130 屍鬼村4〜村は死によって包囲されている〜
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少
霊
全
ロビンに1人が投票した。
ソフィアに3人が投票した。
ソフィアは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
フランクが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
隠れ潜んでいたモノ達が、山から鬼が、降りてくる。
村にじわりと死が浸透していく。
――この村は、死によって包囲されている。
もうそれを阻む者はいないのだ。
死んだ者たちは、もうこの村を支配できるほどに起き上がり。夜の方が賑やかなぐらいである。
やがて昼の住人は姿を消すだろう。
これだけの数の屍鬼を抱えて、永久に露呈しないということはあろうはずもない。
ここは、屍鬼のためだけの村である。
いつか破綻するその日まで。
(#0) 2013/07/16(Tue) 07時頃
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えええええええええええwwwwww
(0) dop 2013/07/16(Tue) 07時頃
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お疲れさまでした!
(1) メロンゼリー 2013/07/16(Tue) 07時頃
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おはようございます。お疲れ様です。
(2) 10103 2013/07/16(Tue) 07時頃
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大丈夫、みんな無事!
(3) メロンゼリー 2013/07/16(Tue) 07時頃
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え!?dopちゃん!? すごい!めっちゃ強くなってる!!
(4) 10103 2013/07/16(Tue) 07時頃
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はぁ…… 完敗です。
(5) dop 2013/07/16(Tue) 07時頃
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イアンは、フランクの肩を叩いた。
10103 2013/07/16(Tue) 07時頃
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>>4 強くないですーー泣きそう 最初から最後までかばってた……とは………
(6) dop 2013/07/16(Tue) 07時頃
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私を屍鬼にした天命はいいと思いました!
(7) メロンゼリー 2013/07/16(Tue) 07時頃
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初日序盤、俺からみりゃ昭も美咲もどっちもどっちだったんよなぁ。
富美と昭と俺が見て人だって思ったんなら人なんだろって思ったし、最終日昭が美咲は疑ってませんなんて言うから…
(8) dop 2013/07/16(Tue) 07時半頃
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ミルフィは、一を踏んだ。
hana 2013/07/16(Tue) 08時頃
ミルフィは、富美を抱き締めた
hana 2013/07/16(Tue) 08時頃
ソフィアは、昭の手の感触に、次第に瞳を潤ませて。零れる前に、昭に抱き着いた。
やなこま 2013/07/16(Tue) 08時頃
ロビンは、富美が抱きついてくるままに任せて、熱い雫が服を濡らす感触に、自身も目頭を熱くして。ただただ、腕の中に抱え込んだ。
nagare-s 2013/07/16(Tue) 08時半頃
イアンは、昭の口に飴を突っ込んでみた。
10103 2013/07/16(Tue) 08時半頃
ミルフィは、一を冷たい目で見た。>>-60
hana 2013/07/16(Tue) 09時頃
ミルフィは、一をじっと見た。
hana 2013/07/16(Tue) 10時頃
イアンは、ミルフィに照れた。
10103 2013/07/16(Tue) 10時頃
ミルフィは、照れてる一の頬にちゅっと軽くキスした。
hana 2013/07/16(Tue) 10時頃
イアンは、慌てふためいている。
10103 2013/07/16(Tue) 10時頃
ミルフィは、梅好の手を一の尻に導いた。
hana 2013/07/16(Tue) 10時頃
ミルフィは、昏い笑みを見せた。その顔に、もう元の人間だった時の明るさはない。
hana 2013/07/16(Tue) 10時頃
ミルフィは、Fカップの胸に昭を抱き締めた。
hana 2013/07/16(Tue) 10時頃
ソフィアは、昭を抱き締める茜におろおろと手をさ迷わせ、散々迷った挙句に二人まとめて抱き着いた。
やなこま 2013/07/16(Tue) 10時頃
イアンは、なんとなく、寂しそうな梅好の頭を撫でた。
10103 2013/07/16(Tue) 10時頃
フランクは、一の尻を掴んでにやけている。
dop 2013/07/16(Tue) 10時頃
イアンは、フランクをセラミックハリセンで殴った。
10103 2013/07/16(Tue) 10時頃
ミルフィは、昭と富美をまとめて抱き締めた。むぎゅう!
hana 2013/07/16(Tue) 10時半頃
ミルフィは、キラキラした目で一を見上げた。
hana 2013/07/16(Tue) 10時半頃
イアンは、目逸らし・・・。
10103 2013/07/16(Tue) 10時半頃
ミルフィは、一のシャツの釦に手を掛けた。
hana 2013/07/16(Tue) 10時半頃
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ちょ、あっちゃん人前は駄目。
(9) 10103 2013/07/16(Tue) 10時半頃
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ミルフィは、一を人のいない農具小屋に連れ込んだ。
hana 2013/07/16(Tue) 10時半頃
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いやいやいや、なんで僕より後に屍鬼になったのに力強いの!? やっ、やめ。 犯罪じゃないのこれ!?年の差とか周りの視線とか・・・。 これから隣町を襲う会議あるし、いないとバレルっていうかすぐそこになんか子供の声聞こえるからっ!?
(10) 10103 2013/07/16(Tue) 10時半頃
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子供の声?
きっと、ふみちゃんと昭だよ。 大丈夫。 あたしたち、もう皆仲間だから。
バレてもいいじゃん。 ううん、むしろバレた方が、あたしには都合いいよ。
おにーちゃんが、あたしのだって皆にわかるから……。
(11) hana 2013/07/16(Tue) 10時半頃
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ミルフィは、ぐぐぐぐっと体重をかけて、一を押し倒そうとしている!
hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
イアンは、外に声が聞こえないように、押し黙った。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
イアンは、されるがまま・・・。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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[埃っぽく雑然とした農具小屋。 一の胸に体重をかけて見下ろしながら]
はじめおにーちゃん、顔が赤いよ……。
[一の耳元でそっと囁いた]
(12) hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
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ミルフィは、ノリノリで一の釦を下まで外して行った。
hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
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自分で脱げるよ!
(13) 10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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イアンは、大声で言ってしまってから慌てて黙った。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
フランクは、農具小屋のそばを通り過ぎかけ…小屋の中からガタン、という物音を聞き立ち止まった。
dop 2013/07/16(Tue) 11時頃
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しっ。
(14) 10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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イアンは、ミルフィの口を自分の手のひらを当てて塞いだ。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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!?
[びっくりして動きを止め、一をじーっと見た。]
(15) hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
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フランクは、不審な目で農具小屋の方を見た。
dop 2013/07/16(Tue) 11時頃
イアンは、聞き耳を立てている。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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ふぅ・・・誰かいたみたいだ。
(16) 10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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ミルフィは、目を丸くした。
hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
ミルフィは、一の手のひらをペロッと舐めた。
hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
フランクは、小屋についている小さな窓から中の様子を伺っている。
dop 2013/07/16(Tue) 11時頃
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なに?なんかいんの…?
(17) dop 2013/07/16(Tue) 11時頃
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イアンは、くすぐったそうに身をよじった。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
ミルフィは、窓に人影があるのに気付き……
hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
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はじめおにーちゃん……だいすき。
(18) hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
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ミルフィは、そちらに見せつけるように、一の唇を……
hana 2013/07/16(Tue) 11時頃
イアンは、窓に気がついていない。
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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ねずみ?猫…?そういや最近狸が多いって噂だよな…まぁ家には関係ねーけど…
(19) dop 2013/07/16(Tue) 11時頃
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女の子に攻められてばかりは嫌だな。
(20) 10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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イアンは、ミルフィに自分から唇を重ねた
10103 2013/07/16(Tue) 11時頃
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!!
はじめおにーちゃ…………、
………ん……。
(21) hana 2013/07/16(Tue) 11時半頃
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ミルフィは、一の背中に腕をまわし、震える睫毛を伏せた。
hana 2013/07/16(Tue) 11時半頃
フランクは、気のせいだったか、と窓から視線を外し、小屋の扉に背中を預け一服しはじめた。**
dop 2013/07/16(Tue) 11時半頃
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―回想・何処かの空き家―
――……、…ふわ…ぁ…
…あれ…ここ、どこ…だっけ……
…昨日、は……あれ…どう…したんだっけ……
………あれ…?
[眠たげに目を擦ると、重たい闇の中の筈なのにやけにはっきりと自分がやけに狭い場所で寝ている事に気付く。
もやが掛かったような思考のまま、特に意識しないまま辺りを探ると、するりと目前の壁が動き何処かの部屋が眼前に広がる。まるで長時間眠ったようなだるさを訴える身体を起こして、畳へと降りて振り返れば自分が押入れの中で眠っていた事を知った]
(22) やなこま 2013/07/16(Tue) 13時頃
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……漫画、みたい。
[青い猫型ロボットが脳裏に過ぎれば、状況が分からぬながらもふふっと暢気に笑みが零れた。いつもなら閉塞感を感じる喉、胸の辺りが今日はやけに大人しい事が、気持ちを晴れやかにしている一因かも知れない。
足元に違和感を覚えれば、自分が土足な事に気付き慌てて靴を脱いだ。靴も含めて、まるで今ままで外に居たような自分の格好に首を傾げながら縁側から外へ出て改めて靴を履く。白い月が何も言わずこちらを見下ろしていた。
人恋しさに梟と虫の声だけが響く道を歩けば、ほどなくして見覚えのある景色――山入、の外れだった]
……うちに、帰らないと…おかあさん……心配してる、かな…?
(23) やなこま 2013/07/16(Tue) 13時頃
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>>23ふみちゃん あなたのお家はこの兼正のお屋敷だよ?
まだ色々把握できてないのかな?
(24) さかけー 2013/07/16(Tue) 13時頃
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>>24 さな…ちゃん?
[年の離れた友人の姿が視界に入れば、チリ、と脳裏が焼ける違和感があった。もやがかかる頭が晴れる感覚と共に、強い拒絶が胸を占めた。
ああ、何も思い出したくない]
――違うよ?
だってふみのうちにはおかあさんがいるもの。
[当然のように紡がれた声は勝手に固くなり、へんなさなちゃん、と小さく笑う。無意識に浮かべた笑みは、鏡を見れば自分でもまるで作り物みたい、と思っただろう]
(25) やなこま 2013/07/16(Tue) 13時半頃
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>>25 そう・・・ 優しいあなたは家に帰らないほうが傷つかないと思ったのだけれど それなら止めないわ・・・。 自分を嫌いになんかならないでね・・・
あなたの家はここなんだから!!!
[富美を暖かい目で見送り彼女の判断に任せることにした]
(26) さかけー 2013/07/16(Tue) 13時半頃
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>>-187 ふみちゃんの心の声が聞こえた!!! わいるだなぁぁ〜〜??
(27) さかけー 2013/07/16(Tue) 13時半頃
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>>26 ……? よく…わからないけど、有難う、さなちゃん。
また遊ぼうね。
[佐奈の優しさには当然気付ける訳もなく、ただ“いつも”のように笑って小さく手を振ると、くるりと背を向ける。
あんなに怖かった兼正の屋敷が怖くなくなっている理由も、彼女が引きとめた訳も、それらを知って訪れる絶望も、理解するのはまた暫く後の話]
(28) やなこま 2013/07/16(Tue) 13時半頃
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―回想・自宅前―
[特に何も考えずとも身体は自分の帰路を覚えている。
まるで本能に従うように勝手に家までの道を歩く足取りはやけに軽く、ほんの少しだけと走ってみたが呼吸に何の支障もなく、咳一つ出ない。 禁止された事をする背徳感と不自由な身体からの開放感に胸が高鳴るのを“錯覚”しながら、気付けば自宅の前。
出迎えてくれるはずの愛犬が顔を出さない事を不思議に思って犬小屋を覗けば、隅で必死に身を小さくして震えている姿。 どうしてこんなに怯えているのだろう、と思いながらも興味を失えばあっさりとその場を離れる。
普段無用心にも鍵をかけない自宅の扉が“開かない”事に目を瞬き、母を呼ぼうと扉を叩く]
(29) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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おかあさん。
[コンコン――…]
(30) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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おかあさん…遅くなって、ごめんね…?
[コンコンコン――…]
(31) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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おかあさん……ふみ、帰ってきたよ…?
[コンコンコンコン――…]
(32) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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おかあさん…怒ってるの……? 心配かけて、ごめんね……もう、ひとりぼっちにしないから…
[コンコンコンコンコン――…]
(33) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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―――だから……『開けて』、おかあさん。
(34) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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[やがて“鍵の開ける音もしないまま”静かに開かれる扉と、目元を真っ赤にして少しやつれたように見えるしゃがんだ母の姿を視界に収めれば、嬉しそうに頬は緩む。ああ、とても―――]
……ただいま、おかあさん。
[まるで“食事の前の挨拶”のように帰宅を告げれば、母の首に両手を広げて抱き着いた。白い白い首筋が目前に迫った瞬間、ふっと脳裏に自分にとてもよく似た声が響いて。
―――ああ、とても 『 お い し そ う 』
暗転するように目の前が真っ赤になる事を不思議に思う間もなく意識は赤に溶ける。
意識が戻れば、拒絶していた『すべて』を理解し、『すべて』を思い出すだろう――]
―回想終了―
(35) やなこま 2013/07/16(Tue) 14時半頃
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統一で、2dに確白作る場合。騙りなし。 @ 3d占CO二白 2d 白占灰灰灰灰灰 ▲白 ▼灰 3d 占灰灰灰白 ▲占 ▼灰 4d 白灰灰 吊ったもののいずれかが狼4通りからライン考察。
(36) 10103 2013/07/16(Tue) 16時頃
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A 3d 占CO黒引き 2d 白占灰灰灰灰灰 ▲白 ▼灰 3d 占灰灰灰黒 ▲占 ▼黒 4d 灰灰灰 黒とのライン考察。
(37) 10103 2013/07/16(Tue) 16時頃
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B 2dで▲占(確白) 2d 占灰灰灰灰灰灰 ▲占 ▼灰 3d 灰灰灰灰灰 ▼灰 4d 灰灰灰灰or灰灰灰 パターン多いけど吊ったどちらかが狼
(38) 10103 2013/07/16(Tue) 16時頃
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騙りを出すと詰みパターンが発生する。 騙りの計算は面倒臭い。 最悪なのが3dに2CO 決め打ち必須になるが、決め打って正解だった場合は占いは噛まれる。
(39) 10103 2013/07/16(Tue) 16時頃
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―虫送りの儀式、最終日―
[昭は、美咲が富美に杭を打つ様をじっと見ていた。
佐奈に杭が打たれる様も、茜に杭が打たれる様も、見ることはなかった。 子供は、守られるもので。子供には見せられるものではないと。 大人は勝手に、自分の定規で子供を測る]
ボクらは、そんなものじゃ……ないのに。
[ぽつりと声が漏れる]
(40) nagare-s 2013/07/16(Tue) 19時頃
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[思い返すのは手に残る感触。富美の手の温もり―― ではない。
残るのはもっと生々しい、忘れようのない感触。 床に残った大量の血溜まり]
(ボクはお母さんを虫送りに……)
[いや、違う]
(――殺した)
(41) nagare-s 2013/07/16(Tue) 19時頃
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[富美を優しく守るようにして、本当は自分を守りたかったのかもしれない。 縋っていたのは昭の方なのかもしれない]
(だってこうしてボクは自分を守る為に、富美ちゃんを)
[守りたかったのは村だったのか、自分だったのか。 屍鬼を告発しなければ、昭を屍鬼と思う者に殺されてしまう。 それが怖くて焦って屍鬼を探し出して"しまった"だけではないのか。
富美さえ殺してしまえば、もう、昭の大切なものが殺されていくことはない。 それ以外の大切なものはもう、既に亡くしたから。 この苦しみで、最後。
この苦しみさえ見送ってしまえば終わる]
(42) nagare-s 2013/07/16(Tue) 19時頃
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[最後]
(43) nagare-s 2013/07/16(Tue) 19時頃
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[最後ぐらいは――目を逸らしてはいけないと、耐える。 最後にして最大の痛みに、耐える]
これで、終わったんですか……美咲さん?
[問いかける。 もう、苦しみもない代わりに。何もなかった。
その声は、その目は。
――からっぽ。]
(44) nagare-s 2013/07/16(Tue) 19時頃
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[夜の女王さながらに、髪を見事に結い上げきらびやかなドレスに身を包んだ美咲。
椅子に固定された昭に近づくと、顎をクイと人差し指で持ち上げ、中指と親指で弾力確かめるよう両頬をぷにぷにと圧して楽しむ。]
昭くんには散々脅かされたわけ。 たっぷり吸って喉の渇きを潤すことで、あの時の私を慰めたい。そう思ったけど──。
[クルリ振り向き、部屋の奥にある天蓋付きのベッドを見やる。 その中には2つの赤い輝きを持つシルエットがこちらを窺っている。]
どうしても自分が昭くんの命を吸い付くしてやりたいっていう女の子が他にも居てね─────誰だと思う?
(45) メロンゼリー 2013/07/16(Tue) 22時頃
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ブレンダは、ハリセンから身を守る姿勢。
メロンゼリー 2013/07/16(Tue) 22時頃
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[どうしてここにいるのか、今、自分はどんな状態なのか。 頭の何処かで理解できているようでいて、何も分からなかった。 美咲の様子が違っているのを訝しむ思考は、意識の奥底に沈んで。表層まで届かない]
脅かす……? ボク、が?
[怖いと感じていたのは自分だと思っていたのに、と。 ほんのり思考が湧くが。 あるいは、怖くないと伝えようとしていた気もする]
富美ちゃん……
[それは質問への返事ではなく、ただ意識の海を占める言葉が口をついただけ]
(46) nagare-s 2013/07/16(Tue) 22時頃
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――……、…
[呼ばれた声に、既に鼓動を止めた心臓が震えるような心地がした。豪奢な寝台に座る自分は酷く場違いな気がして、落ち着かずに小さく身動ぎする。
雰囲気に合わせた服も、美咲は用意してくれると言ったが、断った。 自分には合わないと思っていたし、少しでも“いつもの”自分に近付けたかった。 クラスの他の子よりいつも地味と言われた色合いの服は、もしかしたら彼も見覚えのある服かもしれない。
そろりと寝台から顔を覗かせれば、彼はどんな顔をするだろう?]
……昭、君。
[たどたどしくも紡いだ名に頬を緩ませる。 血の気を失った顔とやけに暗い瞳以外はそのままに、小さく小首を傾がせて反応を窺う]
(47) やなこま 2013/07/16(Tue) 22時半頃
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[何かを認識すること自体がとても辛いことだった。 子供の癖によく回る頭は考えれば、考えるほどに人を うことができた。 どれだけ信頼しても――愛しくても。
考えてしまえば、誰を すかも考えることができてしまう。 "正解"を探してしまう。
思考がひどく緩慢で。 >>47少女が顔を覗かせれば、ゆるりとそちらに目は向くけれど、焦点を結ばない]
……っ!
[名を呼ぶ声に、不意に胸を走る痛み――目を覚まさせる程の強烈な。
その声は苦い苦しみと、甘い切なさを齎した]
(48) nagare-s 2013/07/16(Tue) 23時頃
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富美ちゃん……っ!
[名を呼ぶ。今度は、意識を伴う声で。 昭の目はようやく、富美を見た]
(49) nagare-s 2013/07/16(Tue) 23時頃
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あ……ボク、は。 君を。
[守りたかったのに。 頭に浮かぶ言葉は過去形なのに、そこに確かに富美の姿がある。 混乱と、しかし、素早く走ってしまう思考。
富美の纏う雰囲気が変わっていることに気づいた。
思い出す。咄嗟に突き飛ばした身体。 伸ばした手が掴む包丁。 血。苦痛。空虚。]
(50) nagare-s 2013/07/16(Tue) 23時頃
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["それ"は"あれ"と同じものだと気づいてしまった。
あの時、動けてしまった自分。 けれど今は――縛られている。
そのことに怯えるべきなのか安心するべきなのかすら。 咄嗟に自分が分からなかった]
(51) nagare-s 2013/07/16(Tue) 23時頃
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|
[呟きとは違う意志宿る声音が鼓膜を震わせ、胸を震わせた。 変化し、様々な感情滲ませる表情は、あの日々は全く読めなかった彼の心情をスムーズに脳内に描かせる。 最後に彩る感情は、恐怖? それを感じ取ると、心が軋む気がした。乾いた喉が張り付いて、胸がつっかえるような圧迫感を覚える]
――………ひどい。
[自分をこんな『化け物』にしたのは彼にも原因があるのに。 身勝手にも酷く傷付けられた心地で音も無く寝台から降りるとゆっくり、ゆっくりと時間をかけて彼の元へと脚を動かす。 素足が床に触れる度ぺたり、と小さな音を響かせるのを聞かせるように。
――ああ、本当に喉が渇く]
(52) やなこま 2013/07/16(Tue) 23時半頃
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|
[がたり。 本能的に逃れようとした身体は、ただ椅子の揺れた乾いた音を鳴らすのみだった。 逃げる。誰から? 何の為に?
「ひどい」
責めたてるような声。あの時、母もあげた声。 そうまでしてどうして]
ああ……ひどいね……
[掠れた声が漏れた。 それでもまだ、正気を失い切れない状況のことか。 己のことか]
(53) nagare-s 2013/07/16(Tue) 23時半頃
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[椅子の固い音が余計に彼の恐怖を伝えてくる。 ひどいひどいひどいひどいひどいひどい――…]
[ぺたり―]
[ぺたり―]
[ぺたり―]
[ぺた……――]
[手を伸ばせば直ぐ届く距離で脚を止めた。 目の前に用意された『ごちそう』に喉の渇きが強まる。 同時に――胸の痛みも重みも、小さな身体には余るほど、強く己を苛んだ]
(54) やなこま 2013/07/17(Wed) 00時頃
|
|
……ひとごろし。
[そう呟いて、小さな彼の頭を抱き締めた。
鼓動も無く体温も無い身体、それが彼が齎したものだと知らしめようと。
短い髪の毛に触れれば、余計に胸は痛んだ]
(55) やなこま 2013/07/17(Wed) 00時頃
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|
あ…あ…うわあぁぁぁぁぁぁっ!
[すらすらと子供に似合わぬ言葉を紡ぎ続けていた口から、今出るのは何の虚飾もない声。 ただ泣き喚く、幼い子供の声。
>>55何度も触れた身体と同じ姿をしているのに、冷たい、静かな身体。 それは"生き物"ではないと分かるのに、動いているその異常さを肌で感じれば、本能的に嫌悪が走る。
――殺した。 殺した殺した殺した殺した殺した]
(56) nagare-s 2013/07/17(Wed) 00時頃
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|
[あの時の、血塗れた感触すら思い出して。 信頼を手放した瞬間の、空虚さを思い出して。
触れる冷たさも、ありありと手の上に蘇るようなぬるつきも。
富美が屍鬼だと言った言葉も。全てが。
きもちわるい]
(57) nagare-s 2013/07/17(Wed) 00時半頃
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(ああ……どうして)
[君の姿がもう一度見られて嬉しいと言えないのだろう。 あの優しさと温もりを感じることができないのだろう。 君にならいいよと言ってあげることができないのだろう――]
(58) nagare-s 2013/07/17(Wed) 00時半頃
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[いつもの大人びた理性的な姿とは違う、幼さを感じさせる声は何だか特別なもののような気がして。 それでも、以前は触れ合わなくとも近かった筈の距離が、何故だろう…今はどんなに触れていても遠くて。
ジクリと、鉛を飲み込んだような胸がまた一つ痛みを与える]
……どうして。
[意味も無く、無意識に呟いた言葉は擦れ。 全身で拒絶を示す彼が許せ無くて、衝動的にその首元に唇を寄せる。柔らかい肌の下流れる血液の味を錯覚すれば小さく喉が鳴る。
とてもおいしそう。
なのに――]
(59) やなこま 2013/07/17(Wed) 01時頃
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……、…っ…
[腕の中で冷たくなって、そのまま目を覚まさなかった母の姿を思い出して、突き刺しかけた犬歯がひたりと止まる。触れた肌、少年の滑らかな肌を破れば直ぐに乾きは癒える筈なのに、その先を想像すれば、どうしても身体が強張ってしまって。
腕の中で今自分に食べられるのを待つだけの、彼の脆さが、とても恐ろしかった]
(60) やなこま 2013/07/17(Wed) 01時頃
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[これほどまでに虚飾を取り払った姿など、決して人に晒したことなどなかった。 結局のところ、何もわからないただの子供だったのだと。"正解"など探せなかったのだと。 曝け出してしまえば、己の小ささが知れる。
きっとただ、本当はあの温かさに戻りたいだけなのだ。 でももうそれは、どこにもないのだ]
富美ちゃん……
[渇望するように出た声は、今ここにいる富美ではなく、記憶の中の富美へと向いていた]
(61) nagare-s 2013/07/17(Wed) 01時頃
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[どれだけ、求めても、あの場所に帰れない。 ただ手をつないで歩くだけでも、心があたたかくなれたのに。
もう戻れない。 それなら――もう
迫る牙に、諦観めいた面持ちで目を閉じる。 "その瞬間"の富美を見たくなかった。
しかし>>60その動きが止まり、いつまでも来ない痛みにうっすら目を開く]
(62) nagare-s 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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[ゆっくりと、肌を傷付けないように唇を離す。
――少しでも彼の血の味を知ってしまえばもう戻れない気がして。
それでも自分が失ってしまった温度を持つ彼の身体から離れ難くて小さな肩に額を乗せる。 彼が震えているなら、直に感じるその震えはまた胸を苛むのか。 いっそ逃げ出したい程に辛い筈なのに、その痛みにまだ自分は自分のままだと錯覚出来て、無意識に安堵する自分も居た]
(63) やなこま 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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……昭君も、死んじゃうの…?
[与えるはずの自分の口から出た他人事のような響きに、余計に想像は掻き立てられて、今触れてるはずの温度まで消えてしまう不安に駆られれば逃がさぬようにと抱く手に力を込める。
飢餓感は既に限界を超えていたのに、怯えだけが自分の行動を戒める]
(64) やなこま 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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どう……したの?
[戸惑いがちに声をあげて。 至近距離に迫った富美の顔は、怯えているように見えた。
ただ温もりが決定的に違うだけで、異常な儀式の中で身を寄せた富美と何ら変わりなく見えて。
それなのに同じように感じられないことが、一人で取り残されてしまった気分にさせる]
(65) nagare-s 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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[>>64問う声に、ふと。思いついたように問い返す]
富美ちゃん……君は、死んだの?
(66) nagare-s 2013/07/17(Wed) 01時半頃
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[己の名を呼ばれた>>61筈なのに、自分に向けられていない事を感覚的に悟れば、やはり彼にとっては自分はどうしようもなく『化け物』なんだと思い知らされて、涙腺が緩んで視界が滲む。
戸惑う言葉>>65には何も言えずにゆるゆると首を振って、潤む目を瞑って彼の肩へ押し付ける。 必要も無いのに、気持ちを落ち着ける為に空気を吸い込んで呼吸の真似事]
(67) やなこま 2013/07/17(Wed) 02時頃
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………わかんない…起きたら、“こう”だった。
[でも動いている、血を欲する以外、死体とほぼ変わらない身体は生きていると呼べるのだろうか? 死体、それよりももっと悪いモノとしか思えない身体。 触れ合っても冷え切ったままの体温が、どうしようもなく悲しくて押し付けた瞳から涙が一つ零れた]
…でも……死体と、変わらない…よ…
(68) やなこま 2013/07/17(Wed) 02時頃
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["死体"だと言う富美。 それなのに、すぐ近くで呼吸の音が聞こえて。肩が涙に濡れる。
冷たい。触れる身体も、流れる空気も。
お互いに泣くほど苦しいのに。身を寄せ合っているのに、寄せることができない。肌は違和感に慣れない。
応える声が、言葉が。富美の言葉で。 だから言葉だけは寄り添おうとする。一度離してしまった分まで補おうと]
(69) nagare-s 2013/07/17(Wed) 02時頃
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どうすれば。ボクは…… 君を助けることができる?
(70) nagare-s 2013/07/17(Wed) 02時頃
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[じわじわと渇きの感覚が意識を蝕もうとするのを心身が拒絶する。それでも、もうきっと限界は近くて。
だって愛おしさと比例するように、彼の血はとても魅力的に感じるから。
いつまで経っても愚図るような富美に見かねたのか、そっと肩に美咲の手が乗せられ、
「大丈夫、やり過ぎそうだったら止めてあげるから」
と、甘い毒が耳元に囁く。強制力は無いはずの声は、それでも怯えを麻痺させる]
(71) やなこま 2013/07/17(Wed) 02時半頃
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[ぐす、と小さく鼻を鳴らすと改めて細い首筋に唇を寄せる]
……助け…なくても、いい……許さなくても、いい。 …だから…――
[気遣おうとする言葉>>70の優しさにまたじわりと涙が浮かぶのを抑えられぬまま、剥き出しの肌に吐息じみた言葉を落とし、吸い過ぎないように小さく、口付けるように歯を立てる。 溢れる血を舌で掬い取り、夢中になる前に唇を離すと願うように、言葉を紡ぐ]
(72) やなこま 2013/07/17(Wed) 02時半頃
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……ふみのこと…おいていかない、で。
(73) やなこま 2013/07/17(Wed) 02時半頃
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[ずっとずっと言いたかった言葉を落とせば、重かった胸がふっと、軽くなるような気がした―――]
(74) やなこま 2013/07/17(Wed) 02時半頃
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……っ……く……。
[一度諦めようとした癖に、>>72歯が肌に触れれば身体の芯からぞわりと恐怖と悪寒が這い上がって。 震えと悲鳴を抑えようとするように唇を噛みしめた。 それでも歯が肌を突き破れば、耐え切れず苦鳴が漏れる]
(75) nagare-s 2013/07/17(Wed) 02時半頃
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[苦しげに一つ、息を吐いて。 震えようとする声を、どうにか押さえ込むように。 ちゃんと聞こえる言葉にしようと一音一音。確かめるように]
――そ ば に い る よ 。
[富美を告発した言葉の重さと釣り合うかはわからない。 けれどそう、応えた]
(76) nagare-s 2013/07/17(Wed) 03時頃
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(ああ……ボクはもう。 大人になることはないんだね……)
[苦しさに胸が詰まるのに、少しだけ、その切なさが甘い。 暖かいあの場所をずっと閉じ込めて。 ずっと閉じ込められていくのだろう**]
(77) nagare-s 2013/07/17(Wed) 03時頃
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昭くん、富美ちゃん。 あなたたちの未来を奪ってしまってごめんなさい。
共に永遠の現在を生きましょうね。
ルールは簡単。 毎日、食事をするだけよ!
(78) メロンゼリー 2013/07/17(Wed) 07時頃
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