが随分と久しぶり…久しぶり過ぎて…
元の世界で誰が死のうが泣かなかった自分が、
センチ野郎になりそうだ。
だって、俺のダチは、兄貴は
もう誰もこの鼓動を鳴らしてはくれない

 はぁ、と深く息をついて顔をあげて目を合わせる]

 勝つまで俺は戦うよ?
 やだぁ、こんな所で他力本願とかシュゼットちゃんださいぃ〜

[勝つためには戦うしかないんなら、戦う。
悪魔を殴る予定がこの傷じゃあ、
せめて同じ陣営を勝利に導くことしか出来ねぇし。

冗談めかした口調で意志を語ると、
瞳の膜にもう一度笑ってやって、]

(28) 2015/06/28(Sun) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 …ありがとー

[言葉が重くなってはいけないから、明るく。
本当は、本当に来てくれなかったら、
きっとこのまま戦うことも出来ず、成りゆきを見守ることしかできなかった。
"時計うさぎ"の役割でか、はたまた"ディーン"としてか、
何方で来たにせよ言わなければならない言葉を]

(29) 2015/06/28(Sun) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[告げたあと、彼に従って立ち上がった際に

 あー鉄球!あーフランベルジュ!!

と声を出せば、場所を移動する前にトランプ兵に持たせることは忘れない]

 高い所は、大得意だ

[彼と同じように踏み鳴らした靴底は赤く灯る。
鉄球は上から落とす方が威力が高いんだ。

 目の前に現れた扉に驚きながらくぐり抜けた先は、
 今より空が近かった]*

(30) 2015/06/28(Sun) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

―お城の上―

 …!?

[出た感想は想像以上に高い、のと]

 その能力すげぇな!?

[の感想のふたつ。
見下ろすと見えるのは、ふたつの影>>24>>27]

 あれは、どっちが敵だ?

[今すぐにでも攻撃をしようと鉄球をトランプ兵からぶんどり、
 支えてくれたディーンの身体から離れて。

(こっから投げれば威力は…良い感じ?)

鎖を消して二つ一気に投げて、俺が飛び降りて────バズーカいるか?
頭でシュミレーションしながら、ターゲットを定め始めた]*

(31) 2015/06/28(Sun) 00時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 00時半頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 ――― …… うっ、せー……。
  … 別に寝ぼけてなんかいねーっつーの

     ついでに「アリス」っつーの、やめろ

[血の気の引く感覚と共に、
     膝をつき 打つ衝。

 糸が解ける感覚と共に 
 そこで漸く 狂った酔いから『醒めかけて』。
 まだ黒い絲のまま、戻らない髪を振るう。

 >>26寝惚けてるなんて抜かすもんだから、
 (確かに呆けたような感覚は残ったまんまだが)
 癪だから認めはしねーまんま、抗議の目を上げる。

   さっきまでの酩酊した聲とは裏腹、
   ‟いつもの”不快そうな声を上げながら、
   
        ―― は、 と息を吐く。 ]

(32) 2015/06/28(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 … シュゼットっつーのが、誰かしんねーが。

[赤紫は、尚も碧を差し込んで、
 直に 完全に碧空へと彩が引き戻れば。

 半端に戻ってきた痛覚を噛み砕いてから、
 取り落とした剣を手に、重い身を立ち上がらせる。]

 んなもん、言われなくたってわかってっけど、よ
 
   ―― …この夢ん中じゃ、
       どーも呑まれかけちまうみてーで、

[また『色』が揺れかけるのを抑えながら、
 地に足をつけたなら 城壁に寄りかかりつつも
 何とか気力を持ち直しゃ、虚空を睨めつけた。 ]

(33) 2015/06/28(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 … でも、まー、 よ。

[ただ、
『殺す』って言葉にすこし嫌悪を感じりゃあ
 嫌そうに目を細めをしたが ―― 、

 ( 俺からすれば、
   『盗んで』も『預かる』だけで、
    ―― 奪う気は無い。    )

 >>27『首謀者を殴り倒す』っつー言葉には、
   意志を 光を取り戻すように、
       頭ん中の霧が薄れてく。 ]

 ――― 元凶をぶっ飛ばして、
 きっちり筋は通しとかねーと、
       … 死んでも死にきれねーから、

(34) 2015/06/28(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 … 手伝ってやるよ。

   … 悪魔を一発目に殴んのは、俺だけどな…!

[その双眸へ、
 今度こそ『正気』で口角を吊り上げる。

  ―― それは、まあ勢いだけの
     虚勢のよーなもんだったが。
     剣を掴んだ儘、黒い儘の髪を掻く。]

   しっかし、情けねー姿見しちまって。
   …… わりーな、   

[ いつもよりも気弱めいた聲は
  少し俯きがちに ―― 、

 (何時の頃合いか。
  戻ってきた『ふたつの影』には気付かないまま、)]

(35) 2015/06/28(Sun) 01時半頃

 ……、名を名乗るのは、余り好きじゃあないんだ。


[珈琲を此方へと渡したのなら、今度はカタカタと椅子を揺らし始める三月兎に眉を寄せ。何ともせわしない奴だな、と呆れつつも珈琲をもう一口。

しかし此方を覗き込まれ、じっと目を合わされたのなら少し気まずそうに眉を持ち上げ。
……久々の一口で、思いの外気が緩んでいたらしい、と。それが少し可笑しかったから、ふ、と苦笑を漏らした。]

 
 あぁ、美味いとも。この珈琲を淹れた人物は実に良く分かっている。
 君は、珈琲は嫌いかな。


[尚もカタカタと椅子を揺らして遊んでいる様にまたひとつ苦笑を漏らしつつ、何とは無しにそんな事を。
正直な所、その音はあまり心地の良いものではなかったけれど、どうやら何か思い耽っているようだったから、水を差すのはやめておこう。

――と、思ったのだけれど。
椅子ごとひっくり返る様を見れば、嗚呼やはり注意しておいたほうがよかったのかもしれない、なんて。]



 ………、ミルクじゃなくて、君がひっくり返ってどうする。


[そんな呆れの言葉を落とせば、もうさっさと視線をはずそうか――今は珈琲を味わっているのだ、差し伸べる手なんて余っていない。

そうして、少しぬるくなった珈琲をもう一口味わいつつ、先程言われたチェシャ猫の言葉を思い出す。
あの言い振りからすれば、きっと"消える"事が可能になっていたのだろうけれど。
それだけ考えれば、自分の水煙管よりもずっと身を守りやすそうなのに。果たして誰にやられたのか、とそんな疑問は頭の端に。]*



 そうだな、お前が"割れた"時の音は、それは小気味が良かったよ。実にスッとした。
 ……君に、死に際を見られずに済んだしね。私としては上々だが……あの痛みは、忘れんよ。


[そして"卵"の言葉には、皮肉とを込めてそう返し。スッとしたのは確かだけれど、しかし同時にこの男のせいで目覚められなくなったと思えばやはり恨みは無いとは言えず。

しかしそれにしても、こうして自分を殺した男と茶を飲んでいるというのも中々奇怪な状況だ、と。
卵が世界平和について考えているなど知らないまま、この馬鹿みたいな状況に溜息を吐けば――聞こえてきた言葉に、眉根の皺を深くする。]


 君の苦労なんて知るか。そんな試作品なら、いっそ出さないで欲しかったね。
 そうすれば、もしかしたら私はここに来ずに済んだかもしれないのに。

 ……しかし、八岐大蛇≪ヤツクビ=トマティーナ≫?何で蛇じゃなくてトマトなんだ。


[やはり、この男とは言葉が通じないのだろうか、なんて。そんな事を思いはするものの、聞こえた単語に反応してしまうのは男の悲しい性だろう。]


[しかしマヨネーズだけで構成されていたと思っていたその生物は、どうやらそうでは無かったようで。
逆に不思議そうに問い返されれば、此方としても複雑そうな表情を浮かべる他に無い。]


 ………、その心掛けは大変結構だが。
 マヨネーズを丸呑みしている時点で、十分手遅れだと思うから……今更、身体なんて気にしなくてもいいんじゃあないか。


[嗚呼、きっとこの男が普通に死んだとしたのなら、間違いなくマヨネーズの取りすぎで死ぬのだろうと。
呆れたように言葉を落とせば、手にした珈琲の残りをぐい、と飲み干した。]*


[そうして、空になった珈琲のカップをテーブルに置き。
先程三月兎から聞いた"観客席"にでも向かってみようと、立ち上がる。]**


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[けど それも直ぐ。
 塞いだいて睫毛は天へ上がり、
 対峙する漆黒の色合いを、碧鏡は覗きこんで。

 すこし、(けど、俺にしては随分と)
 悩んで、声色は、真剣味を帯びる。 

 ( …他人に背負わすなんてのは、
    俺の性にあわねーから。) ]

 …でも、この有様だし、
 また足手まといになる可能性だってある。

 なーんとか、また
 ‟寝惚けちまわねえようには”すっけどよ。
        … その、

[そっからは、また惑うように数秒黙りこくったが。
 覚悟したように、剣を握る手に力を籠める。 ]

(36) 2015/06/28(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

    

 … 万一そーなったら、
 癪だが テメーに‟託す”からよ。

 ――  もし そん時ゃあな、任せたぜ。
     
             … ユーリ。

     
[ くる と、

   それだけ自分勝手に吐き捨てりゃ。
   気まずそうに背を向けて ―― 、

 … 不意に吹いた風の向きのまま、
   上をみあげれば 人影が見えただろーか。*]

   

(37) 2015/06/28(Sun) 02時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 02時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 02時頃


  名乗るのが嫌いなんてーな、
  なんだ。あんた自分が嫌いだったりするの。
  …………よくわかんねーやつ。

[なおも口を閉ざす相手から ぷい、と目を背けて
もうコレ以上聞くのはやめとこうと決めた。
コーヒーが好きそうなのは見ていて十分わかったから
そっちの話のがいいんだろう。]

  (笑われたから)あんまし好きじゃない。
  ……だからいらない。

[薦められてもいないのに、先に断るのは
「これは美味いぞ、飲んでみるか?」なんて
万一にも言われちゃ困るから。(だって絶対苦い)

死んだ後の一杯が、こいつに取って良いものであることに
死のウェルカムドリンクの趣味の悪さを噛みしめた。

(……ほんと、いい趣味してるわあのクソガキ)]


[相変わらず宇宙語を話す卵を尻目に
椅子を前後にカッタンカッタン。

音を刻みながら、 ”あいつら”になんにも起こらず
荒仕事が終わってりゃあいいと
殴り込みに連れてった部下と同僚達の姿を想う。

 ほう、と目が遠くなり
 目の前にあるよーな気すらする背中。
 それを苦笑ひとつでかき消して


保ったはずの僕のこころのバランスは、体ごと
またもクソ猫によって崩された

女王の姿が見えてなきゃあ、
本当に尻尾を引っこ抜いてやるところだ。]


  バカバカしい…、馬鹿が一番つえーんだよねぇ。
  ピンクのバズーカ見えた時にゃぁ
  こいつはやべえと思ったね。 主に趣味が。

[不本意そうな顔で自分を見下ろすちび
苦笑を混ぜた同意を返して、
「あいつの国のアリス」へヤバさをアピール。

キチガイ、とちびが言い放つのにはのに、
「ちげえねえ」と追い打ちを重ねて 立ち上がる

そろそろ腹ァ括って「俺の命綱」がどーしてんのか
見に行くべきかと思った矢先、
猫が口にしたあいつの名前に耳がぴくりと横を向く。]

  ぇ、ジャスミン姫たら 右腕もげてんの。

[そいつは確かにバケモンだ、という驚愕と
いやーな冷や汗と焦燥が混じって 声が変に上擦った。]


  …………ラルフ、あんたはさぁ
  舞台に行って、なにするんだ?

[むくれ顔で椅子でまるまる猫に向かって
湧いた疑問を問うてみる。]

  あんたの大っ嫌いなアルヤスの手を取って
  地獄に引っ張ってくるつもりかい?

[それはご遠慮願いたいんだけどねぇ、というのは
僕の都合だから黙っておくけれど。

椅子から尻尾がハミ出ていない事に舌打ちをした事も
はみ出てたら腰のアレを振り下ろしてやろうと思った事も
黙っておいて、

僕はポケットから取り出した≪マヨ≫入りのハムサンドを
丁寧に ひらいてから 猫の頭にそっと乗せようとした。**]


アリス、よい観劇を。 [耳を揺らして お辞儀をぺこり。]


メモを貼った。


[赤の女王の言葉にこくりと頷く。
李が引き倒されたときにくすくす笑っていたり
助け起こさないあたり、彼も中々良い性格をしている模様。


敵陣営とはいえ、最早争う理由もないため、
「とらわれたままなのか」という溜息には、
苦い笑みを返した。]


[ヘクターに問えば、
仲間割れはするつもりはなかったとの事]

  へ、無差別≪ダレカレカマワズ≫に救えりゃよかったんかね。
 リーガルも災難≪フッテワイタワザワイ≫だったっすね、そりゃ。

  あー、邪悪≪コレ=ヤ・バイヤツ≫はわかるかも。
  ちゅーか。髪色と目の色実際に変わったしなー。
  
  まー。
  あんたに剣をぶん投げられた≪メッチャ=フイウチ≫ときも
  わりと邪悪≪コレ=ヤ・バイヤツ≫って感じたけどさ。

[そろそろリーガル語を覚えてきたのか、
そんな言葉を返しながら、珈琲を飲んで談笑する。]


[アリスが観客席にいくのを、いってらっさー、と
手をふり見送って、
ハートの女王に関しては話半分に聞いている。
何せ、会ったことがない。
白兎元気かなぁ、とぼんやり思った。]

 抉ったァー。血ーだばだば出てたァー。
 でも爪や翼とか生えてたから
 殺して死ぬのかわかんにゃー。

[変に上ずった声を出した李になげやりに応える。
ラルフ、と呼ばれたので
ぴくりと耳だけあげてそちらを向かせた。
膝を抱えてむくれたまんま。]

  何するって……。

[「あんたの大っ嫌いなアルヤスの手を取って
  地獄に引っ張ってくるつもりかい?」
そんな問いを向けられて、唇を尖らせた。]


 ……ンなことができるならやりたいっすねえ。
  それこそ、あいつの死ぬ様でも間近で見て
  ほくそ笑むくらいしかできねーっすけど。
  怨みはふけーっす。呪ってやるーっす。

[こっちに寄って、何かしようとする李の姿など見ずに
足元を見つめて思案に耽っていたところ、
ふさりと何かが頭に乗った。

ぺこ、と軽く頭を下げると、
落ちて来たのはなんとハムサンド。

そっとキャッチしてから「何しやがるバカ兎」と呟いて
ふるふると頭を振ってパンくずを落としてから、

ぺしぺしとパンの裏っちょを叩いて、
やけになって≪マヨ≫入りのハムサンドを畳み、
もぐもぐと食べてやった。
スラム育ちをなめてはいけない。]


[ ごくん、と喉仏を上下させ、
唇を行儀悪く指先で拭ってから と、と立ち上がる。]

 ――さっきからあんたさ、アリスっつか、
 アルヤスの事について、反応しすぎじゃね?
 何? 何かあるの?
 まさか好きとかじゃねーだろ?

[Frocio(ゲイ)?、
とさっき言った言葉を小さく繰り返して、
じい、とうさぎちゃんの黒い眼を赤い瞳が覗き込む。**]


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 06時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 08時頃


キチガイの女王≪ハートクイーン≫か。
本当、この夢≪ドリーム≫には訳の分からんのが
多過ぎないか…?

[自身のことは置いておき、そう言葉≪ツブヤキ≫を
漏らしたのはカルヴィンの言葉≪ワード≫が
聞こえたからに過ぎない。
…そう言えばそのキチガイ≪ハートクイーン≫のことは
よく知らないな、と。どんな人か聞いて見たかったが
カルヴィンが言いたくなさそうにしていたのを見れば
それ以上のことをヘクターが聞くことはなかった。]

…おい、大丈夫か。

[倒れる音≪ガッターン≫を聞いた瞬間、
ヘクターは露骨に嫌な顔をしただろう。
それは彼が卵≪ハンプティダンプティ≫だからかもしれない。]

たく、心臓に悪い。


乙だって忘れんぞ。
想像出来んだろうが割れる≪ガッシャーン≫の
強烈に痛いのだぞ…?

[お互い様な様子≪ドングリ=ノセイクラベ≫を聞けば
返すのはこれまた彼と同様の卑屈<<オマエノセイダ>>。
この話は辞めようと言いたげにコーヒーの味を
嗜みだせば後ほど続いて言われる言葉<<ワード>>に
気分を害する事にはなるのだが。]

試作品<<ショクヒンコーナー・ノ・タベホウダイ>>でも使わないと
乙が死ぬと思ったからな…。
もっと早く展開しても良かったのだが
攻撃形状<<ソゲキモード>>にするまで時間を要した。

其方が乙の身体をグルグル巻き<<スマキ>>にせんで
良かったと心の奥底で思うな。

[半分程コーヒーを飲んで、ふと顔を顰める。
もしかすると…だなんて考えて『意識して話す』。]


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 09時頃


【人】 トレーサー キルロイ

おはようアリス。

[止めろと言われてもやめない、それがディーとダムだとばかりににやりと笑う。
抗議の目には涼しい顔で悪いな?と一応。

すべてが狂ったこの場所では、あるいは寝ぼけたままの方が幸せだったかも知れない。
それじゃ困るとたたき起こしたのは自分の都合であるから一応の謝罪。
なんで謝ったか説明しないから、相手には嫌味と取られる可能性もあるが]

シュゼットは向こうのハートの女王。
鉄球胸に仕込んでぶん投げてくる怖ーやつ。当たるなよ?
あとハートビームとか使うかもな?

[戦うなら相手の手も知って置いた方が良いと一応の説明。
後半はシュゼット本人と話ししてて使いかねないという予測ではあるが。
相手の手を知らないよりはマシだと説明しつつ、立ち上がる様子を見れば腰の双剣を抜き]

(38) 2015/06/28(Sun) 09時頃

【人】 トレーサー キルロイ

大した役に立たない知れないが、擦り傷程度の軽傷には効くらしい。

[カツン、と軽く剣を合わせて治れと小さく呟いてアルヤスに向けたなら、小さな傷は治るだろうがある程度以上の傷には痛みが若干薄れる程度にしか治癒されないだろうけれど]

飲まれそうになるなら小難しいこと考えずに
「何があろうと最後まで立ってる」
コレだけ考えておけ。
その託されたのはノシつけて返す。

[相手の状態で戦っても大して長くは保たないだろう事をわかっていて、それでもばっさりと。
髪は黒から金には戻らない、それがどういう事かわからない。
彼に何をすればまた“寝ぼけ”出すのかも自分は知らないし、その時またたたき起こせるかどうかすら保証は出来ない。

ただ一つ、わかっていることは]

(39) 2015/06/28(Sun) 09時頃

【人】 トレーサー キルロイ

自分のしたいこと、自分の命。
人に“託す”なんて言ってたらそこで終わるぜ?
最後に物言うのは実力でも場数でもなんでもない……想いの強さだ。

今の怪我どうとかなんだとかで小難しいこと考えてないで

“絶対死んでやるものか”

の気迫くら持ってろよ。
――…一発目はお前が喰らわすんだろう?

[話しているうちに上空に見えたのは、魔法使いとシュゼット。
やはり赤の女王は負けたようだ。
とは言えある程度のダメージは与えられてるはずだが――]

重傷の方を任す。

[さて、どっちとやることになるのやらと溜息混じり。

(40) 2015/06/28(Sun) 09時頃

八つの首…ついたケチャラーの化身……だ。
その…蛇、は、間違って…ない、

ああっ!!喋りにくい<<ナニコレ>>っ!!
貴殿と戦っている時に塩乃双翼竜<<シャイニング・ドラゴン>>に
なっても良かったのだぞ!?
乙の精神<<SAN>>が壊れるがな!!

[所謂方言<<リカイフノウ>>なのだろう…だが、
狂った宴<<ナイトメア・ドリーム>>の計らいなのか
ヘクターは他の者と同様の話し方がまず難しかった。
だが、聞こえた慣れた言葉<<ワード>>を聞けば
何処かパァアっと明るい表情に。]

あのアリス≪ガラスガール≫、目と髪の色変わったのか…
此方も英雄≪ハカタノ=シオ≫に乗っ取られると色変わるが。

[色が変わる≪チェンジアップ≫というよりは
調味料≪アジツケ≫まみれになる、が、正しい。]


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 09時頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 09時頃


て、手遅れ…検査<<ケンコウシンダン>>では引っかかった
事はないのだが…?

[此方の世界の基準<<アウトゾーン>>が甘いのかも
しれない。どのような設定<<キマリ>>なのか不明だけど。
いずれにせよ、倒れる<<バタンキュー>はお断りなので
そこは一応配慮する必要<<ケンコー・ダイイチ>>がありそうだ。
…配慮の方法<<ドレクライ>>が分からないけど。

席を立ち観客席<<タカミノ=ケンブツ>>へ向かうらしい
蜘蛛男≪スパイダーマン≫にラルフと共に片手を振る。
そして暫くはもう一杯のコーヒーをお代わりを用意して
一連の流れを眺めていれば、
ふと思い出すのはカード<<クバラレタヤツ≫。]

…勝利条件、か?

[詳しくは覚えてなかったが。
でも、見たことあるハムサンド<<マヨイリ>>を見て
若干どうでも良くなって自分と何か食べたいなと。]


迷子≪アリス≫の事好きって言うなら詳しい話聞くが。

[酷く真顔でラルフの横で聞けば
怒られたかもしれない。
思ったら何でも出るのか机の上にハムサンド<<マヨイリ>>が
あったのでヘクターはそれを手に取って追加で
黄色≪マスタード≫を足していたが。]

…あ。レタス出し忘れた。


メモを貼った。


メモを貼った。


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 11時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 11時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 11時半頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 12時頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 12時頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 12時頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 12時半頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 13時頃


[”あいつの死に際でほくそ笑みたい” そう言う猫を
わっかんねぇなぁ、と思いながら背中にまわる。

会ったばかりの相手へ そうまでも憎いと思える理由は
あいにく僕には想像ができなかった。
双剣の男が血を吐いて倒れようと、なんにも嬉しくない。

遺して行きたくねーから地獄へ連れていく気持ちなら
嫌っつうほどわかるんだけどねぃ。]

  ぇえええ、食うの!?

[予想GUYの対処に思わず声が裏返る。
顔にマヨでもついちまえー、程度に考えて
しょーもないもんを頭に乗せといてなんなんだが
まさか喰うとは思わねーだろ!ふつー!

猫の雑食ぶりに暫しふるふると。
へああ……と溜息遺して、耳を噛まれた仕返しは諦めた。]


[紫色の艶やかなベストと、赤い炯眼
目の前をずいっと支配して
隠し事がどヘタっくそな僕を壁際に追い詰める。
卵にまで勘付かれてんのにゃーさすがに閉口したが
別段教えてやる義理もねーし 意味もねえ。

疑問符付きでまた問われた知らねー言葉を払うよーに
猫の眉間に思いっきしデコピンをかまして]

  好きなワケあるかボケ。(嫌いでもねーけどさ)
  卵も!そんな真顔でこえーこと言わねえでくだせぇ。

[自分用のハムサンドを出してる卵にゃそう叫んで]

  ったく2人してなんなんだ!
  俺がそーですよ、つったら何がどーなるってーの。

[そんな”餌”をひとつおとして
『舞台上』と書かれた案内板と 伸びる小路をじっと見る。]



  俺の幕はまだ終わっていねぇ、  か。

[糞餓鬼の声が谺して
死する悪夢で遊んでおきながら、妙な希望をちらつかせる。

絶望だけなら、それに抗う事もできようが。
いつだって人の心を殺すのは、
中途半端に与えられた希望が目の前から消えた時だ。
( こんな時に彼女の顔を思い出すなんて、なあ。 )]

  クラリッサの恨みでも篭ってんのかね。

[自分勝手な独占欲で、命ごと奪ったひとの名を
音にしたのはいつぶりだろうか。
猫や卵がその名に反応しようとも「何でもねーよ」で押し通して、僕は 重い 重い 両腕を真上に上げる。]


  んあーーーーー!! ちくしょー!

[とっておきのでっかい伸びと共に、糞餓鬼に向かって叫ぶ。
卵と、猫と。その他にも話を聞いているよーな奴らが居れば
そいつらにも。
僕は耳と人差し指をぴんと立て、小首を傾げてこー言う。]

  お生憎、俺の「劇」はまだ終わってねーみてーなんで
  悪いが、俺は俺の終着点を見届けにゃぁなりやせん。

  それが、どんなもんでも どんな姿でも
  目を逸らすのは ……儀礼が足りねえ。

[ さく、 さく、 さく、 緑の絨毯を踏んで
『舞台上』の矢印の前、くるりと猫へと向き直り]

  アリスの死に顔見てほくそ笑むんだろ?
  得意の木の上から 見てりゃぁいい。

[漸くついた”踏ん切り”に 誘うように視線を流した。**]


メモを貼った。


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 13時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 13時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 13時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 13時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 13時半頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 14時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 14時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 14時半頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 14時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 14時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 15時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 15時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 16時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[>>38抗議すりゃ、それは水に流れるよーに。
 あっさり涼しい顔を返された。
 (ああ 「双子」の小憎たらしさは御健在のよーで!)]

  ( いや、悪いと思ってねーだろーよ )

[そりゃもー、謝罪されたとこで、
 胡散臭そうに碧玉は更に細まって。

 その謝罪の向きがどこに向いてんだかは、
 勘違いして嫌味にしか聞こえなかった。 ]

[ 一拍、またたく。 ]

 …… あ?
    鉄球ぶん回す、女王?

  ―― 生憎、「不思議の国」とやらは
     てーんでわからねーが、
 『女王』ってのは、イロモンの偏見がつきそうだぜ

(41) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[朧気に浮かんだのは、
 褐色の肌に艶めく黒髪の『女王様』。
 凛とした聲は麗しいが、民の事は考えてんのか
          それとも考えてねーのか。 

 赤ともハートともあってねーせーで、
 「女王」っつったら、真っ先に気に食わねー、
 元の世界の女王様のことが思い浮かんだもんだから
 僅かに眉が寄る。
  
     ハートビームだかなんだか、
     よくわかんねー『予想』が聞こえりゃ、
     それに更に怪訝が混じりこみやしたが、
    無駄なツッコミをする気力もありゃしねえ。

 だから鞘から引かれる金属の音が
    かちあい 鳴るまでは壁に身を預けたまんま、
         その奏音が宙に鳴るのを聞いた。 ]

(42) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>39双子の剣が、小さな衝を謳い
 ユーリが呟いたかと思えば 刃先が此方を向く。

 それと同時に、す と、体が軽くなる感覚は、
 物凄く『馴染みのある』感覚。  ]

  …… 治癒の魔法か、なんかか?

[ 腕は生えねーし、
  深く焼いた後が消える訳でも無い。

 でも、血の気が戻ってきた感覚にゃあ
    幾分かマシにはなるってもんで。

 手の中に剣を握ったまま首筋に触れりゃ、
 そこにあるはずの一本筋は、なかった。 ]

(43) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そん事への礼が口を付くより先に、
 無様さや情けなさ ――  、

   ‟三年前”よりずっと情けねー、
    こんなザマに食い縛るように歯噛みする。

 (だからいっそ、
  ‟あいつ”みたいに笑ってくれたりなんかすりゃ
  ぶん殴ってやろーかと思えんのによ。)

 それすらできねーまんま、
  らしくも無く正気のまんま碧がさざめきかけて、
  『託した』ことばに熨斗をつけられりゃ

       ぱちり、   ]

(44) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[逸れかけた視線が双つの眼に 
 また吸い込まれて ―― 、

   やっぱり気まずそうに、
   風吹くまま 上に視線が逃れる。

 ふたつの影が見えたなら、今度こそちゃんと
 『光』と覚悟を取り戻して睨み据えてやった。 ]

 … うっせーな、‟基本は”そのつもりだっての!

 [ 大きく息を吸いや、
   はー っと、 でっかく一息に肩を下ろし。 ]

 … あーもー、
 「初めて」頼ってやろーと思ったのにこのザマって。
  …… 大人しく託されりゃあいーのによ!

(45) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ―― ‟まるで”、俺が
 かっこつけきれてねーバカみてーじゃねーか。

 ( そう、ごちゃごちゃ考えたって、
   … 空回りするだけって分かってたのによ )

[反芻するのは、
 小難しく考えるなって事。 

   体は軽くなるよーで、
   結局逃げたがった弱い部分に 
   重荷がまた のしかかりかった。

  (でも、やっぱり他人に背負わすのは、
        性にあわねーのか。   )

  それが、心地よくさえ感じるのは
      なんでだろーな。    ]
     
 … やっぱ、慣れねーことはするもんじゃねーな。

(46) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[痛みすらも吹き飛ばすみてえに、
 深い息を吸いや、空に視線は据えたまんま。

 (‟想いの強さ”は、
  救えねーやつらばっか集まったあの場所で
  盗んだ命を掬いあげるために駆けた、

        あん時みてーに。)

 サファイアが隠れた太陽に煌めいて、
 「少女」とは無縁にも程がある聲は、
 
    ――― 思いっきり、
        吼え上げる。 ]
   
   やってやるよ!
     俺は、‟ぜってーに”死なねえ!

 … これでいーんだろ?

(47) 2015/06/28(Sun) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 影を追いながら、
  ちら と、 刹那。

   に 、 と 、
    嗤ってやった瞳に応じるみてーに、
    消し炭のように翳っていた髪が、
    黒曜の彩の儘 艶めきを取り戻して。

 ついでに図々しい願いをしちまったついでで、
     耳を掠めてく溜息の音を聞きながら、
     今度の頼まれ事には 間を数秒。

   首を横に振りゃ、漆黒も舞う。  ]

  どっちがそーだか、知らねーけど。
  やっぱ、俺に兎の方をやらせてくれ。

   俺、あいつに次会った時名前聞くつって、
   言ってそのまんま、果たせてねーからよ。  
 … やり残しは、ねーよーにしてーんだ。 *

(48) 2015/06/28(Sun) 17時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 17時頃


【人】 トレーサー キルロイ

[案の定胡散臭そうな視線が向けられる。
まあ逆の立ち場でもそうだろうなと苦笑い。

女王についての説明はそれ以上どうしようもなかったから、鸚鵡返しにはそうそう、と頷くだけ。

とかく女王なんて勝手なもんだ……と。
自分はあの二人しか知らないが、幼なじみの女王様っぷりはハンパなかったし。
喧嘩も良くしていたからこっちも負けはしなかったが]

まー…簡単にはいかないだろうねぇ。

[とは言え魔法使いに寄りかかっている姿を見れば、それなりに重傷だろうと。
やり合うことになるなら決着つくまでハートの女王がどんな手を使うか見ておけば良かった。
取りあえずトランプの兵隊を使えることだけは、さっきわかったが]

(49) 2015/06/28(Sun) 17時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[せいぜいが軽傷を治す慰め程度にしか使えない治癒は、それでも多少役に立ったらしい。
顔色が若干戻ってきたのを見てはほっと息を吐く]

あーそんなような、もん?
俺の能力は“音”に関する能力なんだがコレと衝撃波出すくらいしか。

[しかも使いこなせてない、と肩竦めて。
暴走する音の衝撃を、現状怪我が癒えてない身体で制御しながら戦うのは、正直きつい気がする。
最悪は制御せず自分へのリターンも覚悟すべきか]

そうか、なら安心。

[基本そのつもりならせいぜい頑張れと片手ひらひらして言う姿は、かなり適当だ。
その気になったのならそれで十分とばかり

(50) 2015/06/28(Sun) 17時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

頼る時と場合ってのがあってな。それに頼られた分は返した。
弱気になってる様だから気力持ち直させたつもりだ。
…それに、な?頼られ返されたのに気がついてるか?

[一人じゃ無理だと言うのは明らかに頼った上での発言だろうと面白そうに]

馬鹿で良いんじゃないか?
あんたの人生どんなことが暖かなんて俺は知らないけど、利口に立ち回るにはまだ若い……てな、お互い。
さて。

[上にいる二人を見上げる。
あちらも怪我の度合いはわからないが気合いだけはきっと十分。
そんなの相手に気合いが足りなきゃ負けるのは火を見るより明らか。

託されたのを突っ返して、気合い入れて五分五分。
吼えるアルヤスに十分十分と軽く返して]

(51) 2015/06/28(Sun) 17時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

あー…因縁あるなら了解。

[色々話をした。ほんのつかの間の休戦。
それがあるからこそ魔法使いの相手をしたい思いがあったが、アルヤスの言葉にはただ黙って頷く]

女王様の方がやりづらい気がするのよね―…。

[コレは、ほぼ確信]

(52) 2015/06/28(Sun) 17時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 17時半頃


[パア、と表情が明るくなる男に向けて]

 ……リーガル。あんたってちょっとカワイイっすよね。

[元は金髪碧眼だったと応えて、
英雄≪ハカタノ=シオ≫に乗っ取られると色が変わる、
という点に関しては、あのちょっと見た
カタコト言葉のやつかな、とあたりをつけた。*]


 何寝ぼけたこと言って……ああ夢だったわこりゃ
 ……とりあえふ、食べ物は粗末にすんなよ。

[驚き呆れる李に向けて、
まじめな顔で真面目な言葉を返した。
……ハムサンドをもぐつきながら。]

 あ、勝利条件……そーか。

[こて、と首かしげ、レタス忘れた、という言葉には]

 レタスでてこーい、って念じたらでてくんじゃねっすか

[ラルフが念じたところ
はたしてリーガルの手にしたハムサンドの上に
新鮮なレタスの葉は1振ってきた2だめでした 1]


 ……んっ、

[デコピンは甘んじて受けた。眉根に皺を寄せながら
びくりと肩を跳ねさせ、じろりと兎を睨みつける。
こいつがアルヤスを好きだったとしたら?]

 あんたがそーだったら……冥土の土産が一つ増える?

[餌には、愉快そうにそう言った。
それ以上の興味は無い。

黒い眼差しはくるり、舞台上と書かれた案内板と
その向こうへとむいて

唇から零れるはうわ言の様な、猫には知りえぬ事。
ばっ、と両腕があがると同時、
と、と猫は一歩後方に下がった。
目の前に耳をおったてた李のぴんとたった指先が見える。]


 へ。――そりゃあ。

[まだ終わってないということは。
ラルフは一瞬、羨ましげに李を見たが、
その火も、すぐに消して、ため息をつく。

視線をあげれば、さくりさくりと緑色の小道を歩き
『舞台上』の矢印の前に向かう兎の姿が見えた。]

  ――は。

[ラルフは、流し目に誘われるように、
尻尾をゆらすと、
とっとっとっ、と軽快に歩を進め、
李の目の前で立ち止まる。

前傾姿勢で再び相手の目を見つめると、
にぃ、とチェシャ猫の笑みを浮べて言い放つ。]



  しかたねーから、つきあってやるっすよ。
  あんたの……何? 日本語でなんつーのか知らんけど。
  終わりとやらに。

[それに何と応えられたかはさておき、
ラルフはするりと彼の脇を抜けて、肩をとん、と叩くと
そのまま『舞台上』への小道をゆく。*]


[ぐねぐねとまがりくねるけものみちを
そのまま、歩いていけば、
黒と赤に塗りたくられた階段が唐突に現れる。

昇っていけば、そのまま、
電車のレールが万力によって捻じ曲げられ、ゆがめられ、
さながら空中に道を為しているような、
奇妙な場所に出た。

中央には真っ黒な蒸気機関車が横転しており、
その向こうには最初に李と会った城が見える。

くん、と鼻をひくつかせる。]

 ……濃い血の匂いは、あっち。

[李の方を振り返り、
ラルフは静かに城の方を指差した。**]


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― 幕間◆観客席 ―

[サイラスに窘められて、
 ナイトメアはちょっと口をすぼめて足をぶらつかせた。
 確かにそうだ。
 茶には茶菓子もセットで出さねばなるまい。]

  ……今度あれば気をつける。

[小声でそれだけ言った。]

[山羊は、サイラスに明日太郎、と呼ばれると、
 明らかに耳をぴくりとひくつかせたが、

 ナイトメアに見られていたためか
 何事か文句をもごもごと飲み込んで
 そそくさとまたどこかに消えていく。  ]

(53) 2015/06/28(Sun) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

  そのままの意味だよー。

[深く意味をきかれれば答えたかもしれないが、
 サイラスがその前に納得した様子だったので
 ナイトメアは再び黙り込む。

 異なる世界線で、
 それぞれの人生を背負い生きるものたち。
 彼らは、何を思い、どうして生きているのか。
 それが彼女には不思議でたまらない。

 だから観察しようとする。
 ことあるごとに揺さぶる。

 ここには誰も来ていないというのに、
 という声を聞きながら
 茶会場に集まった気配を探り、
 ナイトメアは静かにミルクティーを飲んだ。]

(54) 2015/06/28(Sun) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


  至って健全だよ。
  ―― いや、本当は狂っているのかもしれないね。
  だけどキミの正気も狂気も、
  証明できるやつは誰一人いないのさ。

  ならばどっちだって一緒じゃないかい。

[そんな事を応えていると、
 こちらに向かう足音が一つ聞こえた。>>+48]

  ――おや、
  不思議の国のアリス。 ようこそ、観客席へ。

[舞台では、丁度四人が対峙したところ**]

(55) 2015/06/28(Sun) 18時頃

メモを貼った。


[猫のレタスでてこーい
あっさり落ちてくるレタスの葉っぱに、僕の目は点になる。]

  ぇぇええええ、そんな簡単に出ちゃうわけ!?
  っちょ、えっ…………

[いや、まさかな………。

半ば意地で置きっぱなしになっている僕のホージ茶を
ちらりと見て、まーさか俺が出したんじゃねーよなと

糞餓鬼がアレを出した時の事を思い出して
(あぁぁ、むかついてきた)
やっぱりまだ、茶葉に手をつける事はなかったけれど

目の前で、どこからともなく降ってきたレタスは
テーブルの上に置きっぱなしのそれらへ抱く嫌悪を
幾許か 軽くしてくれた。]


[テーブルの傍から離れる前、思い出したように。]

  あぁ、すもものパイも折角だから出しとく。
  お子様もいらっしゃることですし?

[ちら、とカルヴィンを見て、キシシと悪戯げに笑い
うっすいベストのポケットから、まんまるおおきな
ホールのパイを引っ張りだす。]

  ほい。そいじゃあ、楽しい茶の時間を。

[切り分けるアリスは居ないけども、皿さえあれば
勝手に分かれるから まーいいでしょ。と思った刹那
皿とフォークが現れる。(まー、便利なこって。)

舞台へ誘った猫の反応は上々。
ゆうらり揺れるしましま尻尾に、自分の耳もふわり。]


[ずずいっと にんまりとした笑みが大写しになって
ギザギザの歯がのぞけば ふわっとしたばかりの耳が
小刻みに震える。
(あの歯、いつかチェーンソーでごりごりにしてやる)
なんて 噛まれた恨みは暫く忘れない。

全く、かわいくねー猫だ。]

  そーさねぇ。なんて云うんかなぁ。

[僕が抱える”終わり”を言葉にするのなら。
探すように空を見れば、葉の間から差す柔らかな光が
ちら、と目の横を過ぎり、
真緑の世界のなかですら 僕の目は満開の夜桜を映す。
それに薄く、目を細めて]

  ……―――最期の散歩。

[幻で満ちた花天月地。その中から差し出された手が
ぼくにそんな言葉を紡がせた。]


[彼はそこから何を想ったか。とんと叩かれた肩は軽く、
脇を抜けて僕の前を先導してゆく。

ゆうらり、ゆうらり 揺れる尻尾を目の前にしても
弄くる気が起きなかったのは
多分 行く先から漂う死臭のせい。

穏やかな緑の世界に唐突に現れた階段は
鮮やかな色をしているのに、どこか禍々しく
登り切った場所の空は変わらず 紫の曇天。

サイラスから招待状を貰ったあたりだ、と
観客席から戻って来なかった彼を思い出した。]

  嫌な夜だねぇ。

[鼻を鳴らして火事場を差す猫に頷きひとつ。
森を駆ける兎の背で かちゃり、と
脇差しを抱く金具が音を立てた。 **]


【人】 会計士 ディーン

― 城の上 ―

 ……ふふん、だろう?

[すげえ>>31なんて言われたのなら、得意げに言ってみせて。
"女王"の視線を追う様に下を見る。
二つの影は、依然としてそこに居た様だが……彼等の様子が、"女王"を連れて来る前と変わっているのは、ディーンの気のせいだろうか?]

 ……二人とも敵だよ。

[深い事は言わずに、ただそれだけ返し。
離れていく身体には、ほんの少し心配そうに瞳が揺れる。
けれども戦うというのなら、ディーンはもう止められやしないから。

"女王"の思惑など知らず、たんっと踵を鳴らして。
そうすれば、ディーンの隣と下の二人の少し離れた場所に、一対の扉が現れる]

(56) 2015/06/28(Sun) 19時半頃

【人】 会計士 ディーン

[鉄球を投げるつもりだなんて知っていれば、下に降りる気なんて削がれたかもしれないけれど。
生憎と、言ってもらわねば分からないもので]

 ――……先に行ってるぞ?

[扉を開けて、それを潜ろうとしながら。
彼が通るのであれば、未だ暫くはこの扉をそのままにしておこうか、などと考えつつ]

(57) 2015/06/28(Sun) 19時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 城外壁 ―

[扉を潜り、二人から充分離れた場所で"アリス"と"ディーとダム"を視認する。
何事かを話していたらしい二人は、先までの剣呑さなどすっかり鳴りを潜めていて。
嗚呼、何とも面倒くさくなったものだと――一つ、ため息を。

正直な所、この中で一番非力な自信がある。
だからこそ、こうやって真正面から対峙してしまった時点でもう、絶望すら覚えているのだけれど。
"女王"の前で、逃げ出す様な無様を晒すわけにはいかないから]

 随分とまあ、仲良くなったみたいだな?
 ずっと喧嘩をしていてくれたなら、楽だったんだが。

[吐き捨てる様に言葉を投げつつ、小さく首を傾げる。
視線は、隻腕の"アリス">>48の方へと]

(58) 2015/06/28(Sun) 19時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ――どうやら"約束"を覚えていてくれた様で、何とも光栄な事だ。

[仕舞い直していたナイフを、彼に癒された右手でしっかりと握り。
その瞳に碧が戻っている事に漸く気付けば……ほんの僅か、眼差しを柔らかいものへ。

ころころと変わる瞳の色の理由など、問うつもりは無い。
狂気に呑まれたままの方が、やりやすいというものだけれど。
それでも、名を教えるのは、"碧い瞳の彼"が良い]

 準備は良いか?
 "悪党"サン。

[先の言葉遊びを絡ませ、口調には笑みすら滲ませながら。
薄く血で汚れた鋒を、"アリス"へと向けた]

(59) 2015/06/28(Sun) 19時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 19時半頃


[怖い事≪ヒュードロドロ≫だっただろうか?
素敵な展開≪ハナバタケ≫である可能性も
考えられるのに残念だな、と。
慌てふためく彼に対して「そうか残念」と
答えればまた怒られそうだ。]

そーですよと言ったら?
御祝い≪ケッコンシキ≫だろ。

[そしてまた真顔≪ナニイッテルノ≫。
因みにヘクターの中では祭り≪パレード≫だったのは
間違いない事実。

でも自分が対象だとなんとも言えぬ顔。
残念ながら夢小説≪オレガ=シュジンコウ≫は好んでいない。]

……何故乙が可愛いの対象≪リカイフノウ≫なのだ。

[そういうのは目の前の三月兎≪リー≫に言おう、
そう心の中でツッコミをした。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 …… ―― そりゃ、
 そんな直ぐ使いこなせるもんでもなかろーよ。
    立派な音魔法と変わんねーじゃねーか。

[>>50ほ っと、安堵を零す様を眺めるのは
   ちょっと意外そうな色を籠めた碧眼。

 肩を竦める様にゃあ見下ろしつつ、

 今は‟歌”と‟声”以外使えそうもねー
 魔法を想い 途切れた右腕の先へと
        自然と意識は移ってった。

 >>50その端に ひらり、
  適当そーに手を振る様にゃあ、
  いつもならムッとしはしただろーが。

  なーんとなく、
  悪気はねーんだろーな、と。
  今は呑み込んだまま また目線を引き上げる。]

(60) 2015/06/28(Sun) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[ けれど、次句にゃあ 
      きょとん と、見開き。 ]

 …… 頼られ返された?

   ――  …… いーや、まったく?


[‟頼った分”の返しは、なんとなく。


  だけれど、頼られ慣れすぎてたせーか、
       それともただ鈍いせーか。 

 肝心な部分のブーメランを投げられてたことにゃ、
 言われねーと気付けねーまんまで。

 素っ頓狂な聲が跳び出りゃ、 
     ついつい素直に首が傾いてた。 ]

(61) 2015/06/28(Sun) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 言った後にまた間抜けっぽくて
  悔しいと思ったが、既に後の祭り。
  苦い顔をしながら 空に碧は逃げ込んで。 ]

  … いーのかね。
  バカで失敗すんのと、
     … 笑われんのは癪なんだがよ。

 ( ―― まあ、小難しーこと考えて
  取りつかえしがつかなくなるよりゃ
  バカはバカのまんまのが、マシっつーもんか )

   [ ふ、 と、 小さい息を漏らす。 ]

   … はっ、『お互い』っつーが、
   アンタの言ってることだけ聞きゃあ、
   まるで年寄りみてーだけどな!

[ ただ、そのまんま諭されんのも、やっぱ。
  気に食わねーから、悪態ひとつ分は返してやった。 ]

(62) 2015/06/28(Sun) 21時頃

[都合の良いレタスに感嘆。
意外と願えば出るのかと考え、
あまり余計な事≪ジューハッキン≫は考えないほうが
良さそうとも考える。]

…こうもあっさり≪ウスシオアジ≫だと拍子抜けだな。

[だから無言でハムサラダサンド≪カラシマヨツキ≫を
口に収めれば満足そうに腹を満たすとした。
何か変なの出たら、何を言われるか。]

はいはい、仲良くデート≪ステップアップ≫して来い。

[出掛ける彼がすもものパイを出したなら、
ヘクターはカルヴィンの顔をチラリ。
何を言われようが御構い無しに皿へ一切れ分盛れば
彼の目の前に差し出したろう。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 ――― … まあ、因縁つー程でもねーけど。
          … ありがとーよ。

[ >>52譲ってくれたこと。 
    怪我を治してくれたこと。

 んなもん、全部俺のためじゃなく
      こいつ自身の為もなのかもしれねーが。

  一応、黙って頷いてくれたその様にゃあ、
     言っとかないといけねー気がして、
     ほんのちっと、礼を放り投げた。 ]

 (  …まあ そりゃ、鉄球ぶん回すよーな
   じゃじゃ馬なら随分とやりにくそーだけどよ )

[ 女王に関してはその『性格』を知らねーから、
    >>52月並みな感想は、心ん中だけで。 ]

(63) 2015/06/28(Sun) 21時頃

 最期の散歩? ふうん。

[兎のうらみも何も気にする事は無く
告げられた言葉を反芻して、
ふるり、小刻みに震える耳を視界に納めてから

タン!と一歩を踏み出し
既に出番の終わった舞台への道筋を辿る。

ちらと見た兎の瞳に、月が見えた気がした。*]


― 舞台 横たわる電車→城 ―

  ――いつもどおりっすよ。
  いつもどおりの、悪夢。

[小さく肩を竦めて、金具の音に目を細め
ジャポーネのカタナとかいうやつか、と合点し
己も、と縄鏢がないか探すも、あるはずがない。

置いてきちまったしにゃー、なんて事を考えながら
森の木々の間を身軽にかけていく。

ふわふわと揺れる兎の耳をひっつかみたくなるのは
きっとチェシャ猫の本能のせいだろう。
(さすがに起きている時にそんな事はしないし、
幾分かいつもよりふざけている自信がある)]


[ ――ザッ。 ]

[そうして、森を抜ければ 
むせ返るような黒薔薇の香が
ここまで届いてくる。
遠くに人影を見つければ、ラルフは低く唸り]

  ……あれじゃねえの。

[静かに、彼らに近づいていった。

舞台の演者達にどうやら自分達の姿が
見えてはいないらしい、と

気づくまでにかかるのはどれほどの時間か**]


……嗚呼、もう花畑広がってろ≪バクハツシロ≫

[自身の分もすももパイを皿に盛れば
一口頬張って、そして呟いた言葉はこの腐りよう。]*


【人】 さすらい人 ヤニク

[ ただ、それは言葉に出るこた無い。 ]

[それより ひとつ。
 
 影が消えたのを察知すりゃあ、
  流れた風の気に導かれるよう
  ぐるり、 と、 周囲を見渡しゃ。

 吐き捨てられる言葉が、一辺。 >>58 ]

[隣をちっと見ながらも
 追っていた影に向きなおりゃあ、
 >>58空に乗る聲の先へと、目を細める。 ]

 …… 仲良かはねーよ。たぶんな。

[ … ―― その首は まあ、
      迷いなく横に振ってやった。 ]

 ただ ‟仲直り”はしたかもしれねーけどな。

(64) 2015/06/28(Sun) 21時頃

メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[その動きに連なってか、
 腕にかかったままのショールが
 ひら と はためく。

 >>59しかと握られた意志表示のよーな
 その手の中で耀るナイフの光を宝石は吸い込み。
 碧は、その煌めきを逃さず、鏡に映した。 

 ( ほんのちょっと、
  その目つきが柔らかくなった気がしたのは。
     …… 俺の願望だか、どーだか。  )

    向いた視線は しっかり。
    碧玉で、受け止めてやる。   ]

(65) 2015/06/28(Sun) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 残念ながら
 こちとら ‟約束”と‟義”は
    違えねーのが信条なんでね!

 … へばったって、一度や二度
   んなことじゃ諦めやしねーよ。

  そっちこそ、忘れねーでいてくれたよーで
        何よりってもんだぜ。

[悦も、狂った喜色も無い。
 その軌道は、真正面を向いたまんま。

   一歩、 二歩。
   充分過ぎる程取られた間合いを、
   焦らずゆっくり、 詰めてく。 

  … ―― 兎を、逃がしちまわないよーに。 ]

(66) 2015/06/28(Sun) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  なめんじゃねーっての。

  テメーの命、『盗らせてもらう』くらいの
         悪事は覚悟できてるぜ。

  …――  臆病な兎さんよ。

[表情はまったく変わんねーってのに、
 笑みさえ見えそうな声色は酷くアンバランス。
 けど、それを気味悪がりも面白がったりもしない。


 絡んだ言葉遊びにゃ、
 更に ‟覚悟”を重ねてお返しするだけだ。 ]

(67) 2015/06/28(Sun) 21時半頃

広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 21時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[緩やかに、
 空を挟んだ鋒へ突き合せるよう
 シャムシールは閑な黒刃を湛え。

  ―― 強い‟意志”で、
      対峙する。

 さっきと同じように向けた半月は、
 狂いの力も借りることも無く、

 けど、髪は未だ艶めく鴉羽の色のまんま。
 それでも陽を望む向日葵のように、
        前へ、ひた向きに。
 
 ( ユーリにああ言いはしたが、
   暴れりゃ直ぐにでも燃え尽きちまいそーだが、 )
              ( でも、 )

 ただで爆ぜてやる気は、これっぽっちも無い。
 あの悪魔とやらに、痛い目見せてやるまでは。 *]

(68) 2015/06/28(Sun) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 …わかった。
  …ってあれユーリか

[茶会会場で会ったあいつは三日月兎を殺したと、漸く気づく。
ディーンに頷くと止めはせず、気をつけて〜と見送るのみ。

 そんで上空からあいつを睨みつける。
痛みなんてのはなかったことに、今はなかったことに]

 ユーリ!!!
 女王のつぎはてめーだ!!!!

[大声の宣戦布告で、気合入れ。
仲間がいる限りは負けてやらねー
ぴ、っと鉄球を持った指を突きつけたら

 炎を纏った鉄球を
ぐるんぐるん 鎖をぶん回して
両方彼に向かって投げ飛ばしてやる]

(69) 2015/06/28(Sun) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 『疾《コーレル》』!!!

[瞬間、フランベルジュをトランプ兵からぶん取ると、城の上から飛び出し
鉄球の後を追うように急降下。
 鉄球を避けられたとて、一気に仕留めようと]**

(70) 2015/06/28(Sun) 21時半頃

― 黒薔薇の城 外壁 ―

[どこからともなく鉄錆の薔薇が香り、鋭い蔦がはみ出す城は
僕がここに落ちてきた時と変わりない。
とん、と土の地面を蹴れば 踵が小気味良い音を立て、
まさに「舞台上」と言うかの如く、撫でる死の匂いも
自分に”生きている”と錯覚させる。]

  いつも悪夢? そらぁ日頃の行いのせーじゃねえの。
  俺はこんな酷い悪夢は……5年ぶりだ。

[肩を竦める猫へ そう 漏らして。
地を蹴る足はたびたび足を止め、常に猫の指が示す方へ。
暫くすれば 聞き覚えのある声が僕の耳でも掴めるだろう。

兎も小さく鼻をひくり。
猫の声に こくりとひとつ 頷いた。]


[ ―――ざあ、  と生温い風が吹きゃあ
 薔薇ではない血の匂いが微かに揺れる。

 見覚えのありすぎる双剣の黒髪と
 自分とは違う、真白の耳を血で汚した『兎』
 随分と変わり果てた姿の――――アリス。

黒髪を揺らす隻腕は、あの日見た綺羅びやかさの欠片もなく
それに暫し 絶句する。]

  なんだ、あれ。 別人じゃねーの…。

[アンタがアリスをあーしたの?と猫へ問いつつも
耳を叩く彼の言葉は 変わらず彼そのもので
僕は 会えたのなら聞きたかった事が胸に詰まる。

「アンタの義ってのは何なんだ」

問えずに終わった言葉。]


  アルヤス!!!!!!!

[ 今更問おうという心算もない。
 僕の命が其処にあると
 そんな事を伝える心算も毛頭ない。

 けれど一度 名を呼ばずにはいられなくて

 白兎へ曲刀を向ける綺羅星を見る。


 呼びかけは宙へ消え
      真黒の月が吸い込んでいった。*]
 


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 22時頃


メモを貼った。


【人】 トレーサー キルロイ

やなこった。

[アルヤスとの会話を終え、彼がディーンと対峙してすぐ。
頭上からのミームの宣言には真顔で返す。
次はてめーだと言われて素直にやられてやるほど可愛い性格はしていない。

炎を纏った鉄球をぐるぐる回してる時点で隙は出る。
そもそも獲物を知ってるだけに今更驚きもしないし避けられないほど愚鈍でもない。
こちとら馬上から重鎧着たまま飛びかかってくる様な長馴染みを持って居る。
死なないためにはまず避けるだけの俊敏さが居ると言うことで。
まして、馬上に比べ城の上からなら距離はある、どうしたって着地までに時間はかかる。]

なーんで、女の子が俺の上に振ってくる事が多いんだか……って。
あれ女じゃないか。

[後ろに下がりながらぼやき。同時に急降下してくるのは視界に入っていて。
猪突猛進。宣言といい攻撃といい。
相手の体重どうあれその勢いじゃ死ぬってわかったら、人間必死に避けるだろ。
しかもこっちの手もわからないままに突っ込んで、仕留められるほど簡単だと思われても、困る]

(71) 2015/06/28(Sun) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

切り裂け

[手にしていた双剣を相手に向けて力一杯ぶつけ、鈍い音をさせる。
コレ一発でどうにかなるとはさすがに思ってない、まあ取りあえず鉄球の一個なりとも鎖を微塵にで来たら上出来。

そんな事をしてからの回避行動はやはり多少遅れて、ブランベルジュ切っ先が頬から肩にかけ手を切り裂いた。
生暖かい物が滴る感覚を感じながらも次の一手。
派手な攻撃は威力もでかいが隙もでかい。その隙を逃さずに左手に持った双剣を相手の首元目がけて振り下ろす。
右手は脇腹を抉り刺すように突き出すが、怪我の影響か勢いは鈍い。

二手、攻撃が通じようが通じまいが一度回避行動しつつ相手の後ろを取ろうとし]

(72) 2015/06/28(Sun) 22時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 23時頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/28(Sun) 23時頃


  五年前に随分なことがあったよーで。

[相槌を打つ。
見上げた空は、紫の雲が垂れ込めて血生臭い瘴気を零し
ざわめく森が影絵のようにその紫を切り抜いて
一層、不気味だった。]

  勝手にあーなったの。

[まさか自分の殺気に呑まれただとか
そんな事は知らないから、
李の問いには適当に答えて

たどり着いた地、黒薔薇の城の外壁で。
見つけた二人の姿を、猫は赤い瞳の中に映し出した。]


[薄く血塗れた鋒をアリスへと向ける白兎。
表情は笑わぬまでも、
声の調子は勇ましく、笑みを孕んでいた。

ほんの少しの邂逅だったが、彼もまた、
この狂った舞台で悪魔に踊らされたのだろう。
それを思えば、白兎を見つめる目は真剣になる。]


[ ――号令に、視線をあげる ]

[鉄球に纏わる業炎が、
フランベルジュを手に急降下する女王の赤いドレスを、
風に靡く赤い髪を、
琥珀の瞳を照らし出して、

――それはまるで天駆ける星のよう。
ただ突き進む英雄のよう。]


[ふと、思い出したのは、
マフィアのボスとして、
ファミリーを率いるボスの不敵な笑顔。]

[   (  蓋をして、)]

   ……がんばれよ、 女王様、 白兎。

[隣でアルヤスに向けて叫ぶ李の声が聞こえる。
それに僅かに「うるせえ」といいたげな顔をしたが
何も、言わない儘。

ラルフは、木の幹に背凭れ、
その様子を――

  終幕に至るまでを、静かに見ていた。**]


【人】 記号の妖精 ミーム

 はっ!!あめぇ!!!!!

[鉄球を弾いた双剣には一度は驚くも、次にはにたり。
鎖は俺の術式のひとつ。俺が生きてる限り途切れることはない。

─皮膚を切り裂き、血で滑る切っ先を急いで引き戻し、
次の切っ先の軌道を見切る。
俺の反射神経をなめるなと何度……こいつは初めてか───]

 ───っ あ!!!?

[首元は避けるも、体を曲げれば傷が悲鳴を上げ
ぐらり 体勢が一瞬崩れる。
双剣は、フランベルジュ同様肩を抉り裂く]

(73) 2015/06/29(Mon) 00時頃

広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/29(Mon) 00時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 ざっけんなぁあ!!!

[しかし二撃食らってやるわけにはいかず、地を蹴る足元は爆発を起こして、
彼の切っ先はドレスの一部を切り裂くのみとなる。
相手より先に後方へとステップを踏むと

どすっ

同時に鉄球が近くの地面へ落ちてきた]

(74) 2015/06/29(Mon) 00時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 はぁ、…っ

[全快なら、こんなの……
裂けた肩を抑えもしない。
フランベルジュ片手に構えたまま、問う]

 さっきは俺と悪魔が戦うの傍観してるっつってなかったっけ?

[特に意味のない問い。
ただ、息を整えて次へ繋ぐ間]**

(75) 2015/06/29(Mon) 00時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[衝撃波は鉄球をはじきはしても鎖は無事。
基本的には鉄球より鎖の方が耐久低いはずだが何かからくりが在るかと。

双剣の一本は相手の肩を切り裂きいたもののもう一撃はドレスを擦るだけ。
同時に爆発を起こす地面に若干巻き込まれたか、舞い上がる砂利が小さな傷を作る。

痛みは走るが気にするほどではない。肩も、戦えぬほどではない。
落ちた鉄球には目もくれないし、動きも止めない]

早さと反射神経を誇ってるのが自分だけだと思うか?

[さっきのヘイヤといい、こいつといい。つくづくスピードタイプに縁があると。
ただし、鎖が距離を使える攻撃だけに今回は此方が不利だが]

(76) 2015/06/29(Mon) 00時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[投げかけられた問いには答えないまま、相手の息が整う間など与えぬとばかり、もう一度双剣音を奏でて攻撃の刃を射出。
同時に立っている相手の足下目がけて低い姿勢で攻撃を送り込み、足を切り裂こうとしつつ、低く呟く]

死んだら傍観も出来ぬしな。

(77) 2015/06/29(Mon) 00時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/29(Mon) 00時頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/29(Mon) 00時頃



 お前、一言余計だよ。

[お茶を飲みながら、目線だけをちら と李に寄越してやって。
悪びれず笑う彼を睥睨。
それでも不思議の国のアリスやハートの女王相手に言われるのと違って苛つきはしないのは、彼の人となりのせいか。

ポケットから、明らかに入りきらないであろう大きなホールパイを取り出したのを見れば、似たような現象を日頃から見慣れているために驚きもせず。気になったのは、何のパイかという点。]

 ほう…、気が利くじゃないか。

[声には喜色が混じり ]

 余所見して、さっきみたいに転ぶなよ?
 
[転倒の原因はチシャ猫だと分かっていながら、揶揄を含めて。
その実少しの心配も混ぜながら声をかけた。]



 楽しいデートになるといいなぁ?

[ヘクターに便乗して
連れ添って席を後にする彼らを見送る。]

 ……やっと、静かになったな。

[ヘクターに話し掛ければ、取り分けた分のパイを差し出され]

 ふふ、『苦しゅうないぞ』 ...なんてね。
 ありがとう、頂くよ。

[礼を言って受け取り、銀のアンティーク調のフォークを手に握る。
丁度飲み終えて空になったティーカップには、新たにストレートの紅茶が満たされていた。]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/29(Mon) 01時頃


基本的に騒がしい≪フェスティバル≫である事が多い故、
静かなのは少し落ち着かんがな…。

[静かなのは好きか、遠巻きに聞く言葉≪キョウミ≫。
常に騒ぎだらけの世界≪チョウミリョウ=センソー≫に住まう
彼はそう言って苦い珈琲を嗜む。
普段ならば白≪マヨネーズ≫を入れたかもしれないが、
何だかそんな事をする気にはなれず。]

…まあ、仕事≪ミヤマモリ≫だらけでたまには休みも
良いものではあるかな。死んでるが。

[死ぬ事が休みとは皮肉過ぎる。
だけどこれから先、彼がもし目覚めた後
改めてくる真の死亡≪ゼツボウ≫は過労死≪ハタ・ラ=キスギーン≫
なのだろうと思うあたり困ったもの。]

…紅茶、美味いか?
乙の世界だとかなり調味料≪コンモリン≫入れるが


[看板の先、"観客席"を目指しつつ。
死後の世界とはこうも騒々しいものなのか、と肩を竦めて息を吐く。
嗚呼それにしても、三月兎の哀れな事。
珈琲が嫌いだと言うからには、きっと苦いだとか酸っぱいだとか、そんな感想を抱いているのだろうが――男に言わせれば、それは"美味い珈琲を飲んだ事がないからだ"。
自分とて、最初から得意だった訳ではないから。だから呆れると同時に、こんなに美味いものを飲まないなんて、勿体無いとも思う。]


 ……しかしこの馬鹿げた劇は、いつまで続くんだろうな。


[ぼやきつつ思い出すのは、死んだ時の痛みと"卵"の言葉
彼もまた割ると痛いとぼやいていたが、かと言って同情出来るかと言われれば否だ――絶対、此方側の方が痛かった。

それにしても、あの卵の忌々しい事。
簀巻きに出来るものならばとっくにしていたとも――認めたくはないが、したくても出来なかっただけだ。
しかし、言語体系が違うと思っていたあの卵だが、どうやら一応此方の言葉も話せるらしい
あれを聞いた時は思わずギョッとしてしまったけれど、今思い出せば何だか可笑しくもあるものだ。]


[…そう言えば、此方側の女王だけれど。
先程、赤の女王やら三月兎やらから語られた、もう一人の女王の話を聞くに、会えはしなかったが此方側にも女王は居たのだろう。]



 ……さて。
 ここが"観客席"かな。


[そうしてたどり着いたのは、森の先。
がらんとしたそこに居たのは二人の人物――一人は、顏を知っている。]


 ……君も此処に来て居たのか。
 招待状、ずっと待っていたんだがね……ヘルシング。


[あの時、不思議の国で交わした約束を思い返し。片手を上げてそう声を掛ければ、イカれた帽子屋はさて何と答えただろう。

そして、もう一人。
特等席とでも言えるようなそんな場所で劇を眺めている女性の声に、男は視線をそちらへと向けた。]


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